JPS60170048A - 光磁気記憶装置 - Google Patents

光磁気記憶装置

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JPS60170048A
JPS60170048A JP59025032A JP2503284A JPS60170048A JP S60170048 A JPS60170048 A JP S60170048A JP 59025032 A JP59025032 A JP 59025032A JP 2503284 A JP2503284 A JP 2503284A JP S60170048 A JPS60170048 A JP S60170048A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の利用分野〕 本発明は、光磁気記憶装置に係り特に情報の書き換え可
能な光磁気記憶装置に関する。
〔発明の背景〕
書き換え可能な光磁気記憶装置として、垂直磁性膜を有
する記録媒体にレーザ光束を照射し、その光エネルギー
の吸収によりその磁化方向を反転させて情報の記録およ
び争又は消去を行い、該記録媒体からの反射光の偏光面
回転を検出して情報の再生を行う光磁気ディスク装置が
知られている(例えばY、 T OGAMI etal
“All1orphous this filmdis
k for magneしro−opt、1cal m
emony”5PIEvo1..3290pt、1ca
l Disk Technology(1982)pp
20B−214を参照のこと)。この種の装置において
、磁化方向を反転させるには、キュリ一点記録方式と補
償温度記録方式がある。いずれも記録媒体の温度による
保磁力と磁化の変化を利用するのである。ここではキュ
リ一点記録方式を例にとって情報の記憶および消去の動
作原理について第1図及び第2図により説明する。
第1図は記録動作の原理を示す。まず(a)は磁性薄膜
における記憶前の一方向の磁化Msを示す。
このように、一方向に磁化されている状態を初期磁化の
状態とする。(b)はレーザ光束1を磁性薄膜面にスポ
ットとして照射すると、その微小部分がキュリ一点温度
以上に加熱され保磁力と磁化が零になることを示す、(
C)は(b)の状態に磁化Msと逆方向に記録磁界Hb
(約1000g)を印加した状態である。温度下降時に
記録磁界Hbと磁化Msによる反磁界Hdの和(実際の
記録磁界二Hb +Hd)によって反転した磁化が発生
する。
(d)は、微小部分が冷えた状態(室温)で安定した反
転磁化状態(記録ドメイン)を示す。このような順序に
より情報の記録が行なわれる。次に第2図に消去動作の
原理を示す。(a)は第1図で説明した(d)の状態で
ある。(b)は記録された微小部分にレーザ光をスポッ
トとして照射し、キュリ一点温度以上に加熱した状態を
示す(第1図(b、)と同じ状S)。(c)は(b)の
状態に磁化Msと同一方向に消去磁界Hb+(約200
0e)を印加した状態である。このとき、消去磁界Hb
、とそれに抵抗する反磁界Hdの差(実際の消去磁界=
Hb。
−Hd)によって周囲の磁化Msと同一の向きとなる。
(d)は微小部分が冷えた状S(室温)で安定した磁化
MS状態を示す6以上のようにして消去が行なわれる。
このようにして記録媒体の磁性薄膜面の磁化反転により
情報の記録および消去が行なわれるが、磁性薄膜面の所
定部分での情報の記録および消去を正確に行うためには
、記録媒体の動きに追従して一定のレーザ光スポットを
記録媒体の磁性薄膜面上に照射させるいわゆるオー・ト
フオカス動作が必要である。このため4通常レンズの微
調整を行うアクチュエータが使用される。
しかしながら、従来の光磁気記憶装置では、記録ドメイ
ン怪が変化したり、不完全な消去状態をともなったりし
て、情報の記録再生および消去が正確に行えない欠点が
あった。
〔発明の目的〕
本発明の目的は、従来の磁気記憶装置における上述の如
き欠点を解消し、正確な情報の記録および消去が可能な
磁気記憶装置を提供することにある。
〔発明の概要〕
かかる目的を達成するために、本発明では上述の如き欠
点がアクチュエータに原因すること、すなわち、アクチ
ュエータの漏洩磁場の大きさと、その方向によって記録
媒体の磁性薄膜の情報の記録、消去状態が左右されるこ
とを突き止め、上記アクチュエータの漏洩磁場の影響を
考慮し、その漏洩磁場の向きと記録媒体の磁性簿膜の初
期磁化の向きとを同一の向きに設定したことを特徴とす
る。
〔発明の実施例〕
以下、本発明の一実施例を図面を用いて説明する。第3
図は本発明による光磁気記憶装置の一実施例を示す概要
構成図である。
レーザ11から出射した光は、集光レンズ12によって
平行光となる。ハーフミラ−13を通過しガリパノミラ
−14により反射された光は絞り込みレンズ15によっ
て記@媒体17にスボッ1−として照射される。記録媒
体16は透明基板17a(例えばガラス基板)と、磁性
薄膜17b(例えばGd、Tbなとの希土類とFe、C
oなど遷移金属との非晶質合金薄膜で1000人程の厚
さ)とからなり、レーザ光は透明基板17aを介して磁
性薄膜17b上に微小スポットとして集光される。レン
ズ15は、記録媒体17の動きに集光スボットが追従す
るようにアクチュエータ16に組み込まれている。
このアクチュエータの構造の一例を第4図に示す。第4
図において永久磁石101に第1.第2の固定ヨーク1
02,1.02’が連結し矢印へで示すような閉m路を
形成する磁気回路を構成している。これら第1.第2の
固定ヨーク102と102′との空隙にレンズ14を保
持する可動ホルダ104のうで104′がそう人されて
いる。
可動ホルダのうで104′にはコイル103が巻いであ
り、コイル1.03に電流を流すことにより可動ホルダ
は矢印Bの方向に移動する。また、可動ホルダ104は
仮バネ105で固定ヨーク102.102’ にささえ
られている。上記構成において、コイル103に流す電
流を制御することによりし・ンズ15の位置調整ができ
、上下にばたつく記M1体上にレーザ光束を一定のスポ
ット状に照射することができる。なお、永久磁石のとり
つけ方向は任意に決定できる。
このようなアクチュエータでは第4回のようにレンズ1
5の光軸方向と同方向に永久磁石101を配置している
ので、永久磁石101の漏洩磁場Haが光軸に平行に発
生する。
アクチュエータと記録媒体の距離は約2nwn程であり
、記録媒体と鎖交する漏洩磁場Hatの値は記録媒体上
で約1000eにもなる。従って、アクチュエータの漏
洩磁場は情報の記録と消去時に印加する外部磁場に影響
を及ぼす。
そこで、本発明では上記スポットによって磁性薄膜17
bの微小部分がキュリ一点温度に加熱交れ、電磁コイル
18により磁化反転される際にこの漏洩磁場が消去時に
は、消去磁界と同一方向で加わるようにすることにより
上述の如き従来の欠点を解消する。アクチュエータの漏
洩磁場Haと電磁コイル17による記録、消去磁界Hb
Hb、との関係は後述することにし、次に再生について
説明する。
再生においても記録時と同様な光学系を用いレーザ11
(再生時には記録消去時よりPowerが小さい)のレ
ーザ光束を磁性薄膜17bに集光する。
この磁性薄膜1.7 bで反射された光は、レーザ11
で出射された光の偏光面に対して微小な偏光面の回転を
ともなう。この回転方向(右回りまたは左回り)は磁性
薄膜17bの磁化の向きによって決定される。この反射
光は絞り込みレンズ15を再度通過し、ガルバノミラ−
14及びハーフミラ−13で反射されハーフミラ−19
に入射する。
ここで透過した光は、凸レンズ20と円柱レンズ21を
通過して4分割受光器22に入射する。この受光器22
からの出力信号により焦点ズレ信号及びトラッキング信
号が得られる(焦点ズレ信号及びトラッキング信号のと
り出し方法は例えば、特公昭54−41883号、公報
に詳しいので参照のこと)。
これらの制御信号はアクチュエータ16及びガルバノミ
ラ−14の駆動装f!(図は省略し、である)にフィー
ドバックされる。
ここで、アクチュエータ16の漏洩ffi場トtaと記
録、消去磁界Hb 、 Hb + との関係について説
明する。
第5図は、本発明による光磁気記憶装置の記録動作を説
明するための図である。
第5図の(a)は、磁性薄膜16bの磁化Msとアクチ
ュエータの漏洩磁場Haを示す。ここで、HaとMsの
向きが同じであるように設定しておく。(b)はレーザ
光を上記膜面にスポットとして照射し、微小部分をキュ
リ一点温度以上に加熱する。(C)は、(b)の状態に
記録磁界Hbを印加した状態である。実際の記録に用い
られる有効磁界Hfは、Hf=Hb+Hd−Haである
。従って、記録時は、Haの存在によってHfは小さく
なってしまう。しかし、記録時はHdが加わるのでHb
としては消去時より小さい値で済む。(−d)は微小部
分が冷えた状態(室温)で安定した反転磁化状a(記録
ドメイン)を示す。
第6図は、本発明による消去動作を説明する図である。
第6図の(、)は、第5図(d)で説明した状態である
、未記録時のM8の自虐はHaの向さと同じであるよう
に初期設定されている。(b)は記録された微小部分に
レーザ光をスポットとして照射し。
キュリ一点温度以上に加熱した状態を示す。(c)は、
消去磁界Hb、を印加した状態である。実際の有効消去
磁界)(f 、は、Hf I=Ht++ Hd+Haで
ある。(d)は微小部分が冷えた状態(室温)で安定し
た磁化Ms状態を示す。
このように漏洩磁場Haをうまく利用することにより大
きな消去磁界Hfを得ることができる。
上述したように情報の消去の場合は記憶の場合より数倍
の磁場が必要があるから電磁コイルにより発生させるa
楊の大きさは、消去時を基準に考えなくてはならない。
本発明では、消去時には漏洩磁場が加わるため、電磁コ
イルで発生させる磁場は小さく’C済み、その結果電磁
コイルの小型軽量化が図れる。
次に、上述したアクチュエータの漏洩磁場Haと記録媒
体の磁性薄膜の磁化Msとの向きを一致させるだめの初
期設定について第7図により説明する。
第7図は、l Ok Oe程度の磁場を発生できる’r
am石を示す。電磁石は、コイル201,201’と鉄
心202,202’からなり、コイル201゜201′
に流す電流の向きを制御することにより、磁界の向きを
任意に決定できる。
磁界の方向は、第7図に示すように一定の向きに設定し
、その磁場の中へ基板16と磁性薄膜17とを一体にし
た記録媒体をそう人し基板面に対し磁性薄膜17bの磁
化Msの方向が垂直になるよう初期磁化の設定を行なう
このように磁性薄膜17bの磁化Msの方向をあらかじ
め設定した記録媒体を、この磁化方向とアクチュエータ
の漏洩磁場Haの方向とか一致するように配設すること
により、情報の記録、消去において、この漏洩磁場Ha
を上述の如く有効に利用することができる。
尚、実施例ではトラッキングをガルバノミラ−で行って
いるが、他の方法を用いCもよいことは言うまでもない
〔発明の効果〕
本発明によれば、光磁気記憶装置において、情報の正確
な記憶及び消去が可能で、しかも記憶ドメインを小さく
出来るため記憶の高密度化が図れる。
【図面の簡単な説明】
第1図と第2図は従来の記録および消去原理を示す図、
第3図は本発明の一実施例を示す構成図、第4図はアク
チュエータの一例を示す断面図、第5図と第6図は本発
明による記録および消去動作を説明するための図、第7
図は記録媒体の磁化の初期設定を説明する回である。 Ms・・・磁性薄膜の磁化、Hd・・・Msによる反磁
界、Ha・・・アクチュエータによる漏洩磁界、Hh・
・・記録磁界、Hb I・・・消去磁界、Hf 、 t
(f I・・・磁性薄膜面上での実際の磁界、[4・・
・絞り込みレンズ、15・・・アクチュエータ、16・
・・記録媒体、16a・・・透明基板、16b・・・磁
性薄膜、17・・・電磁コイル、101・・永久磁石、
102,102’・・・固定コーク、103・・・コイ
ル、104・・・可動ホルダ、茅1凶 ′V″。 ′l−30 茸5図 第 乙 図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、レーザ光源と、予じめ第1の方向に磁化され、該第
    1の方向とは逆の第2の方向に磁化することにより情報
    が記憶される磁性薄膜を備えた記録媒体と、前記レーザ
    光源から出射さ11.たレーザ光束を前記記録媒体上に
    集光する光学系と、前記記録媒体の動きに追従して前記
    集光された光束が前記記録媒体上に一定のスポットを形
    成するように前記光学系を制御するアクチュエータと、
    情報の記録、消去時に、前記光スポットが照射された前
    記記録媒体の前記磁性薄膜の磁化方向を反転させるため
    の磁化反転手段とを備えた光磁気記憶装置において、前
    記アクチュエータの前記記憶媒体上での漏洩磁場の向き
    と、前記磁性薄膜の第1の磁化方向とが同一の向きに設
    定されであることを特徴とする光磁気記憶装置。 2、特許請求の範囲第1項の記載において、記録時に前
    記磁化反転手段の磁化方向と前記アクチュエータの漏洩
    磁場の方向とが逆向きであることを特徴とする光磁気記
    憶装置。 3、特許請求の範囲第1項の記載において、消去時に前
    記磁化反転手段の磁化方向と前記アクチュエータの漏洩
    磁場の方向とが一致していることを特徴とする光磁気記
    憶装置。 4、特許請求の範囲第1項、第2項または第3項の記載
    において、前記記録媒体の磁性薄膜の磁化方向は前記記
    録媒体面に垂直であることを特徴とする光磁気記憶装置
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