JPS6020217Y2 - テ−プカ−トリツジ - Google Patents

テ−プカ−トリツジ

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Publication number
JPS6020217Y2
JPS6020217Y2 JP2643383U JP2643383U JPS6020217Y2 JP S6020217 Y2 JPS6020217 Y2 JP S6020217Y2 JP 2643383 U JP2643383 U JP 2643383U JP 2643383 U JP2643383 U JP 2643383U JP S6020217 Y2 JPS6020217 Y2 JP S6020217Y2
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JP
Japan
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main body
body case
gap
tape cartridge
locking
Prior art date
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Expired
Application number
JP2643383U
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English (en)
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JPS5942585U (ja
Inventor
晋一 後藤
Original Assignee
日立マクセル株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by 日立マクセル株式会社 filed Critical 日立マクセル株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は本体ケースの前面にテープ保護用の前蓋を有
するテープカートリッジに係り、前蓋の閉蓋ロック手段
に改良を加えたものである。
例えば、図面に示す如き小型のビデオ用テープカートリ
ッジにおいては、本体ケース1の前面にテープ保護用の
前蓋11を枢着し、本体ケース1の左右の一側壁16と
これに対向する前蓋11の左右の一側片13との間に間
隙25を形成し、この間隙25に前蓋11の閉蓋ロック
具26を組み込み、不使用時にはロック具26で前蓋1
1を閉じ姿勢に回動ロックしてケース前面に導出したテ
ープ2の外側をカバーして保護し、テープカートリッジ
を磁気記録装置に装填したときには磁気記録装置側のロ
ック解除部材43がロック具26の一部に接当作用して
前蓋11の閉蓋ロックを解除するものが知られている。
これで問題になるのは、前記間隙25の左右幅が極めて
僅少で、設計上の余裕が必要かつ充分に確保できない点
である。
それにもかかわらず、従来はロック具26と、これをロ
ック姿勢に押圧付勢するためのばね部材とを別々に用意
し、これらを狭隘な間隙25内にそれぞれ組み込む形態
を一般に採っており、ロック具26もさることながらば
ね部材の組み込み作業が面倒にして困難であり、手作業
による他なくこの点の組み付は作業性が頗る悪かった。
この考案はかかる事実に着目して、ロック具26の適当
な部位から従来のばね部材に代わるばね片を一体に連出
し、このロック手段の構造の簡略化と前記間隙25への
組み付は作業性の向上を期すことを主眼とする。
以下、その詳細を図面に示す小型のビデオ用テープカー
トリッジに基づいて説明する。
第1図ないし第3図において1は本体ケースである。
本体ケース1はプラスチック製の上下ケースla、lb
を蓋合わせ状にねじ結合してなり、内部左右にテープ2
が巻かれるテープリール3゜3を有する。
テープリール3,3は本体ケース1の底壁4に透設した
左右の各駆動軸挿入孔5,5上にあって、上ケース1の
上壁6の内面に固定したリール押え板ばね7で回転中心
が押下げ付勢されており、本体ケース1を磁気記録装置
に装填したとき磁気記録装置の駆動軸が各挿入孔5を介
して各リール3のハブ六8に嵌係合する。
本体ケース1の前方左右にテープガイド部材9,9を有
し、これらガイド部材9,9を介してテープ2が一方の
リール3からケース前面に導出されて他方のり−ル3に
巻き取られる。
テープガイド部材9は半円柱状に形成され、これの円弧
状外周面にテープ2が接当案内されて巻き掛けられてい
る。
上ケース1aの上壁6には左右横長の透明窓10を有し
、この透明窓10を介して各テープリール3へのテープ
巻量が外部から視認できる。
本体ケース1にはこれの前面を閉合するテープ保護用の
前蓋11が開閉操作可能に枢着されている。
第1図および第2図において、この前illは本体ケー
ス1の前面を左右間に亘って閉合する前面板12と、前
面板12の左右両端から後方に連出した連結片13.1
3と、連結片13.13の内面に対向状に突設した枢軸
15.15とを有するプラスチック成形品であって、左
右の連結片13.13が本体ケース1の左右側壁16,
16の前端凹設部17,18に外嵌して枢軸15,15
が該前端凹設部17,1Bに透設の枢支孔19.19に
それぞれ嵌合枢支され(第4図参照)、この枢軸15ま
わりに本体ケース1の前面を閉じる姿勢と上開きの姿勢
とに回動自在であり、図上右側の枢軸15に装着した捩
りばね20で閉じ姿勢に回動付勢されている。
テープカートリッジの不使用時に前蓋11は閉じられて
いて、テープ2の前面外側をカバーして保護し、テープ
カートリッジを磁気記録装置に装填すると、前蓋11が
開いて本体ケース1の前面に形状したポケット22に磁
気記録装置側のテープローディングピンが突入してテー
プ2をケース前方に引き出す。
前蓋11の前面板12の右端寄りの下端に切欠き部23
を有し、本体ケース1の右側壁16の前端凹設部18と
前蓋11の右側の連結片13との間に、前端が該切欠き
部23に臨む間隙25を設け、この間隙25内に前述の
捩りばね20とテープカートリッジの不使用時に前蓋1
1を閉じ姿勢に閉蓋ロックするロック具26とを組みつ
ける。
第5図において、捩りばね20は中間コイル部20aが
前記枢軸15に嵌装され、一端20bがケース右側壁1
6の前端凹設部18の外表面に設けた縦方向の溝27に
係入支持され、他端20cが前蓋11の右側連結片13
の内面に設けたばね受29に受は止め支持されている。
第4図において、前記間隙25は平面視において前端凹
設部18の中間部の外面に形成した段付傾斜面30を境
にそれより前半部25aが広幅で後半部25bが狭幅に
形成されており、この狭幅後半部25bにロック具26
が組み込まれる。
第5図において、このロック具26は頭部31の左右横
側面に枢軸32.32を突設し、該頭部31から下向き
に前後の脚片33,34を連設するとともに、別に適当
な部位からばね片35を一体に連出したプラスチック成
形品であり、前側の脚片33の下端に係合部36が形成
され、後側の脚片34の下端の前面に被押圧部37が形
成されている。
但し、被押圧部37は係合部36よりも下位に位置する
そして、図ではばね片35も頭部31から後側の脚片3
4の後方に下向きに片持ち連出されている。
このロック具26は下ケース1bに上ケース1aを被は
付けるに先だって下ケース1bに先組みされる。
すなわち、ケース右側壁16の前方延長部分16aと前
端凹設部18との下ケース側上端に対向状に形成された
軸受凹部38,38に枢軸32.32を上方から落とし
込み、該枢軸32まわりに前後方向に揺動自在に吊り掛
は支持し、ばね片35の遊端を間隙25の奥端に位置す
るばね受は壁39で受は止め支持してロック具2にれ全
体を前方に押圧付勢している。
因にロック具26の枢軸32は上ケース1a側の部材で
適宜浮き上がりを阻止する。
前蓋11の右側連結片13の内面には被係合部40を有
する被係合突起42が突設されており、この被係合突起
42が前蓋11の回動枢軸15よりも後方側に位置して
ロック具26を前方に揺動付勢した状態において前側の
脚片33の下端係合部36が閉じ姿勢にある前蓋11の
被係合突起42の被係合部40に下方から回り込んで接
当保合する配置関係にある(第5図参照)。
つまり、テープカートリッジの不使用時には、ばね片3
5で前方に押圧付勢されたロック具26の保合部36が
閉じ姿勢にある前蓋11側の被係合部40に下方から回
り込んで弾性接当している。
しかるに、ロック具26の係合部36は前蓋11を開き
回動したときの被係合部40の回動軌跡Pにほぼ直交す
る状態で該被係合部40に面接当するよう設定されてい
るので、不使用時に前蓋11が枢軸15まわりに上開き
回動するのを確実にロックする。
テープカートリッジを磁気記録装置側の昇降台に差し込
み装填すると、該昇降台に固定のロック解除部材43が
前方から相対的に案内されて前蓋11の前面板12の下
端に形成された切欠き部23介して間隙25内に入り、
ロック具26の後側の脚片34の被押圧部37を押す。
この際、磁気記録装置に対してテープカートリッジが左
右方向に多少位置ずれした状態で装填されても、ロック
解除部材43は間隙25の広幅前半部25aに余裕をも
って入ったのち、狭幅後半部25bに案内されるとにな
るので、ロック具26の被押圧部37を確実に押圧する
これでロック具26が第5図の1点鎖線で示す如く、枢
軸32まわりにばね片35に抗して後方に揺動し、ロッ
ク具26の前記係合部36が前蓋11側の被係合部40
の回動軌跡Pよりも下方に外れ、前蓋11の閉蓋ロック
が解除される。
次に磁気記録装置側の昇降台を押し下げて行くと、磁気
記録装置側の固定レバー(図示せず)が前蓋11の一部
、例えば切欠き部23に接当して前illが上開き回動
する。
この閉蓋ロックの解除はロック解除部材43を前方から
挿入するに代えて、上端面が傾斜面に形成されたロック
解除部材43を間隙25の開口下面側から挿入して、そ
の上端面をロック具26の後側の脚片34の被押圧部3
7の下角部に当てることによりロック具26を後方に揺
動さすようにしてもよいであろう。
また、横外側方からロック解除部材43を案内してロッ
ク具26をロック解除位置に後退揺動させてもよい。
図のロック解除部材43は誤装填防止用を兼ねており、
テープカートリッジを正規の姿勢で磁気記録装置に装填
したときは前記切欠き部23を介して間隙25に支障な
く入って行くが、テープカートリッジを前後逆向き、又
は上下逆向きの誤った姿勢で磁気記録装置に装填しよう
とすると、ロック解除部材43がテープカートリッジの
他の部位に接当干渉してテープカートリッジの誤装填を
阻止する。
以上説明したように、この考案ではプラスチック製のロ
ック具26にばね片35を一体に連出形成し、ロック具
26の頭部31を本体ケース1側に揺動自在に枢支して
ばね片35を本体ケース側の一部に弾性接当させておく
だけで、ばね片35の弾圧作用でロック具2にれ全体が
前蓋11を閉じロックする姿勢に常に揺動付勢されるも
のとしたので、構造が簡単で組み付は作業の容易化、ひ
いては組み付けの自動機械化への発展性も期待でき、か
つ従来の如くばね部材の組み付は不良に基づく作動不良
もよく防止できる。
【図面の簡単な説明】
図面はこの考案に係るテープカートリッジを例示してお
り、第1図は全体の斜視図、第2図は内部構造を示す平
面図、第3図は第2図における■−■線断面図である。 第4図および第5図は前蓋の閉蓋ロック手段を示してお
り、第4図は平面図、第5図は第4図における■−V線
断面図である。 1・・・・・・本体ケース、1a・・・・・・上ケース
、1b・・・・・・下ケース、2・・・・・・テープ、
3・・・・・・テープリール、11・・・・・・前蓋、
12・・・・・・前蓋の前面板、13・・・・・・前蓋
の連結片、15・・・・・・前蓋の枢軸、16・・・・
・・本体ケースの左右の側壁、17,18・・・・・・
前端凹設部、19・・・・・・枢支孔、20・・・・・
・ばね、23・・・・・・切欠き部、25・・・・・・
間隙、25a・・・・・・間隙の広幅前半部、25b・
・・・・・間隙の狭幅後半部、26・・・・・中ツク具
、30・・・・・・段付傾斜面、31・・・・・田ツク
具の頭部、32・・・・・・ロック具の枢軸、33.3
4・・・・・・ロック具の前後の脚片、35・・・・・
・ばね片、36・・・・・・ロック具の係合部、37・
・・・・・ロック具の被押圧部、38・・・・・・軸受
凹部、39・・・・・・ばね受は壁、40・・・・・・
前蓋側の被係合部、43・・・・・・ロック解除部材。

Claims (6)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. (1)本体ケース1にこれの前面を閉合する前蓋11を
    開閉操作可能に枢着し、本体ケース1の左右の一側壁1
    6とこれに対向する前蓋11の左右の一連片13との間
    に間隙25を設け、この間隙25に前蓋11を閉じ姿勢
    に閉蓋ロックするロック具26を組み込んだテープカー
    トリッジにおいて、ロック具26は頭部31から下向き
    に連設された前後の脚片33,34と、適当部位から一
    体に連出されて本体ケース1側に受は止められるばね片
    35とを有するプラスチック成形品で、前後の一方の脚
    片33に係合部36が、前後の他方の脚片34に被押圧
    部37がそれぞれ形成されており、ロック具26は頭部
    31が本体ケース1に枢支されて係合部36が前蓋11
    の前記連結片13の内面に形成せる被係合部40に接当
    係合するロック姿勢と、該係合部36が該被係合部40
    から外れるロック解除姿勢とにわたって前後方向に揺動
    可能であって、ばね片35の弾性作用で前記ロック姿勢
    にあるように常に揺動付勢されており、前記間隙25を
    介して案内されて来る磁気記録装置側のロック解除部材
    43でロック具26の被押圧部37が押圧されてロック
    具26がばね片35に抗して前記ロック解除姿勢に揺動
    変位するようにしたことを特徴とするテープカートリッ
    ジ。
  2. (2)前蓋11の前面板12の下端に切欠き部23を有
    し、間隙25の前端が該切欠き部23に臨み、ロック解
    除部材43が該切欠き部23を介して前方から相対的に
    間隙25内に案内されて来る実用新案登録請求の範囲第
    (1)項記載のテープカートリッジ。
  3. (3)間隙25は前半部25aが広幅で、後半部25b
    が狭幅に形成されており、この狭幅後半部25bにロッ
    ク具26が組み込まれている実用新案登録請求の範囲第
    (2)項記載のテープカートリッジ。
  4. (4)ばね片35がロック具26の頭部31から後方下
    向きに片持ち連出されている実用新案登録請求の範囲第
    (1)項記載のテープカートリッジ。
  5. (5)ロック具26の頭部31に枢軸32が突設され、
    該枢軸32を介してロック具26が本体ケース1側に支
    持されている実用新案登録請求の範囲第(1)項記載の
    テープカートリッジ。
  6. (6)ロック具26の頭部31の左右側面に枢軸32.
    32が突設され、該枢軸32.32が本体ケース1側に
    設けた左右の軸受凹部38,38に受は止め支持されて
    いる実用新案登録請求の範囲第(5)項記載のテープカ
    ートリッジ。
JP2643383U 1983-02-23 1983-02-23 テ−プカ−トリツジ Expired JPS6020217Y2 (ja)

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JP2643383U JPS6020217Y2 (ja) 1983-02-23 1983-02-23 テ−プカ−トリツジ

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JP2643383U JPS6020217Y2 (ja) 1983-02-23 1983-02-23 テ−プカ−トリツジ

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JPS5942585U JPS5942585U (ja) 1984-03-19
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ID=30157349

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JP2643383U Expired JPS6020217Y2 (ja) 1983-02-23 1983-02-23 テ−プカ−トリツジ

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2631305B2 (ja) * 1988-06-21 1997-07-16 キヤノン株式会社 画像形成装置

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JPS5942585U (ja) 1984-03-19

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