JPS60181023A - 漢方局所麻酔性組成物 - Google Patents
漢方局所麻酔性組成物Info
- Publication number
- JPS60181023A JPS60181023A JP59037636A JP3763684A JPS60181023A JP S60181023 A JPS60181023 A JP S60181023A JP 59037636 A JP59037636 A JP 59037636A JP 3763684 A JP3763684 A JP 3763684A JP S60181023 A JPS60181023 A JP S60181023A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- local anesthetic
- decumbens
- ointment
- chinese
- plant
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Medicines Containing Plant Substances (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔技術分野〕
本発明は、漢方生薬による局所麻酔性組成物に関するも
のである。
のである。
従来、種々のかゆみを止めるには、合成系の局所麻酔剤
を用いている。ところが、近年増加の傾向にあるアレル
ギ一体質の患者の場合は、合成系の局所麻酔剤は、逆に
かゆみを悪化させることもしばしばである。
を用いている。ところが、近年増加の傾向にあるアレル
ギ一体質の患者の場合は、合成系の局所麻酔剤は、逆に
かゆみを悪化させることもしばしばである。
また、最近、頭皮のかゆみをともなうフケや脱毛症が多
くなってきており、その際の止痒にはハツカ油等の清涼
刺激剤により対処する以外、良い方法が見当たらなかっ
た。
くなってきており、その際の止痒にはハツカ油等の清涼
刺激剤により対処する以外、良い方法が見当たらなかっ
た。
かかる実情下に本発明者らは、アレルギ一体質のヒトに
も適用でき、かつ頭皮のかゆみに対しても有効な局所麻
酔性組成物を得るべく種々検討した結果、驚くべきこと
に従来鎮痛薬として、それぞれ内服している延胡索と白
屈菜とを併用して外用することによって、アレルギ一体
質のヒトに対して有害反応を示さず、しかも強力な局所
麻酔作用(例えば止痒作用)が得られることを見いだし
た。
も適用でき、かつ頭皮のかゆみに対しても有効な局所麻
酔性組成物を得るべく種々検討した結果、驚くべきこと
に従来鎮痛薬として、それぞれ内服している延胡索と白
屈菜とを併用して外用することによって、アレルギ一体
質のヒトに対して有害反応を示さず、しかも強力な局所
麻酔作用(例えば止痒作用)が得られることを見いだし
た。
本発明は、かかる新知見に基づいて完成されたものであ
り、漢方生薬である延胡索及び白屈菜を有効成分として
含有してなる局所麻酔性組成物に関するものである。
り、漢方生薬である延胡索及び白屈菜を有効成分として
含有してなる局所麻酔性組成物に関するものである。
本発明に用いる延胡索はケシ科(Family Pap
av−eraceae )の植物・ジロボウエンゴサク
(Coryda−1is decumbens PER
50ON )及びその同居植物(例えば、 Coryd
aljs ternuLa MAXINOCoryda
lis+ bu−Ibosa、 DCなど)の根茎を乾
燥したものである。
av−eraceae )の植物・ジロボウエンゴサク
(Coryda−1is decumbens PER
50ON )及びその同居植物(例えば、 Coryd
aljs ternuLa MAXINOCoryda
lis+ bu−Ibosa、 DCなど)の根茎を乾
燥したものである。
また、白屈菜は、ケシ科のクサノオウ(Chel id
−onuim myius L、 5ubsp、 ov
siaLicu蒙11AR^)の全11AR^全体)を
乾燥したものである。
−onuim myius L、 5ubsp、 ov
siaLicu蒙11AR^)の全11AR^全体)を
乾燥したものである。
これら有効成分は、その微粉末、エキス等の形態で本発
明に供せられる。
明に供せられる。
エキスとしては、メタノール、エタノールなどのアルコ
ール、アセトンなどのケトン、ジエチルエーテルなどの
エーテル、ベンゼンなどの芳香族等の有機溶媒にて抽出
されたもの、また水に@(例えば、塩酸などの無機酸、
クエン酸、酒石酸、酢酸などの有機酸)を加えて抽出さ
れたものなどが用いられる。この際、酸の添加量は乾燥
生薬に対して0.1〜5重量%程度であることが好まし
い。
ール、アセトンなどのケトン、ジエチルエーテルなどの
エーテル、ベンゼンなどの芳香族等の有機溶媒にて抽出
されたもの、また水に@(例えば、塩酸などの無機酸、
クエン酸、酒石酸、酢酸などの有機酸)を加えて抽出さ
れたものなどが用いられる。この際、酸の添加量は乾燥
生薬に対して0.1〜5重量%程度であることが好まし
い。
水と酸とで抽出したエキスは、アンモニア、炭酸°?ル
カリ等で中和してから本発明に供してもよいが、長期保
存を目的とする場合には、安定性の見地から中和しない
方が好ましい。
カリ等で中和してから本発明に供してもよいが、長期保
存を目的とする場合には、安定性の見地から中和しない
方が好ましい。
本発明の局所麻酔性組成物の有効成分は、いずれも古来
より経口的に投与されているものであって、それらの安
全性はすでに確立されているものである。
より経口的に投与されているものであって、それらの安
全性はすでに確立されているものである。
本発明の局所麻酔性組成物は、好ましくは止痒剤などの
医薬品、石鹸、ヘアトニック、入浴剤などとして有用で
ある。
医薬品、石鹸、ヘアトニック、入浴剤などとして有用で
ある。
本発明の局所麻酔性組成物を医薬として使用する場合は
、好ましくは製薬上許容しうる担体、賦形剤、希釈剤な
どの製薬用添加剤と混合して、自体既知の外用剤の形態
(例えば、軟膏、貼付剤、液剤)とされる。
、好ましくは製薬上許容しうる担体、賦形剤、希釈剤な
どの製薬用添加剤と混合して、自体既知の外用剤の形態
(例えば、軟膏、貼付剤、液剤)とされる。
軟膏としては、親水ワセリン、吸水軟膏、マクロゴール
、ワセリン、ミツロウ系等を基剤とする製剤が好ましい
。貼付剤としては、ゴム系、アクリル系、ニカワ−ゼラ
チン系等を粘着膏体とするものが好ましい。また、液剤
としては、アセトン、メチルエチルケトンなどのケトン
、エタノールなどのアルコール、グリセリン、プロピレ
ングリコール、ジエチルセバケート、水等を溶媒とする
ものが好ましい。
、ワセリン、ミツロウ系等を基剤とする製剤が好ましい
。貼付剤としては、ゴム系、アクリル系、ニカワ−ゼラ
チン系等を粘着膏体とするものが好ましい。また、液剤
としては、アセトン、メチルエチルケトンなどのケトン
、エタノールなどのアルコール、グリセリン、プロピレ
ングリコール、ジエチルセバケート、水等を溶媒とする
ものが好ましい。
また、本発明組成物を、石鹸、ヘアトニック、入浴剤等
として使用する場合には、従来の石鹸、ヘアトニック、
入浴剤に上記組成物を添加すればよい。
として使用する場合には、従来の石鹸、ヘアトニック、
入浴剤に上記組成物を添加すればよい。
延胡索と白屈菜との組成比は、通常1:lO〜10:1
、好ましくは1:2〜5:1である。
、好ましくは1:2〜5:1である。
これら両成分の基剤等への配合量は、例えば軟膏等の基
剤に対しては、vk粉末として、両成分それぞれ0.1
〜20重量%程度、好ましくは0.5〜20重景%重量
である。
剤に対しては、vk粉末として、両成分それぞれ0.1
〜20重量%程度、好ましくは0.5〜20重景%重量
である。
本発明の組成物をたとえば止痒剤として使用する場合、
ヒトを含む咄乳動物に対して外用投与される。投与量は
止痒作用を発揮するに十分な量であればよく、それは治
療対象動物、症状、剤型等によって変動しうるが、一般
に軟膏剤を虫すサレの治療に対して使用する場合は、通
當1回5〜20■、就中10II+gであり、投与回数
は1日1〜8回の範囲で適宜選択しうる。
ヒトを含む咄乳動物に対して外用投与される。投与量は
止痒作用を発揮するに十分な量であればよく、それは治
療対象動物、症状、剤型等によって変動しうるが、一般
に軟膏剤を虫すサレの治療に対して使用する場合は、通
當1回5〜20■、就中10II+gであり、投与回数
は1日1〜8回の範囲で適宜選択しうる。
実施例1
親水ワセリンに下記生薬を下記濃度となるように配合し
て軟膏を得た。
て軟膏を得た。
延胡索乾燥粉末 5重量%
白屈菜乾燥粉末 5重量%
実施例2
実施例1と同様して下記生薬を含む軟膏を得た。
延胡索エタノールエキス 5重量%
白屈菜エタノールエキス 5重量%
実施例3
エタノール 60g
グリセリン 5g
精製水 35g
よりなる水剤ヘースに下記の生薬を配合して液剤を得た
。
。
延胡索クエン酸水製エキス 2g
白屈菜エタノールエキス 3g
比較例1
実施例1において延胡索乾燥粉末を除去し、白屈菜乾燥
粉末lO諏量%の処方とした軟膏を得た。
粉末lO諏量%の処方とした軟膏を得た。
比較例2
実施例3において白屈菜エタノールエキスを除去し、延
胡索クエン酸水製エキス5gの処方とした軟膏を得た。
胡索クエン酸水製エキス5gの処方とした軟膏を得た。
実験例1
第10改正日本薬局方の絆創膏を8時間貼(t l&、
実施例及び比較例の製剤を投与し、かゆみ消失までの時
間をめその結果を第1表に示した。本実験結果は、それ
ぞれ10名の平均時間である。
実施例及び比較例の製剤を投与し、かゆみ消失までの時
間をめその結果を第1表に示した。本実験結果は、それ
ぞれ10名の平均時間である。
実験例2
頭皮のかゆみに対し°ζ、実施例び比較例の製剤を投与
し、かゆみ消失までの時間をめその結果を第1表に示し
た。本実験結果は、それぞれ16名の平均時間である。
し、かゆみ消失までの時間をめその結果を第1表に示し
た。本実験結果は、それぞれ16名の平均時間である。
(以下余白)
第1表
上記実験結果から明らかなように、本発明の局所麻酔性
組成物は、止環までの時間が著しく短縮されており、本
発明組成物の局所麻酔作用、就中、止環作用が極めて高
いものであることが理解されよう。
組成物は、止環までの時間が著しく短縮されており、本
発明組成物の局所麻酔作用、就中、止環作用が極めて高
いものであることが理解されよう。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 +11 延胡索及び白屈菜を含有してなる局所麻酔性組
成物。 (2)延胡索及び白屈菜の少なくとも一方がエキスの形
態である特許請求の範囲第(1)項記載の局所麻酔性組
成物。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59037636A JPS60181023A (ja) | 1984-02-28 | 1984-02-28 | 漢方局所麻酔性組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59037636A JPS60181023A (ja) | 1984-02-28 | 1984-02-28 | 漢方局所麻酔性組成物 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60181023A true JPS60181023A (ja) | 1985-09-14 |
Family
ID=12503127
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP59037636A Pending JPS60181023A (ja) | 1984-02-28 | 1984-02-28 | 漢方局所麻酔性組成物 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60181023A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH05255102A (ja) * | 1992-03-13 | 1993-10-05 | Shiseido Co Ltd | テストステロン−5−α−レダクターゼ阻害剤 |
JPH0753392A (ja) * | 1991-07-09 | 1995-02-28 | Steigerwald Arzneimittelwerk Gmbh | 激越状態及び神経機能不全の治療用製剤及びその使用 |
-
1984
- 1984-02-28 JP JP59037636A patent/JPS60181023A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0753392A (ja) * | 1991-07-09 | 1995-02-28 | Steigerwald Arzneimittelwerk Gmbh | 激越状態及び神経機能不全の治療用製剤及びその使用 |
JPH05255102A (ja) * | 1992-03-13 | 1993-10-05 | Shiseido Co Ltd | テストステロン−5−α−レダクターゼ阻害剤 |
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