JPS60191409A - 垂直磁気記録ヘツド - Google Patents

垂直磁気記録ヘツド

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JPS60191409A
JPS60191409A JP4599684A JP4599684A JPS60191409A JP S60191409 A JPS60191409 A JP S60191409A JP 4599684 A JP4599684 A JP 4599684A JP 4599684 A JP4599684 A JP 4599684A JP S60191409 A JPS60191409 A JP S60191409A
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JP
Japan
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magnetic pole
magnetic
head
medium
recording
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JP4599684A
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Inventor
Yuujirou Kaneko
裕治郎 金子
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Publication date
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    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B5/00Recording by magnetisation or demagnetisation of a record carrier; Reproducing by magnetic means; Record carriers therefor
    • G11B5/127Structure or manufacture of heads, e.g. inductive
    • G11B5/1278Structure or manufacture of heads, e.g. inductive specially adapted for magnetisations perpendicular to the surface of the record carrier
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B5/00Recording by magnetisation or demagnetisation of a record carrier; Reproducing by magnetic means; Record carriers therefor
    • G11B5/127Structure or manufacture of heads, e.g. inductive
    • G11B5/187Structure or manufacture of the surface of the head in physical contact with, or immediately adjacent to the recording medium; Pole pieces; Gap features
    • G11B5/255Structure or manufacture of the surface of the head in physical contact with, or immediately adjacent to the recording medium; Pole pieces; Gap features comprising means for protection against wear

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Magnetic Heads (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 艮生公団 本発明は、垂直磁気記録方式に用いる垂直磁気記録ヘッ
ド(以下、単に、ヘッドという)に関するものである。
膚」u【歌 垂直磁気記録方法は、従来からの水平磁気記録方法に比
べて高密度記録におl−する反磁界の影響が少なく安定
な磁化が得られる記録方式として近年研究開発が盛んに
行われている。
前記垂直磁気記録方法に使用されるヘッドとしては大き
く分けて以下の二種類が提案されている。
(1)補助磁極励磁型(両側方式)ヘッドこの種のヘッ
ドは、例えば、第1図(特公昭58−91号等参照)に
示すように、Co−Zr−Nbアモルファス等の高透磁
率磁性薄膜からなる主磁極lとM n −Z nフエラ
イl−、Ni−Znフェライト等の高透磁率磁性体2に
コイル3を施した補助磁極4とからなり、補助磁極4が
発生する磁束Φにより主磁極lの先端が磁化し、その主
磁極1の先端で垂直磁気記録媒体(以下、単に媒体とい
う)5に記録する。なお、媒体5は基板5Aの上に高透
磁率層5Bを介して正直磁化層5Cを設けたものである
(2)単磁極励磁型(片側方式)ヘッドこの種のヘッド
は、第2図(A)、(B)。
(C)(特開昭52−78/103号公報等参照)に示
すように、Co−Zr−Nbアモルファス等の高透磁率
磁性のス1へリップからなる主磁極1と情報入出力用コ
イル3を施したM n −Z nフェライト、Ni−Z
nフェライト等の高透磁率磁性体で形成された補助磁極
2とからなっている片側方式のヘッドである。前記補助
磁極2は、1ミ磁極1の磁気飽和防止用だけでなく、特
に、第2図(B)。
(C)に示すものでは、主磁極1から媒体に入−)た磁
束のリターン部として広い閉磁路を構成する役割も果し
ている。
前記(])、(2)の二つの方式しみられるように、垂
直磁気記録方式に用いられるヘッドは、いずれも細いス
トリップ状の主磁極(+B磁極)1を有している。特に
、前記(2)の片側方式のヘッドは主磁極lそのものが
ストリップ状であり、前記(1)の両側方式のヘッドも
主磁極1がそ、ltに相当する。前記細いストリップ状
の主磁極1は、一般に第3図に示すように、二つのブロ
ック1Δ。
IBにより挟持されている。このブロック1Δ。
IBは非磁性体でかつ耐摩耗性を有するものであり、結
晶化ガラス、硬質ガラス、セラミック等が用いられる。
しかしながら、前記従来のヘッドでは、主磁極lが硬い
材質のブロックIA、IBで挟持されているため、実際
の記録再生時においては、フロッピディスク等のような
媒体5は、主謀FAlとのみ接触しているのではなく、
ブロックIA、tBとも接触している。その結果、次の
ような問題がある。
(1,)Co−Cr合金薄膜のような媒体5と前記主磁
極1を有するヘッドが接触した場合、第4図に示すよう
に、ヘッドのブロックIA、IBにクラッシュ6Aが生
じ易い。このために、硬いブロックLA、IBによって
媒体5が摩耗するだけでなく、損傷を受けやすく、媒体
5の耐久性が著しく低下する。
3− (2)主磁極lの耐摩耗性が二つのブロックIA。
IBより悪いため、長時間の媒体5との接触によって、
第4図に示すように、ヘッドの媒体対向面に凹凸6Bが
生じ、スペーシングロスによる出力変動の原因となる。
1俺 本発明の目的は、媒体に摩耗や傷等の損傷を与えない走
行性の優れたヘッドを提供することにある。
本発明の他の目的は、長寿命化をはかったt、ラドを提
供することにある。
本発明の前記ならびにその他の目的と新規な特徴は、本
明細書の記述及び添付図面によって明らかになるであろ
う。
青域。
本発明の構成について、実施例とともに説明する。なお
、実施例の説明に用いる全回において。
同一の機能を降するものは同一符号を付け、その繰り返
しの説明は省略する。
第5図は、本発明の一実施例の補助磁極励磁型−4= ヘッドの記録磁極の構成を示す斜視図である。
第5図において、10は補助磁極励磁型ヘッドの記録磁
極の主磁極部である。この主磁極部10はNi −F 
j、、 Mo −Ni−Fe、 Co −Zr −Nb
などのアモルファス等からなるストリップ状薄膜であり
、蒸着、スパッタリング、イオンブレーティング法等に
より形成し、その厚さは1μm以下1幅は200 pm
、長さは3mmである。IIA、11Bは前記主磁極部
10を挟持する高分子材料からなるブロックである。こ
のブロックIIA、11Bの高分子材料の主な性質は、
次の通りである。
(1)例えば、融点200’C以上のものであり、熱で
変形しないこと。
(2)線膨張係数が小さいものであること。
例えば、l0XIOmm−mm/’C以下のものを用い
る。
(3)摩擦係数が小さいものであること。
(4)耐摩耗性が大きいものであること。
(5)加工性が良好であること。
例えば、表面研摩により最大R(アール)付けが040
5μm以下の表面性が↑ミ)られるものを用いる。
このような条件を満すものとしては、例えば、フェノー
ル樹脂、ポリアミド樹脂、四ツツカエチレン樹脂、ポリ
イド便脂等の単体又はこれらの樹脂うち1つ以上にガラ
ス繊維、無機質フィラー。
潤滑剤等のうち1つ以」二を添加させたものを用いる。
また、前記ブロックIIA及ば11Bの媒体対向面はそ
れぞれ媒体に損償を与えないように角にR(アール)又
はテーパ等を付けて丸めである。
次に、本実施例の補助磁極励磁型ヘッドの記録磁極の製
造方法を説明する。
第6図(A)乃至(D)は、補助磁極励磁型ヘッドの記
録磁極の製造工程における構成を示す図である。
補助磁極励磁型ヘッドの記録磁極は、次の工程によって
製造される。
(1)まず、第6図(A)に示すように、表面研摩後の
高分子材料からなるブロック1. 、I A上にスパッ
タリング、蒸着法等により、記録磁極の主磁極部10を
形成するための高透磁″I磁性薄膜lOAを形成する。
また、必要に応じて熱処理を施す。
前記高透磁率磁性簿膜の厚さは0.2μIn乃至1゜0
μm程度である。
(2)次に、第6図(B)に示すように、前記高透磁率
磁性薄膜10Aのみを必要な主磁極部10の形状にエツ
チングを行って形成する。
(3)前記(1)と同様の高分子材料からなるブロック
IIBを、第6図(C)に示すように、前記(2)で形
成された主磁極10の」二に2重ねて接着剤で固定する
(4)このよにして形成された複数の記録磁極を超音波
加工法等により切断分離して、第6図(D)に示すよう
に、それぞれ−個の記録磁極を作る。
(5)前記超音波加工法等により切断して分離された所
定の主磁極10の媒体対向面を研摩する。
この研摩は砥石あるいはラッピングフィルムにより行う
。これは、砥石粒径の大きいものから段階的に行う。こ
れは、砥石粒径で1μH1以下のもの7− で仕上げを行う。このとき角はR(アール)又(:l、
テーパ状に丸める。
このように構成することにより、高分子(4料の持つ潤
滑性及び弾性の作用で媒体との間にJンUる摩擦が低減
できる。また、耐摩耗性に優れた高分子材料を選択する
ことにより、ヘッド自呼の19耗を防止することができ
る。
第7図は、本発明の他の実施例の111磁極励磁型ヘツ
ドの構成を説明するための概略も育成図である。
本実施例は、第7図に示すように、Co Z r−Nb
アモルファス等の高透磁率磁性薄膜からなる主磁極部1
0と、Mn−Znフェライi−、Nj、−Znフェライ
ト等の高透磁率磁性体で形成されている補助磁極部12
とで記録磁極が構成されている。
前記補助磁極部12には、記録再生時の情報入出力用コ
イル13が巻回されており、主磁極部10の磁気飽和防
止用だけでなく、主磁極部10から媒体14に入った磁
束のリターン部として広い閉磁路を構成する役割を果す
ものである。
そして、前記記録磁極の媒体14の走行前方及8− び後方より、非磁性で、かつ、耐摩耗性の良い高分子材
料からなる2個のブロックIIA、IIBで挟持された
ものである。
前記媒体14は、第1図に示したものと同様の構成のも
のを使用する。
表■ このように構成することにより、第5図に示した実施例
と同様の効果を得ることができろ。
次に、ヘッドの媒体14に与える影響及び主磁極部10
の摩耗について、本実施例のヘッドと従来のヘッドとの
比較試験した結果を表■示す。
この比較試験かられかるように、本実施例のヘッドは、
高分子材料からなるブロックIIA、IIB及び主磁極
部10自体が多少摩耗するが、掴磁極励磁型のヘッドで
あるためll力変動等の悪影響は−切なかった。
肱果 以上説明したように、本願によって開示した新規な技術
手段によれば、次に述べるような効果を奏する。
(])高分子材料の持つ潤滑性及び弾性により、媒体と
の間における摩擦が低減できるので、走行性に優れ、か
つ、媒体の損傷を低減することができる。
(2)耐摩耗性に優れた高分子材料を選択することによ
り、ヘッド自身の摩耗を防■1:することができる。
(3)前記(1)及び(2)により、安定な出力が得ら
れる。
なお、本発明は、前記実施例に限定されることなく、そ
の要旨を逸脱しない範囲において種々変更可能であるこ
とは勿論である。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図(A)、(B)、(C)は、従来のヘ
ッドの問題点を説明するための概略構成図、 第3図は、従来のヘッドの主磁極の構成を示す斜視図、 第4図は、第3図に示す従来の主磁極の問題点を説明す
るための図、 第5図は、本発明の一実施例の補助磁極励型ヘッドの構
成を示す斜視図、 第6図(A)乃至(D)は、本実施例の補助磁極励磁型
ヘッドの記録磁極の製造工程における構成を示す図であ
る。 lO・・・主磁極部+ IIA、IIB・・・ブロック
、12・・・補助磁極部、13・・・情報入力用コイル
、〜11− 14・・・媒体。 代理人 弁理士 縁日1収喜 −12= 第5図 第6図 11△ IIA 第7図 手続補正帯(帥) 特許庁長官殿 1、事件の表示 特願昭59−45996号 2、発明の名称 垂直磁気記録ヘッド 3、補正をする者 事件との関係 出願人 住所 東京都大田区中馬込1丁目3番13号名称 (6
74)株式会社 リコー 代表者 浜 1) 広 4、代理人 住所 〒116 東京都荒川区西日暮里6丁目48番5
号ドウエル西日′11里302号 6、補正の対象 7、補正の内容 (1)明細書全文を別紙の通り補正する。 (2)第4図を別紙の通り補正する。 補正明細書 1、発明の名称 垂直磁気記録ヘッド 2、特許請求の範囲 (1)高透磁率の磁性#膜からなる記録磁極を有する垂
直磁気記録ヘッドにおいて、前記記録磁極が、記録媒体
走行方向の前方及び後方より、非磁性体で、かつ、耐摩
耗性の良い高分子材料からなる二つのブロックで挟持し
たことを特徴とする垂直磁気記録ヘッド。 (2)前記高分子材料として、フェノール樹脂。 脂等の単体及びこれらの樹脂のうち1つ以上に、ガラス
繊維、無機質フィラー、潤滑剤のうちいずれか1つ以上
を添加させた樹脂を用いたことを特徴とする特許請求の
範囲第1項記載の垂直磁気記録ヘッド。 3、発明の詳細な説明 技−1光」 本発明は、垂直磁気記録方式に用いる垂直磁気記録ヘッ
ド(以下、単に、ヘッドという)に関するものである。 貨1」11 垂直磁気記録方式は、従来からの水平磁気記録方式に比
べて高密度記録における反磁界の影響が少なく安定な磁
化が得られる記録方式として近年研究開発が盛んに行わ
れている。 前記垂直磁気記録方式に使用されるヘッドとしては大き
く分けて以下の二種類が提案されている。 (1)補助磁極励磁型(両側方式)ヘッドこの種のヘッ
ドは、例えば、第1図に示すように、Co−Zr−Nb
アモルファス等の高透磁率磁性薄膜からなる主磁極lと
M n −Z nフェライト。 Ni−Znフェライト等の高透磁率磁性体2にコイル8
を施した補助磁極4とからなり、補助磁極4が発生する
磁束Φにより主磁極1の先端が磁化し、その主磁極1の
先端で垂直磁気記録媒体(以下、単に媒体という)5に
記録する。なお、媒体5は基板5Aの上に高透磁率層5
Bを介して垂直磁化層5Cを設けたものである。 (2)単磁極励磁型(片側方式)ヘッドこの種のヘッド
は、第2図(A)、(B)。 (C)Co−Zr Nbアモルファス等の高透磁率磁性
薄膜のストリップからなる主磁極1と情報入出力用コイ
ル3を施したMn−Znフェライト。 Ni−Znフェライト等の高透磁率磁性体で形成された
補助磁極2とからなっている片側方式のヘッドである。 前記補助磁極2は、主磁極lの磁気飽和防止用だけでな
く、特に、第2図(B)。 (C)に示すものでは、主磁極1から媒体に入った磁束
のリターン部どして広い閉磁路を構成する役割も果して
いる。 前記(1)、(2)の二つの方式にみられるように、垂
直磁気記録方式に用いられるヘッドは、いずれも細いス
トリップ状の主磁極(単磁極)lを有している。つまり
、前記(2)の片側方式のヘッドは各主磁極1そのもの
がストリップ状であり、前記(1)の両側方式のヘッド
の場合も主磁極1がそれに相当する。前記細いストリッ
プ状の主磁極1は、一般に第3図に示すように、二つの
ブロックIA、IBにより挟持されている。このブロッ
クIA、IBは非磁性体で、かつ、耐摩耗性を有するも
のであり、結晶化ガラス、硬質ガラス。 セラミック等が用いられる。 しかしながら、前記従来のヘッドでは、主磁極1が硬い
材質のブロックIA、IBで挟持されているため、実際
の記録再生時においては、フロッピーディスク等のよう
な媒体5は、主磁極1とのみ接触しているのではなく、
ブロックIA、IBとも接触している。その結果1次の
ような問題がある。 (1)Go−Cr合金薄膜のような媒体5と前記主磁極
1を有するヘッドが接触した場合、ヘッドクラッシュが
生じやすく、そのため媒体5が摩耗するだけでなく、損
傷を受けやすく、媒体5の耐久性が著しく低下する。 (2)主磁極lの耐摩耗性が二つのブロックIA。 IBより悪いため、長時間の媒体5との接触によって、
第4図に示すように、ヘッドの媒体対向面3− に凹凸が生し、スペーシングロスにJ:る出力変動の原
因となる。 一目ヨW−y 本発明の目的は、媒体に摩耗や傷等の損傷を!jえない
走行性の優れたヘッドを提供することにある。 本発明の他の目的は、長寿命化をはかったヘッドを提供
することにある。 本発明の前記ならびにその他の目的と新規な特徴は1本
明細書の記述及び添付図面によ−)で明らかになるであ
ろう。 韮 本発明の構成について、実施例とともに説明する。なお
、実施例の説明に用いる全回において、同一の機能を有
するものは同一符号を付け、その繰り返しの説明は省略
する。 第5図は、本発明の一実施例の補助磁極励磁型ヘッドの
記録磁極の構成を示す斜視図である。 第5図において、10は補助磁極励磁型ヘッド−の記録
磁極の主磁極部である。この主磁極部10=4− はNi −Fi、 Cu −Mo −Ni−Fe、 C
o −Zr −Nbのアモルファス等からなるストリッ
プ状薄膜であり、蒸着、スパッタリング、イオンブレー
ティング法等により形成し、その厚さは1μm以下1幅
は200 μm、長さは3mmである。IIA、IIB
は前記主磁極部10を挟持する高分子材料からなるブロ
ックである。このブロックIIA、11Bの高分子材料
の主な性質は、次の通りである。 (1)熱変形温度(18,6Kg/cm2)が融点20
0″C以上のもの。 (2)線膨張係数が3.OX 10− ’ mm/mm
10C以下のもの。 (3)摩擦係数が小さいもの。 (4)耐摩耗性が大きいもの。 (5)加工性が良好であるもの。 例えば、金型成形表面研摩等により最大高さR(アール
)付けが0.05μm以下の表面性が得られるものを用
いる。 このような条件を満すものとしては、例えば、フェノー
ル樹脂、ポリアミド樹脂、ポリイミド樹脂、ポリエチレ
ン樹脂、四フッ化エチレン樹脂、ポリアセタール樹脂等
のm体又はこれらの樹脂のうち1つ以」二にガラス繊維
、無機質フィラー、潤滑剤等のうち1つ以」二を添加さ
せたものを用いる。 また、前記ブロック1. I A及ば11. r3の媒
体対向面はそれぞれ媒体に損傷を与えないように角にR
(アール)又はテーパ等を付けて丸めである。 次に、本実施例の補助磁極励磁型ヘッドの記録磁極の製
造方法を説明する。 第6図の(A)乃至(r))は、補助磁極励磁型ヘッド
の記録磁極の製造工程における構成を示す図である。 補助磁極励磁型ヘッドの記録磁極は、次の工程によって
製造される。 (1)まず、第6図(A)に示すように、表面研摩後の
高分子材料からなるブロック11A−Lにスパッタリン
グ、蒸着法等により、記@磁極の主磁極部10を形成す
るための高透磁率磁性薄膜10Aを形、成し、必要に応
じては熱処理等を施す。前記高透磁率磁性薄膜の厚さは
0.2μm乃至1.0μm程度である。 (2)次に、第6図(B)に示すように、前記高透磁率
磁性薄膜10Aのみを必要な主磁極部10の形状にエツ
チングを行って形成する。 (3)前記(1)と同様の高分子材料からなるブロック
IIBを、第6図(C)に示すように、前記(2)で形
成された主磁極10の上に、重ねて接着剤で固定する。 (4)このよにして形成された複数の記録磁極を切断分
離して、第6図(D)に示すように、それぞれ−個の記
録磁極を作る。 (5)前記切断して分離された所定の主磁極lOの媒体
対向面を研摩する。この研摩は砥石あるいはラッピング
フィルムにより行う。これは、砥石粒径の大きいものか
ら段階的に行う。これは、砥石粒径で1μm以下のもの
で仕上げを行う。このとき角R(アール)又はテーパ状
に丸める。 このように構成することにより、高分子材料の持つ潤滑
性及び弾性の作用で媒体との間にお゛ける摩擦が低減で
き、媒体の耐久性が向上する。 7− また、耐摩耗性に優れた高分子材料を選択することによ
り、ヘッド自身の摩耗をも防止することができる。 第7図は、本発明の他の実施例の111f11極励磁型
ヘツドの構成を説明するための概略構成図である。 本実施例は、第7図に示すように、Go−Zr−Nbア
モルファス等の高透磁率磁性薄膜からなる主磁極10と
、Mn−Znフェライl−、Ni−Znフェライト等の
高透磁率磁性体で形成されている補助磁極部12とで記
録磁141が楕成さJI、でいる。前記補助磁極部12
には、記録再生時の情報人出力用コイル13が巻回され
ており、1磁1410の磁気飽和防止用だけでなく、主
磁極lOから媒体14に入った磁束のリターン部として
広い閉磁路を構成する役割を果すものである。 そして、前記記録磁極の媒体14の走行前方及び後方よ
り、非磁性で、かつ、耐摩耗性の良い高分子材料からな
る2個のブロックttA、ttBで挟持さ九たものであ
る。 前記媒体14は、第1図に示したものと同様の=8− 構成のものを使用する。 表1 このように構成することにより、第5図に示した実施例
と同様の効果を得ることができる。 次に、ヘッドの媒体14に与える影響及び主磁極lOの
摩耗について、本実施例のヘッドと従来のヘッドとの比
較試験した結果を表■に示す。 この比較試験かられかるように、本実施例のヘッドは、
高分子材料からなるブロック1.1−A、11B及び主
謀t@10自体が多少摩耗するが、重磁極励磁型のヘッ
ドであるため出力変動等の悪影響は−切なかった。 以」二説明したように、本願によって開示した新規な技
術手段によれば、次に述べるような効果を奏する。 (1)高分子材料の持つ潤滑性及び弾性により、媒体と
の間における摩擦が低減できるので、走行性に優れ、か
つ、媒体の耐久性を向」ニすることができる。 (2)耐摩耗性に優れた高分子材料を選択することによ
り、ヘッド自身の摩耗を防止することができる。 (3)前記(1)及び(2)により、安定な出力が得ら
れる。 なお、本発明は、前記実施例に限定されることなく、そ
の要旨を逸脱しない範囲において種々変更可能であるこ
とは勿論である。 4、図面の簡単な説明 第1図及び第2図は、従来のヘッドの問題点を説明する
ための概略構成図、 第3図は、従来のヘッドの主磁極の構成を示す斜視図、 第4図は、第3図に示す従来の主磁極の問題点を説明す
るための図、 第5図は1本発明の一実施例の補助磁極励型ヘッドの記
録磁極構成を示す斜視図、 第6図は、本実施例の補助磁極励磁型ヘッドの記録磁極
の製造工程における構成を示す図、第7図は、本発明の
他の実施例の単磁極型ヘッドの構成を説明するための概
略構成図である。 図中、lO・・・主磁極、IIA、IIB・・・ブロッ
ク、12・・・補助磁極部、13・・・情報入力用コイ
ル、14・・・媒体である。 代理人 ブを埋土 秋11収喜 第41 」 ゝ1 /IB

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)高透磁率の磁性薄膜からなる記録磁極を有する垂
    直磁気記録ヘッドにおいて、前記記0磁極が、記録媒体
    走行方向の前方及び後方より、非磁性体で、かつ、耐摩
    耗性の良い高分子材料からなる二つのブロックで挟持し
    たことを特徴とする正直磁気記録ヘッド。
  2. (2)前記高分子材料として、フェノール樹脂。 ポ1Jアミド樹脂、四フッカエチレン樹脂、ポリアセタ
    ール樹脂等の単体及びこれらの樹脂のうち1つ以上に、
    ガラス繊維、無機質フィラー、潤滑剤のうちいずれか1
    つ以上に添加させた樹脂を用いたことを特徴とする特許
    請求の範囲第1項記載の垂直磁気記録ヘッド。
JP4599684A 1984-03-10 1984-03-10 垂直磁気記録ヘツド Pending JPS60191409A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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FR2688513A1 (fr) * 1992-03-13 1993-09-17 Commissariat Energie Atomique Procede de realisation d'une tete magnetique de type perpendiculaire et tete obtenue par ce procede.
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