JPS60192542A - ハマチの鮮度保持方法 - Google Patents
ハマチの鮮度保持方法Info
- Publication number
- JPS60192542A JPS60192542A JP59047960A JP4796084A JPS60192542A JP S60192542 A JPS60192542 A JP S60192542A JP 59047960 A JP59047960 A JP 59047960A JP 4796084 A JP4796084 A JP 4796084A JP S60192542 A JPS60192542 A JP S60192542A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fish
- fillets
- gas
- mixed gas
- packaged
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
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Description
【発明の詳細な説明】
この発明は、数日間も刺身として食用に供すことが出来
るとともに、不可食部分がなくて輸送費や保存費が廉価
なうえ、残さいの回収率の向上およびその有効利用が図
られる魚の鮮度保存方法を提供するものである。
るとともに、不可食部分がなくて輸送費や保存費が廉価
なうえ、残さいの回収率の向上およびその有効利用が図
られる魚の鮮度保存方法を提供するものである。
魚のうち、例えばハマチを例に取ると、通常刺身として
食用に供される時間は、水揚後気温10°Cにおいて4
8時間以内、20°Cにおいて24時間以内、30°C
において12時間以内であり、冷凍すると解凍時にドリ
ップが出て食味がいちじるしく低下する。
食用に供される時間は、水揚後気温10°Cにおいて4
8時間以内、20°Cにおいて24時間以内、30°C
において12時間以内であり、冷凍すると解凍時にドリ
ップが出て食味がいちじるしく低下する。
これに比較し、この方法によると、ハマチ或はこれに近
似の魚において4〜5日間にわたり、鯛その他の白味の
魚にあってはそれよりも長く、外観・香シ・味および食
感ともに水揚された鮮魚の状態を保つことが出来る画期
的な保存方法であり、併せて、40%強の不可食部分を
あらかじめ除去して輸送や保存が合理的に行なわれるう
え、この不可食部分が水揚後まとめて処理されて、その
残さいの回収率を高めてこれの有効利用を図ることが出
来る。
似の魚において4〜5日間にわたり、鯛その他の白味の
魚にあってはそれよりも長く、外観・香シ・味および食
感ともに水揚された鮮魚の状態を保つことが出来る画期
的な保存方法であり、併せて、40%強の不可食部分を
あらかじめ除去して輸送や保存が合理的に行なわれるう
え、この不可食部分が水揚後まとめて処理されて、その
残さいの回収率を高めてこれの有効利用を図ることが出
来る。
÷
すなわち、この発明にあっては、ハマt・伶鳥・鯛など
の魚を水揚後血抜きし、三枚におろしてフイレーとし、
これをそのまま或は剥皮し、又はこれらを適宜切断した
のち、プラスチノクフイ7レムで出来た袋に入れ、ガス
充填包装機によって袋内>t の空気を除いて汰酸力゛スと窒素ガスの混合ガスを充填
し、密封する。なお、この作業に当シ、フイレー或は切
身は、特に血が付かないように注意して取り扱い、グラ
スチックフィルムはガス遮断性の高いものを用い、フィ
シー或は切身の下には厚目のパラフィン紙を敷いて形く
づれを防ぐ。
の魚を水揚後血抜きし、三枚におろしてフイレーとし、
これをそのまま或は剥皮し、又はこれらを適宜切断した
のち、プラスチノクフイ7レムで出来た袋に入れ、ガス
充填包装機によって袋内>t の空気を除いて汰酸力゛スと窒素ガスの混合ガスを充填
し、密封する。なお、この作業に当シ、フイレー或は切
身は、特に血が付かないように注意して取り扱い、グラ
スチックフィルムはガス遮断性の高いものを用い、フィ
シー或は切身の下には厚目のパラフィン紙を敷いて形く
づれを防ぐ。
特に、伏酸ガヌと窒素ガスの混合ガスについては、その
混合比を70%:30%〜20%〜80%(好ましくは
50%:50%)とする。
混合比を70%:30%〜20%〜80%(好ましくは
50%:50%)とする。
そして、このようにガス充填包装されたフィシー或は切
身約7 kti (フィシー2枚分)を発泡ポリスチレ
ンその他の断熱性の高い箱内に気温10’C以下におい
て氷1 kOとともに、気温10°C以上においては氷
2 kqとともに入れ、蓋をして目張りする。すると、
箱内は、はぼ4日間は5°C前後に保たれる。ここに、
はぼ5日間は、この魚は水揚されて三枚に下されたまま
の状態が保たれる。従って、この間に、この角を所望の
消費地に輸送し、店頭に並べて販売される。すると、消
費者は、これを刺身として食用に供することが出来る。
身約7 kti (フィシー2枚分)を発泡ポリスチレ
ンその他の断熱性の高い箱内に気温10’C以下におい
て氷1 kOとともに、気温10°C以上においては氷
2 kqとともに入れ、蓋をして目張りする。すると、
箱内は、はぼ4日間は5°C前後に保たれる。ここに、
はぼ5日間は、この魚は水揚されて三枚に下されたまま
の状態が保たれる。従って、この間に、この角を所望の
消費地に輸送し、店頭に並べて販売される。すると、消
費者は、これを刺身として食用に供することが出来る。
なお、ハマチのフィシーにおいて、混合ガスの比率と冷
蔵日数の関係の試験結果は、官能評価において、つぎの
表の通りであった。ここに、符号とガスの比率は次表の
通りである。
蔵日数の関係の試験結果は、官能評価において、つぎの
表の通りであった。ここに、符号とガスの比率は次表の
通りである。
また、官能評価点は、外観・香り・味および食感につい
てつぎのように定め、10人のパネラによって行って、
その平均点を図表にした。(評価点3以上は、鮮魚とし
て刺身に供される)。
てつぎのように定め、10人のパネラによって行って、
その平均点を図表にした。(評価点3以上は、鮮魚とし
て刺身に供される)。
(1) 外 観
変色なし 5点
僅かに変色 4点
明らかに変色 3点
かなシ変色 2点
著しく変色 1点
(2)香り・味・食感
非常に良い 5点
かなり良い 4点
や や良い 3点
や や悪い 2点
著しく悪い 1点
1 2 3 4 〜5
#″
冷 蔵 日 数
冷 蔵 日 数
冷 蔵 日 数
つぎに、冷蔵温度との関係試験結果は、つぎの通9であ
った。なお、魚は、11]記と同様にl\マチのフイレ
ーを用い、混合ガスはCo、:N、の比率を50%:5
0%とし、官能評価は、上記と同様にイー丁い、図中の
符号は、つぎの通りである。
った。なお、魚は、11]記と同様にl\マチのフイレ
ーを用い、混合ガスはCo、:N、の比率を50%:5
0%とし、官能評価は、上記と同様にイー丁い、図中の
符号は、つぎの通りである。
冷蔵日数
冷 蔵 日 数 −−−一一一
冷 蔵 日 数
以上のように、この発明によると、魚の鮮度が長期間に
わたって良好に保たれることはもとよ940%強の不可
食部分がなくて輸送や保冷が効率良く行なわれ、併せて
不可食部分の除去がまとめて行なわれて回収やこれの利
用も容易となる特徴がある。
わたって良好に保たれることはもとよ940%強の不可
食部分がなくて輸送や保冷が効率良く行なわれ、併せて
不可食部分の除去がまとめて行なわれて回収やこれの利
用も容易となる特徴がある。
Claims (1)
- 魚体を三枚におろしてフイレー状とし、或はこれを剥皮
後その捷ま又は適宜切断し、それぞれの比率が70%〜
20%:30%〜80%のCO,とN、の混合ガスを充
填して包装し、−1°C〜8°Cの温度に保存すること
を特徴とする魚の鮮度保存方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59047960A JPS60192542A (ja) | 1984-03-13 | 1984-03-13 | ハマチの鮮度保持方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59047960A JPS60192542A (ja) | 1984-03-13 | 1984-03-13 | ハマチの鮮度保持方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60192542A true JPS60192542A (ja) | 1985-10-01 |
JPS6159086B2 JPS6159086B2 (ja) | 1986-12-15 |
Family
ID=12789908
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP59047960A Granted JPS60192542A (ja) | 1984-03-13 | 1984-03-13 | ハマチの鮮度保持方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60192542A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62160875U (ja) * | 1986-04-02 | 1987-10-13 | ||
JPS6439284U (ja) * | 1987-08-31 | 1989-03-08 | ||
US4946326A (en) * | 1988-06-07 | 1990-08-07 | American Air Liquide | Method for preservation of fresh fish or sea-food |
US5108656A (en) * | 1988-06-07 | 1992-04-28 | American Air Liquide | Method for preservation of fresh fish or sea-food |
JPH04162324A (ja) * | 1990-10-26 | 1992-06-05 | Uchihashi Estec Co Ltd | 合金型温度ヒュ−ズ |
KR20020004700A (ko) * | 2000-07-07 | 2002-01-16 | 쳉원테 | 맑은 색을 갖는 생선살 슬라이스 제조방법 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6442199U (ja) * | 1987-09-09 | 1989-03-14 |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5231845A (en) * | 1975-09-02 | 1977-03-10 | Toshin Giken Kk | Preserving method of perishables |
JPS5847429A (ja) * | 1981-09-14 | 1983-03-19 | Asahi Chem Ind Co Ltd | 魚肉の鮮度保持方法 |
JPS58129950A (ja) * | 1982-01-26 | 1983-08-03 | Kiyo Kondo | 発酵糖液の製法 |
-
1984
- 1984-03-13 JP JP59047960A patent/JPS60192542A/ja active Granted
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5231845A (en) * | 1975-09-02 | 1977-03-10 | Toshin Giken Kk | Preserving method of perishables |
JPS5847429A (ja) * | 1981-09-14 | 1983-03-19 | Asahi Chem Ind Co Ltd | 魚肉の鮮度保持方法 |
JPS58129950A (ja) * | 1982-01-26 | 1983-08-03 | Kiyo Kondo | 発酵糖液の製法 |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62160875U (ja) * | 1986-04-02 | 1987-10-13 | ||
JPS6439284U (ja) * | 1987-08-31 | 1989-03-08 | ||
US4946326A (en) * | 1988-06-07 | 1990-08-07 | American Air Liquide | Method for preservation of fresh fish or sea-food |
US5108656A (en) * | 1988-06-07 | 1992-04-28 | American Air Liquide | Method for preservation of fresh fish or sea-food |
JPH04162324A (ja) * | 1990-10-26 | 1992-06-05 | Uchihashi Estec Co Ltd | 合金型温度ヒュ−ズ |
KR20020004700A (ko) * | 2000-07-07 | 2002-01-16 | 쳉원테 | 맑은 색을 갖는 생선살 슬라이스 제조방법 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6159086B2 (ja) | 1986-12-15 |
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