JPS6018686B2 - プロピレンとエチレンとの共重合体の製造法 - Google Patents
プロピレンとエチレンとの共重合体の製造法Info
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- JPS6018686B2 JPS6018686B2 JP50018118A JP1811875A JPS6018686B2 JP S6018686 B2 JPS6018686 B2 JP S6018686B2 JP 50018118 A JP50018118 A JP 50018118A JP 1811875 A JP1811875 A JP 1811875A JP S6018686 B2 JPS6018686 B2 JP S6018686B2
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Description
本発明は熱可塑性ゴムとして有用であるプロピレンとエ
チレンとの共重合体の製造法に関するものである。 熱可塑性ゴム、即ち熱可塑性重合体の代表的な加工性特
色を保有し同時に何等の加硫処理を必要としないで加硫
ゴムの弾性挙動に匹敵し得る弾性挙動が可能である重合
体の分野において、従釆商業的成功を達成した製品は主
として随意にハロゲン化されたスチレンーブタジェンの
ブロック共重合体からなる。 時としてジェンを含有するエチレンープロピレン無定形
共重合体とアルファーオレフィン類の結晶性重合体とか
らなる混和物の部分加硫によって製造せられる生成物か
らなる熱可塑性ゴムは近年市場に現われた。 従釆公知であるエチレンとアルファーオレフィン類との
結晶性共重合体の分野において、熱可塑性ゴムの分野で
興味あり得た製品はA−B−Aブロック共重合体〔ただ
しAはアィソタクチツク構造を有する重合体ブロック、
例えばポリプロピレン・ブロックであり、Bはエチレン
とアルファ−オレフィン類とのランダム共重合体の構造
を有するブロックである〕からなる。 (英国特許第113466び号明細書参照)。これらの
共重合体において、ブロックAとBの長さは最終のゴム
状弾性性質について限界的であり、したがって非常に正
確な製造法を要求する。 その中で、ガンマ結晶型のTIC13に基づく立体特異
性触媒の存在でプロピレンとエチレンとを相継いで重合
することによる製造法は使用した触媒系が非常に低い活
性でありしたがって低重合体収率のため実際上興味がな
い。エチレンとアルファーオレフイン類との結晶性フロ
ック共重合体の分野においては常にプロピレン重合にお
いて主としてアタクチック重合体の形成を促進する触媒
の存在においてエチレンとプロピレンとを相継いで重合
することに関する製造法が提案せられている。 (米国特許第3378606号明細書参照)この方法に
よって製造される重合体は、プラスチック物質の代表的
な応力−ひずみ曲線を示す。 可塑変形にかけたのちのみにおいて重合体は弾性を発揮
する。これらの製品は熱可塑性ゴムとして興味のないも
のであることが明らかである。最後に、エチレンープロ
ピレンのブロック共重合体の分野において、立体特異性
触媒の存在で二つのオレフインを相継いで重合し、オレ
フインの一つの重合がオレフインの他の一つの不存在で
行われるような条件の下で操作することによって、重合
したエチレンの高含量についての(約30〜40重量%
)結晶性ポリプロピレンの機械的性質を実質的に保有す
るプラスチック重合体が得られることは公知である。(
英国特許第総923ぴ号明細書参照)公知の如くTIC
13に基づく立体特異性触媒の存在でプロピレンとエチ
レン混合物とのストレート重合により機械的性質が重合
したエチレンの含量が10〜y5重量%を越えるや否や
徹底的に減少された製品が得られる。 (カナダ特許第67705び号明細書参照)この場合機
械的性質の低下は、高エチレン含量を以て起る弾性性質
における増加は実際的興味を失うほど著しい。 英国特許第856733号明細書からTIC13とァル
キルが3個以上の炭素原子を有するアルミニウム・アル
キルとから得られた触媒を以てエチレンとプロピレンと
の混合物を重合することにより単量体単位の雑多な分布
を有しかつ非加硫ゴムの性質を発揮する共重合体が得ら
れることが公知である。 同特許から、アィソタクチックのポリプロピレンの形成
を促進する触媒〔TIC13/N(C2比)3系参照〕
を以てエチレンとプロピレンとの混合物を重合すること
によって著量の単独重合体結晶性ポリプロピレンを含有
する非均質組成を有する重合体が得られる。本発明の方
法により製造せられるプロピレン−エチレン共重合体は
、50〜90重量%のプロピレンを含有しかつX線下で
非酉己向状態でポリプロピレン型および/またはポリエ
チレン型の結晶化度を示し;結晶化度の量は3〜50%
の範囲であり、ポリエチレン型結晶化度は20%以下で
あり;・更に該共重合体は赤外線スペクトルにおいて1
1.88ミクロンにおける吸収強度と12.16ミクロ
ンにおける吸収強度との間のR比が2〜7の範囲の値で
ありかつ7の重量%より低いプロピレン舎量に対しては
4以下であり、70〜8の重量%の範囲のプロピレン含
量に対しては3〜6であり、8の重量%を超えるプロピ
レン含量に対して4以上であることを特徴とする。 上記した値の範囲のR比は同時に良い機械的性質および
弾性性質を重合体に与えることができることについて限
界的である。 事実において、機械的性質はR比が2より低いときは不
満足であり、共重合体のプoピレン含量が高ければ高い
ほど不満足である。 逆に英重合体の弾性性質はR比が7の値を超えるときは
不十分である。このことはプロピレン含量が9の重量%
より多いときに生起する。重合体においてR比が機械的
性質および弾性性質に及ぼす影響は、11.88ミクロ
ンにおける吸収バンドが三重の螺旋状を有する頭尾結鎖
したプロピレン単位の繰返し単位に基づくものと考える
ときに説明することができる。与えられたエチレン含量
に対してR比の十分に高い値は、プロピレン単位の繰返
し単位の結晶化し得るブロックを有する可能性を与え、
したがってさもなければ特定のポリプロピレン型結晶化
度を与えるのは不可能である。高過ぎるR値(プロピレ
ンに非常に富む重合体において起る)は一方において結
晶化度を進めるが、他方においては重合体の弾性性質に
悪い影響を与える。したがって、本発明の方法により製
造された英重合体においてR比はエチレンープロピレン
混合物を重合することによって得られたすでに公知の生
成物においては、プロピレン単位の三重の螺旋状化は著
しく減少し、結局R比は高い値に達しないことを考える
ならば上述の高い値に達し得ることは驚くべきことには
穣想されないのである。 以上既に述べた如く、X線における結晶化度(非配向試
料について測定)は3〜50%の範囲でありかつポリプ
ロピレン型またはポリプロピレンとポリエチレンの混合
型またはポリエチレン型のものである。ポリエチレン型
結晶化度は20%以下であり、一般に65重量%以下の
プロピレン含量を有する製品に現われる。 溶剤によって抽出する場合の本発明の方法によって製造
された英重合体の影響は、結晶化度の含量および型並び
にR比の値に厳密に関係する。 室温でキシレンを以て、あるいは沸騰においてへブタン
を以て抽出することによって、それぞれ粗製重合体の4
0〜75重量%および20〜7の雲量%をなす不溶性残
溝が得られる。エチレンープロピレン混合物を重合する
ことによって製造された従来公知の製品において、前述
した条件の下で溶剤を以て抽出する場合の残澄のパーセ
ントは決して高くない。 キシレンとへブタンの両者を以て抽出した残湾は粗製重
合体のエチレン舎量より僅かに低いエチレン含量をする
。 かかる含量は一般に10〜25重量%、特に15〜25
重量%の範囲である。非配向状態における試料について
測定したキシレン中に溶性である残澄のX線下の結晶化
度は一般にポリプロピレン型のものである。 室温においてキシレンを以て、あるいは沸騰においてn
ーヘプタンを以て抽出した不溶性残澄の赤外線スペクト
ルにおけるR比は4〜7、特に4.5〜6である。 本発明方法により製造した共重合体の港性部分は、R比
の著しく低い値(1.8以下)および不溶性部分の機械
的および弾性性質より遥かに低い結果を濁らす機械的お
よび弾性性質の両者について不溶性部分と著しく相違す
る。溶性部分のエチレン含量は25〜45重量%の範囲
である。一般に、溶性部分はX線において若干の結晶化
度を示す。 か)る結晶化度が存在するときは、10〜15%以下で
あり、ポリプロピレン型のものである。本発明方法によ
って製造された代表的な若干の共重合体のプロピレン含
量の函数としてのR比の値は第1表に示した。 機械的および弾性特性も達成せられる値の例外的な組み
合わせを注意するために挙げた。第1表 一般に機械的および弾性性質の最も好ましい組み合わせ
を有する共重合体は55〜7四重量%の範囲のプロピレ
ン含量および2.2〜3.5のR比を有する。 また興味ある製品は70〜8の重量%のプロピレンを含
有しかつR比が3.5〜5の範囲内であるものである。
前述した本発明におけるプロピレンとエチレンとの共重
合体は、次の成分‘aーおよび‘bー:{a} 電子供
与化合物(まはルイス塩基)とAI−トリアルキル化合
物との附加反応および/または置換反応の生成物であっ
て、‘a’成分は1モルのAI−トリアルキル化合物に
対し有機酸ェステル化合物またはポリアミン化合物から
なる電子供与化合物0.1〜1モルを反応させることに
よって製造したもの、と ‘b’ 3価または4価のTiのハロゲン化化合物と前
記の電子供与化合物との附加化合物を無水2ハロゲン化
マグネシウムからなるかあるいはそれを含有する担体と
接触することによって得られる生成物であって、成分{
b〕‘まそのX線粉末スペクトルにおいてハロが普通の
非活性ハロゲン化マグネシウムのX線粉末スペクトルの
最も強い回折線特性の場所に現われ、金属Tiとして表
わしてそれに含有せられるTi化合物は触媒を製造する
に使用せられた電子供与化合物の全量の1モル当り0.
3タ原子以下であり、前記のTi化合物とAI−アルキ
ル化合物との間のモル比は0.001〜0.1の範囲で
あるもの、とを反応させることによって得られる生成物
からなる触媒の存在において、プロピレンとエチレンと
の混合物を共重合することによって得られる。 成分‘a〕‘こおいて特記した電子供与化合物とAI−
アルキル化合物の附加反応または贋換反応の生成物とは
、それぞれ電子供与化合物とAIーアルキル化合物との
複合体からなるかあるいはそれを含有する生成物および
山一トリアルキルと、例えば次式2AIR3 によって表わされる置換反応により山一トリァルキルと
反応し得る活性化した水素原子を含有する電子供与化合
物の反応生成物からなるかあるいはそれを含有する生成
物を意味する。 成分(a}において特記したN−アルキル化合物と附加
化合物および/または置換化合物を形成し得る電子供与
化合物(またはルイス塩基)は触媒の‘a減分を得るに
適する。 ‘a’成分を製造するために使用するに適する電子供与
化合物は、アミン、アミド、エーテル、ェステル、ケト
ン、ニトリル、ホスフイン、スチビン、アルシン、ホス
ホルアミド、チオエーテル、チオェステル、アルデヒド
、アルコレート、周期律表の第1、0、mおよびN族の
有機酸のアミドおよび塩類である。 最も興味ある結果は、{a}成分をAI−トリアルキル
化合物とェステルとポリアミン化合物とから選ばれた電
子供与化合物との附加生成物の形で用いることによって
得られる。 これらの化合物の例は、エチル・ベンゾエート、パラメ
トキシエチル・ベンゾエート、ジエチル・カルボネート
、エチル・アセテート、N・N・N′・N′一テトラメ
チルエチレン・ジアミン、1・2・4−トリメチルピベ
リジン、ジメチルマレエート、トリヱチルボーレ−ト、
エチル−○−クロロ−ペンゾエート、エチルナフトエー
ト、エチルトルエート、エチル−p−ブトキシベンゾエ
ート、エチルシクローヘキサノエートおよびエチルピバ
レートである。‘a’成分におけるルイス塩基/有機N
化合物の好ましいモル比は1より少なく、塩基がェステ
ルまたはジアミンであるときは0.3〜0.5である。 つぎのAI−トリアルキル化合物は{a}成分を製造す
るのに特に適する。山(C2日5り)3;N(CH3)
3;山(nC3日7)3;N(iC4日9)3。 他の山一トリアルキルの例は、 AI 触媒の‘a}成分は色々の方法で得ることができ、好ま
しいのは最初に電子供与化合物と有機公1化合物を適当
なモル比にてそれが‘b減分と反応を起す前に反応させ
ることからなる。 他の方法によれば、‘a’成分はN−トリアルキル化合
物を‘b’成分と反応させ、次で(a}成分を形成する
に適当である量において塩基を添加することによってそ
の場所に製造せられる。 ‘b}成分を製造するのに使用し得る電子供与化合物は
(aー成分の製造のために既に特記したものあるいは色
々のものであり得る。 また、この場合において、ハロゲン化したTi化合物と
複合体を生じ得る任意の電子供与化合物も{b}成分を
製造するに適する。唯一の条件は、‘aー成分を製造す
るに用いられる化合物がェステルまたはジアミン化合物
あるいはポリァミン化合物以外である場合には電子供与
化合物はジアミンまたはポリアミンであることである。
電子供与化合物は、例えば、N・N・N′・N′−テト
ラメチルエチレン・ジアミン、ベラトロール、エチルベ
ンゾエート、アセトン、2・5ーヘキサンジオン、ジメ
チルマレエート、ジメチルマロネート、テトラハイドロ
フルフリルメチルエーテル、ニトロベンゼン、ジエチル
・カーボネート、アセトフエノン、1・2・4−トリメ
チル・ピベラジン、エチル・アセテートである。 ジアミンは特に適することが証明せられる。またェステ
ルは‘a}成分を製造するに使用する塩基をェステルお
よびジアミンからなる群から選ぶときに興味ある果を与
える。使用し得るTI化合物は3価および4価のチタン
のハロゲン化化合物である。これらの化合物の例は、 TIC14、TIC13、Ti14、Ti(OC3日,
)CI3、Ti(OC4日9)2CI2、3riC13
、AIC13、Ti〔0−C(C比)=CH−CO‐C
H3〕2CI2、Ti〔N(C2氏)2)CI3、Ti
〔N(C6日5)2〕CI3、Ti(C6HECOO)
CI3、〔N−(C4日3)4〕2TIC16、Ti〔
N(C6私)2〕CI3、Ti(C6&COO)CI3
、〔N−(C4日9)4〕2TIC16、〔N(CH3
)4〕Ti2CI9、TiBLTiC130602C6
日5、LITi(OC3日72)3である。 触媒成分‘b’は色々の方法で製造することができる。 好ましいものでもあるがこれらの方法の一つは、ハロゲ
ン化マグネシウムを、得られた生成物が3〆/タ以上の
表面積を有するような条件の下で塩基と務め複合させた
Ti化合物と接触することからなる。この結果は例えば
Tj化合物の存在で担体を乾式粉砕する(溶剤の不存在
において)ことによって達成し得る。興味ある結果は、
チタン化合物を3〆/タ以上の表面積を有する穣め活性
化したハロゲン化マグネシウムとを単に粉砕することに
よっても得ることができる。 一般に成分
チレンとの共重合体の製造法に関するものである。 熱可塑性ゴム、即ち熱可塑性重合体の代表的な加工性特
色を保有し同時に何等の加硫処理を必要としないで加硫
ゴムの弾性挙動に匹敵し得る弾性挙動が可能である重合
体の分野において、従釆商業的成功を達成した製品は主
として随意にハロゲン化されたスチレンーブタジェンの
ブロック共重合体からなる。 時としてジェンを含有するエチレンープロピレン無定形
共重合体とアルファーオレフィン類の結晶性重合体とか
らなる混和物の部分加硫によって製造せられる生成物か
らなる熱可塑性ゴムは近年市場に現われた。 従釆公知であるエチレンとアルファーオレフィン類との
結晶性共重合体の分野において、熱可塑性ゴムの分野で
興味あり得た製品はA−B−Aブロック共重合体〔ただ
しAはアィソタクチツク構造を有する重合体ブロック、
例えばポリプロピレン・ブロックであり、Bはエチレン
とアルファ−オレフィン類とのランダム共重合体の構造
を有するブロックである〕からなる。 (英国特許第113466び号明細書参照)。これらの
共重合体において、ブロックAとBの長さは最終のゴム
状弾性性質について限界的であり、したがって非常に正
確な製造法を要求する。 その中で、ガンマ結晶型のTIC13に基づく立体特異
性触媒の存在でプロピレンとエチレンとを相継いで重合
することによる製造法は使用した触媒系が非常に低い活
性でありしたがって低重合体収率のため実際上興味がな
い。エチレンとアルファーオレフイン類との結晶性フロ
ック共重合体の分野においては常にプロピレン重合にお
いて主としてアタクチック重合体の形成を促進する触媒
の存在においてエチレンとプロピレンとを相継いで重合
することに関する製造法が提案せられている。 (米国特許第3378606号明細書参照)この方法に
よって製造される重合体は、プラスチック物質の代表的
な応力−ひずみ曲線を示す。 可塑変形にかけたのちのみにおいて重合体は弾性を発揮
する。これらの製品は熱可塑性ゴムとして興味のないも
のであることが明らかである。最後に、エチレンープロ
ピレンのブロック共重合体の分野において、立体特異性
触媒の存在で二つのオレフインを相継いで重合し、オレ
フインの一つの重合がオレフインの他の一つの不存在で
行われるような条件の下で操作することによって、重合
したエチレンの高含量についての(約30〜40重量%
)結晶性ポリプロピレンの機械的性質を実質的に保有す
るプラスチック重合体が得られることは公知である。(
英国特許第総923ぴ号明細書参照)公知の如くTIC
13に基づく立体特異性触媒の存在でプロピレンとエチ
レン混合物とのストレート重合により機械的性質が重合
したエチレンの含量が10〜y5重量%を越えるや否や
徹底的に減少された製品が得られる。 (カナダ特許第67705び号明細書参照)この場合機
械的性質の低下は、高エチレン含量を以て起る弾性性質
における増加は実際的興味を失うほど著しい。 英国特許第856733号明細書からTIC13とァル
キルが3個以上の炭素原子を有するアルミニウム・アル
キルとから得られた触媒を以てエチレンとプロピレンと
の混合物を重合することにより単量体単位の雑多な分布
を有しかつ非加硫ゴムの性質を発揮する共重合体が得ら
れることが公知である。 同特許から、アィソタクチックのポリプロピレンの形成
を促進する触媒〔TIC13/N(C2比)3系参照〕
を以てエチレンとプロピレンとの混合物を重合すること
によって著量の単独重合体結晶性ポリプロピレンを含有
する非均質組成を有する重合体が得られる。本発明の方
法により製造せられるプロピレン−エチレン共重合体は
、50〜90重量%のプロピレンを含有しかつX線下で
非酉己向状態でポリプロピレン型および/またはポリエ
チレン型の結晶化度を示し;結晶化度の量は3〜50%
の範囲であり、ポリエチレン型結晶化度は20%以下で
あり;・更に該共重合体は赤外線スペクトルにおいて1
1.88ミクロンにおける吸収強度と12.16ミクロ
ンにおける吸収強度との間のR比が2〜7の範囲の値で
ありかつ7の重量%より低いプロピレン舎量に対しては
4以下であり、70〜8の重量%の範囲のプロピレン含
量に対しては3〜6であり、8の重量%を超えるプロピ
レン含量に対して4以上であることを特徴とする。 上記した値の範囲のR比は同時に良い機械的性質および
弾性性質を重合体に与えることができることについて限
界的である。 事実において、機械的性質はR比が2より低いときは不
満足であり、共重合体のプoピレン含量が高ければ高い
ほど不満足である。 逆に英重合体の弾性性質はR比が7の値を超えるときは
不十分である。このことはプロピレン含量が9の重量%
より多いときに生起する。重合体においてR比が機械的
性質および弾性性質に及ぼす影響は、11.88ミクロ
ンにおける吸収バンドが三重の螺旋状を有する頭尾結鎖
したプロピレン単位の繰返し単位に基づくものと考える
ときに説明することができる。与えられたエチレン含量
に対してR比の十分に高い値は、プロピレン単位の繰返
し単位の結晶化し得るブロックを有する可能性を与え、
したがってさもなければ特定のポリプロピレン型結晶化
度を与えるのは不可能である。高過ぎるR値(プロピレ
ンに非常に富む重合体において起る)は一方において結
晶化度を進めるが、他方においては重合体の弾性性質に
悪い影響を与える。したがって、本発明の方法により製
造された英重合体においてR比はエチレンープロピレン
混合物を重合することによって得られたすでに公知の生
成物においては、プロピレン単位の三重の螺旋状化は著
しく減少し、結局R比は高い値に達しないことを考える
ならば上述の高い値に達し得ることは驚くべきことには
穣想されないのである。 以上既に述べた如く、X線における結晶化度(非配向試
料について測定)は3〜50%の範囲でありかつポリプ
ロピレン型またはポリプロピレンとポリエチレンの混合
型またはポリエチレン型のものである。ポリエチレン型
結晶化度は20%以下であり、一般に65重量%以下の
プロピレン含量を有する製品に現われる。 溶剤によって抽出する場合の本発明の方法によって製造
された英重合体の影響は、結晶化度の含量および型並び
にR比の値に厳密に関係する。 室温でキシレンを以て、あるいは沸騰においてへブタン
を以て抽出することによって、それぞれ粗製重合体の4
0〜75重量%および20〜7の雲量%をなす不溶性残
溝が得られる。エチレンープロピレン混合物を重合する
ことによって製造された従来公知の製品において、前述
した条件の下で溶剤を以て抽出する場合の残澄のパーセ
ントは決して高くない。 キシレンとへブタンの両者を以て抽出した残湾は粗製重
合体のエチレン舎量より僅かに低いエチレン含量をする
。 かかる含量は一般に10〜25重量%、特に15〜25
重量%の範囲である。非配向状態における試料について
測定したキシレン中に溶性である残澄のX線下の結晶化
度は一般にポリプロピレン型のものである。 室温においてキシレンを以て、あるいは沸騰においてn
ーヘプタンを以て抽出した不溶性残澄の赤外線スペクト
ルにおけるR比は4〜7、特に4.5〜6である。 本発明方法により製造した共重合体の港性部分は、R比
の著しく低い値(1.8以下)および不溶性部分の機械
的および弾性性質より遥かに低い結果を濁らす機械的お
よび弾性性質の両者について不溶性部分と著しく相違す
る。溶性部分のエチレン含量は25〜45重量%の範囲
である。一般に、溶性部分はX線において若干の結晶化
度を示す。 か)る結晶化度が存在するときは、10〜15%以下で
あり、ポリプロピレン型のものである。本発明方法によ
って製造された代表的な若干の共重合体のプロピレン含
量の函数としてのR比の値は第1表に示した。 機械的および弾性特性も達成せられる値の例外的な組み
合わせを注意するために挙げた。第1表 一般に機械的および弾性性質の最も好ましい組み合わせ
を有する共重合体は55〜7四重量%の範囲のプロピレ
ン含量および2.2〜3.5のR比を有する。 また興味ある製品は70〜8の重量%のプロピレンを含
有しかつR比が3.5〜5の範囲内であるものである。
前述した本発明におけるプロピレンとエチレンとの共重
合体は、次の成分‘aーおよび‘bー:{a} 電子供
与化合物(まはルイス塩基)とAI−トリアルキル化合
物との附加反応および/または置換反応の生成物であっ
て、‘a’成分は1モルのAI−トリアルキル化合物に
対し有機酸ェステル化合物またはポリアミン化合物から
なる電子供与化合物0.1〜1モルを反応させることに
よって製造したもの、と ‘b’ 3価または4価のTiのハロゲン化化合物と前
記の電子供与化合物との附加化合物を無水2ハロゲン化
マグネシウムからなるかあるいはそれを含有する担体と
接触することによって得られる生成物であって、成分{
b〕‘まそのX線粉末スペクトルにおいてハロが普通の
非活性ハロゲン化マグネシウムのX線粉末スペクトルの
最も強い回折線特性の場所に現われ、金属Tiとして表
わしてそれに含有せられるTi化合物は触媒を製造する
に使用せられた電子供与化合物の全量の1モル当り0.
3タ原子以下であり、前記のTi化合物とAI−アルキ
ル化合物との間のモル比は0.001〜0.1の範囲で
あるもの、とを反応させることによって得られる生成物
からなる触媒の存在において、プロピレンとエチレンと
の混合物を共重合することによって得られる。 成分‘a〕‘こおいて特記した電子供与化合物とAI−
アルキル化合物の附加反応または贋換反応の生成物とは
、それぞれ電子供与化合物とAIーアルキル化合物との
複合体からなるかあるいはそれを含有する生成物および
山一トリアルキルと、例えば次式2AIR3 によって表わされる置換反応により山一トリァルキルと
反応し得る活性化した水素原子を含有する電子供与化合
物の反応生成物からなるかあるいはそれを含有する生成
物を意味する。 成分(a}において特記したN−アルキル化合物と附加
化合物および/または置換化合物を形成し得る電子供与
化合物(またはルイス塩基)は触媒の‘a減分を得るに
適する。 ‘a’成分を製造するために使用するに適する電子供与
化合物は、アミン、アミド、エーテル、ェステル、ケト
ン、ニトリル、ホスフイン、スチビン、アルシン、ホス
ホルアミド、チオエーテル、チオェステル、アルデヒド
、アルコレート、周期律表の第1、0、mおよびN族の
有機酸のアミドおよび塩類である。 最も興味ある結果は、{a}成分をAI−トリアルキル
化合物とェステルとポリアミン化合物とから選ばれた電
子供与化合物との附加生成物の形で用いることによって
得られる。 これらの化合物の例は、エチル・ベンゾエート、パラメ
トキシエチル・ベンゾエート、ジエチル・カルボネート
、エチル・アセテート、N・N・N′・N′一テトラメ
チルエチレン・ジアミン、1・2・4−トリメチルピベ
リジン、ジメチルマレエート、トリヱチルボーレ−ト、
エチル−○−クロロ−ペンゾエート、エチルナフトエー
ト、エチルトルエート、エチル−p−ブトキシベンゾエ
ート、エチルシクローヘキサノエートおよびエチルピバ
レートである。‘a’成分におけるルイス塩基/有機N
化合物の好ましいモル比は1より少なく、塩基がェステ
ルまたはジアミンであるときは0.3〜0.5である。 つぎのAI−トリアルキル化合物は{a}成分を製造す
るのに特に適する。山(C2日5り)3;N(CH3)
3;山(nC3日7)3;N(iC4日9)3。 他の山一トリアルキルの例は、 AI 触媒の‘a}成分は色々の方法で得ることができ、好ま
しいのは最初に電子供与化合物と有機公1化合物を適当
なモル比にてそれが‘b減分と反応を起す前に反応させ
ることからなる。 他の方法によれば、‘a’成分はN−トリアルキル化合
物を‘b’成分と反応させ、次で(a}成分を形成する
に適当である量において塩基を添加することによってそ
の場所に製造せられる。 ‘b}成分を製造するのに使用し得る電子供与化合物は
(aー成分の製造のために既に特記したものあるいは色
々のものであり得る。 また、この場合において、ハロゲン化したTi化合物と
複合体を生じ得る任意の電子供与化合物も{b}成分を
製造するに適する。唯一の条件は、‘aー成分を製造す
るに用いられる化合物がェステルまたはジアミン化合物
あるいはポリァミン化合物以外である場合には電子供与
化合物はジアミンまたはポリアミンであることである。
電子供与化合物は、例えば、N・N・N′・N′−テト
ラメチルエチレン・ジアミン、ベラトロール、エチルベ
ンゾエート、アセトン、2・5ーヘキサンジオン、ジメ
チルマレエート、ジメチルマロネート、テトラハイドロ
フルフリルメチルエーテル、ニトロベンゼン、ジエチル
・カーボネート、アセトフエノン、1・2・4−トリメ
チル・ピベラジン、エチル・アセテートである。 ジアミンは特に適することが証明せられる。またェステ
ルは‘a}成分を製造するに使用する塩基をェステルお
よびジアミンからなる群から選ぶときに興味ある果を与
える。使用し得るTI化合物は3価および4価のチタン
のハロゲン化化合物である。これらの化合物の例は、 TIC14、TIC13、Ti14、Ti(OC3日,
)CI3、Ti(OC4日9)2CI2、3riC13
、AIC13、Ti〔0−C(C比)=CH−CO‐C
H3〕2CI2、Ti〔N(C2氏)2)CI3、Ti
〔N(C6日5)2〕CI3、Ti(C6HECOO)
CI3、〔N−(C4日3)4〕2TIC16、Ti〔
N(C6私)2〕CI3、Ti(C6&COO)CI3
、〔N−(C4日9)4〕2TIC16、〔N(CH3
)4〕Ti2CI9、TiBLTiC130602C6
日5、LITi(OC3日72)3である。 触媒成分‘b’は色々の方法で製造することができる。 好ましいものでもあるがこれらの方法の一つは、ハロゲ
ン化マグネシウムを、得られた生成物が3〆/タ以上の
表面積を有するような条件の下で塩基と務め複合させた
Ti化合物と接触することからなる。この結果は例えば
Tj化合物の存在で担体を乾式粉砕する(溶剤の不存在
において)ことによって達成し得る。興味ある結果は、
チタン化合物を3〆/タ以上の表面積を有する穣め活性
化したハロゲン化マグネシウムとを単に粉砕することに
よっても得ることができる。 一般に成分
【b}の表面積は3〆′夕より大きく、特に
20〜50れ/夕の範囲である。 附加チタン化合物の例は、 TIC14 ・ C6日。 COOC2公 ; TIC14 ・次6はCOOC2日
5:TIC14 ・pCH30C6日4COOC2日5
; TIC14 ・C6公N02:Tic13・くCH
3)2N−(CH2)2NくCH3)2;TIC14.
(CH3)2N(CH2)2N(CH3)2;TIC1
4・C3COC2日5;TIC14・2C4日80;T
IC13・C6日5COOC2日5である。 一般に担体上にあるチタン化合物の量は金属チタンとし
て表わして0.1〜10重量%の範囲である。 Ti/塩基/AIモル比はなるべく1:20:40〜1
:200:600の範囲がよい。 本発明方法において使用した触媒中に含まれた活性化状
態のハロゲン化マグネシウムは3〆/夕より大きくかつ
/またはそのX線粉末スペクトルにおいてハロが非活性
化したハロゲン化マグネシウムの最も強い回折線の場所
に現われることを特徴とするものである。 ハロゲン化マグネシウムを活性化する好ましい方法は非
活性ハロゲン化マグネシウムを公知の技術により粉砕に
かけることからなる。 粉砕はなるべ〈不活性稀釈剤の不存在におし、ボールミ
ル中で乾燥状態で行うのが好ましい。周期律表の第1、
ロ、mおよびW族の元素の無水化合物を前記の化合物か
ら得られる触媒の活性を実質的に減ずることなくハロゲ
ン化マグネシウムに添加することができる。 触媒活性の実質的変性を防ぐために、第1、0、mおよ
びW族の前記の無水化合物はハロゲン化マグネシウムと
相作用しないのである。 上述の使用し得る化合物の代表的例は、LiC1、Ca
C03、CaC12、SrC12、BaC12、Na2
S04、Na2C03、LiCr04、Na2B207
、Ca3(PQ)4、CaS04、母C03、N2(S
04)3、&03、Al203、Si○2などである。 無水ハロゲン化マグネシウムに配合せられる物質の量は
例えば30〜7の重量%に変動する広い範囲内に含まれ
る。好ましい触媒は、つぎの2つの成分‘a’および{
b’を混合することによって製造せられる。 ‘a’0.1〜0.4モルの例えばエチル・ベソゾェー
トまたはブチル・ベンゾエートあるいはエチル・p−メ
トキシベンゾェートの如き芳香族酸のェステルと複合し
たAIートリアルキル化合物、特にN−トリェチル、A
I−トリイソブチル、‘b) 触媒を製造するために使
用した全ェステルのモル数に対するTiのタ原子の比が
0.05〜0.005であるTIC14またはTIC1
3と芳香族酸のェステル、特に上記したェステルとの間
の1:1または1:2複合体をMgC12上に担持する
ことによって得られ、成分{b)はX線スペクトルにお
いてハロが普通のMgC12のスペクトルの最も強い回
折線の場所に現われることを特徴とする。 成分‘b雌公知の方法によってTIC14一有機ェステ
ル複合体を製造し、ついで複合体とMgC12との両者
をスペクトルに前記特徴あるハロが現われるまで同時粉
砕することによって得られる。 エチレン−プロピレン混合物の重合は、反応媒体として
なるべく液体プ。 ピレン中で操作することによって−10q○〜十80午
○、なるべく0℃〜十40℃の温度で行う。なるべく稀
釈剤の存在における重合は40〜8000の温度で行う
。 できるだけ均一な組成を有する製品を得る見地から重合
中において単量体の濃度は一定に保持せねぱならない。 葵重合体分子量は例えば水素の如き公知の型の調節剤を
用いることによって調節することができる。最良の弾性
および機械的性質を得るために、共重合体の固有粘度(
13500でテトラリン中で測定)は2d‘/タ以上、
一般には2〜8d‘/夕であるべきである。 特定の不飽和度を共重合体に特別の特色の反応性を与え
るために共重合体に導入すべきであるならばヱチレンー
プロピレン混合物の重合は少くとも2個の2重結合を含
有する炭化水素の存在において行う。硫黄を以て共重合
体を加硫せしめるEPDMゴムの分野において使用せら
れるジェンおよびポリェンをか)る目的で使用すること
ができる。一般に不飽和炭化水素含量は0.5〜10重
量%である。 共重合体は反応媒体から回収し、オレフィンの重合体お
よび共重合体の分野において使用せられる技術により乾
燥する。使用せられる触媒の高活性のために、一般に重
合体を触媒残澄から精製する必要はない。 他の仕上操作(均質化および粒状化)はこれまた慣用の
技術によって行われる。 ゴムの分野において使用せられる充填剤は本発明の共重
合体に配合することができる。 更に顔料、安定化剤、潤滑剤および他の添加剤並びにポ
リエチレンおよびポリプロピレンの如き重合体を配合す
ることができる。共重合体を成型品にすることは熱可塑
性重合体を成型するのに通常使用せられる技術により行
われる。 加硫したゴムに比較して、本発明による共重合体は何等
の加硫処理を必要とせず、したがって処理した材料およ
びスクラップを再使用せしめ得るという大きい利点があ
る。本発明による共重合体は特に次のものに使用するの
に適する:靴底、例えばバンパー、パイプ、ガスケツト
およびフレキシブル・ジョイントの如き自動車部品、ヘ
ルメット、フリッパー、潜水マスクの如きスポーツ用品
。 つぎに本発明を実施例を挙げて具体的に説明するが、本
発明はこれらの実施例のみに限定されるものではない。 特別に示さない限り、実施例において示した量は重量に
よる:引張強さ、破断時伸び、300%モジュラスおよ
び75%における永久伸びの測定はASTM、D412
により行い;硬度ショアーAはASTM○676を利用
して測定した。試料はプレスにおいて150q0で15
分間圧縮成型し、ついで循環水を以て10分間冷却する
ことによって得られた板から切断する。 固有粘度〔り〕は0.1重量%の重合体濃度を以て13
5午Cにてテトラリン中で測定した。 赤外線スペクトルにおける比Rは窒素雰囲気内で約16
000の温度で圧縮成型し、ついでプレスの板の間でか
つ僅かな窒素流の下で約90午0に徐々に冷却すること
によって製造した約0.10〜0.15帆の厚さを有す
る重合体薄板について測定した。10.6〜13.2ミ
クロンの範囲の試料の吸収スペクトルは分光光度計によ
って記録した。 計算のために、基礎線を、一つは約11.35ミクロン
の場所であり、他の一つは約12.9ミクロンの場所で
ある2つの最大トランスミッション場所においてスペク
トルに対し切線に描く。 吸収はこの基礎線に対して11.88ミクロン(最小ト
ランスミッション場所)および12.16ミクロンにお
いて測定する。 NaCIにおける光学系をする器具または同類器具(例
えばパーキン・ェルマー分光光度計 型番221)を用
いる。 エチレンのパーセントは圧縮成型によって得られた0.
01〜0.05cmの厚さをする重合体薄板について分
光光度計法によって測定した。 記録は120℃に加熱したセル内で起す。器具はR比の
測定について特記したのと同じ型のものである。12.
5〜15ミクロンの間の帯城における吸収カーブを記録
した。 計算については、つぎの式を利用した。エチレンの重量
%=D13.30十D13.70十D13.901.0
9S〔式中、D13.30、D13.70、D13.9
0はそれぞれ13.30、13.70および13.90
ミクロンにおける光学密度であり、Sは試料の厚さ(肌
)である〕。 光学密度は1つは約12.9ミクロンの場所にありかつ
他の一つは約14.6ミクロンの場所にある2つの最大
トランスミッション場所における試料に対し切線上にあ
る基礎線について計算した。薄板の厚さは最小の透明性
の場所におけるトランスミッションが20%より少くな
いようにすべきである。 結晶化度の含量および種類を測定するためのX線下の測
定は、窒素雰囲気内で150℃にてプレスで成型し、1
00qoで1時間やきなまし、ついで徐々に冷却するこ
とによって得た簿板について行つた。 実施例 1 450の‘のnーヘキサンに83夕のTIC14を溶解
した溶液に60分間に70ooでTIC14/エチル・
ベソゾェート最終比=1.2モルを有するような量にお
いてnーヘキサン中のエチル・ベンゾェートの溶液(1
/1容量による)を添加する。 反応は更に60分間行う。 溶液は50qoで黍発乾固する。 複合体(250夕)を6その容積を有する振動ボールミ
ル中で無水MgC12(1000夕)と共に3斑時間同
時粉砕する。 粉砕した生成物中のTi含量は約3重量%である。50
00ccのプロピレンを多管熱制御され、脱気され、蝿
梓機、温度計用穴、圧力ゲージおよびガスクロマトグラ
フィ‐分析用の試料プラグを設けた6そのステンレス・
スチール製オールクレープに導入する。 オートクレープ内の温度はlooCにする。 エチレンを浸濃パイプを通じて7.3気圧の圧力に達す
るまで導入し、温度は10qoに一定に保持する。別に
、nーヘキサン中の5.7夕(50ミリモル)のAIー
トリエチルおよび3.35夕(18.3ミリモル)のエ
チルアニセートからなる混合物の2%溶液を製造する。
この溶液を使用する前に25分間室温で反応させ、つい
でそれを不活性ガス圧力の下でオートクレープに導入す
る。 上述の如くTIC14・ェチレル・ベンゾェート複合体
をMgC12と粉砕することによって製造せられた粉末
の0.4夕を35ccのnーヘキサン中に懸濁し、つい
で加圧下でオートクレープに導入する。反応中に、圧力
をエチレンを供給することによって一定に保持する。 60分後に、反応を50ccのメタンを添加することに
よって停止し、粉末の形でオートクレープから排出され
る重合体は水蒸気贋入によってそれに含まれた溶剤をな
くす。 かくして400夕の重合体が得られ、収量は1夕の金属
チタン当り33300夕である。重合体にカレンダー中
で0.a重量%の安定剤n−オクタデシル(4−ハイド
ロキシー3・5−ジ第3級−ブチルーフェニル)プロビ
オネート〔lr髪nox(ィルガノックス)1076〕
を添加し、12ぴ○の平均温度で約10分間均一化する
。 機械的性質を測定する試験、赤外線試験、固有粘度の試
験、室温におけるキシレン中の不溶解度の試験、X線に
おける結晶化度の試験を公知の技術によって作った試片
について行った。機械的性質はつぎの如くである。 引張強さ 148X9/仇
破断時伸び 770%30
0%モジユラス 63kg/の永
久伸び75% 27%ムーニ
ー粘度(5十5)190℃ 34ショア
−A硬度23℃ 85〃
150℃ 10重合体の他
の性質はつぎの如くである。 〔り〕=4.0d上/タ R比=3.55 X線におけるポリプロピレン型結晶化度(ポリエチレン
型結晶化度は測定せず) 32%23℃にお
けるキシレンを以て抽出することにより溶解分(57.
2%)および不溶解分(42.8%)が得られた。 沸騰点1こおいてn−へブタンを以て抽出することによ
り溶解分は61.5%であり、麹溝は38.5%である
。キシレン中の残総はつぎの特性を示す。 〔り〕=4.9の/タ ェチレン含量 15.1重量%R
比 5.45ポ
リプロピレン型結晶化度(ポリエチレン型結晶化度は測
定せず) 50%キシレン中の
溶解分の特性はつぎの如くである。 〔り〕=3.5の/タ ェチレン含量 29.6%R
比 1.74ポリプ
ロピレン型結晶化度(ポリエチレン型結晶化度は測定せ
ず) 10%以下実施例 2実施例
1を、但し7.$気圧でなしに8気圧の圧力を用い、0
.051夕のTIC14・エチル・ベンゾヱート複合体
および0.189夕のMgC12からなる鮫嬢成分の0
.240夕を使用して反復した。 反応終了後実施例1の如く処理する。機械的性質はつぎ
の如くである。 引張強さ 】18kg/地
被断時伸び 590%30
0%モジユラス 56k9/流氷
久伸び75% 16%ショア
ーA硬度23℃ 80〃
150午0 14固有
粘度〔り〕は6.7の′夕である。 X線におけるプロピレン単位のための結晶化度は20%
である。粗製品中のエチレンのパーセントは33.1重
量%であり、残笹中のそれは15.1重量%である。2
3℃におけるキシレン中の残澄は43.7重量%である
。 粗製品におけるR比は3.1であり、残造中におけるR
比は4.1である。 キシレン中溶解分はエチレンの63.2重量%を含み、
結晶化度はX線において検出されない。実施例 3 熱制御装置、櫛形鯛梓機、温度計用穴、ガスクロマトグ
ラフィ−分析のための試料プラグを設けた15そが有効
である20その容積のステンレス・スチール製オートク
レープを用いる。 連続的に操作せられるオートクレープにプロピレン、エ
チレン、溶剤および触媒を供給し、重合体と不転化単量
体とを水準を一定に保持するために底から排出する。底
から排出した重合体は100『0に保持した水を含有す
る集収タンクにおいて単量体から分離する。か)る容器
において単量体を溜出し、一方重合体は分散液の形で水
と共に抽出せられる。 上記の反応器にはつぎのように触媒系の成分を供給する
。n−へキサン中のMB(メチル・ベンゾェート)の2
%溶液と共にn−へキサン中のAlEt3の10%溶液
を小さい直径の配管を通じて反応器に導入する。 配管(室温に保持)内の平均滞留時間は約26分である
。反応器への入口の直前において、TIC14‐EB(
エチル・ベンゾェ‐ト)とMやl2とを同時粉砕した生
成物のnーヘキサン中の2%懸濁液を配管に供給する。
(同時粉砕した生成物中のTi含量は3重量%であり、
粉砕時間は3斑時間である)。オートクレープの操作条
件はつぎの如くである。 温 度 約13℃圧 力
9.5気圧(絶対)滞留時間
約104分供給流はつぎの如くである。 プロピレン 3.62k9/
hエチレン 0.5総k9
/hn−へキサン 0.410
k9/hNEt3 9.
31夕/hMB 5
‐75夕/hTIC14‐EB+Mや12
0.321夕/hNEt3/MBモル比
1.94N/Tiモル比
406試験に要した時間は13.虫時間で
ある。 10k9の重合体が得られ、収量は1夕のチタン当り7
6923夕の重合体であった。 製品特性: エチレン舎量 42.1重量%ポリ
プロピレン型結晶化度(X線下) 7.5%ポリエチレ
ン型結晶化度 約5%〔り〕=8.1d‘
′タムーニー粘度(5′十5)190つ0
44R比 2.4
6機械的特性:引張強さ 1
76k9/塊破断時伸び 6
30%永久伸び75% 13%
ショアーA硬度2y0 77〃
150『0 20実施
例 4実施例3の試験を但しつぎの如く操作条件を変え
て反復した。 操業条件: 温 度 15q0圧 力
9.5気圧(絶対)滞留時間
聡分供給物: プロピレン 3.95k9/
hエチレン 0.515k9
/hnーヘキサン 0.846k
9/h水 素 ガス相中 1.25モル
%NEt3 9.456夕
/h肌B 3.877
夕/hTIC14−EB十MgC12
0.756夕/hNEt3/MBモル比=2.91N
/Tiモル比=174 試験は1幼時間行った。 10.9k9の重合体が得られ、その収量は1夕のTi
当り40000夕である。 製品の特性:エチレン含量 36.
り重量%X線下のポリプロピレン型結晶化度 10
%X線下のポリエチレン型結晶化度 痕跡〔り〕
=3.8d【/タムーニー粘度(5′十5′)190o
0 46R比
3.45引張強さ
126k9/仇破断時伸び
730%永久伸び75% 2
7%ショアーA硬度23℃ 84
〃 15000 1
6実施例 5〜105000ccのプロピレンを実施例
1において示した6そのオートクレープに導入する。 オートクレープ温度は穣め定めた温度にし、次いで第1
表に示したエチレン過圧を導入する。そこで、50ミリ
モルのアルミニウム・トリエチル、NEt3/エチル・
アニセートモル比が2.73に相当する量のエチル・ァ
ニセートおよびMや12上に担持されたTIC14・エ
チル・ベンゾェート複合体の0.15ミリモルから出発
して実施例1に記載した要領で製造した触媒を導入する
。実施例9および10においては、それぞれ1容量%お
よび3容量%の水素をエチレンと共に導入した。反応条
件と得られた結果の両者は第2表に示す通りである。第
2 表 実施例 11 実施例6の試験を、3に等しいNEt3/メチル・ベン
ゾェートモル比に相当する量でエチル・アニセートの代
りにメチル・ベンゾェートを用いかつ7■ごの代りに6
粉ごの反応時間を使用して反復した。 得られた重合体は1夕のTi当り25000夕である。 製品特性はつぎの通りである。エチレン含量=22.亀
重量% X線下の結晶化度 ポリプロピレン型:15% ポリエチレン型:非検出 〔り〕=5.0の/タ ムーニー粘度(5十5)190午C=41R比=3.8
9 機械的性質: 引張強さ=147k9/仇 彼断時伸びこ710% 300%モジユラス=79k9/地 永久伸び75%=30% ショアーA硬度23qo=90 〃 150q○=12 実施例 12〜14 多管熱制御され、脱気され、鷹梓機、温度計用穴、圧力
ゲージおよびガラスクロマトグラフイ−分析用試料プラ
グを設けた2そのステンレス・スチール製オートクレー
プに務め定めた量のプロピレンと実施例13および実施
例14においてはn−へブタンを供給する。 オートクレープは一定の温度に保持し、ついで第3表に
示したようにエチレンを過圧に導入する。実施例1に特
記した要領にしたがって、実施例1の条件の下で10ミ
リモルのアルミニウム・トリエチル、3.66ミリモル
のエチル・アニセートおよびM&12に担持したTIC
14・エチル・ベンゾェート複合体からなる触媒を別に
製造する。反応剤の量、反応条件および得られた結果を
第3表に示す。第3表 実施例 15 実施例6の試験を但し十20つ0の代りに−1000の
温度および7船ごの代りに15び分の反応時間を使用し
て反復した。 1夕の金属チタン当り38000夕の重合体が得られた
。 製品の特性はつぎの如くである。 エチレン含量=25.頚重量% X線における結晶化度 ポリプロピレン型:15% ポリエチレン型:非検出 〔り〕=6.6d‘/タ R比=3.79 沸点においてnーヘプタンを以て抽出することによって
得られる溶性分は48.3%であり、務笹は51.7%
である。 nーヘプタン中の残澄は19.5%のエチレン含量を有
する。 粗製品の機械的特性はつぎの通りである。 引張強さ 220k9/泳破
断時伸び 755%300
%モジユラス 72k9/水永
久伸び75% 20%ショ
ア−A硬度2y0 85〃
15ぴ0 10実
施例 16以下に記載した条件の下での連続試験を実施
例3に記載した如き20そのオートクレープで行った。 操業条件:温度=約21.4oo 圧力=気圧(絶対) 滞留時間=90分 供 給:プロピレン=3.761k9/hエチレン=
0.334kg/hnーヘキサン=0.680k9/h NEt3=7.700夕/h エチル・アニセートニ6.320k9/hTIC14・
エチル・ベンゾエート十 MgC12=0.487夕/h 山Et3/エチル・アニセートモル比= 1.92 触媒は実施例1の条件の下で製造した。 試験は1幼時間行った。 得られた重合体:7963夕/タTi 特性はつぎの如くである。 〔り〕=6.1d【/タ R比=4.75 機械的特性: 引張強さ 168kg/c鰭
破断時伸び 575%300
%モジユラス 114k9/〆永久伸
び75% 28%ショアーA
硬度2チ0 90″ 15
0℃ 16更に重合体の別
の特性はつぎの通りである。 エチレン含量 21重量%X線下
の結晶化度ポリプロピレン型=34% ポリエチレン型=非検出 23℃でキシレンを以て抽出することにより溶性分(聡
.1%)と残溶(61.9%)が縛られる。 キシレン中の磯澄はつぎの特性を示す。エチレン含量
18.乳蔓草%R比
5.77引張強さ
192k9′の破断時伸び
735%300%モジユラス
90kg/の永久伸び75%
私%溶性分のエチレン含量は
29重量%である。 nーヘプタンを以て抽出することによって、溶性分(5
3.6%)と残溝(46.4%)が得られる。沸騰点に
おけるnーヘブタン中の残澄はつぎの特性を有する。〔
り〕=6.7の/夕 ×線下の結晶化度 ポリプロピレン型=32% ポリエチレン型=非検出 沸騰点におけるn−へブタン中に溶性である部分の特性
はつぎの通りである。 〔り〕=5.5の′夕 ×線下の結晶化度: ポリプロピレン型=10% ポリエチレン型=非検出 なお、本発明の方法によって製造せられる英重合体の実
例を要約して示せば次の通りである。 ‘11 共重合体は55〜7の重量%のプロピレンを含
有しかつR比は2.2〜3.5の範囲の値を有する。‘
21 共重合体は70〜8の重量%のプロピレンを含有
し、R比は3.5〜5.0の範囲の値を有する。‘3}
共重合体は75〜85重量%のプロピレンを含有し、
R比は4.5〜6であり、結晶化度は30〜50%の量
でありかつポリプロピレン型のもので、室温でキシレン
に不溶性である■ 共重合体はエチレンとプロピレンと
から導かれる単量体のほかに少くとも2個の2重結合を
する炭化水素から導かれる単量体単位を含有し、後者の
単量体単位の含量は1〜1の重量%である。 なおまた本発明の方法におる実例を要約して示せば次の
如くである。 {1’触媒の成分帥と成分‘b’の両者の電子供与化合
物は安息香酸またはその誘導体のェステルでありかつT
iノェステル比は0.005〜0.05として行つ。 【21 重合は液体プロピレン中で−1ooo〜十80
ooの温度で行う。 ‘3} 重合は少くとも、2個の2重結合を含有する炭
化水素の少量の存在で行う。
20〜50れ/夕の範囲である。 附加チタン化合物の例は、 TIC14 ・ C6日。 COOC2公 ; TIC14 ・次6はCOOC2日
5:TIC14 ・pCH30C6日4COOC2日5
; TIC14 ・C6公N02:Tic13・くCH
3)2N−(CH2)2NくCH3)2;TIC14.
(CH3)2N(CH2)2N(CH3)2;TIC1
4・C3COC2日5;TIC14・2C4日80;T
IC13・C6日5COOC2日5である。 一般に担体上にあるチタン化合物の量は金属チタンとし
て表わして0.1〜10重量%の範囲である。 Ti/塩基/AIモル比はなるべく1:20:40〜1
:200:600の範囲がよい。 本発明方法において使用した触媒中に含まれた活性化状
態のハロゲン化マグネシウムは3〆/夕より大きくかつ
/またはそのX線粉末スペクトルにおいてハロが非活性
化したハロゲン化マグネシウムの最も強い回折線の場所
に現われることを特徴とするものである。 ハロゲン化マグネシウムを活性化する好ましい方法は非
活性ハロゲン化マグネシウムを公知の技術により粉砕に
かけることからなる。 粉砕はなるべ〈不活性稀釈剤の不存在におし、ボールミ
ル中で乾燥状態で行うのが好ましい。周期律表の第1、
ロ、mおよびW族の元素の無水化合物を前記の化合物か
ら得られる触媒の活性を実質的に減ずることなくハロゲ
ン化マグネシウムに添加することができる。 触媒活性の実質的変性を防ぐために、第1、0、mおよ
びW族の前記の無水化合物はハロゲン化マグネシウムと
相作用しないのである。 上述の使用し得る化合物の代表的例は、LiC1、Ca
C03、CaC12、SrC12、BaC12、Na2
S04、Na2C03、LiCr04、Na2B207
、Ca3(PQ)4、CaS04、母C03、N2(S
04)3、&03、Al203、Si○2などである。 無水ハロゲン化マグネシウムに配合せられる物質の量は
例えば30〜7の重量%に変動する広い範囲内に含まれ
る。好ましい触媒は、つぎの2つの成分‘a’および{
b’を混合することによって製造せられる。 ‘a’0.1〜0.4モルの例えばエチル・ベソゾェー
トまたはブチル・ベンゾエートあるいはエチル・p−メ
トキシベンゾェートの如き芳香族酸のェステルと複合し
たAIートリアルキル化合物、特にN−トリェチル、A
I−トリイソブチル、‘b) 触媒を製造するために使
用した全ェステルのモル数に対するTiのタ原子の比が
0.05〜0.005であるTIC14またはTIC1
3と芳香族酸のェステル、特に上記したェステルとの間
の1:1または1:2複合体をMgC12上に担持する
ことによって得られ、成分{b)はX線スペクトルにお
いてハロが普通のMgC12のスペクトルの最も強い回
折線の場所に現われることを特徴とする。 成分‘b雌公知の方法によってTIC14一有機ェステ
ル複合体を製造し、ついで複合体とMgC12との両者
をスペクトルに前記特徴あるハロが現われるまで同時粉
砕することによって得られる。 エチレン−プロピレン混合物の重合は、反応媒体として
なるべく液体プ。 ピレン中で操作することによって−10q○〜十80午
○、なるべく0℃〜十40℃の温度で行う。なるべく稀
釈剤の存在における重合は40〜8000の温度で行う
。 できるだけ均一な組成を有する製品を得る見地から重合
中において単量体の濃度は一定に保持せねぱならない。 葵重合体分子量は例えば水素の如き公知の型の調節剤を
用いることによって調節することができる。最良の弾性
および機械的性質を得るために、共重合体の固有粘度(
13500でテトラリン中で測定)は2d‘/タ以上、
一般には2〜8d‘/夕であるべきである。 特定の不飽和度を共重合体に特別の特色の反応性を与え
るために共重合体に導入すべきであるならばヱチレンー
プロピレン混合物の重合は少くとも2個の2重結合を含
有する炭化水素の存在において行う。硫黄を以て共重合
体を加硫せしめるEPDMゴムの分野において使用せら
れるジェンおよびポリェンをか)る目的で使用すること
ができる。一般に不飽和炭化水素含量は0.5〜10重
量%である。 共重合体は反応媒体から回収し、オレフィンの重合体お
よび共重合体の分野において使用せられる技術により乾
燥する。使用せられる触媒の高活性のために、一般に重
合体を触媒残澄から精製する必要はない。 他の仕上操作(均質化および粒状化)はこれまた慣用の
技術によって行われる。 ゴムの分野において使用せられる充填剤は本発明の共重
合体に配合することができる。 更に顔料、安定化剤、潤滑剤および他の添加剤並びにポ
リエチレンおよびポリプロピレンの如き重合体を配合す
ることができる。共重合体を成型品にすることは熱可塑
性重合体を成型するのに通常使用せられる技術により行
われる。 加硫したゴムに比較して、本発明による共重合体は何等
の加硫処理を必要とせず、したがって処理した材料およ
びスクラップを再使用せしめ得るという大きい利点があ
る。本発明による共重合体は特に次のものに使用するの
に適する:靴底、例えばバンパー、パイプ、ガスケツト
およびフレキシブル・ジョイントの如き自動車部品、ヘ
ルメット、フリッパー、潜水マスクの如きスポーツ用品
。 つぎに本発明を実施例を挙げて具体的に説明するが、本
発明はこれらの実施例のみに限定されるものではない。 特別に示さない限り、実施例において示した量は重量に
よる:引張強さ、破断時伸び、300%モジュラスおよ
び75%における永久伸びの測定はASTM、D412
により行い;硬度ショアーAはASTM○676を利用
して測定した。試料はプレスにおいて150q0で15
分間圧縮成型し、ついで循環水を以て10分間冷却する
ことによって得られた板から切断する。 固有粘度〔り〕は0.1重量%の重合体濃度を以て13
5午Cにてテトラリン中で測定した。 赤外線スペクトルにおける比Rは窒素雰囲気内で約16
000の温度で圧縮成型し、ついでプレスの板の間でか
つ僅かな窒素流の下で約90午0に徐々に冷却すること
によって製造した約0.10〜0.15帆の厚さを有す
る重合体薄板について測定した。10.6〜13.2ミ
クロンの範囲の試料の吸収スペクトルは分光光度計によ
って記録した。 計算のために、基礎線を、一つは約11.35ミクロン
の場所であり、他の一つは約12.9ミクロンの場所で
ある2つの最大トランスミッション場所においてスペク
トルに対し切線に描く。 吸収はこの基礎線に対して11.88ミクロン(最小ト
ランスミッション場所)および12.16ミクロンにお
いて測定する。 NaCIにおける光学系をする器具または同類器具(例
えばパーキン・ェルマー分光光度計 型番221)を用
いる。 エチレンのパーセントは圧縮成型によって得られた0.
01〜0.05cmの厚さをする重合体薄板について分
光光度計法によって測定した。 記録は120℃に加熱したセル内で起す。器具はR比の
測定について特記したのと同じ型のものである。12.
5〜15ミクロンの間の帯城における吸収カーブを記録
した。 計算については、つぎの式を利用した。エチレンの重量
%=D13.30十D13.70十D13.901.0
9S〔式中、D13.30、D13.70、D13.9
0はそれぞれ13.30、13.70および13.90
ミクロンにおける光学密度であり、Sは試料の厚さ(肌
)である〕。 光学密度は1つは約12.9ミクロンの場所にありかつ
他の一つは約14.6ミクロンの場所にある2つの最大
トランスミッション場所における試料に対し切線上にあ
る基礎線について計算した。薄板の厚さは最小の透明性
の場所におけるトランスミッションが20%より少くな
いようにすべきである。 結晶化度の含量および種類を測定するためのX線下の測
定は、窒素雰囲気内で150℃にてプレスで成型し、1
00qoで1時間やきなまし、ついで徐々に冷却するこ
とによって得た簿板について行つた。 実施例 1 450の‘のnーヘキサンに83夕のTIC14を溶解
した溶液に60分間に70ooでTIC14/エチル・
ベソゾェート最終比=1.2モルを有するような量にお
いてnーヘキサン中のエチル・ベンゾェートの溶液(1
/1容量による)を添加する。 反応は更に60分間行う。 溶液は50qoで黍発乾固する。 複合体(250夕)を6その容積を有する振動ボールミ
ル中で無水MgC12(1000夕)と共に3斑時間同
時粉砕する。 粉砕した生成物中のTi含量は約3重量%である。50
00ccのプロピレンを多管熱制御され、脱気され、蝿
梓機、温度計用穴、圧力ゲージおよびガスクロマトグラ
フィ‐分析用の試料プラグを設けた6そのステンレス・
スチール製オールクレープに導入する。 オートクレープ内の温度はlooCにする。 エチレンを浸濃パイプを通じて7.3気圧の圧力に達す
るまで導入し、温度は10qoに一定に保持する。別に
、nーヘキサン中の5.7夕(50ミリモル)のAIー
トリエチルおよび3.35夕(18.3ミリモル)のエ
チルアニセートからなる混合物の2%溶液を製造する。
この溶液を使用する前に25分間室温で反応させ、つい
でそれを不活性ガス圧力の下でオートクレープに導入す
る。 上述の如くTIC14・ェチレル・ベンゾェート複合体
をMgC12と粉砕することによって製造せられた粉末
の0.4夕を35ccのnーヘキサン中に懸濁し、つい
で加圧下でオートクレープに導入する。反応中に、圧力
をエチレンを供給することによって一定に保持する。 60分後に、反応を50ccのメタンを添加することに
よって停止し、粉末の形でオートクレープから排出され
る重合体は水蒸気贋入によってそれに含まれた溶剤をな
くす。 かくして400夕の重合体が得られ、収量は1夕の金属
チタン当り33300夕である。重合体にカレンダー中
で0.a重量%の安定剤n−オクタデシル(4−ハイド
ロキシー3・5−ジ第3級−ブチルーフェニル)プロビ
オネート〔lr髪nox(ィルガノックス)1076〕
を添加し、12ぴ○の平均温度で約10分間均一化する
。 機械的性質を測定する試験、赤外線試験、固有粘度の試
験、室温におけるキシレン中の不溶解度の試験、X線に
おける結晶化度の試験を公知の技術によって作った試片
について行った。機械的性質はつぎの如くである。 引張強さ 148X9/仇
破断時伸び 770%30
0%モジユラス 63kg/の永
久伸び75% 27%ムーニ
ー粘度(5十5)190℃ 34ショア
−A硬度23℃ 85〃
150℃ 10重合体の他
の性質はつぎの如くである。 〔り〕=4.0d上/タ R比=3.55 X線におけるポリプロピレン型結晶化度(ポリエチレン
型結晶化度は測定せず) 32%23℃にお
けるキシレンを以て抽出することにより溶解分(57.
2%)および不溶解分(42.8%)が得られた。 沸騰点1こおいてn−へブタンを以て抽出することによ
り溶解分は61.5%であり、麹溝は38.5%である
。キシレン中の残総はつぎの特性を示す。 〔り〕=4.9の/タ ェチレン含量 15.1重量%R
比 5.45ポ
リプロピレン型結晶化度(ポリエチレン型結晶化度は測
定せず) 50%キシレン中の
溶解分の特性はつぎの如くである。 〔り〕=3.5の/タ ェチレン含量 29.6%R
比 1.74ポリプ
ロピレン型結晶化度(ポリエチレン型結晶化度は測定せ
ず) 10%以下実施例 2実施例
1を、但し7.$気圧でなしに8気圧の圧力を用い、0
.051夕のTIC14・エチル・ベンゾヱート複合体
および0.189夕のMgC12からなる鮫嬢成分の0
.240夕を使用して反復した。 反応終了後実施例1の如く処理する。機械的性質はつぎ
の如くである。 引張強さ 】18kg/地
被断時伸び 590%30
0%モジユラス 56k9/流氷
久伸び75% 16%ショア
ーA硬度23℃ 80〃
150午0 14固有
粘度〔り〕は6.7の′夕である。 X線におけるプロピレン単位のための結晶化度は20%
である。粗製品中のエチレンのパーセントは33.1重
量%であり、残笹中のそれは15.1重量%である。2
3℃におけるキシレン中の残澄は43.7重量%である
。 粗製品におけるR比は3.1であり、残造中におけるR
比は4.1である。 キシレン中溶解分はエチレンの63.2重量%を含み、
結晶化度はX線において検出されない。実施例 3 熱制御装置、櫛形鯛梓機、温度計用穴、ガスクロマトグ
ラフィ−分析のための試料プラグを設けた15そが有効
である20その容積のステンレス・スチール製オートク
レープを用いる。 連続的に操作せられるオートクレープにプロピレン、エ
チレン、溶剤および触媒を供給し、重合体と不転化単量
体とを水準を一定に保持するために底から排出する。底
から排出した重合体は100『0に保持した水を含有す
る集収タンクにおいて単量体から分離する。か)る容器
において単量体を溜出し、一方重合体は分散液の形で水
と共に抽出せられる。 上記の反応器にはつぎのように触媒系の成分を供給する
。n−へキサン中のMB(メチル・ベンゾェート)の2
%溶液と共にn−へキサン中のAlEt3の10%溶液
を小さい直径の配管を通じて反応器に導入する。 配管(室温に保持)内の平均滞留時間は約26分である
。反応器への入口の直前において、TIC14‐EB(
エチル・ベンゾェ‐ト)とMやl2とを同時粉砕した生
成物のnーヘキサン中の2%懸濁液を配管に供給する。
(同時粉砕した生成物中のTi含量は3重量%であり、
粉砕時間は3斑時間である)。オートクレープの操作条
件はつぎの如くである。 温 度 約13℃圧 力
9.5気圧(絶対)滞留時間
約104分供給流はつぎの如くである。 プロピレン 3.62k9/
hエチレン 0.5総k9
/hn−へキサン 0.410
k9/hNEt3 9.
31夕/hMB 5
‐75夕/hTIC14‐EB+Mや12
0.321夕/hNEt3/MBモル比
1.94N/Tiモル比
406試験に要した時間は13.虫時間で
ある。 10k9の重合体が得られ、収量は1夕のチタン当り7
6923夕の重合体であった。 製品特性: エチレン舎量 42.1重量%ポリ
プロピレン型結晶化度(X線下) 7.5%ポリエチレ
ン型結晶化度 約5%〔り〕=8.1d‘
′タムーニー粘度(5′十5)190つ0
44R比 2.4
6機械的特性:引張強さ 1
76k9/塊破断時伸び 6
30%永久伸び75% 13%
ショアーA硬度2y0 77〃
150『0 20実施
例 4実施例3の試験を但しつぎの如く操作条件を変え
て反復した。 操業条件: 温 度 15q0圧 力
9.5気圧(絶対)滞留時間
聡分供給物: プロピレン 3.95k9/
hエチレン 0.515k9
/hnーヘキサン 0.846k
9/h水 素 ガス相中 1.25モル
%NEt3 9.456夕
/h肌B 3.877
夕/hTIC14−EB十MgC12
0.756夕/hNEt3/MBモル比=2.91N
/Tiモル比=174 試験は1幼時間行った。 10.9k9の重合体が得られ、その収量は1夕のTi
当り40000夕である。 製品の特性:エチレン含量 36.
り重量%X線下のポリプロピレン型結晶化度 10
%X線下のポリエチレン型結晶化度 痕跡〔り〕
=3.8d【/タムーニー粘度(5′十5′)190o
0 46R比
3.45引張強さ
126k9/仇破断時伸び
730%永久伸び75% 2
7%ショアーA硬度23℃ 84
〃 15000 1
6実施例 5〜105000ccのプロピレンを実施例
1において示した6そのオートクレープに導入する。 オートクレープ温度は穣め定めた温度にし、次いで第1
表に示したエチレン過圧を導入する。そこで、50ミリ
モルのアルミニウム・トリエチル、NEt3/エチル・
アニセートモル比が2.73に相当する量のエチル・ァ
ニセートおよびMや12上に担持されたTIC14・エ
チル・ベンゾェート複合体の0.15ミリモルから出発
して実施例1に記載した要領で製造した触媒を導入する
。実施例9および10においては、それぞれ1容量%お
よび3容量%の水素をエチレンと共に導入した。反応条
件と得られた結果の両者は第2表に示す通りである。第
2 表 実施例 11 実施例6の試験を、3に等しいNEt3/メチル・ベン
ゾェートモル比に相当する量でエチル・アニセートの代
りにメチル・ベンゾェートを用いかつ7■ごの代りに6
粉ごの反応時間を使用して反復した。 得られた重合体は1夕のTi当り25000夕である。 製品特性はつぎの通りである。エチレン含量=22.亀
重量% X線下の結晶化度 ポリプロピレン型:15% ポリエチレン型:非検出 〔り〕=5.0の/タ ムーニー粘度(5十5)190午C=41R比=3.8
9 機械的性質: 引張強さ=147k9/仇 彼断時伸びこ710% 300%モジユラス=79k9/地 永久伸び75%=30% ショアーA硬度23qo=90 〃 150q○=12 実施例 12〜14 多管熱制御され、脱気され、鷹梓機、温度計用穴、圧力
ゲージおよびガラスクロマトグラフイ−分析用試料プラ
グを設けた2そのステンレス・スチール製オートクレー
プに務め定めた量のプロピレンと実施例13および実施
例14においてはn−へブタンを供給する。 オートクレープは一定の温度に保持し、ついで第3表に
示したようにエチレンを過圧に導入する。実施例1に特
記した要領にしたがって、実施例1の条件の下で10ミ
リモルのアルミニウム・トリエチル、3.66ミリモル
のエチル・アニセートおよびM&12に担持したTIC
14・エチル・ベンゾェート複合体からなる触媒を別に
製造する。反応剤の量、反応条件および得られた結果を
第3表に示す。第3表 実施例 15 実施例6の試験を但し十20つ0の代りに−1000の
温度および7船ごの代りに15び分の反応時間を使用し
て反復した。 1夕の金属チタン当り38000夕の重合体が得られた
。 製品の特性はつぎの如くである。 エチレン含量=25.頚重量% X線における結晶化度 ポリプロピレン型:15% ポリエチレン型:非検出 〔り〕=6.6d‘/タ R比=3.79 沸点においてnーヘプタンを以て抽出することによって
得られる溶性分は48.3%であり、務笹は51.7%
である。 nーヘプタン中の残澄は19.5%のエチレン含量を有
する。 粗製品の機械的特性はつぎの通りである。 引張強さ 220k9/泳破
断時伸び 755%300
%モジユラス 72k9/水永
久伸び75% 20%ショ
ア−A硬度2y0 85〃
15ぴ0 10実
施例 16以下に記載した条件の下での連続試験を実施
例3に記載した如き20そのオートクレープで行った。 操業条件:温度=約21.4oo 圧力=気圧(絶対) 滞留時間=90分 供 給:プロピレン=3.761k9/hエチレン=
0.334kg/hnーヘキサン=0.680k9/h NEt3=7.700夕/h エチル・アニセートニ6.320k9/hTIC14・
エチル・ベンゾエート十 MgC12=0.487夕/h 山Et3/エチル・アニセートモル比= 1.92 触媒は実施例1の条件の下で製造した。 試験は1幼時間行った。 得られた重合体:7963夕/タTi 特性はつぎの如くである。 〔り〕=6.1d【/タ R比=4.75 機械的特性: 引張強さ 168kg/c鰭
破断時伸び 575%300
%モジユラス 114k9/〆永久伸
び75% 28%ショアーA
硬度2チ0 90″ 15
0℃ 16更に重合体の別
の特性はつぎの通りである。 エチレン含量 21重量%X線下
の結晶化度ポリプロピレン型=34% ポリエチレン型=非検出 23℃でキシレンを以て抽出することにより溶性分(聡
.1%)と残溶(61.9%)が縛られる。 キシレン中の磯澄はつぎの特性を示す。エチレン含量
18.乳蔓草%R比
5.77引張強さ
192k9′の破断時伸び
735%300%モジユラス
90kg/の永久伸び75%
私%溶性分のエチレン含量は
29重量%である。 nーヘプタンを以て抽出することによって、溶性分(5
3.6%)と残溝(46.4%)が得られる。沸騰点に
おけるnーヘブタン中の残澄はつぎの特性を有する。〔
り〕=6.7の/夕 ×線下の結晶化度 ポリプロピレン型=32% ポリエチレン型=非検出 沸騰点におけるn−へブタン中に溶性である部分の特性
はつぎの通りである。 〔り〕=5.5の′夕 ×線下の結晶化度: ポリプロピレン型=10% ポリエチレン型=非検出 なお、本発明の方法によって製造せられる英重合体の実
例を要約して示せば次の通りである。 ‘11 共重合体は55〜7の重量%のプロピレンを含
有しかつR比は2.2〜3.5の範囲の値を有する。‘
21 共重合体は70〜8の重量%のプロピレンを含有
し、R比は3.5〜5.0の範囲の値を有する。‘3}
共重合体は75〜85重量%のプロピレンを含有し、
R比は4.5〜6であり、結晶化度は30〜50%の量
でありかつポリプロピレン型のもので、室温でキシレン
に不溶性である■ 共重合体はエチレンとプロピレンと
から導かれる単量体のほかに少くとも2個の2重結合を
する炭化水素から導かれる単量体単位を含有し、後者の
単量体単位の含量は1〜1の重量%である。 なおまた本発明の方法におる実例を要約して示せば次の
如くである。 {1’触媒の成分帥と成分‘b’の両者の電子供与化合
物は安息香酸またはその誘導体のェステルでありかつT
iノェステル比は0.005〜0.05として行つ。 【21 重合は液体プロピレン中で−1ooo〜十80
ooの温度で行う。 ‘3} 重合は少くとも、2個の2重結合を含有する炭
化水素の少量の存在で行う。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 次の成分(a)および(b): (a) 電子供与化合物(まはルイス塩基)とAl−ト
リアルキル化合物との附加反応および/または置換反応
の生成物であつて、(a)成分は1モルのAl−トリア
ルキル化合物に対し有機酸エステル化合物またはポリア
ミン化合物からなる電子供与化合物0.1〜1モルを反
応させることによつて製造したもの、と (b) 3価または4価のTiのハロゲン化化合物と前
記の電子供与化合物との附加化合物を無水2ハロゲン化
マグネシウムからなるかあるいはそれを含有する担体と
接触することによつて得られる生成物であつて、成分(
b)はそのX線粉末スペクトルにおいてハロが普通の非
活性ハロゲン化マグネシウムのX線粉末スペクトルの最
も強い回折線特性の場所に現われ、金属Tiとして表わ
してそれに含有せられるTi化合物は触媒を製造するに
使用せられた電子供与化合物の全量の1モル当り0.3
g原子以下であり、前記のTi化合物とAl−アルキル
化合物との間のモル比は0.001〜0.1の範囲であ
るもの、とを反応させることによつて得られる生成物か
らなる触媒の存在において、プロピレンとエチレンとの
混合物を共重合することを特徴とする50〜90重量%
のプロピレンを含有しかつX線下で非配向状態でポリプ
ロピレン型および/またはポリエチレン型の結晶化度を
示し;結晶化度の量は3〜50%の範囲であり、ポリエ
チレン型結晶化度は20%以下であり;更に該共重合体
は赤外線スペクトルにおいて11.88ミクロンにおけ
る吸収強度と12.16ミクロンにおける吸収強度との
間のR比が2〜7の範囲の値でありかつ70重量%より
低いプロピレン含量に対しては4以下であり、70〜8
0重量%の範囲のプロピレン含量に対しては3〜6であ
り、80重量%を超えるプロピレン含量に対しては4以
上であることからなるプロピレンとエチレンとの共重合
体の製造法。
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