JPH0248065A - 粘着性液体の自動塗布装置 - Google Patents

粘着性液体の自動塗布装置

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JPH0248065A
JPH0248065A JP19769288A JP19769288A JPH0248065A JP H0248065 A JPH0248065 A JP H0248065A JP 19769288 A JP19769288 A JP 19769288A JP 19769288 A JP19769288 A JP 19769288A JP H0248065 A JPH0248065 A JP H0248065A
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Susumu Maeda
進 前田
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Aisan Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 この発明は粘着性液体を円周内壁に適量かつ均一に塗布
する粘着性液体の自動塗布装置に関する〈従来の技術〉 従来、嫌気性接着剤などの粘着性を有する液体を、円周
内壁のような被塗布部位に塗布を行うには、容器に収容
された粘着性液体を、刷毛に付着させた上、手作業で塗
布するか、または、粘着性液体の自動噴出装置を用いて
、被塗布部位に粘着性液体を噴出して塗布が行われてい
た。
第4図はこのような自動噴出装置の一例を示し粘着性液
体2を貯溜したボトル31と、そのボトル31にホース
32で連結されたデイベンサ33とを備え、ボトル31
にはエアー圧送ユニット36からの高圧空気が供給され
て、デイスペンサ33の起動レバー34の操作により、
ノズル35から所定量の粘着性液体2が噴出されるよう
に構成されていた。
〈発明が解決しようとする課題〉 しかし、前者の刷毛型りにあっては、刷毛に付着させる
粘着性液体の量が一定せず、また、刷毛に付着された粘
着性液体が、容器から被塗布部位まで運ぶ間に、たれ落
ちて他の場所に付着するという問題があった。更に、粘
着性がある液体のため、塗布作業が困難で、取扱いが慎
重になり、作業に時間を要するという問題があった。
また、後者の自動噴出装置にあっては、ノズルに粘着性
液体が徐々にこびり付いてノズル径が実質的に小さくな
り、噴出量が変動し、さらに進んでノズルが詰り易いと
いう問題がある。また、奥行きの深い円周内壁面への噴
出においては、むらなく粘着性液体を塗布することが困
難であった。
この発明は上記問題を解決するためになされたものであ
り、その目的とするところは、円周内壁の被塗布面に、
適量かつ均一に、粘着性液体を塗布することができる粘
着性液体の自動塗布装置を提供しようとするものである
く課題を解決するための手段〉 この発明は上記目的を達成するためになされたものであ
り、粘着性液体を収容するための容器と、下位部が上記
容器に収容された粘着性液体内に浸されるとともにその
液面に略直交する平面上を回転駆動されるロータと、上
記ロータの周側面に近接して設けられるとともにその周
側面との間の間隔を調整可能なワイパーと、回転駆動さ
れるブラシと、上記ブラシを上記ロータの周側面および
被塗布部位に接触可能に往復移動させる送り機構と、を
備えた粘着性液体の自動塗布装置である。
〈作用〉 この発明は上記のように構成されたものであり、粘着性
液体は、ロータの周側面に付着し、ロータの回転に伴っ
てロータの上位部に上昇するとともに、ワイパーにより
付着量を適量となるように調整する。
一方、回転駆動されたブラシが送り機構に駆動されて前
進し、ロータの上位部においてロータの周側面と接触す
る。そして、回転して連続的に揚液するロータから、回
転しながら移動するブラシへ粘着性液体の移行付着が行
われる。
粘着性液体を付着したブラシは回転しながら被塗布部位
に移動するが、局部的または必要以上に粘着性液体を付
着していないためその回転により前記粘着性液体のたれ
落ちが防止されて、被塗布部位への塗布が行われる。
〈実施例〉 以下、この発明の一実施例を第1図、第2図に基づいて
説明する。
第1図はこの実施例の粘着性液体の自動塗布装置の全体
構成図を示し、粘着性液体2を収容するための容器1と
、容器1の上方に設けられて回転駆動されるロータ5と
、ロータ5の周側面6に近接して設けられたワイパー1
oと、回転駆動されるブラシ15と、ブラシ15を往復
移動させる送り機構20等とから粘着性液体の自動塗布
装置が構成されている。
容器1内部には、嫌気性接着剤等の粘着性液体2が収容
され、容器1の上方には、ロータ5が液面りに略直交し
て配設されている。
ロータ5は、実施例では鉄またはステンレス材により円
盤状に形成されており、その周側面6の角には、粘着性
液体2の付着量を制御するために面取りが施され面取り
部7,7が形成されている0そして、その軸8は、モー
タ9の回転軸に直結されて、矢印方向へ回転駆動される
ように形成されている。
また、ロータ5の下位部は、容器1内の粘着性液体2内
に浸されており、ロータ5の回転に伴って、ロータ5に
付着した粘着性液体2が液面りより上昇するように形成
されている。
ワイパー10は、実施例では、屈曲形成された板材から
なり、図示しない基台より延びた支持部材12に取付け
られて、先端部がロータ5の上昇側の周側面6に近接し
て配設されている。
そして、調整ねじ11による取付は位置調整によって、
ワイパー10先端部と周側面6との間の間隔を調整でき
るように形成されている。この間隔調整により、周側面
6に付着して上昇する粘着性液体2の通過量が規定され
る。
ブラシ15は、合成樹脂等からなる多数本の細線条を、
軸16の先端部に放射状に、かつ円柱状に植設して形成
されており、軸16はモータ17の回転軸に連結されて
、矢印方向へ回転駆動され= 6− るように形成されている。
モータ17は基板24に固定されており、基板24は基
台に支持されて第1図の左右方向に移動可能に設けられ
るとともに、送り機構20により駆動されて往復移動を
行うように構成されているそして、その往復移動により
、ブラシ15の外周部がロータ5の上位部において、周
側面6に接触し、更に、軸16の延長線上に定置された
製品25の被塗布部位26に、ブラシ15が接触するよ
うに形成されている。
送り機構20は、シリンダ21を主体として構成されて
おり、シリンダ21のロッド22には、基板24に取付
けられた連結部材23が固着されている。そして、ロッ
ド22の前進、後退により、基板24、即ちモータ17
.ブラシ15をその軸方向に往復移動させるように形成
されている。
なお、モータ9.17および送り機構20は、図示しな
い制御盤に制御されて駆動されるように構成されており
、実施例では、ロータ5の回転数を毎分20回転、ブラ
シ15の回転数を毎分100回転、ブラシ15の前進、
後退速度を毎分1.25mで駆動するように設定されて
いる。
そして、ブラシ15への粘着性液体2の移行付着量は、
ワイパー10とロータ5との間隔調整の他に、上記ロー
タ5.ブラシ15の回転速度、ブラシ15の移動速度の
調整、および周側面6の幅員の大小等によって調整可能
である。
次に、このように構成された粘着性液体の自動塗布装置
の動作を説明する。
制御盤の作動によりモータ9,17へ電源が供給され、
ロータ5.ブラシ15はそれぞれ矢印方向へ回転する。
このとき、送り機構20は後退位置にあって、ブラシ1
5は第3図Aに示すようにロータ5の右方にあり、粘着
性液体2はロータ5の周側面6に付着して回転する。そ
して、ワイパー10の位置調整により、ロータ5の上位
部へ上昇される粘着液体2の液量が適量に調整される。
次いで、送り機構20が作動し、シリンダ21のロッド
22の前進に伴ってブラシ15が前進し、ブラシ15は
回転しながらロータ5の上位部において周側面6に接触
する。そして、ロータ5により揚液される粘着性液体2
は、回転しながら前進するブラシ15に拭い取られるよ
うにして、ブラシ15に移行付着する(第3図C参照)
更に、ロッド22が前進すると、ブラシ15はロータ5
上部を通過して製品25の被塗布部位26に進出する(
第3図C参照)。
このとき、ブラシ15に付着した粘着性液体2は、ブラ
シ15の回転により一箇所に溜ることまたは、必要以上
の付着がなく、ブラシ15の移動時のたれ落ちが防止さ
れている。
そして、ブラシ15の先端部が被塗布部位26の最奥部
に到達すると、その位置でブラシ15が所定時間回転し
、ブラシ15に付着している粘着性液体2が、被塗布部
位26の円周内壁面に塗布される。
続いて、ロッド22は後退作動を始め、それに伴いブラ
シ15はロータ5上部を通過して、第3図Aに示す原位
置に復帰する。
この復帰時に、ブラシ15はロータ5に接触し粘着性液
体2がブラシ15へ移行付着する。従って、連続塗布時
には、ブラシ15の前進、後退時の移行付着量の和によ
り、塗布量が設定されるそして、以上の工程を繰返し行
って、被塗布位置に順次繰出されるように定置される製
品25に粘着性液体2の連続的自動塗布が行われる。
なお、この発明は上述の説明および区側に限定されるこ
となく、この発明の技術的思想から逸脱しない範囲にお
いて、その実施態様を変更することができる。例えば、
送り機構は、モータな駆動源とし、ねじまたは歯車等を
用いた回転を直動に変換する機構であってもよい。
〈発明の効果〉 以上説明したようにこの発明の粘着性液体の自動塗布装
置は、粘着性液体を収容するための容器と、下位部が容
器に収容された粘着性液体内に浸されるとともに液面に
略直交する平面上を回転駆動されるロータと、ロータの
周側面に近接して設けられるとともにその周側面との間
の間隔を調整可能なワイパーと、回転駆動されるブラシ
と、ブラシをロータの周側面および被塗布部位に接触可
能に往復移動させる送り機構と、を備えた構成なので、
ブラシへの粘着性液体の付着量が一定化され、またブラ
シの回転により粘着性液体のたれ落ちを防止することが
できる。
また、粘着性液体をブラシの回転により塗布するので、
被塗布部位が奥行きの深い内壁であっても、均一、かつ
適量の塗布を行うことができる。
更に、ブラシへの粘着性液体の付着量を容易に調整でき
るとともに、粘着性を有する液体の塗布作業を、自動的
に、迅速に、連続して行うことができる等の効果を奏す
る。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の実施例の粘着性液体の自動塗布装置
の全体構成図、 第2図は同じくロータとブラシの正面図、第3図A−C
は同じく動作態様を示す説明図、第4図は従来の粘着性
液体の自動噴出装置を示す構成図である。 1・・・容器、 5・・・ロータ、 10・・・ワイパー 15・・・ブラシ、 20・・・送り機構。 特  許  出  願  人 愛三工業株式会社 第 A 第 図 第 図C

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 粘着性液体を収容するための容器と、 下位部が前記容器に収容された粘着性液体内に浸される
    とともにその液面に略直交する平面上を回転駆動される
    ロータと、 前記ロータの周側面に近接して設けられるとともにその
    周側面との間の間隔を調整可能なワイパーと、 回転駆動されるブラシと、 前記ブラシを前記ロータの周側面および被塗布部位に接
    触可能に往復移動させる送り機構と、を備えたことを特
    徴とする粘着性液体の自動塗布装置。
JP63197692A 1988-08-08 1988-08-08 粘着性液体の自動塗布装置 Expired - Lifetime JP2521521B2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN111298455A (zh) * 2020-02-27 2020-06-19 罗女妹 一种基于玩具制作的发泄球画眼睛装置

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