JPS6318315B2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPS6318315B2 JPS6318315B2 JP9732377A JP9732377A JPS6318315B2 JP S6318315 B2 JPS6318315 B2 JP S6318315B2 JP 9732377 A JP9732377 A JP 9732377A JP 9732377 A JP9732377 A JP 9732377A JP S6318315 B2 JPS6318315 B2 JP S6318315B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- temperature
- heating
- food
- counting
- detection signal
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 claims description 32
- 235000013305 food Nutrition 0.000 claims description 18
- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims description 16
- 238000009835 boiling Methods 0.000 claims description 6
- 238000010411 cooking Methods 0.000 description 3
- 230000010355 oscillation Effects 0.000 description 3
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 238000005259 measurement Methods 0.000 description 2
- 239000003990 capacitor Substances 0.000 description 1
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 1
- 238000002474 experimental method Methods 0.000 description 1
- 235000013372 meat Nutrition 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 239000000523 sample Substances 0.000 description 1
- 235000013547 stew Nutrition 0.000 description 1
Landscapes
- Control Of High-Frequency Heating Circuits (AREA)
- Electric Ovens (AREA)
- Control Of Resistance Heating (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は食品の調理を美味に仕上げる電子レン
ジ等の加熱装置に係る。
ジ等の加熱装置に係る。
従来、第１図に示すような回路を備えた電子レ
ンジによれば、サーミスタを内蔵する温度検出装
置（温度プローブとも呼ぶ。）１をオーブン内の
食品に挿し込んで加熱中の食品の温度を測定し、
所定の温度T1に至つた時点でコントロールユニ
ツト２に検出信号を出力し、このコントロールユ
ニツト２はトライアツク３のゲートを閉じて電源
４と高圧トランス５との接続を断つようにし、コ
ンデンサ６、ダイオード７よりなる半波倍電圧整
流回路８を介して励起されるマグネトロン９の発
振を停止させるか、あるいはその後引き続いて温
度T1状態を持続するようトライアツク３を断続
的に開閉して加熱するようにしている。尚、図中
１０は電源スイツチである。この場合第２図に示
すように、食品は加熱に伴なつてその初期の温度
（Ａ点）より設定した温度T1（Ｂ点）に上昇する。
所が、温度検出装置１の測定誤差が原因となつた
り、あるいは電子レンジを気圧の低い所で使用し
た場合には沸点が下がることから、そのような使
用環境にも温度検出装置１が働らくよう、あらか
じめ設定温度T1を通常90〜95℃程度に設定して
あることが原因となつて、場所によつては食品は
充分沸騰せず、そのため若干生臭さが残り美味し
く調理できなかつたものである。尚第２図によれ
ば、そのＢ−Ｃ間はコントロールユニツト１内の
タイマー回路による時間制御となつており、煮込
み料理に適した加熱装置となつている。付言すれ
ば、温度検出装置１により沸点を測定することは
装置自体の安全性なり測定のむずかしさという要
因により、実際には沸点を測定する以前に検出信
号を出していた。
ンジによれば、サーミスタを内蔵する温度検出装
置（温度プローブとも呼ぶ。）１をオーブン内の
食品に挿し込んで加熱中の食品の温度を測定し、
所定の温度T1に至つた時点でコントロールユニ
ツト２に検出信号を出力し、このコントロールユ
ニツト２はトライアツク３のゲートを閉じて電源
４と高圧トランス５との接続を断つようにし、コ
ンデンサ６、ダイオード７よりなる半波倍電圧整
流回路８を介して励起されるマグネトロン９の発
振を停止させるか、あるいはその後引き続いて温
度T1状態を持続するようトライアツク３を断続
的に開閉して加熱するようにしている。尚、図中
１０は電源スイツチである。この場合第２図に示
すように、食品は加熱に伴なつてその初期の温度
（Ａ点）より設定した温度T1（Ｂ点）に上昇する。
所が、温度検出装置１の測定誤差が原因となつた
り、あるいは電子レンジを気圧の低い所で使用し
た場合には沸点が下がることから、そのような使
用環境にも温度検出装置１が働らくよう、あらか
じめ設定温度T1を通常90〜95℃程度に設定して
あることが原因となつて、場所によつては食品は
充分沸騰せず、そのため若干生臭さが残り美味し
く調理できなかつたものである。尚第２図によれ
ば、そのＢ−Ｃ間はコントロールユニツト１内の
タイマー回路による時間制御となつており、煮込
み料理に適した加熱装置となつている。付言すれ
ば、温度検出装置１により沸点を測定することは
装置自体の安全性なり測定のむずかしさという要
因により、実際には沸点を測定する以前に検出信
号を出していた。
本発明は上記の従来の欠点に鑑みなされたもの
で、少なくとも連続する２つの加熱工程に分け確
実に沸騰させるようにした電子レンジ等の加熱装
置を提供する。
で、少なくとも連続する２つの加熱工程に分け確
実に沸騰させるようにした電子レンジ等の加熱装
置を提供する。
第３図は本発明の加熱装置に則り調理した食品
の温度−時間特性を示すグラフであり、第４図は
その加熱装置を実行させるためのブロツク図であ
る。これによれば、サーミスタを内蔵する温度検
出装置１と温度設定ボリユーム１２はオペアンプ
１１に接続され、マイクロ波加熱に伴ない食品の
温度があらかじめ温度設定ボリユーム１２により
調整された設定温度T2（90〜95℃）に至るとオペ
アンプ１１が動作し、設定温度到達判定回路１３
より信号が出力されるようになつている。もちろ
ん、マイクロ波加熱による調理は調理ボタンの操
作により開始され、コントロールユニツト２から
はトライアツク３のゲートに信号が印加されこれ
をスイツチ・オンとしマグネトロン９を発振させ
るが、その調理ボタンと連動してスタートボタン
１４が閉成する。その閉成に伴ないカウンター１
５はカウントを開始し、設定温度到達判定回路１
３から出力される信号により動作を停止するまで
の間、刻々とカウントアツプする。第３図に示す
ようにこのカウンター１５の最終的計時時間はＢ
点に対応するt2時間であり、食品の温度がT2に達
するとコントロールユニツト２は設定温度到達判
定回路１３の出力信号に基き、１／ｍ割算回路
（分周器でよい）１６および第２のカウンター１
７を作動させて第１のカウンター１５のカウント
内容を１／ｍにし第２のカウンター１７に順次入
れる。この設定温度T2に至らせる加熱工程を第
１の加熱工程とする。電子レンジはこの温度制御
式の第１の加熱工程に引き続き、タイマーによる
時間制御式の第２の加熱工程に入る。このタイマ
ーとなる上記第２のカウンター１７は必らず第１
の加熱工程に要した時間t2に基いて設定される
t2／ｍ時間をカウントするもので、コントロール
ユニツト２はそのカウント中トライアツク３をス
イツチ・オンし続け、t2／ｍ時間分カウントアツ
プした所で一旦マグネトロン９の発振を断ち、第
２の加熱工程を終了させる。
の温度−時間特性を示すグラフであり、第４図は
その加熱装置を実行させるためのブロツク図であ
る。これによれば、サーミスタを内蔵する温度検
出装置１と温度設定ボリユーム１２はオペアンプ
１１に接続され、マイクロ波加熱に伴ない食品の
温度があらかじめ温度設定ボリユーム１２により
調整された設定温度T2（90〜95℃）に至るとオペ
アンプ１１が動作し、設定温度到達判定回路１３
より信号が出力されるようになつている。もちろ
ん、マイクロ波加熱による調理は調理ボタンの操
作により開始され、コントロールユニツト２から
はトライアツク３のゲートに信号が印加されこれ
をスイツチ・オンとしマグネトロン９を発振させ
るが、その調理ボタンと連動してスタートボタン
１４が閉成する。その閉成に伴ないカウンター１
５はカウントを開始し、設定温度到達判定回路１
３から出力される信号により動作を停止するまで
の間、刻々とカウントアツプする。第３図に示す
ようにこのカウンター１５の最終的計時時間はＢ
点に対応するt2時間であり、食品の温度がT2に達
するとコントロールユニツト２は設定温度到達判
定回路１３の出力信号に基き、１／ｍ割算回路
（分周器でよい）１６および第２のカウンター１
７を作動させて第１のカウンター１５のカウント
内容を１／ｍにし第２のカウンター１７に順次入
れる。この設定温度T2に至らせる加熱工程を第
１の加熱工程とする。電子レンジはこの温度制御
式の第１の加熱工程に引き続き、タイマーによる
時間制御式の第２の加熱工程に入る。このタイマ
ーとなる上記第２のカウンター１７は必らず第１
の加熱工程に要した時間t2に基いて設定される
t2／ｍ時間をカウントするもので、コントロール
ユニツト２はそのカウント中トライアツク３をス
イツチ・オンし続け、t2／ｍ時間分カウントアツ
プした所で一旦マグネトロン９の発振を断ち、第
２の加熱工程を終了させる。
さて、この第２の加熱工程中には必らず食品が
沸騰するように“ｍ”の数値が決められる。実験
によれば８〜10ぐらいの値を取るのが好ましく、
シチユーのような肉の入つた煮込み料理は特に生
臭くなく美味しく出き上がることが分つた。第３
図において、第２の加熱工程の終了点Ｅから以後
については、食品の温度が設定温度T2に降下す
るまでマグネトロン９の発振を中止させている。
もちろん温度検出装置１の測定する温度情報に基
いてコントロールユニツト２が制御しているわけ
で、Ｃ点に至るまでその温度T2を保ち、加熱す
るようトライアツク３を断続的にスイツチ・オン
させマグネトロン９を断続式に発振させ、繰り返
し加熱を加えるマイクロ波出力制御を行なつてい
る。
沸騰するように“ｍ”の数値が決められる。実験
によれば８〜10ぐらいの値を取るのが好ましく、
シチユーのような肉の入つた煮込み料理は特に生
臭くなく美味しく出き上がることが分つた。第３
図において、第２の加熱工程の終了点Ｅから以後
については、食品の温度が設定温度T2に降下す
るまでマグネトロン９の発振を中止させている。
もちろん温度検出装置１の測定する温度情報に基
いてコントロールユニツト２が制御しているわけ
で、Ｃ点に至るまでその温度T2を保ち、加熱す
るようトライアツク３を断続的にスイツチ・オン
させマグネトロン９を断続式に発振させ、繰り返
し加熱を加えるマイクロ波出力制御を行なつてい
る。
以上のように本発明によれば、第１の加熱工程
を食品が沸騰する手前の設定温度に至るまでと
し、次の第２の加熱工程をこの第１の加熱工程に
要した時間の１／ｍとし、且つこの第２の加熱工
程中に食品が沸騰するように上記“ｍ”の値を設
定するようにしたので、食品は温度検出装置の誤
差、電子レンジ等の使用環境によらず沸騰し、従
来のような生臭さはなくなり美味しく調理できる
ものである。
を食品が沸騰する手前の設定温度に至るまでと
し、次の第２の加熱工程をこの第１の加熱工程に
要した時間の１／ｍとし、且つこの第２の加熱工
程中に食品が沸騰するように上記“ｍ”の値を設
定するようにしたので、食品は温度検出装置の誤
差、電子レンジ等の使用環境によらず沸騰し、従
来のような生臭さはなくなり美味しく調理できる
ものである。
第１図は電子レンジに組まれる電気回路の概略
図、第２図は従来の加熱装置に則り調理した食品
の温度−時間特性のグラフ、第３図は本発明の加
熱装置を実行する電子レンジの概略な電気回路
図、第４図は本発明の加熱装置に則り調理した食
品の温度−時間特性のグラフ。 １：温度検出装置、２：コントロールユニツ
ト、３：トライアツク、９：マグネトロン、１
５：第１のカウンター、１７：第２のカウンタ
ー。
図、第２図は従来の加熱装置に則り調理した食品
の温度−時間特性のグラフ、第３図は本発明の加
熱装置を実行する電子レンジの概略な電気回路
図、第４図は本発明の加熱装置に則り調理した食
品の温度−時間特性のグラフ。 １：温度検出装置、２：コントロールユニツ
ト、３：トライアツク、９：マグネトロン、１
５：第１のカウンター、１７：第２のカウンタ
ー。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 １ 食品を加熱する加熱手段と、加熱に伴ない食
品温度が沸騰手前の設定温度に達したとき検知信
号を出力する温度検知手段と、加熱開始から食品
温度が上記設定温度に達するのに要した時間ｔを
計数する第１の計数手段と、該第１の計数手段の
計数値の１／ｍ（ｍは１でない自然数）の時間
ｔ／ｍを計数する第２の計数手段と、 加熱間始信号に基づき上記加熱手段と第１の計
数手段とを作動させ、上記温度検知手段の検知信
号に基づいて第２の計数手段を作動させ、該第２
の計数手段のカウントアツプ信号に基づいて上記
加熱手段を停止させるコントロールユニツトとを
備えた電子レンジ等の加熱装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9732377A JPS5431649A (en) | 1977-08-12 | 1977-08-12 | Heating system in microwave ovens |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9732377A JPS5431649A (en) | 1977-08-12 | 1977-08-12 | Heating system in microwave ovens |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5431649A JPS5431649A (en) | 1979-03-08 |
| JPS6318315B2 true JPS6318315B2 (ja) | 1988-04-18 |
Family
ID=14189265
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9732377A Granted JPS5431649A (en) | 1977-08-12 | 1977-08-12 | Heating system in microwave ovens |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5431649A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US10681446B2 (en) | 2015-09-30 | 2020-06-09 | Apple Inc. | Earbud case with pairing button |
-
1977
- 1977-08-12 JP JP9732377A patent/JPS5431649A/ja active Granted
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US10681446B2 (en) | 2015-09-30 | 2020-06-09 | Apple Inc. | Earbud case with pairing button |
| US10880630B2 (en) | 2015-09-30 | 2020-12-29 | Apple Inc. | Wireless earbud |
| US10904652B2 (en) | 2015-09-30 | 2021-01-26 | Apple Inc. | Earbud case with insert |
| US11026011B2 (en) | 2015-09-30 | 2021-06-01 | Apple Inc. | Wireless earbud |
| US11026010B2 (en) | 2015-09-30 | 2021-06-01 | Apple Inc. | Portable listening device with sensors |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5431649A (en) | 1979-03-08 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US4475024A (en) | Wireless food temperature-sensing assembly | |
| JPS6318315B2 (ja) | ||
| EP0739505A1 (en) | An apparatus for controlling the heating of foodstuffs | |
| JPS59175588A (ja) | 自動調理器 | |
| JPS59175589A (ja) | 自動調理器 | |
| JPH062090B2 (ja) | 炊飯器 | |
| JPS6330891Y2 (ja) | ||
| JPH07101097B2 (ja) | 調理器 | |
| JPS6028119B2 (ja) | 電子レンジ用温度制御装置 | |
| KR890001222Y1 (ko) | 전자렌지의 최적요리 장치 | |
| JPH02106619A (ja) | 重量変化量検出機能付加熱調理器 | |
| JPH0618534B2 (ja) | 炊飯器 | |
| JPS63172830A (ja) | 調理器 | |
| JPH062091B2 (ja) | 炊飯器 | |
| JPH0441004B2 (ja) | ||
| JPH066096B2 (ja) | 炊飯器における沸騰検出装置 | |
| JPH0537126Y2 (ja) | ||
| JPH062092B2 (ja) | 炊飯器 | |
| JPH0738831B2 (ja) | 炊飯器 | |
| JPH0215999B2 (ja) | ||
| JPH0738830B2 (ja) | 炊飯器 | |
| JPS58181288A (ja) | 高周波加熱装置 | |
| JPS5813934A (ja) | 複合加熱器 | |
| JPS6117489B2 (ja) | ||
| JPH056449B2 (ja) |