JPS6021240B2 - 堆積される銅をメッキ液に補給する方法及び装置 - Google Patents

堆積される銅をメッキ液に補給する方法及び装置

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JPS6021240B2
JPS6021240B2 JP55002243A JP224380A JPS6021240B2 JP S6021240 B2 JPS6021240 B2 JP S6021240B2 JP 55002243 A JP55002243 A JP 55002243A JP 224380 A JP224380 A JP 224380A JP S6021240 B2 JPS6021240 B2 JP S6021240B2
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plating solution
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    • C25ELECTROLYTIC OR ELECTROPHORETIC PROCESSES; APPARATUS THEREFOR
    • C25DPROCESSES FOR THE ELECTROLYTIC OR ELECTROPHORETIC PRODUCTION OF COATINGS; ELECTROFORMING; APPARATUS THEREFOR
    • C25D21/00Processes for servicing or operating cells for electrolytic coating
    • C25D21/16Regeneration of process solutions
    • C25D21/18Regeneration of process solutions of electrolytes

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は消耗されることのない、即ち一般に不溶性アノ
ードと云われているタイプのアノードを用いるメッキ技
術に関し、殊に、銅〆ッキの実行によって堆積された銅
〆ツキ液に補給するための方法及びその装置に関する。
特に、本発明に係る方法及び装置は連続的にメッキない
いま竜銭を行なう装置、例えば米国特許第405337
び号や同じく米国特許第4119516号において記述
されたタイプの装置に関連して有用性を有するものであ
る。例えば上述した米国特許第4119516号は、ス
テンレス鋼又はニッケルのような導電性材料から成る連
続した帯状体の表面にプリント回路の製造に用いる金属
箔や回路パターンの製造に有用なメッキ装置を提案して
いる。その装置は、その下面を連続的な帯状体が摺接し
ながらかつカソード化されながら送行されるカソードと
、該カソードの下方に配置された不落性アノードとを備
えており、カソードの下を送行される導電性帯状体とア
/−ドとの間に電極間間隙が形成される。上述の特許装
置に使用されるメッキ液は母着される銅を含んでいる。
メッキ液は、電極間間隙を乱流状態で流れることによっ
て、順番に並んだアノードの上方を連続的に送行される
導電性帯状体の下面に遠かにかつ一様に金属を堆積させ
る。尚、回路パターンを形成する場合は導電性帯状体の
下面にレジスト剤により予めマスキングを施さなければ
ならないが、箔の製造にはそのようなマスキングを必要
としない。メッキが進むに従って浴中の銅含有量は次第
に少なくなって行く。
それ故に、時々メッキ格の補充を行なし、浴中の銅濃度
を所定の範囲内に保つ必要がある。そのために、メッキ
業者は溶解性の銅化合物を購入し、その溶液をメッキ浴
中に入れるようにしている。例えば酸性鋼メッキ格の場
合には、銅は、硫酸鋼を騒入しその溶液の形で補給され
ている。しかしながら、このような方法は以下の■〜■
に掲げる問題があり不都合である。■ 硫酸鋼溶液の形
で銅を補充することは格の過度の増大を招き、しかも、
これは不溶性アノードを用いるときはきわめて顕著とな
る。そして、最終的には、このメッキ液を廃棄しなけれ
ばならない問題が生ずる。■ 不落性アノードを用いた
場合は、硫酸イオンが増加し、硫酸鋼の溶解度を減少さ
せるので、硫酸鋼の再結晶化が生じ、それがメッキタン
クの底部に沈毅する結果となる。
■ 硫酸鋼溶液の形で補充することは鉄、ニッケル、亜
鉛又はクロムのようなカチオン不純物を混入させること
になり堆積鋼の内部応力が増大し、伸銭性や展性を減少
させ強度その他の特性を損う。
■ 硫酸鋼は思ったより安くなく経済的でない。
本発明は、不溶性ァ/一ドを用いた場合に堆積によって
メッキ液中から消耗された銅を従釆用いられていた方法
や装置よりはるかに経済的に補給するための方法及び装
置を提供しようとするものである。又、本発明は、銅を
補給してもメッキ液の量が増大することのない方法及び
装置を提供しようとするものである。
更に、この発明は、電解によってメッキ容器内に発生す
るガスを容器外に逃がして作業環境を害する代りに、こ
のガスを利用する銅の補給方法及び装置を提供しようと
するものである。
更に又、本発明はメッキ液回収システムと適合する銅の
補給方法及び装置を提供しようとするものである。
本発明は、堆積により消耗された銅を固体状態の銅を用
いてメッキ液中に補給するものである。
このような固体状態のものとしてはスクラップ鋼ワイヤ
一を用いるのが手に入れ易いこと、安価であること、早
く溶解すること、の諸点から考えて好ましい。スクラッ
プ鋼を溶かすために、メッキタンク内のメッキ液とメッ
キによりタンク内に発生した酸素とをスクラップ鋼が収
容されている囲まれた空間内に導びき入れる。酸性鋼〆
ッキ浴を用いる場合においては、スクラップ鋼ワイヤ−
は溶解されて硫酸鋼溶液となり、加温された後、メッキ
格の中に導入される。硫酸鋼溶液は浴内に導入される前
に力姉益されるために、囲まれた空間からそれと運通し
ている予熱タンク内へ導びき入れられる。
子熱タンクは、硫酸鋼溶液を加温することと、その中に
含まれている固形物を沈降させることとの2つの目的を
有するものである。又、好ましい実施例においては硫酸
鋼溶液は予熱タンクからメッキタンクヘオーバーフロー
される。以下の本発明の説明は、その適応可能な一例と
して、酸性鋼〆ツキ浴を用いた銅箔ないいまプリント回
路パターンを連続的に製造する装置に関して行なう。
そして〜その格は本発明方法及び装置によって銅の補給
が為される。第1図に示された装置は、これをメッキ手
段と補給手段とに明確に区別することができる。
メッキ手段は、酸性鋼メッキ液1が収容されているタン
クないいま容器2を含んでいる。補給手段はスクラップ
鋼3を溶融して硫酸鋼メッキ液を作る補給タンク4と、
該硫酸鋼溶液をメッキタンク2に導入する前に所要温度
になるまで加熱するための子熱タンク5とを含んでいる
。メッキタンク2内にはカソード6とその下方に空間を
あげて配置された不溶性アノード7とを含んでいる。
カソード6の下面にはいくつかの凹部8が形成されてお
り、これらの凹部8はカソード6を垂直方向に貫通して
いる各別の通路9と蓮通されている。これらの通路9は
導管10によって真空ポンプ11と連結されている。表
面に銅箔又は回路パターンが析出される導母性材料から
成る帯状体12はカソード6の下側を水平にかつ第2図
に矢印で示された方向又は第1図の紙背から紙面側へ向
う方向へ通過していく。
第1図に13で示される部分が導電性帯状体12のタン
ク2内への入口となっている。導亀性帯状体12がタン
ク2内を通過する間真空ポンプ11によってカソードの
凹部8内が局部的に真空とされ、これによって導電・性
帯状体12に吸引力が作用する。しかして、導霧性帯状
体12は、カソード6の下面と摺接する状態で送行され
、よってカソードとの間に十分な電気的接触が得られカ
ソード化される。不溶性アノード7とカソード6の下側
を送行する導電性帯状体12との間には適当な電極間間
隙14が形成される。
メッキタンク2内に収容されている酸性鋼メッキ液1の
液面は電極間間隙14よりかなり下方にあるようにされ
ている。不溶性ア/ード7の一端(導電I性帯状体12
の予め定められた送行方向における上手側)に接してメ
ッキ液供V給口15を有するメッキ液供聯合ブロック1
6が配置されている。
メッキ液1は供総合口15から電極間間隙14内に流入
し、そして、そこを乱流状態となって導電性帯状体12
に沿って通過する。メッキ液供V給口15は導管17及
び18を介して液供給ポンプ19と連結されている。液
供艶篭ポンプ19は導入管20を有しており、これによ
って、メッキタンク2の内部とその中にあるメッキ液1
の液面より下方で連絡されている。拡散板21がメッキ
液供給ロー5内に固定されている。拡散板21にはメッ
キ液が通過する無数の小孔が形成されており、電極間間
隙14を通過して行くメッキ液の乱流の程度を導電性帯
状体12の幅方向において一様にする機能を有する。メ
ッキ液供孫台ブロック16の上方に覆い被さるように遮
蔽ブロック22が配置されており、これによって導電性
帯状体12に漏洩電流による早すぎる銅の堆積が起るの
を防止する。遮蔽ブロック22は電極間間隙14の両側
端に互いに平行を為すように間隔を空けて配置された一
対の封止村23,23とその上手側端間に架け渡される
ようにして一体に成形されている。一対の封止杵23,
23の上端面は曲面にされており、導電性帯状体12の
下面両側端縁と実用上水密に接しかつ摺動可能なように
されている。遮蔽ブロック22と姿止杵23,23とか
ら成るU字状ユニットは弾性材料から成る押し上げ管2
4を介して不落性アノード7及びメッキ液供給ブロック
16の上に戦直される。
押し上げ管24は導管25を介してコンブレッサー(図
示しない)と連結される。押し上げ管24内に圧搾空気
が送入されると、その直径が増大しU字形ユニットを押
し上げ、封止村23,23が導電性帯状体12と水密に
かつ摺動可能に接するようになる。このように、封止村
23,23が電極間間隙14の両側端を限定しかつここ
を封止しているので、メッキ液の流れ方向は導電性帯状
体12の長手方向にのみ限定されることとなる。補給タ
ンク4は、メッキタンク2と同じように取り外すことの
できる上部カバー26を有しており、内面にポリ塩化ビ
ニル(PVC)のような耐酸性合成材料から成る被覆2
7を有する銅で形成されている。
補給タンク4は溶解されメッキタンク2内のメッキ液1
に加えられるスクラップ鋼3を収容するための囲まれた
空間を提供している。スクラップ鋼3が十分に溶解され
るためには、その表面積が重量に比較してできるだけ大
きい方が良い。このような要求を満たすに足るスクラッ
プ鋼3の形状はワイヤ−及び薄板ないいま箔状のもので
ある。ワイヤ一、特に直径3肋以下のものが好ましく、
又、スクラップワイヤ一は入手し易いという利点も備え
ている。このようなスクラップ鋼線3は補給タンク4の
底部に形成されたフィルター28の上に戦遣されている
。フィルター28は多数の紬孔を有しており、溶解され
た銅の通過は許容するが溶解が進むことによって生じた
ワイヤ一の細片の通過は阻止するようになっている。ス
クラップ銅線3の溶解にはメッキ液1と酸素の充分にあ
る雰囲気とが必要でありり、この両者ともメッキタンク
2から得ることができる。
この目的のために、補給タンク4は導通系29及び30
を経由してメッキタンク2と連結されている。導通系2
9はポンプ31とオンーオフバルブ32とを備えている
。従って、バルブ32が開かれるとメッキ液1はメッキ
タンク2から補給タンク4へ給送される。導通系29は
補給タンク4の上部カバー26の内側に適宜に取り付け
られたスプレーノズル組立体33と連結されている。
スプレーノズル組立体33は、PVCから成り適宜に配
列されて導通系29と連絡されたパイプ34とこのパイ
プ34に取り付けられた多数のスプレーノズル35とを
備えている。スプレーノズル35はフイルタ−28の上
に戦遣されたスクラップ鋼3にメッキタンク2から送ら
れてきたメッキ液が方遠なくスプレ−されるような位置
に配置される。上述の導通系30はメッキの実行によっ
てメッキタンク2内に発生した酸素や他のガスをそこか
ら引き出すための組み込まれたブロアー36を有してい
る。
上記のようなガスはブロアー36によつて補給タンク4
内に送り込まれる。この導超系30は鋼の堆積が行なわ
れる電極間間隙14の附近でメッキタンク2と接続され
ている。補給タンク4の底部におけるフィルター28の
下側にはフィルターで渡過されたスクラップ鋼線3の溶
融液を集めて下方へ導び〈ジョーゴ37が配置されてい
る。
ジョーゴ37の下端はメッキタンク2内のメッキ液1の
液面よりいくらか高い位置にあるようにされている。子
熱タンク5はL字型の導管38によって補給タンク4と
蓮通されている。
この導管は一端がジョーゴ37と連結されており、他端
がメッキタンク2内のメッキ液1の液面しベルより上の
位置で予熱タンク5と連結されている。しかして、スク
ラップ鋼ワイヤ‐3を溶融しそして猿過された溶液は重
力によって補給タンク4から予熱タンク5へ流れる。又
、予熱タンク5はオーバーフロー管39を介してメッキ
タンク2と連結されており、スクラップ鋼溶液をメッキ
タンク2へオーバーフローさせるようになっている。そ
れ故に、子熱タンク5内の液面とメッキタンク2内の液
面とは略同じになっている。直立した仕切板40が子熱
タンク5内を上流側(補給タンク4側)空間41と下流
側(メッキタンク2側)空間42とに区画している。
この仕切板40の上端は予熱タンク5内の液面より上方
にあるようにされ、又、下端は子熱タンク5の底から離
れて位置されている。従って、液は仕切板40の下を通
って上流側空間41から下流側空間42へと流れること
ができる。予熱タンク5及び仕切板40共にPVCで被
覆された鋼で出来ている。子熱タンク5の上流側空間4
1には液をそれがメッキタンク2内へオーバーフローさ
れる前に予め温めておくためのヒーターが配置されてい
る。
この実施例においてはそのためのヒーターとして水晶管
の中に配置された電熱ヒーター43が用いられている。
尚、この子熱タンク5には電熱ヒーターの代りにスチー
ムヒーターを組み込んで用いることもできる。導通系4
4は予熱タンク5と2つのミスト分離器45との間を連
結している。
導通系44はブロア−46によって、ミストを含有して
いるガスを予熱タンク5から2つのミスト分離器45へ
強制的に送るようになっている。そして、このミスト分
離器はメッキ液の回収系を構成している。第1図及び第
2図に示したメッキ菱直によって銅箔又は回路パターン
を製造するには、先ず、導母性帯状体12がカソード6
と摺接しながらメッキタンク2を矢印で示された方向へ
通過するように一定の速度で送行される。そして、回路
パターンを製造する場合には、導軍性帯状体12の下面
にレジスト剤により予めマスキングを施しておく。尚、
箔を製造する場合にはこのようなマスキングを必要とし
ないことは勿論である。ポンプ19によってメッキ液1
がメッキ液供V給口15へ給送され、更にそこから電極
間間隙14へ給送される。
そして、不落性アノード7を適して直流電流が加えられ
、それによってカソード6の下を送行されている導電性
帯状体12の下面に銅の堆積が行なわれる。メッキ液1
が電極間間隙14を乱流状態、で流れることは、導電性
帯状体12に近接した位置での銅イオン濃度の極端な減
少を有効に防止することになり、又、このことによって
帯状体12への銅の堆積速度が向上される。メッキ又は
蟹銭が進むにつれてメッキ液1は酸素や硫酸ガスを含む
ガスを放出する。このガスは生物にとっては毒性が高く
かつ刺激の強いものである。これらのガスが本発明にお
けるように若し補給タンク4へ導びかれないとすると、
これらはメッキタンク2の入口13等を通って外へ出る
ことになり作業環境を著しく汚すものである。又、これ
らのガスは役に立つ面も有しているため、経済的な観点
からもこれらのガスを逃がしてしまうことは好ましくな
い。本発明は、これらのガスを導通系30を通して補給
タンク4に導入することによってスクラップ鋼ワイヤ‐
3を溶解するのに役立てている。オンーオフバルブ32
が開かれてメッキ液1が導通系29を通して補給タンク
4内に給送されると、スクラップ鋼ワイヤ‐3が溶解さ
れ始める。
補給タンク4内にメッキタンク2からのガスが存在して
いる状態でメッキ液がスプレーレズル組立体33によっ
てスプレーされると、スクラップ鋼ワイヤ‐3は次の化
学変化により硫酸鋼溶液の形に溶融される。Cu十&S
04十1/幻2趣麹CuS04十日2oこの反応のため
に必要な熱は、メッキタンク2内において通常60〜6
5℃の範囲にあるメッキ液の液温によって得られる。
そして、スプレーされるメッキ液の液温が高い程、又、
スクラップ鋼の重量に対する表面積が大きい程、スクラ
ップ鋼の溶解速度が遠くなる。第3図は線径1肌の鋼ワ
イヤ一の溶解速度とそれにスプレーされるメッキ液の温
度との関係をグラフで示すものである。
ここで溶解速度は1時間当りにスクラップ鋼ワイヤ一の
表面積1平方メートルに対して溶解される重量をグラフ
で表わし亀r′で/hで)、温度は摂氏(00)で表わ
している。補給タンク4内で作られた硫酸鋼溶液はフィ
ルター28によって櫨過されてジョーゴ37で集められ
、そして、導管38で予熱タンク5へ送られる。予熱タ
ンク5へ流入した溶液はその温度が60〜6yCという
必要な温度範囲以下に下がっているので、上流側空間4
1を通過する間にヒーター43によって急加熱される。
子熱タンク5内の仕切板40は補給タンク4のフィルタ
ー28を通り抜けて来てしまったスクラップ鋼の微小片
を溶液がメッキタンク2に入る前に子熱タンク5の底部
に沈澱させる。加熱されかつ微4・片を取り除かれた硫
酸鋼溶液は下流側空間42へ仕切板40の下側から流入
し、更にそこからオーバーフロー管39を通じてメッキ
タンク2へオーバーフローされる。
このようにして、導電性帯状体12の表面に堆積される
銅が必要に応じてメッキ液1に補充される。以上に本発
明の最も実用的でかつ好ましいと思われる実施例によっ
て本発明を説明したが、これは単なる一例にすぎず、別
の型でも実施できることは勿論である。それ故に、本発
明は上述したものに限定されるものではなく、特許請求
の範囲に記載された事項から逸脱することのないあらゆ
る形態による実施を包含するものである。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の一実施例を示すもので、第1図は本発明
装置の全体を要部を破断して示す正面図、第2図はカソ
ード、アノード等から成るメッキ部を示す拡大した縦断
面図、第3図はスクラップ鋼ワイヤ一の溶解速度と該ワ
イヤ一にスプレーされる酸性鋼メッキ液の温度との関係
をグラフで示す図である。 符号の説明、1…メッキ液、2…メッキタンク、3・・
・スクラップワイヤ一、4・・・補給タンク、5・・・
予熱タンク、28・・・フィルター、29・・・メッキ
液を補給タンクに導入する手段、30・・・酸素を補給
タンクに導入する手段、35・・・スプレーノズル、4
0・・・仕切板、41・・・上流側空間、42・・・下
流側空間、43・・・ミストガス分離機。 第1図 第2図 第3図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 堆積される銅を含んでいるメツキ液を用いてメツキ
    タンク内にて電気メツキを行なう方法において、特定の
    区画された空間内に堆積される銅の固形物を用意し、メ
    ツキの進行によつてメツキタンク内に生ずる酸素を上記
    特定空間内に導入し、更にメツキタンク内のメツキ液の
    一部を上記特定空間内に導入し、該導入したメツキ液を
    上記特定空間内に用意された銅にスプレーすることによ
    り、該銅を溶解し、そして、この銅を溶解したメツキ液
    を加温した後、メツキタンク内に戻すようにしたことを
    特徴とする堆積される銅をメツキ液に補給する方法2
    銅を溶解したメツキ液をそれがメツキタンク内に戻され
    る前に濾過するようにしたことを特徴とする特許請求の
    範囲第1項記載の堆積される銅をメツキ液に補給する方
    法3 特定空間内に用意される銅がスクラツプワイヤー
    であることを特徴とする特許請求の範囲第1項又は第2
    項記載の堆積される銅をメツキ液に補給する方法4 堆
    積される銅を含んでいるメツキ液を用いて電気メツキを
    行なうメツキタンクと、堆積される銅の固形体を収容し
    ている補給タンクと、メツキの進行に伴つてメツキタン
    ク内に発生する酸素を補給タンク内に導入する手段と、
    メツキタンク内にあるメツキ液の一部を補給タンク内に
    導入する手段と、補給タンク内に導入されたメツキ液を
    そこに収容されている銅にそれを溶解するために供給す
    る手段と、銅を溶解したメツキ液を加温するための予熱
    タンクと、加温されたメツキ液をメツキタンクに導入す
    る手段と、メツキにより発生したミストガスを分離する
    ミスト分離機とから成り、銅にメツキ液を供給する前記
    手段が補給タンク内に配置されメツキ液を銅にスプレー
    するようにされたスプレーノズルであるとともに、前記
    ミストガスは前記予熱タンクからミスト分離機に導びか
    れるようにされたことを特徴とする堆積される銅をメツ
    キ液に補給する装置5 銅を溶解したメツキ液を濾過す
    るためのフイルターを補給タンク内に設けたことを特徴
    とする特許請求の範囲第4項記載の堆積される銅をメツ
    キ液に補給する装置6 フイルターが補給タンクの底部
    に設けられかつそのフイルターの上に銅固形体が載置さ
    れていることを特徴とする特許請求の範囲第5項記載の
    堆積される銅をメツキ液に補給する装置7 予熱タンク
    内にこれを補給タンクに連通している上流側空間とメツ
    キタンクに連通している下流側空間とを区画しかつ両空
    間がタンクの底部の方で連通されるように仕切板を設け
    、銅を溶解したメツキ液が上流側空間から下流側空間へ
    向つて流れるようにしたことを特徴とする特許請求の範
    囲第4項記載の堆積される銅をメツキ液に補給する装置
    8 銅を溶解したメツキ液が予熱タンクの下流側空間か
    らメツキタンクへオーバーフローされるようにしたこと
    を特徴とする特許請求の範囲第7項記載の堆積される銅
    をメツキ液に補給する装置9 補給タンク内に収容され
    る銅がスクラツプワイヤーであることを特徴とする特許
    請求の範囲第4項、第5項、第6項、第7項又は第8項
    記載の堆積される銅をメツキ液に補給する装置
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