JPS602147A - ビタミンc入りキヤンデ−の製造方法 - Google Patents
ビタミンc入りキヤンデ−の製造方法Info
- Publication number
- JPS602147A JPS602147A JP58109968A JP10996883A JPS602147A JP S602147 A JPS602147 A JP S602147A JP 58109968 A JP58109968 A JP 58109968A JP 10996883 A JP10996883 A JP 10996883A JP S602147 A JPS602147 A JP S602147A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- vitamin
- candy
- gluten
- wheat
- powdery
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Confectionery (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明はビタミンC補給剤としてのビタミンC入りキャ
ンデーの製造方法に関するものである。
ンデーの製造方法に関するものである。
近時、ビタミンCは健康維持・増進の為の必・須の栄養
素として、これの補給剤が各種市場に提0友されている
。しかし、このビタミンCを飴玉のようなキャンデーに
包みこんで製造しようとすると。
素として、これの補給剤が各種市場に提0友されている
。しかし、このビタミンCを飴玉のようなキャンデーに
包みこんで製造しようとすると。
周知のとおり、キャンデーは水飴を高温度に加熱し流動
状態にした上で砂糖等の各種添加原料を配合し、その後
引き伸ばし、切断、冷却等して所要大の固形物とするも
のであるから、この製造過程においてビタミンCを配合
することは、ビタミンC自体が熱に弱い(約60℃で分
解、変質する。)特性を有するために容易ではなかった
。
状態にした上で砂糖等の各種添加原料を配合し、その後
引き伸ばし、切断、冷却等して所要大の固形物とするも
のであるから、この製造過程においてビタミンCを配合
することは、ビタミンC自体が熱に弱い(約60℃で分
解、変質する。)特性を有するために容易ではなかった
。
本発明の主たる目・的は、ビタミンCを分解、変質させ
ることなく有効に含有させたキャンデーを製造せんとす
るものである。
ることなく有効に含有させたキャンデーを製造せんとす
るものである。
またビタミンC自体は無色透明で、その粉末も白色であ
って一般社会において信じられているような黄色を顕示
するものではないことに鑑み、本発明の別の目的として
、キャンデー中に含有させるビタミンCを黄色に顕示さ
せることにより一般大衆の嗜好心を惹起せんとするもの
である。
って一般社会において信じられているような黄色を顕示
するものではないことに鑑み、本発明の別の目的として
、キャンデー中に含有させるビタミンCを黄色に顕示さ
せることにより一般大衆の嗜好心を惹起せんとするもの
である。
そして本発明はこれら目的を達成するため、ビタミンB
2を粉末状のビタミンCと共に食用アルコール等の液状
溶媒に溶かし、これを粉末状のビタミンCとブドウ糖の
混合物に混入させて40〜50℃に加温し、次いでこれ
を扁平状に引き伸ばした70〜90℃の半流動状態にあ
る飴により層状に包み込み、更にこの外周に同じく扁平
状に引き伸ばした半流動状態にある飴を巻付けた後、延
伸・切断するようにしたことを特徴とするものである。
2を粉末状のビタミンCと共に食用アルコール等の液状
溶媒に溶かし、これを粉末状のビタミンCとブドウ糖の
混合物に混入させて40〜50℃に加温し、次いでこれ
を扁平状に引き伸ばした70〜90℃の半流動状態にあ
る飴により層状に包み込み、更にこの外周に同じく扁平
状に引き伸ばした半流動状態にある飴を巻付けた後、延
伸・切断するようにしたことを特徴とするものである。
以下、本発明の一実施例について説明すれば、先ず、大
型容器内に水飴及び蔗糖、グラニユー糖等の砂糖を夫々
適当量宛投入配合し、これを攪拌しながら約110℃に
加熱して均質化された流動状態の飴を得る。次いでこの
飴を補助タンクに移し、該補助タンク内を減圧した状態
で約150℃まで加熱して脱水し、しかる後、該飴を補
助タンクより取出して70〜90℃、望ましくは約80
℃まで自然冷却又は強制空冷する。このとき飴が流動性
を失なって固化してしまうことのないよう、この温度域
に保持する。
型容器内に水飴及び蔗糖、グラニユー糖等の砂糖を夫々
適当量宛投入配合し、これを攪拌しながら約110℃に
加熱して均質化された流動状態の飴を得る。次いでこの
飴を補助タンクに移し、該補助タンク内を減圧した状態
で約150℃まで加熱して脱水し、しかる後、該飴を補
助タンクより取出して70〜90℃、望ましくは約80
℃まで自然冷却又は強制空冷する。このとき飴が流動性
を失なって固化してしまうことのないよう、この温度域
に保持する。
一方、食用のエチルアルコール1gに対して粉末状のビ
タミンB2L5gと同じく粉末状のビタミンC200g
の重量比率で配合添加する。そして、この混合物を次に
、約40メツシユの粉末状のビタミンCと約80メツシ
ユの同じく粉末状のブドウ糖とをその重量比が約3.5
:1(ビタミン0350gに対してブドウ糖100 g
)となるように配合した粉末状の混合物中に混込んで均
一に分散させると共に、これを、40〜50℃に加温す
る。このとき、混合物にクエン酸、レモン果汁、フロル
ミントのような香料等を微量加えて、酸味、レモンの香
り等を漂わせるようにしてもよい。
タミンB2L5gと同じく粉末状のビタミンC200g
の重量比率で配合添加する。そして、この混合物を次に
、約40メツシユの粉末状のビタミンCと約80メツシ
ユの同じく粉末状のブドウ糖とをその重量比が約3.5
:1(ビタミン0350gに対してブドウ糖100 g
)となるように配合した粉末状の混合物中に混込んで均
一に分散させると共に、これを、40〜50℃に加温す
る。このとき、混合物にクエン酸、レモン果汁、フロル
ミントのような香料等を微量加えて、酸味、レモンの香
り等を漂わせるようにしてもよい。
しかして、前記した約80℃の半流動状態の飴をまな板
大の扁平状に引き伸ばして、その上に前記した40〜5
0℃のビタミンC入りの粉末状混合物を長手方向に山盛
り状に盛りつけし、その両側から飴で包み込んで、飴の
内部に該粉末状混合物を層状に包含させる。次いでこれ
を長手方向に2分割して重ね合わせ、これを別途約80
℃の半流動状態にあるやはりまな板大の扁平状に引き伸
ばした飴の上に載せ、該飴を周囲に巻付けることにより
太径の層状物を得る。こうして得られた層状物を次にヒ
ーターにより約70〜80℃の温度に保持した状態でパ
ッチロール間に通して約ICl11位の細径の棒状に延
伸し、さらに公知の球断機に掛けて約2c11位の所定
長さのキャンデーに切断する。
大の扁平状に引き伸ばして、その上に前記した40〜5
0℃のビタミンC入りの粉末状混合物を長手方向に山盛
り状に盛りつけし、その両側から飴で包み込んで、飴の
内部に該粉末状混合物を層状に包含させる。次いでこれ
を長手方向に2分割して重ね合わせ、これを別途約80
℃の半流動状態にあるやはりまな板大の扁平状に引き伸
ばした飴の上に載せ、該飴を周囲に巻付けることにより
太径の層状物を得る。こうして得られた層状物を次にヒ
ーターにより約70〜80℃の温度に保持した状態でパ
ッチロール間に通して約ICl11位の細径の棒状に延
伸し、さらに公知の球断機に掛けて約2c11位の所定
長さのキャンデーに切断する。
しかして、このキャンデーの製造方法によれば、飴を7
0〜90℃の低い温度まで下げた状態でビタミンC入り
の粉末状混合物を包み込ませるようにしているので、飴
の顕熱によってビタミンCが異常に加熱されることが回
避され、また、このときブドウ糖がビタミンCと飴との
間で保護層を形成するように作用してビタミンCが飴に
接触する表面積を少なくできることによってもビタミン
Cの加熱が回避され、これらの作用によりビタミンCが
分解、変質することは極度に抑制される。
0〜90℃の低い温度まで下げた状態でビタミンC入り
の粉末状混合物を包み込ませるようにしているので、飴
の顕熱によってビタミンCが異常に加熱されることが回
避され、また、このときブドウ糖がビタミンCと飴との
間で保護層を形成するように作用してビタミンCが飴に
接触する表面積を少なくできることによってもビタミン
Cの加熱が回避され、これらの作用によりビタミンCが
分解、変質することは極度に抑制される。
また、ビタミンC入りの粉末状混合物を40〜50℃に
加温した上で飴に包み込ませているので、飴が該粉末状
混合物に熱を奪われて流動性を失なうといったことも回
避されて、後工程の延伸、切断等が支障なく行なえるも
のである。
加温した上で飴に包み込ませているので、飴が該粉末状
混合物に熱を奪われて流動性を失なうといったことも回
避されて、後工程の延伸、切断等が支障なく行なえるも
のである。
さらに、該ビタミンC入りの粉末状混合物中にはビタミ
ンB2を均一に分散させて混合しているのでこのビタミ
ンB2の黄色の顕色により、あたかもビタミンCが黄色
を呈しているかのような感じを与える。さらにまた、該
粉末状混合物が黄色に顕色していることにより最終製品
たるキャンデー中に粉末状混合物が含まれているか否か
が色により容易に判別できて1品質チェックも容易に行
なえる。
ンB2を均一に分散させて混合しているのでこのビタミ
ンB2の黄色の顕色により、あたかもビタミンCが黄色
を呈しているかのような感じを与える。さらにまた、該
粉末状混合物が黄色に顕色していることにより最終製品
たるキャンデー中に粉末状混合物が含まれているか否か
が色により容易に判別できて1品質チェックも容易に行
なえる。
尚、上記実施例では、ビタミンC入りの粉5末状混合物
を飴により層状に包み込んだものを2分割して重ね合わ
せること−によりキャンデー中に該粉末状混合物の層が
2層形成されるようにしたが、本発明は必ずしもこのよ
うに2分割して重ね合わせる必要はなく、キャンデー中
にビタミンC入りの粉末状混合物の層を単層又は3層形
成されるようにしてもよい。また、本発明ではビタミン
Cの着色剤としてビタミンB2を用いたが、これはビタ
ミンB2もビタミンCと同様に栄養素の1つであること
に着目したものであって、ビタミンB2の代りに一般の
天然色素、合成着色料等を添加してもよい。
を飴により層状に包み込んだものを2分割して重ね合わ
せること−によりキャンデー中に該粉末状混合物の層が
2層形成されるようにしたが、本発明は必ずしもこのよ
うに2分割して重ね合わせる必要はなく、キャンデー中
にビタミンC入りの粉末状混合物の層を単層又は3層形
成されるようにしてもよい。また、本発明ではビタミン
Cの着色剤としてビタミンB2を用いたが、これはビタ
ミンB2もビタミンCと同様に栄養素の1つであること
に着目したものであって、ビタミンB2の代りに一般の
天然色素、合成着色料等を添加してもよい。
以上実施例について説明したように本発明は、ビタミン
Cを分解、変質させることなくキャンデー中に含有させ
るようにしたものであるから、ビタミンCが有効に含有
される健康食品として市場に提供でき、また、ビタミン
Cの粉末にビタミンB2を添加して黄色を呈するように
しているので、栄養素としてビタミンB2を含めること
ができるばかりでなく、一般大衆の視覚にビタミンC入
りの健康食品であることを訴えることができて嗜好心を
惹起させることができる等、多く−の利点を有するもの
である。
Cを分解、変質させることなくキャンデー中に含有させ
るようにしたものであるから、ビタミンCが有効に含有
される健康食品として市場に提供でき、また、ビタミン
Cの粉末にビタミンB2を添加して黄色を呈するように
しているので、栄養素としてビタミンB2を含めること
ができるばかりでなく、一般大衆の視覚にビタミンC入
りの健康食品であることを訴えることができて嗜好心を
惹起させることができる等、多く−の利点を有するもの
である。
特許出願人 安藤製菓株式会社
243−
Claims (1)
- ビタミンB2を粉末状のビタミンCと共に食用アルコー
ル等の液状溶媒に溶かし、これを粉末状のビタミンCと
ブドウ糖の混合物しこ混入させて40〜50℃に加温し
、次し)でこれを扁平状番;弓1き伸ばした70〜90
℃の半流動状態にある曲により層状に包み込み、更にそ
の外周に同じく扁平状に引き伸ばした半流動状態にある
飴を巻付けた後、延伸・切断するようにしたことを特徴
とするビタミンC入りキャンデーの製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58109968A JPS6036257B2 (ja) | 1983-06-17 | 1983-06-17 | ビタミンc入りキヤンデ−の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58109968A JPS6036257B2 (ja) | 1983-06-17 | 1983-06-17 | ビタミンc入りキヤンデ−の製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS602147A true JPS602147A (ja) | 1985-01-08 |
JPS6036257B2 JPS6036257B2 (ja) | 1985-08-19 |
Family
ID=14523718
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP58109968A Expired JPS6036257B2 (ja) | 1983-06-17 | 1983-06-17 | ビタミンc入りキヤンデ−の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6036257B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2004010790A1 (en) * | 2002-07-25 | 2004-02-05 | Horvath Istvan | Sweet products with flavin content and methods of producing thereof |
JP2014103903A (ja) * | 2012-11-28 | 2014-06-09 | J-Farm Co Ltd | 鶏卵抗体含有飴および鶏卵抗体含有飴の製造方法。 |
-
1983
- 1983-06-17 JP JP58109968A patent/JPS6036257B2/ja not_active Expired
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2004010790A1 (en) * | 2002-07-25 | 2004-02-05 | Horvath Istvan | Sweet products with flavin content and methods of producing thereof |
JP2014103903A (ja) * | 2012-11-28 | 2014-06-09 | J-Farm Co Ltd | 鶏卵抗体含有飴および鶏卵抗体含有飴の製造方法。 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6036257B2 (ja) | 1985-08-19 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US4450179A (en) | Two component soft candy | |
DE2829238A1 (de) | Schaumsuesswaren | |
CN101869167A (zh) | 无糖棉花糖配方及加工工艺 | |
JPS602147A (ja) | ビタミンc入りキヤンデ−の製造方法 | |
JPH0129537B2 (ja) | ||
JPS619258A (ja) | フイルム様食品の製造法 | |
JPH1056A (ja) | クッキー類などを含有するソフトキャンディ及びその製造方法 | |
JPS61282044A (ja) | シ−ト形態のジヤム | |
JPH09238631A (ja) | こんにゃく餅 | |
JPS602146A (ja) | ビタミンc入りキヤンデ−の製造方法 | |
KR960005055B1 (ko) | 보리 가공면 제조방법 | |
JPH05308905A (ja) | 粘弾性複合菓子の製造方法 | |
JP2746422B2 (ja) | ソフトキャンディの製法 | |
JPS59140839A (ja) | ゲル状デザ−トの製造法 | |
JPS62158455A (ja) | 複合チユ−インガムおよびその製法 | |
JP2003061619A (ja) | コンニャクマンナン含有食品及びコンニャクマンナン加工物の製造方法 | |
DE2140859C3 (de) | Verfahren zur Herstellung eines kalorienarmen Knabbernahrungsmittels | |
JP2865509B2 (ja) | レトルトパスタの製造方法 | |
JPS63105642A (ja) | チユ−インガム入りマシユマロの製法 | |
JPS6236149A (ja) | 天然果実入りういろうとこれの製造法 | |
JP2682166B2 (ja) | ビタミンc含有食品の製造法 | |
JPS63248347A (ja) | キヤンデイ− | |
JPS63181957A (ja) | シロツプ入りゼリ−食品及びその製造法 | |
JPS60203159A (ja) | 刺身状コンニヤク | |
JPS62179357A (ja) | ほうれん草入り中華麺の製造法 |