JPS60173066A - 電気絶縁用ポリエステル系樹脂組成物 - Google Patents
電気絶縁用ポリエステル系樹脂組成物Info
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- JPS60173066A JPS60173066A JP2930784A JP2930784A JPS60173066A JP S60173066 A JPS60173066 A JP S60173066A JP 2930784 A JP2930784 A JP 2930784A JP 2930784 A JP2930784 A JP 2930784A JP S60173066 A JPS60173066 A JP S60173066A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
（発明の技術分野）
本発明は加熱溶融の状態において導体上に塗装が可能で
且つ外観の丁ぐれた電線を得られる電気絶縁用ポリエス
テル系樹脂組成物に関する。
且つ外観の丁ぐれた電線を得られる電気絶縁用ポリエス
テル系樹脂組成物に関する。
（発明の技術背景及びその問題点）
近年、塗料溶剤の大気放出は公害や省資源等のいろいろ
な面から早急に解決されねはならない問題でるる。その
一つの解決策として従来から使用してきたクレゾールに
替えてグリコールエーテル系の溶媒を用いた高濃度のエ
ナメルワニスが開発されるに至っている。しかし、この
タイプのポリエステル系のエナメルフェス′！ｉ：電線
に塗布・焼付けた場合、従来のクレゾールを使用したエ
ナメルワニスに比べて外観が非常に劣る傾向が見られる
。
な面から早急に解決されねはならない問題でるる。その
一つの解決策として従来から使用してきたクレゾールに
替えてグリコールエーテル系の溶媒を用いた高濃度のエ
ナメルワニスが開発されるに至っている。しかし、この
タイプのポリエステル系のエナメルフェス′！ｉ：電線
に塗布・焼付けた場合、従来のクレゾールを使用したエ
ナメルワニスに比べて外観が非常に劣る傾向が見られる
。
更に具体的に述べると前者は後者に比して心線の汚れに
敏感で、心線の表面全アセトン、トリクレンといった有
機溶媒で洗浄しないと外観が後者に比して非常に劣り、
それが特性面にも影響を及は丁ことがしばしは認められ
ている。そこでこの原因を詳しく調査した結果、エナメ
ルワニスのゲル化時間と外観の状態との間には密接な関
係があり、ゲル化時間が長いと心線表面の影響を受け易
く外観も慾くなること全見出した。つまり、グリコール
エーテル系の溶媒を用いたポリエステル系のエナメルフ
ェスは、クレゾール系よりゲル化時間が長いため外・観
が心線の表面状態に左右され、外観が損なわれることが
多い。
敏感で、心線の表面全アセトン、トリクレンといった有
機溶媒で洗浄しないと外観が後者に比して非常に劣り、
それが特性面にも影響を及は丁ことがしばしは認められ
ている。そこでこの原因を詳しく調査した結果、エナメ
ルワニスのゲル化時間と外観の状態との間には密接な関
係があり、ゲル化時間が長いと心線表面の影響を受け易
く外観も慾くなること全見出した。つまり、グリコール
エーテル系の溶媒を用いたポリエステル系のエナメルフ
ェスは、クレゾール系よりゲル化時間が長いため外・観
が心線の表面状態に左右され、外観が損なわれることが
多い。
（発明の目的）
本発明は係る事情に鑑みなされたものであり、その目的
とするところは、大気汚染による公害問題がなく、溶媒
が少量ですみかつ優れた外観を有する電線の塗膜として
使用できる電気絶縁用ポリエステル系樹脂組成物全提供
しようとするものである。
とするところは、大気汚染による公害問題がなく、溶媒
が少量ですみかつ優れた外観を有する電線の塗膜として
使用できる電気絶縁用ポリエステル系樹脂組成物全提供
しようとするものである。
（発明の概要）
本発明は多価カルボン酸成分と当量で過剰の多価アルコ
ール成分とを反応させて得られるグリコールエーテル系
の溶媒を使用したポリエステル系樹脂ｉｏｏ重量部に、
次の一般式（Ａ）（但し、ｍ＝ １〜３、ｎ＝６〜８の
正の整数）で表わされる樹脂３〜１５重量部全添加した
ことを特徴としている。
ール成分とを反応させて得られるグリコールエーテル系
の溶媒を使用したポリエステル系樹脂ｉｏｏ重量部に、
次の一般式（Ａ）（但し、ｍ＝ １〜３、ｎ＝６〜８の
正の整数）で表わされる樹脂３〜１５重量部全添加した
ことを特徴としている。
本発明に使用する一般式（Ａ）で表わされる樹脂とはス
チレン−無水マレイン酸共重合体で例えば商品名８ＭＡ
１０００．８ＭＡ２０００．８ＭＡ３０００゜５ＭＡ１
４４０．１５ＭＡ１７３５２（Ａ几ＣＯＣｈｅｍｉｃａ
ｌＡｓｉａ Ｐａｃｉｆｉｃ Ｌｔｄ、 ）等が挙げら
ｎる。
チレン−無水マレイン酸共重合体で例えば商品名８ＭＡ
１０００．８ＭＡ２０００．８ＭＡ３０００゜５ＭＡ１
４４０．１５ＭＡ１７３５２（Ａ几ＣＯＣｈｅｍｉｃａ
ｌＡｓｉａ Ｐａｃｉｆｉｃ Ｌｔｄ、 ）等が挙げら
ｎる。
本発明において、ポリエステル系樹脂組成物の樹脂分に
対して一般式（Ａ）で衣わされる樹脂全添加する九を３
〜１５重量部としたのは１５重置部を越えると溶解性が
極端に低下し、３重量部未満だと優れた外観の塗膜が得
られないためである。
対して一般式（Ａ）で衣わされる樹脂全添加する九を３
〜１５重量部としたのは１５重置部を越えると溶解性が
極端に低下し、３重量部未満だと優れた外観の塗膜が得
られないためである。
また本発明のポリエステル系樹脂組成物は特に不揮発性
樹脂分が７０チ以上の高濃度のエナメルフェスに好適し
ている。
樹脂分が７０チ以上の高濃度のエナメルフェスに好適し
ている。
（発明の実施例）
次に本発明の英施例並ひに比較例を示す０実施例
テレフタル酸ジメチル（１）ＭＴ）７７６ｇ−、エチレ
ングリコール（ＢＧ）２９８ｇ、グリセリン（Ｇ）ｘ８
４ｇ、ナフテン酸鉛１６ｇ全３１のフラスコに仕込み、
反応によって生じ之メタノールを系夕１に取り出しなが
ら徐々に温度を上は約５時間で２２０℃にしてエステル
変換反応を完結させｆＣ。
ングリコール（ＢＧ）２９８ｇ、グリセリン（Ｇ）ｘ８
４ｇ、ナフテン酸鉛１６ｇ全３１のフラスコに仕込み、
反応によって生じ之メタノールを系夕１に取り出しなが
ら徐々に温度を上は約５時間で２２０℃にしてエステル
変換反応を完結させｆＣ。
次いで系内の温度を１６０°０に下げ、４．４’−ジア
ミノジフェニルメクン（ＤＡＭ）７９ｇ、 トリメリッ
ト酸無水物（ＴＭＡ）１５４ｇを加え徐々に温度を上昇
させ反応して生成した水を連続的に系りｔに取り出し、
再び２２０℃まで上昇させ、樹脂が透明になり反応水が
ｎ＜ｆｉ−）たところでジグロビレングリコールモノメ
チルエーテル２５０ｇを加え系内の温度’ｋｌ ３０℃
に下け、トリエタノールアミンチタネート（’Ｉ”ＥＡ
Ｔ）１６ｇを添加し、更に８ＭＡ１４４０１１ｇを加え
て溶解し、樹脂分８２％、１２０°０にて２５ ｐｏｉ
ｓｅのワ＝ スｆ得た。
ミノジフェニルメクン（ＤＡＭ）７９ｇ、 トリメリッ
ト酸無水物（ＴＭＡ）１５４ｇを加え徐々に温度を上昇
させ反応して生成した水を連続的に系りｔに取り出し、
再び２２０℃まで上昇させ、樹脂が透明になり反応水が
ｎ＜ｆｉ−）たところでジグロビレングリコールモノメ
チルエーテル２５０ｇを加え系内の温度’ｋｌ ３０℃
に下け、トリエタノールアミンチタネート（’Ｉ”ＥＡ
Ｔ）１６ｇを添加し、更に８ＭＡ１４４０１１ｇを加え
て溶解し、樹脂分８２％、１２０°０にて２５ ｐｏｉ
ｓｅのワ＝ スｆ得た。
従来例
実施例において８ＭＡ１４４０を加えないものを、実施
例と同様方法で反応させたところ樹脂分７６チ、１２０
°Ｃにて２８ ｐｏｉｓｅ Ｏ’７ ニスに得た。
例と同様方法で反応させたところ樹脂分７６チ、１２０
°Ｃにて２８ ｐｏｉｓｅ Ｏ’７ ニスに得た。
外径１朋の銅線上に実施例および比較例に示したフェス
を溶融塗装を行って長さ７ｍ、炉温３９０℃の焼付炉を
線速１３ｍ／分で通過焼付は操作を３回繰り返して皮膜
厚２５μの絶縁電綜奮得た。
を溶融塗装を行って長さ７ｍ、炉温３９０℃の焼付炉を
線速１３ｍ／分で通過焼付は操作を３回繰り返して皮膜
厚２５μの絶縁電綜奮得た。
このようにして得た絶縁電線について各々特性を測定し
た。その結末を衣に示す。
た。その結末を衣に示す。
（発明の効果）
以上の実施例からも明らかなように、本発明の電気絶縁
用ポリエステル系樹脂は、導体上に溶融塗装して使用し
−ｆｃ場合、従来に比較して大気汚染による公害問題が
なく、溶媒が少なくてすみ、かつ著しく外観が改良され
ていることがわかる。
用ポリエステル系樹脂は、導体上に溶融塗装して使用し
−ｆｃ場合、従来に比較して大気汚染による公害問題が
なく、溶媒が少なくてすみ、かつ著しく外観が改良され
ていることがわかる。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 １、 多価カルボン酸成分と当量で過剰の多価アルコー
ル成分と全反応させて得られるグリコールエ”−チル系
の溶媒を使用したポリエステル系樹脂１００重重部に、
次の一般式（Ａ）（但し、ｍ＝１〜３、ｎ＝６〜８の正
の整数）で表わされる樹脂３〜１５重量部全添加したこ
と’ｔ％徴とする電気絶縁用ポリエステル系樹脂組成物
。 ２、 ポリエステル系樹脂組成物は不揮発性樹脂を７０
重量％以上含む特許請求の範曲第１項記載の電気絶縁用
ポリエステル系樹脂組成物０
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2930784A JPS60173066A (ja) | 1984-02-17 | 1984-02-17 | 電気絶縁用ポリエステル系樹脂組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2930784A JPS60173066A (ja) | 1984-02-17 | 1984-02-17 | 電気絶縁用ポリエステル系樹脂組成物 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS60173066A true JPS60173066A (ja) | 1985-09-06 |
Family
ID=12272556
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2930784A Pending JPS60173066A (ja) | 1984-02-17 | 1984-02-17 | 電気絶縁用ポリエステル系樹脂組成物 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS60173066A (ja) |
-
1984
- 1984-02-17 JP JP2930784A patent/JPS60173066A/ja active Pending
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