JPS6017248Y2 - 円筒部材の真空脱泡装置 - Google Patents

円筒部材の真空脱泡装置

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JPS6017248Y2
JPS6017248Y2 JP16224181U JP16224181U JPS6017248Y2 JP S6017248 Y2 JPS6017248 Y2 JP S6017248Y2 JP 16224181 U JP16224181 U JP 16224181U JP 16224181 U JP16224181 U JP 16224181U JP S6017248 Y2 JPS6017248 Y2 JP S6017248Y2
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JP
Japan
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rotating disk
large number
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retainer
paint
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JP16224181U
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JPS5867570U (ja
Inventor
和夫 増田
Original Assignee
東洋工芸工業株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、外周面を化粧面として塗装仕上された円筒
部材例えば万年筆の軸部、口紅容器、懐中電灯の筒部等
を製造するための真空脱泡装置に関するものである。
上記円筒部材は、例えば第1図に示すようなシャープペ
ンシルの軸部材aであって、これは金属、プラスチック
、セラミックス等で塗装すべき部分の両端につば部す、
bを陸生させて作成され、あらかじめ研磨材粒子を吹き
付けることにより表面を粗面化したのち、前記つば部す
、 b間の円周面Cに粘ちょうな塗料をつば部より盛り
上げて厚く塗着し、これを真空脱泡したのち、乾燥し、
次に加熱処理して塗料を硬化させ、つば部す、 bを塗
料層と等高に削威し、さらにつや出し及びつば部のめつ
き処理を行って塗料によるプラスチック化粧面を有する
円筒状に仕上げる。
この場合、前記塗装面は完全に乾燥するまで手を触れる
ことができず、しかもそのまま静置したのでは塗料が円
筒部材aの下面側に溜って滴下するようになるから、真
空脱泡の際は円筒部材aを転動して常に周面全体にわた
って一定厚さの塗膜が維持されるようにする必要がある
この考案は、このようにして円筒部材の外周面に塗膜を
形成させる場合に最も重要な工程の脱泡を効率よく行う
ために、多数の塗料を塗着させた一円筒部材を、一端を
前方に向けて突出保持するとともに、回転してこれら円
筒部材の上下面位置が絶えず変化するようにした回転円
板を内部に備えた真空室から成る真空脱泡装置である。
次にこの考案の実施例を添附図面について説明ツする。
第2図は、側面断面図であって、真空室1は前面に密封
扉2を一方に回動可能に設けた密閉箱として作られ、下
部に設けた真空ポンプ3を介して内部が減圧されるよう
になっている。
この真空室−1の内部にはモータ4で回転される水平に
支持された回転軸5が備えられ、この軸には1個又は2
個以上の回転円板8が埋込キー、押えナツト等を介して
取付けできるようになっている。
なお、6は前面制御板、7は開閉バルブを示す。
1 第3図は上記回転円板8の正面図であって板面に多
数の保持子挿着孔9・・・が軸孔10にほぼ同心円状に
穿設されている。
第4図は保持子挿着孔部分の断面図であって、あらかじ
め一端に円筒部材aを装着したプラスチツク製例えばテ
フロン製の保持子12の他端を断面U状のリングパツキ
ン11を介して挿入固定することにより、板面に多数の
円筒部材a・・・を突出固定しうるようになっている。
なお、13・・・は保持子12に嵌着されている弾性材
例えばゴムで作られた抜止め用Oリングである。
この考案の装置においては、回転円板8の回転中に、そ
の板に固定支持されている円筒部材aが振動すると、そ
の表面に塗布されている未乾燥状態の塗料が円筒部材a
の先端に向って次第に移動し、全体として均一な層を形
成することができなくなるので、前記した特殊ののリン
グパツキン11を使用し、極力振動が起らないようにし
ている。
この考案は上記の構成を有するものであって、これを使
用するには、前記第4図に示すようにその表面に塗料を
塗着した円筒部材aを装着した多数の保持子12を、回
転円板8,8の保持子挿入孔9・・・に挿入して固定し
たのち、密封溝2を閉じ、モータ4を起動して回転円板
8,8を回転させるとともに、真空ポンプ3を介して室
内を減圧し、脱泡させる。
この際、回転円板8,8の回転により各円筒部材a・・
・の周面ば絶えず上下左右に位置を変え、円筒部材自体
が回転されていると同様の運動をするため、塗着された
塗料は局面に沿って均等の厚さの層に形成される。
さらに、この考案においては、所望に応じ、先ず円筒部
材の素材を回転円板8,8に挿入固定し、別に設けられ
た塗装装置によって円筒部材表面に塗料を塗着させ、そ
のまま真空乾燥室1の中へ収容させて脱泡させることも
できる。
この場合、回転円板8,8の表面、保持子本体等塗料が
附着する可能性のある部分をテフロンのような非親和性
プラスチックで作っておけば、附着した塗料を容易に拭
きとることができるので便利である。
この考案は以上説明したように、回転円板8を介して各
円筒部材a・・・に手を触れることなく、しかも常に円
筒部材を転動させて塗料を均一の層に保ちつつ脱泡させ
るものであるから、多数の円筒部材を簡単に処理するこ
とができ、しかも回転円板に断面U状のリングパツキン
11を介して円筒部材が取付けされるため、回転円板が
回転しても振れによる塗料の局在化を生じることがない
という利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は円筒部材の側面図、第2図はこの考案の装置の
側面断面図、第3図は回転円板の正面図、第4図は保持
子取付部分の側面断面図である。 図中符号は以下の意味をもつ。1・・・・・・真空室本
体、2・・・・・・密封溝、3・・・・・・真空ポンプ
、5・・・・・・回転軸、8・・・・・・回転円板、9
・・・・・・保持子挿入孔、11・・・・・・リングパ
ツキン、12・・・・・・保持子、13・・・・・・O
リング。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 水平に支持され、一端において駆動機構と連結した回転
    軸5を内部に備えた真空室1と、その回転軸5に着脱可
    能に取付けられた回転円板8から威り、かつ一端を円筒
    部材の装着部とし他端を回転円板への取付部とした多数
    の保持子12・・・及び回転円板8上に同心円状に多数
    穿設され、それぞれの内部に断面U状のリングパツキン
    11を有する保持子挿入孔9を介して、所要の塗装を施
    された多数の円筒部材a・・・を前記回転円板8に水平
    に保持されるようにしたことを特徴とする円筒部材の真
    空脱泡装置。
JP16224181U 1981-10-30 1981-10-30 円筒部材の真空脱泡装置 Expired JPS6017248Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP16224181U JPS6017248Y2 (ja) 1981-10-30 1981-10-30 円筒部材の真空脱泡装置

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JP16224181U JPS6017248Y2 (ja) 1981-10-30 1981-10-30 円筒部材の真空脱泡装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5867570U JPS5867570U (ja) 1983-05-09
JPS6017248Y2 true JPS6017248Y2 (ja) 1985-05-27

Family

ID=29954568

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JP16224181U Expired JPS6017248Y2 (ja) 1981-10-30 1981-10-30 円筒部材の真空脱泡装置

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JPS5867570U (ja) 1983-05-09

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