JPS6021476B2 - 電子レンジ用温度制御装置 - Google Patents
電子レンジ用温度制御装置Info
- Publication number
- JPS6021476B2 JPS6021476B2 JP11111379A JP11111379A JPS6021476B2 JP S6021476 B2 JPS6021476 B2 JP S6021476B2 JP 11111379 A JP11111379 A JP 11111379A JP 11111379 A JP11111379 A JP 11111379A JP S6021476 B2 JPS6021476 B2 JP S6021476B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- temperature
- microwave oven
- time
- temperature control
- control device
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Control Of High-Frequency Heating Circuits (AREA)
- Electric Ovens (AREA)
- Control Of Temperature (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は温度制御装置特に電子レンジに用いる温度制
御装置に関する。
御装置に関する。
電子レンジを用いて食品の調理または冷凍食品の解凍を
おこなう場合、食品の正確な温度を測定しこの温度から
食品の調理または解凍に要する加熱ェネルギの量または
加熱時間を決めて調理または解凍をおこなうのが好まし
い。
おこなう場合、食品の正確な温度を測定しこの温度から
食品の調理または解凍に要する加熱ェネルギの量または
加熱時間を決めて調理または解凍をおこなうのが好まし
い。
このような温度測定に対して温度センサが用いられるが
この温度センサは温度検出素子を機械的または化学的に
保護するため温度検出素子を金属性外囲器に収納して構
成されている。このため温度センサが食品に挿入された
ときから温度検出素子が食品温度と等しくなるまでには
一定の時間を要する。例えば、常温である温度センサを
冷凍食品に挿入した場合、温度センサが冷凍食品の温度
(例えば一20℃)に等しい温度情報を出力するまでに
は60乃至9硯砂を要する。このため冷凍食品の解凍を
おこなうとき電子レンジのタイマを0℃程度の調整終了
温度となるように設定し温度センサを冷凍食品に挿入し
直ちに解凍を開始すると温度センサは常温に近い温度を
誤って測定し解凍開始後すぐに解凍終了の動作をおこな
ってしまう。この結果、解凍が不完全となってしまう。
また、調理の場合でも温度測定の誤認により不完全な調
理となってしまつo従って、この発明は被処理物体の温
度を正しく検出するまで温度制御を実施しない電子レン
ジ用温度制御装置を提供することを目的とする。
この温度センサは温度検出素子を機械的または化学的に
保護するため温度検出素子を金属性外囲器に収納して構
成されている。このため温度センサが食品に挿入された
ときから温度検出素子が食品温度と等しくなるまでには
一定の時間を要する。例えば、常温である温度センサを
冷凍食品に挿入した場合、温度センサが冷凍食品の温度
(例えば一20℃)に等しい温度情報を出力するまでに
は60乃至9硯砂を要する。このため冷凍食品の解凍を
おこなうとき電子レンジのタイマを0℃程度の調整終了
温度となるように設定し温度センサを冷凍食品に挿入し
直ちに解凍を開始すると温度センサは常温に近い温度を
誤って測定し解凍開始後すぐに解凍終了の動作をおこな
ってしまう。この結果、解凍が不完全となってしまう。
また、調理の場合でも温度測定の誤認により不完全な調
理となってしまつo従って、この発明は被処理物体の温
度を正しく検出するまで温度制御を実施しない電子レン
ジ用温度制御装置を提供することを目的とする。
以下図面を参照してこの発明の実施例を説明する。第1
図において電子レンジの調理室内に収納される被処理物
体即ち、食品または冷凍食品に挿入される温度センサ1
1がジャック12及び端子13を介して温度検出比較回
路14の一方入力端に接続される。
図において電子レンジの調理室内に収納される被処理物
体即ち、食品または冷凍食品に挿入される温度センサ1
1がジャック12及び端子13を介して温度検出比較回
路14の一方入力端に接続される。
この温度検出比較回路14の他方入力端には端了15、
スイッチ16及び端子17を介して温度設定回路18に
接続される。スイッチ16はジャック12と連動して開
閉するものである。温度検出比較回路14はスタートス
イッチ回路19の動作に応答して駆動されこの回路14
の出力端は温度制御回路に接続される。スタートスイッ
チ回路19は電子タイマ例えばカウンタ20にも接続さ
れる。このカウンタ20は、スタートスイッチ回路19
のスタート信号に応答してクロックパルスをカウントす
ることにより、電子レンジの加熱ェネルギのON−OF
Fデューティ決定用のタイミング信号を出力機Aに発生
するとともに、そのON−OFFデユーテイサイクルの
1サイクルの時間の整数倍の時間後において出力端Bに
ゲート信号を発生するものである。このカウンタ20の
出力端A及びBは温度制御回路21及びANDゲート2
2の第1入力端に接続される。このANDゲート22の
第2入力端は温度制御回路21の出力端に接続される。
ANDゲート22の出力端は制御対象部材(例えばマグ
ネトロン)23に接続される。上記回路構成において温
度センサ11がジャック12に接続されると温度センサ
11からの温度情報が温度検出比較回路14に供給され
る。
スイッチ16及び端子17を介して温度設定回路18に
接続される。スイッチ16はジャック12と連動して開
閉するものである。温度検出比較回路14はスタートス
イッチ回路19の動作に応答して駆動されこの回路14
の出力端は温度制御回路に接続される。スタートスイッ
チ回路19は電子タイマ例えばカウンタ20にも接続さ
れる。このカウンタ20は、スタートスイッチ回路19
のスタート信号に応答してクロックパルスをカウントす
ることにより、電子レンジの加熱ェネルギのON−OF
Fデューティ決定用のタイミング信号を出力機Aに発生
するとともに、そのON−OFFデユーテイサイクルの
1サイクルの時間の整数倍の時間後において出力端Bに
ゲート信号を発生するものである。このカウンタ20の
出力端A及びBは温度制御回路21及びANDゲート2
2の第1入力端に接続される。このANDゲート22の
第2入力端は温度制御回路21の出力端に接続される。
ANDゲート22の出力端は制御対象部材(例えばマグ
ネトロン)23に接続される。上記回路構成において温
度センサ11がジャック12に接続されると温度センサ
11からの温度情報が温度検出比較回路14に供給され
る。
このときスイッチ16の閉成により温度設定回路18か
ら設定温度情報が温度検出比較回路14に供給される。
温度設定回路18は例えば冷凍食品の解凍をおこなう場
合、解凍完了時の温度に設定できる。スタートスイッチ
回路19が作動されるとスタート信号が温度検出比較回
路14に供給され温度センサ1 1からの温度情報と設
定温度情報とが比較され両情報の差に応じた出力信号が
温度制御回路21に供給される。この温度制御回路21
はスタート信号に応答して動作するカゥン夕20からの
タイミング信号に同期して上記温度情報差に対応してO
N,OFF期間が変わる例えば第2図に示すような駆動
信号aを発生する。この駆動信号aはANDゲート22
の第2入力端に供給される。このANDゲート22はカ
ウンタ20から端子Bを介して供給されるゲート制御信
号bによって開閉制御される。即ち、このゲート22は
電子レンジのスタート動作から所定時間、例えば駆動信
号aの1サイクルの時間Tに等しい時間後に関から駆動
信号aが制御対象部材23則ちマグネトロンに供給され
る。マグネトロンは駆動信号のON−OFFデューティ
サィクルに従って駆動され食品に高周波加熱ェネルギを
与え食品の解凍をおこなう。以上のようにスタート動作
の後所定時間だけマグネトロンの動作をおくらせる則ち
電子レンジの動作の実施をおくらせることにより温度セ
ンサからの正しい温度情報が電子レンジの温度制御に用
いることができ冷凍食品の解凍の不完全または食品の調
理の不完全が生じることはない。
ら設定温度情報が温度検出比較回路14に供給される。
温度設定回路18は例えば冷凍食品の解凍をおこなう場
合、解凍完了時の温度に設定できる。スタートスイッチ
回路19が作動されるとスタート信号が温度検出比較回
路14に供給され温度センサ1 1からの温度情報と設
定温度情報とが比較され両情報の差に応じた出力信号が
温度制御回路21に供給される。この温度制御回路21
はスタート信号に応答して動作するカゥン夕20からの
タイミング信号に同期して上記温度情報差に対応してO
N,OFF期間が変わる例えば第2図に示すような駆動
信号aを発生する。この駆動信号aはANDゲート22
の第2入力端に供給される。このANDゲート22はカ
ウンタ20から端子Bを介して供給されるゲート制御信
号bによって開閉制御される。即ち、このゲート22は
電子レンジのスタート動作から所定時間、例えば駆動信
号aの1サイクルの時間Tに等しい時間後に関から駆動
信号aが制御対象部材23則ちマグネトロンに供給され
る。マグネトロンは駆動信号のON−OFFデューティ
サィクルに従って駆動され食品に高周波加熱ェネルギを
与え食品の解凍をおこなう。以上のようにスタート動作
の後所定時間だけマグネトロンの動作をおくらせる則ち
電子レンジの動作の実施をおくらせることにより温度セ
ンサからの正しい温度情報が電子レンジの温度制御に用
いることができ冷凍食品の解凍の不完全または食品の調
理の不完全が生じることはない。
また、遅延時間を駆動信号のON−OFFヂューティサ
ィクルの1サイクルの時間Tに一致させ、温度制御回路
をタイミング制御するためのカウンタを遅延制御にも兼
用しているので、回路部品を少なくすることができる。
ィクルの1サイクルの時間Tに一致させ、温度制御回路
をタイミング制御するためのカウンタを遅延制御にも兼
用しているので、回路部品を少なくすることができる。
図面の簡単な説明第1図はこの発明の−実施例に従った
温度制御装置の回路図、そして第2図は駆動信号とゲー
ト信号とのタイムチャートを示す図である。
温度制御装置の回路図、そして第2図は駆動信号とゲー
ト信号とのタイムチャートを示す図である。
11・・・温度センサ、14・・・温度検出比較回路、
18・・・温度設定回路、19・・・スタートスイッチ
回路、21・・・温度制御回路、22…ANDゲート、
23・・・制御対象部材。
18・・・温度設定回路、19・・・スタートスイッチ
回路、21・・・温度制御回路、22…ANDゲート、
23・・・制御対象部材。
第2図
第1図
Claims (1)
- 1 電子レンジの調理室内に収納される被処理物体に挿
入され温度情報を出力する温度センサと、前記電子レン
ジをスタートさせるスタート手段と、このスタート手段
の作動に応答して作動し、前記電子レンジの加熱エネル
ギのON−OFFデユーテイサイクル決定用のタイミン
グ信号を発生するとともに、そのON−OFFデユーテ
イサイクルの1サイクルの時間の整数倍の時間後におい
てゲート制御信号を発生するタイマ回路と、前記スター
ト手段の作動に応答して前記温度情報を取り込みこの温
度情報および前記タイマ回路から発せられるタイミング
信号に応じたON−OFFデユーテイの駆動信号を発生
する制御手段と、この制御手段から発せられる駆動信号
を前記タイマ回路から発せられるゲート制御信号に応じ
て抽出する手段とを具備し、この抽出駆動信号を電子レ
ンジの加熱エネルギ制御用とすることを特徴とする電子
レンジ用温度制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11111379A JPS6021476B2 (ja) | 1979-08-31 | 1979-08-31 | 電子レンジ用温度制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11111379A JPS6021476B2 (ja) | 1979-08-31 | 1979-08-31 | 電子レンジ用温度制御装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5635391A JPS5635391A (en) | 1981-04-08 |
JPS6021476B2 true JPS6021476B2 (ja) | 1985-05-28 |
Family
ID=14552734
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11111379A Expired JPS6021476B2 (ja) | 1979-08-31 | 1979-08-31 | 電子レンジ用温度制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6021476B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5892984A (ja) * | 1981-11-30 | 1983-06-02 | Toshiba Corp | 電子時計 |
-
1979
- 1979-08-31 JP JP11111379A patent/JPS6021476B2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5635391A (en) | 1981-04-08 |
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