JPS62154593A - 調理器 - Google Patents
調理器Info
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- JPS62154593A JPS62154593A JP60293119A JP29311985A JPS62154593A JP S62154593 A JPS62154593 A JP S62154593A JP 60293119 A JP60293119 A JP 60293119A JP 29311985 A JP29311985 A JP 29311985A JP S62154593 A JPS62154593 A JP S62154593A
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Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H05—ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H05B—ELECTRIC HEATING; ELECTRIC LIGHT SOURCES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; CIRCUIT ARRANGEMENTS FOR ELECTRIC LIGHT SOURCES, IN GENERAL
- H05B6/00—Heating by electric, magnetic or electromagnetic fields
- H05B6/64—Heating using microwaves
- H05B6/66—Circuits
- H05B6/68—Circuits for monitoring or control
-
- H—ELECTRICITY
- H05—ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H05B—ELECTRIC HEATING; ELECTRIC LIGHT SOURCES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; CIRCUIT ARRANGEMENTS FOR ELECTRIC LIGHT SOURCES, IN GENERAL
- H05B6/00—Heating by electric, magnetic or electromagnetic fields
- H05B6/64—Heating using microwaves
- H05B6/6447—Method of operation or details of the microwave heating apparatus related to the use of detectors or sensors
- H05B6/645—Method of operation or details of the microwave heating apparatus related to the use of detectors or sensors using temperature sensors
- H05B6/6455—Method of operation or details of the microwave heating apparatus related to the use of detectors or sensors using temperature sensors the sensors being infrared detectors
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
- Electromagnetism (AREA)
- Electric Ovens (AREA)
- Radiation Pyrometers (AREA)
- Control Of High-Frequency Heating Circuits (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔発明の技術分野〕
この発明は、食品から放射される赤外線によりその食品
の温度を検知する調理器に関する。
の温度を検知する調理器に関する。
一般に、調理器たとえば電子レンジにあっては、赤外線
による輻射熱で抵抗値が変化するサーミスタを備え、こ
のサーミスタの出力により食品の温度を検知するように
したものがある。
による輻射熱で抵抗値が変化するサーミスタを備え、こ
のサーミスタの出力により食品の温度を検知するように
したものがある。
このような電子レンジとしては、たとえば特公昭60−
28117号公報に示されるように、サーミスタに入射
する赤外線をチョッパで断続し、この断続によるサーミ
スタの抵抗値変化を交流信号として取出し、この信号に
より食品の温度を検知するようにしたものがある。
28117号公報に示されるように、サーミスタに入射
する赤外線をチョッパで断続し、この断続によるサーミ
スタの抵抗値変化を交流信号として取出し、この信号に
より食品の温度を検知するようにしたものがある。
たたし、この場合、サーミスタの出力たけでは温度検知
が不可能であり、チョッパの温度を検知するチョッパ温
度検知回路やチョッパの断続タイミングを検知するため
のフォトカブラなども必要となっている。このため、構
成が複雑であり、それに伴ってコストが高いという問題
がある。また、サーミスタには熱時定数があるため、サ
ーミスタの出力(交流信号)のレベルは低く、外来ノイ
ズの影響を受けて検知誤差を生じ易いという問題がある
。
が不可能であり、チョッパの温度を検知するチョッパ温
度検知回路やチョッパの断続タイミングを検知するため
のフォトカブラなども必要となっている。このため、構
成が複雑であり、それに伴ってコストが高いという問題
がある。また、サーミスタには熱時定数があるため、サ
ーミスタの出力(交流信号)のレベルは低く、外来ノイ
ズの影響を受けて検知誤差を生じ易いという問題がある
。
そこで、第7図に示すように、食品から放射される赤外
線を受けるサーミスタTh1を設けるとともに、食品か
ら放射される赤外線を受けずに周囲;H度を感知するサ
ーミスタTh2を設け、これらサーミスタに抵抗’l+
’2をそれぞれ介して直流電圧Vddを印加し、両サー
ミスタの出力の差を増幅回路Bを介して取出し、食品の
温度を検知するようにしたものがある。すなわち、上記
したようなチョッパ、チョッパ温度検知回路、フォトカ
プラなどを不要とするものである。
線を受けるサーミスタTh1を設けるとともに、食品か
ら放射される赤外線を受けずに周囲;H度を感知するサ
ーミスタTh2を設け、これらサーミスタに抵抗’l+
’2をそれぞれ介して直流電圧Vddを印加し、両サー
ミスタの出力の差を増幅回路Bを介して取出し、食品の
温度を検知するようにしたものがある。すなわち、上記
したようなチョッパ、チョッパ温度検知回路、フォトカ
プラなどを不要とするものである。
しかしながら、サーミスタTh+、Th2には特性のず
れがあるのが普通であり、このため温度検知に誤差を生
じ、調理の出来具合に悪影響を及ぼすことがあった。か
といって、特性の同じサーミスタを選別しようとすると
、コストの上昇を招いてしまう。
れがあるのが普通であり、このため温度検知に誤差を生
じ、調理の出来具合に悪影響を及ぼすことがあった。か
といって、特性の同じサーミスタを選別しようとすると
、コストの上昇を招いてしまう。
この発明は上記のような事情に鑑みてなされたもので、
その目的とするところは、コストの上昇を招くことなく
、また素子の特性に影響を受けることなく、的確かつ精
度の良い温度検出を行なうことができ、これにより常に
適正な調理を行なうことができる信頼性にすぐれた調理
器を提供することにある。
その目的とするところは、コストの上昇を招くことなく
、また素子の特性に影響を受けることなく、的確かつ精
度の良い温度検出を行なうことができ、これにより常に
適正な調理を行なうことができる信頼性にすぐれた調理
器を提供することにある。
この発明は、食品から放射される赤外線を受ける感温素
子と、この感温素子に入射する赤外線を遮断するための
シャッタと、周囲温度が一定以上変化したとき、前記シ
ャッタを閉成して前記感温素子に対する赤外線の入射を
遮断する手段と、この遮断時、前記感温素子の出力が略
零となるように調整を行なう手段と、前記シャッタの開
放時、前記感温素子の出力に応じて前記食品の温度を検
知する手段とからなる調理器である。
子と、この感温素子に入射する赤外線を遮断するための
シャッタと、周囲温度が一定以上変化したとき、前記シ
ャッタを閉成して前記感温素子に対する赤外線の入射を
遮断する手段と、この遮断時、前記感温素子の出力が略
零となるように調整を行なう手段と、前記シャッタの開
放時、前記感温素子の出力に応じて前記食品の温度を検
知する手段とからなる調理器である。
以下、この発明の一実施例について図面を参照して説明
する。
する。
第1図において、■は加熱室で、この加熱室1内には食
品2を載置するための棚板3を設けている。また、加熱
室1の天井面に高周波電波の供給口4を形成し、この供
給口4に導波管5の一端を連通ずる。そして、導波管5
の他端外周に高周波発生装置であるところのマグネトロ
ン6を取付け、このマグネトロン6のアンテナ6aを導
波管5内に導入する。
品2を載置するための棚板3を設けている。また、加熱
室1の天井面に高周波電波の供給口4を形成し、この供
給口4に導波管5の一端を連通ずる。そして、導波管5
の他端外周に高周波発生装置であるところのマグネトロ
ン6を取付け、このマグネトロン6のアンテナ6aを導
波管5内に導入する。
さらに、加熱室1の天井面の略中央部に赤外線透過孔7
を形成し、天井面裏側において上記赤外線透過孔7と対
応する位置に感温素子であるところのサーミスタ11を
設ける。そして、このサーミスタ11と赤外線透過孔7
との間にシャッタ8を設ける。このシャッタ8は、ソレ
ノイド8aおよびブレード8bからなり、付勢するとブ
レード8bが突出(閉成)して赤外線透過孔7からサー
ミスタ11への赤外線の入射を遮断するか、消勢すると
ブレード8bがソレノイド8a側に引っ込み(開放)、
赤外線透過孔7からサーミスタ11への赤外線の入射を
許容する。
を形成し、天井面裏側において上記赤外線透過孔7と対
応する位置に感温素子であるところのサーミスタ11を
設ける。そして、このサーミスタ11と赤外線透過孔7
との間にシャッタ8を設ける。このシャッタ8は、ソレ
ノイド8aおよびブレード8bからなり、付勢するとブ
レード8bが突出(閉成)して赤外線透過孔7からサー
ミスタ11への赤外線の入射を遮断するか、消勢すると
ブレード8bがソレノイド8a側に引っ込み(開放)、
赤外線透過孔7からサーミスタ11への赤外線の入射を
許容する。
また、サーミスタ11およびシャッタ8の近傍に感温素
子であるところのサーミスタ12を設ける。
子であるところのサーミスタ12を設ける。
ただし、このサーミスタ12には赤外線透過孔7からの
赤外線は入射しないようにしである。
赤外線は入射しないようにしである。
しかして、マグネトロン6を高圧トランス21および制
御スイッチ(リレー接点)22aなどを介して商用交流
電源23に接続する。また、サーミスタ11、 12お
よびソレノイド8aを制御部30に接続する。
御スイッチ(リレー接点)22aなどを介して商用交流
電源23に接続する。また、サーミスタ11、 12お
よびソレノイド8aを制御部30に接続する。
さらに、リレー22を制御部30に接続する。
第2図は制御部30およびその周辺部の具体例である。
40は赤外線検知回路で、サーミスタ11、抵抗41、
抵抗42、抵抗群R1r R2r ”・Rnをブリッジ
(14成したもので、抵抗群R1,R2,・・・Rnに
対してはそれぞれスイッチS1.S、、、・・・Snを
挿接している。スイッチSl、S2+ ・・・Snは、
後述するマイクロコンピュータ50の指令に応動するも
のである。しか[7て、赤外線検知回路40に直iNE
電圧Vddを印加し、その赤外線検出回路40の出力を
増幅回路51で増幅し、かつA/D (アナログ/ディ
ジタル)変換回路52てディジタル信号に変換し、食品
41度情報としてマイクロコンピュータ50に供給する
。
抵抗42、抵抗群R1r R2r ”・Rnをブリッジ
(14成したもので、抵抗群R1,R2,・・・Rnに
対してはそれぞれスイッチS1.S、、、・・・Snを
挿接している。スイッチSl、S2+ ・・・Snは、
後述するマイクロコンピュータ50の指令に応動するも
のである。しか[7て、赤外線検知回路40に直iNE
電圧Vddを印加し、その赤外線検出回路40の出力を
増幅回路51で増幅し、かつA/D (アナログ/ディ
ジタル)変換回路52てディジタル信号に変換し、食品
41度情報としてマイクロコンピュータ50に供給する
。
また、サーミスタ12に抵抗53を介して直流電圧Vd
dを印加し、そのサーミスタ12に生じる電圧をA/D
変換回路54でディジタル信号に変換し、周囲温度情報
としてマイクロコンピュータ50に供給する。
dを印加し、そのサーミスタ12に生じる電圧をA/D
変換回路54でディジタル信号に変換し、周囲温度情報
としてマイクロコンピュータ50に供給する。
さらに、マイクロコンピュータ50に対し、シャッタ8
のソレノイド8a、抵抗55を介してNPN型トランジ
スタ5Gのベース・エミッタ間、および操作部57など
を接続する。そして、リレー22に対し、)・ランジス
タ56のコレクタ・エミッタ間を介して直流電圧Vdd
を印加する。
のソレノイド8a、抵抗55を介してNPN型トランジ
スタ5Gのベース・エミッタ間、および操作部57など
を接続する。そして、リレー22に対し、)・ランジス
タ56のコレクタ・エミッタ間を介して直流電圧Vdd
を印加する。
つぎに、上記のような構成において第3図ないし第5図
を参照しながら動作を説明する。
を参照しながら動作を説明する。
加熱室1内の棚板3に食品2を載置し、加熱室lのドア
(図示しない)を閉成する。そして、操作部57で調理
終了温度を設定し、かつ調理開始操作を行なうと、マイ
クロコンピュータ50がトランジスタ56をオンする。
(図示しない)を閉成する。そして、操作部57で調理
終了温度を設定し、かつ調理開始操作を行なうと、マイ
クロコンピュータ50がトランジスタ56をオンする。
トランジスタ5Bがオンすると、リレー22が動作し、
制御スイッチ22aがオンする。こうして、マグネトロ
ン6が発振動作し、そのマグネトロン6から発せられる
高周波電波によって食品2に対する誘電加熱が始まる。
制御スイッチ22aがオンする。こうして、マグネトロ
ン6が発振動作し、そのマグネトロン6から発せられる
高周波電波によって食品2に対する誘電加熱が始まる。
つまり、調理の開始となる。
この調理時、食品2からはステファン−ボルツマンの法
則としてよく知られている下式(1)に示す赤外線エネ
ルギWが放射される。
則としてよく知られている下式(1)に示す赤外線エネ
ルギWが放射される。
W−η・σ・Tf’・・・(1)
ここで、η:物体の放射率、σ:ステファンーボルツマ
ン定数、T「:食品2の絶対温度。
ン定数、T「:食品2の絶対温度。
しかして、食品2から放射される赤外線は赤外線透過孔
7を通り、サーミスタ11に入射する。すると、赤外線
の輻射熱によってサーミスタ11が温度上昇し、赤外線
検知回路40の出力が変化する。
7を通り、サーミスタ11に入射する。すると、赤外線
の輻射熱によってサーミスタ11が温度上昇し、赤外線
検知回路40の出力が変化する。
この出力は増幅回路51で増幅され、かつA/D変換回
路52でディジタル信号に変換され、食品温度情報とし
てマイクロコンピュータ50に入る。(以下、便宜のた
め増幅回路51の出力Yを赤外線検知回路40の出力と
称す)。
路52でディジタル信号に変換され、食品温度情報とし
てマイクロコンピュータ50に入る。(以下、便宜のた
め増幅回路51の出力Yを赤外線検知回路40の出力と
称す)。
ところで、サーミスタ12が周囲温度を感知しており、
その周囲温度が一定以上変化すると、マイクロコンピュ
ータ50がシャッタ8を開成する。シャッタ8が閉成す
ると、赤外線透過孔7からサーミスタ11への赤外線の
入射が遮断され、サーミスタ11にはシャッタ8のブレ
ード8aから放射される赤外線が入射するようになる。
その周囲温度が一定以上変化すると、マイクロコンピュ
ータ50がシャッタ8を開成する。シャッタ8が閉成す
ると、赤外線透過孔7からサーミスタ11への赤外線の
入射が遮断され、サーミスタ11にはシャッタ8のブレ
ード8aから放射される赤外線が入射するようになる。
しかして、サーミスタ11はブレード8bからの赤外線
の輻射熱によって温度が変化する。こうして、赤外線検
知回路40の出力Yはブレード8bの前回調整時の温度
と今回の温度との差に対応する電圧となる。なお、ブレ
ード8bの温度と周囲温度とは略等しいとすることがで
きる。マイクロコンピュータ50は、赤外線検知回路4
0の出力Yが略零となるように、スイッチs、、s2.
・・・Snをオン、オフ制御して抵抗群R,,R2,・
・・Rnの選択的な投入切換を行なう(第3図のt1期
間)。ただし、出力Yかなかなか零にならない場合もあ
り、そのときは出力Yの最小値を補正値δ・Tとして内
部のメモリに記憶する。
の輻射熱によって温度が変化する。こうして、赤外線検
知回路40の出力Yはブレード8bの前回調整時の温度
と今回の温度との差に対応する電圧となる。なお、ブレ
ード8bの温度と周囲温度とは略等しいとすることがで
きる。マイクロコンピュータ50は、赤外線検知回路4
0の出力Yが略零となるように、スイッチs、、s2.
・・・Snをオン、オフ制御して抵抗群R,,R2,・
・・Rnの選択的な投入切換を行なう(第3図のt1期
間)。ただし、出力Yかなかなか零にならない場合もあ
り、そのときは出力Yの最小値を補正値δ・Tとして内
部のメモリに記憶する。
しかして、マイクロコンピュータ50は、出力Yに対す
る零調整が終了すると、+件瞼8シャ・ンタ8の閉成を
解除し、食品2から放射される赤外線のサーミスタ11
に対する入射を再開する。ただし、マイクロコンピュー
タ50は、赤外線検知回路40の出力Yが安定するまで
の一定時間(第3図のt2期間)は待機状態となる。
る零調整が終了すると、+件瞼8シャ・ンタ8の閉成を
解除し、食品2から放射される赤外線のサーミスタ11
に対する入射を再開する。ただし、マイクロコンピュー
タ50は、赤外線検知回路40の出力Yが安定するまで
の一定時間(第3図のt2期間)は待機状態となる。
出力Yの安定に必要な一定時間後において、シャッタ8
のブレード8bの放射率と食品2の放射率とが略等しい
とすれば赤外線検知回路40の出力Yは上記(1)式か
ら導かれてF式(2)で表わされる。
のブレード8bの放射率と食品2の放射率とが略等しい
とすれば赤外線検知回路40の出力Yは上記(1)式か
ら導かれてF式(2)で表わされる。
Y=k ・ η ・σ・ (Tr ’ −Ts ’
) ・・・ (2)ここで、k二回路によって
決まる定数、T「:食品2の絶対温度、TS ニブレー
ド8bの絶対温度。
) ・・・ (2)ここで、k二回路によって
決まる定数、T「:食品2の絶対温度、TS ニブレー
ド8bの絶対温度。
したか、って、食品2の温度Trは下式(3)で表わさ
れる。
れる。
マイクロコンピュータ50は、この(3)式を演算し、
食品2の温度Tfを検知することになる。
食品2の温度Tfを検知することになる。
なお、補正値δ・Tを記憶している場合、その補正値δ
・Tによって上記演算値Trの補正を行なう。
・Tによって上記演算値Trの補正を行なう。
こうして、周囲温度が一定以上変化するごとに赤外線検
知回路40の出力Yに対する零調整を行なうことにより
、サーミスタ11.12の特性に影響を受けることなく
、的確な食品温度検知を行なうことができる。しかも、
サーミスタ11.12の特性に対する選別が不要となり
、コストの低減が図れる。
知回路40の出力Yに対する零調整を行なうことにより
、サーミスタ11.12の特性に影響を受けることなく
、的確な食品温度検知を行なうことができる。しかも、
サーミスタ11.12の特性に対する選別が不要となり
、コストの低減が図れる。
また、従来のようなチョッパの断続を繰返さないので、
サーミスタの出力レベルが高くとれるので外来ノイズの
影響を受けることが少なく、精度の良い温度検出を行な
うことができる。よって、常に良好な出来具合の調理を
行なうことができる。
サーミスタの出力レベルが高くとれるので外来ノイズの
影響を受けることが少なく、精度の良い温度検出を行な
うことができる。よって、常に良好な出来具合の調理を
行なうことができる。
さらには、従来のようなチョッパ温度検知回路やチョッ
パの断続タイミングを検知するためのフォトカブラなど
が不要であり、コストの低減に大きく貢献することがで
きる。
パの断続タイミングを検知するためのフォトカブラなど
が不要であり、コストの低減に大きく貢献することがで
きる。
ところで、マイクロコンピュータ5oは、周囲温度の変
化が小さい場合は出力Yに対する零調整を行なわないが
、赤外線検知回路40の出力Yと周囲温度との間に存在
するサーミスタ11の温度特性によって決まる第4図に
示す特性Iを予め記憶しており、その特性に基づいて食
品温度Tf’の補正を逐次行なう。つまり、精度の高い
食品温度検知を継続することができる。
化が小さい場合は出力Yに対する零調整を行なわないが
、赤外線検知回路40の出力Yと周囲温度との間に存在
するサーミスタ11の温度特性によって決まる第4図に
示す特性Iを予め記憶しており、その特性に基づいて食
品温度Tf’の補正を逐次行なう。つまり、精度の高い
食品温度検知を継続することができる。
しかる後、食品2の温度Tf’が予め定めた調理終了温
度に達すると、マイクロコンピュータ5oはリレー22
の動作を停止する。リレー22の動作が停止すると、制
御スイッチ22aがオフし、マグネトロン6の発振動作
が停止する。つまり、調理の終了となる。
度に達すると、マイクロコンピュータ5oはリレー22
の動作を停止する。リレー22の動作が停止すると、制
御スイッチ22aがオフし、マグネトロン6の発振動作
が停止する。つまり、調理の終了となる。
なお、上記実施例では、赤外線検知回路40における抵
抗群R1,R2,・・・Rnの選択的な投入切換によっ
て赤外線検知回路40の出力Yに対する零調整を行なう
ようにしたが、第6図に示すように赤外線検知回路40
をサーミスタ11.抵抗41の直列回路およびD/A
(ディジタル/アナログ)変換回路45にて構成し、サ
ーミスタ11.抵抗41の相互接続点に生じる電圧とD
/A変換回路45の出力電圧との差を増幅回路51で増
幅し、出力Yを取出すようにしてもよい。この場合、D
/A変換回路45の出力電圧をマイクロコンピュータ5
oで制御することにより、出力Yに対する零調整を行な
うことになる。
抗群R1,R2,・・・Rnの選択的な投入切換によっ
て赤外線検知回路40の出力Yに対する零調整を行なう
ようにしたが、第6図に示すように赤外線検知回路40
をサーミスタ11.抵抗41の直列回路およびD/A
(ディジタル/アナログ)変換回路45にて構成し、サ
ーミスタ11.抵抗41の相互接続点に生じる電圧とD
/A変換回路45の出力電圧との差を増幅回路51で増
幅し、出力Yを取出すようにしてもよい。この場合、D
/A変換回路45の出力電圧をマイクロコンピュータ5
oで制御することにより、出力Yに対する零調整を行な
うことになる。
その他、この発明は上記実施例に限定されるものではな
く、要旨を変えない範囲で種々変形実施可能である。
く、要旨を変えない範囲で種々変形実施可能である。
以上述べたようにこの発明によれば、コストの上昇を招
くことなく、また素子の特性に影響を受けることなく、
的確かつ精度の良い温度検出を行なうことができ、これ
により常に適正な調理を行なうことができる信頼性にす
ぐれた調理器を提供できる。
くことなく、また素子の特性に影響を受けることなく、
的確かつ精度の良い温度検出を行なうことができ、これ
により常に適正な調理を行なうことができる信頼性にす
ぐれた調理器を提供できる。
第1図はこの発明の一実施例の全体的な構成を示す図、
第2図は同実施例における要部の具体的な構成を示す図
、第3図は同実施例における赤外線検知回路の出力Yの
変化を示す図、第4図は同実施例における赤外線検知回
路の出力Yと周囲温度との関係を示す図、第5図は同実
施例の動作を説明するためのフローチャート1、第6図
は同実施例の変形例の構成を示す図、第7図は従来にお
ける温度検知回路の構成の一例を示す図である。 ■・・・・・・加熱室、6・・・・・・マグネトロン、
8・・・・・・シャッタ、11・・・・・・サーミスタ
(感温素子)、12・・・・・・サーミスタ(感温素子
)、40・・・・・・赤外線検知回路、Rl + R
2+ ・・・Rn・・・・・・抵抗群、SL+S2+
・・・8口・・・・・・スイッチ、50・・・・・・マ
イクロコンピュータ。 出願人代理人 弁理士 鈴江武彦 第4図 第5図
第2図は同実施例における要部の具体的な構成を示す図
、第3図は同実施例における赤外線検知回路の出力Yの
変化を示す図、第4図は同実施例における赤外線検知回
路の出力Yと周囲温度との関係を示す図、第5図は同実
施例の動作を説明するためのフローチャート1、第6図
は同実施例の変形例の構成を示す図、第7図は従来にお
ける温度検知回路の構成の一例を示す図である。 ■・・・・・・加熱室、6・・・・・・マグネトロン、
8・・・・・・シャッタ、11・・・・・・サーミスタ
(感温素子)、12・・・・・・サーミスタ(感温素子
)、40・・・・・・赤外線検知回路、Rl + R
2+ ・・・Rn・・・・・・抵抗群、SL+S2+
・・・8口・・・・・・スイッチ、50・・・・・・マ
イクロコンピュータ。 出願人代理人 弁理士 鈴江武彦 第4図 第5図
Claims (3)
- (1)食品から放射される赤外線を受ける感温素子と、
この感温素子に入射する赤外線を遮断するためのシャッ
タと、周囲温度が一定以上変化したとき、前記シャッタ
を閉成して前記感温素子に対する赤外線の入射を遮断す
る手段と、この遮断時、前記感温素子の出力が略零とな
るように調整を行なう手段と、前記シャッタの開放時、
前記感温素子の出力に応じて前記食品の温度を検知する
手段とを具備したことを特徴とする調理器。 - (2)感温素子は、複数の抵抗と共にブリッジ回路を構
成していることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載
の調理器。 - (3)出力の調整は、ブリッジ回路における抵抗の選択
的な投入切換により行なうことを特徴とする特許請求の
範囲第2項記載の調理器。
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