JPH03113014A - 感光性複合繊維 - Google Patents

感光性複合繊維

Info

Publication number
JPH03113014A
JPH03113014A JP25145989A JP25145989A JPH03113014A JP H03113014 A JPH03113014 A JP H03113014A JP 25145989 A JP25145989 A JP 25145989A JP 25145989 A JP25145989 A JP 25145989A JP H03113014 A JPH03113014 A JP H03113014A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
thermoplastic polymer
group
fiber
photosensitive
polymer
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP25145989A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2777224B2 (ja
Inventor
Kenji Hiramatsu
憲二 平松
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kuraray Co Ltd
Original Assignee
Kuraray Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kuraray Co Ltd filed Critical Kuraray Co Ltd
Priority to JP1251459A priority Critical patent/JP2777224B2/ja
Publication of JPH03113014A publication Critical patent/JPH03113014A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2777224B2 publication Critical patent/JP2777224B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Artificial Filaments (AREA)
  • Multicomponent Fibers (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 不発明は洗濯耐久性及び色彩変化に優れた可逆的光応答
性複合繊維に関するものである。
(従来の技術) 紫外線等の光の照射によシ発色又は消色する可逆的光応
答性材料を表面に付着させた可逆的光応答性繊維は公知
であるl開昭60−21975号公報)。しかし、この
繊維は洗濯耐久性に乏しく、効果が長期間に亘り待伏し
ないという欠点を有していた。
また、繊維内部に可逆的光応答性材料を分散せしめる技
術については、可逆的光応答性材料としてチオニンボリ
マーをPVA繊維紡糸浴に導入して乾式紡糸、熱処理を
施し青色繊維が得られることが知られている〔繊維と工
業、Vol 31 、A 3(1975)、88頁〜9
2頁〕oしかしながら、該繊維でもまだ洗濯耐久性は十
分とはいえないものであった。また、かかる繊維は日光
程度の強さの光照射により夏季のような比較的温湿度の
高い状態でなければ可逆的脱色を生じにくく、夏季。
脱色に要する時間も日光照射時で数分程度であり、回復
には数時間もかかるという応答性の悪いものであった。
(発明が解決しようとする課題) 本発明の目的は、上記した従来の可逆的光応答性繊維の
欠点を改善し、極めて優れた洗濯耐久性を有する色彩変
化の良好な繊維を提供することである。
(課1題を解決する之めの手段) 即ち1本発明は、可逆的光応答性材料を0.1〜20重
f%含有する融点250℃以下の熱可塑性重合体(A)
と該材料を実質的に含有しない熱可塑性重合体(B)と
から構成される複合繊維であり、該熱可塑性重合体(B
)が蝋維外周面の60%以上を占め、かつ繊維全体の2
0〜95重量%を占めることを特徴とする複合繊維であ
る。
本発明の繊維においては、熱可塑性重合体(B)(以下
、単に重合体(B)と称することもある)が、熱可塑性
重合体CA)C以下、単に重合体(5)と称することも
ある)を保護するように複合されているので、従来のも
のに比して極めて良好な洗濯耐久性を有するのみならず
、意外なことに、重合体(B)で相当量覆われているに
も拘らず、発色・消色による色彩変化が損われることも
ないものである。
本発明で使用される可逆的光応答性材料は、所謂ホトク
ロミズムを有する材料であり、紡糸時に溶融ポリマー中
に分散されるため、250℃程度の温度でも分解等を生
じないものが望ましい。
該材料の種類は所望の色彩変化を与えるようなものを少
なくとも1種以上使用することができ、例えば、下記−
数式〔D〜ClIDで示されるようなスピロナフトオキ
サジン誘導体やフルギド系化合物等を使用することがで
きる。
(式中、AI、A2、A6、A7及びA8は各々水素。
C1〜5のアルキル基、アルコキシ基、ハロケン基、ニ
トロ基、シアン基、ヒドロキシ基、(メタ)アクリロキ
シ基、C1〜5のハロゲン化アルキル基、アルコキシ力
ルホニル基、アミノ基、スルホニル基。
アルキルスルホニル基から選ばれる。A3、A4は各々
水素、01〜5のアルキル基、フェニル基、モ/−また
はジー置換フェニル基、ベンジル基かうする群から選ば
れるか、あるいは結合して6〜8個の炭素原子(スピロ
炭素原子を含む)を含む脂環式環、ノルボニル基、アダ
マンチル基からなる群から選ばれる。A5はCl−6の
アルキル基、 C7〜2oの置換または置換のないアラ
ルキル基からなる群から選ばれる。)これらの化合物は
例えば、特開昭60−53568号公報−IP%開昭6
1−233079号公報に記載されている製法に従って
得ることが可能である。
(式中、Xは酸素、窒素、硫黄、置換基を有する窒素、
置換基を有する硫黄からなる群より選ばれる。Bl、B
2およびB3は各々水素、C1〜5のアルキル基、フェ
ニル基、アルコキシ基、ハロゲン基。
ニトロ基、シアノ基、ヒドロキシ基、(メタ〕アクリロ
キシ基、C1〜5のハロゲン化アルキル基、アルコキシ
カルボニル基、アミン基、スルホニル基、アルキルスル
ホニル基からなる群から選ばれる。
B4. Bsは各々水素、C1〜5のアルキル基、フェ
ニル基、モノ−またはジー置換フェニル基、ベンシル基
からなる群から選ばれるか、あるいは結合して6〜8個
の炭素原子(スピロ炭素原子を含む)を含ひ脂環式環、
ノルボニル基、アダマンチル基からなる群から選ばれる
。)これらの化合物は5例えば、ジャーナルオブケミカ
ルソサエテイ、パーキン トランスアクションI (J
ournal of ChemicalSociety
、 Perkin Trans託on I ) 、 1
981年第202頁〜第205頁に記載されている製法
に従って得ることが可能である。
更に具体的には、例えば、以下のCI−D〜[:I−3
:]のようなスピロオキサジン化合物を使用して、紫外
線照射によって白色←青色を可逆的に変化するものを指
向したり、  [:ll−1〕〜〔ロー3〕のような°
フルギド化合物を使用して白色糸から赤色系f青色系の
発色を指向することもできる。
Me (式中、 Meはメチル基、Phはフェニル基を示す。
) 本発明において使用される可逆的光応答性材料は上記に
例示した化合物を単独で、又は所望により2種以上混合
して用いてもよい。更に例示し穴孔合物は、ごく代表的
なものであって、これら以外の可逆的光応答性材料も適
用可能である。しかしながら、可逆的光応答性材料のな
かには反復使用による回復性、発色性等の良好でないも
のも多く、繰り返しの使用に耐えるように特に留意する
場合は、前記したフルギド化合物が好ましく使用される
これらの可逆的光応答性材料は、融点250℃以下の熱
可塑性重合体(A)に0.1〜20重量%の割合で含有
させる必要がある。含有量が少な′いと好ましい発色性
、濃度が得られに<〈、一方、20重量%を超えても、
発色・消色性の向上は認められず、重合体体)の流動性
に悪影響が生じ紡糸性、特にバック内フィルター詰シが
頻発するので好ましくない。好ましくは0.5〜5重量
%の含有量であることが望まれる。
熱可塑性重合体(8)は、融点が250℃程度より高く
なると、可逆的光応答性材料が熱分解を起こしたり1発
色・消色性が低下するので、溶融した重合体への混入は
困難となる。
従って本発明の熱可塑性重合体(A)として用いること
ができる樹脂としては、高密度ポリエチレン(HDPE
)・中密度ポリエチレン(LLDPE)・低密度ポリエ
チレン(LDPE)・ポリプロピレン等を主成分とする
ポリオレフィン及び変性ポリエチレン、変性ポリプロピ
レン及びナイロン12・ナイロン1トナイロン6・ナイ
ロンエラストマー等を主成分とするポリアミド、ポリブ
チレンテレフタレート、ポリへキサメチレンテレフタレ
ート等を主成分とするポリエステル等融点が250℃以
下の重合体が挙げられる0 また、可逆的光応答性材料を熱から保護するために、従
来公知の方法で、例えばアクリル樹脂によるマイクロカ
プセル化を行ない、このマイクロカプセルを溶融ポリマ
ーと混合してもよい。しかしながら、特に耐熱性に優れ
た可逆的光応答性材料であれば、マイクロカプセル化の
必要はなく。
該材料を微粉末化したものを、重合体の製造完了迄に直
接添加してもよいし、紡糸迄の任意の段階で重合体に混
合することもできる。
本発明においては、上記の可逆的光応答性材料を含有す
る熱可塑性重合体(5)は、実質的に該材料を含有して
いない熱可塑性重合体(B)と複合されており、該熱可
塑性重合体(B)が繊維外周面の60%以上を覆ってお
り、かつ繊維全体の20〜95重量%を占めていなけれ
ばならない。該(B)が繊維外周面を60%未満しか覆
っていないような場合は、可逆的光応答性材料を含む熱
可塑性重合体(A)が繊維表面に多く露出することにな
り、本発明の目的のひとつである優れた洗濯耐久性を達
成することができない。
また、熱可塑性重合体(B)i−1、繊維全体の20重
量%以上含まれていなければならないが、これよシも少
ないと、繊維が、長時間使用している過程で受ける過酷
な曲げ、引張り、摩耗等の繰返しおよび洗濯、すすぎ等
の繰返しから熱可塑性重合体(8)を十分に保護できな
い。また、可逆的光応答性材料を含有された熱可塑性重
合体(A)は曳糸性等が低下しているので、良好な紡糸
性、延伸性、繊維物性を確保するためにも、熱可塑性重
合体(B)が。
20重量%以上含まれていることが重要である。
一方、熱可塑性重合体(B)が95重量%を超えると、
所望の発色・消色性能を出しに〈〈なったり、紡糸性も
低下する場合がある。従って好ましくは、繊維全体の2
5〜90重量%が熱可塑性重合体(B)で占められてい
ることが望ましい。
本発明では、可逆的光応答性材料を含有する熱可塑性重
合体図が他の熱可塑性重合体(B)で大部分カバーされ
るので可逆的光応答性材料の発色・消色性を発揮させる
上から一見好ましくない様に考えられたが、意外なこと
にそのような問題は全く生じなかった。
熱可塑性重合体(5)と熱可塑性重合体(B)の具体的
な複合形態は任意であるが、例えば第1図〜第6図のよ
うなものが挙げられる。
熱可塑性重合体(B)のポリマーは、繊維形成性良好な
ポリマーであれば基本的にどれでもよい。しかしながら
、可逆的光応答性材料の耐熱性を考慮すれば融点は25
0℃以下が好ましいが、250℃以上でもパック内の構
造を工夫すれば繊維化は可能である。
更に熱可塑性重合体(B)は繊維化の際の良好な工程性
を維持するための重要な役割を担っているため、曳糸性
の劣るポリマーは基本的には本発明の目的には不適切で
ある。好ましくは、ポリエチレンテレフタレート又はポ
リブチレンテレフタレート、ポリへキサメチレンテレフ
タレートを主成分とするポリエステルヤ、ナイロン6又
はナイロン66又はナイロン12又はメタキシレンジア
ミンを主成分とするポリアミド等が使用される。また。
これらに少量の添加剤、螢光増白剤、安定剤等を含んで
いても艮い。
繊維化の手段としては、1500 m7分以下の速度で
通常の紡糸をし、その後延伸熱処理を行なう方式で製造
しても艮いし、高速紡糸法でも良く、任意の製糸方法が
採用される。
不発明の複合繊維はフィラメントあるいは短繊維として
、これらから種々の撚糸、加工糸、紡績糸を作成したり
、更にはそれらから構成される織編物、不織布等の多く
の繊維製品に適用できる。
これらの繊維製品としては、例えばぬいぐるみ。
人形の服、人形の毛髪、クリスマスツリーの綿。
セーター カーデイガン、ペスト、スポーツシャツ、ポ
ロシャツ、ワイシャツ、Tシャツ、ブラウス、スーツ、
ブレザー ジャケット、スラックス。
スカート、シャーシ、ジャンパー、トレーニングウェア
、子供服、ベビー服、学生服1作業服、コート、レイン
コート、ガウン、パジャマ、バスローブ、肌着、水着、
スキー9エア及びそれらの生地、和服、帯及びそれらの
生地、靴下1手袋、スカーフ、ショール、マフラー 帽
子、 耳sて、スリッパ、ネクタイ、ベール、足袋、ワ
ッペン、ハンドバッグ、かばん、袋物、風呂敷、タオル
、ハンカチ、手拭、毛布、シーツ、膝掛け、布団、布団
カバー、カーペット、椅子張り地、シュウタン、クツシ
ョン、モケット、こたつ上掛け、こたつ下敷き、シート
、壁装用生地、造花、刺繍、レース。
リボン、カーテン、クロス、のれん、ラグマット。
ロープ、帆布、テント、寒冷紗、ホース、幌、登山靴、
運搬用袋、リュックサック、救命ボート、包装用布、パ
ラシュート、ベルト、網”、つけひげ、つケマつケ、か
つら、ヘアーピース、ボール、カーテン、保温材、ナプ
キン、ランプシェード、間仕切りスクリーン、紐等への
展開が可能である。
以下に実施例によって本発明を詳述する。尚実施例で行
なった洗濯試験とは次のとおりのものである0 (洗濯試験法) JIS  LO217−103法によって実施。液温4
0℃の水11に2Fの割合で衣料用合成洗剤を添加溶解
し、洗濯液とする。この洗濯液に浴比が1対30になる
ように試料及び必要に応じて負荷布を投入して運転を開
始する。5分間処理した後。
運転を止め、試料及び負荷布を脱水機で脱水し、次に洗
濯液を常温の新しい水に替えて同一の浴比で2分間すす
ぎ洗いをした後脱水し、再び2分間すすぎ洗いを行ない
風乾させた。
実施例1 1、3.3−トリメチル−5−クロロジメチルスピロ〔
インドリノ−2,3’−C3H)−ナフト〔2,1−b
)(L4)−オキサジン〕をポリメチルメタアクリレー
ト(PMMA)樹脂によるマイクロカプセル化しく粒子
径4〜15μm)、このマイクロカプセル5部を融点1
40℃の高密度ポリエチレン(HDPE)のチップ95
部と160℃にて溶融混合し、フィルターで粗大粒子を
除き、チップ化しfc(チップ(A))。
次いでこのチップ(5)とポリブチレンチレフタレ−)
 (B)とを別々のエクストルーダーで溶融し、複合紡
糸装置を用いて(A)が芯部、(B)が鞘部を形成する
(断面図第1図)ように芯鞘複合繊維(複合比は重量で
50: 50)を250℃で6孔の吐出孔より紡出し、
紡速800 m7分で捲きとり225デニール/6フイ
ラメントの紡糸原糸を得た。
次いでこの紡糸原糸を通常の延伸機で延伸倍率2.5倍
で延伸し、90デニール/6フイラメントの延伸糸を得
た。さらにこの延伸糸を75d/24フイラメントのレ
ギュラーポリエステル糸トエアー圧4に9/crAでイ
ンターレースし、165デニル/30フイラメントの熱
変色混繊糸を得た。これを織機でタテヨコ使いで平織物
に製織した。この平織物は通常室内(直射目元の入らな
い室)で白色、直射日光下で青色を呈し、暗所に移動さ
せると、すみやかに白色に回復し、変色性、発色性に優
れたものであった。
また、この性能は、JIS  LO217−103法に
従って実施した洗濯試験50回繰り返し後においても維
持され、優れた洗濯耐久性を有するものであった。
実施例2・3 実施例2は鞘部をナイロン−6にし、実施例3は鞘部を
ポリへキサメチレンテレフタレートにした以外は実施例
1と同様に実施した。但し実施例3の紡糸温度は200
℃で実施した0 いずれも優れた洗濯耐久性を有し、色回復性に優れた感
光性布帛が得られた。
実施例4・5 実施例4は実施例1と同じ可逆的光応答性材料5部を融
点165℃のポリプロピレンのチップ95部と190℃
で溶融混合してチップとした。次いで、このポリマーが
芯部、ポリへキサメチレンテレフタレートが鞘部を形成
するように芯鞘型複合繊維t−200℃で8孔の吐出孔
より紡出した以外は実施例1と同様に実施した。
実施例5は実施例1と同じ可逆的光応答性材料2部を融
点149℃のポリへキサメチレンテレフタレートのチッ
プ98部と170℃で溶融混合してチップを得、このポ
リマー芯部とする以外は実施例4と同様に実施した0 いずれも優れた洗濯耐久性を有し1色回復性にも優れた
感光性布帛が得られた。
実施例6 l−(2,4,6−ドリメチルベンジルンー3.3−ジ
メチルスピロ〔インドリノ−2,3’−(3H)−ナフ
ト(2,1−b)(1,4)オキサジン〕の白色結晶を
微粉末化(粒子径2μm) L、この粉末10部とポリ
ブチレンテレフタレート90部とからなるチップを作成
した。次いで該チップとナイロン6チップとを別々のエ
クストルーダーで溶融し複合紡糸装置を用いて、複合比
50:50で前者が芯成分となるような芯鞘型複合繊維
を製造した。
得られた複合繊維を用いて実施例1と同様にして感光性
布帛を作成したが、この織布は日光の照射によって青色
を呈し、暗所に移動すると、すみやかに白色に戻った。
また、洗濯耐久性も良好であった。
実施例7 下記構造式(a)で示されるフルギド化合物をマイクロ
カプセル化することなく微粉末で可逆的光応答性材料と
して用いること以外は実施例1と同様にして感光性布帛
を作成した。
(E)−α−(2,5−ジメチル−3−フリルエチリデ
ン)(イソプロピリデン)コハク酸無水物この織布は日
光の照射により淡黄色から赤色に変化し、暗所に移動す
ると、すみヤかに淡黄色に戻った。また、洗濯耐久性に
ついても良好な結果が得られた。
比較例1 芯成分及び鞘成分の配置を逆転すること以外は実施例1
と同様にして感光性布帛を製造したが、該布帛は洗濯耐
久性が不良で発色性に劣るものであった。
比較例2 芯成分及び鞘成分の複合比を芯:鞘=83:17にする
こと以外は実施例1と同様にして複合繊維を製造したが
、繊維化工程で断糸等のトラブルが目立ち生産性が低い
ものであった。
(発明の効果) 不発明は、可逆的光応答性材料を所定量含有した熱可塑
性重合体と繊維形成性熱可望性重合体とを、実質上前者
が芯部、後者が鞘部となるように複合繊維とすることに
よって、従来では達成されなかった優れた変色性、発色
性及び洗濯耐久性を有した感光性複合繊維を製造するこ
とができたものである。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第6図は不発明の感光性複合繊維の横断面の例
を示すモデル図である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)可逆的光応答性材料を0.1〜20重量%含有す
    る融点250℃以下の熱可塑性重合体(A)と該材料を
    実質的に含有しない熱可塑性重合体(B)とから構成さ
    れる複合繊維であり、該熱可塑性重合体(B)が繊維外
    周面の60%以上を覆つており、かつ繊維全体の20〜
    95重量%を占めることを特徴とする複合繊維。
JP1251459A 1989-09-26 1989-09-26 感光性複合繊維 Expired - Fee Related JP2777224B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1251459A JP2777224B2 (ja) 1989-09-26 1989-09-26 感光性複合繊維

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1251459A JP2777224B2 (ja) 1989-09-26 1989-09-26 感光性複合繊維

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH03113014A true JPH03113014A (ja) 1991-05-14
JP2777224B2 JP2777224B2 (ja) 1998-07-16

Family

ID=17223137

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1251459A Expired - Fee Related JP2777224B2 (ja) 1989-09-26 1989-09-26 感光性複合繊維

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2777224B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB2315499A (en) * 1996-07-23 1998-02-04 Scapa Group Plc Industrial textile including photochromic material
WO2019104753A1 (zh) * 2017-11-30 2019-06-06 天津孚信阳光科技有限公司 光致变色复合纤维

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4969915A (ja) * 1972-11-09 1974-07-06
JPS6021975A (ja) * 1983-07-16 1985-02-04 出井 惣一 フオトクロミツク繊維の製造方法
JPS6392720A (ja) * 1986-10-03 1988-04-23 Nobuhide Maeda 遠赤外線放射性芯鞘型複合繊維

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4969915A (ja) * 1972-11-09 1974-07-06
JPS6021975A (ja) * 1983-07-16 1985-02-04 出井 惣一 フオトクロミツク繊維の製造方法
JPS6392720A (ja) * 1986-10-03 1988-04-23 Nobuhide Maeda 遠赤外線放射性芯鞘型複合繊維

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB2315499A (en) * 1996-07-23 1998-02-04 Scapa Group Plc Industrial textile including photochromic material
WO2019104753A1 (zh) * 2017-11-30 2019-06-06 天津孚信阳光科技有限公司 光致变色复合纤维

Also Published As

Publication number Publication date
JP2777224B2 (ja) 1998-07-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2824130B2 (ja) 感温変色性複合繊維
CN102597344B (zh) 纤维和纤维结构体
US6444313B1 (en) Thermochromic acrylic synthetic fiber, its processed article, and process for producing thermochromic acrylic synthetic fiber
KR920009264B1 (ko) 열변색성 섬유물질
TWI433980B (zh) 可染色聚烯烴纖維及其製品
KR101235118B1 (ko) 올레핀사 및 이를 이용한 직물
JP2004011032A (ja) 温度コントロール繊維、および温度コントロール布部材
JPWO2014196566A1 (ja) ポリアミド織物およびそれを用いたダウン製品
JP2911621B2 (ja) 感温変色性複合繊維
JPH03113014A (ja) 感光性複合繊維
JP2911622B2 (ja) 感温変色性複合繊維およびその製造方法
JP2012087427A (ja) 紡績糸および布帛および繊維製品
JP5378658B2 (ja) 熱可塑性合成繊維
JP4955463B2 (ja) 複合繊維
JP3802320B2 (ja) 紫外線遮蔽性に優れたフォトクロミック布帛類
EP1221500A1 (en) Thermochromic acrylic synthetic fiber, its processed article, and process for producing thermochromic acrylic synthetic fiber
JPH0637746B2 (ja) 熱変色性布
JP2942315B2 (ja) 熱変色性ポリビニルアルコール系繊維及びその製造方法
JP2952892B2 (ja) 熱バインダー繊維
CN111379046A (zh) 一种高色牢度防染料致敏致癌的复合纤维及其制备方法
CN107475811A (zh) 一种多功能涤纶纤维、其制备方法和应用
JPS62177254A (ja) 感熱可逆変色性スリツトを含む編織物
JP2008297683A (ja) 複合繊維
JPH0357993B2 (ja)
JPH08170218A (ja) 蓄熱・保温繊維

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees