JPS60175548A - ゼオライト触媒 - Google Patents

ゼオライト触媒

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JPS60175548A
JPS60175548A JP59236578A JP23657884A JPS60175548A JP S60175548 A JPS60175548 A JP S60175548A JP 59236578 A JP59236578 A JP 59236578A JP 23657884 A JP23657884 A JP 23657884A JP S60175548 A JPS60175548 A JP S60175548A
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ウオルター ジー フアンク
アンジエイロ エイ モンターニヤ
バージニア アール クロス
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    • C10G35/00Reforming naphtha
    • C10G35/04Catalytic reforming
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    • B01JCHEMICAL OR PHYSICAL PROCESSES, e.g. CATALYSIS OR COLLOID CHEMISTRY; THEIR RELEVANT APPARATUS
    • B01J29/00Catalysts comprising molecular sieves
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    • B01J29/06Crystalline aluminosilicate zeolites; Isomorphous compounds thereof
    • B01J29/60Crystalline aluminosilicate zeolites; Isomorphous compounds thereof of the type L, as exemplified by patent document US3216789
    • B01J29/61Crystalline aluminosilicate zeolites; Isomorphous compounds thereof of the type L, as exemplified by patent document US3216789 containing iron group metals, noble metals or copper
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    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01JCHEMICAL OR PHYSICAL PROCESSES, e.g. CATALYSIS OR COLLOID CHEMISTRY; THEIR RELEVANT APPARATUS
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    • B01J2229/10After treatment, characterised by the effect to be obtained
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  • Production Of Liquid Hydrocarbon Mixture For Refining Petroleum (AREA)
  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 発明の背景 発明の分野 本発明は1種またはより多くの第■族貴金属を含有し、
貴金属がゼオライト全体に高度に分散したゼオライトお
よび場合により結合剤を含む新規結合触媒に関する。こ
の触媒は種々の有機化合物を末端タラソキングすること
ができ、改質条件のもとで持続する活性持続および芳香
族化生成物に。
対する改良された選択性を表わす。
関連文献の論議 改質、接触膜ろう、アルキル化、酸化および水素化分解
のようなプロセスにおける炭化水素転化触媒として種々
の物質が用いられてきた。この目的に有用な触媒の例に
は担体上に担持しまたは担体中に含浸した第■族貴金属
及び場合によりレニウムのような触媒活性金属を含む物
質が含まれる。
炭化水素転化プロセスの中で、水素の存在下の接触改質
は最も重要なものの一つである。接触改質はナフサのオ
クタン価の増加を計画する精油所プロセスである。この
プロセスでは、典型的には工業的によく知られた改質条
件、例えば高い温度および圧力、下に水素ガスおよび2
〜20のH!/炭化水素モル比の存在下にナフサを適当
な触媒上に通ず、このプロセスにはナフテンおよび芳香
族を生ずるパラフィンの異性化、脱水素環化、シクロヘ
キサンおよび他のナフテン並びにアルカンの脱水素化、
シクロペンクン類の異性化/脱水素、ノルマルパラフィ
ンのイソパラフィンへの異性化および水素化分解を含む
種々の型の反応が含まれる。パラフィンの異性化は比較
的容易に生ずるが、しかし単にオクタン価における限定
された改良に寄与するにすぎない、高オクタン成分の製
造に最も重用な改質反応は芳香族を生ずるものである。
理想的な反応機構は長鎖パラフィンのガス状炭化水素、
例えばメタンおよびエタンへの水素化分解を最少化し、
他の改質反応、殊に脱水素環化のより有用な生成物への
収率および選択性を改良する。改質に有用な公知触媒の
例にはアルミナ担体上の白金および場合によりレニウム
またはイリジウム、反応物および生成物がゼオライトの
細孔を通って流れるのに十分に小さければX型およびY
型ゼオライト上の白金、米国特許第4.347.394
号に記載された中間細孔径ゼオライト上の白金、並びに
陽イオン交換り型ゼオライト上の白金が含まれる。
ゼオライトし触媒は通常その水素形において接触膜ろう
触媒として、および他の用途に使用されてきたけれども
、それが改質中に起る水素化分解の量を減少するので、
それは殊に改質に有用である0例えばBernard他
の米国特許第4.104.320号には支持体としてゼ
オライl−Lの使用が芳香族生成物を生成する反応の選
択性を増進することが開示される。しかしこの改良は、
触媒寿命を犠牲にして行なわれた。この触媒は、198
1年9月9日提出のフランス特許公表第2.360.5
40号における開示のように、水素処理、酸化、オキシ
塩素化、か焼、水処理および水素による還元にかけるこ
とにより、またはBernardのフランス特許出願筒
8.000.114号に開示されたような水素再生によ
り再生することができる。しかしこれらの再生法は、こ
の目的に、炭化水素フィードと接触しなかった触媒とし
て規定する新たに製造した触媒に適用されなかった。
名称、「改良ゼオライトLJのhortelの1982
年5月14日捉出の英国特許出願第82−14147号
には柱状形態を有する高結晶質ゼオライ)L物質が、米
国特許第3.216,789号に開示された普通に製造
されたゼオライトLよりも脱水素環化反応に対し改良さ
れた触媒寿命を有することが教示される。名称「改質用
改良ゼオライトし触媒」の米国特許第4,448,89
1号には触媒の脱水素環化活性を改良するために、形成
された触媒のか炉前にゼオライトL物質を少くとも11
(lDpHのアルカリ溶液で処理することが開示される
。最後にベルギー特許第1395.778号および第8
95,779号には改質、脱水素環化、脱アルキル化お
よび脱水素異性化における高収率のためのバリウム交換
ゼオライトL触媒の使用が開示される。
発明の要約 本発明は所望の脱水素環化反応に対する触媒活性を長時
間保持し、活性部位上の反応物分子の末端吸着を有利に
する特有の能力を有し従って改質の活性および選択性を
改良する1種の結合触媒を規定するので、当該技術に知
られた改質触媒およびプロセスの改良に相当する。
一態様において、本発明は1種またはより多くの第■族
貴金属を含有するL型ゼオライトを含み、後に規定する
ように約1.5より大きい末端分解指数を有する改良さ
れた触媒活性持続に特徴がある結合改質触媒に関する。
より特定の態様において、本発明は少(とも75%がリ
チウム、ナトリウム、カリウム、ルビジウム、セシウム
、カルシウムおよび(または)バリウム陽イオンからな
る群から選ばれる交換性陽イオンを有し、また元素の周
期表から少くとも1種の第■族貴金属を含有するL型ゼ
オライトをkみ、貴金属の粒子がゼオライトの表面全体
によく分散し、貴金属の少くとも約90%がゼオライト
に接合し、ゼオライトに接合した貴金属の少くとも約9
0%がチャネルの内側にあることを特徴とする結合改質
触媒に関する。好ましくは98%以上がチャネルの内側
にある。チャネルの内側に分t8! した金属は約7人
未満の直径を有する粒子形態にある。
最も好ましくは交換性陽イオンはカリウムであり、第■
族貴金属は白金である。
好ましい態様において、触媒が改良された活性持続およ
び分11に特性を示すように、新たに製造された、また
は失活した触媒を後記の増進分子lk法により処理する
ことができる。このため新製造触媒は炭化水素フィード
に接触しなかった触媒と規定される。そのような触媒の
電子顕微鏡写真は貴金属の98%以上が還元前または後
に、約7人未満の直径を有する粒子の形態に分11にシ
、2%未満が7人またはより大きい直径を有すると測定
された粒子の形態で分散していることを示す。
この種の触媒は種々の方法により製造することができる
。さらに、これらの触媒は改質条件の下でフィード原料
に接触して反応中に貴金属上のフィード原料の成分の高
い末端吸着の結果生成物を生ずることができる。この触
媒の使用は、少くとも6個の炭素原子をもつ反応物有機
化合物、例えばヘキサンまたはへブタンの芳香族生成物
への転化におけるその特有の活性持続および選択性のた
めに殊に有利である。ゼオライトチャネル内の高い貴金
属分散水準が改質および芳香族反応における異常な活性
持続並びに後に規定するような末端分解指数によって示
される環化反応を促進する触媒の特有の能力の両方に貢
献していると思われる・好ましい態様の説明 り型ゼオライトはここに表Aに示した主要d(人)ピー
ク値をもつCuKα放射から得られた特性X線回折パタ
ーンを有する六方晶系に結晶化する合成ゼオライトと規
定される: 表A 16.1±0.3 7.52±0.04 6.00±0.04 4、57±0.04 4.35±0.04 3、91 ±0.02 3、47±0.02 3、28±0.02 3、17±0.01 3、07±0. O1 2、91±0.01 2、65±0. O1 2、46±0. O1 2、42±0. O1 2、19±0.01 従って、首通のゼオライト構造を共有する0本発明のた
めにはL型ゼオライトは次の一般式を有する: 0.9 1.3 Mz/nO:^II !03 : x
SsO,? yllzO式中、Mは少くとも1つの交換
性陽イオンを表わし、nはMの原子価を表わし、yは0
〜約9の任意の価であり、Xは米国特許第3.216.
78L号に5.2〜6.9として開示されているが、し
かしゼオライトのX線回折パターンがゼオライトLと同
一であればこの範囲の外側であることができる。従うて
、5.2未満または6.9より大きいSing/Al1
to、比を有するL型ゼオライトは本発明に適用するこ
とができる。好ましくはSing/^l!01、比は約
2〜50であることができる0例えばSing/^18
03比を低下させる1つの方法には5i01の若干をア
ルカリ金属水酸化物、例えばKOllで浸出し本発明に
有用なL型ゼオライトを生成さセ°ることが含まれる。
ゼオライトLのより完全な説明は米国特許第3.216
.789号に与えられる。ゼオライトしは直径約7〜1
3人に波動するチャネル形状細孔を有し、少くとも0.
5ミクロンの平均直径および少くとも0.5のアスペク
ト比を有する柱状結晶の形態(例えば英国出願第82−
14147号に記載され、その全開示は参照によりここ
に加えられる)並びに他の大きさ、形状で生ずることが
できる。
L型ゼオライトは通常上式中のMがカリウムであるよう
に製造される0例えば米国特許第3.216,789号
および第3.867. 512号参照、カリウムはよく
知られるように、ゼオライトを他の陽イオンを含有する
水溶液中で処理することによりイオン交換することがで
きる。しかし、多少の陽イオンは密接に接近できないゼ
オライト構造中の部位を占めるので、もとのカリウム陽
イオンの75%以上を交換することは回能である。少く
とも75%の交換性陽イオンがリチウム、ナトリウム、
カリウム、ルビジウム、セシウム、カルシウムおよびバ
リウムから選ばれる。より好ましくはその陽イオンはす
トリウム、カリウム、ルビジウム、またはセシウム、な
お一層好ましくはカリウム、ルビジウム、またはセシウ
ム、最も好ましくはカリウムである。場合により交換性
陽イオンは上に挙げた第1八族陽イオンの混合物または
第1A族陽イオンとバリウムまたはカルシウム陽イオン
との混合物からなることができる。これらの陽イオンの
混合物は、例えばゼオライトLをルビジウムおよび(ま
たは)セシウム塩を含有する水溶液て処理し、次いで洗
浄して過剰のイオンを除去することにより達成すること
ができる。
このイオン交換処理を繰返し、さらに、しかしより低度
にイオン交換することができる。
触媒の活性に必要な第■族貴金属はオスミウム、ルテニ
ウム、ロジウム、イリジウム、パラジウムおよび白金か
ら選ばれる元素の周期表の第■族の金属である。好まし
くは、ここに用いる金属は白金、ロジウムまたはイリジ
ウム、最も好ましくは白金である。金属は所望の任意の
組合せで存在することができる。第■B族金属のレニウ
ムもまた、第■族貴金属の少くとも1種が存在すれば存
在することができる。
触媒中に存在する第■族貴金属の量は有効量であり、例
えば所要触媒活性、容易な均一分散、およびL型ゼオラ
イトの結晶の大きさによる。チャネルに平行する大きな
寸法を有するゼオライトの直装てん結晶は運転中に貴金
属がチャネルの内側に凝集するとき容易に細孔を閉塞さ
せることができるので、結晶の大きさは有孔な触媒装て
んを制約する。しかし、一般に、存在する金属の水準は
触媒の約0.1〜6重量%、好ましくは0.1〜3.5
重量%、最も好ましくは0.1〜2.5重量%の範囲で
ある。さらに存在する金属の量は一般に、チャネルに平
行な平均ゼオライトクリスタライト寸法が約0.2ミク
ロンより大きければ触媒の0.1〜2.’(lff1%
、チャネルに平行な平均ゼオライトクリスタライト寸法
が約0.2ミクロンより大きくなければ約1.0〜Q′
gL1%である。
第■族貴金属は、例えばイオン交換、含浸、カルボニル
分解、ガス相からの吸着、ゼオライト合成中の導入、お
よび金属蒸気の吸着によりゼオライト中へ4大すること
ができる。好ましい方法はイオン交換である。ある場合
には例えば金属(頻)がイオン交換法により導入された
ときに、予め水素により還元された触媒を炭酸カリウム
のようなアルカリ塩基の水溶液で処理することによりゼ
オライトの残留酸性度を除くことが好ましい、この処理
は第■族貴金属イオンを水素により還元する間に形成さ
れた水素イオンを中和する。
本発明の改質触媒は、結合されていてもいなくても、こ
こに規定した種類外の他の改質触媒により同一触媒条件
下に示されるよりも改良された選択性および活性持続に
通ずる多くの性質に特徴がある特有の組成物である。チ
ャネル内、すなわちゼオライトの内部表面領域上の金属
の分散の程度が大きいほど触媒の活性持続が良好である
触媒の活性はフィードを生成物へ転化する能力の尺度で
ある。触媒は高活性を有することができるけれども、形
成される生成物は必らずしも所望生成物でないかもしれ
ない、用語の「選択性」はフィードを所望生成物に転化
する触媒の能力の尺度である。活性持続は転化条件で、
他の変量を一定に保った時間中の触媒の活性の部分を維
持する触媒の能力に関する。
転化条件における触媒活性の減退は主に貴金属粒子の結
晶成長または凝集、第二に触媒の外部および内部の表面
上のコークスの形成のためと思われる。同−貴金属製て
んにおいて上記開示のものより大きい貴金属の粒子また
は結晶を含有する触媒は一層小さい粒子を含有する触媒
よりも活性が低く、選択性が小さい、おそら<?1雑な
縮合および脱水素反応によるコークスの形成が反応混合
物からの貴金属の遮蔽を住じ、それにより反応の促進に
役立つ触媒部位を制約する。
触媒活性が凝集およびコークス形成により減退するので
、所望生成物の収量が減退し、運転の経済性により触媒
を用いるプロセスを中断し、触媒活性をその初期値に戻
さねばならない、一般に、触媒活性は温度の上昇により
維持できるが、しかし温度を上昇できない限界があり、
それを趙えると例えば、ゼオライトの性質を変化させる
か、または好ましくない副反応に通じる。
触媒活性は苛酷度が増すと時間中に減退する。
苛酷度に影響する因子には:水素対油モル比、水素分圧
、全圧、温度、触媒の容積当りのフィード速度(空間速
度)およびフィード中の炭化水素のJ!頬、が含まれる
活性持続の測定では全表nが固定され触媒のみが異なる
。従って、一時間の間の、l触媒の活性はフィード、水
素対油比、圧力などが一定である同一時間中、他の触媒
の活性と直接比較することができる。
触媒は2つの試験によってその活性持続について評価す
ることができる。普通に用いられる標準活性試験(SA
’l”)では、触媒はふるい、ふるったシリカと混合し
、反応器に装てんされる0次いで触媒は510℃、70
0kPa (ゲージ)、空間速度2.5W/W/時およ
び113/炭化水素モル比6の条件にさらされる。フィ
ードは、重量でn−ヘキサン60%、メチルペンタン3
0%およびメチルシクロペンクン(MCP)10%から
なる。触媒はサイクルの長さに関して評価され、501
1量%の時間平均ベンゼン収率が維持される時間として
規定される。
促進触媒老化試験(ECAT)として知られる活性持続
の第2の試験が開発され、20/40メツシユの粒子か
らなる触媒、合計0.20gが20/40メツシユの5
ift 0. 80 gと混合される。住じた触媒装て
ん物は、熱電対を備えた内径約1cmのステンレス鋼ダ
ウンフロ一式反応器中へ導入される。フィードの導入前
に、触媒はその場で525℃より高くない温度でH2ガ
ス流下に還元される。還元後、フィードがH2ガスとと
もに、112:炭化水素モル比6、空間速度50 w/
W/時で、510℃の温度および700kPa(ゲージ
)の圧力で反応器中へ導入される。生成物をオンライン
ガスクロマトグラフィーを用いて分析したが、他の方法
は利用でき、当該工業に知られている。触媒はオンフィ
ード24時間後そのベンゼン収率(重量%)について評
価される。
活性持続の改良は、本発明の触媒により、それらがすべ
てメチルシクロペンクン2osm%、およびn−ヘキサ
ン80容量%を含むフィードを用いた上記E CA ’
r試験においてオンオイル24時間後7重皿%を超える
ベンゼン収率を与えることで証明される。
この触媒ul成は、その還元前に触媒の表面全体によく
分散した貴金属を含有する粒子を含有する。
この表現により、後記のように貴金属が分散されている
実質上すべての粒子の直径が7人未満であることを意味
する。「実質上すべて」により貴金属の90%以上、好
ましくは98%以上が7人より小さい粒子の形態で分散
されていることを意味する。触媒の初期分散は、それを
改質条件にさらしたときのその活性の持続と直接相関す
ることが認められる。
粒子が分散した触媒の表面は必然的に触媒の内部表面、
すなわちゼオライトのチャネル、を含むが、しかしまた
外部表面上の分散を含むことができ、それは著しく小さ
い。その分散は貴金属製てんおよび分散技術に利用され
る触媒の表面上に存在する。Qも好ましい触媒は高度に
分散した貴金属原子を含有し、そのすべて、または実質
上すべてが、触媒の外部表面上よりもその細孔内側に配
置される。従って、貴金属の少くとも75%、好ましく
は少くとも90%がこの好ましい触媒のチャネル内側に
存在する。さらに、チャネル内側の貴金属がよく分散し
ているべきである0粒子の配置は化学分析用電子スペク
トロスコピー(ESCA )測定から推測することがで
き、それは当業者によく知られ°ζいる。
本発明の触媒の外部表面上の白金の可能な優先的配置の
測定に行なったESCA測定は、新たに製造した触媒の
、または後記の多段階法により処理した触媒上の外部ゼ
オライト表面上の実質的な白金石積を示さなかった。し
かし、触媒が失活した後、および水蒸気存在下の酸素燃
焼を含むデコーキング段階後、外部ゼオライト表面付近
または外部表面に白金のかなりの凝集塊が検出された。
これはESCA分析におりるゼオライト担体の白金の4
fピークとケイ素の2pピークとの強度比を与える次表
に示され、それは試験物質中の表面の白金対ケイ素比の
指標である。
失活した触媒CG、052 湿酸素デコーキング触媒CO,12 これらのデータは顕微鏡写真の証拠を支持し、新製造触
媒および多段階法により処理された触媒において白金が
外部表面またはその付近に優先的には濃縮されなかった
ことを示す、失活触媒では外部表面への若干の優先的な
輸送が生じた。デコーキング試験では表面に20人より
大きい凝集塊がfI微鏡写真に見られ、これはESCA
測定の高いPt/St比により確認される。ESCA測
定が大きい白金凝集塊の表面またはその近くの白金原子
を主に検出するので、Fung、 S、C,、J、 C
atal、。
■、454 (1979)に論議されるように、外部表
面上の白金が大凝集塊の形態におけるよりもよ(分散し
ていれば、その比は測定されるほど高くはない。
粒子が触媒の表面全体によく分散し°ζいることに必要
な要件は外部表面上の貴金属粒子の優先的配置がないこ
とを意味する。換δずれば、貴金属が触媒の内部および
外部表面全体に実質的に均一に分散していることを意味
する。この均一な分布は、触媒のESCA測定が実質上
ゼオライトの外部表面上の貴金属の優先的配置のないこ
とを示す程度に近似される。
さらに、この触媒は貴金属の90%以上がその還元前に
約7人未満の直径を有する粒子の形態で分散しているこ
とに特徴がある。従って、例えば貴金属の10%以上が
12〜15人の直径を有すると測定される粒子の形態に
分散していれば、あるいは貴金属の10%以上が15人
より大きい直径を有すると測定される粒子の形態に分散
していれば、触媒は低い活性および活性持続を示す。4
人の二点量分解能を有する透過型電子顕微鏡における昔
通の明視野結像により測定して、本発明の好ましい触媒
中の粒子の大きさは貴金属の2%を超えないものが直径
約7人またはより大きいと測定される粒子の形態で分散
しているようであると認められる。
貴金属原子は、原子が、原子が連結した単原子層とし°
ζ存在するいかだ(rarL )形状を形成することを
含む任意の型の配置に集まることができる。上記の粒子
の大きさは高分解能電子W1微鏡を用いて測定すること
ができる。P、 C,Flyon他のJ、 Catal
、、33.233〜248 (1974)に記載された
この手順では、貴金属装てんゼオライトは透過型電子顕
微鏡(TEM)のためにめのう乳鉢と乳棒で破砕し、電
子ビームを通ずことができるゼオライト片を作ることに
より調製される。
破砕した粉末は超音波によりエタノール中に分散され、
この懸濁液の1滴を標準3鰭TEMグリッド上で乾燥さ
せ、薄い(5200人)無定形炭素フィルムでおおう、
試料はフィリップス400TTEMにおいて常用明視野
結像により’100KVで分析する。明視野結像法に含
まれるコントラストおよび結像プロセスの複雑なために
、最小測定可能負金属粒子直径は、粒子がいかだ形状で
あるとき7人であり、粒子が球状(凝集)形状であると
き5人である。実際の大きさはこの測定とは±2人異な
ることができる。従って、典型的な良好な分散の直径7
人未満の貴金属いかだ粒子はフィリップス400T顕微
鏡を用いた明視野法により検出できない、従って、分散
の程度は直径7人ま ′たはより大きい測定可能な粒子
に分散した貴金属の足を測定することにより決定される
。貴金属の残余が必然的に直径7人未満の粒子の形態で
存在する。
種々の試料が電子顕微鏡で比較されるとき、試11の相
対厚みに±50%の不確定性がある。従って、可視粒子
(いかだであれば7Å以上、球状であれば5Å以上)の
評価パーセントhlは同様の±50%の不確定性に依存
する0例えば直径7人またはより大きく測定される10
%の貴金属粒子と直径7人未満90%とを含むと1告さ
れた粒子は実際には直径7人またはより大きく判断され
る可視粒子5〜15%と直径7人未満の高分散クラスタ
ー95〜85%とからなることができる。
新触媒の試iミ1はまたZ−コントラスト結像(Z−C
ontrasL imaginB )を用いて調査する
ことができる。この方法におい°ζ、試料は全く明視野
結像のように調製されるが、しかし、高分解能走査i3
過型電子顕微鏡(Sl”EM)を用いて調査される。こ
の装置において試料は、試料を走査する直径約5人の徴
収束電子ビームにより調査される。
試料の周りに配置された種々の検出器により集められた
信号は同期走査TVモニター上に表示され像を形成する
。環状検出器信号と透過電子像損失信号との比をとるこ
とにより形成される像は試料内の原子番号Zの変動に対
して鋭敏なコントラストを示す、Ptは78に等しい原
子番号を有するが、ゼオライトLは低Z原子、K、Si
 、AIl、0、H(それぞれZ−19,14,13,
8および1)のみを含む、従って、2−コントラスト結
像は、ゼオライトL上に担持されたときの非常に少量の
ptクラスターを検出する鋭敏な方法を与える。
第10図は本発明の触媒の薄端(tbin edge 
)のZ−コントラスト像である電子a微鏡写真を表わす
、顕微鏡写真上に、多分3原子またはそれ未満の白金の
可視小クラスグーの若干が矢印により示されている。多
少大きい他の粒子もまた見ることができる。また、ゼオ
ライト支持体のチャネルの16人の面間隔もまた見られ
る。この図上のメ−トル尺度(水平線)は50人に相当
する。この2−コントラスト像は、活性の高い新触媒は
ど、5原子またはそれ未満を含む5人より小さい多くの
piクラスターを含むことを示す、対照的に、失活触媒
は主に12〜15人のpt凝集塊および5原子未満を含
む少しのクラスターを含む、再生され、分散された触媒
もまた5原子またはそれ未満を含む多くのクラスターを
有する微細なpt分散を示す。
貴金属粒子の分散の程度および化学状態を探査する追加
の方法はEXAI”S(分散X線吸収微構造−exte
nded X−ray absorption fin
e 5tructureうである。EXAFSはX線光
子により突出された内核電子が吸収原子の局所環境を探
査する元素の特定電子散乱法である。突出光電子は吸収
種の隣接原子により後方散乱され、光電子のエネルギー
により出aJ[子波に建設的または破壊的に干渉する。
光電子のエネルギーはX線電子エネルギーと電子の突出
に関連する闇値エネルギーとの差に等しい、 EXAF
S試験において、光電子エネルギーはfR射X&jlビ
ームのエネルギーを変えることにより変更される。エネ
ルギーの関数として出射電子波と後方散乱電子波との間
の干渉がX線吸収率を変え、EXAFS関数に−X(K
)は吸収端の高エネルギー側上の吸収率における振動と
して実験的に観測される。
E X A 1? S試験のために種々の触媒の試料を
乾燥し、か焼し、次いでその場で400〜500℃で還
元した。EXAFS測定を約−170℃で水素流中で行
なった。第11図は実施例1の触媒Cと同様のカリウム
交換ゼオライトし触媒上の白金に対するEXAFSパタ
ーンを示す0次表は種々の試料についてEXAFSデー
タから計算した最隣接原子配位数および原子間距離を示
す、カリウム交換ゼオライトLO3ing上1%Pt 
(焼結した典型的な白金金属)との比較はpt−pt距
離が塊金属中のそれから実質的に変化しないままであっ
たが、pt−pt配位は塊の12最隣接原子の値から約
5に低下していることを示す、この5の値はptが非常
に分散した触媒と矛盾がない。
例えば、ν1a他のJ、 Ches、 Phys、、ユ
土、690(1979)に記載された1%Pt /へl
□0.は約7の配位数を有し、標準化学吸着試験におい
て約1の水素対金属原子比を与える。これらの結果は実
質上すべての金属原子が表ih1原子であることを示す
オンオイル失活し、温コークス燃焼、オキシ塩素化およ
び湿後処理を経て再生した実施例1の触媒11に対する
EXAFSデータは上記新還元触媒に得られたものと定
性的に同じであり、従って高度の金属分散に矛盾がない
1%l’L/5iOt 12 2.775焼結 0.6%P(15±1.5 2.1GGカリウム交換 ゼオライトし lχPi/A l zOs 7±1.5 2.758注
: N、は平均最隣接原子pt−PL配位数に等しい。
R1は平均最隣接原子pt−t’を原子間距離に等しい
追加の特徴として、触媒が、例えばイオン交換法により
貴金属を装てんされるならば、担体として選ばれるL型
ゼオライトが貴金属を装てんする前に、次の方法により
測定して9〜11.5のpHを有することが望ましい:
ゼオライトの試料2.5gを周囲温度で蒸留水7Qcc
と平衡させ、そのスラリーのPHを測定する。PHは約
9.3より高く、好ましくはlO〜11であるべきであ
る0発明者は、ゼオライトのpHが上記範囲内でなけれ
ば恒例の含浸またはイオン交換法は貴金属粒子が好まし
い大きさ範囲内に高度に分散した触媒を生じないと信じ
ている。いかなる理論にも規制されないけれども、ゼオ
ライトのp Hがゼオライトの表面状態を特性化し、イ
オン交換または含浸中の貴金属に対するゼオライトの親
和力を制御すると思われる。
ここに規定した改良された選択性および活性持続を有す
る触媒を確認する触媒の他の特徴はその末端分解指数(
’1’CI)である、この指数は触媒をn−ヘキサン1
00%のフィードを用いて上記E CA T手順により
評価したときの生じたペンタン対ブタンモル比と規定さ
れる。その指数は所与触媒に対する末端分解が内部分解
と対照的に促進される程度を測定する。この指数が高い
ほどこの触媒が芳香族化生成物に対し一層選択性であり
、これはn−へキサンの改質により測定した炭化水素の
内部炭素分解に関する末端分解の増加が貴金属上支持体
の末端吸着が内部吸着とは反対に優先的に起り、従って
例えばヘキサンフイドの芳香族化のための1,6−閉環
および末端分解が有利であることを示すからである。
この指数は、良好に行なうためにこの好ましい触媒が酸
性であってはならないことを示すだけでなく、またl’
J金属が触媒の外部表面上の有意な広がりではなく−C
1むしろ触媒のチャネル内側にあり、直鎮パラフィンの
末端炭素原子を吸着することを示す、このため、本発明
の末端分解指数は約1.5より大きく、好ましくは約1
.7より大きい。
第1図はPL O,6%を装てんしたゼオライトLにつ
いての選択性パラメーター(生じたベンゼンと02〜C
3の合計に対するベンゼン生成物の重量比として規定し
た)と末端分解指数(TCI)との間の関係を示す、そ
の関係は明らかに相関し、末端分解指数がL型ゼオライ
トを触媒ベースとして用いるときに選択的改質触媒を正
確に確認することを示す、第1図は普通の活性シリカ触
媒上0.6%のptが1.0を超えない非常に低い末端
分解指数を有することを示す、そのような値はヘキサン
分子の典型的なランダム分解である。
所与触媒のTCIはフィードの種類および転化の苛酷度
で異なる。一般に、二次分解反応の結果、前記ECAT
条件下に1より高いTCIを有する触媒の’rctは表
Iに示すように転化が増すと低下する。これらの結果は
、”rctがSAT試験条件の下で遭遇する高い転化水
準において有意義でなイノで、E CA TがSAT試
験よりもTC117)決定に対する良好な試験であるこ
とを示す。
TICはまた表■に示すように、用いる触媒の種類で変
動する。
n 4 w j j j Δ Δ j = ロー ロー 0− ロユ ロー 0− ローこれらの結
果は高TCIを有する本発明のゼオライトがまた高いベ
ンゼン収率を有することを示す、しかし、試験は改質触
媒が、例えばKOH処理(1(−処理)シリカ/アルミ
ナ上に坦持した白金のように表Hに示した触媒よりも−
WI低い触媒活性であるときTCIとベンゼン収率との
間の相関を行なうことができないことを示した。
所与触媒の末端分解指数が、表■に示したように、ゼオ
ライトL上1’tO,6%からなる種々の触媒について
初期平衡期間後の操作の課程中かなり一定のままである
こともまた測定された。
これらの触媒は次のように製造した; 触媒1は米国特許第4,104.320の教示に従い製
造した。触媒■は触媒を550℃でか焼した実施例1の
触tcにペースとして使用したものと同様のゼオライト
上の白金のイオン交換により製造した。触媒■および■
は後記多段階法を用いた触媒Uと同様の触媒の増進分散
により製造した。
人−一一一1 オンオイ 少時間 末端分解指数(TCI) 1 − 1.81 1.99 2−3 1.54 − 1.(i0 5−6 − 1.90 1,71 2.101345 
1.43 1.90 1,96 2.2220−25 
1.46 1.90 1.98 2.2730−35 
1./I(i 1.85 2.0B 2.2540−4
5 1.39 1,89 1.96 2.2950−5
5 1.30 1.84 1.97 2.3155−6
5 1.25 1.82 1.93 2.29前記のよ
うに所要貴金属粒子大きさおよび分nkを有するL型ゼ
オライトを基にした触媒は所要末端分解指数を有する。
本発明の触媒はまた実質的に一官能性を示す。
多くの公知改質触媒は触媒反応に貴金属原子が関与する
だけでなく、触媒坦体の酸性部位もまた関与する点で二
官能性を表わす0例えば、アルミナ上のPL−Re金属
からなる普通の触媒は金属部位およびアルミナ坦体の酸
性部位の両方によりヘキサンを芳香族化する。対照的に
本触媒は触媒反応が主に触媒の貴金属部位上で生じ、単
に少量の触媒作用が触媒を初めに還元したとに頭初に生
じた酸性部位で生じる点で実質的に一官能的に挙動する
本発明の改質触媒の製造に若干の方法が存在し、それは
主に坦体として利用する特定のゼオライトによる。
ゼオライトが上記のように適当なpl+を有すれば、例
えば含浸またはゼオライト坦体のイオンとのイオン交換
のような前記の方法、最も好ましくはイオン交換、によ
り適当m(すなわち有効量)の貴金属を装てんすること
ができる。白金は、例えば文献に記載の方法により、例
えばクロロプラチノ酸、ベキ4ノクーコロブラチニ酸、
ジニトロジアミノ白金または白金テトラアミンジクロリ
ドのような白金錯体またはその塩の水溶液で含浸するこ
とにより坦体上に導入することができる。さらにそれは
白金テトラアミンジクロリドのような白金陽イオン錯体
の水溶液とのイオン交換により好ましい態様に導入する
ことができる。類似の化合物をイリジウムまたはレニウ
ムのような他の第■族貴金属を供給するために使用でき
る。1種の金属よりも多く触媒中へ導入しようとすれば
各金属の塩を含存する溶液を同時にまたは引き続き導入
することができる。しかし、ゼオライトクリスタライト
の平均大きさと装てんされた貴金属の最大または最適量
との間に逆関係のあることが注意される。
従って、例えば平均ゼオライト結晶大きさが例えば0.
1ミクロンから1ミクロンへ増加するとpt装てんの最
大有効量は例えば約6重量%から約2.0重量%に減少
する。
装てん段階が終った後、住した触媒前駆物質を回収し、
好ましくは空気中で、好ましくは約250〜480℃の
温度で1〜6時間か焼する。改質に使用するには、か焼
化した触媒を水素中で還元する。生じた生成物は本発明
に使用する必要な最小末端分解指数を存する。
規定した所要末:J=;分解指数およびIC1度に分1
1にシた第■族l′1金属を有するL型ゼオライトから
誘導される触媒を製造する他の方法には後記のように高
温度で乾燥加熱したL型ゼオライトを直ちに第一■放資
金属塩または錯体の濃溶液中へ浸漬することが含まれる
。この方法は、殊に貴金属の分散性を改良するために約
0.2ミクロン、好ましくは0.1ミクロンより大きく
ない平均クリスタライト大きさを有するL型ゼオライト
に適用できる。
しかしこの方法はまた、望むならば約0.5ミクロンま
で、またはより大きい、大きな平均クリスフライI・寸
法を有するL型ゼオライトに使用できる。
この方法において、ゼオライトは約70〜200℃の温
度に加熱され、直ぢにに溶液cc当り約7〜20■当足
、好ましくはcc当りlO〜15■当量の貴金属を含有
する溶液、好ましくは水溶液に接触される。第■放資金
属源の1例はl’L(Nlla)nCj’zである。こ
の金属製てん段階に必要な時間は用いた乾燥温度による
が、典型的には60秒未満に調整される。しかし100
〜150℃の好ましい温度範囲が使用されれば、溶液中
の浸漬に要する典型的な時間は2〜10秒、好ましくは
2.5〜5秒である。浸漬中に細孔光てんイイオン交換
の組合せにより貴金属の装てんが生じる。
接触段階が終った後、貴金属を装てんしたL型ゼオライ
トを溶液から取出して、好ましくは炉中、約80〜20
0℃、好ましくは100〜150℃の温度で約2〜20
時間乾燥し、水素中で還元する。か焼段階は水素還元段
階に先行することができる。
ここに記載のL型ゼオライトから誘導される触媒を製造
するための最も好ましい方法である他の方法では新製造
触媒(すなわち炭化水素を通して運転されないもの)ま
たは失活触媒の分散は下記の逐次多段階ガス処理法によ
り増進される。この方法は傍れた活性持続を有する触媒
に導く非常に微細に分散した貴金属を生ずる。下記段階
のそれぞれにおいて、水、水素、酸素または塩素源でな
いガス流の残りの百分率は一般にこの方法を妨害しない
不活性ガス、例えば窒素、ヘリウムまたはアルゴンであ
る。好ましくは水が各段階のガス流中に存在する。
この増進分散法の第1段階において、触媒は全流れ容量
を基にして水0〜lO容量%、好ましくは0.5〜5容
量%、より好ましくは1〜3%および酸素(通常酸素含
有ガスの形態で、例えば空気)、水素または不活性ガス
を含有するガス流の存在下に、用いる触媒により約38
0〜540℃の温度で加熱される。この目的のため不活
性ガスは触媒と反応しないガスと規定され、他の段階に
使用する他のガス、例えば酸素または水素の坦体である
。不活性ガスの例にはヘリウム、アルゴンおよび窒素が
含まれる。好ましくは、酸素が使用され、処理される触
媒が失活していれば、この第1段階は2つの温度で行な
われ、第1は約380〜480℃の低い範囲であり、第
2は約480〜520℃の高い範囲である。低い温度に
おける0!処理は好ましくは第2の02処理よりも長時
間行なわれる。加熱の正確な時間は用いる温度によるが
、しかし一般に10時間まで、好ましくは2〜8時間の
範囲である。用いる酸素の量はガス流の0.1〜25容
量%、好ましくば0.2〜15容量%、より好ましくは
0.5〜12容量%である。
水素が使用されれば、その量は1〜25容量%、好まし
くは2〜20容量%である。不活性ガスが使用されれば
、それはガス流の100容量%まで構成することができ
る。
この特定の方法の第2段階は次の4つの方法の1つで行
なうことができる。
N)水0〜lO容量%、好ましくは0.5〜5容量%、
より好ましくは1〜3容量%、塩素源例えばCI!z、
IICj!、クロロホルム、塩化メチル、四塩化炭素、
1,2−ジクロロエタン、トリクロロエタンまたはそれ
らの混合物など約0.005〜10容量%、好ましくは
0.05〜4容量%、より好ましくは0.05〜l容憧
%、最も好ましくは0.05〜0.5容量%の量を含む
ガス流の存在下、および酸素0.1〜25容量%、好ま
しくは0.2〜15容量%、より好ましくは0.5〜1
2容11%の■の存在下に触媒を約400〜530℃、
好ましくは480〜520℃の温度で10時間まで、好
ましくは1〜3時間加熱することによりオキシ塩素化す
る(貴金属の分+15[)。
(ii )水素を酸素の代りに使用することを除き(i
)のように行なうことにより触媒を塩素化する。
しかしlIC1が塩素源であるときには水素は必要では
ない、このように行なうときオキシ塩素化は下記の第3
段階で生ずる。
(iii )段階(ii )および(:)をその順序で
組合・きることができる、これらの段階における好まし
い塩素源はIICZおよびC1,である。
(iv )水0〜10容量%、好ましくは0.5〜5容
■%、より好ましくは1〜3容量%、および塩素0.0
05〜lO%、より好ましくは0.05〜1%、最も好
ましくは0.05〜0.5%を含むガス流の存在下に触
媒を約400〜530℃、好ましくは480〜520℃
の温度で、10時間まで、好ましくは1〜3時間加熱す
ることにより塩素化する。
さらに、触媒が失活しζおり、第1段階に水素または不
活性ガスを使用すれば、第2段階のガス流中に酸素が存
在しなければならず、すなわち、この第2段階がコーク
スの除去を保証するためオキシ塩素化でなければならな
い。
この増進分散法の第3段階(塩素後処理段階)において
、触媒は、実質上水を使用しなければ400〜540℃
の温度で7時間まで、あるいは0より高<10容■%ま
での水の存在下に5時間まで、tII素含有ガス流に接
触させる(流れ中の酸素の星は一般に0.1〜25容短
%、好ましくは0.2〜15容量%、より好ましくは0
.5〜12容量%である)、好ましくはこの段階は48
0〜520℃で0.5〜5容量%の水の存在下に0.5
〜3時間、より好ましくは1〜3容■%の水の存在下に
0.5〜1.5時間行なわれる。
もし水が存在しなければ、好ましくはこの段階は0.5
〜6時間、より好ましくは1〜5時間行なわれる。
第4の、最初の段階(水素還元段階)において、触媒は
水素含有ガス流(流れ中の水素の量は一般に1〜25容
量%、好ましくは2〜20容量%である)の存在下に、
水0〜10容量%の存在下、約400〜530℃の温度
で10時間までの間加熱される。好ましくはこの最終段
階は水0.5〜5容量%の存在下に400〜520℃の
温度で1〜6時間行なわれる。
すべての段階において、反応器圧力は一般に0.1〜2
 Mr’aである。好ましくは上記プロセス中の各段階
のガス流量は毎分約1〜300cc/g触媒の範囲であ
る。オキシ塩素化段階が使用されなければ、好ましくは
酸素後処理段階のガス流量は20cc/g触媒/分未満
、好ましくは10cc/g触媒/分未満である。場合に
より第2段階は前記塩素化段階と次のオキシ塩素化段階
からなることができる。
この方法により製造された増進分散を有する触媒は、改
質触媒として使用する前にこの方法により処理されない
触媒よりも改良された貴金属分散、活性持続および末端
分解指数を表わす。
いかなる理論にも規制されないが、触媒の選択性および
活性は、反応物分子が触媒の活性部位に吸着される様式
により非常に影響されると思われる。この理論は以下「
分子ダイス」触媒作用と称される。
ヘキサンが末端的に(C+ 原子により)吸着されれば
次の反応は選択的に芳香族化に通ずる。より少い程度に
生ずる他の反応は吸着されたヘキサンの末端分解である
。初期の吸着が非末端炭素によれば、末端炭素の活性化
が1.6炭素閉環に必要であるので、そのような芳香族
化が起ることができない、末端分解もまたメタン生成に
通ずるけれども、芳香族化反応が一層大きい程度に生ず
る。
吸着パターンは、反応物質を柱に支持することができる
触媒の三次元構造によって影響されることができる。さ
らに、触媒の内部構造および触媒内の空間因子が吸着さ
れた分子種の環化に有利であるように例えば遷移状態を
安定化または不安定化することにより、後吸着反応に有
利に影響を及ぼずことができる。
ゼオライトのチャンネル構造はこれらの分子ダイス効果
を生じ、すなわち、ゼオライトの一次元ヂヤンネル措造
がヘキシン分子をチャンネルの軸に平行に配向する。こ
の配向は観測された芳香族化に対する増大した活性およ
び選択性に通ずる貴金属粒子上の末O;1吸着を容易に
する。
この改質プロセスは石油からmAされるナフサまたは約
71〜21(i℃の範囲で沸騰する他の炭化水素源の普
通の改t1に限定されず、反応物官能基をもつものを含
め、少くとも6個の炭素原子をもつ任意の反応物有mt
lI化合物からの相応する芳香族生成物の製造に使用で
きる。この目的に適する反応物化合物の例にはn−へキ
サン、n−へブタン、n−オクタン、n−ノナンなどの
ようなパラフィン、好ましくは71〜216℃の留分に
沸訣するナフサが含まれる。好ましい反応はn−ヘキサ
ンのベンゼンへの、【鳳−ヘゾクンのl−7レエンヘの
、並びにn−オクタンのエチルベンゼンおよび(または
)キシレンへの芳香族化である。n−ヘキサンはフィー
ド中に存在し、またはメチルペンクン類およびメチルシ
クロベンクンの異性化により生ずることがてきる。触媒
は一官能性であり、環化なしに異性化を促進しないので
、ジメチルブタンのようなフィード化合物は有効でない
改質触媒を有利に使用できる追加の反応には軽質ナフサ
、すなわち約30〜100℃で沸騰するナフサのような
流れからのベンゼンの製造、ナフサまたは終点がC’r
〜C1iである軽質直留ナフサからの高オクタンガソリ
ンの製造が含まれる。
上記改質プロセスは芳香族化反応を熱力学的に有利にす
るため穏やかな圧力で水素の存在下、一般改質条件下に
行なわれる。パラフィンの芳香族への普通の改質には、
温度は、個々のパラフィンによるが、しかし許容できる
速度および選択性のために約200KPa〜5MPa、
より好ましくは約500KPa 〜4MPaの圧力で、
好ましくは約400〜550℃、より好ましくは約45
0〜520℃の範囲である。温度が約400℃よりさら
に低ければ、生成物の収率は全く低く、また温度が約5
50℃を実質的に超えれば他の反応が生じそれがまた生
成物の収率を低下さ−Cる。この改質反応の時間基準液
空間速度は好ましくは約0.5〜20 w / %V 
/時、より好ましくは1〜10w/w/時であり、II
2/反応物モル比は好ましくは約2〜20、より好まし
くは4〜10である。
脱水素環化反応は一般にフィード原料装てん物を水素ガ
スの存在下に触媒収容反応装置中ミ噴射することにより
行なわれる。
反応の初めに優勢な傾向がある水素化分解反応を最少化
するため少D”t(0,1重量%未満)の硫黄を触媒に
導入することが有利であることができる。
触媒の温度、圧力および摩擦に対する耐性を改善するに
は、この触媒が結合剤物質を含有し、改質条件にさらす
前にイ」彫物に形成される。白金は、結合剤の添加およ
びペレット形成の段階の前にゼオライトわ〕東上に析出
させることができ、あるいはタブレフ)、ペレットまた
は押出物上に析出さ・Uることができる。触媒を用いよ
うとする条件のもとで実質上不活性な普通の任意の結合
剤を用いることができる。適当な結合剤はカオリン、ベ
ーマイトアルミナおよびシリカから誘導される。結合触
媒の製造において、新たに製造された触媒は一般に水お
よび有効fi(例えば約l〜20重量%)の結合剤前駆
物質と、混合物が均一になるまで混合される。次いで混
合物を約120℃に加熱して水を除去し、必要ならふる
いにかける。次に混合物をタブレット、ペレットまたは
押出物に成形し、最後に450〜600℃、好ましくは
約500℃で加熱する。
この手順中、貴金属の結合剤上への輸送が生ずることが
でき、そうであれば触媒特性に有害な影響を有する。従
って、本発明の高分散貴金属触媒を得るために、形成し
た触媒を前記分散段階を用いて処理することが好ましい
いかなる点も規制されない次の実施例において、他に示
さなければ部および百分率は、固体および液体に対して
重量基準で、ガス組成に対して容量基準であり、温度は
摂氏度である。
実施例1 種々の1”【装てんに交換ゼオライ)L触媒の比較一連
の8触媒A〜11を製造した。I’tO,6%を含有す
る力虫媒Aは、米国特許第3.21G、789号に記j
l&の方法に従いiUられたゼオライl−Lのイオン交
換装てんにより製造した。I’l1%を含有する触媒B
は、1larnard他の米国特許第4,104,31
0号に記載の方法により製造した。P口L 6%を含有
する触媒Cは、純酸化物のモルで表わして組成:0.9
9 KzO:八l zch: 6.3 SiOオニ X
11□0をイjし、4j形状および約2〜2.5ミクロ
ンの平均粒径をイ4するゼオライトLをベースにした。
このゼオライL Lは、名称「改良ゼオライトL」のW
ortel に対する1982年5月14日促出、英国
特許出願第82−14147号の実施例1に記載の方法
により製造した。従って、アルカリ性合成ゲルは水酸化
アルミニウム23.40gを水100.2gの水酸化カ
リウムペレット(純に01186%)51.23gの水
溶液中に煮沸により溶解して溶液Aを形成することによ
り製造した。溶解抜水tn失を補正した。別の溶液、溶
液B、はコロイドシリカ(Ludox HS 40 )
 22’5 gを水195.0gで希釈することにより
調製した。
溶液AおよびBを2分間混合してゲルを形成し、ゲルが
完全に堅くなる直前に、その224gを、150℃に予
め加熱したテフロン内張りオートクレーブに移し、その
温度で72時間保持して結晶化した。
分離したゼオライトを水中にスラリーにし、PL(Nl
ls)4cj!g溶液を約24時間で加えた。pt源の
添加後攪拌を一夜続けた0次に混合物をろ過し、装てん
したカリウム交換ゼオライトLを乾燥し、タブレットに
し、破砕し、20/40メツシユにふるい、か焼した。
触媒Cの電子顕微鏡写真である第2図はptの10%が
約7人であると測定された直径を有する粒子の形態で分
散し、90%が7人未満の直径を有することを示す、こ
の触媒は1.72の末端分解指数を有した。この触媒を
水素中で還元したとき、第3図に電子顕微鏡写真により
示されるように、ptの多少の凝策を住じたが、しかし
ptはなお全く良好に分散していた。従って、PLの2
0%は約8人であると測定された直径を有する形態で分
散し、80%は約7人未満の直径を有した。
11L0.6%を含有する触媒りは触媒Cの製造手順を
反復することにより製造され、IO,2cg+の直径を
有する21のオートクレーブ中、合計1709gの合成
ゲル重量を与えるように増加した■の反応物を使用して
ゼオライトを製造した。9時間の昇温時間を用いてゲル
を150℃の結晶化温度になし、lOoCの最大温度差
がゲル中に得られた。
1〜−1.5ミクロンの大きさを有する柱状粒子を有す
るゼオライト合計2GO[が得られた。このゼオライト
は触媒Cに記載したようにptを装てんした。
触媒りの電子顕微鏡T5′真である第4図は、触媒が、
90%が7人未満の直径を有する粒子の形態で分散し、
10%が7人またはより大きい直径を有すると測定され
たptを有することを示す、3!JI微鏡写真から検出
できた粒子はわずかで高い分散を示した。
Pt0.6%を含有する触媒Eは触媒りの製造手順の反
復により製造されたが、100℃まで急速加熱、100
℃に24時間の保持、200℃まで急速加熱からなる昇
温時間を用いてゼオライトを結晶化させた。その物質の
電子顕微鏡写真を示す第5図はptの70%が100人
であると測定された直径を有する粒子の形態で分散し、
5%が10人と測定された直径を有し、25%が約7人
未満の直径を有することを示す。
PLO,6%を含有する触媒l?およびPt1%を含有
する触媒Gは触媒Cの製造に記載したと同様の方法によ
り製造した。
触媒tlは触媒Cの失活、再生、再分散により製造した
。触媒Cを、n−ヘキサン60%、イソヘキサン30%
およびメチルシクロペンクン10%のフィードを用いた
軽質ナフサ芳香族化試験において、510℃、700k
Pa(ゲージ)、空間速度2.5W/W/時、水素対炭
化水素比6で約350時間運転して反応器で失活させた
。運転の終りに触媒はコークス2.18重量%を含有し
、白金の90%は直径約12人と測定された粒子の形態
に凝集し、白金の10%が7人未満の直径を有する粒子
であった。この失活触媒6.2gを反応器に装てんし、
200cc/分の速度で流れる下記一連のガス組成に所
与時間接触させた。ガス組成の残余百分率はIleガス
からなった。
0 < く ( 八 の ^ ^ ^ 第6図は触媒Hの顕微鏡写真を表わし、ptの99%よ
り多くが7人未満の直径を有する粒子の形態で分散し、
1%未満が7人またはより大きいと測定されることを示
す、湿lb還元段階前の触媒11の顕微鏡写真はP(の
99%より多くの7人未満の直径を有する形態で分散し
、I)tの1%未満が7−人またはより大きいと測定さ
れたことを示した。
従って、還元段階は多段階増進分散法により処理された
触媒の分散性に不利な影響を与えなかった。
一方、新触媒の還元は第2図と第3図の比較により示さ
れるように、多少の凝集に導く、第2図に示した未還元
新触媒は白金の90%が7人未満の粒子に分散し、10
%が7人およびより大きいと測定され、第3図に示した
還元新触媒は単に白金の80%が直径7人未満の粒子と
して分散したと測定され、残り20%は平均直径8人の
粒子であると測定された。
触媒式〜11のそれぞれを前記のSATおよびECC八
属1゛試験かけた。ECATとS A 1’の結果の間
の対応を示す結果が表■に与えられる。その結果は本発
明の範囲内のpt分散を有する触媒C1Dおよびl(が
最良の活性持続を有することを示す。
その結果はさらに、触媒CおよびDと多少異なる方法に
より製造したがなお英国特許出願箱82−14147号
の範囲内の触媒Eが劣る活性、活性持続およびpt分歇
を表わすことを示す。
実施例2 分散および活性持続に対するオキシ塩素化の影響 触媒式と同様の触媒Aおよび実施例五の触媒Cと同様の
触媒1(550℃かm)をそれらのTCI値およびEC
ATを用いた活性持続について評価した。これらの結果
はまた、新製造触媒1およびD(実施例1)を下記手順
によりそれらの分散を増進するために処理し触媒Jおよ
びj′を製造したときに得られた結果と比較しな。
触媒Jを製造するため触媒lを250cc/g/分の速
度で流れる下記の一連のガス組成に所与時間接触させた
。ガス組成の残余百分率はlieガスであった。全段階
を51℃で行なった。
Jの1c′ 法 持続時間 !111− 立入■底ユX) ユ互し一湿II!還元 
20%lIg、21110 2湿11Cj!処理 0.
30%1Icj!、 1.42%11□0 湿オキシ塩素化 0.30%IIcβ。
11%0□、2%H!0 2.2 湿ot後処理 11.3%0□、2% 11□01湿1
1.還元 20%112.2%l110 1第7図に示
した触媒Jと同様の型の触媒の電子顕微鏡写真において
白金凝集塊は検出できなかった。この顕微鏡写真はP【
の99%より多くが直径7人未満の検出限界以下の粒子
の形態で分+1k L、1%未満が直径約7人またはよ
り大きいと測定されることを示した。触媒Jは多段階増
進分散法により処理しなかった第2図および第3図に示
した触媒よりも良好な分散を示した。
触媒J′を製造するため、触媒1〕を32cc/e/分
の速度で流れる下記の一連のガス組成に所与時間接触さ
せた。(ガス組成の残余百分率はHeガスであった。) 表■は触媒A、l、JおよびJ′に対するTCI 。
フィード転化率およびE CA ’I’により測定した
ベンゼン収率(フィードとしてn−へキサン使用、51
8℃、空間速度50W/W/時、lh/油比6.725
KPa(ゲージ圧)を示す、その結果はTelが分散の
尺度であり、TCIの上昇は分散の改良と相関すること
、および増強分散法が新触媒のpt分散、触媒活性、T
CIおよび触媒活性持続を改善することを示す。
実施例3 触媒の性質に対するpHの影響 !、スラリー化カリウム交換ゼオライトLペースが10
.5未満のpHを有するときの分散P【触媒の製造 実施例1の触媒Eに用いたゼオライト2.58と蒸留水
70rnfとの攪拌スラリーを調製し、スラリーは1O
00のpuを有した。金属の装てん前に同一ゼオライド
スラリーを、スラリーのpnが11.3であるように0
.IN Kojiで処理し、他をスラリーが9.1に等
しいpHを有するまで蒸留水400 m l!で洗浄し
た0次いで各スラリーは実施例1に記載のようにイオン
交換によりPL O,6重足%を装てんした。各試験を
乾燥し、空気中350℃でか焼し、マイクロリアクター
中で還元し、それらの性1m(ECA’r)を評価した
。結果は表■に与えられる。
太−一一一! ベンゼン重量% 一一匹−」11竺皿竺と 11.3 8.0 10.0 5.1 9、l 3. 5、 第8図はE CA ’l”により測定したこれら3触媒
の活性持続を示す。
Lスラリー化カリウム交換ゼオライトLベースが1O0
5より大きいpHを有するときの分散pt触媒の製造 厳密に上記のように実施例1の触媒りのゼオライトペー
スを用いて3触媒を製造した。スラリーにしたときゼオ
ライトベースはそれぞれ、1O08、KOH添加後11
.3、および洗浄後9.3のpHを有した。各試料を乾
燥し、空気中350℃でか焼し、マイクロリアクター中
で還元し、衷■に示すように、それらの性能1cAT)
が評価された。
表−m−−1 ベンゼン重量% m−」ll (241−’ L L’ )11.3 8
.7 10.8 11.0 9、 3 8. 4 第9図はECATにより測定したこれら3触媒の活性持
続を示す。
実施例4ffi金属の直装てん 約0.1ミクロンの平均粒径を有する第1ゼオライトL
(小結晶径)を次の方法により製造した。
1ガロン1lobart ミキサー中でKOII ・1
/2 +1.0100、 7 g−Al!03 ・31
1□0 81g、KSilG(tξQ、Corp、のケ
イ酸カリウム)1469g。
アラム(八j! z (S04) a・IT II!0
) 126.4 gおよび1lz0723Bを混合する
ことによりスラリーAを製造した。十分に均質化した後
、試料を6ガロンのポリプロピレンかん中に入れた0次
いで第2の同一バッチを混合してがんに加え、次にそれ
をエアオーブン中に100℃で置いた。全組成は、3に
冨OVA z冨03:9 SiO□:13511x。
の化学量論量を有した。
2日後に同一化学量論量を有するが、しかし1450g
 KOII・1/211.01167g Af t’s
 ・311zO(Alcoa C31)21.147g
 K Sil G (P、Q、Corp、)1820 
g アラム(An!t(SOn)a・17 HtO)1
0.416g HtO からなる大きいバッチ(36kg)スラリーBを製造し
た。
商業IIobarLミキサー中で混合した後、ゲルを6
ガロンのポリプロピレンかんに入れた。このがんに次い
でスラリーA1800gを加え、次にそれを2日間熱エ
ージングすると少量のゼオライトLの結晶化を示した。
十分に混合した後がんを密封し、95℃でエアオーブン
中に置いた。66時間反応させた後容器を冷却し、内容
物をろ過し、洗浄した。試料の分析はxklAIi2I
折分析により優れたゼオライトしであることを示し、化
学分析は、1.04 KmO:^12 *Os: 5.
3 Singの組成を与えた。BE’r表面積は291
n?/gであった。試料を脱イオン水中に再びスラリー
にし、寥)11を1lc7!数滴で8.5に調整し、次
いでろ過し、110℃で乾燥した。化学分析は別/^l
比に変化がないことを示したが、K/^l比は今回0.
98であった。BET窒素表面積測定は380nr/H
に増加した。走査電子fI倣鏡分析は試料が直径0.1
ミクロン未満の撒結晶の0.1〜1ミクロンの凝集塊を
含むことを示した。
第2のゼオライ)L(大結晶径)は実施例1の触媒Cの
製造に用いたゼオライトであった。
小結晶径ゼオライトは1ILO,!32%(触媒K)お
よび1lL3.3%(触媒L)を装てんした。触媒には
小結晶径ゼオライl−2,5gをl1z0300cc中
にスラリーにし、1IL23■を含有するPL(Nlh
)aclr溶液を2,5時間加えることにより製造した
。添加後、撹拌を一夜続けた0次いで混合物をろ過し、
装てんしたカリウム交換ゼオライ)Lを約120℃で2
0時間乾燥し、次にプレスす、20/40メンシエにふ
るい、0g20%(lle80%)の流れ中、200℃
で1時間、次をこ350℃で3時間か焼した。
20/40メツシュ小結晶径ゼオライト6gを金網バス
ケット中に置き、約120℃で一夜乾燥することにより
触媒りを製造した。ゼオライトを入れた金網バスケット
を乾燥炉から取り出し、直ちにPt11.7■/ccを
含有するl’t(Ni1.)*Cj!zの溶液中に5秒
間浸漬した。浸漬装てん後バスケットを溶液から取り出
し、−夜乾燥炉中に約120℃で置いた0次いで触媒を
管炉中に置き、lle流れ中、100℃で20時間、次
に0820%(Ile80%)中、200℃で2時間、
次いで350℃で3時間処理した。触媒を分析し、Pt
3. 3%を含有することが認められた。
大結晶径ゼオライトはI’tO,6%(触媒M)、およ
びPt2.8%(触媒N)を装てんした。触媒Mはゼオ
ライト150gをlIgo 2000cc中にスラリー
にし、PL900sgを含有するPL(Nlla)4c
jm溶液を6時間の間加えることにより製造した。添加
酸撹拌を一夜続けた0次に混合物をろ過し、装てんした
カリウム交換ゼオライトLを約120℃で20時間乾燥
し、次いでプレスし、20/40メツシユにふるい0□
 10%(lle90%)の流れ中、350℃(含む)
までの温度でか焼した。
触媒Nはゼオライト7gをI+!0300cc中にスラ
リーにし、I’t(NIL)aCj! z Wi液を3
時間で加えることにより製造した。添加後攪拌を一夜続
けた。
−次に混合物をろ過し、装てんしたカリウム交換ゼオラ
イ)Lを約120℃で20時間乾燥し、次にプレスし、
20/40メツシユにふるった0次いで触媒を管炉中に
置き、lla流れ中、100℃で20時間、次に0□ 
20%(lle80%)中200℃で2時間、次いで3
50℃で3時間処理した。
触媒を分析し、Pt2.8%を含存することが認められ
た。
各触媒0.2Bを同メツシュの5iOz 0. 8gと
混合し、熱電対を備えた外径1. 3cm、内径1(2
)のステンレス鋼ダウンフロ一式反応器中へ装てんした
。それぞれ1(、流下に約525℃またはそれ未満で還
元し、次いでメチルシクロペンクン20%およびn−ヘ
キサン80%を含むフィードに510℃、700KPa
(ゲージ)、空間速度50w / w 7時、I11/
炭化水素比6で接触させた。触媒を用いた結果は表Wに
示される。そのデータは小さい平均クリスタライト径を
有するゼオライト上PL3.3%を装てんした触媒が、
Pt0.92%を装てんした触媒よりも持続期間に対し
良好な活性を有したことを示す、同様の一般的傾向はフ
ィードがベンゼンおよび炭素環状異性体両方の生成に対
し、n−ヘキサン100%であったときに観測された。
盈−VW 触媒K 5.2 1.4G 触媒L 2G 1.1B 22 1.43触媒M1に1
.5 1.72 B、3 1.72触媒N 1.1 0
.54 対照的に表■は、ゼオライトベースが少なくとも0.5
ミクロンの大きい平均結晶粒径を有するときにl’t2
.8%を装°ζんした触媒がI’tO,6%装てんした
触媒よりもベンゼン収率が劣ることを示す、触媒Mおよ
びNの末端分解指数が、このより良好なベンゼン収率の
観測をより高い指数で確認した。Pt2.8を装てんし
た触媒が劣ることの観測はゼオライトの大結晶粒径のた
めであると思われる。
実施例5 バリウム交換ゼオライト触媒(比較)ベルギ
ー特許第895+ 778号および第1195.779
号記載と同様の触媒を次のように製造した。実施例1の
触媒Cと同様のゼオライトを硝酸バリウムの水溶液中で
3時間撹拌し、ろ過し、洗浄し、乾燥し、500℃でか
焼した0次にそれにイオン交換により1)to、6%を
装てんし、350℃でか焼した。この触媒を触媒Oと分
類した。他の触媒(触媒P)を同様に製造したが、交換
に用いた硝酸ナトリウム溶液の濃度は触媒Oの製造に用
いたものの1/4であった。触媒OおよびPをn−ヘキ
サンフィードでE CA ’rを用いて。
カリウム交換ゼオライトLを用いたことを除き同様であ
っ°ζ触媒Qと比較した。結果は表■に示される。
、表−IX− E CA ’rベンゼン収率 (重量%)オンオイル jillt、−一一一一、、−−1,,;1;;] T
CI 24 響!0 0.55 1.1 P 0.88 9.2 Q 1.(io 13.2 実施例6 結合側を有する触媒の製造 11.050cc、実施例1の触媒C72g、およびジ
ョーシアカオリン粘土(R型)8gの合計を、混合物が
均質で、走査電子顕微鏡検査(SEM)により検出して
最少の粒子接触が粘土結晶間に存在するまで混合した。
粘土lO重皿%を含有するこの混合物を当該技術に記載
の方法によりl/8インチのベレットに形成した。形成
されたベレットを次に室空気中500℃で熱処理した。
加熱後、混合物を20/40メツシュ粒子にふるった。
この触媒を触媒Rとして示した。前記手順を用いて触媒
Sを製造したが、結合剤前駆物質はカオリンではなくて
ベーマイトアルミナであった。
触媒物質とし°ζ使使用る前に、触媒RおよびSをそれ
ぞれ1.6gおよび3.8gの量で反応器に装てんした
0次に2%の酸素ガスを200cc/分の流量で、水2
%の存在下に480℃で2.5時間反応器に導入した0
次に酸素濃度を2.2%から11%に増し、反応器の温
度を510℃に上2.5時間行なった。この時点でII
cJ流を停止し、触媒を510℃で1時間、水2%の存
在下に200cc/分の0!流に接触させた。酸素を反
応器からパージした後、触媒を200cc/分の20%
水素流で、水2%の存在下に510℃で1.5時間還元
した。生じた分散した触媒RおよびSからの分散結合触
媒をそれぞれ1゛およびUと称した。
触媒R−Uを個々に実施例1に記載のEC・ATにより
分析したが、フィードはn−ヘキサン100%を含有し
た。その結果は第12図に示され、分nk結合触媒の触
媒活性および活性持続が非−分nk結合触媒より実質的
にまさったことを示す。
【図面の簡単な説明】
第1図は約3時間または約22時間のオンオイル時間後
、L型ゼオライト上の白金およびシリカ上の白金に対し
、末端分解指数(TCI)の関数として、達成された選
択性パラメーター(ベンゼン生成物とベンゼンプラスC
3〜C3生成物合計とのff1l比)2により測定した
ベンゼンに対する選択性のプロットを表わす。 第2図はか焼したが水素中で還元していない本発明の範
囲内の触媒の電子顕微鏡写真を表わし、メーI・ル尺皮
が顕微鏡写真上に示されている。 第3図は水素中で1時間還元した第2図に示した触媒の
電子顕微鏡写真を表わし、尺度が顕微鏡写真上に示され
ζいる。 第4図ばか焼したが水素中で還元し°ζいない他の触媒
の電子顕微鏡写真を表わし、尺度が顕微鏡写真上に示さ
れている。 第5図は高度に分散せず、従って本発明範囲外であって
、か焼したが水素中で還元していない触媒の電子顕微鏡
写真であり、尺度が顕微鏡写真上に示され°Cいる。 第6図は失活し、好ましいオキシ塩素化段階を含む多段
階法により再生し、分散した後の第2図の触媒の電子顕
微鏡写真を表わし、尺度が顕微鏡写真」二に示されてい
る。 第7 t(+は好ましいオキシ塩素化段階を含む多段階
法による処理後の第2図の新製Ti触媒の電子顕微鏡写
真を表わし、尺度が顕微鏡写真上に示されている。 第8図は第5図中のものと同様の型の3触媒の時間に対
するベンゼン収率のグラフを表わす、もとのゼオライト
ベースは白金装てん前に3つの異なるベースのイオン交
換によりさらに2つのpH水準を得るように処理した。 第9図は第4図のものと同様の型の3触媒の時間に対す
るベンゼン収率のグラフを表わす、もとのゼオライトベ
ースは3つの異なるベースのイオン交換により白金装て
ん前にさらに2つのpH水準を得るように処理した。 第10図は本発明の収率の頂端の2−コントラスト像で
ある電子顕微鏡写真を表わす。 第11図は本発明のカリウム交換ゼオライトし触媒に対
するEXAFSパターンを表わす。 第12図は結合剤を含む4触媒の時間に対するベンゼン
収率重量冗、のグラフプロントを表わす。 FIG、 2 FIG、 3 FIG、 4 FIG、 6 手続補正書く方式) 昭和 年60.秀・15日 特許庁長官 志 賀 学 殿 ”!7:’“1ジ 1、事件の表示 昭和59年特許願第236578号2
、JA明の名称 ゼオライト触媒および前記触媒の使用
法 3、補正をする者 事件との関係 出 願 人 4、代理人 5、補正命令の日付 昭和60年2月26日6、補正の
対象 明細書の図面の簡単な説明の欄#1健;C^山☆ 1、明細書の80頁、1行、4行、7行、10〜11行
、15行の“触媒”を、「触媒の粒子構造」と訂正する
。 2、明細書81頁、11行の“収率”を、「触媒の粒子
」と訂正する。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (1) 少くとも約75%がリチウム、ナトリウム、カ
    リウム、ルビジウム、セシウム、カルシウムおよびバリ
    ウム陽イオンからなる群から選ばれる交換性陽イオンを
    含有し、また少くとも1mの第■族貴金属を含有するL
    型ゼオライトを含み、貴金属の粒子が触媒の表面全体に
    よく分散しており、ゼオライトに接合した貴金属の90
    %以上が約7人未満の直径を存する粒子の形態で分散し
    ている触媒。 (2)ベーマイトアルミナ、カオリンまたはシリカから
    誘導される結合剤もまた含む、特許請求の範囲第(11
    項記載の触媒。 (311:5より大きい末端分解指数を示す、特許請求
    の範囲第(1)項記載の触媒。 (4) E CA ’r条件の下で、メチルシクロペン
    タン20容量%およびn−ヘキサン80容量%を含むフ
    ィードを用いて24時間後7重量%より大きいベンゼン
    収率を与える触媒活性持続を示す、特許請求の範囲第(
    1)項記載の触媒。 (5) 交換性陽イオンがカリウムである、特許請求の
    範囲第(1)項記載の触媒。 (6)貴金属が白金である、特許請求の範囲第(5)項
    記載の触媒。 (7) ベーマイトアルミナ、カオリンまたはシリカか
    ら誘導される結合剤もまた含む、特許請求の範囲第(6
    )項記載の触媒。 (8)(a)ナフサを水素の存在下に高温で、少くとも
    約75%がIJfウム、ナトリウム、カリウム、ルビジ
    ウムNセシウム、カルシウムおよびバリウムからなる群
    から選ばれる交換性陽イオンを含有し、また少くとも1
    種の第■族貴金属を含有するL型ゼオライトを含み、貴
    金属の粒子が触媒の表面全体によく分散し、ゼオライト
    に接合した貴金属の90%以上が約7人未満の直径を有
    する粒子の形態である触媒に接触させ、 (b)改質生成者を回収する、 ことを含むナフサの改質法。 (9) 触媒がベーマイトアルミナ、カオリンまたはシ
    リカから誘導される結合剤もまた含有する、特許請求の
    範囲第(8)項記載の方法。 aI 交換性陽イオンがカリウムであり、貴金属が白金
    である特許請求の範囲第(9)項記載の方法。
JP59236578A 1983-11-10 1984-11-09 ゼオライト触媒 Granted JPS60175548A (ja)

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US06/550,952 US4595668A (en) 1983-11-10 1983-11-10 Bound zeolite catalyst
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