JP4236472B2 - ローラ式塗布具 - Google Patents

ローラ式塗布具 Download PDF

Info

Publication number
JP4236472B2
JP4236472B2 JP2003017730A JP2003017730A JP4236472B2 JP 4236472 B2 JP4236472 B2 JP 4236472B2 JP 2003017730 A JP2003017730 A JP 2003017730A JP 2003017730 A JP2003017730 A JP 2003017730A JP 4236472 B2 JP4236472 B2 JP 4236472B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
liquid
application
roller
pipe
liquid tank
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2003017730A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2004223485A (ja
Inventor
孝 山田
徳司 野口
文彦 世代
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kao Corp
Original Assignee
Kao Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kao Corp filed Critical Kao Corp
Priority to JP2003017730A priority Critical patent/JP4236472B2/ja
Publication of JP2004223485A publication Critical patent/JP2004223485A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4236472B2 publication Critical patent/JP4236472B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Coating Apparatus (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ローラ式塗布具に関し、特に塗布ローラと、該塗布ローラを回転可能に支持する柄部と、塗布ローラの軸芯パイプに塗布液を供給する液タンクとを備えるローラ式塗布具に関する。
【0002】
【従来の技術】
塗布ローラと、該塗布ローラを回転可能に支持する柄部とからなるローラ式塗布具は、例えば塗料等の塗布液を壁面等の被塗布面に塗布するための用具として用いられる。このようなローラ式塗布具は、塗布液容器に収容された塗布液にスポンジや織布、不織布等からなる塗布部を浸漬し、当該塗布部に塗布液を含浸させて塗布作業を行うのが一般的である。
【0003】
また、このようなローラ式塗布具では、塗布部に含浸させた塗布液が減少したら、塗布部を、塗布液容器内の塗布液にその都度繰り返し浸漬させつつ塗布作業を行う必要があるため、作業が面倒になると共に、特に高い位置の被塗布面への塗布作業においては、塗布液容器を手に持って作業を行うことが重労働になる。また床面等の低い位置に塗布液容器を置いておく場合には、高い位置から昇降しつつ繰り返し塗布部を浸漬させるのに手間がかかることになる。さらに、ローラ式塗布具を塗布液容器と被塗布面との間で繰り返し往復させる際に、含浸させた塗布液の液垂れを生じて、塗布作業者や周囲のものを汚しやすくなる。
【0004】
これに対し、塗布液容器内の塗布液に浸漬させることなく塗布部に塗布液を供給できるようにしたローラ式塗布具として、塗布ローラの内部に空洞部を設けて塗布液を畜入し、畜入された塗布液を、塗布ローラの外周面に設けた複数の吐出口を介して流出させ、塗布ローラの周囲の塗布部に含浸させるようにしたものや(例えば、特許文献1参照)、圧力ポンプによって塗布ローラの軸芯パイプに塗布液を給送し、給送された塗布液を、軸芯パイプの放出口から流出させ、塗布ローラの周囲の塗布部に含浸させるようにしたもの(例えば、特許文献2参照)が開発されている。
【0005】
【特許文献1】
実用新案登録第3082387号公報
【特許文献2】
特開平5−309313号公報
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
上記従来の塗布ローラの空洞部や軸芯パイプから塗布液を塗布部に含浸させるようにしたローラ式塗布具によれば、前者の空洞部に塗布液を畜入するものは、畜入された塗布液の自重によって、塗布ローラの下部に位置する吐出口から塗布液が流出し易くなり、また畜入した塗布液が減少した場合には、下部に位置する吐出口のみから塗布液が流出することになる。したがって、周囲の塗布部に一様に塗布液を含浸させることが困難になるため、例えば上下方向の被塗布面に対しては、効率良く均質に塗布作業を行うことが困難になる。
【0007】
一方、後者の圧力ポンプによって軸芯パイプに塗布液を給送するものは、その給送圧力によって、軸芯パイプを中心とした放射方向に塗布液を一様に含浸させてゆくことも可能であるが、装置が大掛かりになるため、例えば業務用には適するものの、例えば家庭用に用いる場合等、簡易な塗布作業に用いる際には適当でない。
【0008】
また、これらの従来のローラ式塗布具によれば、特に塗布液が、浸透性の良い例えば粘度が1〜100mPa・s程度、表面張力が1〜50mN/m程度のものである場合には、塗布液が少量ずつ徐々に流出するように調整しつつ、塗布部に一様に塗布液を含浸させてゆくことが困難である。
【0009】
本発明は、簡易な構成によって、塗布部に塗布液を一様に含浸させつつ均質な塗布作業を容易に行うことを可能にするローラ式塗布具を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本発明は、塗布ローラと、該塗布ローラを回転可能に支持する柄部と、塗布ローラの軸芯パイプに塗布液を供給する液タンクとを備え、該液タンクから供給される塗布液を、前記軸芯パイプに形成された流出孔を介して流出させることにより前記塗布ローラの塗布部に含浸させ、被塗布面への塗布作業を行うローラ式塗布具であって、前記軸芯パイプに対してこれの周方向に前記液タンクを相対回動させることにより、前記被塗布面への塗布方向に応じて前記液タンクを前記軸芯パイプの上方に保持させる回動保持手段を有するローラ式塗布具を提供することにより、上記目的を達成したものである。
【0011】
【発明の実施の形態】
図1に示す本発明の好ましい一実施形態に係るローラ式塗布具10は、例えば自家用車、室内壁面等の、縦横方向、上下方向、左右方向、或いは斜め方向等に延在する、複数方向の被塗布面を備える三次元形状の被塗布体に対して、塗布液として例えば表面処理剤、塗料等を、効率良く均質に塗布してゆくために採用されたものである。
【0012】
そして、本実施形態のローラ式塗布具10は、塗布ローラ11と、塗布ローラ11を回転可能に支持する柄部12と、塗布ローラ11の軸芯パイプ13に塗布液を供給する液タンク14とを備え、液タンク14から供給される塗布液を、軸芯パイプ13に形成された流出孔15(図2参照)を介して流出させることにより塗布ローラ11の塗布部16に含浸させ、被塗布面40(図4(a)〜(d)参照)への塗布作業を行う塗布具であって、軸芯パイプ13に対してこれの周方向に液タンク14を相対回動させることにより、被塗布面40への塗布方向に応じて液タンク14を軸芯パイプ13の上方に保持させる回動保持手段17を有するものである。
【0013】
また、本実施形態によれば、塗布ローラ11の軸芯パイプ13と、液タンク14に取り付けた供給パイプ18とが、柄部12の先端に固定された連結支持スリーブ部材19を介して連通連結されており、連結支持スリーブ部材19への供給パイプ18の取付部分に、回動保持手段17が設けられている。また連結支持スリーブ部材19への軸芯パイプ13の取付部分に、軸芯パイプ13を回転可能に支持する回転液もれ防止部材20が設けられている。
【0014】
本実施形態のローラ式塗布具10を構成する塗布ローラ11は、図2にも示すように、これの中心部分を貫通する回転軸として設けられた、例えば外径が5〜10mm程度の金属製の中空円筒パイプ部材からなる軸芯パイプ13と、軸芯パイプ13の略全長に亘って、これの周面を例えば5〜20mm程度の厚さで円柱状に覆うようにして取り付けられた、例えばスポンジ材料からなる塗布部16とからなる。また、軸芯パイプ13の周面には、その塗布部16によって覆われた部分の全体に亘って、例えば直径が0.5〜2mm程度の大きさの円形の流出孔15が、複数(多数)均等に分散配置されて開口形成されており、これによって孔加工を容易にすると共に、塗布液の過剰流出を防止できるようになっている。さらに、軸芯パイプ13の先端開口部には、閉塞栓27が填め込まれて、当該先端開口部を強固に塞いでいる。
【0015】
塗布ローラ11を回転可能に支持する柄部12は、例えば外径が5〜10mm程度の金属製の中空円筒パイプ部材を曲折加工して形成されるもので、その一方の端部には、連結支持スリーブ部材19が取付け固定されており、この連結支持スリーブ部材19を介して、塗布ローラ11を回転可能に支持している。また柄部12の他方の端部には、塗布ローラ11の略中央領域から垂直な延長線上に位置する部分において、把手部材21が取付け固定されており、この把手部材21を把持しながら、塗布ローラ11を被塗布面40に沿って回転スライド移動させることにより、塗布作業をスムーズに行うことができるようになっている。
【0016】
塗布ローラ11の軸芯パイプ13に塗布液を供給する液タンク14は、例えば合成樹脂製の円筒ボトル形状の容器である。本実施形態によれば、液タンク14は、供給パイプ18を介して連結支持スリーブ部材19に取り付けられ、供給パイプ18及び連結支持スリーブ部材19を経て、収容した塗布液を塗布ローラ11の軸芯パイプ13に供給することができるようになっている。また、液タンク14は、容器本体22と、この容器本体22に着脱可能に装着されるキャップ部23とからなり、キャップ部23から突出して設けられたノズル24の、軸芯パイプ13との連通口である先端開口以外に開口を形成しないようにして、容器本体22の内部に塗布液を封入可能な液封入タンクとしての機能を備えている。
【0017】
さらに、液タンク14のノズル24の内側には、これの先端開口から一方の端部が挿嵌されて、略60度の角度でくの字形状に折り曲げられた供給パイプ18が装着されており、この供給パイプ18の他方の端部は、回動保持手段17を介して連結支持スリーブ部材19に回動可能に取り付けられている。供給パイプ18は、連結支持スリーブ部材19の内部において軸芯パイプ13とを連通し、液タンク14から軸芯パイプ13に塗布液を供給できるようになっている。なお、容器本体22にキャップ部23が着脱可能に装着されていることにより、キャップ部23から容器本体22を取り外して塗布液を適宜補充することができ、また挿嵌された供給パイプ18からノズル24を取り外して、液タンク14自体を適宜交換することができるようになっている。
【0018】
塗布ローラ11の軸芯パイプ13と、液タンク14の供給パイプ18とを連通連結する連結支持スリーブ部材19は、例えば合成樹脂を射出成形して形成されるものであり、上述のように、柄部12の一方の端部に填込み固定される。また連結支持スリーブ部材19への供給パイプ18の取付部分には、軸芯パイプ13に対して液タンク14を相対回動させつつ、当該液タンク14を軸芯パイプ13の上方の所定の位置に保持させる回動保持手段17が、これと反対側の軸芯パイプ13の取付部分には、軸芯パイプ13を回転可能に支持する回転液もれ防止部材20が各々設けられている。
【0019】
本実施形態によれば、回転保持手段17は、図3(a),(b)に示すように、連結支持スリーブ部材19の塗布ローラ11とは反対側に配置され、且つ中空内部を拡幅させて設けられた外側筒部25と、外側筒部25の内側にこれと同心状に配置され、当該外側筒部25に対して相対回動可能に装着された内側回動板26とによって構成される。また内側回動板26の中心部分には、供給パイプ18が、他方の端部を貫通させるようにして取付け固定されており、当該他方の端部を連結支持スリーブ部材19の中空内部の略中央部分まで延設させている。
【0020】
また、本実施形態によれば、回転保持手段17を構成する外側筒部25は、その内周断面形状が、45度の均等な中心角を有する正八角形となっており、また内側回動板26は、その外周断面形状が、外側筒部25の正八角形の内周断面形状の対角線と等しい長さの対角線を有する、各角部の間の面が湾曲面となった四角形となっており、且つ各角部の間の湾曲面は、外側筒部25の内周断面形状の対辺と接触しないような形状となっている。したがって、内側回動板26の各角部が、外側筒部25の内周面の正八角形の角部に一つ置きに各々係止されている状態から、合成樹脂からなる外側筒部25及び内側回動板26を僅かに弾性変形させつつ、内側回動板26を外側筒部25に対して45度毎に相対回動させて、正八角形の隣接する角部に内側回動板26の角部を順次スライド係止してゆくことにより、内側回動板26に固定された供給パイプ18を、液タンク14と共に塗布ローラ11の軸芯パイプ13に対してこれの周方向に段階的に相対回動させ、且つ45度毎に段階的に回動させた液タンク14を、軸芯パイプ13よりも上方の所定の位置に適宜容易に保持することができるようになっている。
【0021】
さらに、本実施形態によれば、軸芯パイプ13を回転可能に支持する回転液もれ防止部材20は、液もれを防止しつつ、液を流通させるパイプ部材を回転可能に連結支持する部材であって、例えばロータリー管継手等として知られる公知の各種の回転液もれ防止部材を用いることができる。この回転液もれ防止部材20を介することにより、軸芯パイプ13を回転可能に支持しつつ、連結支持スリーブ部材19の内部において、軸芯パイプ13と供給パイプ18とが連通連結されることになる。
【0022】
そして、本実施形態のローラ式塗布具10によれば、回転保持手段17を介して液タンク14を軸芯パイプ13に対して相対回動させ、且つ回動させた液タンク14を軸芯パイプ13の上方に保持させるだけの簡易な構成によって、圧力ポンプ等の大掛りな装置を用いることなく、塗布ローラ11の塗布部16に塗布液を一様に含浸させながら、被塗布面40への均質な塗布作業を容易に行うことが可能になる。
【0023】
すなわち、本実施形態によれば、例えば図4(a)〜(d)に示すように、被塗布面の方向や当該被塗布面に対する塗布方向に応じて液タンク14を回動させて、塗布作業中、常に液タンク14を軸芯パイプ13よりも上方に保持しておくことが可能なので、液タンク14の内部の塗布液と軸芯パイプ13に供給される塗布液との間には常に水頭差が生じていることになる。したがって、軸芯パイプ13の内部には、この水頭差によって塗布液が常時充満した状態となると共に、水頭差による水圧によって、軸芯パイプ13の全体に亘り均等に分散配置した多数の流出孔15から、軸芯パイプ12を中心とした放射方向に塗布液を流出させつつ、塗布液を塗布部16に一様に含浸させてゆくことができるので、被塗布面への塗布方向に応じて塗布液を均質且つ容易に塗布してゆくことが可能になる。
【0024】
なお、本実施形態のローラ式塗布具10を用いた塗布状況を例示する図5(a)〜(d)において、(a)は、上下方向に延在する被塗布面40に対して、下方から上方に向かって塗布ローラ11を回転スライドさせつつ塗布液を塗布する状況を示すものであり、(b)は、上下方向に延在する被塗布面40に対して、上方から下方に向かって塗布ローラ11を回転スライドさせつつ塗布液を塗布する状況を示すものである。また(c)は、液タンク14よりも上方において把手部材21を把持しながら上下方向に延在する被塗布面40に対して、下方から上方に向かって塗布液を塗布する状況を示すものであり、(d)は、水平方向に延在する被塗布面40に対して、塗布ローラ11を回転スライドさせつつ塗布液を塗布する状況を示すものである。
【0025】
また、本実施形態のローラ式塗布具10によれば、液タンク14は、軸芯パイプ13との連通口である、ノズル24の先端開口以外の開口が設けられていない液封入タンクとなっているので、特に塗布液が浸透性の良い粘度が1〜100mPa・s程度、表面張力が1〜50mN/m程度のものである場合でも、塗布液を一度に多量に流出させることなく、少量ずつ徐々に流出するように調整することができ、塗布部16に塗布液を一様に含浸させて、被塗布面40への均質な塗布作業を容易に行うことが可能になる。
【0026】
すなわち、本実施形態によれば、液タンク14が液封入タンクとなっているので、液タンク14は、塗布液が軸芯パイプ13に送られて減少すると、内部が負圧になる。そして液タンク14からの塗布液の供給は、この負圧の作用によって、急速な供給が抑制されることになり、これによって軸芯パイプ13から押し出されるようにして塗布部16に流出される塗布液の量を、少量となるように容易に調整することが可能になる。また液タンク14内の負圧は、塗布ローラ11の外周面から、大気中の空気が塗布部16、流出孔15、軸芯パイプ13、及び供給パイプ18を経て液タンク14の内部に侵入することによって解消するので、液タンク14の内部に侵入する大気中の空気の量と、塗布液の供給によって生じる液タンク14内の負圧状態とが適度にバランスされることにより、塗布液が塗布部16に少量ずつ一様に含浸した状態を、容易に維持することが可能になる。
【0027】
さらに、本実施形態のローラ式塗布具10によれば、塗布ローラ11の軸芯パイプ13は、連結支持スリーブ部材19に設けた回転液もれ防止部材20によって回転可能に支持されており、軸芯パイプ13は、塗布部16と共に一体として回転するようになっているので、塗布部を軸芯パイプに対して相対的に回転させるようにしたものの如く、塗布ローラの端面における軸芯パイプと塗布部との接合部分から、供給された塗布液が漏出しやすくなるのを効果的に回避することが可能になる。
【0028】
なお、本発明は上記実施形態に限定されることなく種々の変更が可能である。例えば、液タンクは液封入タンクである必要は必ずしもなく、塗布液は粘度が1〜100mPa・s程度、表面張力が1〜50mN/m程度の浸透性の良い塗布液である必要は必ずしもない。また、回転保持手段は、正八角形の内周断面形状を有する外側筒部と、四角形の外周断面形状を有する内側回動板とからなるものである必要は必ずしもなく、例えば起上り小法師状の機構を備えていて、液タンクを常に上方に配置できるようにしたものであっても良い。さらに、塗布ローラは、軸芯パイプを回転可能に支持させて塗布部と一体として回転させるようにしたものである必要は必ずしもなく、例えば固定された軸芯パイプに回転スリーブを介在させて塗布部を取り付け、塗布部を回転スリーブと共に軸芯パイプに対して相対回転させるようにしたものであっても良い。
【0029】
【発明の効果】
本発明のローラ式塗布具によれば、簡易な構成によって、塗布部に塗布液を一様に含浸させつつ均質な塗布作業を容易に行うことが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係るローラ式塗布具の平面図である。
【図2】本発明の一実施形態に係るローラ式塗布具における塗布ローラの縦断面図である。
【図3】本発明の一実施形態に係るローラ式塗布具における回動保持手段の構成を説明する、(a)は部分断面図、(b)は(a)のA−Aに沿った横断面図である。
【図4】(a)〜(d)は、本発明の一実施形態に係るローラ式塗布具を用いた塗布状況を例示する側面図である。
【符号の説明】
10 ローラ式塗布具
11 塗布ローラ
12 柄部
13 軸芯パイプ
14 液タンク(液封入タンク)
15 流出孔
16 塗布部
17 回動保持手段
18 供給パイプ
19 連結支持スリーブ部材
20 回転液もれ防止部材
21 把手部材
22 容器本体
23 キャップ部
24 ノズル
25 外側筒部
26 内側回動板
27 閉塞栓
40 被塗布面

Claims (5)

  1. 塗布ローラと、該塗布ローラを回転可能に支持する柄部と、塗布ローラの軸芯パイプに塗布液を供給する液タンクとを備え、該液タンクから供給される塗布液を、前記軸芯パイプに形成された流出孔を介して流出させることにより前記塗布ローラの塗布部に含浸させ、被塗布面への塗布作業を行うローラ式塗布具であって、
    前記塗布ローラの軸芯パイプと、前記液タンクに取り付けた供給パイプとが、前記柄部の先端に固定された連結支持スリーブ部材を介して連通連結されており、該連結支持スリーブ部材への前記軸芯パイプの取付部分に、前記軸芯パイプを回転可能に支持する回転液もれ防止部材が設けられており、
    且つ前記被塗布面への塗布方向に応じて、前記軸芯パイプに対して前記液タンクを相対回動することにより、前記液タンクが前記軸芯パイプの上方に配置された際に、前記液タンクを前記軸芯パイプの上方に保持させる回動保持手段を有するローラ式塗布具。
  2. 前記液タンクは、前記軸芯パイプとの連通口以外の開口が設けられていない、内部に塗布液を封入できる液封入タンクである請求項1記載のローラ式塗布具。
  3. 前記連結支持スリーブ部材への前記供給パイプの取付部分に、前記回動保持手段が設けられている請求項1又は2に記載のローラ式塗布具。
  4. 前記回動保持手段が、外側筒部と、該外側筒部の内側に該外側筒部と同心状に配置され、該外側筒部に対して相対回動可能に装着された内側回動板とからなり、
    前記外側筒部は、均等な中心角を有するように配置された複数の角部を備える内周断面形状を有しており、
    前記内側回動板は、均等な中心角を有するように配置された、前記外側筒部の内周断面形状の対角線と等しい対角線を備えると共に、前記外側筒部の内周断面形状の角部よりも少ない複数の角部を備える外周断面形状を有しており、
    前記内側回動板の各角部が、前記外側筒部の内周面の角部に選択的に各々係止されている状態から、前記内側回動板を前記外側筒部に対して相対回動させて、前記外側筒部の内周面の、選択的に各々係止されていた角部と隣接する角部に内側回動板の各角部を順次スライド係止してゆくことにより、段階的に回動させて前記液タンクを前記軸芯パイプの上方に保持させるようになっている請求項1〜3のいずれかに記載のローラ式塗布具。
  5. 前記液タンクに収容されて前記軸芯パイプに供給される塗布液は、粘度が1〜100mPa・s、表面張力が1〜50mN/mの塗布液である請求項1〜3のいずれかに記載のローラ式塗布具。
JP2003017730A 2003-01-27 2003-01-27 ローラ式塗布具 Expired - Fee Related JP4236472B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003017730A JP4236472B2 (ja) 2003-01-27 2003-01-27 ローラ式塗布具

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003017730A JP4236472B2 (ja) 2003-01-27 2003-01-27 ローラ式塗布具

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2004223485A JP2004223485A (ja) 2004-08-12
JP4236472B2 true JP4236472B2 (ja) 2009-03-11

Family

ID=32904814

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003017730A Expired - Fee Related JP4236472B2 (ja) 2003-01-27 2003-01-27 ローラ式塗布具

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4236472B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JP2004223485A (ja) 2004-08-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2514647B2 (ja) 液体コ―テイング塗布装置
CN204411490U (zh) 一种皮肤科外用药膏涂抹器
KR20150138631A (ko) 페인트 저장용기가 내장된 페인트 롤러
JP4236472B2 (ja) ローラ式塗布具
KR20150007776A (ko) 휴대용 페인트 도장용구
CN102481803A (zh) 向诸如滚筒和刷子的涂敷器供给液体的附件
US3937583A (en) Paint roller
KR20120110473A (ko) 원심력에 의해 배출되게 한 페인트 저장통을 갖는 경사형 롤러 브러시
KR20120110474A (ko) 원심력에 의해 배출되게 한 페인트 저장통을 갖는 평면형 롤러 브러시
US2932043A (en) Liquid coating applicator
US10384228B2 (en) Touch up painter
JP4322050B2 (ja) ローラ式塗布具
JP2002045776A (ja) チューブ外周面への接着剤塗布装置
US7037018B1 (en) Art paint rolling system
KR102080073B1 (ko) 페인트 자동 공급 롤러
WO2020100938A1 (ja) 塗装具及び塗装方法
JP2534500Y2 (ja) 塗布装置
JPS592866Y2 (ja) 液体塗布装置
KR102088054B1 (ko) 자동 페인트 공급 롤러
JPS624527Y2 (ja)
KR20160065571A (ko) 페인팅 롤러
CN215590210U (zh) 一种可减少溶剂使用的环保印刷滚筒
KR102301539B1 (ko) 승강식 타공 플레이트가 구비된 도형제 도포용 함침장치
JP3234057U (ja) 送液管を内臓するローラー刷毛取付け具とローラー刷毛
CN210316573U (zh) 建筑工程用模板脱模剂涂刷装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20051128

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20080904

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080909

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20081030

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20081216

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20081216

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 4236472

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111226

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111226

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121226

Year of fee payment: 4

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121226

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131226

Year of fee payment: 5

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees