JPS5821540B2 - 有底筒状ガラス成形品の内面塗装装置 - Google Patents
有底筒状ガラス成形品の内面塗装装置Info
- Publication number
- JPS5821540B2 JPS5821540B2 JP53024739A JP2473978A JPS5821540B2 JP S5821540 B2 JPS5821540 B2 JP S5821540B2 JP 53024739 A JP53024739 A JP 53024739A JP 2473978 A JP2473978 A JP 2473978A JP S5821540 B2 JPS5821540 B2 JP S5821540B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- hole
- paint
- chuck
- nozzle
- molded product
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Coating Apparatus (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、装飾照明用ガラスグローブ、化粧品用ピンそ
の他ガラス容器等の有底筒状ガラス成形品の内面を塗装
するための装置に関するものである。
の他ガラス容器等の有底筒状ガラス成形品の内面を塗装
するための装置に関するものである。
従来、この種の有底筒状ガラス成形品に対する塗装装置
として、スプレーノズルを用いた吹付は塗装装置が種々
提案されているが、このようにスプレーノズルによる吹
付は塗装装置によると、塗料の霧散によるロスが大きく
、かつ、作業員に対する衛生管理の問題が生じ、装置の
設置場所に制約を受けると共に、環境保全のための大が
かりな付帯設備が必要となって設備費が非常に高くつき
、これが製品コストに付加されるため大巾なコストダウ
ンは期待できない。
として、スプレーノズルを用いた吹付は塗装装置が種々
提案されているが、このようにスプレーノズルによる吹
付は塗装装置によると、塗料の霧散によるロスが大きく
、かつ、作業員に対する衛生管理の問題が生じ、装置の
設置場所に制約を受けると共に、環境保全のための大が
かりな付帯設備が必要となって設備費が非常に高くつき
、これが製品コストに付加されるため大巾なコストダウ
ンは期待できない。
とくに、この従来装置では、前記成形品の外表面に塗装
するものであるため、ガラス表面の艶等の特性が損なわ
れ、商品価値の低いものしか得られないという大きな欠
点があった。
するものであるため、ガラス表面の艶等の特性が損なわ
れ、商品価値の低いものしか得られないという大きな欠
点があった。
なお、従来のスプレーノズルにてガラス成形品の内面に
塗装すれば、塗料が霧状で成形品の内部にこもり、これ
が後に塗膜の表面に落下付着して塗料のブツやタレ等を
発生させ、塗装ムラが生じる。
塗装すれば、塗料が霧状で成形品の内部にこもり、これ
が後に塗膜の表面に落下付着して塗料のブツやタレ等を
発生させ、塗装ムラが生じる。
そのため、従来のスプレーノズル形式の塗装装置は内面
塗装用として用いることはできなかった。
塗装用として用いることはできなかった。
本発明は、このような事情に鑑み、簡単な装置でもって
ガラス成形品の内面に効率よく塗装でき、塗膜も容易に
均一化し得てガラス表面の特性を損なわずに装飾効果を
高め、商品価値の高い製品を容易に量産できる内面塗装
装置を得ることを目的とするものである。
ガラス成形品の内面に効率よく塗装でき、塗膜も容易に
均一化し得てガラス表面の特性を損なわずに装飾効果を
高め、商品価値の高い製品を容易に量産できる内面塗装
装置を得ることを目的とするものである。
以下、本発明を図に示す実施例によって説明する。
本発明の装置は、第1図および第2図に示す如く、機体
フレーム1に水平状態の横軸42および公転用駆動モー
ター41を介してチャック公転用旋回体43を回転自在
に設け、該旋回体43に、装飾照明用透明ガラスグロー
ブ等の有底筒状ガラス成形品(以下、被塗装物Aと称す
)を着脱自在に保持するチャック機構2を前記横軸42
と交差する縦軸32(第3図)および自転用駆動モータ
ー31を介して回転自在に取付けることにより、該チャ
ック機構2を縦軸32のまわりに自転しながら横軸42
のまわりに公転するように構成し、該チャック機構2に
保持される被塗装物Aの開口部を開閉する蓋体7を、前
記旋回体43に位置変更機構8を介して開放位置と閉塞
位置とに変更自在に設け、一方、機体フレーム1の、前
記チャック機構2にて保持された前記被塗装物Aの開口
部を上向きにしたときに該開口部に対向する位置に前記
被塗装物A内に塗料を注入するノズル5と、該ノズル5
を前記被塗装物A内に進入後退させる進退機構6とを装
備して構成されている。
フレーム1に水平状態の横軸42および公転用駆動モー
ター41を介してチャック公転用旋回体43を回転自在
に設け、該旋回体43に、装飾照明用透明ガラスグロー
ブ等の有底筒状ガラス成形品(以下、被塗装物Aと称す
)を着脱自在に保持するチャック機構2を前記横軸42
と交差する縦軸32(第3図)および自転用駆動モータ
ー31を介して回転自在に取付けることにより、該チャ
ック機構2を縦軸32のまわりに自転しながら横軸42
のまわりに公転するように構成し、該チャック機構2に
保持される被塗装物Aの開口部を開閉する蓋体7を、前
記旋回体43に位置変更機構8を介して開放位置と閉塞
位置とに変更自在に設け、一方、機体フレーム1の、前
記チャック機構2にて保持された前記被塗装物Aの開口
部を上向きにしたときに該開口部に対向する位置に前記
被塗装物A内に塗料を注入するノズル5と、該ノズル5
を前記被塗装物A内に進入後退させる進退機構6とを装
備して構成されている。
なお、9は蓋体7の洗浄機構である。
さらに詳述すると、機体フレーム1は、たとえばアング
ルやC形鋼その他の鋼材により矩形枠状の骨組11を組
立て、これに天板12、底板13゜棚板14等を架設し
て構成し、その上部にノズル進退機構6の主体となる昇
降用エアシリンダー61と、韻脚盤15および塗料タン
ク51等を装備し、中間棚板14にチャック公転用回転
機構4のモーター41および各種制御弁や計器類(図示
省略)等を装備し、下部に塗料回収用バキュームポンプ
53および塗料回収タンク54等を装備している。
ルやC形鋼その他の鋼材により矩形枠状の骨組11を組
立て、これに天板12、底板13゜棚板14等を架設し
て構成し、その上部にノズル進退機構6の主体となる昇
降用エアシリンダー61と、韻脚盤15および塗料タン
ク51等を装備し、中間棚板14にチャック公転用回転
機構4のモーター41および各種制御弁や計器類(図示
省略)等を装備し、下部に塗料回収用バキュームポンプ
53および塗料回収タンク54等を装備している。
チャック機構2は、第3図に示す如く、チャック本体2
1と筒状体22にて被塗装物Aの保持部23を形成して
なり、該保持部23内に被塗装物Aを吸着保持するため
の弁機構等を装備している。
1と筒状体22にて被塗装物Aの保持部23を形成して
なり、該保持部23内に被塗装物Aを吸着保持するため
の弁機構等を装備している。
チャック本体21の外周面には1乃至数箇所にばね21
1を介してボール212を弾性的に突設し、筒状体22
の下端部内周面に該ボール212の係合孔または溝22
1を設け、該ボール212と係合孔または溝2210弾
性的係合によって、筒状体22をチャック本体21に着
脱自在に取付けている。
1を介してボール212を弾性的に突設し、筒状体22
の下端部内周面に該ボール212の係合孔または溝22
1を設け、該ボール212と係合孔または溝2210弾
性的係合によって、筒状体22をチャック本体21に着
脱自在に取付けている。
チャック機構2の保持部23内において、チャック本体
21の上面と筒状体22の上端開口部内・周面にはそれ
ぞれゴムまたはプラスチック等の弾性体213,222
を取付け、チャック本体21の上面中央部には凹孔21
4を設け、さらにその中心に軸方向に貫通するねじ孔2
15を設け、該ねじ穴215に弁体24を螺着している
。
21の上面と筒状体22の上端開口部内・周面にはそれ
ぞれゴムまたはプラスチック等の弾性体213,222
を取付け、チャック本体21の上面中央部には凹孔21
4を設け、さらにその中心に軸方向に貫通するねじ孔2
15を設け、該ねじ穴215に弁体24を螺着している
。
弁体24には軸方向に貫通する孔241と、径方向に貫
通し、かつ該孔241と凹孔214を連通する孔242
を設け、該孔241内に弁軸25を軸方向に摺動自在に
挿入している。
通し、かつ該孔241と凹孔214を連通する孔242
を設け、該孔241内に弁軸25を軸方向に摺動自在に
挿入している。
弁軸25は、前記孔241と242を連通遮断するもの
で、ばね26にて付勢され、両孔241と242の連通
部を弾性的に遮断しており、かつその先端251を弁体
24の上端から前記保持部23内に進退自在ンに突出さ
せている。
で、ばね26にて付勢され、両孔241と242の連通
部を弾性的に遮断しており、かつその先端251を弁体
24の上端から前記保持部23内に進退自在ンに突出さ
せている。
弁体24の下端部には栓27を螺着し、栓27には貫通
孔271とガイド軸272を設け、ガイド軸272にて
前記弁軸25の摺動姿勢を確保している。
孔271とガイド軸272を設け、ガイド軸272にて
前記弁軸25の摺動姿勢を確保している。
チャック本体21は自転用回転機構3の縦軸・32にボ
ルト33を介して着脱自在に取付け、縦軸32はベアリ
ング34を介して公転用旋回体43に回転自在に支持し
ていると共に、旋回体43に固定された自転用モーター
31の駆動軸311に連結している。
ルト33を介して着脱自在に取付け、縦軸32はベアリ
ング34を介して公転用旋回体43に回転自在に支持し
ていると共に、旋回体43に固定された自転用モーター
31の駆動軸311に連結している。
縦軸32の上端部には軸方向に沿った縦孔321と径方
向に沿った横孔322を互いに連通して設け、縦孔32
1を前記栓27の孔271を介して弁体24の孔241
に連通させ、横孔322の開口部を通る外周面に周溝3
23を設けている。
向に沿った横孔322を互いに連通して設け、縦孔32
1を前記栓27の孔271を介して弁体24の孔241
に連通させ、横孔322の開口部を通る外周面に周溝3
23を設けている。
該周溝323の外周には環状部材44を外嵌し、該部材
44に径方向に沿った孔441を設け、該孔441を前
記周溝323を介して横孔322に連通させている。
44に径方向に沿った孔441を設け、該孔441を前
記周溝323を介して横孔322に連通させている。
該孔441の外側端部にはねじ部442を設け、該ねじ
部442にエアーホース等を介してチャック用バキュー
ムポンプ(図示せず)を接続している。
部442にエアーホース等を介してチャック用バキュー
ムポンプ(図示せず)を接続している。
環状部材44は固定金具45およびボルト46を介して
旋回体43に固定している。
旋回体43に固定している。
旋回体43は公転用回転機構4の横軸42に連結し、横
軸42は第1図に示すように公転用モーター41の駆動
軸に連結している。
軸42は第1図に示すように公転用モーター41の駆動
軸に連結している。
旋回体43には金具47を介してバランスウェイト48
を取付けている。
を取付けている。
塗料注入用ノズル5は第1図に示す如く、機体フレーム
1の上部に取付けられた昇降シリンダー61のロッド6
2の先端に取付け、シリンダー61の昇降動作により、
前記チャック機構2にて保持された被塗装物A内に進入
後退できるようになっている。
1の上部に取付けられた昇降シリンダー61のロッド6
2の先端に取付け、シリンダー61の昇降動作により、
前記チャック機構2にて保持された被塗装物A内に進入
後退できるようになっている。
ノズル5には塗料タンク51からバルブ(図示せず)お
よびホース52を介して塗料を供給できるようになって
いる。
よびホース52を介して塗料を供給できるようになって
いる。
蓋体7は、第4図乃至第6図に示す如く構成されている
。
。
すなわち、支持部材71にベアリング72を介して縦軸
73を回転自在に支持し、縦軸73の下端部に伸縮自在
継手74を介して着盤15を軸方向に進退自在に取付け
ている。
73を回転自在に支持し、縦軸73の下端部に伸縮自在
継手74を介して着盤15を軸方向に進退自在に取付け
ている。
さらに詳しくは、縦軸73にボルト741を介して伸縮
自在継手74の外筒742を取付け、外筒742にブツ
シュ744を介して内筒745を軸方向に摺動自在に挿
入し、内筒745の下端部に設けられたフランジ部74
6にボルト747を介して着盤75を着脱自在に取付け
ている。
自在継手74の外筒742を取付け、外筒742にブツ
シュ744を介して内筒745を軸方向に摺動自在に挿
入し、内筒745の下端部に設けられたフランジ部74
6にボルト747を介して着盤75を着脱自在に取付け
ている。
蛇腹状カバー748は外筒742に設げられたフランジ
部743と内筒745に設けられたフランジ部746の
間に伸縮自在に取付けられている。
部743と内筒745に設けられたフランジ部746の
間に伸縮自在に取付けられている。
着盤75の下端面には被塗装物Aの上端開口部に密着す
るリング状バッキング751を取付け、中央部に漏斗状
の凹孔752を設け、さらにその中心に塗料回収用孔7
53を設けである。
るリング状バッキング751を取付け、中央部に漏斗状
の凹孔752を設け、さらにその中心に塗料回収用孔7
53を設けである。
着盤75の外周には後述する洗浄機構9との気密性を保
持するための筒状体754を取付けている。
持するための筒状体754を取付けている。
一方、縦軸73には軸方向に平行な2つの縦孔731.
732を設け、縦孔731の上端は径方向に設けられた
横孔733を介して支持部材71と縦軸73との間に形
成された環状空間711に連通させ、環状空間711は
支持部材71に設げられた孔712に連通させている。
732を設け、縦孔731の上端は径方向に設けられた
横孔733を介して支持部材71と縦軸73との間に形
成された環状空間711に連通させ、環状空間711は
支持部材71に設げられた孔712に連通させている。
縦孔731の下端部にはパイ′プ734を螺着し、パイ
プ734の孔735は縦孔731に連通し、下方に開放
している。
プ734の孔735は縦孔731に連通し、下方に開放
している。
パイプ734は前記着盤75の塗料回収用孔753に遊
嵌し、パイプ734の下端部にはコーン状のバッキング
136を取付けている。
嵌し、パイプ734の下端部にはコーン状のバッキング
136を取付けている。
ばね761は縦軸73と着盤75の間に介装され、着盤
75を下方に付勢し、着盤75の孔753をバッキング
736にて弾性的に閉塞するようになっている。
75を下方に付勢し、着盤75の孔753をバッキング
736にて弾性的に閉塞するようになっている。
蛇腹状のカバー762は縦軸73と着盤75の間に張設
され、カバー762の内側に形成された空間を介して縦
軸73のも5 一方の縦孔732と着盤75の孔753
とを連通させている。
され、カバー762の内側に形成された空間を介して縦
軸73のも5 一方の縦孔732と着盤75の孔753
とを連通させている。
この蛇腹状カバー762の代りに伸縮自在筒を用いて前
記孔732と753を連通させるようにしてもよい。
記孔732と753を連通させるようにしてもよい。
ばね761は該カバー762あるいは伸縮自在筒の外側
に配置してもよい。
に配置してもよい。
749は外筒742に設けられた空気抜き孔である。
支持部材71の上端にはボルト771を介してキャップ
77を取付け、キャップ77内に押え板78を回転自在
に挿入し、該押え板78をばね781にて縦軸73の上
端面に弾性的に圧接している。
77を取付け、キャップ77内に押え板78を回転自在
に挿入し、該押え板78をばね781にて縦軸73の上
端面に弾性的に圧接している。
押え板γ8には透孔γ82を設け、この孔782を介し
て前記縦軸73の縦孔732をキャップ77の内部空間
772に連通させている。
て前記縦軸73の縦孔732をキャップ77の内部空間
772に連通させている。
キャップ77には内部空間772に連通ずる孔・773
を設け、この孔773に第1図で示した塗料回収タンク
54およびバキュームポンプ53を接続している。
を設け、この孔773に第1図で示した塗料回収タンク
54およびバキュームポンプ53を接続している。
蓋体7の位置変更機構8は、第1図に示すように基盤8
1と、該基盤81に取付げられたエアーシリンダ82お
よびガイド筒83と、ロッド84とカミらなり、該基盤
81を前記旋回体43に取付けている。
1と、該基盤81に取付げられたエアーシリンダ82お
よびガイド筒83と、ロッド84とカミらなり、該基盤
81を前記旋回体43に取付けている。
ロッド84はシリンダー82のロッドに連結していると
共に、ガイド筒83に軸方向に進退自在でかつ回転自在
に挿入し、該ロッド84に設けたピン841をガイド筒
83に設けたらせん溝831に係合させ、シリンダー8
2の作動により、ロッド84が軸方向に進退しながらか
つ回転し得るようになっており、このロッド84に取付
金具79およびポル)791.792を介して蓋体7の
支持部材71を取付けている(第4図および第5図参照
)。
共に、ガイド筒83に軸方向に進退自在でかつ回転自在
に挿入し、該ロッド84に設けたピン841をガイド筒
83に設けたらせん溝831に係合させ、シリンダー8
2の作動により、ロッド84が軸方向に進退しながらか
つ回転し得るようになっており、このロッド84に取付
金具79およびポル)791.792を介して蓋体7の
支持部材71を取付けている(第4図および第5図参照
)。
洗浄機構9は、第7図および第8図に示す如く構成され
ている。
ている。
すなわち、基盤91の下面にボルト951を介して下向
き椀状のハウジング92を着脱自在に取付け、その下端
面にリング状バッキング921を取付け、中央部に軸受
部材93を介して軸94を回転自在に支持させ、軸94
の下端部にボルト951を介してアーム95を着脱自在
に取付け、アーム95の先端にノズル96を着脱自在に
螺着している。
き椀状のハウジング92を着脱自在に取付け、その下端
面にリング状バッキング921を取付け、中央部に軸受
部材93を介して軸94を回転自在に支持させ、軸94
の下端部にボルト951を介してアーム95を着脱自在
に取付け、アーム95の先端にノズル96を着脱自在に
螺着している。
軸94とアーム95とノズル96には互いに連通ずる孔
941,942゜952.961を設け、軸受部材93
には孔941に連通する周溝931とホース等の接続用
ねじ孔932を設げ、該ねじ孔932に図示しないがホ
ースおよびバルブを介してポンプ等の注水装置とドライ
ヤー等の乾燥用空気供給装置を切換自在に接続している
。
941,942゜952.961を設け、軸受部材93
には孔941に連通する周溝931とホース等の接続用
ねじ孔932を設げ、該ねじ孔932に図示しないがホ
ースおよびバルブを介してポンプ等の注水装置とドライ
ヤー等の乾燥用空気供給装置を切換自在に接続している
。
前記アーム95の回転後方の側面にはボルト971を介
して前記着盤75を洗浄するためのワイパー97を着脱
自在に取付けている。
して前記着盤75を洗浄するためのワイパー97を着脱
自在に取付けている。
ワイパー97の下端面972は着盤75の内面の断面形
状に対応する形状に形成しである。
状に対応する形状に形成しである。
基盤91の上部にはステー911およびベース912を
介してモーター98を取付け、モーター98の駆動軸9
81に軸継手982を介して前記軸94を連結している
。
介してモーター98を取付け、モーター98の駆動軸9
81に軸継手982を介して前記軸94を連結している
。
基盤91は、第1図に示すように機体フレーム1に縦軸
991を介して回転自在で、かつ昇降自在に取付けられ
た支持枠99に、水平方向に位置変更自在に取付けてい
る。
991を介して回転自在で、かつ昇降自在に取付けられ
た支持枠99に、水平方向に位置変更自在に取付けてい
る。
上記の如く構成した内面塗装装置を用いるときは、まず
、ノズル5を昇降用シリンダー61を介してチャック機
構2の上方に退避させ、蓋体7を位置変更機構8を介し
てチャック機構2の上方でノズル5の昇降に干渉しない
位置に退避させた状態で、第9図イに示すように被塗装
物Aをその開口部A1 を上向きにしてチャック機構2
に保持させる。
、ノズル5を昇降用シリンダー61を介してチャック機
構2の上方に退避させ、蓋体7を位置変更機構8を介し
てチャック機構2の上方でノズル5の昇降に干渉しない
位置に退避させた状態で、第9図イに示すように被塗装
物Aをその開口部A1 を上向きにしてチャック機構2
に保持させる。
このとき、図外のチャック用バキュームポンプを作動さ
せ、チャック機構2の保持部23に被塗装物Aを挿入す
ることにより、第10図に示すように、被塗装物Aの下
面にて弁軸25がばね26に抗して押下げられ、孔24
2と孔241が連通し、これに伴って、凹孔214内の
空気が孔242から孔241、孔271、縦孔321、
横孔322、周溝323、孔441を経てバキュームポ
ンプにより吸引されて凹孔214内が減圧され、被塗装
物Aの下部が弾性体213,223に密着され、該被塗
装物Aが保持部23に吸着保持されることになる。
せ、チャック機構2の保持部23に被塗装物Aを挿入す
ることにより、第10図に示すように、被塗装物Aの下
面にて弁軸25がばね26に抗して押下げられ、孔24
2と孔241が連通し、これに伴って、凹孔214内の
空気が孔242から孔241、孔271、縦孔321、
横孔322、周溝323、孔441を経てバキュームポ
ンプにより吸引されて凹孔214内が減圧され、被塗装
物Aの下部が弾性体213,223に密着され、該被塗
装物Aが保持部23に吸着保持されることになる。
このチャック機構2によれば、被塗装物Aを保持部23
内に挿入するだけで自動的に開弁して凹孔214内を減
圧し、被塗装物Aを保持部23に迅速、容易に吸着保持
することができる。
内に挿入するだけで自動的に開弁して凹孔214内を減
圧し、被塗装物Aを保持部23に迅速、容易に吸着保持
することができる。
また、チャック本体21に対して筒状体22を着脱自在
に取付けであるので、被塗装物Aのサイズが異なった場
合でも、そのサイズに応じて筒状体22を取換えること
により、それら各種サイズの被塗装物を常に的確に保持
することができる。
に取付けであるので、被塗装物Aのサイズが異なった場
合でも、そのサイズに応じて筒状体22を取換えること
により、それら各種サイズの被塗装物を常に的確に保持
することができる。
こうしてチャック機構2に被塗装物Aを保持させた後、
第9図口に示すように、昇降用シリンダー61を進出作
動し、ノズル5を降下させて被塗装物A内に挿入し、該
被塗装物A内に所定量の塗料Bを注入する。
第9図口に示すように、昇降用シリンダー61を進出作
動し、ノズル5を降下させて被塗装物A内に挿入し、該
被塗装物A内に所定量の塗料Bを注入する。
このとき、塗料Bが飛散しないように、ノズル5の先端
を被塗装物Aの底部内面に近接させた位置で停止させ、
図外のバルブを開いて機体フレーム1の上部に塔載され
た塗料タンク51からノズル5を介して自然流下により
被塗装物A内に塗料Bを注入する。
を被塗装物Aの底部内面に近接させた位置で停止させ、
図外のバルブを開いて機体フレーム1の上部に塔載され
た塗料タンク51からノズル5を介して自然流下により
被塗装物A内に塗料Bを注入する。
然る後、第9図ハに示すように、昇降用シリンダー61
を後退作動し、ノズル5を上昇させて被塗装物A内から
抜き取り、元の上方位置に退避させる。
を後退作動し、ノズル5を上昇させて被塗装物A内から
抜き取り、元の上方位置に退避させる。
一方、前記塗料Bの注入前あるいは注入後において、チ
ャック機構2の自転用モーター31を駆動し、縦軸32
を介してチャック機構2を自転さ;せる。
ャック機構2の自転用モーター31を駆動し、縦軸32
を介してチャック機構2を自転さ;せる。
そして、前記の如くノズル5を被塗装物A内から抜き取
り、上方に退避させた後、公転用モーター41を駆動し
、横軸42および旋回体43を介してチャック機構2を
公転させる。
り、上方に退避させた後、公転用モーター41を駆動し
、横軸42および旋回体43を介してチャック機構2を
公転させる。
これによって、チャック機構2に保持された被塗装物A
が自己の中心軸芯を中心として自転しながら、第9図二
〜へに示すように上下反転する如く公転し、これに伴っ
て、該被塗装物A内に注入された塗料Bが、当初、自転
に伴なう遠心力により被塗装物1の内面に沿って次第に
上昇しながら塗布され、次いで、自転ならびに公転によ
り被塗装物Aの開口部A1 に至るまで内面全体にはソ
均一に塗布され、塗膜B1が形成されることになる。
が自己の中心軸芯を中心として自転しながら、第9図二
〜へに示すように上下反転する如く公転し、これに伴っ
て、該被塗装物A内に注入された塗料Bが、当初、自転
に伴なう遠心力により被塗装物1の内面に沿って次第に
上昇しながら塗布され、次いで、自転ならびに公転によ
り被塗装物Aの開口部A1 に至るまで内面全体にはソ
均一に塗布され、塗膜B1が形成されることになる。
前記チャック機構2の公転時には、その旋回体43に取
付けられた位置変更機構8を介して蓋体7も一体に公転
し、この公転途中において、蓋体7の位置変更用シリン
ダー82を引方向に作動する。
付けられた位置変更機構8を介して蓋体7も一体に公転
し、この公転途中において、蓋体7の位置変更用シリン
ダー82を引方向に作動する。
これによって、ロッド84とピン841およびらせん溝
831等を介して蓋体7を被塗装物Aの開口部A、に対
応する位置まで位置変更させると共に、その着盤75に
て被塗装物Aの開口部A1 を閉塞する。
831等を介して蓋体7を被塗装物Aの開口部A、に対
応する位置まで位置変更させると共に、その着盤75に
て被塗装物Aの開口部A1 を閉塞する。
このとき、第9図二、ホ、へおよび第11図に示すよう
に、被塗装物Aが90゜付近まで公転した時点で、その
開口端部に着盤75のバッキング751が密着して同開
口部を閉塞し、該開口部A1から塗料Bが外部に漏洩す
ることを防止する。
に、被塗装物Aが90゜付近まで公転した時点で、その
開口端部に着盤75のバッキング751が密着して同開
口部を閉塞し、該開口部A1から塗料Bが外部に漏洩す
ることを防止する。
前記着盤75”のバッキング751が被塗装物Aの開口
端部に当接した後は着盤75が被塗装物Aと一体に回転
し、従って、被塗装物Aの自転に支障をきたすことはな
い。
端部に当接した後は着盤75が被塗装物Aと一体に回転
し、従って、被塗装物Aの自転に支障をきたすことはな
い。
前記シリンダー82は、着盤75のバッキング751が
被塗装物Aの開口端部に当接した後、さらに引続いて引
方向にある程度作動するもので、これによって、第11
図に示すように縦軸73等かばね761に抗して引込ま
れ、バッキング736が着盤75の凹孔752の底面か
ら開離され、凹孔752と孔753が連通される。
被塗装物Aの開口端部に当接した後、さらに引続いて引
方向にある程度作動するもので、これによって、第11
図に示すように縦軸73等かばね761に抗して引込ま
れ、バッキング736が着盤75の凹孔752の底面か
ら開離され、凹孔752と孔753が連通される。
一方、前記チャック機構2が180°公転し、被塗装物
Aが上下反転されると、公転用モーター41が停止され
る。
Aが上下反転されると、公転用モーター41が停止され
る。
たソし、自転用モーター31は引続いて回転しており、
被塗装物Aは下向き姿勢のま\引続いて自転し、かつ、
着盤75も被塗装物Aと一体に自転している。
被塗装物Aは下向き姿勢のま\引続いて自転し、かつ、
着盤75も被塗装物Aと一体に自転している。
なお、前記自転ならびに公転に関し、自転速度は被塗装
物Aが上向き姿勢から下向き姿勢まで180°公転する
間は一定となし、その後、完全に下向き姿勢まで公転し
た後に減速して低速で自転するように切換え、また、公
転速度は被塗装物Aが上向き姿勢から90°公転した後
、その公転速度を減速して90゜位置から180°位置
までを低速で公転するように切換えるのが望ましい。
物Aが上向き姿勢から下向き姿勢まで180°公転する
間は一定となし、その後、完全に下向き姿勢まで公転し
た後に減速して低速で自転するように切換え、また、公
転速度は被塗装物Aが上向き姿勢から90°公転した後
、その公転速度を減速して90゜位置から180°位置
までを低速で公転するように切換えるのが望ましい。
こうして被塗装物Aを上下反転させることにより、被塗
装物A内に残存している余剰塗料B2は、第11図太線
矢印で示すように、着盤75の凹孔752から孔753
、空間76、孔732、孔782、空間772、孔77
3および凹孔に接続されたホース(図示省略)等を経て
第1図の塗料回収タンク54に回収される。
装物A内に残存している余剰塗料B2は、第11図太線
矢印で示すように、着盤75の凹孔752から孔753
、空間76、孔732、孔782、空間772、孔77
3および凹孔に接続されたホース(図示省略)等を経て
第1図の塗料回収タンク54に回収される。
このとき、塗料回収タンク54に接続したバキュームポ
ンプ53を作動し、前記孔等から被塗装物A内を減圧し
、その内部の余剰塗料B2を吸引して回収する。
ンプ53を作動し、前記孔等から被塗装物A内を減圧し
、その内部の余剰塗料B2を吸引して回収する。
これによって余剰塗料B2を効率よく回収できると共に
、被塗装物A内において肩部A2および底部コーナ一部
A3等に塗料の表面張力等にて溜っている塗料をも吸引
して回収でき、被塗装物Aの内面に塗布させた塗膜B1
を全体的に均一化できる。
、被塗装物A内において肩部A2および底部コーナ一部
A3等に塗料の表面張力等にて溜っている塗料をも吸引
して回収でき、被塗装物Aの内面に塗布させた塗膜B1
を全体的に均一化できる。
また、この余剰塗料B2の回収時において、支持部材7
1に設けられた孔712から、環状空間711、横孔7
33、縦孔731、パイプの孔γ35を経て、第11図
細線矢印で示すように被塗装物A内に空気を導入してお
り、これによって被塗装物A内が必要以上に減圧される
ことを防止し、かつ、この空気が被塗装物A内で対流し
た後、前記余剰塗料B2 と共に塗料回収タンク側に回
収されることになり、この空気の対流によって被塗装物
Aの内面に塗布された塗膜B1の乾燥に寄与することに
なる。
1に設けられた孔712から、環状空間711、横孔7
33、縦孔731、パイプの孔γ35を経て、第11図
細線矢印で示すように被塗装物A内に空気を導入してお
り、これによって被塗装物A内が必要以上に減圧される
ことを防止し、かつ、この空気が被塗装物A内で対流し
た後、前記余剰塗料B2 と共に塗料回収タンク側に回
収されることになり、この空気の対流によって被塗装物
Aの内面に塗布された塗膜B1の乾燥に寄与することに
なる。
このとき、前記孔712に温風器等を接続して被塗装物
A内に温風を送り込めば、前記塗膜の乾燥効率をより高
めることができる。
A内に温風を送り込めば、前記塗膜の乾燥効率をより高
めることができる。
上記の如く被塗装物A内の余剰塗料B2を回収し、塗膜
B1 の厚みLを均一化した後、第9図トに示すように
自転用モーター31を停止して被塗装物Aの自転を停止
し、次いで、蓋体7の位置変更用シリンダー82を押方
向に作動し、ロッド84、ピン841、らせん溝831
等を介して前記着盤75を被塗装物Aの開口部から離間
させ、然る後被塗装物Aをチャック機構2から取外す。
B1 の厚みLを均一化した後、第9図トに示すように
自転用モーター31を停止して被塗装物Aの自転を停止
し、次いで、蓋体7の位置変更用シリンダー82を押方
向に作動し、ロッド84、ピン841、らせん溝831
等を介して前記着盤75を被塗装物Aの開口部から離間
させ、然る後被塗装物Aをチャック機構2から取外す。
□このとき、チャック機構2に接続されたバキュームポ
ンプを停止し、またはバルブを開放し、あるいは逆に空
気を送り込んで凹孔214内を大気圧に戻すか、もしく
は大気圧以上に加圧することによって被塗装物Aに対す
る吸着力を解除し、被塗装物Aを容易に取外すことがで
きる。
ンプを停止し、またはバルブを開放し、あるいは逆に空
気を送り込んで凹孔214内を大気圧に戻すか、もしく
は大気圧以上に加圧することによって被塗装物Aに対す
る吸着力を解除し、被塗装物Aを容易に取外すことがで
きる。
チャック機構2から取外した被塗装物Aは、図外の焼付
炉等に送り込み、所定温度で所定時間加熱して塗膜B1
を被塗装物Aの内面に焼付けることにより、第13図に
示すような製品を提供するのである。
炉等に送り込み、所定温度で所定時間加熱して塗膜B1
を被塗装物Aの内面に焼付けることにより、第13図に
示すような製品を提供するのである。
上記塗装終了後は、第9図チおよび第12図に示すよう
に、着盤75上に洗浄機構9をセットし、着盤75の上
面を洗浄する。
に、着盤75上に洗浄機構9をセットし、着盤75の上
面を洗浄する。
このとき、着盤75の上面をハウジング92にて被い、
図外の洗浄液供給装置により孔932から周溝931、
孔941.942.951.961を経て着盤75の上
面に洗浄液を注入しながら、モーター98を作動してノ
ズル96およびワイパー97を回転させることにより、
前記着盤75の上面に付着した余剰塗料を容易にかつ効
率よく洗い流すことができ、しかも、この余剰塗料を洗
浄液とともに着盤75の孔753から前記余剰塗料の回
収時と同経路を経て塗料回収タンクに容易に回収するこ
とができる。
図外の洗浄液供給装置により孔932から周溝931、
孔941.942.951.961を経て着盤75の上
面に洗浄液を注入しながら、モーター98を作動してノ
ズル96およびワイパー97を回転させることにより、
前記着盤75の上面に付着した余剰塗料を容易にかつ効
率よく洗い流すことができ、しかも、この余剰塗料を洗
浄液とともに着盤75の孔753から前記余剰塗料の回
収時と同経路を経て塗料回収タンクに容易に回収するこ
とができる。
なお、洗浄後は、バルブの切換えにより図外の温風器に
より前記孔932から温風を送り込み、ノズル96の孔
961から着盤75の上面に温風を吹付けて乾燥させる
。
より前記孔932から温風を送り込み、ノズル96の孔
961から着盤75の上面に温風を吹付けて乾燥させる
。
然る後、洗浄機構9を非洗浄位置に退避させ、公転用モ
ーター41を前記公転時と同一方向にあるいは逆方向に
回転させて、前記チャック機構2および蓋体7等を元の
位置に復帰させ、以下、上記動作を繰返し行なわせるこ
とにより、被塗装物Aの内面を量産的に塗装できるので
ある。
ーター41を前記公転時と同一方向にあるいは逆方向に
回転させて、前記チャック機構2および蓋体7等を元の
位置に復帰させ、以下、上記動作を繰返し行なわせるこ
とにより、被塗装物Aの内面を量産的に塗装できるので
ある。
ところで、上記実施例において、各機器の作動は、通常
、リミックスイツチ、タイマースイッチソレノイドバル
ブ、ステップモータ等を用い、制御盤15に組込まれた
制御回路により電気的連続して行なわれるもので、これ
によって装置の自動化は容易に可能である。
、リミックスイツチ、タイマースイッチソレノイドバル
ブ、ステップモータ等を用い、制御盤15に組込まれた
制御回路により電気的連続して行なわれるもので、これ
によって装置の自動化は容易に可能である。
なお、制御回路は所望に応じて任意に設計できるので、
こXではその説明を省略している。
こXではその説明を省略している。
チャック機構2は、前記実施例のように空気圧を利用し
た吸着形式のものに特定されるものではなく、複数個の
チャック爪を用いた把持形式のものでもよい。
た吸着形式のものに特定されるものではなく、複数個の
チャック爪を用いた把持形式のものでもよい。
この場合、内面塗装であるから、被塗装物の把持位置は
何ら拘束を受けずに随意に決定でき、従って、チャック
機構の設計も容易である。
何ら拘束を受けずに随意に決定でき、従って、チャック
機構の設計も容易である。
ノズル5は単孔式に限らず、複数本のノズルを集束して
なるマルチタイプのものを用いてもよい。
なるマルチタイプのものを用いてもよい。
また、該ノズル5から被塗装物A内への塗料の注入は自
然流下に限らず、ポンプ等を用いである程度の圧力をも
って注入するようにしてもよい。
然流下に限らず、ポンプ等を用いである程度の圧力をも
って注入するようにしてもよい。
この場合、塗料を常に一定の管路を循環させ、その循環
途中よりバルブ等を介して逐次取出して注入するように
設定すればよい。
途中よりバルブ等を介して逐次取出して注入するように
設定すればよい。
なお、前記塗料には有機、無機のいずれを用いてもよい
が、事後処理、被塗装物との密着性、光沢等を考慮すれ
ば、無機質塗料を用いるのが好都合である。
が、事後処理、被塗装物との密着性、光沢等を考慮すれ
ば、無機質塗料を用いるのが好都合である。
以上説明した如く、本発明によれば被塗装物をチャック
機構にて保持させ、その内部に所定量の塗料を注入した
後、自転モーターおよび公転モーターにより縦軸のまわ
りに自転させながら横軸のまわりに公転させることによ
り、被塗装物の内面を効率よく塗装できる。
機構にて保持させ、その内部に所定量の塗料を注入した
後、自転モーターおよび公転モーターにより縦軸のまわ
りに自転させながら横軸のまわりに公転させることによ
り、被塗装物の内面を効率よく塗装できる。
しかも、装置の自動化が容易であり、省力化に寄与し得
ると共に量産性を向上させ、大巾なコストダウンが可能
である。
ると共に量産性を向上させ、大巾なコストダウンが可能
である。
また、塗料は被塗装物ならびに装置の内部にあって外部
から完全に融離されており、従って作業員が塗料に触れ
ることなく、手指等を汚さずに塗装でき、従来の吹付は
塗料装置の場合のような塗料の霧散等に起因する問題点
を一掃でき、衛生管理の心配もなく、任意の場所に設置
できる。
から完全に融離されており、従って作業員が塗料に触れ
ることなく、手指等を汚さずに塗装でき、従来の吹付は
塗料装置の場合のような塗料の霧散等に起因する問題点
を一掃でき、衛生管理の心配もなく、任意の場所に設置
できる。
とくに、本発明のように被塗装物の内面に塗装すれば、
被塗装物の表面の特性を損なわずに塗装)でき、非常に
商品価値の高い製品を得ることができ、とくにガラスグ
ローブ等の内面塗装用として最適である。
被塗装物の表面の特性を損なわずに塗装)でき、非常に
商品価値の高い製品を得ることができ、とくにガラスグ
ローブ等の内面塗装用として最適である。
図は本発明装置の実施例を示すもので、第1図は装置全
体の正面図、第2図は第1図の■−■線断面図、第3図
はチャック機構の縦断面図、第4図は蓋体の縦断面図、
第5図は第4図の■−V線断面図、第6図は蓋体の底面
図、第7図は洗浄機構の縦断面図、第8図はその底面図
、第9図イ〜チは塗装順序を示す工程説明図、第10図
はチャック機構による被塗装物の保持状態を示す要部の
縦断面図、第11図は余剰塗料の回収状態を示す要部の
縦断面図、第12図は蓋体の洗浄状態を示す要部の縦断
面図、第13図は本発明装置にて内面塗装した製品の縦
断面図である。 1・・・・・・機体フレーム、2・・・・・・チャック
機構、3・・・・・・自転用回転機構、31・・・・・
泪転用モーター、32・・・・・・縦軸、4・・・・・
・公転用回転機構、41・・・・・・公転用モーター、
42・・・・・・横軸、5・・・・・・塗料注入用ノズ
ル、6・・・・・・ノズルの進退機構、7・・・・・・
蓋体、8・・・・・・蓋体の位置変更機構、9・・・・
・・洗浄機構、A・・・・・・被塗装物、B・・・・・
・塗料。
体の正面図、第2図は第1図の■−■線断面図、第3図
はチャック機構の縦断面図、第4図は蓋体の縦断面図、
第5図は第4図の■−V線断面図、第6図は蓋体の底面
図、第7図は洗浄機構の縦断面図、第8図はその底面図
、第9図イ〜チは塗装順序を示す工程説明図、第10図
はチャック機構による被塗装物の保持状態を示す要部の
縦断面図、第11図は余剰塗料の回収状態を示す要部の
縦断面図、第12図は蓋体の洗浄状態を示す要部の縦断
面図、第13図は本発明装置にて内面塗装した製品の縦
断面図である。 1・・・・・・機体フレーム、2・・・・・・チャック
機構、3・・・・・・自転用回転機構、31・・・・・
泪転用モーター、32・・・・・・縦軸、4・・・・・
・公転用回転機構、41・・・・・・公転用モーター、
42・・・・・・横軸、5・・・・・・塗料注入用ノズ
ル、6・・・・・・ノズルの進退機構、7・・・・・・
蓋体、8・・・・・・蓋体の位置変更機構、9・・・・
・・洗浄機構、A・・・・・・被塗装物、B・・・・・
・塗料。
Claims (1)
- 1 機体フレームに水平状態の横軸および公転用駆動モ
ーターを介してチャック公転用旋回体を回転自在に設け
、該旋回体に、有底筒状ガラス成形品を着脱自在に保持
するチャック機構を前記横軸と交差する縦軸および自転
用駆動モーターを介して回転自在に取付けることにより
、該チャック機構を縦軸のまわりに自転しながら横軸の
まわりに公転するように構成し、該チャック機構に保持
される有底筒状ガラス成形品の開口部を開閉する蓋体を
、前記旋回体に位置変更機構を介して開放位置と閉塞位
置とに変更自在に設け、一方、機体フレームの、前記チ
ャック機構にて保持された前記成形品の開口部を上向き
にしたときに該開口部に対向する位置に、前記成形品内
に塗料を注入するノズルと、該ノズルを前記成形品内に
進入後退させる進退機構とを設けてなることを特徴とす
る有底筒状ガラス成形品の内面塗装装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP53024739A JPS5821540B2 (ja) | 1978-03-03 | 1978-03-03 | 有底筒状ガラス成形品の内面塗装装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP53024739A JPS5821540B2 (ja) | 1978-03-03 | 1978-03-03 | 有底筒状ガラス成形品の内面塗装装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS54117545A JPS54117545A (en) | 1979-09-12 |
JPS5821540B2 true JPS5821540B2 (ja) | 1983-04-30 |
Family
ID=12146513
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP53024739A Expired JPS5821540B2 (ja) | 1978-03-03 | 1978-03-03 | 有底筒状ガラス成形品の内面塗装装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5821540B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6231041U (ja) * | 1985-08-10 | 1987-02-24 | ||
JPH01153460A (ja) * | 1987-11-04 | 1989-06-15 | Marrelli John C | 一体のプラスチック・フィルムひもを有しているプラスチック・フィルム袋及びその製造方法 |
KR20200052971A (ko) * | 2018-08-22 | 2020-05-15 | 가부시키가이샤 오리진 | 도포물질 도포완료 대상물의 제조방법 |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2012124253A1 (ja) * | 2011-03-15 | 2012-09-20 | 株式会社 東芝 | 塗布装置および塗布方法 |
JP6643767B2 (ja) | 2018-01-16 | 2020-02-12 | 株式会社オリジン | 塗布済対象物製造方法及び塗布物質展延装置 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS50127945A (ja) * | 1974-03-29 | 1975-10-08 | ||
JPS5161542A (en) * | 1974-11-26 | 1976-05-28 | Daiichi Koshuha Honsha Kk | Kantono naimenni toso mataha raininguo hodokosusochi |
-
1978
- 1978-03-03 JP JP53024739A patent/JPS5821540B2/ja not_active Expired
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS50127945A (ja) * | 1974-03-29 | 1975-10-08 | ||
JPS5161542A (en) * | 1974-11-26 | 1976-05-28 | Daiichi Koshuha Honsha Kk | Kantono naimenni toso mataha raininguo hodokosusochi |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6231041U (ja) * | 1985-08-10 | 1987-02-24 | ||
JPH01153460A (ja) * | 1987-11-04 | 1989-06-15 | Marrelli John C | 一体のプラスチック・フィルムひもを有しているプラスチック・フィルム袋及びその製造方法 |
KR20200052971A (ko) * | 2018-08-22 | 2020-05-15 | 가부시키가이샤 오리진 | 도포물질 도포완료 대상물의 제조방법 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS54117545A (en) | 1979-09-12 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
CN206425141U (zh) | 转盘式全自动喷油机 | |
JP2021046185A (ja) | ひっかきによる塗装剥がれに基づいた自動車塗装補修設備 | |
CN101861212A (zh) | 具有清洁装置的机器人和配属的工作方法 | |
CN110201822B (zh) | 一种油漆喷涂机械手 | |
CN106179798B (zh) | 蜂巢式浸甩涂覆机 | |
CN109317336A (zh) | 一种汽车配件喷涂装置 | |
JPS5821540B2 (ja) | 有底筒状ガラス成形品の内面塗装装置 | |
CN214211077U (zh) | 一种悬挂式自动静电喷涂装置 | |
KR102423027B1 (ko) | 도장 자동화 장치 | |
CN108144786A (zh) | 一种喷漆装置 | |
CN108325970A (zh) | 一种充水式化工储罐清洗装置 | |
CN110833957A (zh) | 一种家具制造用喷漆装置 | |
JPS584582B2 (ja) | 内面塗装装置 | |
US2685096A (en) | Gas cylinder cleaning apparatus | |
CN209791824U (zh) | 一种智能机器人加工用零部件喷漆装置 | |
CN113171911A (zh) | 一种机械喷涂装置、喷涂机械臂、自动喷涂的方法 | |
CN107931068B (zh) | 电动葫芦箱体外壁喷涂工艺 | |
CN221016799U (zh) | 一种汽车配件喷涂辅助工装 | |
CN220969590U (zh) | 一种机械喷漆装置 | |
CN219580890U (zh) | 一种汽车内饰塑料制品表层喷漆装器 | |
CN219836686U (zh) | 一种注塑件批量喷涂装置 | |
JPS6127649Y2 (ja) | ||
JPH0515834A (ja) | 自動車のカバー部品開閉装置 | |
CN219309154U (zh) | 移动式喷漆房 | |
CN214320673U (zh) | 一种积木玩具加工用喷漆装置 |