JPS6017777Y2 - 温度ヒユ−ズ - Google Patents
温度ヒユ−ズInfo
- Publication number
- JPS6017777Y2 JPS6017777Y2 JP13329982U JP13329982U JPS6017777Y2 JP S6017777 Y2 JPS6017777 Y2 JP S6017777Y2 JP 13329982 U JP13329982 U JP 13329982U JP 13329982 U JP13329982 U JP 13329982U JP S6017777 Y2 JPS6017777 Y2 JP S6017777Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- conductor
- alloy
- fuse
- temperature fuse
- temperature
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Description
【考案の詳細な説明】
本考案は互いに対向する二つの導体間を設定温度にて溶
融するヒユーズ合金にて接続し、この一方又は双方の導
体端部に於て上記ヒユーズ合金の外周を覆うようにして
コイルスプリングを設け、溶融金属のもつ半田付性と表
面張力との相乗効果にて瞬時にしかも確実な溶断を行う
ようになしたる温度ヒユーズに関するものである。
融するヒユーズ合金にて接続し、この一方又は双方の導
体端部に於て上記ヒユーズ合金の外周を覆うようにして
コイルスプリングを設け、溶融金属のもつ半田付性と表
面張力との相乗効果にて瞬時にしかも確実な溶断を行う
ようになしたる温度ヒユーズに関するものである。
従来対向する二つの導体間を温度ヒユーズ合金にて連結
し、その合金の外周を活性化した合成樹脂にてコーティ
ングしてなるものは、その構造的に極めて簡易である。
し、その合金の外周を活性化した合成樹脂にてコーティ
ングしてなるものは、その構造的に極めて簡易である。
しかしその動作原理は温度ヒユーズ合金の溶融時の金属
の表面張力や凝集力を利用腰且溶断を促進するためフラ
ックス性を有する活性樹脂を使用している。
の表面張力や凝集力を利用腰且溶断を促進するためフラ
ックス性を有する活性樹脂を使用している。
このため、上記温度ヒユーズ合金の溶融時合金の離開速
度が極めて緩慢であり、また離開間隔が不同である。
度が極めて緩慢であり、また離開間隔が不同である。
このことは通常使用時に於ては回路に通電されているた
め、殊に負荷電流が定格の上限にある場合などは動作時
又は動作後の離開間隔が極めて狭い場合にはスパークが
生じり、耐電圧が通常の定格電圧(1500V 1分間
)に満たない等、温度ヒユーズ合金を取り付けた機器の
安全を保証できない等の欠点がある。
め、殊に負荷電流が定格の上限にある場合などは動作時
又は動作後の離開間隔が極めて狭い場合にはスパークが
生じり、耐電圧が通常の定格電圧(1500V 1分間
)に満たない等、温度ヒユーズ合金を取り付けた機器の
安全を保証できない等の欠点がある。
本考案はこれに鑑みてなしたもので、以下図示の実施例
に基づいて説明する。
に基づいて説明する。
図に於て1,2は互いに所要の間隔をおいて対向せしめ
る導体で、この導体の互いの対向面端部に線材を螺施状
巻収したコイルスプリング3を一体に設ける。
る導体で、この導体の互いの対向面端部に線材を螺施状
巻収したコイルスプリング3を一体に設ける。
これは第1図に示す如く一方の導体端部に突設してもあ
るいは第2図に示す如く対向する二つの導体ともその端
部に突設してもよい。
るいは第2図に示す如く対向する二つの導体ともその端
部に突設してもよい。
そしてこの導体端部へのコイルスプリング3の固定は導
体の一部あるいはコイルスプリングの一端をかしめるこ
とによって行うこともできるし、又は温度ヒユーズ合金
の溶融温度よりはるかに高い温度でしか溶融されないよ
うな金属をもっであるいは導体の一部を溶融して溶着す
ることもできる。
体の一部あるいはコイルスプリングの一端をかしめるこ
とによって行うこともできるし、又は温度ヒユーズ合金
の溶融温度よりはるかに高い温度でしか溶融されないよ
うな金属をもっであるいは導体の一部を溶融して溶着す
ることもできる。
またこのコイルスプリング3の内径は対向する三導体1
,2間を電気的に連結する温度ヒユーズ合金5の外径よ
りも大とし、且径と共にその長さは温度ヒユーズ合金が
溶融した時、該金属のほとんどがコイルスプリングに収
納されるようにして定めるものである。
,2間を電気的に連結する温度ヒユーズ合金5の外径よ
りも大とし、且径と共にその長さは温度ヒユーズ合金が
溶融した時、該金属のほとんどがコイルスプリングに収
納されるようにして定めるものである。
さらに導体の一方もしくは双方にその端部が突設される
先端間あるいはコイルスプリング先端と導体先端との間
隔は温度ヒユーズ合金が溶融した時でも即ち温度ヒユー
ズの動作時雨導体間はスパークしない程度の安全絶縁距
離となるようにして定められものとする。
先端間あるいはコイルスプリング先端と導体先端との間
隔は温度ヒユーズ合金が溶融した時でも即ち温度ヒユー
ズの動作時雨導体間はスパークしない程度の安全絶縁距
離となるようにして定められものとする。
そしてこの外周部分を合成樹脂4にてコーティングする
ものである。
ものである。
而して本考案による時は電気回路の過負荷や周囲温度の
上昇にて温度ヒユーズ合金が溶融すると該合金の外周を
覆うようにして導体端部に設けたコイルスプリングの接
触界面に対する温度ヒユーズ合金のぬれ現象とコイルス
プリングの隙間による強力な表面張力とによって速やか
に溶融金属は導体側へ吸着され速やかな電気回路の開放
が行なわれると共に温度ヒユーズの動作後も所定の間隔
を保持できるのでスパーク等が生じることなく過昇温度
による火災防止を完全に機器の保護も確実に行える等の
利点を有する。
上昇にて温度ヒユーズ合金が溶融すると該合金の外周を
覆うようにして導体端部に設けたコイルスプリングの接
触界面に対する温度ヒユーズ合金のぬれ現象とコイルス
プリングの隙間による強力な表面張力とによって速やか
に溶融金属は導体側へ吸着され速やかな電気回路の開放
が行なわれると共に温度ヒユーズの動作後も所定の間隔
を保持できるのでスパーク等が生じることなく過昇温度
による火災防止を完全に機器の保護も確実に行える等の
利点を有する。
第1図、第2図は本考案の実施例を示し、夫々Aはその
動作前の状態を、Bは動作後の状態を示すものである。 1.2・・・・・・導体、3・・・・・・コイル、4・
・・・・・合成樹脂、5・・・・・・温度ヒユーズ合金
。
動作前の状態を、Bは動作後の状態を示すものである。 1.2・・・・・・導体、3・・・・・・コイル、4・
・・・・・合成樹脂、5・・・・・・温度ヒユーズ合金
。
Claims (3)
- (1)二つの対向する導体間に設定温度にて溶融するヒ
ユーズ合金を配して導通接続せしめると共にこの導体の
端部に上記ヒユーズ合金の外周を覆うようにして、かつ
他方の導体端とは電気的絶縁を保つようにしてコイルス
プリングを一体に設けてなる温度ヒユーズ。 - (2)一方の導体端部にヒユーズ合金の外周を覆うコイ
ルスプリングを設けた実用新案登録請求の範囲第1項記
載の温度ヒユーズ。 - (3)対向する双方の導体端部にヒユーズ合金の外周を
覆うコイルスプリングを夫々設けた実用新案登録請求の
範囲第1項記載の温度ヒユーズ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13329982U JPS6017777Y2 (ja) | 1982-09-01 | 1982-09-01 | 温度ヒユ−ズ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13329982U JPS6017777Y2 (ja) | 1982-09-01 | 1982-09-01 | 温度ヒユ−ズ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5941838U JPS5941838U (ja) | 1984-03-17 |
JPS6017777Y2 true JPS6017777Y2 (ja) | 1985-05-30 |
Family
ID=30300740
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13329982U Expired JPS6017777Y2 (ja) | 1982-09-01 | 1982-09-01 | 温度ヒユ−ズ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6017777Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2504294Y2 (ja) * | 1989-07-28 | 1996-07-10 | 内橋エステック株式会社 | 温度ヒュ―ズ |
DE102008040345A1 (de) * | 2008-07-11 | 2010-01-14 | Robert Bosch Gmbh | Thermosicherung |
-
1982
- 1982-09-01 JP JP13329982U patent/JPS6017777Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5941838U (ja) | 1984-03-17 |
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