JPS6019953Y2 - 分割型ク−リング・フアン・シュラウド用可撓性継ぎ手 - Google Patents

分割型ク−リング・フアン・シュラウド用可撓性継ぎ手

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Publication number
JPS6019953Y2
JPS6019953Y2 JP10466779U JP10466779U JPS6019953Y2 JP S6019953 Y2 JPS6019953 Y2 JP S6019953Y2 JP 10466779 U JP10466779 U JP 10466779U JP 10466779 U JP10466779 U JP 10466779U JP S6019953 Y2 JPS6019953 Y2 JP S6019953Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
shroud
radiator
band
engine
joint
Prior art date
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Expired
Application number
JP10466779U
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JPS5622424U (ja
Inventor
裕 和田
毅 松谷
Original Assignee
日野自動車株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 日野自動車株式会社 filed Critical 日野自動車株式会社
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Publication of JPS5622424U publication Critical patent/JPS5622424U/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は自動車用分割型クーリング・ファン・シュラ
ウドのための可撓性継ぎ手に関する。
従来、自動車用クーリング・ファン・シュラウドのため
のファン・シュラウドはラジェータの後面に取り付けら
れ、クーリング・ファンを内側に位置するように、ラジ
ェータの後面からクーリング・ファンに伸長する構造を
とるものが一般であり、この種の構造のファン・シュラ
ウドはエンジンの振動や自動車の揺れによるファン・シ
ュラウドとクーリング・ファンとの接触を防止するため
、シュラウドとファンとの間の隙間を大きくとっており
、ラジェータを通過する風量が少なくなり、ラジェータ
の冷却効果が低下されることから、分割型クーリング・
ファン・シュラウドが提供されてきている。
すなわち、この分割型クーリング・ファン・シュラウド
はラジェータ側シュラウド部とエンジン側シュラウド部
と、それらシュラウド部を密封接続するように、それら
シュラウド部間に取り付けられる軟質弾性材料よりなる
厚肉環状ガスケットより構成され、ラジェータ側シュラ
ウド部とエンジン側シュラウドとを密封接続してラジェ
ータの冷却効果を低下させることがない反面、その取り
付けに関しては、環状ガスケットが歪んで、ラジェータ
側およびエンジン側シュラウド部の所定の位置に取り付
けることがきわめて困難であり、また、この環状ガスケ
ットの前後方向の周囲上面には、帯状のクランプがその
円周に沿って渡され、締め付けられるが、その締め付は
作業の際、帯状のクランプが環状ガスケットの前後方向
の周面からはずれたり、あるいはずれたりして、取り付
は作業を煩雑化していた。
この考案の目的は、エンジン側シュラウドとラジェータ
側シュラウドとを密封接続する可撓性継ぎ手を取り付け
る際、エンジン側およびラジェータ側シュラウドの所定
の位置に容易に取り付けることができ、しかもその可撓
性継ぎ手を固定するための帯状のクランプが、その締め
付けの際にずれたり、はずれたりすることがなく、確実
に締め付けることができる分割型クーリング・ファン・
シュラウド用可撓性継ぎ手の提供にある。
それらを課題として、この考案の分割型クーリング・フ
ァン・シュラウド用可撓性継ぎ手は、エンジン側シュラ
ウドとラジェータ側シュラウドとを密封接続するように
、そのエンジン側シュラウドおよびラジェータ側シュラ
ウドに側方部分を巻き付ける可撓性材料からなる継ぎ帯
と、その継ぎ帯の側方部分をそのエンジン側およびラジ
ェータ側シュラウドに固定する一対の帯状クランプと、
その継ぎ帯の側縁に一体的に形成され、かつ、その側方
部分に溝を形成するように、その側方部分の上面から適
宜の間隔を置いて、その側方部分の上方に折り返された
一対の帯状クランプ・カバーとを含んで構成している。
以下、この考案に係る分割型クーリング・ファン・シュ
ラウド用可撓性継ぎ手の望ましい具体例について、図面
を参照して説明する。
第1ないし3図は、キャブ・オーバ型トラックの分割型
クーリング・ファン・シュラウド33に適用されたこの
考案の可撓性継ぎ手の具体例10を示している。
分割型クーリング・ファン・シュラウド33はラジェー
タ31とエンジン30との間に配置されるものであって
、ラジェータ側シュラウド35とエンジン側シュラウド
34とを含んでいる。
ラジェータ側シュラウド35の外周には適宜の間隔を置
いて複数の位置決め用突起36.・・・・・・。
36が設けられ、このラジェータ側シュラウド35はね
じ止めによってラジェータ・フレーム32に固定され、
またエンジン側シュラウド34はブラケット37によっ
てエンジン30に固定されている。
勿論、このラジェータ側シュラウド35の外周に設けら
れる位置決め用突起36.・・・・・・、36は、ラジ
ェータ側シュラウド35を適宜に切り起こしたり、ある
いは別途ピース状に形成されたものを適宜の間隔で溶接
したりして取り付けられるもので、エンジン側シュラウ
ド34の外周に設けることもできる。
このようにして配置されたエンジン側シュラウド34と
ラジェータ側シュラウド35との間には、それらエンジ
ン側およびラジェータ側シュラウド34,35を密封下
で接続するために可撓性継ぎ手10が使用されている。
その可撓性継ぎ手10は、継ぎ帯11と、一対の帯状ク
ランプ12.12と、一対の帯状クランプ・カバー13
.14とを含んで構成され、その継ぎ帯11および帯状
クランプ・カバー13,14が合成ゴムから一体的に成
形されている。
そのように、合成ゴム、すなわち、可撓性材料からなる
継ぎ帯11は、そのエンジン側シュラウド34およびラ
ジェータ側シュラウド35の外周に跨がって、そのエン
ジン側およびラジェータ側シュラウド34.35に側方
部分を巻き付け、そのエンジン側シュラウド34とその
ラジェータ側シュラウド35とを密封接続する。
特に、その継ぎ帯11は、両側方部分間の中央部分を横
断面アーチ状に形成し、エンジン30などからの振動に
よるそのエンジン側およびラジェータ側シュラウド34
.35間の相対的ずれを容易に吸収できるようにしてい
る。
また、そのようにして、そのエンジン側およびラジェー
タ側シュラウド34.35に巻き付けられたその継ぎ帯
11の両側方部分には、帯状のクランプ12.12がそ
れぞれ巻き付けられ、そのクランプ12.12の両端に
折り曲げられた部分にボルト19を通し、ナツト20で
締め付けて、その継ぎ帯11をそのエンジン側およびラ
ジェータ側シュラウド34.35に固定し、そのエンジ
ン側およびラジェータ側シュラウド34,35を密封接
続する。
帯状クランプ・カバー13.14は、その継ぎ帯11の
両側縁に一体的に形成され、しかも、両側方部分の上面
から適宜の間隔を置いて、その両側方部分の上方に折り
返され、その継ぎ帯11をそのエンジン側およびラジェ
ータ側シュラウド34.35に固定する帯状クランプ1
2.12をカバーする。
換言するならば、第2図に示された状態からその両側方
部分に溝15.16を形成し、その帯状クランプ12.
12をおさめるようにしている。
勿論、その帯状クランプ・カバー13゜14は、第3図
に示されるように、一端に切欠き17.18を形成腰そ
の帯状クランプ12,12の折り曲げ部分をその切欠き
17.18に位置し、ボルト19の締め付けを容易にし
ている。
次に、上述のように構成された可撓性継ぎ手10の取り
付けについて述べるに、先ず、その可撓性継ぎ手10に
おいて、その継ぎ帯11の両側方部分とその帯状クラン
プ・カバー13.14とによって形成された溝15.1
6にその帯状クランプ12.12を嵌め込み、その帯状
クランプ・カバー13.14の一方の折り曲げ部分をそ
の帯状クランプ・カバー13.14の切欠き17.18
に位置し、露呈させる。
次には、そのエンジン側シュラウド34とラジェータ側
シュラウド35とにその可撓性継ぎ手10を跨がらせて
上方から覆い、その際、そのラジェータ側シュラウド3
5の位置決め用突起36゜・・・・・・、36にその継
ぎ帯11の側縁を突き合わせながら巻き付け、下方に回
した位置で、その帯状クランプ12.12の両端の折り
曲げ部分にボルト19を通し、ナツト20を締め付けて
固定する。
上述の可撓性継ぎ手10を取り付ける場合において、第
4および5図に示すようにストッパ40を取り付ければ
、その取り付は作業を一層容易にすることができる。
すなわち、可視性継ぎ手10をエンジン側シュラウド3
4およびラジェータ側シュラウド35の上方から覆うよ
うにしてかぶせ、アンプ・カバー41に形成された点検
口42よりその締め付は作業を行なう場合、エンジン側
あるいはラジェータ側シュラウド34.35のいずれか
一方の上方部分に板状のストッパ40をボルト43によ
って固定し、このストッパ40と、エンジン側アルいは
ラジェータ側シュラウド34,35とで可視性継ぎ手1
0の上方端部を挾みつける。
この際、勿論、ストッパ40の固定によって可撓性継ぎ
手10の溝15.16内におさめられた帯状クランプ1
2.12が容易に移動しないようそのストッパ40が当
たる可撓性継ぎ手10の一部分を切り欠いて、このスト
ッパ40が帯状クランプ12,12を直接挾みつけるよ
うにする。
このようにすれば、あらかじめ、可撓性継ぎ手10を締
め付けるための位置が一定になり、アンプ・カバー41
に形成された点検口42の位置に合わせることができ、
しかも、締め付は作業中に可撓性継ぎ手10や、帯状ク
ランプ12.12が移動したりすることがなく下方から
きわめて容易に取り付けることができる。
前述された継ぎ帯11および一対の帯状クランプ・カバ
ー13.14は、合皮ゴムから一体的に成形されたが、
合成樹脂から一体的に成形することも勿論可能である。
如上の構成になるこの考案によれば、エンジン側シュラ
ウドとラジェータ側シュラウドとを密封接続する可撓性
継ぎ手の取付けが容易になり、しかも、可撓性材料から
なる継ぎ帯を固定する帯状クランプが帯状クランプ・カ
バーによって外れ止めされ、確実に締め付けられ、また
、その帯状クランプがその帯状クランプ・カバーによっ
て保護され、締付は工具の当りから未然に保護され、そ
して、その締付は工具の当りによる変形や破損から保護
される。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この考案に係る分割型クーリング・ファン・
シュラウド用可視性継ぎ手の具体例を示す側面図、第2
図は、第1図に示す可撓性継ぎ手の断面図、第3図は、
第1図に示す可撓性継ぎ手の部分斜視図、第4図は、ス
トッパの取付は状態を示す部分斜視図、および第5図は
、第4図のストッパを用いて取り付けた場合の下方から
の締付は状態を示す断面図である。 11・・・・・・継ぎ帯、12,12・・・・・・帯状
クランプ、13,14・・・・・・帯状クランプ・カバ
ー、33・・・・・・分割型クーリング・ファン・シュ
ラウド、34・・・・・・エンジン側シュラウド、35
・・・・・・ラジェータ側シュラウド。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 エンジン側シュラウドとラジェータ側シュラウドとを密
    封接続するように、そのエンジン側シュラウドおよびラ
    ジェータ側シュラウドに側方部分を巻き付ける可撓性材
    料からなる継ぎ帯と、その継ぎ帯の側方部分をそのエン
    ジン側およびラジェータ側シュラウドに固定する一対の
    帯状クランプと、 その継ぎ帯の側縁に一体的に形成され、かつ、その側方
    部分に溝を形成するように、その側方部分の上面から適
    宜の間隔を置いて、その側方部分の上方に折り返された
    一対の帯状クランプ・カバとを含む分割型クーリング・
    ファン・シュラウド用可撓性継ぎ手。
JP10466779U 1979-07-28 1979-07-28 分割型ク−リング・フアン・シュラウド用可撓性継ぎ手 Expired JPS6019953Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP10466779U JPS6019953Y2 (ja) 1979-07-28 1979-07-28 分割型ク−リング・フアン・シュラウド用可撓性継ぎ手

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JP10466779U JPS6019953Y2 (ja) 1979-07-28 1979-07-28 分割型ク−リング・フアン・シュラウド用可撓性継ぎ手

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5622424U JPS5622424U (ja) 1981-02-27
JPS6019953Y2 true JPS6019953Y2 (ja) 1985-06-15

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ID=29337345

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JP10466779U Expired JPS6019953Y2 (ja) 1979-07-28 1979-07-28 分割型ク−リング・フアン・シュラウド用可撓性継ぎ手

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