JPS60172266A - 微粒状衣剤の製造方法 - Google Patents

微粒状衣剤の製造方法

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JPS60172266A
JPS60172266A JP59026812A JP2681284A JPS60172266A JP S60172266 A JPS60172266 A JP S60172266A JP 59026812 A JP59026812 A JP 59026812A JP 2681284 A JP2681284 A JP 2681284A JP S60172266 A JPS60172266 A JP S60172266A
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JP
Japan
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oil
water
soot
diameter
raw material
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JP59026812A
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English (en)
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JPS6364183B2 (ja
Inventor
Kimiya Mukouda
向田 公八
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HACHINOHE TEION REIZOU KK
Original Assignee
HACHINOHE TEION REIZOU KK
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  • Grain Derivatives (AREA)
  • General Preparation And Processing Of Foods (AREA)
  • Jellies, Jams, And Syrups (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、径0.5〜3wの微粒状衣剤の製造方法に係
り、詳しくは、フライ等の衣として好適であり油切れが
良くソフトなフライ等が製造できる微粒状衣剤の製造方
法に係る。
近年、食生活の多様化に伴い、風味、食感にすぐれかつ
農産に適した新規な食品が多数開発されている。しかし
、バッター、パン粉その他からなるフライ衣等について
は食品の多様化に適合できるような開発が遅れている現
状にある。
フライ類は、魚肉あるいは畜肉の表面に小麦粉の水溶液
、つまりバッターをつけ、更に、これにパン粉等の衣剤
を付着させた後、油煤して製造される。これに衣剤とし
て使用されるパン粉は通常一旦パンを焼L)だ後、粉砕
して製造され、手間がかかり、油煤時には一応の風味、
食感を持っている。しかし、パン粉はその性質から、油
煤条件にもよるが、一般に油切れがわるく、油煤後しば
らく放置すると、油がかえってパン粉等に含浸し、油煤
時の風味、食感が失なわれ、ソフトなフライ等が得られ
にくい。この点から、特開昭56−29965号公報に
おいては、従来品より細かい粒度分布のパン粉と低濃度
のバッター液の組合せにより、従来のものに無い良好な
フライ衣の食感が得られることが提案されている。しか
し、これは衣剤としてパン粉を使用するもので、上記の
問題点が残っている。
これに対し、特願昭49−117637号公報には、小
麦粉、卵、水から成る原料を油煤したあげ玉を天ぷらの
衣剤として利用することが記載されている。しかし、こ
の衣剤は天ぷら用のため径5〜10Mと大きく、フライ
用としては全く外観、食感が異なるものとなって用いる
ことができない。この点、径の小さいものをつくるとな
ると、原料滴下時に通常の油煤条件ではどうしても塊状
となり、塊状のものを細砕することも考えられるが、こ
れにより風味が失なわれ好ましくない。
そこで、本発明者等は前記のような消費者のニーズに合
致するあげ玉の粒径条件をめたところ、フライ用衣剤と
しては径0.5〜3IIIll程度が好適であって、こ
の程度であると、従来例のパン粉では得られないソフト
な食感のフライが得られ、しかも、油切れがきわめて良
好であった。
この点から、本発明方法においては、油煤時に油に対す
る水分量の限界をめ、主成分の小麦粉に対して最大限に
水分量を大きく、更に、この水分量の多い原料生地に適
合する条件、つまり、150〜180℃に食用油を加熱
し、しかも、油面若しくは油面近傍で油煤して、0.5
〜3w程度の微粒状の衣剤を連続的に製造する。
以下、本発明について詳しく説明する。
まず、主原料としては通常小麦粉が用いられるが、用途
によっては澱粉若しくはこれらの混合物を使用すること
ができ、また、所望に応じて卵を加えたり、塩、こしょ
う等の調味料を加えることもできる。
そこで、これらの原料を水に溶解し、この原料生地を加
熱し食用油で油煤すると、従来例のあげ玉の如き製品が
得られるが、この製品は仲々微粒状にならず、とくに、
歩留りよく径0.5〜3關のものは得られない。
すなわち、油煤によってのあげ玉の製造機構をみると、
原料生地が加熱食用油中で加熱されて水分が蒸発飛散し
、原料のみが比重の大きい所謂油煤製品として浮上し、
あげ玉が得られる。
従って、この油煤製品の粒度や、油切れや、更に、食感
等は水の配合比率、油の温度、原料生地の注入速度、油
煤条件等に深く関連し、この点から本発明法ではこれら
の条件を適正に定める。
第1に、水の配合比率は小麦粉等の主原料100mff
1部に対し、水100〜250重量部とする。原料生地
中の水分量が多くなると衣剤の径が小さくなり、とくに
、水100重量部より少ないと溶液の粘度が上昇し、粒
径が3閣、通常5−以上の如く大きくなる。水分量が多
(なると、径は小さくなって好ましいが、その中に含ま
れる水分の油中の加熱蒸発に時1!l/7かかり、原料
生地が油面から深く入り、油煤製品の油切れがきわめて
油中に深く入ると製団し、径がかえって大きくなる。こ
の点から水250重量部以下が好ましい。
なお、水が250重量部以上の如く多くなると。
食用油中に多量の水が残存し、油の劣化がはげしくなっ
て、この面でも好ましくない。
第2に、油の温度は、150℃〜180℃にする。
原料生地中の水分が多いため、150℃以下では油切れ
が良く微粒状のものが得られにくい。この点て、油の温
度はなるべく高く、とくに、170℃以上の如く高いの
が好ましい。しかし、180℃以上の如く異常に高くな
ると、あまりにも水分の蒸発が瞬間的に起り易く、油煤
製品も炭化され着色し、外観を悪化させて好ましくない
第3に、原料生地を、径2〜3m+の細流として下降さ
せ、この際に、細流は食用油の油面ヤ油面近傍で油煤す
る。
すなわち、微粒状の油煤には、原料生地は食用油の表面
若しくはその近傍で油煤することが必要であり、この条
件であると油切れも良好である。通常、天ぷら等では肉
身の比重にもよるが、油面からl0CIをこえて沈む。
また、原料生地中の水分量が多くなると、それに応じて
、油面が深く沈み、とくに、本発明の如く水分が多いと
、通常の油煤条件では原料生地は相当深く沈降する。こ
の点、本発明法では油の温度が^く細流の径が適正であ
るため、その1峰速度を調整すると、油面若しくは油面
近傍(油面から10cm以内好ましくは7ci以内)で
油煤できる。
なお、油面からloCll以上の如(原料生地が深く入
ると、仲々径0.5〜3■のものが得られにくい。また
、油煤後に、所望に応じて、脱油処理するのが好ましい
が、この際にも、本発明法によると、きわめて脱油処理
が行ない易い。
次に、実施例について説明する。
まず、小麦粉4kgに水6klJを加え、更に、調味料
を添加して服拌した。この原料生地を直径3−のitと
して徐々に160℃、170℃ならびに180℃に加熱
した硬化油の表面に向けて下降させたところ、径1〜2
1IIIllの微粒状の衣剤が得られた。何れの場合に
も、径1〜2IIIIlのものが約10%を占め、他は
ほとんどが0.3a〜411I11のもので、その色調
も黄色で、油切れがきわめて良好であった。これら31
の衣剤によって白身魚をつつみ、通常の通りに油煤し、
比較のために、従来のパン粉を用いて油煤した。これら
4種のものは何れもフライとしての風味を有し、この中
で、50人によって試食させたところ、47人が本発明
にきわめて良好であると判断した。
更に、これらの全てのフライについて、凍結して冷凍食
品として30日間保存し、その後、解凍してから加熱し
て上記のところと同様に試食した。このときには、従来
品は油の含浸の程度がはげしく、油切れがわるく、旨味
が大l]に低下していた。これに対し、本発明に係るも
のは、油は表面から内部にほとんど入っておらず、油切
れが良く、食感がソフトであるほか、十分に旨味を持っ
ていた。
特許出願人 八戸定温冷蔵株式会社 代 理 人 弁理士 松 下 義 勝 弁護士 副 島 文 雄

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 小麦粉若しくは澱粉またはこれらの混合物と所望に応じ
    て調味料を含む原料を、小麦粉若しくは澱粉またはこれ
    ら混合物100重量部に対して100〜250重量部の
    水に溶解混合し、これを径2〜3■のIO流として15
    0〜180℃の油の表面に向けて下降させ、前記Il流
    が油面若しくは油面から最大で10CI以下の油面近傍
    で油煤することを特徴とする80.5〜3++w+の微
    粒状衣剤の製造方法。
JP59026812A 1984-02-14 1984-02-14 微粒状衣剤の製造方法 Granted JPS60172266A (ja)

Priority Applications (1)

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JP59026812A JPS60172266A (ja) 1984-02-14 1984-02-14 微粒状衣剤の製造方法

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JP59026812A JPS60172266A (ja) 1984-02-14 1984-02-14 微粒状衣剤の製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS60172266A true JPS60172266A (ja) 1985-09-05
JPS6364183B2 JPS6364183B2 (ja) 1988-12-09

Family

ID=12203697

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP59026812A Granted JPS60172266A (ja) 1984-02-14 1984-02-14 微粒状衣剤の製造方法

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JP (1) JPS60172266A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017184715A (ja) * 2015-10-21 2017-10-12 卜部産業株式会社 天かす、その製造方法及び製造装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2017184715A (ja) * 2015-10-21 2017-10-12 卜部産業株式会社 天かす、その製造方法及び製造装置

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JPS6364183B2 (ja) 1988-12-09

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