JPS60188057A - 高いプロテアーゼ生産能及び高いグルタミナーゼ生産能を有する麹菌の育種法 - Google Patents

高いプロテアーゼ生産能及び高いグルタミナーゼ生産能を有する麹菌の育種法

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JPS60188057A
JPS60188057A JP59044061A JP4406184A JPS60188057A JP S60188057 A JPS60188057 A JP S60188057A JP 59044061 A JP59044061 A JP 59044061A JP 4406184 A JP4406184 A JP 4406184A JP S60188057 A JPS60188057 A JP S60188057A
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中台 忠信
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    • C12BIOCHEMISTRY; BEER; SPIRITS; WINE; VINEGAR; MICROBIOLOGY; ENZYMOLOGY; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING
    • C12NMICROORGANISMS OR ENZYMES; COMPOSITIONS THEREOF; PROPAGATING, PRESERVING, OR MAINTAINING MICROORGANISMS; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING; CULTURE MEDIA
    • C12N15/00Mutation or genetic engineering; DNA or RNA concerning genetic engineering, vectors, e.g. plasmids, or their isolation, preparation or purification; Use of hosts therefor
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、高いプロテアーゼ生産能及び高いグルタミナ
ーゼ生産能を有する新規な麹菌及びその育種法に関する
〔技術の背景及び従来技術の説明〕
醤油は、アミノ酸の旨味を主体とする調味料であるため
に、醤油の醸造において、窒素の利用率を向上してアミ
ノ酸の生成量を多くすること、及びグルタミン酸の生成
量を向上することは重要なことであり、これらのことは
醤油の醸造において考慮されている。したがって、醤油
の醸造では、強力なプロテアーゼ及びグルタミナーゼを
生産しうるS菌を育種することは極めて重要なことであ
る。
これまでに醤油の醸造に使用されていた麹菌には、50
0〜650 U/9のslいプロテアーゼ生産能を有す
る菌株のグルタミナーゼ生産能は0025〜l・5 U
/9のように低いか、または3゜0〜s 、 o 騎の
高いグルタミナーゼ生産能を有する菌株のプロテアーゼ
生産能は100〜400 U/9のように低いという傾
向があった。
このために、これまでの醤油の醸造では、プロテアーゼ
生産能の高い菌株を使用すると、醤油原料の可溶性窒素
の溶解利用率は向上するが、グルタミナーゼ生産能が低
いために諸法液汁におけるグルタミン酸の生成が少なく
、旨味の豊富な醤油が得難い傾向があり、またグルタミ
ナーゼ生産能θ高い菌株を使用すると、プロテアーゼ生
産能が低いために醤油原料の可溶性窒素の溶解利用率を
向上することができない。
これまでに、プロテアーゼ生産能及びグルタミナーゼ生
産能の高い優秀な麹菌を得るために、麹菌の菌株を人工
変異処理することが試みられたが(特開昭57−174
087号公報)、麹菌の人工変異処理によって麹菌のプ
ロテアーゼ生産能またはグルタミナーゼ生産能のどちら
か一方だけを向上した菌株を得ることはできるが、双方
の生産能を共に向」ニした菌株を得ることは非常に困難
であった。
本発明者らは、麹菌のプロテアーゼ生産能及びグルタミ
ナーゼ生産能の双方の向上した菌株を得ることを企図し
て、多くの検討を行なった結果、アスペルギルス属に属
する菌株であって、プロテアーゼ生産能の高い菌株と、
グルタミナーゼ生産能の高い菌株をプロトプラスト融合
し、得られた融合細胞を冒張再生I8地において培養す
ると、プロテアーゼ生産能とグルタミナーゼ生産能の双
方の扁い融合2倍体株が得られること、ここで得られた
融合2倍体株を親株として人工変異処理を行なうと、親
株に比べてプロテアーゼ生産能及びグルタミナーゼ生産
能の双方が高い菌株を育種をしうろこと、およびこの人
工変異処理によって得られた菌株の甲に高いプロテアー
ゼ生産能及び高いグルタミナーゼ生産能を有する菌株の
あることを見出し、これらの知見にもとづいて本発明に
到達したのである。
〔発明の目的及び発明の要約〕
本発明の目的は、プロテアーゼ生産能およびグルタミナ
ーゼ生産能の双方のM素生産能の商い麹菌を提供するこ
とにある。
本発明は、アスペルギルス属に属する菌株であって、高
いプロテアーゼ生産能及び高いグルタミナーゼ生産能を
有することを特徴とする麹菌であり、また本発明のもう
1つの発明は、アスペルギルス属に属する菌株であって
、プロテアーゼ生産能の高い菌株及びグルタミナーゼ生
産能の高い菌株のそれぞれの培養細胞からプロトプラス
トを得ること、これらをプロトプラスト融合して、融合
細胞を得ること、該融合細胞を皿張再生培地において培
養し、得られた培養物からプロテアーゼ生産能及びグル
タミナーゼ生産能の双方の酵素生産能の高められた融合
2倍体株を得ること、ここに得られた融合2倍体株を人
工変異処理をすることを特徴とするアスペルギルス属に
属する菌株であって、高いプロテアーゼ生産能及び高い
グルタミナーゼ生産能を有する麹菌の育種法である。
〔発明の詳細な説明〕
本発明の、アスペルギルス属に属する菌株であって、高
いプロテアーゼ生産能及び高いグルタミナーゼ生産能を
有する麹菌は、以下に述べる方法によって育種される1
゜たとえば、アスペルギルス・ソーヤに属する菌株を親
株とした場合は、アスペルギルス・ソーヤに属する菌株
が育種され、またアスペルギルス・オリゼーに属する菌
株を親株とした場合は、アスペルギルス−オリゼーに属
する菌株が育種され、さらにアスペルギルス・ニガーに
属する菌株を親株とした場合は、アスペルギルス・ニガ
ーに属する菌株が育種されるのである。
また興なる種同志を親株として育種することもできる。
本発明の麹菌を育種するに際して、先ずアスペルギルス
属に属する菌株であって、高いプロテアーゼ生産能を有
する菌株の分生胞子が栄養培地において培養され、これ
とは別に、アスペルギルス属に属する菌株であって、高
いグルタミナーゼ生産能を有する菌株の分生胞子が栄養
培地において培養される。
アスペルギルス属に属する菌株であって、高いプロテア
ーゼ生産能を育する菌株(親株)としては、アスペルギ
ルス属に属していて、高いプロテアーゼ生産能を裔する
菌株であれば、いかなるものであっても、これをイ史月
Jすることができる。したがって、醤油、味噌または清
酒の醸造に使用する麹菌の中から、プロテアーゼ生産能
の高い菌株を検索することによって、上記の親株を容易
に入手することができるが、たとえば、アスペルギルス
・ソーヤATCC42249、アスペルギルス・ソーヤ
ATCC42250、アスペルギルス−ソーヤATCC
42251及びアスペルギルス・オリゼー460(FE
RM −P No、 1149 )の各菌株を使用する
ことができるが、これらの変種または変異株を使用する
こともできる。
またアスペルギルス腐に属する菌株であって、高いグル
タミナーゼ生産能を有する菌株(親株)としては、アス
ペルギルス属に属していて、高いグルタミナーゼ生産能
を有する菌株であれば、いがなるものであっても、これ
を使用することができる。したがって醤411、味噌ま
たは清酒の醸造に使用する麹菌の中からグルタミナーゼ
生産能の高い菌株を検索することによって、上記の親株
を容易に入手することができるが、たとえば、アスペル
ギルス・ソーヤ262 (FERM P −2128)
 、アスペルギルス・ソーヤ2165 (FIERM 
P −7280)及びアスペルギルス・オリゼー(JA
M 2638 )の各菌株を使用することもできる。
上記の菌株(親株)の分生胞子を培養する栄養培地は、
麹菌が必要とする栄養源を含む培地であれば、いかなる
培地であってもこれを使用することができるが、たとえ
ば、ツアペック(Czapek )培地に、0.5%の
酵母エキス及び0.2%のカザミノ酸を加え、pHを6
゜0に調整したものを、水で10倍に希釈した培地(以
下において「ツアペック変形培地」と略記する)、他の
合成培地、半合成培地あるいは天然培地を使用すること
ができる。
合成培地における炭素源としては、グルコース、廿〜り
七ロープ飢 @妥緬ン11τは旙酸アゝノ手二つム、硝
酸アンモニウム等を使用することができ、また天然培地
における炭素源としては、割砕小麦、麦皮等、窒素源と
しては、スキムミルク、脱脂大豆等を使用することがで
きる。さらに上記の培地に、リン酸、カリウム、マグネ
シウム、カルシウム等の無機塩類を加えることができ、
さらになお、菌の生育に必要なアミノ酸、ビタミン等を
必要に応じて培地に添加することもできる。
通常の場合、培養は25〜35°Cの温度において行な
われ、はとんどの発芽胞子の長さく胞子とそこから伸び
る菌糸の長さを合わせたもの)が、もとの胞子(培養開
始時)の外径の5〜15倍に生育するのに充分な時間(
通常、5〜15時間)、静置、振どうまたは通気培養等
の好気的条件において培養する。
またこの培養は、固体培養によることもできる。
固体培養を行なう場合、表皮、小麦などの炭素源、大豆
などの窒素源、その他の有機質あるいは無機質を原料と
し、これらを蒸煮などの殺菌処理をした後に、wl、m
を接種混合し、25〜38℃で、発芽胞子の長さかもと
の胞子外径の5〜15倍になるように生育するのに充分
な時間、無菌的に培養するのが好ましい。これらの培養
において、発芽胞子の長さが、もとの胞子外径の5倍未
満であると、この後に行なう[jのプロトプラストをほ
とんど形成することができず、また15倍を超えると、
麹菌のプロトプラストの形成率が非常に低くなるので好
ましくない。
次に、こうして得られた培養細胞からプロトプラストを
得るには、上記各々の発芽胞子について、106〜10
8個/ml!(・a張液)の濃度の発芽胞子ケン温液を
調製し、各調製ケン濁液を等量混合し、遠心分離して集
菌したのち、これに予じめ無菌処理した細胞壁溶解#紫
を6加し処理するか、又は各々の発芽胞子ケン濁液を遠
心分離して集菌したのち、これを最初、細胞壁溶解酵素
を添加して処理を行い、次いで各処理液を等量混合する
ことにより得られる。
ここに用いられる細胞!il¥溶解酵素としては、麹菌
の細胞壁を溶解する活性を何するものであればいずれで
もよく、セルラーゼ、β−1,3−グルカナーゼ及びキ
チナーゼ等を単独、または混合して用い、或いは一般に
細胞壁溶解酵素として用いられている混合酵素等を用い
ることができる。本発明者らが実験したところ、これら
の酵素のうちβ−1,3−グルカナーゼとキチナーゼを
併用すると、麹菌のプロトプラストの形成率を著しく悶
めることか判明したので、上記2つの酵素を併用するこ
とが好ましい。
上記キチナーゼとしては、キチナーゼ活性を有する酵素
剤が用いられ、例えば米国ICN社製キチナーゼNo、
 100466 、米国シグマ社製キチナーゼ尚C−6
137、生化学工業社販売キチナーゼ・ファンガル(f
ungal ) No、 100290等が挙げられる
またβ−1,3−グルカナーゼとしてはキリンビール社
製、ザイモリアーゼ(Zymolyase ) 500
0、同60000及び本発明者らが微生物バチラス・サ
ーキュランスIAM 1165及びストレプトマイセス
0143 (FERM P −7276)のそれぞれの
培養液から調製した2つの粗酵素等が挙げられるが、特
に後者の2つの粗酵素が好ましい。
上J己バチラス・サーキュランスJAM 1165から
調製した粗酵素及びストレプトマイセス0143株から
調製し)こ粗酵素は以下のようにして得られたものであ
る。
〔1〕バチラス・サーキュランスIAM 1165から
の粗酵素調製法 肉エキス1%、ポリペプトン1%、麹菌旧1ISIl菌
体2%及び水からなる培地(pH7,2) I jl!
を51容三角フラスコに入れ、高圧滅菌したものに、麹
菌湿潤菌体を入れない以外は上記と全く同じ培曲で前培
養(30°Cで48時間)したバチラス・サーキュラン
スIAM +165の種菌液10’mAを接種し、30
°Cで48時間、振とぅ培養(+7Or−p−m・)し
た。こうして得た培養液から粗酵素を得るには、これを
遠心分離して上清液を分厚取得し、これに硫安を加えて
常法により塩析し、生成した沈澱区分を採取した。これ
を水25mj?に溶解し、セロファンチューブに入れ、
1夜5°Cで蒸留水を用いて透析処理し、得られた透析
内液を凍結乾燥し、粗酵素(以下、「バチラス・サーキ
ュランス起源の粗酵素」と称す)を得た。
〔2〕ストレプトマイセス0143からの粗酵素調製法 培地組成 l KH2PO40,2% 酵母エキス 0605 % Kclo、05 % グルコース 0.25 % MgSO4・71120 0.1 % ネオペプトン 帆1 % Nacl 0.05 % NaNO30゜1 % 麹菌湿潤菌体 2゜1 % 蒸留水 1.OJ pH5・0 上記組成の培地1(pH5゜0)に、これと同一組成の
培地にて前培養したストレプトマイセス0143 (F
ERM P −7276)の種菌i10mJを接種し、
30’Cで培養液のpHが7.0に上昇する迄(7日間
)、振とう培養(+7Or、、p、、m、 ) シた。
以下、上記バチラス・サーキュランスの培養液から粗酵
素を得る方法と全く同様にして、培養液から粗M素(以
下、「ストレプトマイセス!j+3[の粗酵素」と称す
)を得た。
尚、上Jdで得られる2つの粗酵素は、β−1,3−グ
ルカンを基質として、常法によりβ−1,3−グルカナ
ーゼ活性の葡無を調べた結果、強力に基質を分解するこ
とが確認され、β−1,3−グルカナーゼとして使用で
きることが判明した。
また、洗イ龜し、ホモゲナイズされた麹菌湿潤菌体を含
む寒天平板培地に上記の両組酵素は作用し、透明なハロ
ーを形成することから、該粗酵素はいずれも麹菌菌体の
細胞壁を溶解することも確認された。
次に、麹菌の発芽胞子と細胞壁溶解酵素との処理条件に
ついて説明する。すなわち、細胞壁溶解酵素の使用潤度
は、麹菌発芽胞子の細胞壁を溶解し、完全なプロトプラ
ストを得るのに充分な濃度とすることが好ましく、例え
ばバチラス・サーキュランス起源の粗酵素の場合、10
−10−5O/1rLil。
好ましくは25〜35 mg/ rMである。またキチ
ナーゼを併用する場合、その使用潤度は1〜IQIJ7
/rIL11好ましくは3〜5縛/mlである。酵素処
理の時間は麹菌の細胞壁を溶解し、プロトプラストを得
るのに充分な時間とすることが必要で、通常30分〜6
時間が好ましい。またpHは6゜0〜7.0、特に6.
5が好ましい。
次いで、酵素処理が終了したら、菌体を保護する励漆液
、例えば0.7〜1.5Mソルビトール或いはO65〜
1.0 M塩化カリウム溶液等で、菌体を洗5続し、麹
菌の細胞壁が溶解除去されたプロトプラストを得る。
次に、ここで得られたプロトプラストの融合処理及び融
合プロトプラストの再生は、例えば、Anne等の方法
CJ、Gen−Microbiol、+ 92+413
 (+976 ) 〕に準じて行うことができる。
即ち、0.7〜1.5 M・ソルビトール、5〜100
 mM HCa C1,!及び30〜80IIIMグリ
シンを含む15〜33%ポリエチレングリコール600
0(pH7゜5)中に、上記で得られた高プロテアーゼ
生産株と高グルタミナーゼ生産株のそれぞれの洗滌プロ
トプラストを添加混合し、20〜3o°cで15〜45
分処理することによりプロトプラスト融合細胞を得るこ
とができる。
次に、こうして得られたプロトプラスト融合細胞の再生
は、プロトプラストを保護しつつ細胞壁を再生すること
が可能な高張再生培地、例えば0.7〜1゜5Mのソル
ビトールを含む米麹汁(又は麦芽汁)に寒天2%を含有
させた高張再生培地培Itli (TIH6,5)及び
、0.7〜l。5Mのソルビットを含むツアペック液体
培地に寒天2%を含有させた高張最小再生寒天培地(p
H6,5)に上記で得られたプロトプラスト融合細胞を
移し、25″c〜356Cで2〜10日間培養する方法
により行なわれる。こうして、プロトプラストの融合細
胞は、その周囲に細胞壁が再生し、培地上で生育して再
生コロニーを形成する。
次に、こうして得られた再生コロニーから、プロトプラ
スト融合細胞の選別は、予じめその親株である高プロテ
アーゼ生産株と、親株である高グルタミナーゼ生産株の
洗滌プロトプラストについて、それぞれ融合細胞の場合
と同様に再生させ、得られた再生コロニーの形態学的性
質(色相、色彩、明度、光沢、形状、大きさ等)及び生
理学的性質等の特徴を把握しておくことによって、それ
らとは異なる特徴を備えた再生コロニーとして、選別採
取することができる。
尚、上記高プロテアーゼ生産株と高グルタミナーゼ生産
株のそれぞれの親株の分生胞子に、人工変異処理(X線
、紫外線等の照射、ニトロソグアニジン、エチルメチル
サルフィート等の化学変異処理)を施して、それぞれ親
株の分生胞子に特徴ある色や各種の栄養要求性、例えば
アラニン、メチオニン等のアミノ酸要求性、ビオチン、
ニコチン酸、パラアミノ安息香酸等の要求性を付与した
変異株を得、この変異株を親株として上記と同様に酵素
処理、プロトプラスト融合処理を行ない、次いで再生し
、再生コロニーとすると、親株である変異株は特徴ある
色を曹し、この色を有しないプロトプラスト融合細胞を
明確に区別し、採取することができる。また栄養要求変
異株のプロトプラストは再生の際、特定の栄養源が存在
しないと生育出来ないので、特定の栄養源が存在しなく
ても生育できるプロトプラスト融合細胞を容易に区別し
採取することができる。このように両親株に色及び栄養
要求性等のマーカーを付しておくと、目的とする融合細
胞の分離操作が極めて容易となる。
上記で得られる篩プロテアーゼ生産株の変異株としては
、例えば分生胞子が白色で、パラアミノ安息香酸要求性
の付与されたアスペルギルス・ソーヤW2−91 (F
EBM P −7277)が挙げられ、また高グルタミ
ナーゼ生産株の変異株としては、例えば分生胞子が黄色
で、ニコチン酸要求性の付与されたアスペルギルス・ソ
ーヤMI2−2−61(FERM P −7281)等
が挙げられる。
次に、こうして高張再生培地で再生したプロトプラスト
融合株は、ヘテロカリオンである場合が多いので親株に
戻り易く、不安定である。そこで。
これらへテロカリオン株の分生胞子に、小円等の方法(
Agric−Biol、Chem、 、 27 、75
8 (1963) )に従って、紫外線照射(距離39
cm、1〜5分)を施し、検冗することによって、安定
な融合2倍体株を得ることができる。
アスペルギルス−ソーヤD−78はこうして得た高プロ
テアーゼ生産能を有し且つ高グルタミナーゼ生産能を有
する安定な融合2倍体株であり、工業技術院微生物工業
技術研究所(以下、微工研と略記する)に、微工研菌寄
第7279号として寄託されている。
次に上記で得られた融合2倍体株を親株として人工変異
処理を行なう。
本発明において、プロトプラスト融合により得られた融
合2倍体株を、人工変異処理することは極めて重要であ
って、他の、たきえは吻合融合により得られた融合2倍
体株や、市販されている種麹菌に、紫外線照射等の変異
処理を施しても、該変異処理によってプロテアーゼ生産
能とグルタミナーゼ生産能の双方が同時に、2倍体親株
に比べて高い菌株を育種することはできない。
しかし、プロトプラスト融合により得られた融合2倍体
株を人工変異処理するときは、プロテアーゼ生産能とグ
ルタミナーゼ生産能の双方が同時に、該2倍体親株に比
べて大幅に増強された菌株を高い頻度において育種する
ことができる。
人工変異処理の手段としては、麹菌の上記融合2倍体株
に対して周知の突然変異処理、たとえば紫外線照射、X
線照射、放射線照射、エチルメタンスルホン酸(以下、
EMSと略記する)、N−メチル−N−ニトロ−N−ニ
トロソグアニジン(以下、MNNGと略記する)などの
突然変異誘起剤との接触処理を行なう。
たとえば、紫外線照射による方法としては、上記融合2
倍体株を米麹汁スラント培地、麦芽汁スラント培地など
の寒天栄養スラント培地に接種し、麹菌の生育適温の2
5〜35℃で、2〜7日間培養して分生胞子を得、この
胞子懸濁液に20〜50cmの距離から紫外線を、生g
、率が5%以下、好ましくは0・01−1%になるのに
充分な時間、たとえば3〜60分間照射し、次いで得ら
れた胞子を米麹汁平板培地、麦芽汁寒天平板培地などの
寒天栄養平板培地に塗沫し、25〜35″Cで2〜7日
間培養し、生じた大きなコロニーを釣菌することにより
得る。
また突然変異誘起剤としてEMSを用いる方法としては
、上記融合2倍体株を寒天栄養スラント培地(7%マル
ツスラント培地)に接種し、30°Cで4日間培養して
分生胞子を得、このスラントに胞子分散剤、0.05%
ソルゲンTW −60溶液g idを注入して胞子懸濁
液3 nilを得、これにEMS150μlを加えて、
EMSの最終濃度を2%とし、30’Cs’時間反応さ
せ、生存率4〜10%の反応液を得、この反応液1 m
lに、反応停止剤、6%N a 2 S203溶液9 
m4を加え、15分放置して反応を止め、これを寒天栄
養平板培地に塗沫し、25〜35°Cで2〜7日間培養
し、生じた大きなコロニーを釣菌することにより得られ
る。
また突然変異誘起剤としてMNNGを用いる方法として
は、1m、9/4の濃度のMNNG 10 mA! 4
.m、融合2倍体株の胞子懸濁液を、胞子数が10’個
/rrLlになるように加え、30″Cで5〜15分間
反応させ、この反応液を上記と同様に寒天栄養平板培地
に塗床し、25〜35℃で2〜7日間培養し、生じた大
きなコロニーを釣菌することにより得られる。
アスペルギルス・ソーヤD −78Mは、こうして得ら
れた高プロテアーゼ生産能を有し且つ高グルタミナーゼ
生産能を有する、多くの麹菌の中から選ばれた1菌株で
、微工研にFERM P −7523として寄託されて
いる。
本発明の利点は次のとおりである。
従来一般に採用されていた紫外線照射等の変異処理によ
る変異株の分離は、極めて偶然性が高く、スクリーニン
グに膨大な労力を要するなど効率が極めて悪く、たまた
ま酵素生産性に優れた変異株が得られても、逆に生育が
悪くなったり、直ちに復帰突然変異を起したりして実用
に供し得ないものが多かった。
そして、変異処理による変異株の育種法で最も大きな欠
点は、取得される変異株は、プロテアーゼ生産能あるい
はグルタミナーゼ生産能のうち一方については1島くて
も、他方は逆に(ILい場合が多く、両方とも制い菌株
を取得することは困難であったことである。
これに対して、本発明は、プロトプラスト融合により得
られた融合2倍体株に人工変異処理するものであるから
、プロテアーゼ生産能とグルタミナーゼ生産能の双方が
同時に、該2倍体親株に比べて大幅に増強された菌株を
高頻度に育成することができる。
そして本発明で育成した麹菌を醤油麹原料に接種、培養
して麹をつくり、この麹を用いて仕込を行ない醤油を製
造すると、醤油原料は端る良く分解されて、窒素利用率
が著しく向上するばかりか、グルタミン酸が著しく増加
するので、非常に旨味の強い醤油が得られるという、産
業上画期的な効果を奏する。
以下において、実施例を示して本発明を更に詳細に説明
するが、本発明は実施例に限定されるものではなく、技
術の開示の1つと考えられるべきである。
実施例 1 分生胞子が白色で、パラアミノ安息香酸要求性を有する
アスペルギルス−ソーヤ(Aspergi l 1us
soya) W2 91 (FERM P 7277)
株を高プロテアーゼ生産株として使用し、この菌株の分
生胞子を米麹汁スラント培地に接種し、30℃の温度に
おいて66時間培養し、得られた培地から、常法によっ
て、分生胞子を採取した。得られた分生散して5×10
個/mlの胞子ケン濁液を調製した。
ここに得られた胞子ケン濁液1 m、5を、150m、
/びカザミノ酸0.2%を加え、pHを6.0に調整し
たものを水で10倍に希釈した培地)aom、gに接種
し、30℃の温度において12時時間上う培養して、発
芽胞子の長さかもとの胞子外径の10倍の発芽胞子(1
″旨養細胞)を得た。
ここに得られた発芽胞子ケン濁液を、4500 Gにお
いて20分間遠心分離して、発芽胞子を集め、これを水
で充分に洗脇し、水切りした後、細胞壁溶解酵素液〔バ
チラス・サーキュランス起源の粗酵素を30 m9 /
 l ml &びキチナーゼ(米国ICN社製)を5 
TLI!/ ] 7AJの割合で溶解して得られたもの
)Imi!と混合し、この混合液を27°Cの彪度で2
時間ゆるやかに振とうして、酵素処理を行なって、アス
ペルギルス・ソーヤW2−91 (FERMp −72
77)株のプロトプラストを得た。
ここに得られたプロトプラストをG−3規格のガラスフ
ィルターで分離し、これを0.8Mソルビトール溶液で
3回洗滌し、得られた洗練プロトプラストを0.8Mソ
ルビトール溶液1 mJに移し、ケン濁してプロトプラ
ストのケン濁液を得た。
これとは別に、分生胞子が黄色で、ニコチン酸P −7
281)株を高グルタミナーゼ生産株として使用し、こ
の菌株の分生胞子を前記のアスペルギルス・ソーヤW2
−91株と同様に処理して、アスペルギルス・ソーヤM
 12−2−61 (FERM P −7281)株の
プロトプラストがケシ濁された068Mソルビトール俗
液を溶液。
次にこのプロトプラストのケン濁された0、8 Mソル
ビトール ーヤW2 − 91 ( FERM P − 7277
 ) (高プロテアーゼ生産株)がケン濁された0.8
Mソルビトール溶液を加え、よく混合した扱、混合ケン
隔液を、20°Cの温度において、700(、で15分
間遠心分離して、アスペルギルス・ソーヤW2 − 9
1株(高プロテアーゼ生産株)とアスペルギルス・ソー
ヤM’!2ー2ー61株(高グルタミナーゼ生産株)の
混合プロトプラストのペレットを得た。
ここに得られた混合プロトプラストのペレットを0+8
Mソルビトール、10 mM CaCI4及び50 1
1.Mグリシンを含む20%ポリエチレングリコール6
000 (pH : 7.5)溶液1 rn14と混合
し、256cの温度において30分間、プロトプラスト
融合反応を行なわせて、プロトプラスト融合細胞を得た
ここに得られたプロトプラスト融合細胞に、0・8Mソ
ルビトール溶液を加えて、適当な濃度のケンilli1
%とし、これを予めシャーレ内に流し固めた高張最小再
生寒天培地(0.、8Mソルビトールを含むツアペック
寒天培地(寒天2%)〕に播種し、その上に、寒天が0
.5%である以外は全く同じ高張最小再生寒天培地を流
し込んで固化して重層し、30℃の温度において5日間
培養して、プロトプラスト融合細胞の再生コロニーを得
た。
ここに得られた再生株を米麹汁スラント培地に接種し、
306Cの温度において4日間培養して、緑色、黄色、
白色の胞子をもつヘテロカリオン株の胞子を得た。ここ
に得られたヘテロカリオン株の胞子に、39c.mの距
離から紫外線を1分間照射し、得られた胞子を再び最小
寒天平板培地に塗布し、30°Cの温度において4日間
培養して、緑色の胞子のみからなり、安定なコロニーを
生成しうる菌株を得た。この菌株の中から高いプロテア
ーゼ生産能と+’;6いグルタミナーゼ生産能の双方を
有する融合2倍体株のアスペルギルス・ソーヤD −7
8(Fl三RM P − 7279 )株を得た。
このようにして得られた融合2倍体株を米麹汁スラント
培地に接種し、306Cの温度において4日間培養して
、胞子を着生させ、この胞子ケン濁液に、39cmの距
離から紫外線を10分間照射し、得られた116射液を
再び米麹汁寒天平板培地に塗布し、30°Cの温度にお
いて4日間培養して分生胞子を着生させ、この中から本
発明の目的とする直いプロテアーゼ生産能及び高いグル
タミナーゼ生産能を存する菌株のアスペルギルス・ソー
ヤD−78M ( FERNI P − 7523 )
を選抜した。
ここに得られた本発明の菌株と、その育種の過程で使用
した親株の酵素生産能を調べた。その結果を第1表に示
す。
(以下余白) 第1表 麹菌の酵素生産能 注1)第1表における酵素活性は、次のようにしてめら
れた。
脱脂大豆30gとにり熱割砕/JX麦30gを原料にし
て、直径15cmのシャーレ内で、通常の醤油麹と同じ
方法で製麹し、得られた醤油麹にlO@ffiの水を加
えて、2時間抽出し、得られた抽出液のプロテアーゼ活
性がアンソン−萩原法を用いて測定された。第1表のプ
ロテアーゼ活性は、麹1g当り1分間に111モルのチ
ロシンを庄成する活性を1711位として表示した。
またグルタミナーゼ活性は、前記の抽出残渣をホモジナ
イズして得られた液とし一グルタミンを30℃において
1時間振とう反応させ、濾過した後、濾液のグルタミン
酸量を?It!l冗してめた。第1表のグルタミナーゼ
活性は、麹1g当り1分間に111モルのグルタミン酸
量を生成する活性を1単位として表示した。
第1表の結果から、融合2倍体株を親株として、人工変
異処理を行なうと、プロテアーゼ生産能とグルタミナー
ゼ生産能の双方が同時に、該融合2倍体株(親株)に比
べて大幅に向上した菌株を前回(することができたこと
がわかる。
出願人 キッコーマン株式会社 イ七理人 弁理士 津 1) 昭 手続補正書(自発) 昭和59年3月30日 特許庁長官 若 杉 和 夫 殿 1 事件の表示 昭和59年特:/F、願第44061
号2 発明の名称 商いプロテアーゼ生産能及び高いグルタミナーゼ生産能
を有するsm及びその育種法3 補正をする者 事件との関係 特許出願人 千葉県野田市野田339番地 (447)キッコーマン株式会社 代表者 茂 木 克 己 44入’;t!lj人 5 補正の対象 明 細 書 6 補正の内容 別紙のとおり (タイプ印書した明細書)

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)アスペルギルス属に属する菌株であって、高いプ
    ロテアーゼ生産能及び高いグルタミナーゼ生産能を有す
    ることを特徴とする麹菌。
  2. (2)アスペルギルス属に属する菌株が、アスペルギル
    ス・ソーヤに属する菌株であることを特徴とする特許請
    求の範囲第1項に記載の麹菌。
  3. (3)アスペルギルス属に属する菌株が、アスペルギル
    ス・万すゼーに属する菌株であることを特徴とする特r
    [請求の範囲第1項に記載の麹菌。
  4. (4)アスペルギルス・ソーヤに属する菌株が、アスペ
    ルギルス・ソーヤI)−78Mあることを特徴とする特
    許請求の範囲第2項に記載の麹菌。
  5. (5)アスペルギルス属に属する菌株であって、高いプ
    ロテアーゼ生産能を何する菌株を培養し、得られた培養
    細胞からプロトプラストを得ること、アスペルギルス属
    に属する菌株であって、高いグルタミナーゼ生産能を有
    する菌株を培養し、得られた培養細胞からプロトプラス
    トを得ること、これらをプロトプラスト融合させて融合
    細胞を得ること、融合細胞を高張再生培地において培養
    し、得られた培養物から高いプロテアーゼ生産能及び高
    いグルタミナーゼ生産能を有する融合2倍体株を選抜す
    ること、およびここに選抜された高いプロテアーゼ生産
    能及び高いグルタミナーゼ生産能を有する融合2倍体株
    を人工変異処理をすることを特徴とするアスペルギルス
    属に属する菌株であって、高いプロテアーゼ生産能及び
    高いグルタミナーゼ生産能を有する麹菌の育種法。
  6. (6)アスペルギルス属に属する菌株が、アスペルギル
    ス・ソーヤに属する菌株であることを特徴とする特許請
    求の範囲第5項に記載の麹菌の育種法。
  7. (7)アスペルギルス属に属する菌株が、アスペルギル
    ス・オリゼーに属する菌株であることを特徴とする特許
    請求の範囲第5項に記載の麹菌の育種法。
  8. (8)麹菌がアスペルギルス・ンーヤI)−7羽である
    ことを特徴とする特許請求の範囲第7項に記載の麹菌の
    育種法。
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