JPS60199898A - ロジウム−ホスフイン錯体 - Google Patents

ロジウム−ホスフイン錯体

Info

Publication number
JPS60199898A
JPS60199898A JP59053600A JP5360084A JPS60199898A JP S60199898 A JPS60199898 A JP S60199898A JP 59053600 A JP59053600 A JP 59053600A JP 5360084 A JP5360084 A JP 5360084A JP S60199898 A JPS60199898 A JP S60199898A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
binap
tolyl
rhodium
reaction
catalyst
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP59053600A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0142959B2 (ja
Inventor
Hidenori Kumobayashi
雲林 秀徳
Susumu Akutagawa
進 芥川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Takasago International Corp
Takasago Corp
Original Assignee
Takasago International Corp
Takasago Perfumery Industry Co
Takasago Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Takasago International Corp, Takasago Perfumery Industry Co, Takasago Corp filed Critical Takasago International Corp
Priority to JP59053600A priority Critical patent/JPS60199898A/ja
Priority to EP85301846A priority patent/EP0156607B1/en
Priority to DE8585301846T priority patent/DE3566261D1/de
Priority to US06/714,281 priority patent/US4604474A/en
Publication of JPS60199898A publication Critical patent/JPS60199898A/ja
Publication of JPH0142959B2 publication Critical patent/JPH0142959B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07FACYCLIC, CARBOCYCLIC OR HETEROCYCLIC COMPOUNDS CONTAINING ELEMENTS OTHER THAN CARBON, HYDROGEN, HALOGEN, OXYGEN, NITROGEN, SULFUR, SELENIUM OR TELLURIUM
    • C07F15/00Compounds containing elements of Groups 8, 9, 10 or 18 of the Periodic Table
    • C07F15/0006Compounds containing elements of Groups 8, 9, 10 or 18 of the Periodic Table compounds of the platinum group
    • C07F15/0073Rhodium compounds
    • C07F15/008Rhodium compounds without a metal-carbon linkage
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07CACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
    • C07C209/00Preparation of compounds containing amino groups bound to a carbon skeleton
    • C07C209/68Preparation of compounds containing amino groups bound to a carbon skeleton from amines, by reactions not involving amino groups, e.g. reduction of unsaturated amines, aromatisation, or substitution of the carbon skeleton
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07CACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
    • C07C45/00Preparation of compounds having >C = O groups bound only to carbon or hydrogen atoms; Preparation of chelates of such compounds
    • C07C45/51Preparation of compounds having >C = O groups bound only to carbon or hydrogen atoms; Preparation of chelates of such compounds by pyrolysis, rearrangement or decomposition
    • C07C45/516Preparation of compounds having >C = O groups bound only to carbon or hydrogen atoms; Preparation of chelates of such compounds by pyrolysis, rearrangement or decomposition involving transformation of nitrogen-containing compounds to >C = O groups

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Catalysts (AREA)
  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
  • Low-Molecular Organic Synthesis Reactions Using Catalysts (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野〕 本発明は、各棟有機合成ならびに不斎合成すなわち不斉
異性化反応、不斉水素化反応により、プロキラルな化合
物からキラルな化合物を製造する工業的触媒として用い
られるロジウム−ホスフィン錯体に関するものである。
〔従来技術〕
従来から、多くの遷移金属錯体が有機合成反応の触媒と
して使用されている。特忙貴金属錯体は高価であるが安
定で取扱いが容易であるため、これを触媒として使用す
る多くの合成研究がなされてお)、とくに、不斉合成す
なわち不斉異性化反応、不斉水素化反応などに用いられ
る不斉触媒について多くの報告がなされている。
一般的にはロジウム、パラジウム、ニッケル触媒に、光
学活性な配位子として第3級ホスフィンを供与したもの
が良い結果を与え、たとえば、不斉水添触媒として、キ
ラルなホスフィンをロジウムに配位させたロジウム−ホ
スフィン触媒〔特開昭55−61957号公報〕が知ら
れている。
本発明者らは、さきに特開昭58−4748号公報に不
斉異性化触媒を開示した。すなわち、これには (Rh(オレフィン)L″)+X−(I[、)(式中、
オレフィンは、エチレン、1,3−ブタジェン、ノルボ
ルナジェン、シクロオクタ−1゜5−ジエンのいずれか
を意味し、XはCZO,、BF4、PF、のいずれかを
意味し、Lは2個のトリアリールホスンインであるか、
まだは次式 %式%() (式中、2は−(CH2)3−5− (CH2)、−1
(CH2)!−5を示す)で示される3価リン化合物の
誘導体をあられす)で表わされるロジウム錯体を用いて
アリルアミン誘導体を異性化して、エナミン又はイミン
を得る方法たとえば、ネリルジエチルアミンの異性化を
行い、得られたエナミンを加水分解して光学活性シトロ
洋う−ルを得る方法などが記載されている。しかしなが
ら、これらの触媒は、用いる金属が高価であシ、製造工
程も煩雑であるため触媒の製造原価が高くな)、ひいて
は目的物の製造原価が高いものになる。そのほか、工業
的使用を考慮した場合、活性度は高いが、活性の持続性
がないとか、活性の持続性のあるものは活性度が比較的
低いなどの欠点を有している。かかる欠点の少い゛触媒
として、特願昭58−169283号明細書に次のロジ
ウム−ホスフィン錯体が記載されている。すなわち次式 %式%() (式中、BINAPは2,2′−ビス(ジフェニルホス
フィノ)−1,1’−ビナフチルを意味し、QはCXO
,、PF、、BP、、pclle又はB (CeHi)
4を意味する)で表わされるものである。しかしながら
、工業界に於ては、以上に述べたごとき欠点のない、す
なわち、安価で、活性度が高く、かつ持続性のある触媒
が要求されるところでるる。
〔発明の目的〕
本発明は新規なロジウム−ホスフィン錯体に関し、その
目的とするところは各捕有機合成ならびに不斉合成に有
用な活性が高く持続性のある触媒を提供することにある
〔本発明の構成J 本発明者はこのような工業界の要請にこたえるべく研究
を重ねた結果、触媒中の配位子に光学活性をもたないも
のを用いれば一般合成触媒として用いられ、同一の配位
子で光学活性を有するものを用いれば不斉合成触媒とし
て用いることのできる、しかも活性度の高い新規な触媒
を見出し、その合成法を確立し、こ\に本発明を完成し
たものである。
すなわち、本発明は、触媒として有用な一般式%式%(
) (式中、p−Tolyl BINAPは、ラセミ体また
は光学活性体である2、2′−ビス(ジ−パン−トリル
ホスフィノ)−1,1’−ビナフチルを意味し、YはC
ZO4、PF、、BF、、pcll、のいずれかを意味
する)で表わされる新規なロジウム−ホスフィン錯体に
関するものである。
〔錯体の製法〕
本発明の新規ロジウム−ホスフィン錯体は、一般式 %式%() 〔式中、オレフィンはエチレン、1,6−ブタジェン、
シクロヘキサジエン、ノルボルナジェン、シクロオクタ
1,5−ジエンのいずれかを意味し、p−To 1 y
 l B INAPは、ラセミ体または光学活性体であ
る2、2′−ビス(ジ−パラ−トリルホスフィン)−1
,1’−ビナフチルを意味し、Y′はCZO,、PF6
、BP、、PCA、のいずれかを意味する」で表わされ
るロジウム錯体に、更にもう1分子のp−TolylB
 I NAPをテトラヒドロフラノあるいはアセトンな
どの可溶性溶媒中で反応させることにより高収率で得る
ことができる。
具体的には、例えば式(■で示されるロジウム錯体を適
当な可溶性溶媒にとかしておき、これに更に等モルまた
は過剰の、p −Tolyl BINAPを加えて均−
溶液としてから常圧水素添加装置において水素化を行う
。水素化の条件としては温度10〜50℃、水素化に要
する時間は1〜10時間であって、水素吸収の終りをも
って反応終了とする。水素圧が常圧の場合は、ロジウム
のモル数に等しいモル数の水素が吸収されて反応が終了
するが、例えば5に9/Cd程度の水素圧の場合はロジ
ウムに対し2倍モルの水素を吸収して反応を終了する場
合もある。
本反応溶液より溶媒を留去して、結晶として本発明の新
規錯体(I+を得る。工業的には溶媒を留去せず、反応
溶液をそのまま使用することもできる。
この反応に用いることのできる可溶性溶媒としては、テ
トラヒドロフラン、アセトン、ジクロロメタンなどがあ
る。
本発明の新規錯体(I)は、また以下の方法でも製造す
ることができる。即ち、ロジウム錯体Mを、テトラヒド
ロフラン、アセトンなどの可溶性溶媒にとかしておき、
更に錯体(至)と等モル、あるいは過剰のp−Toly
l BINAPを加えて50〜60℃に加熱して反応さ
せ、反応終了後、減圧下に溶媒を留去する。次に再び溶
媒を加えて均一溶液を形成し、同様に加熱反応を行って
減圧下に溶媒を留去する。この操作を2〜4回繰返すこ
とにょシ錯体(I)を得るものである。
〔出発原料の製法〕
本発明の錯体(I+を製造するために必要なp−Tol
yl BINAPのラセミ体及び光学活性体はトリフェ
ニルホスフィンを反応助剤とし、1,1′−ビー2−ナ
フトールにブロムを反応せしめて、2.2−ジブロモ−
1,1′−ビナフチルを得る。これに一般的なグリニヤ
ー試薬の調整法により、例えばマグネシウムを使用し、
グリニヤー試薬をつくる。
これにジ−パラ−トリルホスフィニルクロライドを縮合
せしめ(±) −2、2’−ビス(ジ−パラ−トリルホ
スフィニル)−1,1’−ビナフチルヲ得ル。
これをトリクロルシランと加熱して、還元して(±)−
2、2’−ビス(:)−パラ−トリルホスフィノ)−1
,1’−ビナフチル((±)’p−Tolyl BIN
AP)を得る。
光学活性体のp −Tolyl BINAPを得る場合
は、Henri Brunner : Angw、 C
he+n、 Int、 Edt、 Engl・18.6
20 (1979) に記載の方法を利用し、(±)−
2,2’−ヒス() −ハラ−トリルホスフィニル)−
1,1’−ビナフチルをジベンゾイル酒石酸を用すて分
割を行い、光学活性なものを分離した後、トリクロルシ
ランで還元を行えば光学活性なp−Tolyl BIN
APを得ることができる。必要に応じて分割剤であるジ
ベンゾイル酒石酸のfdt体、或は(/?)体を選択す
ることによって光学活性の一方のみを選択的に取得でき
る。
一方、錯体(1)は、メタノール、エタノールなどの溶
媒中で三塩化ロジウムにシクロオクタ−1゜5−ジエン
などのオレフィンを作用させて得られるロジウム、オレ
フィン錯体に三価のリン化合物としてラセミ体または光
学活性体のp−TolylBINAI)を反応させて容
易に得ることができる。
〔用途〕
本発明に係るロジウム−ホスフィン錯体は各種有機合成
ならびに不斉異性化反応、不斉水素化反応などの触媒と
して用いられる。
〔効果〕
本発明のロジウム−ホスフィン錯体触媒は、従来用いら
れている触媒たとえば、 (Rh(BINAP)2 〕+(VO4−や 〔Rh(
BINAP)2)+PFa−などに比し約1.2〜1,
4倍の活性を有するので、製品原価の引き下げに貢献す
ると共に、光学活性な配位子を用いて同様に製造した錯
体は、不斉合成触媒としても好適に作用するものである
この効果を、例えば、アリルアミンの異性化反応に適用
した場合について説明すると、アリルミンの6.000
分の1〜8,000分の1モルの本発明の錯体触媒を用
いて異性化を行い、2回目以降の異性化反応は最初に加
えた触媒量の7〜8重量%を追加するのみでよく、本操
作を繰返すことによシ、錯体1世に対し、約130,0
00倍量のアリルアミンをエナミンに異性化することが
できる。
また生成物の光学純度は、十分満足できる高いものを得
ることができる。
〔実施例〕
次に実施例および使用例によって本発明を説明する。
実施例1 (Rh(シクロオクタ−1,5−ジエン)(H−p−T
olyl BINAP))+ClO414,8gをテト
ラヒドロフラン750 mlに懸濁させ、この中に(へ
)−p−Tolyl BINAP (mp 257〜8
℃、〔α〕習−169.49°(C=1.0’52、ベ
ンゼン))io、17gを加えて均一とした後、常圧水
素添加装置にて25〜30℃で水素化を行い、約13時
間後に水素の級収が認められなくなったとき反応終了と
した。次に溶媒として用いたテトラヒドロフランを減圧
下に留去し、目的とする (Rh (H(p−Tolyl ’BINAP )2 
〕” CIO; ノ赤褐色の結晶23.4gを得た。こ
のものの元系分析値は次のとおシである。
CHP CA? Rh 実測値 73.75 5.35 8.10 2.05 
6.45計算値 73.92 5,13 7.96 2
.28 6.60錯体(Rh (H−p −Tolyl
 BINAP )2 )”cAo、−中のp −Tol
yl BINAPの部分のプロトンNMRの数値は次の
とおシである。
CHsfi) NMR(8ppm ): (a)5.95 (4H,d) (b)6.6 (4H
,d) (c)7.70 (2H,d)(d)7.5.
 (2H,d) (e17.65(2H,d) (f)
7.38(2H,t)(g17.05(2H,t) (
h16.72(2H,d)(、()6.65(4H,d
)(印7.61 (4H,d) ’fi)1.80 (
6H,s) (j)2.17 (6H,s)叡 上のNM几スはクトルは日本電子株式会社VJ。
N、M−GX−400型装置(400MHz)を用いて
測定した。
スペクトルは第1図に示した。
実施例2 (Rh (シクロヘキサ−1,3−ジエン)((ト)−
p−Tolyl BINAP ) )” PF6”−1
5,09jiをアセトン750ゴに懸濁させ、この中に
←H−p −TolylBINAP (mp 257〜
8℃、〔α〕j’+174.04゜(C=0.8867
ベンゼン))10.17.9を加えて均一とした後、常
圧水素添加装置にて25〜60℃で水素化を行い、約1
5時間後に水素の吸収が認められなくなったとき反応を
終了とした。次に溶媒として用いたアセトンを減圧下に
留去し、目的とする( Rh (H−p−Tolyl 
BINAP )t )+ PFa−の褐色の結晶24g
を得た。本錯体の元素分析の結果は次のとお)である。
CHP ’F 几り 実測値 72.11 5.03 9.82 6.98 
6.27計算値 71.83 4.98 9.66 7
.10 6.42実施例6 実施例1と同様にして、[h(ノルボルナジェン) (
1+3−1) −Tolyl BINAP ))”BF
4 9.6 jJをテトラヒドロフラン中で、(43−
p −Tolyl BINAP6、78 gと水素化を
行い、(Rh((+l −p−TolylB’INAP
 )2 ) +BF4−の褐色の結晶1s、47.!i
lを得た。
本錯体の元素分析の結果は次のとおりである。
CHPF 几り 実測値 74.81 5,54 8.13 4,71 
6.35計算値 74.53 5,18 8.02 4
.92 6.66実施例4 実施例1と同様にして、(Rh(1,5シクロオクタジ
エン) (H−p −Tolyl BINAP ))+
PCj?6−11.3.!i’をアセトン中でH−p 
−Tolyl BINAP678gと水素化を行い、〔
Rh (H−p−TolylB INAP )2) ”
 PCJlia−の赤褐色の結晶17.13 gを得た
。本錯体の元素分析の結果は次のとおりである。
ClI P ClRh 央測値 67.81 4.93 5,97 8.98 
12.14計算値 67.66 4.70 6.04 
、 9.09 12.51実施例5 実施例1と同様にして〔RII(1,5シクロオクタジ
エン)((±) −p −Tolyl BINAP )
 ) ” C104−14,8gをテトラヒドロフラン
75011L7!に懸濁させ、この中に(±) −p 
−Tolyl BINAP 10.17 gを加え、均
一とした後、常圧水素添加装置にて50℃で水素化を行
い、約15時間後に水素化を終了した、次に溶媒として
用いたテトラヒドロフランを減圧下に留去し、目的とす
る(Rh((−1−1−1)−Tolyl BINAP
 )2 )” clo、−の赤褐色結晶23.5.!?
を得た。本錯体の元素分析の結果は次の通シである。
CHP CI FLh 実測値 72,68 5,48 7.54 2,13 
6.85計算値 73.92 5,13 7.96 2
.28 6.60使用例1 11の耐圧容器をあらかじめ窒素置換しておき。
窒素雰囲気下に実施例1で調製した(RhH(p−To
lyl BINAP )2 )” CA’04−のテト
ラヒドロフラン溶液10rLl(0,2ミリモル)、テ
トラヒドロフラン200dおよびN、N〜ジエチルゲラ
ニルアミン334 g(i、 6モル)を加え、100
℃にて15時間反応させる。反応終了後、別に用意した
蒸留器に反応溶液を移し、テトラヒドロフランを留去し
た後、減圧蒸留して異性化生成物であるシトロネラール
ジエチルエナミン330g(純度99%)を得た。
蒸留残渣中にn−へブタン10WLlを加え充分に撹拌
し、高沸魚介及び副生分kn−へブタンに溶解させ、n
−へブタン可溶部を炉別し、更にn−へブタン10r/
Llを加えて同様の操作を行ってから、テトラヒドロフ
ラン200ゴを蒸留器に加えて残留触媒を均一溶液とし
てから再び耐圧容器に戻す。
次に新しい触媒溶液0.71+111(0,014ミリ
モル)を追加し、N、N−ジエチルゲラニルアミン56
4Iを刃口えて2回目の反応を行い、1回目と同様の純
度のシトロネラールジエチルエナミン約同量を得た。同
様の操作を25回繰りかえしてもなお同様の成果を得た
異性化して得たシトロネラールエナミンを同量のトルエ
ンに溶解し、0°C〜5℃にて、エナミンに対し055
モル倍の10%硫酸を加えて加水分解し、常法にて処理
し、刀日水分解物を減圧蒸留して純度998%のd−シ
トロネラールが得られた。
なお、このものの旋光度は〔α)’7+16.57°で
あシ、これは文献値〔α〕ゎ+16゜5°よシみて光学
純度997チであった。
使用例2 11の耐圧反応容器をあらかじめ窒素置換しておき、窒
素雰囲気下に実施例2で調製した( Rh((ト)−p
 Tolyl BINAP )2 〕+PFa−のテト
ラヒドロフラン溶液20 ml (0,2ミリモル)と
、テトラヒドロ7ラン200dおよびN、N−ジエチル
ネリルアミン251 g(1,2モル)を加え、110
℃にて15時間反応させる。反応終了後、別に用意した
蒸留器に反応溶液を移し、テトラヒドロフランを留去し
た後、減圧蒸留器にて異性化生成物であるシトロネラー
ルジエチルエナミン249g(純i98.3%)を得た
。蒸留残渣中にn−へブタン10ゴを加えて充分撹拌す
ることによシ高沸魚介および副生分をn−へブタンに溶
解させ、n−へブタン可溶部を戸別し、更にもう一度n
−へブタンIDdを加えて同様な操作を行ってからテト
ラヒドロ7ラン200ゴを蒸留器に加えて残留触媒を均
一溶液としてから再び耐圧容器にもどし、新しい触媒0
.8m7(0,016ミリモル)を追加し、N、N−ジ
エチルネリルアミン251gを加えて2回目の反応を行
い、1回目と同様の純度のシトロネラールジエチルエナ
ミンを釣同量得た。同様な操作を12回繰)返してもな
お同様な成果を得ることができた。なお、異性化反応で
得たシトロネラールジエチルエナミンを使用例1と同様
にして、硫酸を用いて加水分解し、純度99.7 %の
d−シトロネラールを得た。このものの旋光度は〔α)
’j+16.28°であり、文献値〔α:)、+16.
5゜よりみて光学純度は98.7%であった。
使用例6 あらかじめ窒素↑α換したオートクレーブに窒素雰囲気
下に、実施例5で調整したCRh((:)−p −To
lyl BINAP )z )” clo4−のテトラ
ヒドロフラン溶液10,717(0,166ミリモル)
、テトラヒドロフラン360dおよび7−ヒドロキシ−
N、N−ジエチルゲラニルアミン181!y(0,8モ
ル)を加えて、100℃にて10時間反応させ、反応終
了後、別に用意した蒸留器に反応溶液を移し、テトラヒ
ドロフランを留去後、蒸留器内の温度が100℃を越え
ないように注意深く減圧蒸留し、異性化生成物である7
−ヒトロキシシトロネラールジエチルエナミン180!
9(純度98.5%)を得た。蒸留残渣中にn−へブタ
ン7μを加えて充分撹拌し、筒沸魚介および副生分子 
I+−ヘプタンに俗解させ、n−へブタン可溶部を戸別
し、更にn−ヘプタン7Tfdlを加えて同様な操作を
行ってから、テトラヒドロフラン66ONを加えて残留
触媒を均一溶液としてから再び耐圧容器に戻し、次に新
しい触媒0.71.d(0,009ミリモル)を追加シ
、7〜ヒドロキシ−N、N−ジエチルゲラニルアミン1
819を加えて2回目の反応を行い、1回目と同様の純
度の7−ヒトロキシシトロイ・ンールジエチルエナミン
を約同量得た。同様な操作を10回繰シ返しても同様の
成果を得た。
【図面の簡単な説明】
第1図は実施例1で得られた(RhH(p−Tolyl
BINAP )2 ) ” CAO4−−のN M R
スペクトルである。 特許出願人高砂香料工業株式会社 代理人 弁理士 井 坂 實 夫 手続補正書 昭和59年5月29日 特許庁長官 若 杉 和 夫 殿 1、事件の表示 昭a59年特許願第053600号 2、発明の名称 ロジウム−ホスフィン錯体 6、補正をする者 事件との関係 特許出願人 名称 高砂香料工業株式会社 4、代 理 人 住 所 東京都港区西新橋1丁目21番11号小野ビル
内 6補正によシ増加する発明の数 O Z補正の対象 明細書の発明の詳細な説明の欄 8、補正の内容 1、 明細IF第6頁第11行目の「Y′」をfk’J
と補正する。 2、同書第12頁を別紙のとおシ補正する。 3、 同書第17頁第13行目の「旋光度」を「旋光度
」と補正する。 錯体(Rh((−1−f) −Tolyl BIN&P
 )2 )” czo4−中のp −TolyJ BI
NムPの部分のプロトンNMRの数値は次のとおりであ
る。 CHs (j 1 cH,(i)

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 一般式 %式%() (式中、p −Tolyl BINAPはラセミ体また
    は光学活性体である2、2′−ビス(ジ−パラ−トリル
    ホスフィノ)−1’、i’−ビナフチルを意味し、Yは
    ClO4、PF、l、BF、、PCノ、のいずれかを意
    味する)で表わされるロジウム−ホスフィン錯体。
JP59053600A 1984-03-22 1984-03-22 ロジウム−ホスフイン錯体 Granted JPS60199898A (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP59053600A JPS60199898A (ja) 1984-03-22 1984-03-22 ロジウム−ホスフイン錯体
EP85301846A EP0156607B1 (en) 1984-03-22 1985-03-15 Rhodium-phosphine complex catalyst
DE8585301846T DE3566261D1 (en) 1984-03-22 1985-03-15 Rhodium-phosphine complex catalyst
US06/714,281 US4604474A (en) 1984-03-22 1985-03-21 Rhodium-phosphine complex

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP59053600A JPS60199898A (ja) 1984-03-22 1984-03-22 ロジウム−ホスフイン錯体

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS60199898A true JPS60199898A (ja) 1985-10-09
JPH0142959B2 JPH0142959B2 (ja) 1989-09-18

Family

ID=12947368

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP59053600A Granted JPS60199898A (ja) 1984-03-22 1984-03-22 ロジウム−ホスフイン錯体

Country Status (4)

Country Link
US (1) US4604474A (ja)
EP (1) EP0156607B1 (ja)
JP (1) JPS60199898A (ja)
DE (1) DE3566261D1 (ja)

Families Citing this family (23)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6127949A (ja) * 1984-07-17 1986-02-07 Takasago Corp 光学活性なエナミンの製造法
JPS62178594A (ja) * 1986-02-01 1987-08-05 Takasago Corp 新規ホスフイン化合物
EP0257411B1 (de) * 1986-08-21 1992-11-25 F. Hoffmann-La Roche Ag Verfahren zur Herstellung von optisch aktiven Enaminen oder von den entsprechenden Aldehyden
JPS63135397A (ja) * 1986-11-27 1988-06-07 Takasago Corp ルテニウム−ホスフイン錯体
JPS63145292A (ja) * 1986-12-09 1988-06-17 Takasago Corp ルテニウム−ホスフイン錯体
JPS63145291A (ja) * 1986-12-09 1988-06-17 Takasago Corp ルテニウム−ホスフイン錯体
JPH0733392B2 (ja) * 1989-06-16 1995-04-12 高砂香料工業株式会社 2,2’―ビス〔ジー(m―トリル)ホスフィノ〕―1,1’―ビナフチル
JP2733880B2 (ja) * 1991-03-12 1998-03-30 高砂香料工業株式会社 光学活性三級ホスフィン化合物およびこれを配位子とする遷移金属錯体
US5191095A (en) * 1991-06-17 1993-03-02 Ethyl Corporation Asymmetric hydrogenation of olefinic amides using organoruthenium catalyst
US5177231A (en) * 1991-06-17 1993-01-05 Ethyl Corporation Asymmetric hydrogenation of aromatic-substituted olefins using cationic ruthenium(III) complexes
US5202472A (en) * 1991-06-17 1993-04-13 Ethyl Corporation Asymmetric hydrogenation of aromatic-substituted olefins using organonickel catalyst
US5187136A (en) * 1991-06-17 1993-02-16 Ethyl Corporation Asymmetric hydrogenation of aromatic-substituted olefins using organorhenium catalyst
US5187281A (en) * 1991-06-17 1993-02-16 Ethyl Corporation Asymmetric hydrogenation of aromatic-substituted olefins using organoiridium catalyst
US5190905A (en) * 1991-06-17 1993-03-02 Ethyl Corporation Asymmetric hydrogenation of aromatic-substituted olefins using metal or metal alloy catalysts
JP2736947B2 (ja) * 1991-11-21 1998-04-08 高砂香料工業株式会社 水溶性なスルホン酸アルカリ金属塩置換ビナフチルホスフイン遷移金属錯体及びこれを用いた不斉水素化法
US6333435B1 (en) * 1995-05-18 2001-12-25 Merck & Co., Inc. Process of synthesizing binaphthyl derivatives
ES2213306T3 (es) * 1998-04-07 2004-08-16 Firmenich Sa Isomerizacion estereoespecifica de aminas alilicas con la ayuda de ligandos fosforados quirales.
US6307087B1 (en) 1998-07-10 2001-10-23 Massachusetts Institute Of Technology Ligands for metals and improved metal-catalyzed processes based thereon
US7223879B2 (en) 1998-07-10 2007-05-29 Massachusetts Institute Of Technology Ligands for metals and improved metal-catalyzed processes based thereon
EP1060793B1 (en) 1999-06-17 2005-06-15 Firmenich Sa Stereospecific isomerisation of allylamines with the aid of immobilised phosphorated chiral ligands
JP4519255B2 (ja) 2000-04-07 2010-08-04 高砂香料工業株式会社 光学活性3,7−ジメチル−6−オクテノールの製造方法
JP4148702B2 (ja) * 2002-06-04 2008-09-10 高砂香料工業株式会社 新規なジホスフィン化合物、その製造中間体、該化合物を配位子とする遷移金属錯体並びに該錯体を含む不斉水素化触媒
JP5243914B2 (ja) * 2008-10-08 2013-07-24 株式会社ニフコ ホールプラグ

Family Cites Families (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2116905A5 (fr) * 1970-12-10 1972-07-21 Inst Francais Du Petrole Nouveaux coordinats bidentes,leur fabrication et leurs applications
FR2230654B1 (ja) * 1973-05-21 1975-11-21 Rhone Poulenc Ind
SU731892A3 (ru) * 1974-10-15 1980-04-30 Монсанто Компани (Фирма) Способ получени оптических изомеров -замещенных -ациламидопропионовых кислот
US4166824A (en) * 1977-06-14 1979-09-04 American Cyanamid Company Chiral rhodium-diphosphine catalyst capable of catalytic reduction of a tetramisole precursor to give a significant excess of the desired S-(-)isomer, levamisole
US4120870A (en) * 1977-07-18 1978-10-17 Hoffmann-La Roche Inc. Metal phosphine complex
US4201728A (en) * 1977-08-19 1980-05-06 Celanese Corporation Hydroformylation catalyst and process
DE3000445C2 (de) * 1980-01-08 1982-12-02 Degussa Ag, 6000 Frankfurt Rhodiumkomplexe und deren Verwendung
US4331818A (en) * 1980-03-19 1982-05-25 The Procter & Gamble Company Chiral phospine ligand
US4393240A (en) * 1981-07-06 1983-07-12 Stille John K Optically active phosphines
US4451450A (en) * 1981-10-15 1984-05-29 New England Nuclear Corporation Cationic compounds useful for making radiodiagnostic agents
JPS6061587A (ja) * 1983-09-16 1985-04-09 Takasago Corp ロジウム−ホスフイン錯体

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0142959B2 (ja) 1989-09-18
DE3566261D1 (en) 1988-12-22
EP0156607A3 (en) 1986-01-15
EP0156607A2 (en) 1985-10-02
EP0156607B1 (en) 1988-11-17
US4604474A (en) 1986-08-05

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPS60199898A (ja) ロジウム−ホスフイン錯体
US4605750A (en) Rhodium-phosphine complex
EP0174057B1 (en) Ruthenium-phosphine complex catalysts
US4766225A (en) Ruthenium-phosphine complex
JPH0692981A (ja) キラル燐含有リガンドとその製造方法
Van der Zeijden et al. Ortho-chelated arylrhodium (I) complexes. X-ray structure of RhI [C6H3 (CH2NMe2) 2-o, o'-C, N](COD)
JPH05170780A (ja) 水溶性なスルホン酸アルカリ金属塩置換ビナフチルホスフイン遷移金属錯体及びこれを用いた不斉水素化法
EP0271310B1 (en) Ruthenium-phosphine complexes
US4764629A (en) Ruthenium-phosphine complex
Cadierno et al. An Easy Entry to Dimers [{RuX (μ-X)(CO)(P⌒ P)} 2](X= Cl, Br; P⌒ P= 1, 1 ‘-Bis (diphenylphosphino) ferrocene, 1, 1 ‘-Bis (diisopropylphosphino) ferrocene) from η3-Allylruthenium (II) Derivatives [RuX (η3-2-C3H4R)(CO)(P⌒ P)](R= H, Me): Efficient Catalyst Precursors in Transfer Hydrogenation of Ketones
Karsch et al. Functional trimethylphosphine derivatives. 24. Phosphine complexes of main-group elements. 5.(Phosphinomethyl) aluminum compounds: bis-and tris (dimethylphosphino) methyl ligands in tetrahedral and octahedral aluminum phosphine complexes and x-ray structure of Al [(PMe2) 2C (SiMe3)] 3
JPH0667947B2 (ja) ルテニウム−ホスフイン錯体
JPS6127949A (ja) 光学活性なエナミンの製造法
JP2005505631A (ja) 新規のキラル配位子及びその遷移金属錯体並びにその触媒としての使用
JP2001011029A (ja) プロキラルアリル系の立体的異性化法、該方法に使用する固定化リガンド、および該リガンドの製法
Braun et al. Investigations into the hydrogenation of diolefins and prochiral olefins employing the “Daniphos”-type ligands
JP4536841B2 (ja) プロキラルなアリル系の立体特異的異性化法
JPH06122690A (ja) 新規なアミノホスフィンホスフィナイト、その製造方法及びエナンチオ選択反応におけるその使用
Adilkhanova SYNTHESIS AND CATALYTIC APPLICATIONS OF PHOSPHINITE COMPLEXES OF NICKEL
JP3699989B2 (ja) ホスフィニル基含有n−置換アミノ酸誘導体及びその製造方法
JPS633871B2 (ja)
JP2000256380A (ja) 不飽和ホスホン酸エステルの製造方法
Pullarkat et al. Versatile syntheses of optically pure PCE pincer ligands: facile modifications of the pendant arms and ligand backbones
JPS63253062A (ja) 光学活性なイミンの製造法
Werner et al. A series of mononuclear ruthenium (II) complexes with sterically demanding bis (phosphino) methanes and arsino (phosphino) methanes as ligands

Legal Events

Date Code Title Description
EXPY Cancellation because of completion of term