JPS60219709A - レ−ザトリミング装置 - Google Patents

レ−ザトリミング装置

Info

Publication number
JPS60219709A
JPS60219709A JP59076244A JP7624484A JPS60219709A JP S60219709 A JPS60219709 A JP S60219709A JP 59076244 A JP59076244 A JP 59076244A JP 7624484 A JP7624484 A JP 7624484A JP S60219709 A JPS60219709 A JP S60219709A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
resistance value
resistor
laser
circuit
final
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP59076244A
Other languages
English (en)
Inventor
金子 恒雄
雅雄 瀬川
笠井 則男
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP59076244A priority Critical patent/JPS60219709A/ja
Publication of JPS60219709A publication Critical patent/JPS60219709A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Apparatuses And Processes For Manufacturing Resistors (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の技術分野〕 この発明は、レーザトリミング装置に係り、特に膜抵抗
体の製造に際してその絶縁基体上に形成された抵抗体の
抵抗値を調整し得るようにしたものに関する。
〔発明の技術的背景とその問題点〕
周知のように、近時では、電子機器等の小形軽量化を図
るために、混成集積回路が多く使用されるようになって
きている。この混成集積回路は、一般に、絶縁基板に導
体材料及び抵抗材料を印刷してなる厚膜基板に、リード
線のないチップタイプの受動素子や能動素子を半田付け
して構成されるものである。
第1図は、このような厚膜基板の従来の製造方法を説明
するためのものである。すなわち、第1図(a)に示す
ような例えばアルミナ等のセラミック材料で形成された
絶縁基板J1に、第1図(b)に示すように、一対の配
線導体層12゜13を形成する。この配線導体層iz、
isは、例えば銀−/ぞラゾウt−(Ag/Pd)粉末
を含む導体イーストを、スクリーン印刷法を用いて印刷
・焼成させることにより形成されるものである。
そして、第1図(e)に示すように、上記一対の配線導
体層12.13間に、例えば酸化ルテニウム(RuO2
)粉末及びガラスフリットを含む抵抗バースト(例えば
変性ニトリルゴム)を、スクリーン印刷法を用いて印刷
・焼成させることにより、抵抗体14を形成する。その
後、第1図(d)に示すように、上記配線導体層12.
13と、抵抗体14との重なり合う部分にYAGレーザ
を照射し、抵抗体14を炭化させて、配線導体層12,
13と抵抗体14とを導通させる接続部15.16を形
成する。
この場合、抵抗体14としては、最終的に所望の抵抗値
(以下最終抵抗値という)を得るために、適切なシート
抵抗値を有するペーストが用いられ、形成後の抵抗値(
以下初期抵抗値という)が上記最終抵抗値以下になるよ
うに、その幅(W)及び長さくL)があらかじめ設計さ
れて形成されるものである。そして、その後、第1図(
、)に示すように、抵抗体14の成分であるガラスフリ
、トと導体粒子つまり上記酸化ルテニウム(RuO2)
粉末とを飛散させ得る高出力のレーザ光をパルス状に抵
抗体14の側部から内方に照射して幅(W′)だけ裁断
する、いわゆるトリば/グ工程を施し、抵抗体14の幅
(W) ’に減少させ抵抗値を増加させて、上記最終抵
抗値を得るようにしている。
なお、第2図は、抵抗体14の幅(W)に対する裁断量
(W′〕の割合(W/β〔チ〕)と抵抗値の変化率(P
(、%〕ンとの関係を示しているもので、抵抗体14の
幅(W)が減少する程、抵抗値が増加することがわかる
ものである。
第3図は上記トリミング工程を行なうための従来のレー
ザトリミング装置を示すもので、以下、第4図に示すフ
ローチャートに基づいて簡単に説明すると、まず、キー
ゲートノアを操作して演算処理回路18を駆動させスタ
ートさせる(ステップ(Sa))。すると、抵抗体ノ4
の抵抗値がプローブ19とプリツノ回路20とでき↑測
され(ステップ(Sb)) 、判定回路2ノによりあら
かじめ設定された最終抵抗値よジも低いか否かが判定さ
れて(ステップC3Q)) 、その判定結果(ステップ
(Sd))が演算処理回路ノ8に供給される。そして、
計測値が最終抵抗値よりも低い(yEs )場合、演算
処理回路18はレーデ光源部22のQスイッチ23を発
振動作させる。
このレーデ光源部22は、上記Qスイッチ23の外に、
ポンピングランプz (、YAGロヴドz s 、 ア
バ−チャz 6Etヒ’az 7 、 z g等カラ構
成されているものである。
すると、設定回路29にあらかじめ設定されている電流
がポンピングランデ24に流れ、YAGロッド25から
レーデビームが発生される(ステップ(Se))。そし
て、このレーザビームが、X位置制御機構30及びY位
置制御機構3ノによってX−Y方向に位置制御されて対
物レンズ32で抵抗体14上に集光され、ここにレーザ
カッティングが行なわれるものである。
なお、上記X位置制御機構30及びY位置制御機構3J
ll−i、上記演算処理回路18の出力が供給される制
御回路33からの出力信号で制御されるX−Y駆動回路
34によってコントロールされ、レーザビームをX−Y
方向に移動させ得るものである。
このようにして、レーザカッティングされた抵抗体14
は、再びプローグ19とプリツノ回路20とによって抵
抗値計測され、判定回路z1で最終抵抗値に到達したか
否かが判定される(ステップ(Sf))。そして、最終
抵抗値に到達していない場合(NO)には、演算処理回
路18は再びステップ(sb)の処理を行なうようにな
り、最終抵抗値に到達した場合(YES)には、演算処
理回路18はレーデ光源部22のQスイッチ230発振
動作を停止させ、レーデビームの発生が停止され、ここ
にレーデカッティングが終了されるものである(ステッ
プ(Sg))。
一方、上記ステップ(Sd)で、計測値が最終抵抗値よ
ジも高い(No)場合には、簡単に抵抗値を減少させる
手段がないため、その厚膜基板に不良品の表示を行ない
(ステップ(Sh)) 、不良品として処理するように
しているものである。
このため、極めて歩留りが悪く量産性に欠けるという問
題を有している。そこで、上述したトリミング工程V′
Cよる抵抗値の増加を見込んで最終抵抗値以下の抵抗値
となるように抵抗体I4の@(W)や長さくりを設計す
る必要があるが、スクリーン製版条件や印刷条件の違い
によ!7膜厚が増減することによジ、最終抵抗値に対し
て初期抵抗値が低下しすぎることも多々あるものである
そして、初期抵抗値が最終抵抗値よりも低下しすぎた場
合、必然的に上記トリミング工程による裁断t(W’)
を大きくする必要が生じるが、この裁断量(W′)を大
きくしすぎると、抵抗体4の電気的特性が劣下し、信号
にドリフト現象が生じたり、ノイズが混入され易くなる
という問題も生じる。
このため、従来では厚膜基板を量産する場合に、量産前
に一旦抵抗体を試し焼きして抵抗値を確認し、これに基
づいて抵抗体の形状、スクリーン製版条件、印刷条件の
変更や、異種の抵抗ペーストをブレンドする等して、初
期抵抗値を修正するようにする必要がらり、作業工数が
多く製造が極めて困[tKなるものである。
〔発明の目的〕
この発明は上記事情を考慮してなされたもので、抵抗体
の抵抗値を容易に増減させて最終抵抗値を有する抵抗体
を形成することができ、量産化を効果的に促進させ得る
極めて良好なレーデトリミング装置を提供することを目
的とする。
〔発明の概要〕
すなわち、この発明に係るレーザトリミング装置は、絶
縁基体上に形成された抵抗体の抵抗値を計測する計測手
段と、この計測手段で得られた抵抗値が所定の抵抗値よ
りも高い状態で前記抵抗体に該抵抗体中の導電粒子及び
ガラス成分を飛散させない程度の低出力のレーデ九を照
射して前記抵抗体の抵抗値を減少させる第1の手段と、
前記計測手段で得られた抵抗値が所定の抵抗値よりも低
い状態で前記抵抗体に該抵抗体中の導電粒子及びガラス
成分を飛散させ得る程度の高出力のレーデ尤を照射して
前記抵抗体の抵抗値を増大させる第2の手段とを具備す
ることにより、抵抗体の抵抗値を容易に増減させて最終
抵抗値を有する抵抗体を形成することができ、量産化を
効果的に促進させ得るようにしたものである。
〔発明の実施例〕
以下、この発明の一実施例を説明するに先立ち、この発
明の原理について簡単に説明する。
すなわち、第5図(、)に示すような例えばアルミナ等
のセラミック材料で形成された絶縁基板35に、第5図
(b)に示すように、一対の配線導体層36.37を形
成する。この配線導体層36.37は、例えは銀−・!
ラジウム(Ag/Pd)粉末を含む導体イーストを、ス
クリーン印刷法奢用いて印刷し、ピーク温度850〔℃
〕のもとて10分間焼成することによジ形成されるもの
である・ そして、第5図(C)に示すように、上記一対の配線導
体層36 、37間に、例えば酸化ルテニウムrRuo
、)粉末及びガラスフリットを含む抵抗ペースト(例え
ば変性ニトリルゴム)を、スクリーン印刷法を用いて印
刷し、ピーク温度850〔℃〕のもとて10分間焼成す
ることにより、抵抗体38を形成する。その後、第5図
(d)に示すように、上記配線導体層36 、 、? 
7と、抵抗体38との重なり合う部分にYAGレーザを
照射し、抵抗体38を炭化させて、配線導体層36゜3
7と抵抗体38とを導通させる接続部39゜4Qを形成
する。
ここで、第5図(、)にハヴチングで示すように、上記
抵抗体38に対して、そのガラス成分と導体粒子つ″!
ジ酸化ルテニウム(RuO□)粒子とを飛散させない程
度の低出力のYAGレーザを、配線導体層36.37間
を往復させるように照射していくと、レーザ照射回数に
応じて抵抗体38の抵抗値(初期抵抗値)を減少させる
ことができるものである。この理由は、絶縁基板35上
に一旦焼結された抵抗体38に、上記のような低出力の
YAGレーザを照射すると、導体粒子である酸化ルテニ
ウム(RuO2)粒子とガラス成分とが分離し、導体粒
子同志が互いに集結して、抵抗体38の導体化が促進さ
れるようになるからである。この場合、YAGレーザと
しては、例えば出力15(:A)、照射スピード30〔
關/度〕の条件で抵抗体38の表面に照射したときが、
実験的に良好な結果を得ることができた。
ここにおいて、第6図乃至第8図はそれぞれ実験的に得
られた、YAGレーザの照射回数(財)と抵抗値(R)
との関係を示すものである。すなわち、第6図は、シー
ト抵抗値100[Ω〕の抵抗体にYAGレーザを照射し
た場合を示すもので、レーデ照射前に120〔Ω〕であ
った抵抗値が照射回数(財)に応じて減少し、5回照射
後には20〔Ω〕にまで低下した。また、第7図は、シ
ート抵抗値10〔kΩ〕の抵抗体にYAGレーザを照射
した場合を示すもので、レーデ照射前に11[kQ]で
あった抵抗値が、5回照射後には3.5(kΩ)Kまで
低下した。さらに、第8図は、シート抵抗値l 00 
(1cQ :)の抵抗体について示すもので、YAGレ
ーザ4回照射後には35〔kΩ〕にまで抵抗値が低下し
た。
そして、上記のようなYAGレーザ照射による抵抗体1
4の抵抗値の減少特性は、YAGレーザの照射出力や照
射スピード等を変えることにより、適宜変化させること
ができ、高範囲に嫂りて抵抗体38の抵抗値を減少させ
ることができるものである。また、抵抗体38の膜厚に
かかわらず、抵抗値を減少させ得るものでおる。
以下、上記のような原理に基づく、この発明の一実施例
について図面を参照して詳細に説明する。すなわち、第
9図及び第10図はこの実施例で説明するレーデトリミ
ング装置とその動作のフローチャートを示すものである
。まず、キーゲート41を操作して演算処理回路42を
駆動させスタートさせる(ステップ(S+))。すると
、抵抗体38の抵抗値がプローブ43とプリツノ回路4
4とで計測され(ステップ(Sc))、判定回路45に
よりhらかしめ設定された最終抵抗値よりも低いか否か
が判定されて(ステップ(BS))、その判定結果が演
算処理回路イ2に供給される。そして、計測値が最終抵
抗値よりも低い(YES)場合、演算処理回路42はレ
ーデ光源部46の例えばクリプトンランプ等のポンピン
グランデ47に流れる電流を高い値(つまリレーデ高出
力に対応)に設定するとともに、Qスイッチ48を発振
動作させる。このV−デ尤源部46は、上記ポンピング
ランデ41及びQスイッチ48の外に、YAGロッド4
9.アパーチャ50及び鏡51.52等から構成されて
いるものである◇ すると、上記YAGロッド49から、上記抵抗体38を
裁断つまクレーザカッティングするのに十分な高出力の
レーデビームが発生される(ステラ7’(S4))。そ
して、このレーデビームが、X位置制御機構53及びY
位置制御機構54によってX−Y方向に位置制御されて
対物・ し/ズ55で抵抗体38上に集光され、ここに
レーザカッティングが行なわれるものでおる(ステ、ゾ
(S−)。なお、上記X位置制御機構53及びY位置制
御機構54は、上記演算処理回路4Zの出力が供給され
る制御回路56からの出力信号で制御されるX−Y駆動
回路52によってコントロールさし、レーデビームをX
−Y方向に移動させ得るものである。
このようにして、レーデカッティングされた抵抗体38
は、再びプローブ43とプリツノ回路44とによって抵
抗値計測され、判定回路45で最終抵抗値に到達したか
否かが判定される(ステ、デ(Sa))。そして、最終
抵抗値に到達していない場合(NO)には、演算処理回
路4Zは再びステップ(S2)の処理を行なうようにな
り、最終抵抗値に到達した場合(YES )には、演算
処理回路42は制御回路66に対してレーザビームのX
−Y方向の移動を停止させるように制御を施すとともに
、図示しない機械式シャッターを対物レンズ55と抵抗
体38との間に介在させてYAGレーザが抵抗体38に
照射されないようにして、ここにレーザカッティングが
終了されるものでおる(ステップ(Sv))。
一方、上記ステップ(S3)で、計測値が最終抵抗値よ
りも高い(NO)場合、演算処理回路42は、上記ポン
ピングランプ47に流れる電流を低い値(つ壕クレープ
低出力に対応)に設定するとともに、Qスイッチ48を
発振動作させる。すると、上記YAGロッド49から低
出力のレーザビームが発生され(ステップ(Ss ))
、該レーデビームが、X位置制御機構53.X位置制御
機構54及び対物レンズ55を介して抵抗体38上に集
光されかつ走査されて、ここに抵抗値が減少されるもの
である(ステップ(S、)八このようにして、抵抗値が
減少された抵抗体38は、再びプローブ43とブリ、ゾ
回路44とによって抵抗値計測され、判定回路45で最
終抵抗値に到達したか否かが判定される(ステ、デ(S
l。))。そして、最終抵抗値に到達していない場合(
NO)には、演算処理回路42は再びステップ(S2)
の処理を行なうようになり、最終抵抗値に到達した場合
(YES )には、ステップ(S7)つまりレーザビー
ムをシャッターで遮光するとともにX−Y方向の移動が
停止されるようになるものである。
したがって、上記実施例のような構成によれば、低出力
YAGレーデ照射による抵抗体38の抵抗値減少工程と
、前述したトリミング工程(つまジ抵抗値増加)とを選
択的に使用することにより、絶縁基板35に印刷・焼成
された抵抗体38の初期抵抗値が最終抵抗値より高くて
も低くても、抵抗体38の抵抗値を最終抵抗値に一致さ
せることができるものである。すなわち、第11図に示
すように、抵抗体38の初期抵抗値が最終抵抗値(RO
>よりも高い(R+ )であった場合には、低出力YA
Gレーザ照射によって抵抗値を減少させ最終抵抗値(R
o)に近づけることができ、また抵抗体14の初期抵抗
値が最終抵抗値(Ro )よりも低い(R2)であった
場合には、前記トリミング工程によって抵抗値を増加さ
せ最終抵抗値(Ro )に近づけることができるもので
ラフ、抵抗体38の初期抵抗値に対する管理幅を従来に
比して広くとることができ、歩留ジを向上させることが
できるものでおる。例えば、所望の初期抵抗値を得るた
めに、抵抗体38の幅や長さを厳密に規定して印刷する
必要がなくなり、種々の抵抗体38を全て同一形状にし
て印刷形成してしまうことも可能となり、製作を極めて
容易化することができるからである。
1だ、置屋化に際しては、従来のように、抵抗体14の
試し焼き等の工程が一切不要になり、所産化を効果的に
促進させることができるものである。さらに、抵抗体3
8の印刷精度を向上させるために、印刷工程の最初に抵
抗体38を印刷形成することもできる。すなわち、抵抗
体38の形成後に、他の部分の焼成工程によって抵抗体
38の抵抗値が増加しても、後から抵抗値を減少させる
ことができるからである。
ここで、上記YAGレーザの出力は、抵抗値減少用とト
リミング工程用とで2種類必要となるが、これは例えば
YAGレーザの発生装置自体のポンピングランプを流れ
る電流値を切換えて高出力及び低出力を得るようにした
り、またトリミング工程用の高出力YAGレーザを照射
回数。
照射スピード及び照射距離等を制御することにより、抵
抗値減少用として使用したりすることも可能なものであ
る。また、抵抗値減少用のYAGレーザは、第5図(−
)に示したように、抵抗体38に対して図中横方向に走
査させるだけでなく、斜め方向及び縦方向に走査させる
ようにしてもよく、さらには横方向走査と縦方向走査と
を組み合わせて格子状やクランク状となるように走査し
たり、抵抗体38の全面をいちどきに照射するようにし
てもよいものである。
また、上記実施例は、抵抗体38の抵抗値を測定し、こ
の測定結果に基づいてYAGレーザを高出力及び低出力
に自動的に切換えるもので説明したが、これに限らず、
抵抗値の測定結果に基づいて使用者が手動でYAGレー
ザを高出力及び低出力に切換えるようにしてもよいこと
はもちろんである。また、レーデビームとしては、YA
Gレーザに限るものではない。
なお、この発明は上記実施例に限定されるものではなく
、この外その要旨を逸脱しない範囲で種々変形して実施
することができる。
〔発明の効果〕
したがって、以上詳述したようにこの発明によれば、抵
抗体の抵抗値を容易に増減させて最終抵抗値を有する抵
抗体を形成することができ、量産化を効果的に促進させ
得る極めて良好なレーザトリミング装置を提供すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は膜抵抗体の製造方法を説明するための平面図、
第2図は同製造方法のレーデトリミング工程を説明する
ための特性曲線図、第3図及び第4図はそれぞれ従来の
レーデトリミング装置を示すブロック構成図及びその動
作を説明するためのフローチャート、第5図はこの発明
の詳細な説明するための平面図、第6図乃至第8図はそ
れぞれ同原理のレーデ照射回数と抵抗体の抵抗値の変化
とを示す特性曲線図、第9図及び第1O図はそれぞれこ
の発明に係るレーザトリミング装置の一実施例を示すプ
ロ、り構成図及びその動作を説明するためのフローチャ
ート、第11図は同実施例の抵抗値の修正手段を説明す
るための図である。 11・・・絶縁基板、12.13・・・配線導体層、1
4・・・抵抗体1.15 、16・・・接続部、17・
・・キー&−ド、18・・・演算処理回路、ノ9・・・
プローブ、20・・・プリツノ回路、21・・・判定回
路、22・・・レーデ光源部、23・・・Qスイッチ、
24・・・ポンピングランデ、25・・・YAGロッr
、ze・・・ア・9−チャ、27.28・・・鏡、29
・・・設定回路、30・・・X位置制御機構、3ノ・・
・Y位置制御機構、32・・・対物レンズ、33・・・
制御回路、34・・・X−Y駆動回路、35・・・絶縁
基板、36゜37・・・配線導体層、38・・・抵抗体
、39.40・・・接続部、41・・・キーメート、4
2・・・演算処理回路、43・・・プローブ、44・・
・プリツノ回路、45・・・判定回路、46・・・レー
ザ光源部、47・・・ポンピングランデ、48・・・Q
スイッチ、49・・・YAG口、ド、50・・・アパー
チャ、51.52・・・鏡、53・・・X位置制御機構
、54・・・Y位置制御機構、55・・・対物レンズ、
56・・・制御回路、57・・・X−Y駆動回路。 出願人代理人 弁理士 鈴 江 武 彦第1図 (a) (b) (C) (d) (e) 第3図 第4図 第5図 (a) (bン (c) (d) (e) 第6図 第7図 O 豐 2o1−斗 第8図 RkΩ 第9図 し−”フ′N、1丁 1 トリξシフ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 絶縁基体上に形成された抵抗体の抵抗値を計測する計測
    手段と、この計測手段で得られた抵抗値が所定の抵抗値
    よりも高い状態で前記抵抗体に該抵抗体中の導電粒子及
    びガラス成分を飛散させない程度の低出力のレーデ光を
    照射して前記抵抗体の抵抗値を減少させる第1の手段と
    、前記計測手段で得られた抵抗値が所定の抵抗値よジも
    低い状態で前記抵抗体に該抵抗体中の導電粒子及びガラ
    ス成分を飛散させ得る程度の高出力のレーデ光を照射し
    て前記抵抗体の抵抗値を増大させる第2の手段とを具備
    してなることを特徴とするレーザトリミング装置。
JP59076244A 1984-04-16 1984-04-16 レ−ザトリミング装置 Pending JPS60219709A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP59076244A JPS60219709A (ja) 1984-04-16 1984-04-16 レ−ザトリミング装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP59076244A JPS60219709A (ja) 1984-04-16 1984-04-16 レ−ザトリミング装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS60219709A true JPS60219709A (ja) 1985-11-02

Family

ID=13599765

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP59076244A Pending JPS60219709A (ja) 1984-04-16 1984-04-16 レ−ザトリミング装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS60219709A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6321801A (ja) * 1986-07-15 1988-01-29 三菱電機株式会社 化合物系抵抗体の抵抗値制御方法
JPH0569574A (ja) * 1991-09-13 1993-03-23 Fuji Xerox Co Ltd サーマルヘツドの抵抗値調整方法および装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6321801A (ja) * 1986-07-15 1988-01-29 三菱電機株式会社 化合物系抵抗体の抵抗値制御方法
JPH0569574A (ja) * 1991-09-13 1993-03-23 Fuji Xerox Co Ltd サーマルヘツドの抵抗値調整方法および装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR20010014285A (ko) 저항기 및 그 제조방법
JP2018010987A (ja) チップ抵抗器およびチップ抵抗器の製造方法
JPS60219709A (ja) レ−ザトリミング装置
JP2001076912A (ja) チップ抵抗器におけるレーザトリミング方法
JPS60219708A (ja) 膜抵抗体の製造方法
JPH0334876B2 (ja)
JPH0442801B2 (ja)
JPH0193193A (ja) 印刷抵抗体の抵抗値調整方法
JPS60241202A (ja) 膜抵抗体の製造方法
JPS59207651A (ja) 膜回路基板の製造方法
JPH04214601A (ja) 機能修正用角形チップ抵抗器およびその製造方法
JPH01302701A (ja) 印刷抵抗体
JPH0897003A (ja) 厚膜抵抗回路及びその製造方法
JPH08250303A (ja) 厚膜抵抗素子とその製造方法
JPH0513206A (ja) トリミング抵抗
JPS58178550A (ja) 厚膜混成集積回路
JPH1064708A (ja) 抵抗体のトリミング方法
CN100411065C (zh) 低阻值芯片电阻器的制程及其结构
JPH0637252A (ja) 厚膜抵抗体のトリミング方法
JPH11150011A (ja) 厚膜抵抗体の形成方法
JPH03114204A (ja) 超小型チップ抵抗器の製造方法
JPH0336704A (ja) 厚膜混成集積回路素子とその抵抗値調整方法
JP2001085207A (ja) チップ抵抗器におけるレーザトリミング方法
JPH06251914A (ja) トリミング抵抗を有する回路基板の製造方法
JPH05275823A (ja) 混成集積回路装置の製造方法