JPS60193905A - 水中防汚組成物 - Google Patents
水中防汚組成物Info
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- JPS60193905A JPS60193905A JP59047337A JP4733784A JPS60193905A JP S60193905 A JPS60193905 A JP S60193905A JP 59047337 A JP59047337 A JP 59047337A JP 4733784 A JP4733784 A JP 4733784A JP S60193905 A JPS60193905 A JP S60193905A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は水中防汚組成物に関する。更に詳しく妹、有機
錫含有共重合体を防汚成分とする水中防汚組成物におい
て、防汚性能を低下させることなく有機錫含有率を減少
させた組成物を提供しようとするものである。
錫含有共重合体を防汚成分とする水中防汚組成物におい
て、防汚性能を低下させることなく有機錫含有率を減少
させた組成物を提供しようとするものである。
現在、重合性不飽和力μボン酸の有機錫塩(例えば[リ
プテ〃錫メタクリレート)と他の重合性単量体とを共重
合して得られる有機錫含有共重合体が極めて優れた水量
防汚剤として船底や漁網等に、海棲生物の付着防止のた
めに、塗布されている。この有機錫含有共重合体は、海
水中で徐々に加水分解を受け、防汚作用を有する有機錫
が溶出すると共に、有機錫が脱離した後の共重合体は水
溶性とな1つて海水中に溶解し、常に新しい防汚衣 面
が現われるので優れた防汚作用を示すとされている。
プテ〃錫メタクリレート)と他の重合性単量体とを共重
合して得られる有機錫含有共重合体が極めて優れた水量
防汚剤として船底や漁網等に、海棲生物の付着防止のた
めに、塗布されている。この有機錫含有共重合体は、海
水中で徐々に加水分解を受け、防汚作用を有する有機錫
が溶出すると共に、有機錫が脱離した後の共重合体は水
溶性とな1つて海水中に溶解し、常に新しい防汚衣 面
が現われるので優れた防汚作用を示すとされている。
しかしながら、□有機錫が脱離した後の共重合体が海水
中に溶解して防汚表面が更新されるためには共電合体中
の力μボン酸有機錫塩の含有率をかなシ高くする必要が
あシ(例えばトリブチ/l’錫メタクリレートの場合5
7重量%以上)、カルボン酸有at錫塩の含有率が、こ
の限界よシも低くなると、有機錫が脱離した後の共重合
体が海水に対して溶解しにくくな)、防汚表面の更新が
できなくなって有機錫の溶出を阻害し、長期間防汚効果
を保持できない。
中に溶解して防汚表面が更新されるためには共電合体中
の力μボン酸有機錫塩の含有率をかなシ高くする必要が
あシ(例えばトリブチ/l’錫メタクリレートの場合5
7重量%以上)、カルボン酸有at錫塩の含有率が、こ
の限界よシも低くなると、有機錫が脱離した後の共重合
体が海水に対して溶解しにくくな)、防汚表面の更新が
できなくなって有機錫の溶出を阻害し、長期間防汚効果
を保持できない。
ところで、有機錫が脱離した後の共重合体の海水に対す
る溶解性を維持するには、共重合体中の力μボン酸有機
錫塩含有率をかなシ高めることが必要であるが、このよ
うな共重合体の中に含有されている有機錫の量は、所定
期間、防汚効果を保持するのに必要な有機錫の量よりも
著しく多い。
る溶解性を維持するには、共重合体中の力μボン酸有機
錫塩含有率をかなシ高めることが必要であるが、このよ
うな共重合体の中に含有されている有機錫の量は、所定
期間、防汚効果を保持するのに必要な有機錫の量よりも
著しく多い。
従来、水中防汚用重合体中の有機錫含有率を低下させる
ために、 ■有機錫含有率の高い共重合体に、これと相溶性のある
他の樹脂(例えばアクリル酸エステル系樹脂)全混合す
る、 ■ポリ塩化ビニルに有機錫含有重合体をグラフトさせる
− 等の方法が提案されているが、これらの方法ではいずれ
も塗膜表面に不溶性の高分子物質が残留し、次第に有機
sの溶出が低下し、長期間防汚効果を維持することは難
しい。
ために、 ■有機錫含有率の高い共重合体に、これと相溶性のある
他の樹脂(例えばアクリル酸エステル系樹脂)全混合す
る、 ■ポリ塩化ビニルに有機錫含有重合体をグラフトさせる
− 等の方法が提案されているが、これらの方法ではいずれ
も塗膜表面に不溶性の高分子物質が残留し、次第に有機
sの溶出が低下し、長期間防汚効果を維持することは難
しい。
特開昭58−108264号公報には、有機錫含有率の
高い共重合体100重量部当ル、熱可塑性エラストマー
3〜40重量部を加えることによシ有機錫含有率を低下
させた水中防汚組成物が提案されている。該熱可塑性エ
ラストマーはガラス転移点が室温よシ高いセグメントと
ガラス転移点が室温よシ低いセグメントから成って訃ル
、このようなエラストマーを配合することによシ有機錫
含有率を低下させても、有機錫の溶出性や加水分解後の
共重合体の溶解性、t−良好な状態に保ち得るとしてい
る。
高い共重合体100重量部当ル、熱可塑性エラストマー
3〜40重量部を加えることによシ有機錫含有率を低下
させた水中防汚組成物が提案されている。該熱可塑性エ
ラストマーはガラス転移点が室温よシ高いセグメントと
ガラス転移点が室温よシ低いセグメントから成って訃ル
、このようなエラストマーを配合することによシ有機錫
含有率を低下させても、有機錫の溶出性や加水分解後の
共重合体の溶解性、t−良好な状態に保ち得るとしてい
る。
しかしながら、この組成物の場合、普通の樹脂の代シに
エラストマーを用いているため塗膜が水中で膨潤し易く
なシ前記の溶出性及び溶解性が阻害されにくくなるとし
ても、熱可塑性エフストマー自体は水に溶解しないので
問題点が完全に解決されたわけではなく、従来よル緩慢
ではあるが、有機錫の溶出が進むにつれて、次第に残存
有機錫が溶出しにくくなる傾向は伐っている。
エラストマーを用いているため塗膜が水中で膨潤し易く
なシ前記の溶出性及び溶解性が阻害されにくくなるとし
ても、熱可塑性エフストマー自体は水に溶解しないので
問題点が完全に解決されたわけではなく、従来よル緩慢
ではあるが、有機錫の溶出が進むにつれて、次第に残存
有機錫が溶出しにくくなる傾向は伐っている。
本発明はこのような問題点を解消すべく鋭意研究の結果
なされたもので、−塩基性または二塩基性の重合性不飽
和カルボン酸(または/及びその塩、酸無水物等)を他
の重合性不飽和化合物と共重合させて得ることのできる
共重合体を有機錫含有共重合体に添加することによシ、
上記問題点を解決しようとするものである。
なされたもので、−塩基性または二塩基性の重合性不飽
和カルボン酸(または/及びその塩、酸無水物等)を他
の重合性不飽和化合物と共重合させて得ることのできる
共重合体を有機錫含有共重合体に添加することによシ、
上記問題点を解決しようとするものである。
即ち、本発明の要旨は、(イ)−塩基性または/及び二
塩基性の重合性不飽和力!ボン酸の有機錫塩のモノマー
単位40〜80重量%と他の重合性不飽和化合物のモノ
マー単位20〜60重量%とを含有する有機錫含有共重
合体100重量部当シ、(ロ)−塩基性または二塩基性
の重合性不飽和力μポン酸、そのリチウム塩、ナトリウ
ム塩、カリウム塩、マグネシウム塩、カルシウム塩、ア
ンモニウム塩、第四級アンモニウム塩及びアミン塩並び
にその酸無水物より成る群から選はれた1種または2種
以上のモノマー単位17〜50重量%と他の重合性不飽
和化合物のモノマー単位50〜83重量%とを含有する
親水性共重合体20〜200重量部、を添加した混合成
分を主成分として含有することをIri微とする水中防
汚組成物に存する。
塩基性の重合性不飽和力!ボン酸の有機錫塩のモノマー
単位40〜80重量%と他の重合性不飽和化合物のモノ
マー単位20〜60重量%とを含有する有機錫含有共重
合体100重量部当シ、(ロ)−塩基性または二塩基性
の重合性不飽和力μポン酸、そのリチウム塩、ナトリウ
ム塩、カリウム塩、マグネシウム塩、カルシウム塩、ア
ンモニウム塩、第四級アンモニウム塩及びアミン塩並び
にその酸無水物より成る群から選はれた1種または2種
以上のモノマー単位17〜50重量%と他の重合性不飽
和化合物のモノマー単位50〜83重量%とを含有する
親水性共重合体20〜200重量部、を添加した混合成
分を主成分として含有することをIri微とする水中防
汚組成物に存する。
本発明の一つの最も特徴とする点は、有機錫を塩として
含有する特定の共重合体と有機錫を含有しない特定の共
重合体とを混合して用いる点にある。
含有する特定の共重合体と有機錫を含有しない特定の共
重合体とを混合して用いる点にある。
本発明に用いる有機錫含有共重合体内に含有される有機
錫基は、Snn原子側個当「次素数3〜12個の1側法
化水素基」3個が結合したものである。このような有機
錫基の代表的な例として、トリグチfi/錫基、[リシ
クロヘキシμ銭基、[リフエ二/I’鍋基、トリアミル
錫基、ラウリルジメチル錫基等が挙げられる。
錫基は、Snn原子側個当「次素数3〜12個の1側法
化水素基」3個が結合したものである。このような有機
錫基の代表的な例として、トリグチfi/錫基、[リシ
クロヘキシμ銭基、[リフエ二/I’鍋基、トリアミル
錫基、ラウリルジメチル錫基等が挙げられる。
本発明に用いる有機錫含有共重合体は前記有機錫基と重
合性不飽和カルボン酸との塩を、構成成分として含有し
ている。ここに用いる力μボン酸は一塩基性のものでも
二塩基性のものでもよく、tfc−塩基性のものと二塩
基性のものとを併用してもよい。このよりな−塩基性力
〃ボン酸としては、アクリル酸、メタクリル酸、α−シ
アノアクリル酸、クロトン酸、ビニル安息香酸等が例示
され、またこのような二塩基性カルボン酸としては、マ
レイン酸、ツマμ酸、イタコン酸、シトラコン酸等が例
示される。重合性不飽和力!ボン酸の有機錫塩を調製す
る原料としては、このような力μポン酸の酸無水物も使
用できることは言うまでもない。ここに用いる重合性不
飽和カルボン酸(及び/または酸無水物)は1種のみを
用いても2種以上を併用してもよい。
合性不飽和カルボン酸との塩を、構成成分として含有し
ている。ここに用いる力μボン酸は一塩基性のものでも
二塩基性のものでもよく、tfc−塩基性のものと二塩
基性のものとを併用してもよい。このよりな−塩基性力
〃ボン酸としては、アクリル酸、メタクリル酸、α−シ
アノアクリル酸、クロトン酸、ビニル安息香酸等が例示
され、またこのような二塩基性カルボン酸としては、マ
レイン酸、ツマμ酸、イタコン酸、シトラコン酸等が例
示される。重合性不飽和力!ボン酸の有機錫塩を調製す
る原料としては、このような力μポン酸の酸無水物も使
用できることは言うまでもない。ここに用いる重合性不
飽和カルボン酸(及び/または酸無水物)は1種のみを
用いても2種以上を併用してもよい。
前記不飽和カルボン酸の有機錫塩と共重合させる他の重
合性不飽和化合物としては、例えばブチルメタクリレー
ト、ブチルメタクリレート、シクロヘキシルメタクリレ
ート、フェニルメタクリレート、エチルアクリレート、
グチルアクリレート、オクチμアクリレート、ドデシル
アクリレート、シクロヘキシルアクリレート、フェニル
アクリレート、ヒドロキシエチルアクリレート、アクリ
ロニトリル、メタクリロニトリp、アクリルアミド等の
ようなアク91#/酸誘導体、スチレン、α−メチルス
チレン、ゲタジエン、ビニルトルエン等のような不飽和
度化水素、及び塩化ビニル、塩化ビニリデン、酢酸ビニ
ル、ビニルブチレート、メチ〃ビニ!エーテル、オクチ
ルビニルエーテμ、ドデシμビニμエーテル等のような
炭化水素基以外の基を有するビニル化合物等を挙けるこ
とができる。
合性不飽和化合物としては、例えばブチルメタクリレー
ト、ブチルメタクリレート、シクロヘキシルメタクリレ
ート、フェニルメタクリレート、エチルアクリレート、
グチルアクリレート、オクチμアクリレート、ドデシル
アクリレート、シクロヘキシルアクリレート、フェニル
アクリレート、ヒドロキシエチルアクリレート、アクリ
ロニトリル、メタクリロニトリp、アクリルアミド等の
ようなアク91#/酸誘導体、スチレン、α−メチルス
チレン、ゲタジエン、ビニルトルエン等のような不飽和
度化水素、及び塩化ビニル、塩化ビニリデン、酢酸ビニ
ル、ビニルブチレート、メチ〃ビニ!エーテル、オクチ
ルビニルエーテμ、ドデシμビニμエーテル等のような
炭化水素基以外の基を有するビニル化合物等を挙けるこ
とができる。
本発明で用いる有機錫含有共重合体中に含有される前記
重合性不飽和力!ボン酸有mis塩の単位の割合は40
〜80i量%である。この割合が40重量%よシも少な
いと、塗膜中の有機錫の溶出性が低下し、また塗膜の溶
解性も低下するので好ましくない。またこの割合が80
重量%よシ亀多いと有機錫の溶出速度が大きすぎて有機
錫の無駄を生ずるため好ましくない。この割合は特に5
0〜15重量%が好ましい。
重合性不飽和力!ボン酸有mis塩の単位の割合は40
〜80i量%である。この割合が40重量%よシも少な
いと、塗膜中の有機錫の溶出性が低下し、また塗膜の溶
解性も低下するので好ましくない。またこの割合が80
重量%よシ亀多いと有機錫の溶出速度が大きすぎて有機
錫の無駄を生ずるため好ましくない。この割合は特に5
0〜15重量%が好ましい。
上記有機錫含有共重合体の分子量は構成するモノマー単
位の組合せ等によシ変動しうるため特に限定はされなi
が、塗膜の強度や進展性を鑑みて所謂オリゴマー程度の
低分子量のものは不適当であ)、通常、ラジカル重合で
製造しうる程度の分子量、一般的に1万〜50万のもの
が適当である。
位の組合せ等によシ変動しうるため特に限定はされなi
が、塗膜の強度や進展性を鑑みて所謂オリゴマー程度の
低分子量のものは不適当であ)、通常、ラジカル重合で
製造しうる程度の分子量、一般的に1万〜50万のもの
が適当である。
本発明に用いる親水性共重合体線−塩基性または/及び
二塩基性の重合性不飽和力〃ポン酸、そのリチウム塩、
ナトリウム塩、カリウム塩、マグネシウム塩、力μシク
ム塩、アンモニウム塩、第四級アンモニウム塩及びアミ
ン塩、並びにその酸無水物よ構成る群(以下、これらを
重合性不飽和カルボン酸成分と総称する)から選ばれた
l@または2種以上のモノマー単位を含有する。ここに
用いる重合性不飽和力μボン酸成分の代表的なものを遊
離力μポン酸形で例示すると、アクリル酸、メタクリル
酸、α−シアノアクリル酸、クロトン酸、ビニル安息香
酸、マレイン酸、77〜酸、イタコン酸、シトラコン酸
等が挙げられる。麦お前記アミン塩を形成するのに用い
るアミンは炭素数4以下のモノアミンが好ましく、第四
級アンモニウム塩を形成するのに用いる第四級アンモニ
ウムはN原子に結合している有機基金ての炭素数の合計
が25以下である1価の第四級アンモニウムが好ましい
。
二塩基性の重合性不飽和力〃ポン酸、そのリチウム塩、
ナトリウム塩、カリウム塩、マグネシウム塩、力μシク
ム塩、アンモニウム塩、第四級アンモニウム塩及びアミ
ン塩、並びにその酸無水物よ構成る群(以下、これらを
重合性不飽和カルボン酸成分と総称する)から選ばれた
l@または2種以上のモノマー単位を含有する。ここに
用いる重合性不飽和力μボン酸成分の代表的なものを遊
離力μポン酸形で例示すると、アクリル酸、メタクリル
酸、α−シアノアクリル酸、クロトン酸、ビニル安息香
酸、マレイン酸、77〜酸、イタコン酸、シトラコン酸
等が挙げられる。麦お前記アミン塩を形成するのに用い
るアミンは炭素数4以下のモノアミンが好ましく、第四
級アンモニウム塩を形成するのに用いる第四級アンモニ
ウムはN原子に結合している有機基金ての炭素数の合計
が25以下である1価の第四級アンモニウムが好ましい
。
前記親水性共重合体に、重合性不飽和力μボン酸成分と
共重合される他の重合性不飽和化合物としては、例えば
メチルメタクリレート、ブチルメタクリレート、シクロ
ヘキシμメタクリレート、7エ二〃メタクリレート、エ
チルアクリレート、エチルアクリレート、オクチρアク
リレート、ドデシμアクリレート、シフ豐ヘキシ〃アク
リレート、フエ二声アクリレート、ヒドロキシエチルア
クリレート、アクリロニトリ〃、メタクリ四ニトリμ、
アクリルアミド等のようなアクリル酸誘導体、スチレン
、α−メチルスチレン、ブタジェン、ビニμトμエン等
のような不飽和度化水素、及び塩化ビニμ、塩化ビニリ
デン、酢酸ビニル、ビニルブチレート、メチルビニμエ
ーテ〃、オクチ〃ビニ!エーテρ、ドデシ〃ビニμエー
テI等のような炭化水素基以外の基を有するビニμ化合
物等t−一げることかできる。
共重合される他の重合性不飽和化合物としては、例えば
メチルメタクリレート、ブチルメタクリレート、シクロ
ヘキシμメタクリレート、7エ二〃メタクリレート、エ
チルアクリレート、エチルアクリレート、オクチρアク
リレート、ドデシμアクリレート、シフ豐ヘキシ〃アク
リレート、フエ二声アクリレート、ヒドロキシエチルア
クリレート、アクリロニトリ〃、メタクリ四ニトリμ、
アクリルアミド等のようなアクリル酸誘導体、スチレン
、α−メチルスチレン、ブタジェン、ビニμトμエン等
のような不飽和度化水素、及び塩化ビニμ、塩化ビニリ
デン、酢酸ビニル、ビニルブチレート、メチルビニμエ
ーテ〃、オクチ〃ビニ!エーテρ、ドデシ〃ビニμエー
テI等のような炭化水素基以外の基を有するビニμ化合
物等t−一げることかできる。
本発明で用いる親水性共重合体中に共重合される重合性
不飽和力μボン酸成分の割合は11〜50重量%である
。この割合が17重量%よシも少ないと親水性重合体の
海水に対する溶解性が不足して塗膜表面に不溶の高分子
層が残って有S鍋の溶出を阻害するようになるので好ま
しくない。またこの割合が50重量%よシも多いと親水
性重合体が海水に速やかに溶解するようになり、その際
に有機錫含有共重合体も海水中に流出して長期間にわた
る防汚効果を保持できなくなるので好ましくない。
不飽和力μボン酸成分の割合は11〜50重量%である
。この割合が17重量%よシも少ないと親水性重合体の
海水に対する溶解性が不足して塗膜表面に不溶の高分子
層が残って有S鍋の溶出を阻害するようになるので好ま
しくない。またこの割合が50重量%よシも多いと親水
性重合体が海水に速やかに溶解するようになり、その際
に有機錫含有共重合体も海水中に流出して長期間にわた
る防汚効果を保持できなくなるので好ましくない。
この割合は特に20〜45重量%が好ましい。
なお、かかる親水性共重合体の分子量は前述の有機錫含
有共重合体と同様であり、通常、ラジカル重合で製造し
うる程度のものが適当である。
有共重合体と同様であり、通常、ラジカル重合で製造し
うる程度のものが適当である。
本発明においては、前記有機錫含有共重合体10C重量
部当シ前記親水性共重合体20〜200重量部を用いる
。親水性共重合体の割合がこの範囲よシも少ないときは
、水中防汚組成物中の有機錫含有率の低下が少なすぎて
本発明の効果が充分には得られない。また親水性共重合
体の割合がこの範囲よシも多いときは、水中防汚組成物
中の有機錫含有率が低くなシすぎて、防汚効果が不充分
なものになるので好ましくない。よシ好ましくは、前記
有機錫含有共重合体100重量部当シ、前記親水性共重
合体を45〜170重量部の割合で添加するのがよい。
部当シ前記親水性共重合体20〜200重量部を用いる
。親水性共重合体の割合がこの範囲よシも少ないときは
、水中防汚組成物中の有機錫含有率の低下が少なすぎて
本発明の効果が充分には得られない。また親水性共重合
体の割合がこの範囲よシも多いときは、水中防汚組成物
中の有機錫含有率が低くなシすぎて、防汚効果が不充分
なものになるので好ましくない。よシ好ましくは、前記
有機錫含有共重合体100重量部当シ、前記親水性共重
合体を45〜170重量部の割合で添加するのがよい。
このようにして得た、本発明の水中防汚組成物は水及び
/lたは適当な有機溶媒に乳化または溶解して、船底防
汚塗料、漁網防汚剤等のような、水(例えば海水)中に
棲息する生物の付着を防止するための塗料の用途に用い
られる。
/lたは適当な有機溶媒に乳化または溶解して、船底防
汚塗料、漁網防汚剤等のような、水(例えば海水)中に
棲息する生物の付着を防止するための塗料の用途に用い
られる。
本発明の水中防汚組成物を有機溶媒に溶解して用いる場
合には、該防汚組成物中の親水性共重合体を構成する重
合性不飽和カルボン酸成分として遊離カルボン酸及び/
laU酸無水物t−凡いるのが好ましい。この除用いる
有機溶媒としては親水性のものでも疎水性のものでもよ
く、その例としてはメタノ−μ、アセトン、メチμセロ
ソμプ、エチレングリコ−μ、D■ζキシレン、灯油等
カ挙けられる。
合には、該防汚組成物中の親水性共重合体を構成する重
合性不飽和カルボン酸成分として遊離カルボン酸及び/
laU酸無水物t−凡いるのが好ましい。この除用いる
有機溶媒としては親水性のものでも疎水性のものでもよ
く、その例としてはメタノ−μ、アセトン、メチμセロ
ソμプ、エチレングリコ−μ、D■ζキシレン、灯油等
カ挙けられる。
また本発明の水中防汚組成物を水または水・有機溶媒混
合物に乳化して用いる場合には、該防汚組成物中の親水
性重合体を構成する重合性不飽和カルボン酸成分として
塩を用いるか塩と遊離力μボン酸とを併用するのが好ま
しい。
合物に乳化して用いる場合には、該防汚組成物中の親水
性重合体を構成する重合性不飽和カルボン酸成分として
塩を用いるか塩と遊離力μボン酸とを併用するのが好ま
しい。
本発明の水中防汚組成物を溶液形成はエマ/L’ジョン
形の塗料に調製する際には、必要に応じて、他種防汚成
分(例えば亜酸化銅)、顔料、染料、乳化剤、可塑剤、
担体、塗料調整剤、毒物溶出調整剤、希釈剤等を添加で
きることは言うまでもない。
形の塗料に調製する際には、必要に応じて、他種防汚成
分(例えば亜酸化銅)、顔料、染料、乳化剤、可塑剤、
担体、塗料調整剤、毒物溶出調整剤、希釈剤等を添加で
きることは言うまでもない。
本発明の水中防汚組成物を用いたエマ/I/りコン形塗
料を網に塗付する場合には、可塑剤としてノニA/フェ
ノール及びそのエチレンオキサイド付加物、脂肪族アル
コール及びそのエチレンオキサイド付加物、並びにエチ
レンオキサイド−プロピレンオキサイド・ブロック共重
合体等から選ばれた1種または2種以上を塗料に添加し
ておくと、塗膜の網への密着性を向上させ、また網が擦
れ合う際の塗膜の損傷を防止できる。これらの可塑剤は
、通常は、有機銅含有共重合体と親水性共重合体との合
計重量に対して25%以下でよい。
料を網に塗付する場合には、可塑剤としてノニA/フェ
ノール及びそのエチレンオキサイド付加物、脂肪族アル
コール及びそのエチレンオキサイド付加物、並びにエチ
レンオキサイド−プロピレンオキサイド・ブロック共重
合体等から選ばれた1種または2種以上を塗料に添加し
ておくと、塗膜の網への密着性を向上させ、また網が擦
れ合う際の塗膜の損傷を防止できる。これらの可塑剤は
、通常は、有機銅含有共重合体と親水性共重合体との合
計重量に対して25%以下でよい。
本発明の水中防汚組成物では、塗膜が水(海水を含む)
に対して適当な速度で溶解するので、有機錫含有率を著
しく低下させても有機錫を適度に溶出し、しかも有機錫
が溶出した後に不溶性の塗膜が茂らない。従って、水中
防汚組成物中の有機錫の量を所定期間防汚効果を保持す
るのに必要な理論量に近づけることができ、従来にくら
べ有機錫の添加量を著しく節約できるという特長がある
。
に対して適当な速度で溶解するので、有機錫含有率を著
しく低下させても有機錫を適度に溶出し、しかも有機錫
が溶出した後に不溶性の塗膜が茂らない。従って、水中
防汚組成物中の有機錫の量を所定期間防汚効果を保持す
るのに必要な理論量に近づけることができ、従来にくら
べ有機錫の添加量を著しく節約できるという特長がある
。
以下、本発明′ft実施例よ・・シ説明するが、これに
よシ本発明は限定されるものではない。
よシ本発明は限定されるものではない。
実施例
本発明における各重合物は、以下の方法で合成し、製剤
化した。
化した。
0重合物1(有機錫含゛有共重合体〕
冷却器、温度計、攪拌器を備えた500dのセパフグ〃
フラスコにトリグチfi/I!Aメタクリレート148
f、メチμメタクリレート18f1オクチμアクリレー
ト34?、ペンシイ〃パーオキサイド16t1イソプロ
ピμアμコーfi/200tft仕込み、窒素置換した
後、攪拌しながら水浴中78〜82℃に保ち10時間重
合させ庭。
フラスコにトリグチfi/I!Aメタクリレート148
f、メチμメタクリレート18f1オクチμアクリレー
ト34?、ペンシイ〃パーオキサイド16t1イソプロ
ピμアμコーfi/200tft仕込み、窒素置換した
後、攪拌しながら水浴中78〜82℃に保ち10時間重
合させ庭。
O重合物2(有機錫含有共重合体)
重合物(1)の合成に用いた。のと同様の装置と条件で
、トリブチル錫メタクリレート1281F、メチルメタ
クリレート56f、オクチルアクリレート16t1ベン
シイ〃パーオキサイド1.61F、イソブレビルアルコ
−/I/ 200りを重合させた。
、トリブチル錫メタクリレート1281F、メチルメタ
クリレート56f、オクチルアクリレート16t1ベン
シイ〃パーオキサイド1.61F、イソブレビルアルコ
−/I/ 200りを重合させた。
・重合物3(有機錫含有共重合体)
重合物(1)の合成に用いたのと同様の装置と条件で、
トリブチル錫メタクリレート92v1メチ〃メタクリレ
ート56f1ブチ!アクリレ−)13f。
トリブチル錫メタクリレート92v1メチ〃メタクリレ
ート56f1ブチ!アクリレ−)13f。
ペンシイμパーオキサイド1.6f、イソプロピ〃ア〜
コー1v200fを重合させた。
コー1v200fを重合させた。
O重合物4(親水性共重合体)
重合物(1)の合成に用いたのと同様の装置と条件で、
メタクリル酸36t1メチμメタクリレート64f1オ
クチμアクリレート52f、スチレンS?。
メタクリル酸36t1メチμメタクリレート64f1オ
クチμアクリレート52f、スチレンS?。
ラウリルメルカプタン1.6t、ベンシイμパーオキサ
イド1.6f、エタノ−1v240f’i重合させた。
イド1.6f、エタノ−1v240f’i重合させた。
O重合物5(親水性共重合体)
重合物(1)の合成に用いたのと同様の装置と条件で、
メタクリル酸72t1メチμメタクリレート20t、オ
クチμアクツレートロ8t、ヲクリルメμカプタン1.
6p、ベンシイμパーオキサイド1.6t1イシプpビ
ルアルコ−fit240fを重合させた。
メタクリル酸72t1メチμメタクリレート20t、オ
クチμアクツレートロ8t、ヲクリルメμカプタン1.
6p、ベンシイμパーオキサイド1.6t1イシプpビ
ルアルコ−fit240fを重合させた。
・重合物6(i水性共重合体)
重合物(1)の合成に用いたのと同様の装置と条件で、
メタクリル酸52t、メチ〃メタクリレ−)38f1オ
クチμアクリレート70 P s ヲクリ〃メμカプタ
ン16f1ベンシイμパーオキサイドL6f1イソプワ
ビルアルコー/L/2番Ofを重合サセタ。
メタクリル酸52t、メチ〃メタクリレ−)38f1オ
クチμアクリレート70 P s ヲクリ〃メμカプタ
ン16f1ベンシイμパーオキサイドL6f1イソプワ
ビルアルコー/L/2番Ofを重合サセタ。
O重合物7(有機錫含有共重合体)
重合物(1)の合成に用いたのと同様の装置に重合物(
6) 1i ′i&oof仕込み、攪拌しながらビス)
リプチlL/IgJオキサイア901を徐々に加え、そ
の後水浴中18〜,82℃で1時間反応させ良。
6) 1i ′i&oof仕込み、攪拌しながらビス)
リプチlL/IgJオキサイア901を徐々に加え、そ
の後水浴中18〜,82℃で1時間反応させ良。
O!倉物8(I!水性共重合体)
重合物(1) O合成に用いたのと同様の装置と条件で
、アクリμ酸48f1メチμメタクリレートユ番f、オ
クチμアクリレート98t、ツク[〃メμカプタン1.
eHP、ペンシイμパーオキサイド1.6f。
、アクリμ酸48f1メチμメタクリレートユ番f、オ
クチμアクリレート98t、ツク[〃メμカプタン1.
eHP、ペンシイμパーオキサイド1.6f。
イソプロピルアルコ−/l/240tを重合させた。
O重合物9(親水性共重合体)
重合物(“1)の合成に用いたのと同様の装置と条件で
、メタクリル酸48t1メチμメタクリレート80t1
ヒドロキシエチルアクリレート32t1ラクリルメ〃
カグタンo、et、ベンシイμパーオキサイド1.61
F、イソプロピ!アμコーA/240Fを重合させた。
、メタクリル酸48t1メチμメタクリレート80t1
ヒドロキシエチルアクリレート32t1ラクリルメ〃
カグタンo、et、ベンシイμパーオキサイド1.61
F、イソプロピ!アμコーA/240Fを重合させた。
O重合物10 (親水性共重合体)
重合物1の合成に用いたのと同様の装置と条件で、無水
マレイン酸32f1メチルメタクリレート64t1オク
チμアクリレート64t1 ラクリ〃メルカプ々ンO,
Bt、ベンシイ!パーオキサイド1.621イソプロピ
ルア/L/ ニア−)v 240 f?、を重合させた
。
マレイン酸32f1メチルメタクリレート64t1オク
チμアクリレート64t1 ラクリ〃メルカプ々ンO,
Bt、ベンシイ!パーオキサイド1.621イソプロピ
ルア/L/ ニア−)v 240 f?、を重合させた
。
0重合物xi(!水性共重合体)
重合物1の合成に用いたのと同様の装置と条件で、イタ
コン酸32t1メチμメタクリレート64t1オクチル
アクリレ−) 64f、ラウリルメルカプタン0.8f
、ベンシイ!パーオキサイドL6.f 。
コン酸32t1メチμメタクリレート64t1オクチル
アクリレ−) 64f、ラウリルメルカプタン0.8f
、ベンシイ!パーオキサイドL6.f 。
イノプロピμアルコー/L/240fft重合させた。
次に前記重合物を用いて防汚剤(製剤)t−調製した。
、これらの防汚剤は3ケ月間防汚性能が得られるように
デザインされている◇ 製剤1 冷却器、温度計、攪拌器を備えた500−のセバヲグ!
フラスコに重合物(−:l )41J f 、重合物(
4)48f1ノ二〜フェノ−〃のエチレンオキサイド4
モ〃付加物4fを入れ、5%力性ソーダ水溶液4Ofを
水冷しながら徐々に加え、その後少量の染料と水266
.8tf加えて防汚剤とした。この防汚剤中の固形分に
対するトリブチル錫メタクリレートの含有量は約33.
3%である。
デザインされている◇ 製剤1 冷却器、温度計、攪拌器を備えた500−のセバヲグ!
フラスコに重合物(−:l )41J f 、重合物(
4)48f1ノ二〜フェノ−〃のエチレンオキサイド4
モ〃付加物4fを入れ、5%力性ソーダ水溶液4Ofを
水冷しながら徐々に加え、その後少量の染料と水266
.8tf加えて防汚剤とした。この防汚剤中の固形分に
対するトリブチル錫メタクリレートの含有量は約33.
3%である。
製剤2
製剤(2)の製剤に用いたのと同様の装置と条件で、重
合’kC2)47−6F、重合物(8)56.4fft
入れ、10%毫ノメチμアはン水溶液261を徐々に加
え、その後少量の染料と水2’lOfを加えて防汚剤と
した。この防汚剤中の固形分に対する)リグチμ錫メタ
クリレートの含有量は約31.1%である。
合’kC2)47−6F、重合物(8)56.4fft
入れ、10%毫ノメチμアはン水溶液261を徐々に加
え、その後少量の染料と水2’lOfを加えて防汚剤と
した。この防汚剤中の固形分に対する)リグチμ錫メタ
クリレートの含有量は約31.1%である。
製剤3
製剤(1)の製剤に用いたのと同様の装置と条件で、重
合物(3) 65.6t、重合物(5) 3’7.21
F、オレイルアルコ−fi/12f’i入れ、5%水酸
化リチウム水溶液361を徐々に加え、その後少量の染
料と水z、1.2ff加えて防汚剤とした。この防汚剤
中の固形分に対するトリブチル錫メタクリレートの含有
量は約24.5%である。
合物(3) 65.6t、重合物(5) 3’7.21
F、オレイルアルコ−fi/12f’i入れ、5%水酸
化リチウム水溶液361を徐々に加え、その後少量の染
料と水z、1.2ff加えて防汚剤とした。この防汚剤
中の固形分に対するトリブチル錫メタクリレートの含有
量は約24.5%である。
製剤4
製剤(1)の製剤に用いたのと同様の装置と条件で、重
合物(1)54.8f、重合物(10) 5’7.6f
、ポリエチレンオキサイドーポリデロビレンオキサイド
共重合物Afi入れ、10%力性ソーダ水溶液26fを
徐々に加え、その後少量の染料と水25 ’7−69f
t加えて防汚剤とした。この防汚剤中の固形分に対する
トリブチル錫メタクリレートの含有量は約35.696
である。
合物(1)54.8f、重合物(10) 5’7.6f
、ポリエチレンオキサイドーポリデロビレンオキサイド
共重合物Afi入れ、10%力性ソーダ水溶液26fを
徐々に加え、その後少量の染料と水25 ’7−69f
t加えて防汚剤とした。この防汚剤中の固形分に対する
トリブチル錫メタクリレートの含有量は約35.696
である。
製剤5
製剤(1)の製剤に用いたのと同様の装置と条件で、重
合物(1)54.8?、重合物(11) 564?、ソ
ルビタンモノオレート8fを入れ、10%力性ソーダ水
溶液24fを徐々に加え、その後少量の染料と水g 5
6.8 Fを加えて防汚剤とした。この防汚剤中の固形
分に対するFリプチル錫メタしリレ−Fの含有量は約3
5.6%である。
合物(1)54.8?、重合物(11) 564?、ソ
ルビタンモノオレート8fを入れ、10%力性ソーダ水
溶液24fを徐々に加え、その後少量の染料と水g 5
6.8 Fを加えて防汚剤とした。この防汚剤中の固形
分に対するFリプチル錫メタしリレ−Fの含有量は約3
5.6%である。
製剤6
製剤(1)の製剤に用したのと同様の装置と条件で、重
合物(2) 4’?、6t、重合物(9) 361.ノ
二〜フェノ−に’8f、ノニμフェノーμのエチレンオ
キサイド5モル付加物2fを入れ、10%力性ソーダ水
溶液20f t−徐々に加え、その後少量の染料と水2
86.4 f t’加えて防汚剤とした。この防汚剤中
の固形分に対するトリグチ/L/錫メタクリレートの含
有量は、約30.4%である。
合物(2) 4’?、6t、重合物(9) 361.ノ
二〜フェノ−に’8f、ノニμフェノーμのエチレンオ
キサイド5モル付加物2fを入れ、10%力性ソーダ水
溶液20f t−徐々に加え、その後少量の染料と水2
86.4 f t’加えて防汚剤とした。この防汚剤中
の固形分に対するトリグチ/L/錫メタクリレートの含
有量は、約30.4%である。
製剤7
製剤(1)の製剤に用いたのと同様の装置と条件で、重
合物(’l) 40?、重合物(5)48f、重合物(
8)口4、オレイ〃アμニーμのエチレンオキサイド2
七μ付加物At、イングロピルアμコー〃1561、キ
シレン120グと少量の染料を加えて防汚剤とした。こ
の防汚剤中の固形分に対するトリブチル錫メタクリレー
トの含有量は約24.3%である。
合物(’l) 40?、重合物(5)48f、重合物(
8)口4、オレイ〃アμニーμのエチレンオキサイド2
七μ付加物At、イングロピルアμコー〃1561、キ
シレン120グと少量の染料を加えて防汚剤とした。こ
の防汚剤中の固形分に対するトリブチル錫メタクリレー
トの含有量は約24.3%である。
◎比較防汚剤1
重合物(1)の合成に用いたのと同様の装置と条件で、
トリブチ/L’錫メタクリレート]J8t、メチルメタ
クリレート36t1オクチルアクリレート362、ベン
シイμパーオキサイド1.6r、キシレン2001を仕
込み、窒素置換した後、攪拌しながら水浴中で80〜8
5℃に保ち10時間重合させたものを、10.41とキ
シレン2961及び少量の染料で製剤化したものを防汚
剤とした。この防汚剤中の固形分に対するトリブチル錫
メタクリレートの含有量は約64%である。
トリブチ/L’錫メタクリレート]J8t、メチルメタ
クリレート36t1オクチルアクリレート362、ベン
シイμパーオキサイド1.6r、キシレン2001を仕
込み、窒素置換した後、攪拌しながら水浴中で80〜8
5℃に保ち10時間重合させたものを、10.41とキ
シレン2961及び少量の染料で製剤化したものを防汚
剤とした。この防汚剤中の固形分に対するトリブチル錫
メタクリレートの含有量は約64%である。
◎比較防汚剤2
重合物(1)の合成に用いたのと同様の装置を用いて、
フワリ/L’硫酸ソーダ5.69 ′t−溶解した水2
09.21に、トリブチル錫メタクリレート104fと
メチルメタクリレート50t、ブチルアクリレート3゜
tの混合物を加えて乳化液を作シ、それに過硫酸カリウ
ム1.2ft重合關始剤として加え、水浴中で80〜8
3℃になる様に調整しながら、2時間重合fセテ、−f
−マμジョン重合物を得た。そしてそのエマルジョン重
合物1151Fに少量の染料と水287ft−加えて防
汚剤とした。この防汚剤中の固形分に対するトリブチル
錫メタクリレートの含有量は、約54.5%である。
フワリ/L’硫酸ソーダ5.69 ′t−溶解した水2
09.21に、トリブチル錫メタクリレート104fと
メチルメタクリレート50t、ブチルアクリレート3゜
tの混合物を加えて乳化液を作シ、それに過硫酸カリウ
ム1.2ft重合關始剤として加え、水浴中で80〜8
3℃になる様に調整しながら、2時間重合fセテ、−f
−マμジョン重合物を得た。そしてそのエマルジョン重
合物1151Fに少量の染料と水287ft−加えて防
汚剤とした。この防汚剤中の固形分に対するトリブチル
錫メタクリレートの含有量は、約54.5%である。
浸漬試験
ポリエチレン製の網(20a*X 25txz )を各
防汚剤に3分間浸漬し、室温で3日間風乾した後、ビニ
−/L’を被覆した針金枠に取シっけたi註そして7月
中旬よシ徳島県沖の筏よシ海面下1.5〜2mの深さに
つるして、その防汚効力を観察した。得られた結果は次
表の通シである。
防汚剤に3分間浸漬し、室温で3日間風乾した後、ビニ
−/L’を被覆した針金枠に取シっけたi註そして7月
中旬よシ徳島県沖の筏よシ海面下1.5〜2mの深さに
つるして、その防汚効力を観察した。得られた結果は次
表の通シである。
(−)は付着物なし。
表中:(±)は極くわずかに付着しているが付着面積は
ほば0%に近い。
ほば0%に近い。
(+) <(廿)〈(骨)は(+)の多いもの程付着物
が多いことを示す。
が多いことを示す。
(米註)風乾後裔防汚剤の網への付着率は同程度であっ
た。
た。
考察
浸漬試験結果よシ明らかなように本発明防汚剤でおる製
剤1〜7に訃いては、有機錫化合物が比較防汚剤の約7
〜丁の含有率であるにもかかわらず親水性重合体を有機
錫含有共重合体100重量部当シ50〜160重量部添
加することによシ3ケ月以上の長期にわたシ防汚効果が
発揮されていることがわかる。このむと紘本発明の組成
物は防汚有効成分である有aiimを有効量溶出し、し
かも有機錫が溶出した後に不溶性の塗膜が残らず長期に
わたシ有機錫の溶出が持続するため有機錫の含有率を著
しく低下できるとともに長期にわたシ防汚′効来が維持
されるものと考えられる。
剤1〜7に訃いては、有機錫化合物が比較防汚剤の約7
〜丁の含有率であるにもかかわらず親水性重合体を有機
錫含有共重合体100重量部当シ50〜160重量部添
加することによシ3ケ月以上の長期にわたシ防汚効果が
発揮されていることがわかる。このむと紘本発明の組成
物は防汚有効成分である有aiimを有効量溶出し、し
かも有機錫が溶出した後に不溶性の塗膜が残らず長期に
わたシ有機錫の溶出が持続するため有機錫の含有率を著
しく低下できるとともに長期にわたシ防汚′効来が維持
されるものと考えられる。
Claims (1)
- (1)(イ)−塩基性または/及び二塩基性の重合性不
飽和力μボン酸の有機錫塩のモノマー単位40〜80重
量%と他の重合性不飽和化合物のモノマー単位20〜6
0重量%とを含有する有機錫含有共重合体100重量部
当シ、(p)−塩基性または二塩基性の重合性不飽和力
μポン酸、そのリチウム塩、ナトリウム塩、カリウム塩
、マグネシウム塩、力μシウム塩、アンモニウム塩、第
四級アンモニウム塩及びアミン塩並びにその酸無水物よ
シ成る群から選ばれた1種または2種以上の七ツマ一単
位1’7〜50重量%と他の重合性不飽和化合物の(ツ
マ一単位50〜83重量%とを含有する親水性共重合体
20〜200重量部、を添加した混合成分を主成分とし
て含有することを特徴とする水中防汚組成物。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59047337A JPS60193905A (ja) | 1984-03-12 | 1984-03-12 | 水中防汚組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59047337A JPS60193905A (ja) | 1984-03-12 | 1984-03-12 | 水中防汚組成物 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60193905A true JPS60193905A (ja) | 1985-10-02 |
Family
ID=12772378
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP59047337A Pending JPS60193905A (ja) | 1984-03-12 | 1984-03-12 | 水中防汚組成物 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60193905A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01193201A (ja) * | 1988-01-28 | 1989-08-03 | Nitto Kasei Co Ltd | 漁網用防汚剤組成物 |
WO2013183637A1 (ja) * | 2012-06-04 | 2013-12-12 | 三菱レイヨン株式会社 | 防汚塗料用樹脂組成物、防汚塗料および防汚塗膜 |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS50140532A (ja) * | 1974-04-03 | 1975-11-11 | ||
JPS52106385A (en) * | 1976-03-04 | 1977-09-06 | Kansai Paint Co Ltd | Emulsion composition for soil proofing |
JPS5350236A (en) * | 1976-10-18 | 1978-05-08 | Int Paint Co | Soilproof paints |
-
1984
- 1984-03-12 JP JP59047337A patent/JPS60193905A/ja active Pending
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS50140532A (ja) * | 1974-04-03 | 1975-11-11 | ||
JPS52106385A (en) * | 1976-03-04 | 1977-09-06 | Kansai Paint Co Ltd | Emulsion composition for soil proofing |
JPS5350236A (en) * | 1976-10-18 | 1978-05-08 | Int Paint Co | Soilproof paints |
Cited By (3)
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WO2013183637A1 (ja) * | 2012-06-04 | 2013-12-12 | 三菱レイヨン株式会社 | 防汚塗料用樹脂組成物、防汚塗料および防汚塗膜 |
JPWO2013183637A1 (ja) * | 2012-06-04 | 2016-02-01 | 三菱レイヨン株式会社 | 防汚塗料用樹脂組成物、防汚塗料および防汚塗膜 |
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