JPS6021752B2 - 縫目押えミシン - Google Patents
縫目押えミシンInfo
- Publication number
- JPS6021752B2 JPS6021752B2 JP57003888A JP388882A JPS6021752B2 JP S6021752 B2 JPS6021752 B2 JP S6021752B2 JP 57003888 A JP57003888 A JP 57003888A JP 388882 A JP388882 A JP 388882A JP S6021752 B2 JPS6021752 B2 JP S6021752B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- presser
- seam
- stitch
- dead center
- presser foot
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Classifications
-
- D—TEXTILES; PAPER
- D05—SEWING; EMBROIDERING; TUFTING
- D05B—SEWING
- D05B29/00—Pressers; Presser feet
- D05B29/02—Presser-control devices
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Textile Engineering (AREA)
- Sewing Machines And Sewing (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は縫目押えミシンに関するものである。
ミシン縫製においてみられる布縮み(パツカリング)の
発生原因の一つに、上糸張力の影響があることはよく知
られている。従来の通常ミシンでは、天秤の上糸引締め
艮0ち、上死点直前時には送り歯は針板表面上にあり布
送り行程中である。
発生原因の一つに、上糸張力の影響があることはよく知
られている。従来の通常ミシンでは、天秤の上糸引締め
艮0ち、上死点直前時には送り歯は針板表面上にあり布
送り行程中である。
このとき、縫製後の縫目は送り歯と押えにより押着され
てはいるが、その力が当該部分に集中されているもので
はなく、天秤上死点直前の引締め張力で縫製後の縫目ま
で必要以上に引締められることになり、前記布縮みの不
都合現象が発生した。(第1図参照)本発明は、天秤が
上死点直前から上死点にかけての、送り歯が針板表面よ
り下方にタイミング位贋するミシンにおいて、上軸に連
動して上下運動する針板の針孔後方に配置された縫目押
えにより、縫製後の縫目を集中的に押圧して前記布縮み
の発生を防止したものである。
てはいるが、その力が当該部分に集中されているもので
はなく、天秤上死点直前の引締め張力で縫製後の縫目ま
で必要以上に引締められることになり、前記布縮みの不
都合現象が発生した。(第1図参照)本発明は、天秤が
上死点直前から上死点にかけての、送り歯が針板表面よ
り下方にタイミング位贋するミシンにおいて、上軸に連
動して上下運動する針板の針孔後方に配置された縫目押
えにより、縫製後の縫目を集中的に押圧して前記布縮み
の発生を防止したものである。
以下、本発明縫目押えミシンにおける実施例を添付図面
に塞いて説明する。
に塞いて説明する。
1はミシン機枠、2は上軸、3は上軸2と一体回転する
偏○カムで、該個0カム3上には往復勤可能にロッド4
の基部が遊嫁される。
偏○カムで、該個0カム3上には往復勤可能にロッド4
の基部が遊嫁される。
5はロッド支え腕で、その一端はピン6により前記ロッ
ド4の他端に遊着される。
ド4の他端に遊着される。
而して、該ロッド支え腕5は、機枠1に固着した軸受箱
7に、上軸2と平行して設けられた軸8上に、ベアリン
グ9を介して揺動自在に支持される。
7に、上軸2と平行して設けられた軸8上に、ベアリン
グ9を介して揺動自在に支持される。
1川ま押え棒、11は押え様抱きで、該押え棒抱き11
には揺動自在に送り腕12が支持され、該送り腕12の
下端部は連結ロッド13の一端に連結し、その上端部に
はコロ14が鼓装される。
には揺動自在に送り腕12が支持され、該送り腕12の
下端部は連結ロッド13の一端に連結し、その上端部に
はコロ14が鼓装される。
而して、前記連結ロッド13の他端は結合ピン15によ
り前記ロッド支え腕5に連結されている。16は押え取
付体で、前記押え棒10‘こ固定された押え台17の孔
17aを通し、バネ18、カラー19が挿入され押え樺
1川こ平行して配置される。
り前記ロッド支え腕5に連結されている。16は押え取
付体で、前記押え棒10‘こ固定された押え台17の孔
17aを通し、バネ18、カラー19が挿入され押え樺
1川こ平行して配置される。
押え取付体16の下端には、最孔203を持つ縫目押え
20が、送り方向に取付調整可能にネジ止め21これ、
該縫目押え20の押え部20bは前記押え台17にセッ
ト22された押え23の孔23aに対向せしめられる。
また、前記押え取付体16の上方鞠上には取付体抱き2
4が前記コロ14上方に位置して固着25これ、バネ2
6が鉄着される。27は、その一端で前記バネ受26を
押圧する弾性体で、前記縫目押え取付体16はバネ28
による上方への付勢を受けるも、このバネ力よりも強い
前記弾性体27により、全体的にみて下方へ押圧されて
いる。
20が、送り方向に取付調整可能にネジ止め21これ、
該縫目押え20の押え部20bは前記押え台17にセッ
ト22された押え23の孔23aに対向せしめられる。
また、前記押え取付体16の上方鞠上には取付体抱き2
4が前記コロ14上方に位置して固着25これ、バネ2
6が鉄着される。27は、その一端で前記バネ受26を
押圧する弾性体で、前記縫目押え取付体16はバネ28
による上方への付勢を受けるも、このバネ力よりも強い
前記弾性体27により、全体的にみて下方へ押圧されて
いる。
従って、前記縫目押え20の押え部20bは押え23の
孔23a内に位置したミシンベッド上の針板28上に押
下せしめられるものである。
孔23a内に位置したミシンベッド上の針板28上に押
下せしめられるものである。
而して、29は天秤、30は針榛、31は縫針、32は
送り歯である。本発明縫目押えミシン構成は、以上の如
くにしてなり、以下、その作動の詳細を第5(1〜4)
図を参照して説明する。
送り歯である。本発明縫目押えミシン構成は、以上の如
くにしてなり、以下、その作動の詳細を第5(1〜4)
図を参照して説明する。
第5−1図の状態は、送り歯32が下死点にあり、天秤
29が上死点をすぎやや下方へ下りかけた位置を示す。
29が上死点をすぎやや下方へ下りかけた位置を示す。
この状態では、縫目押え20は弾性体27とバネ18に
より針板表面上に位置している。この状態から上軸2が
時計方向へ回転すると、偏心カム3の作用でロッド4、
ロッド支え腕5、連結ロッド13、送り腕12の各部材
を介してコロ14は時計方向へ回動し、取付体抱き24
に接触する。そして、送り歯32は反時計方向回りに作
動し針板表面と一致するところまで移動する。また、縫
目押え20は針板表面から離間しようとし、天秤29は
図示せぬ釜に上糸を供給するため下方へ降りる。この状
態を第5一2図に示した。第5一2図示から更に上軸が
回転すると、コロ14も更に時計方向へ揺動運動し、弾
性体27に抗して取付体抱き24を上昇させる。
より針板表面上に位置している。この状態から上軸2が
時計方向へ回転すると、偏心カム3の作用でロッド4、
ロッド支え腕5、連結ロッド13、送り腕12の各部材
を介してコロ14は時計方向へ回動し、取付体抱き24
に接触する。そして、送り歯32は反時計方向回りに作
動し針板表面と一致するところまで移動する。また、縫
目押え20は針板表面から離間しようとし、天秤29は
図示せぬ釜に上糸を供給するため下方へ降りる。この状
態を第5一2図に示した。第5一2図示から更に上軸が
回転すると、コロ14も更に時計方向へ揺動運動し、弾
性体27に抗して取付体抱き24を上昇させる。
従って、縫目押え取付体16及びこれに固着せしめられ
た縫目押え20も共に上昇する。
た縫目押え20も共に上昇する。
送り歯32は布送り作動を始めるが、縫目押え20は上
昇しているので、この布送り運動の邪魔になることはな
く、天秤29は下死点をすぎ少し上昇したところにある
。即ち、第5−3図にこの状態を示す。これから更に上
軸が回転すると、コロ14は反時計方向に揺動し取付体
抱き24より離れようとする。
昇しているので、この布送り運動の邪魔になることはな
く、天秤29は下死点をすぎ少し上昇したところにある
。即ち、第5−3図にこの状態を示す。これから更に上
軸が回転すると、コロ14は反時計方向に揺動し取付体
抱き24より離れようとする。
また縫目押え2川ま針板表面に接しようとする。このと
き送り歯32は送りを終り、針板の下へ沈もうとし、天
秤は上死点の手前に位置している。この状態を示したの
が第5一4図である。上講説明のように、第5一4図か
ら第5−1図示状態にかけて、天秤は上死点に達し上糸
の引締めが行われる。即ち、第6図で示すように送り歯
32は布を送り終り、その下死点方向へ移行する。
き送り歯32は送りを終り、針板の下へ沈もうとし、天
秤は上死点の手前に位置している。この状態を示したの
が第5一4図である。上講説明のように、第5一4図か
ら第5−1図示状態にかけて、天秤は上死点に達し上糸
の引締めが行われる。即ち、第6図で示すように送り歯
32は布を送り終り、その下死点方向へ移行する。
本発明では、このとき押え23の孔23aを通し、縫目
押え20の押え部20bで布の縫終り第2針目以降(第
1針目はテンション対策のため外すことが望ましい。)
を集中的に押着し、且つその取付位置を送り前後方向に
調整可能としたので、布送りには無関係に、しかも縫製
後の縫目‘こ上糸張力が影響する不都合の発生を防止す
ることができ、縫製の仕上り商品価値を高め得るもので
ある。
押え20の押え部20bで布の縫終り第2針目以降(第
1針目はテンション対策のため外すことが望ましい。)
を集中的に押着し、且つその取付位置を送り前後方向に
調整可能としたので、布送りには無関係に、しかも縫製
後の縫目‘こ上糸張力が影響する不都合の発生を防止す
ることができ、縫製の仕上り商品価値を高め得るもので
ある。
第1図は従来本縫ミシンの天秤上糸引締め時の布及び送
り歯関係の断面図、第2図は本発明の縫目押え部材を備
えたミシンの正面説明図、第3図は第2図示要部の部品
展開説明図、第4図は第2図示部品中の一部の拡大斜視
図、第5(1一4)図は夫々本発明縫目押えの作用説明
図、第6図は第1図に対応する本発明押えミシンのそれ
を示す。 2・・・上軸、3・・・偏心カム、4…ロッド、5・・
・ロッド支え腕、10・・・押え棒、11・・・押え棒
抱き、12…送り腕、13・・・連結ロッド、14・・
・コロ、16・・・押え取付体、17・・・押え台、1
8・・・バネ、20…縫目押え、23…押え、24…押
え取付体、27・・・弾性体、28・・・針板、29・
・・天秤、32…送り歯。 第1図 第2図 第3図 第5図1 第6図 第4図 第5図2 第5図3 第5図4
り歯関係の断面図、第2図は本発明の縫目押え部材を備
えたミシンの正面説明図、第3図は第2図示要部の部品
展開説明図、第4図は第2図示部品中の一部の拡大斜視
図、第5(1一4)図は夫々本発明縫目押えの作用説明
図、第6図は第1図に対応する本発明押えミシンのそれ
を示す。 2・・・上軸、3・・・偏心カム、4…ロッド、5・・
・ロッド支え腕、10・・・押え棒、11・・・押え棒
抱き、12…送り腕、13・・・連結ロッド、14・・
・コロ、16・・・押え取付体、17・・・押え台、1
8・・・バネ、20…縫目押え、23…押え、24…押
え取付体、27・・・弾性体、28・・・針板、29・
・・天秤、32…送り歯。 第1図 第2図 第3図 第5図1 第6図 第4図 第5図2 第5図3 第5図4
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 押え棒より、布送り先方向前方に位置し、上軸から
連動され上下連動する押え取付体、前記押え取付体に取
付けられた縫目押え、該縫目押えの縫目押え部は押えに
おける針孔の送り方向先前方に設けた通孔内に対向配置
され、天秤の上死点手前から上死点にかけて送り歯が針
板表面より下方に位置するとき、前記縫目押えの縫目押
え部が針板上の布地を押圧するようにした縫目押えミシ
ン。 2 押え棒より、布送り先方向前方に位置し、上軸から
連動され上下運動する押え取付体、前記押え取付体に取
付けられた縫目押え、該縫目押えはその取付位置を送り
前後方向に調整可能とされ、その縫目押え部は押えにお
ける針孔の送り方向先前方に設けた通孔内に対向配置さ
れ、天秤の上死点手前から上死点にかけて送り歯が針板
表面より下方に位置するとき、前記縫目押えの縫目押え
部で針板上の布地を押圧するようにした縫目押えミシン
。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP57003888A JPS6021752B2 (ja) | 1982-01-13 | 1982-01-13 | 縫目押えミシン |
US06/457,603 US4519333A (en) | 1982-01-13 | 1983-01-13 | Auxiliary presser foot for engaging a previously formed stitch |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP57003888A JPS6021752B2 (ja) | 1982-01-13 | 1982-01-13 | 縫目押えミシン |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS58121985A JPS58121985A (ja) | 1983-07-20 |
JPS6021752B2 true JPS6021752B2 (ja) | 1985-05-29 |
Family
ID=11569711
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP57003888A Expired JPS6021752B2 (ja) | 1982-01-13 | 1982-01-13 | 縫目押えミシン |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4519333A (ja) |
JP (1) | JPS6021752B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE3510380A1 (de) * | 1985-03-22 | 1986-10-02 | Dürkoppwerke GmbH, 4800 Bielefeld | Universal-naehfuss fuer eine naehmaschine |
JPH05153Y2 (ja) * | 1986-06-06 | 1993-01-05 |
Family Cites Families (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CA548188A (en) * | 1957-10-29 | A. Ayres Waldemar | Presser foot attachment means | |
US1017164A (en) * | 1910-06-25 | 1912-02-13 | Singer Mfg Co | Sewing-machine. |
US2737914A (en) * | 1953-08-17 | 1956-03-13 | Singer Mfg Co | Cording and embroidering presser-foot attachments for sewing machines |
JPS467225Y1 (ja) * | 1968-03-27 | 1971-03-15 | ||
US3570426A (en) * | 1969-11-25 | 1971-03-16 | Singer Co | Top feed mechanism for sewing machines |
US3935826A (en) * | 1973-07-26 | 1976-02-03 | Durkoppwerke Gmbh | Method of and apparatus for feeding a workpiece along a surface of a sewing machine |
DE7539495U (de) * | 1975-12-11 | 1976-06-24 | Pfaff Industriemaschinen Gmbh, 6750 Kaiserslautern | Naehmaschine mit einrichtung zur kurzzeitigen naehgutverschiebung |
DE2620209C3 (de) * | 1976-05-07 | 1979-01-04 | Duerkoppwerke Gmbh, 4800 Bielefeld | Nähmaschinenobertransportvorrichtung |
-
1982
- 1982-01-13 JP JP57003888A patent/JPS6021752B2/ja not_active Expired
-
1983
- 1983-01-13 US US06/457,603 patent/US4519333A/en not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS58121985A (ja) | 1983-07-20 |
US4519333A (en) | 1985-05-28 |
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