JPS60198267A - 熱転写記録装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、サーマルヘッドとインクドナーフィルムを用
いて記録を行なう熱転写記録装置に係り、特にその記録
一度を均一化するだめの改良に関する。

〔従来技術〕

複写機あるいはファクシミリ等に用いられ記録装置とし
て従来から広く知られでいるものの１つに熱転写記録装
置がある。周知の如くこの熱転写記録装置は例えば熱溶
融性インクを塗布したインクドナーフィルム（以下ＩＤ
Ｆと略す）と複数の発熱体を有するサーマルヘッドを用
いて構成され、前記サーマルヘッドの発熱体をｔ４＋＃
報に応じて選択的に発熱させ、当該発熱個所で前記ＩＤ
Ｆのインクを溶融するとともに、これを普通記録用紙に
転写することによフ前記ｍ　（Ｗ　報の記録を行なうも
のである。係る構成の熱転写記録装置においても、他の
記録装置と同様に、記録品質の向上を図ることが必須の
要件であるが、このだめの配慮とシわけ記録濃度の均一
化のために、従来のこの種の装置には、前記サーマルヘ
ッドの基板に例えばサーミス゛りを取シ付け、該サーミ
スタにより当該サーマルヘッドの基板温度を測定すると
ともに、該測定された温度に応じて前記サーマルヘッド
の発熱体に供給する発熱駆動用・ぐルスの巾を可変し、
当該発熱体の発熱温度を制御することによ）当該ＩＤＦ
のインクの前記記録用紙への転写量を一定化し、その記
録濃度を均一化するという技術的配慮がなされていた。

しかしながら係る従来の熱転写記録装置によれば、 ■　前記サーミスタでは、当該サーミスタ自身の特性の
バラツキによって前記基板温度の正確な測定ができず、 ■　また取付スペースの関係上当該基板上の発熱体から
離れた位置に配置せざるを得すこれによシ更に当該基板
温度の測定が不正確となる。

■　またもし正確な基板温度の測定が行なえたとしても
、該測定寸での時間差によシ、上述した発熱体に供給す
る発熱１駆動用パルス巾の制御が遅れる。

等の種々の理由によって上述した如くの記録濃度均一化
を満足に達成でき得ないという欠点があったＯ 〔発明の目的〕 本発明は上記実状に鑑みてなされたものであシ、前記記
録濃度変化に影響する要因の正確かつ時間差のない測定
が可能であシ、常に記録濃度を均一に保つことによ少記
録品質の向上に寄与できる熱転写記録装置を提供するこ
とを目的とする。

〔発明の構成〕

そこで本発明では記録濃度変化に影響する要因として記
録後における前記ＩＤＦのインク濃度に着目し当該記録
後におけるＩＤＦのインク濃度を検出する手段を少なく
とも設け、当該検出手段により検出された前記インク濃
度に応じて前記サーマルヘッドの発熱体に供給される発
熱駆動用パルスのパルス巾を可変して当該発熱体の発熱
温度を制御し、前記記録用紙への前記ＩＤＦのインクの
転写量を一定に保つことによシ上記した目的を達成して
い右。

〔実施例〕

以下本発明の実施例゛を添付図面にもとづいて詳細に説
明する。第１図は本発明の一実施例を示す熱転写記録装
置の要部概略側面図であシ、供給ローラ１に巻回される
ＩＤＦ　２を、ガイドローラ３を介してサーマルヘッド
４とパックローラ５問およびドライブローラ６とピンチ
ローラ７間にそれぞれ圧接介入させた後、更に巻取ロー
ラ８に巻回張設して成る。

また前ｉ己ドライブローラ６およびピンチローラ７と前
記巻取ロー２８との間の前記ＩＤＦ　２の表面近傍には
当該ＩＤＦ　２の表面に塗布される例えば熱浴融性イン
クの濃度を光学的に検出する光センサ９が配設されてい
る。次に、第２図は、第１図に示した装置庭における記
録部後方の詳細構成を示す斜視図であシ、この第２図に
示さ−れるように前記光センサ９には例えば入力に応じ
た所定光量の光を照射する発光ダイオード９０と受光量
に志じた出力を発生する受光ダイオード９１との一対の
光学素子から成る反射型フォトセンサが用いられこれら
両光字素子は、当該側光学素子が対面するＩＤＦ　２に
対して前記発光ダイオード９０から照射−Ｙ　Ｊ−１’
１　ＡＶ−？Ａ！＋４；１　０１Ｄ　Ｑ　Ｉｆｆ　？　
１　１’；　ｌｋＪＪＪ４Ｍｍ−Ｇｌ＆　Ｊｅ　ｍ記受
光ダイオード９１の受光光路と一致する位置関係を保っ
て配置されている。

係る構成の熱転写記録装置では、前記サーマルヘッド４
上の前記ＸＤＦ　２とパックローラ５との間に記録用紙
１０の先端が供給されると同時に前記ドライブローラ６
が回転駆動されこれに伴い前記ＩＤＦ　２が搬送開始さ
れ当該ＩＤＦ２に重ね合された状態にある前記記録用紙
１０も一諸に搬送される。

そしてこの時前記サーマルヘッド４の発熱体が画情報に
応じて選択的に発熱され、当該発熱個所で浴融される前
ＩＤＦ　２のインクを前記記録用紙１０に転写すること
によシ前記画情報の記録が行なわれる。この記録終了後
、前記記録用紙１０は図示しない搬送機構によシ搬送さ
れて図示しない排紙トレイに排紙され、一方前記ＩＤＥ
’　２はドライブローラ６に搬送されて巻取シローラ８
に巻取られる。

こ゛のような記録動作中に前記記録用紙１０の記録濃度
と該記録終了後のＩＤＦ　２のインク濃度は互いに逆の
関係となｐ１前記記録濃度が濃くなるとインク濃度が淡
くなり、記録濃度が淡くなるとインク濃度は濃いものと
なる。

またこの記録濃度と前記サーマルヘッドの発熱体の発熱
温度は同等の関係にあシ該温度が高いとき濃く、低いと
き淡くなシ、当該発熱体の発熱温度はまた制御部から供
給される発熱駆動用パルスの供給中（時間）によりて制
御でき当該・９ルス巾を長くすることによシ高温に、ま
た、短くすることによシ低温にすることができる。

以上の条件をふまえ以下に第３図に示す本発明装置の制
御ブロック図を参照してその制御動作を詳述する。

上述した如くの記録と並行して前記光センサ９の発光ダ
イオード９０から、前記サーマルヘッド４上の記録部で
記録に用いられた後のＩＤＦ　２の表面上に所定光量の
光が照射され、該照射光の前記ＩＤＦ　２による反射光
は前記受光ダイオード９１に受光され当該受光量に応じ
た電気信号に変換される。尚、この受光量は前記記録部
にて画情報に応じた前記サーマルヘッドの発熱個所で記
録用紙１０に転写されることにより変化した前記ＩＤＦ
　２のインク濃度に応じて変化するため前記受光ダイオ
ード９１の受光出力は前記ＩＤＦ　２のインク濃度に応
じた値となる。次にこの受光ダイオード９１で得られた
受光量に応じた電気信号すなわち受光出力は、インク濃
度検出回路１１に入力され適宜な処理によって前記ＩＤ
Ｆ　２のインク濃度として検出される。そして該インク
濃度検出回路１１からは当該インク濃度に応じた発熱体
駆動用パルス巾を決定するだめの制御信号がサーマルヘ
ッド駆動回路１２へ供給される。そして該サーマルヘッ
ド駆動回路１２は前記制御信号にもとづき決定されたパ
ルス巾で前記サーマルヘッド４の発熱体へ発熱駆動用・
９ルスを供給し、当該発熱体の発熱温度を調整すること
によシ当該発熱体の発熱により溶融され前記記録用紙１
０へ転写される前記ＩＤＦ　２のインク量が常に一定に
なるように゛制御する。これに工って当該記録用紙１０
上での記録濃度の均一化が達成される。

伺上例ではＩＤＦ　２のインク濃度を検出するのに反射
型フォトセンサを用いた場合の例について述べたが透過
型センサであっても同様の効果を得ることができる。− 〔発明の効果〕 以上説明したように本発明の熱転写記録装置によれば、
記録に用いられた後のＩＤＦのインク濃度を検出するセ
ンサを設け、該センサにょシ検出されたインク濃度に応
じてサーマルヘッドの発熱体の発熱温度を前記ＩＤＦか
らの記録用紙上へのインクの転写量が一定となるように
制御するようにしたため、常に記録濃度が均一な高品質
の記録画像を得ることができるという浸れた効果を奏す
る。

【図面の簡単な説明】 第１図は本発明に係る熱転写記録装置の概略構造を示す
側面図、第２図は第１図の一部構造を詳細に示す斜視図
、第３図は本発明に係る熱転写記録装置の制御ブロック
図である。 １・・・供絽ローラ、２・・・インクドナーフィルム（
ＩＤＦ）、３・・・ガイドｃ’−ラ、４・・・サーマル
ヘッド、５・・・パックローラ、６・・・ドライブロー
ラ、７す、９０・・・発光ダイオード、９１・・・受光
ダイオード、１０・・・記録用紙、１１・・・インク濃
度検出回路、１２・・・サーマルヘッドＯＸ　動回路。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. サーマルヘッドの複数の発熱体を画情報に広じて選択的
   に発熱させ、インクドナーフィルムのインクを記録用紙
   に転写することによシ前記画情報の記録を行なう熱転写
   記録装置において、前記熱転写記録終了後のインクドナ
   ーフィルムのインク濃度を検出する手段と、当該検出手
   段によシ検出された前記インク濃度に応じて前記サーマ
   ルヘッドの発熱体の発熱温度を制御する制御手段とを備
   えたことを特徴とする熱転写記録装置。