JPS6019862A - エレベ−タ据付用足場 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、エレベータ昇降路上部の乗場開口部の床に設
けられたエレベータ据付用足場に関するものである６ 従来、エレベータにおける機器の据付は妊、昇降枠内に
足場用パイプを立て足場板を用いる方法が一般的である
。しかし、この方法は足場の組立、解体に多大の労力を
必要とし、かつ、足場板が資材の搬入を妨害するととも
に、作業者の上下移動も容易でなく、また危険であるな
どの欠点があった０ この欠点を解消するものとして、たとえば特公昭５４−
１６２８７号公報のような、昇降路内でガイドレールを
連結して吊り上げ、このガイドレールの上下端を固定し
て、昇降路頂部の機械室に設置された巻上機によシ本設
用かご枠を運転してレールブラケットおよびガイドレー
ルの芯出【、７、固定を行うようにしたエレベータの足
場なし据付工法が採用されている。

しかしながら、近年、建物の密集地において住民の日照
権などの問題から、建物の上方に突出した機械室を必要
とする頂部機械室形エレベータがきられれ、建物の下部
に機械室を設置するペースメントタイプのエレベータが
増加している。しかるに、この建物の下部に機械室を設
置するエレベータにおいて、前記エレベータの足場なし
据付工法を採用するにはいくつかの問題がある。すなわ
ち、昇降路頂部へのガイドレール吊シ上げなどのための
滑車の取付け、およびガイドレールの上端の固定などの
作業ができないし、かご枠などと巻上機とを連結するだ
めの巻上ロープを掛けることもできない。

本発明は上記欠点を解消するもので、昇降路上部の乗場
開口部の床から昇降路内に突出して設置された簡単な足
場により、昇降路頂部での据付作業を可能にしたエレベ
ータ据付用足場を提供しようとするものである○ 以下、本発明を図面に示す実施例によシ説明する。

第１図ないし第３図は本発明の第１実施例を示すもので
あり、エレベータの昇降路（１）の頂部（２）の側壁（
３）には、上部の乗場用開口（４）が形成され、この開
口（４）の下縁に沿って床（５）が連設されている。

この床（５）−（７；）昇降路（１）　ｌｉｔの端部に
は、前記開口（４）の幅にほぼ等しい幅の支持板（６）
がアンカボルト（７ンによりＩ定されておシ、この支持
板（６）の幅方向両端部には一対のブラケツ）　（８１
、（８１が平行に立設されている。また、それぞれのブ
ラケット（８）には、足場（９）の一部をなすフレーム
叫がビン９１）により回動自在に枢着されている。左右
のフレームα０）は相互に同形の直角三角形をなすよう
に、垂直アーム（乳水平アーム（樗および傾斜アーム９
句が相互にビン■九〇〇）および前記ビン（１１）によ
り接続されている。前記傾斜アーム（１句の先端には接
触片（１７）が溶接などにより突設されており、フレー
ム００）を昇降路（」−内に臨ませて、第２図に示すよ
うに、接触片（１７）を昇降路（１）の側壁（３）に当
接せしめた状態で、垂直アーム（Ｉ２）が垂直位置を、
また水平アーム（１８）が水平位置をとるように各アー
ム（１２）　、　＜１８）　？　（１４）の寸法は設定
されている。なお、前記接触片（１７）の先端部は円弧
状に形成されておシ、フレーム（１０）を回動させたと
き接触片（１７）が側壁（３）から容易に離脱するよう
になっている０ 左右のフレームα”１１α０）の水平アーム（＋３）　
、　Ｃｌ０）間には６枚の足場板α８）、（１８）・・
・が架設されておシ、ポル）　（１９）　、　（１０）
・・・によシ固定されている０また、左右の垂直アーム
（１２Ｊ、１２Ｊ間には邪魔板（２０）が張設されてお
シ、乗場の床（５）から人が昇降路（１）内に落下しな
いようになっている。なお、この邪魔板（財）に足かけ
（図示せず）を設けておくと足場板（ホ）上への昇降を
簡単に行なうことができる。

前述した構成によれば、足場（９）を昇降路（１）内に
臨ませ、作業者が足場板（四の上に乗シ、たとえばガイ
ドレール（図示せず）などの吊上げ用滑車（２１）を昇
降路（１）の１貝部（２）に取付けることが可能となる
ばかシでなく、吊上げたガイドレールの上端を固定する
こともできる。なお、足場板（ホ）上の作業者の荷重は
、各フレーム叫が直角三角形状をしているので、接触片
９７）の当接している部位の昇降路（１）の側壁（３）
と支持板（０）とが受けることになる。また、昇降路（
１，）の大きさく第１図の寸法Ｌ）が変化した場合はア
ンカボルト（γ）の施工位置（幀１図の寸法６）により
調節することができる。さらにまだ、昇降路（１）内に
臨んでいる足場（９）がガイドレールの吊上げ用ロープ
曽に干渉する際には、足場（９）をビンＱ１を中心とし
て第１図に矢印で示す方向に回動して想像線で示す位置
に位置せしめればよい。

第４図は第１図ないし第６図によシ説明し／ζ実施例の
変形例を示すものであシ、左右両フレーム（２）、（至
）の各垂直アーム（２）および水平アーム（１８）を接
続しているビン（至）は挿脱自在とされている。ガお、
その他の構成は第１図ないし第３図の実施例と同様であ
る。

前述した構成によれば、足場（９）が邪腺なときは、前
記ビン（至）を取外して水平アーム（功を矢印人方向に
回動して傾斜アーム（１４）に重ね、さらに水平アーム
（＋３）および傾斜アーム輌を矢印Ｂ方向に回動して垂
直アーム（胸に重ねる。そして、（Ｉｌｌ＆　（８）に
突設したボルト（４））を利用して各アーム（１２）　
、　Ｑａ）　、（３）をロープ（ロ）により束ねておけ
ば、床（５）が狭くても足場（９）を邪Ｎにならずに収
納することができる。

以上説明したように、本発明に係るエレベータ据付用足
場は、左右一対の直角三角形状のフレームを上部乗場の
床に回動自在に配置して、両フレーム間に足場を架設し
だので、従来の昇降路内にパイプを立て足場板を用いる
工法に比べ、安価で組立・取外し容易な足場が提供でき
るとともに、建物の下方に機械呈を有するエレベータに
おいても昇降路頂部にガイドレール等の吊シ上げ用滑車
の取付は等の作業が可能となシ、エレベータ足場なし据
付工法の採用が可能となるし、また足場を回動して乗場
の床方向へ設置変更することができ、ガイドレール等の
吊シ上げ用ロープと足場との干渉を簡単にさけることが
できる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を示す足場を設置したエレベ
ータ昇降路の上部附近の縦断面図、第２図は本発明の足
場の詳細を示す側面図、第６図は第２図の平面図、第４
図は本発明の他の実施例を示す第１図相当図。 （１）・・エレベータの昇降路 （４）・・乗場開口　（５）・・床 （９）ｌＩｅ足’ｈ　（１０）・・フレーム（１匂・・
垂直アーム　（１Ｂ）・・水平アーム（３）Φ・傾斜ア
ーム　（ホ）・・足場板代理人　大　岩　増　雄 第１図 第２図

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 （１）エレベータ昇降路の上部乗場の床にそれぞれ回動
   自在に配設させた左右一対の直角三角形状のフレームと
   、左右両フレーム間に架設された足場板とを有し、両フ
   レームを昇降路内に臨ませたとき足場板が水平配置され
   るようにしてなるエレベータ据付用足場。 （２）前記の各フレームは三本のアームをピンによシ接
   続して構成されている特許請求の範囲第１項記載のエレ
   ベータ据付用足場。 （８）前記ビンの少なくとも１本は挿脱自在とされてい
   る特許請求の範囲第２項記載のエレベータ据付用足場。