JP3070516B2 - 光ディスク装置 - Google Patents
光ディスク装置Info
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- JP3070516B2 JP3070516B2 JP9111348A JP11134897A JP3070516B2 JP 3070516 B2 JP3070516 B2 JP 3070516B2 JP 9111348 A JP9111348 A JP 9111348A JP 11134897 A JP11134897 A JP 11134897A JP 3070516 B2 JP3070516 B2 JP 3070516B2
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- G11B19/02—Control of operating function, e.g. switching from recording to reproducing
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- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B11/00—Recording on or reproducing from the same record carrier wherein for these two operations the methods are covered by different main groups of groups G11B3/00 - G11B7/00 or by different subgroups of group G11B9/00; Record carriers therefor
- G11B11/10—Recording on or reproducing from the same record carrier wherein for these two operations the methods are covered by different main groups of groups G11B3/00 - G11B7/00 or by different subgroups of group G11B9/00; Record carriers therefor using recording by magnetic means or other means for magnetisation or demagnetisation of a record carrier, e.g. light induced spin magnetisation; Demagnetisation by thermal or stress means in the presence or not of an orienting magnetic field
- G11B11/105—Recording on or reproducing from the same record carrier wherein for these two operations the methods are covered by different main groups of groups G11B3/00 - G11B7/00 or by different subgroups of group G11B9/00; Record carriers therefor using recording by magnetic means or other means for magnetisation or demagnetisation of a record carrier, e.g. light induced spin magnetisation; Demagnetisation by thermal or stress means in the presence or not of an orienting magnetic field using a beam of light or a magnetic field for recording by change of magnetisation and a beam of light for reproducing, i.e. magneto-optical, e.g. light-induced thermomagnetic recording, spin magnetisation recording, Kerr or Faraday effect reproducing
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- G11B11/10534—Heads for recording by magnetising, demagnetising or transfer of magnetisation, by radiation, e.g. for thermomagnetic recording
-
- G—PHYSICS
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- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
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- G11B11/1055—Disposition or mounting of transducers relative to record carriers
- G11B11/10552—Arrangements of transducers relative to each other, e.g. coupled heads, optical and magnetic head on the same base
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- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
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- G11B11/1055—Disposition or mounting of transducers relative to record carriers
- G11B11/10576—Disposition or mounting of transducers relative to record carriers with provision for moving the transducers for maintaining alignment or spacing relative to the carrier
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光ディスク装置に
係わり、特に情報の記録、再生、消去が可能な光ディス
ク装置に関する。
係わり、特に情報の記録、再生、消去が可能な光ディス
ク装置に関する。
【0002】
【従来の技術】光ディスク装置では、レーザービームを
対物レンズにより光ディスク媒体記録面に絞り込み、記
録面上の磁性薄膜をキューリー点以上に加熱し、ビーム
の照射された微少部分の磁化の向きを外部からのバイア
ス磁界により記録時と消去時で互いに反対方向を向くよ
うにすることで、情報の記録及び消去を行っている。こ
のため外部からのバイアス磁界形成は必須の構成要件と
なっており、特に記録及び消去の際には、磁界の向きが
反転している必要がある。
対物レンズにより光ディスク媒体記録面に絞り込み、記
録面上の磁性薄膜をキューリー点以上に加熱し、ビーム
の照射された微少部分の磁化の向きを外部からのバイア
ス磁界により記録時と消去時で互いに反対方向を向くよ
うにすることで、情報の記録及び消去を行っている。こ
のため外部からのバイアス磁界形成は必須の構成要件と
なっており、特に記録及び消去の際には、磁界の向きが
反転している必要がある。
【0003】従来の光ディスク装置ではこのバイアス磁
界を発生させるため、特開平3−152702号公報は
光ディスク媒体を挟み光学ヘッド側と対向する位置に図
7に示すような磁石を設置することを開示している。こ
の磁石は図7の15に示すように磁石の周辺にコイルを
設置し、そのコイルに電流を流し発生する磁場と磁石か
らの磁束による反発力あるいは吸引力により磁石を回転
させることで、記録時あるいは消去時に必要となるバイ
アス磁界を発生させていた。
界を発生させるため、特開平3−152702号公報は
光ディスク媒体を挟み光学ヘッド側と対向する位置に図
7に示すような磁石を設置することを開示している。こ
の磁石は図7の15に示すように磁石の周辺にコイルを
設置し、そのコイルに電流を流し発生する磁場と磁石か
らの磁束による反発力あるいは吸引力により磁石を回転
させることで、記録時あるいは消去時に必要となるバイ
アス磁界を発生させていた。
【0004】しかし前記の磁石を回転させる方式は磁石
の回転機構等の部品が必要となること、及び磁石の回転
のためのスペースが必要になるといった装置構成部品の
増加、光ディスク媒体の上側部分の大型化といった問題
があった。更に、磁石を機械的に反転させるために要す
る時間が長く記録から消去、あるいは消去から記録への
モードの切り替えに時間が掛かり高速処理の妨げになっ
ていた。
の回転機構等の部品が必要となること、及び磁石の回転
のためのスペースが必要になるといった装置構成部品の
増加、光ディスク媒体の上側部分の大型化といった問題
があった。更に、磁石を機械的に反転させるために要す
る時間が長く記録から消去、あるいは消去から記録への
モードの切り替えに時間が掛かり高速処理の妨げになっ
ていた。
【0005】この問題を解決するために磁石の代わりに
コイルのみでバイアス磁界を発生させる方式が提唱され
た。この方式ではコイルに電流を流し発生する磁界をバ
イアス磁界として利用するものである。ここでは、モー
ドにより流す電流の向きを変更することで発生磁界の向
きを反転させることが可能になる。この方式は、磁石の
回転方式よりも部品点数の削減及びスペース的にもコイ
ルを回転する必要がないため小型化を実現することがで
きた。しかしこの方式を用いた場合、バイアスコイル駆
動用の回路として電流の流れる向きを反転させる回路が
必要となり、更には、記録または消去の両モードでは常
に一定の電流を流しておく必要があるため消費電力の増
加とそれに伴う装置内の温度上昇を招いた。
コイルのみでバイアス磁界を発生させる方式が提唱され
た。この方式ではコイルに電流を流し発生する磁界をバ
イアス磁界として利用するものである。ここでは、モー
ドにより流す電流の向きを変更することで発生磁界の向
きを反転させることが可能になる。この方式は、磁石の
回転方式よりも部品点数の削減及びスペース的にもコイ
ルを回転する必要がないため小型化を実現することがで
きた。しかしこの方式を用いた場合、バイアスコイル駆
動用の回路として電流の流れる向きを反転させる回路が
必要となり、更には、記録または消去の両モードでは常
に一定の電流を流しておく必要があるため消費電力の増
加とそれに伴う装置内の温度上昇を招いた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】第1の問題点は、従来
の技術においては、前述の如くバイアス磁界発生装置と
して磁石あるいはコイルのいづれを用いても必ず発生磁
界の方向を反転する必要がある。このため、磁石を用い
る場合には磁石を回転させるための機構が、またコイル
を用いる場合には駆動回路内に印加電流を反転させる回
路が必要であった。
の技術においては、前述の如くバイアス磁界発生装置と
して磁石あるいはコイルのいづれを用いても必ず発生磁
界の方向を反転する必要がある。このため、磁石を用い
る場合には磁石を回転させるための機構が、またコイル
を用いる場合には駆動回路内に印加電流を反転させる回
路が必要であった。
【0007】その理由は、前述の如く光ディスク装置で
は、情報は光ディスク媒体面の磁化方向の向きにより記
録されており、その磁化の向きに伴うカー回転角の変化
により0または1のデジタル信号を検出し情報の記録、
消去、再生を行っている。このため情報の記録または消
去時にレーザー光の集光している微少部分にモードによ
り互いに向きの相反する外部からのバイアス磁界の印加
は必須の構成要素となっているためである。
は、情報は光ディスク媒体面の磁化方向の向きにより記
録されており、その磁化の向きに伴うカー回転角の変化
により0または1のデジタル信号を検出し情報の記録、
消去、再生を行っている。このため情報の記録または消
去時にレーザー光の集光している微少部分にモードによ
り互いに向きの相反する外部からのバイアス磁界の印加
は必須の構成要素となっているためである。
【0008】第2の問題点は、従来の技術においては、
特にバイアス磁界の形成にコイルを用いた場合、記録及
び消去のいずれのモードにおいてもコイルに電流を印加
し続けなければならず、コイルの消費電力の増加及びそ
れに伴う装置内温度の上昇を招いた。装置内の温度上昇
は、装置の安定動作を妨げ特性の悪化をもたらしてい
た。
特にバイアス磁界の形成にコイルを用いた場合、記録及
び消去のいずれのモードにおいてもコイルに電流を印加
し続けなければならず、コイルの消費電力の増加及びそ
れに伴う装置内温度の上昇を招いた。装置内の温度上昇
は、装置の安定動作を妨げ特性の悪化をもたらしてい
た。
【0009】その理由は、前述の如く、バイアス磁界の
形成は光ディスク装置においては必須の構成要件である
ため、バイアス磁界形成手段としてコイルを用いた場合
には記録及び消去のいずれのモードでも一定電流を印加
してバイアス磁界を形成しなければならない。このため
記録または消去時にバイアス磁界発生のために常に電流
が消費されていることになり、これに伴い装置内の温度
も上昇することとなる。
形成は光ディスク装置においては必須の構成要件である
ため、バイアス磁界形成手段としてコイルを用いた場合
には記録及び消去のいずれのモードでも一定電流を印加
してバイアス磁界を形成しなければならない。このため
記録または消去時にバイアス磁界発生のために常に電流
が消費されていることになり、これに伴い装置内の温度
も上昇することとなる。
【0010】本発明は、かかる従来例の有する不都合を
改善し、磁石を回転させるためのスペースや構成部品の
増加や、回転に要する時間が長く高速処理の妨げとなる
という問題点を解決することを目的とする。さらにバイ
アス磁界発生装置の駆動回路内に発生磁界の向きを反転
させるための回路を設ける必要がなくなり、部品点数削
減に伴うコストの低減及び回路基板の小型化を計ること
を可能とすることを目的とする。
改善し、磁石を回転させるためのスペースや構成部品の
増加や、回転に要する時間が長く高速処理の妨げとなる
という問題点を解決することを目的とする。さらにバイ
アス磁界発生装置の駆動回路内に発生磁界の向きを反転
させるための回路を設ける必要がなくなり、部品点数削
減に伴うコストの低減及び回路基板の小型化を計ること
を可能とすることを目的とする。
【0011】加えて記録または消去のいづれかのモード
においては前記バイアス磁界発生装置を作動させる必要
がなく装置の消費電力の低減及び装置内温度の上昇を防
止することを可能とした光ディスク装置を提供すること
を、その目的とする。
においては前記バイアス磁界発生装置を作動させる必要
がなく装置の消費電力の低減及び装置内温度の上昇を防
止することを可能とした光ディスク装置を提供すること
を、その目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明の光ディスク装置
は、光ディスク媒体の記録面上で情報の記録、消去、再
生を行う光ディスク装置であり、前記記録面に光を照射
するための対物レンズと、前記対物レンズを所望の位置
に自在に位置決めするために用いる電磁力を発生させる
磁気回路と、前記対物レンズを支持する支持手段とを有
するレンズアクチュエータを備え、前記磁気回路は、二
つの永久磁石がそれぞれ前記対物レンズを挟み互いに同
極同士が向かい合うよう対局配置され、前記対物レンズ
の垂直方向に、その磁界強度が前記光ディスク媒体の前
記記録面上で情報の記録時と消去時に必要となる外部バ
イアス磁界強度の範囲を満たす強度の漏洩磁界を形成す
ることができることを特徴とする。
は、光ディスク媒体の記録面上で情報の記録、消去、再
生を行う光ディスク装置であり、前記記録面に光を照射
するための対物レンズと、前記対物レンズを所望の位置
に自在に位置決めするために用いる電磁力を発生させる
磁気回路と、前記対物レンズを支持する支持手段とを有
するレンズアクチュエータを備え、前記磁気回路は、二
つの永久磁石がそれぞれ前記対物レンズを挟み互いに同
極同士が向かい合うよう対局配置され、前記対物レンズ
の垂直方向に、その磁界強度が前記光ディスク媒体の前
記記録面上で情報の記録時と消去時に必要となる外部バ
イアス磁界強度の範囲を満たす強度の漏洩磁界を形成す
ることができることを特徴とする。
【0013】本発明の光ディスク装置は、前記磁気回路
から漏洩する磁界と互いに相反する向きで、前記光ディ
スク媒体の前記記録面上で情報の記録時と消去時に必要
となる前記外部バイアス磁界強度の範囲を満たす強度の
バイアス磁界を前記光ディスク媒体の記録面上に形成す
ることができるバイアス磁界発生手段をさらに備えるこ
とを特徴とする。
から漏洩する磁界と互いに相反する向きで、前記光ディ
スク媒体の前記記録面上で情報の記録時と消去時に必要
となる前記外部バイアス磁界強度の範囲を満たす強度の
バイアス磁界を前記光ディスク媒体の記録面上に形成す
ることができるバイアス磁界発生手段をさらに備えるこ
とを特徴とする。
【0014】本発明の光ディスク装置では、レンズアク
チュエータ内に具備された対物レンズを駆動するための
磁気回路から記録時に必要となるバイアス磁界強度に相
当する漏洩磁界が光ディスク媒体記録面に作用してい
る。このため、情報の記録の際にはレーザー光のパワー
を上げるだけで記録を行うことが可能となる。一方、情
報の消去の際には、光ディスクを挟みレンズアクチュエ
ータと対向配置されたバイアスコイルを駆動すれば消去
用磁界が得られるため消去が可能となる。このため、記
録の際にはバイアスコイルを作動させる必要がなくバイ
アスコイルの作動は消去時のみとなる。従って、バイア
スコイルを駆動する回路内に印加電流の向きを反転させ
る反転回路が不要となり部品点数の削減及びコスト低減
につながる。更に、記録時にはバイアスコイルを作動さ
せる必要がないためコイルの消費電力は半減し装置内部
の温度上昇も防ぐことができる。
チュエータ内に具備された対物レンズを駆動するための
磁気回路から記録時に必要となるバイアス磁界強度に相
当する漏洩磁界が光ディスク媒体記録面に作用してい
る。このため、情報の記録の際にはレーザー光のパワー
を上げるだけで記録を行うことが可能となる。一方、情
報の消去の際には、光ディスクを挟みレンズアクチュエ
ータと対向配置されたバイアスコイルを駆動すれば消去
用磁界が得られるため消去が可能となる。このため、記
録の際にはバイアスコイルを作動させる必要がなくバイ
アスコイルの作動は消去時のみとなる。従って、バイア
スコイルを駆動する回路内に印加電流の向きを反転させ
る反転回路が不要となり部品点数の削減及びコスト低減
につながる。更に、記録時にはバイアスコイルを作動さ
せる必要がないためコイルの消費電力は半減し装置内部
の温度上昇も防ぐことができる。
【0015】なお、再生モードではレーザー光のパワー
が記録または消去時より充分に弱いため光ディスク記録
面上の磁性薄膜の温度はキューリー点まで上昇すること
はない。このため再生中にレンズアクチュエータ内の磁
気回路からの漏洩磁界によって記録面上の磁区の向きが
反転することはない。
が記録または消去時より充分に弱いため光ディスク記録
面上の磁性薄膜の温度はキューリー点まで上昇すること
はない。このため再生中にレンズアクチュエータ内の磁
気回路からの漏洩磁界によって記録面上の磁区の向きが
反転することはない。
【0016】以上の作用は、レンズアクチュエータ内の
対物レンズを駆動するための磁気回路からの漏洩磁界を
消去時に必要となるバイアス磁界として使用し、バイア
スコイルからの発生磁界を記録時に必要となるバイアス
磁界として使用した場合でも同じことである。
対物レンズを駆動するための磁気回路からの漏洩磁界を
消去時に必要となるバイアス磁界として使用し、バイア
スコイルからの発生磁界を記録時に必要となるバイアス
磁界として使用した場合でも同じことである。
【0017】また、図4に示したような磁界の向きでな
く反対の向きの場合でも作用としては同じであることは
言うまでもない。
く反対の向きの場合でも作用としては同じであることは
言うまでもない。
【0018】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して詳細に説明する。
て図面を参照して詳細に説明する。
【0019】図1から3を参照すると、本発明の最良の
実施の形態は、対物レンズ5を駆動するための磁気回路
を、前記対物レンズ5を備え4本のワイヤー7により支
持されフォーカス(上下方向)方向21及びトラック
(ディスク周方向)方向22に自在に移動が可能である
レンズホルダー6を挟み、互いに同極同士が向き合うよ
うに対向配置した永久磁石4a,4bにより構成しヨー
クを装備しない。この時、前記永久磁石4a,4bによ
り形成される磁界は図3に示すような分布になるため、
対物レンズ5の垂直方向に磁界が漏洩することになる。
本発明ではこの漏洩磁界を情報の記録及び消去のための
外部磁界として利用し、この漏洩磁界10が光ディスク
2の記録面上で情報の記録及び消去時に必要となる外部
磁界強度の範囲を満足するように磁石材質、形状等を設
定する。なお、前記レンズホルダー6にはフォーカス方
向及びトラック方向に対物レンズ5を駆動するためのフ
ォーカスコイル8及びトラックコイル9が巻かれてお
り、図3に示す前記永久磁石4a,4bにより形成され
る磁界のうち磁石間に形成され各磁石の着磁方向の磁界
と、コイルへの通電により発生する電磁力により対物レ
ンズ5を所望の位置に駆動している。
実施の形態は、対物レンズ5を駆動するための磁気回路
を、前記対物レンズ5を備え4本のワイヤー7により支
持されフォーカス(上下方向)方向21及びトラック
(ディスク周方向)方向22に自在に移動が可能である
レンズホルダー6を挟み、互いに同極同士が向き合うよ
うに対向配置した永久磁石4a,4bにより構成しヨー
クを装備しない。この時、前記永久磁石4a,4bによ
り形成される磁界は図3に示すような分布になるため、
対物レンズ5の垂直方向に磁界が漏洩することになる。
本発明ではこの漏洩磁界を情報の記録及び消去のための
外部磁界として利用し、この漏洩磁界10が光ディスク
2の記録面上で情報の記録及び消去時に必要となる外部
磁界強度の範囲を満足するように磁石材質、形状等を設
定する。なお、前記レンズホルダー6にはフォーカス方
向及びトラック方向に対物レンズ5を駆動するためのフ
ォーカスコイル8及びトラックコイル9が巻かれてお
り、図3に示す前記永久磁石4a,4bにより形成され
る磁界のうち磁石間に形成され各磁石の着磁方向の磁界
と、コイルへの通電により発生する電磁力により対物レ
ンズ5を所望の位置に駆動している。
【0020】ヨークを装備しないので、磁束が弱くなる
分フォーカスコイル8のターン数を増加させる必要はあ
るが、鉄のブロックにより構成されるヨークを使わない
ため、レンズアクチュエータ12の軽量化をはかること
ができ、ひいてはシークタイムを短縮することができる
という効果がある。
分フォーカスコイル8のターン数を増加させる必要はあ
るが、鉄のブロックにより構成されるヨークを使わない
ため、レンズアクチュエータ12の軽量化をはかること
ができ、ひいてはシークタイムを短縮することができる
という効果がある。
【0021】以上の要素より構成されるレンズアクチュ
エータ12とレーザー光の発光及び各種信号の検出等を
行う光学ヘッド13とから構成される可動部14と、光
ディスク2を挟んで対向配置され、前記漏洩磁界10と
互いに相反する向きで、その強度が光ディスク2の記録
面上で情報の記録及び消去時に必要となる外部バイアス
磁界強度の範囲を満足する磁界11を形成することがで
きるバイアスコイル1を有する。
エータ12とレーザー光の発光及び各種信号の検出等を
行う光学ヘッド13とから構成される可動部14と、光
ディスク2を挟んで対向配置され、前記漏洩磁界10と
互いに相反する向きで、その強度が光ディスク2の記録
面上で情報の記録及び消去時に必要となる外部バイアス
磁界強度の範囲を満足する磁界11を形成することがで
きるバイアスコイル1を有する。
【0022】次に、本発明の実施の形態の動作につい
て、図4を参照して詳細に説明する。
て、図4を参照して詳細に説明する。
【0023】本発明の光ディスク装置では、図4(A)
に示すように情報の記録を行う場合、まずレーザー光の
パワーを記録時に必要となる強度まで上昇させ光ディス
ク2のレーザー光の集光する微少部分の磁性薄膜の温度
をキューリー点まで上昇させる。この時、対物レンズ5
を駆動するための磁気回路からの漏洩磁界10が既に光
ディスク2の記録面上で記録時に必要となる強度の外部
バイアス磁界として漏洩しているため、キューリー点ま
で上昇した記録膜の磁区はこの漏洩磁界10の向きとな
り、信号の記録を行うことができる。この時バイアスコ
イル1は作動していないため電力を消費せずコイル自身
の発熱による装置内の温度上昇はない。
に示すように情報の記録を行う場合、まずレーザー光の
パワーを記録時に必要となる強度まで上昇させ光ディス
ク2のレーザー光の集光する微少部分の磁性薄膜の温度
をキューリー点まで上昇させる。この時、対物レンズ5
を駆動するための磁気回路からの漏洩磁界10が既に光
ディスク2の記録面上で記録時に必要となる強度の外部
バイアス磁界として漏洩しているため、キューリー点ま
で上昇した記録膜の磁区はこの漏洩磁界10の向きとな
り、信号の記録を行うことができる。この時バイアスコ
イル1は作動していないため電力を消費せずコイル自身
の発熱による装置内の温度上昇はない。
【0024】次に図4(B)に示すように情報の消去を
行う場合は、バイアスコイル1により、対物レンズ5を
駆動するための磁気回路からの漏洩磁界10と反対向き
で、光ディスク2の記録面上で情報の消去時に必要とな
る外部磁界強度の範囲を満足する強度の磁界11を形成
する。そしてレーザー光のパワーを消去時に必要となる
強度まで上昇させ、記録時と同様に光ディスク2のレー
ザー光の集光した微少部分の磁性薄膜の温度をキューリ
ー点まで上昇させ、前記バイアスコイル1から形成した
磁界11により記録時とは反対の向きの磁区を記録膜上
に形成し、情報の消去を行う。
行う場合は、バイアスコイル1により、対物レンズ5を
駆動するための磁気回路からの漏洩磁界10と反対向き
で、光ディスク2の記録面上で情報の消去時に必要とな
る外部磁界強度の範囲を満足する強度の磁界11を形成
する。そしてレーザー光のパワーを消去時に必要となる
強度まで上昇させ、記録時と同様に光ディスク2のレー
ザー光の集光した微少部分の磁性薄膜の温度をキューリ
ー点まで上昇させ、前記バイアスコイル1から形成した
磁界11により記録時とは反対の向きの磁区を記録膜上
に形成し、情報の消去を行う。
【0025】また、図4(A)に示すように情報の再生
を行う際は、記録時と同様にバイアスコイル1を作動さ
せない。このため記録信号を読みとる際に対物レンズ5
を駆動する磁気回路からの漏洩磁界10が光ディスク2
の記録面に掛かった状態ではあるものの再生時のレーザ
ー光のパワーは記録時または消去時のように光ディスク
2の磁性薄膜の温度がキューリー点まで上昇するほど強
くはない。このため外部からの磁界が掛かった状態でも
記録信号を上書きしてしまうことはない。
を行う際は、記録時と同様にバイアスコイル1を作動さ
せない。このため記録信号を読みとる際に対物レンズ5
を駆動する磁気回路からの漏洩磁界10が光ディスク2
の記録面に掛かった状態ではあるものの再生時のレーザ
ー光のパワーは記録時または消去時のように光ディスク
2の磁性薄膜の温度がキューリー点まで上昇するほど強
くはない。このため外部からの磁界が掛かった状態でも
記録信号を上書きしてしまうことはない。
【0026】なお、以上の動作において、対物レンズ5
を駆動する磁気回路からの漏洩磁界10を消去時に必要
となる外部バイアス磁界として使用し、バイアスコイル
1から形成される磁界11を記録時に必要となる外部バ
イアス磁界として使用した場合でも同様の効果を得るこ
とができる。また、図4(A)及び図4(B)に示した
ような漏洩磁界10及び形成磁界11の向きでなく、そ
れぞれが反対の向きの場合でも作用としては同じである
ことは言うまでもない。 〔実施例〕次に本発明の実施例について図面を参照して
詳細に説明する。
を駆動する磁気回路からの漏洩磁界10を消去時に必要
となる外部バイアス磁界として使用し、バイアスコイル
1から形成される磁界11を記録時に必要となる外部バ
イアス磁界として使用した場合でも同様の効果を得るこ
とができる。また、図4(A)及び図4(B)に示した
ような漏洩磁界10及び形成磁界11の向きでなく、そ
れぞれが反対の向きの場合でも作用としては同じである
ことは言うまでもない。 〔実施例〕次に本発明の実施例について図面を参照して
詳細に説明する。
【0027】図1から4を参照すると、本発明の第1の
実施例は、対物レンズ5を駆動するための磁気回路を、
前記対物レンズ5を備え4本のワイヤー7により支持さ
れフォーカス(上下方向)方向及びトラック(ディスク
周方向)方向に自在に移動が可能であるレンズホルダー
6を挟み、互いに同極同士が向き合うように対向配置し
た永久磁石4a,4bにより構成しヨークを装備しな
い。ここで前記永久磁石4a,4bには高さ5mm、幅
5mm、厚み2.4mmの希土類磁石を使用し、光ディ
スク2の記録面を磁石上面より3.6mmに設計すれ
ば、前記永久磁石4a,4bにより形成される光ディス
ク2の記録面で形成される垂直方向の磁界強度は、図6
に示した実験データのグラフから解るように約300エ
ルステッドとなり、光ディスクが一般的に必要としてい
る情報の記録及び消去時に必要となる外部磁界強度の範
囲である100〜500エルステッドを満足する。な
お、前記レンズホルダー6にはフォーカス方向及びトラ
ック方向に対物レンズ5を駆動するためのフォーカスコ
イル8及びトラックコイル9が巻かれており、図3に示
す前記永久磁石4a,4bにより形成される磁界のうち
磁石間に形成され各磁石の着磁方向の磁界と、コイルへ
の通電により発生する電磁力により対物レンズ5所望の
位置に駆動している。
実施例は、対物レンズ5を駆動するための磁気回路を、
前記対物レンズ5を備え4本のワイヤー7により支持さ
れフォーカス(上下方向)方向及びトラック(ディスク
周方向)方向に自在に移動が可能であるレンズホルダー
6を挟み、互いに同極同士が向き合うように対向配置し
た永久磁石4a,4bにより構成しヨークを装備しな
い。ここで前記永久磁石4a,4bには高さ5mm、幅
5mm、厚み2.4mmの希土類磁石を使用し、光ディ
スク2の記録面を磁石上面より3.6mmに設計すれ
ば、前記永久磁石4a,4bにより形成される光ディス
ク2の記録面で形成される垂直方向の磁界強度は、図6
に示した実験データのグラフから解るように約300エ
ルステッドとなり、光ディスクが一般的に必要としてい
る情報の記録及び消去時に必要となる外部磁界強度の範
囲である100〜500エルステッドを満足する。な
お、前記レンズホルダー6にはフォーカス方向及びトラ
ック方向に対物レンズ5を駆動するためのフォーカスコ
イル8及びトラックコイル9が巻かれており、図3に示
す前記永久磁石4a,4bにより形成される磁界のうち
磁石間に形成され各磁石の着磁方向の磁界と、コイルへ
の通電により発生する電磁力により対物レンズ5所望の
位置に駆動している。
【0028】以上の要素より構成されるレンズアクチュ
エータ12とレーザー光の発光及び各種信号の検出等を
行う光学ヘッド13とから構成される可動部14と、光
ディスク2を挟んで対向配置され、前記漏洩磁界10と
互いに相反する向きで、その強度が光ディスク2の記録
面上で情報の記録及び消去時に必要となる外部バイアス
磁界強度の範囲である100〜500エルステッドを満
足する磁界11を形成することができるバイアスコイル
1を有する。
エータ12とレーザー光の発光及び各種信号の検出等を
行う光学ヘッド13とから構成される可動部14と、光
ディスク2を挟んで対向配置され、前記漏洩磁界10と
互いに相反する向きで、その強度が光ディスク2の記録
面上で情報の記録及び消去時に必要となる外部バイアス
磁界強度の範囲である100〜500エルステッドを満
足する磁界11を形成することができるバイアスコイル
1を有する。
【0029】次に、本発明の実施例の動作について図4
を参照して詳細に説明する。
を参照して詳細に説明する。
【0030】図4を参照すると、本発明の光ディスク装
置では、対物レンズ5を駆動するための磁気回路を、レ
ンズホルダー6を挟み、互いに同極同士を対向配置した
希土類である永久磁石4a,4bにより構成しヨークは
装備しない。この時前述の実施例に記した形状及び材質
の永久磁石では図6のグラフに示すように、対物レンズ
5の垂直方向に光ディスク2の記録面上で約300エル
ステッドの強度の漏洩磁界10が生じる。
置では、対物レンズ5を駆動するための磁気回路を、レ
ンズホルダー6を挟み、互いに同極同士を対向配置した
希土類である永久磁石4a,4bにより構成しヨークは
装備しない。この時前述の実施例に記した形状及び材質
の永久磁石では図6のグラフに示すように、対物レンズ
5の垂直方向に光ディスク2の記録面上で約300エル
ステッドの強度の漏洩磁界10が生じる。
【0031】ここで図4(A)に示すように、光ディス
ク2へ情報の記録を行う場合、レーザー光のパワーを記
録時に必要となる約10mW程度の強度まで上昇させ光
ディスク媒体2のレーザー光の集光する微少部分の磁性
薄膜の温度をキューリー点まで上昇させる。この時レー
ザー光の集光した微少部分の磁性薄膜の保磁力が0とな
るが、前記対物レンズ駆動用の磁気回路からの漏洩磁界
10により、この漏洩磁界の向きに磁化が形成される。
こうして磁区の向きを所望の方向に変え、信号の記録を
行う。この時バイアスコイル1は作動していないため、
バイアスコイルは電力を消費せずコイル自身の発熱によ
る装置内の温度上昇は発生しない。
ク2へ情報の記録を行う場合、レーザー光のパワーを記
録時に必要となる約10mW程度の強度まで上昇させ光
ディスク媒体2のレーザー光の集光する微少部分の磁性
薄膜の温度をキューリー点まで上昇させる。この時レー
ザー光の集光した微少部分の磁性薄膜の保磁力が0とな
るが、前記対物レンズ駆動用の磁気回路からの漏洩磁界
10により、この漏洩磁界の向きに磁化が形成される。
こうして磁区の向きを所望の方向に変え、信号の記録を
行う。この時バイアスコイル1は作動していないため、
バイアスコイルは電力を消費せずコイル自身の発熱によ
る装置内の温度上昇は発生しない。
【0032】次に情報の消去の際には図4(B)に示す
ように、光ディスク媒体2を挟み光学ヘッド9と対向配
置されたバイアスコイル1を作動させ、対物レンズ駆動
用磁気回路からの漏洩磁界10と反対向きでかつバイア
スコイル1と漏洩磁界の10により形成される磁界の強
度が光ディスク2の記録面上で約300エルステッド程
度の磁束を発生する程度の電流をバイアスコイル1に印
加する。これにより、光ディスク2の記録面上に消去用
のバイアス磁界が形成され、レーザー光のパワーを消去
時に必要となる強度まで上昇させれば記録時と同様に光
ディスク媒体2のレーザー光の集光した微少部分の磁性
薄膜の温度はキューリー点まで上昇し、バイアスコイル
1からの発生磁界11により記録時とは反対の磁界の向
きとなり情報の消去が可能になる。
ように、光ディスク媒体2を挟み光学ヘッド9と対向配
置されたバイアスコイル1を作動させ、対物レンズ駆動
用磁気回路からの漏洩磁界10と反対向きでかつバイア
スコイル1と漏洩磁界の10により形成される磁界の強
度が光ディスク2の記録面上で約300エルステッド程
度の磁束を発生する程度の電流をバイアスコイル1に印
加する。これにより、光ディスク2の記録面上に消去用
のバイアス磁界が形成され、レーザー光のパワーを消去
時に必要となる強度まで上昇させれば記録時と同様に光
ディスク媒体2のレーザー光の集光した微少部分の磁性
薄膜の温度はキューリー点まで上昇し、バイアスコイル
1からの発生磁界11により記録時とは反対の磁界の向
きとなり情報の消去が可能になる。
【0033】また、情報の再生の際にはバイアスコイル
1を作動させない。このため記録信号を読みとる際に対
物レンズ駆動用磁気回路からの漏洩磁界10が光ディス
ク2の記録面上に約300エルステッドの強度で掛かっ
た状態ではあるが、再生時のレーザーパワーは約1mW
程度でよいため記録時または消去時のように光ディスク
媒体の磁性薄膜の温度がキューリー点まで上がることは
ない。このため外部からの磁界が掛かった状態でも記録
信号を上書きしてしまうことはない。
1を作動させない。このため記録信号を読みとる際に対
物レンズ駆動用磁気回路からの漏洩磁界10が光ディス
ク2の記録面上に約300エルステッドの強度で掛かっ
た状態ではあるが、再生時のレーザーパワーは約1mW
程度でよいため記録時または消去時のように光ディスク
媒体の磁性薄膜の温度がキューリー点まで上がることは
ない。このため外部からの磁界が掛かった状態でも記録
信号を上書きしてしまうことはない。
【0034】なお、以上の動作において、対物レンズ駆
動用磁気回路からの漏洩磁界10を消去時に必要となる
バイアス磁界として使用し、バイアスコイルからの発生
磁界11を記録時に必要となるバイアス磁界として使用
した場合でも同様の効果を得ることができる。また、図
4(A)及び図4(B)に示したような漏洩磁界10及
び発生磁界11の向きでなくそれぞれが反対の向きの場
合でも作用としては同じであることは言うまでもない。
動用磁気回路からの漏洩磁界10を消去時に必要となる
バイアス磁界として使用し、バイアスコイルからの発生
磁界11を記録時に必要となるバイアス磁界として使用
した場合でも同様の効果を得ることができる。また、図
4(A)及び図4(B)に示したような漏洩磁界10及
び発生磁界11の向きでなくそれぞれが反対の向きの場
合でも作用としては同じであることは言うまでもない。
【0035】次に本発明の第2の実施例について図面を
参照して説明する。本発明の光ディスク装置では、一方
のモード(記録または消去)の時に必要な外部バイアス
磁界を対物レンズ駆動用磁気回路から漏洩させ、もう一
方のモード(消去または記録)の時に必要となる外部バ
イアス磁界をバイアスコイルから形成しているが、この
バイアスコイルによる磁界発生手段の代わりに永久磁石
を用いることでも本発明と同様の効果を得ることができ
る。すなわち、図5(A)に示すようにレンズアクチュ
エータ12と光ディスク2を挟み対向配置され、光ディ
スク2に沿っておおむね平行移動が可能な永久磁石1a
を有する構成の光ディスク装置では、情報の記録の際に
必要となる外部バイアス磁界は対物レンズ駆動用磁気回
路を構成している永久磁石4a,4bからの漏洩磁界1
0を用い、そのとき永久磁石1aは対物レンズ5の垂直
方向から退避させておく。一方の消去の際には、図5
(B)に示すように前記の永久磁石1aを平行移動し対
物レンズ5の上面に移動させ、必要な外部バイアス磁界
としてのバイアス磁界11を形成する。
参照して説明する。本発明の光ディスク装置では、一方
のモード(記録または消去)の時に必要な外部バイアス
磁界を対物レンズ駆動用磁気回路から漏洩させ、もう一
方のモード(消去または記録)の時に必要となる外部バ
イアス磁界をバイアスコイルから形成しているが、この
バイアスコイルによる磁界発生手段の代わりに永久磁石
を用いることでも本発明と同様の効果を得ることができ
る。すなわち、図5(A)に示すようにレンズアクチュ
エータ12と光ディスク2を挟み対向配置され、光ディ
スク2に沿っておおむね平行移動が可能な永久磁石1a
を有する構成の光ディスク装置では、情報の記録の際に
必要となる外部バイアス磁界は対物レンズ駆動用磁気回
路を構成している永久磁石4a,4bからの漏洩磁界1
0を用い、そのとき永久磁石1aは対物レンズ5の垂直
方向から退避させておく。一方の消去の際には、図5
(B)に示すように前記の永久磁石1aを平行移動し対
物レンズ5の上面に移動させ、必要な外部バイアス磁界
としてのバイアス磁界11を形成する。
【0036】なお以上の動作において、対物レンズ駆動
用磁気回路からの漏洩磁界10を消去時に必要となるバ
イアス磁界として使用し、永久磁石1aからの発生磁界
11を記録時に必要となるバイアス磁界として使用した
場合でも同様の効果を得ることができる。また、図5
(A)及び図5(B)に示したような漏洩磁界10及び
バイアス磁界11の向きでなくそれぞれが反対の向きと
なるように構成した場合でも作用としては同じであるこ
とは言うまでもない。
用磁気回路からの漏洩磁界10を消去時に必要となるバ
イアス磁界として使用し、永久磁石1aからの発生磁界
11を記録時に必要となるバイアス磁界として使用した
場合でも同様の効果を得ることができる。また、図5
(A)及び図5(B)に示したような漏洩磁界10及び
バイアス磁界11の向きでなくそれぞれが反対の向きと
なるように構成した場合でも作用としては同じであるこ
とは言うまでもない。
【0037】他にも第3の実施例として対物レンズの支
持方法に板バネを用いたり、軸摺動方式を用いた場合で
も、対物レンズの駆動用磁気回路を互いに同極が向かい
合うよう対向配置された永久磁石により構成すれば本発
明と同等の効果を得ることが容易にできる。
持方法に板バネを用いたり、軸摺動方式を用いた場合で
も、対物レンズの駆動用磁気回路を互いに同極が向かい
合うよう対向配置された永久磁石により構成すれば本発
明と同等の効果を得ることが容易にできる。
【0038】
【発明の効果】第1の効果は、本発明の光ディスク装置
では、光ディスクへの情報の記録又は消去のいずれかの
モードの時のみ、光ディスクを挟み光学ヘッドと対向配
置されたバイアスコイルを作動させ情報の記録又は消去
時に必要となる外部バイアス磁界を発生させればよい。
このため前記バイアスコイルを作動させる駆動回路内に
バイアス磁界の発生方向を反転させるための回路が不要
となり、部品点数の削減とそれに伴うコストの低減及び
回路量の低減による装置の小型化を計ることが可能にな
ることである。
では、光ディスクへの情報の記録又は消去のいずれかの
モードの時のみ、光ディスクを挟み光学ヘッドと対向配
置されたバイアスコイルを作動させ情報の記録又は消去
時に必要となる外部バイアス磁界を発生させればよい。
このため前記バイアスコイルを作動させる駆動回路内に
バイアス磁界の発生方向を反転させるための回路が不要
となり、部品点数の削減とそれに伴うコストの低減及び
回路量の低減による装置の小型化を計ることが可能にな
ることである。
【0039】その理由は、本発明の光ディスクでは、対
物レンズを駆動するための磁気回路から漏洩する磁界
が、光ディスク記録面において情報の記録または消去時
に必要となるバイアス磁界強度の範囲になるよう前記の
磁気回路を設計しているため、記録または消去のいずれ
かのモードの時は、光ディスクを挟み光学ヘッドと対向
配置されたバイアスコイルを作動させる必要がないため
である。
物レンズを駆動するための磁気回路から漏洩する磁界
が、光ディスク記録面において情報の記録または消去時
に必要となるバイアス磁界強度の範囲になるよう前記の
磁気回路を設計しているため、記録または消去のいずれ
かのモードの時は、光ディスクを挟み光学ヘッドと対向
配置されたバイアスコイルを作動させる必要がないため
である。
【0040】第2の効果は、前記の如く、バイアスコイ
ルは記録または消去のいずれかのモードだけに使用され
るため、バイアスコイルの消費電力は記録及び消去のい
ずれのモードにおいても同一のバイアスコイルを用いて
いる従来の場合と比較してほぼ半分にすることが可能と
なり、それに伴い装置内の温度上昇を防ぐことができ
る。
ルは記録または消去のいずれかのモードだけに使用され
るため、バイアスコイルの消費電力は記録及び消去のい
ずれのモードにおいても同一のバイアスコイルを用いて
いる従来の場合と比較してほぼ半分にすることが可能と
なり、それに伴い装置内の温度上昇を防ぐことができ
る。
【0041】その理由は、第1の効果の理由同様に、本
発明の光ディスクでは対物レンズを駆動するための磁気
回路から漏洩する磁界を、光ディスクの記録または消去
時に必要となるバイアス磁界として作用させるため、バ
イアスコイルは記録または消去のいずれかのモードの時
は作動させないためである。
発明の光ディスクでは対物レンズを駆動するための磁気
回路から漏洩する磁界を、光ディスクの記録または消去
時に必要となるバイアス磁界として作用させるため、バ
イアスコイルは記録または消去のいずれかのモードの時
は作動させないためである。
【図1】図1は本発明の光ディスク装置の一実施の形態
を示す側面図である。
を示す側面図である。
【図2】図2は本発明の光ディスク装置の一実施の形態
を示す上面図である。
を示す上面図である。
【図3】図3は本発明の光ディスク装置の対物レンズを
駆動する磁気回路構成図である。
駆動する磁気回路構成図である。
【図4】図4は本発明の光ディスク装置の一実施の形態
の動作を示す側面図であり、図4(A)は記録または再
生モードの際の動作を、図4(B)は消去モードの際の
動作を示す。
の動作を示す側面図であり、図4(A)は記録または再
生モードの際の動作を、図4(B)は消去モードの際の
動作を示す。
【図5】図5は本発明の光ディスク装置の他の実施形態
の動作を示す側面図であり、図5(A)は記録または再
生モードの際の動作を、図5(B)は消去モードの際の
動作を示す側面図である。
の動作を示す側面図であり、図5(A)は記録または再
生モードの際の動作を、図5(B)は消去モードの際の
動作を示す側面図である。
【図6】図6は本発明の光ディスク装置における光ディ
スク記録面での漏洩磁界強度分布を示すグラフである。
スク記録面での漏洩磁界強度分布を示すグラフである。
【図7】図7は従来技術のバイアス磁界発生手段を示す
構成図である。
構成図である。
1 バイアスコイル 1a バイアス磁界形成用磁石 2 光ディスク 3 ベース 4a,4b 永久磁石 5 対物レンズ 6 レンズホルダ 7 ワイヤ 8 フォーカスコイル 9 トラックコイル 10 漏洩磁界 11 バイアス磁界 12 レンズアクチュエータ 13 光学ヘッド 14 可動部 15 マグネット回転駆動用コイル 16 鉄片 17 回転中心 21 フォーカス方向 22 トラック方向
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G11B 11/105 G11B 7/09
Claims (7)
- 【請求項1】 光ディスク媒体の記録面上で情報の記
録、消去、再生を行う光ディスク装置であり、 前記記録面に光を照射するための対物レンズと、 前記対物レンズを所望の位置に自在に位置決めするため
に用いる電磁力を発生させる磁気回路と、 前記対物レンズを支持する支持手段とを有するレンズア
クチュエータとを備え、前記磁気回路は、二つの永久磁
石がそれぞれ前記対物レンズを挟み互いに同極同士が向
かい合うよう対局配置され、 前記対物レンズの垂直方向に、その磁界強度が前記光デ
ィスク媒体の前記記録面上で情報の記録時に必要となる
外部バイアス磁界強度の範囲を満たす強度の漏洩磁界を
形成することができ、 前記光ディスク装置は前記磁気回路から漏洩する磁界と
互いに相反する向きで、前記光ディスク媒体の前記記録
面上で情報の消去時に必要となる前記外部バイアス磁界
強度の範囲を満たす強度のバイアス磁界を情報の消去時
にのみ前記光ディスク媒体の記録面上に形成することが
できるバイアス磁界発生手段をさらに備える ことを特徴
とする光ディスク装置。 - 【請求項2】 前記外部バイアス磁界強度の範囲は10
0乃至500エルステッドであることを特徴とする請求
項1記載の光ディスク装置。 - 【請求項3】 前記バイアス磁界発生手段は、前記光デ
ィスク媒体を挟んで前記レンズアクチュエータと対向配
置されたコイルを備えることを特徴とする請求項1記載
の光ディスク装置。 - 【請求項4】 前記バイアス磁界発生手段は、永久磁石
からなることを特徴とする請求項1記載の光ディスク装
置。 - 【請求項5】 前記永久磁石は前記光ディスク媒体を挟
んで前記レンズアクチュエータと対向配置され、前記光
ディスクに沿って平行移動が可能で前記対物レンズの垂
直方向から退避させることもできるようにしてあること
を特徴とする請求項4記載の光ディスク装置。 - 【請求項6】 前記支持手段はワイヤーを備えることを
特徴とする請求項1記載 の光ディスク装置。 - 【請求項7】 前記支持手段は板バネを備えることを特
徴とする請求項1記載の光ディスク装置。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9111348A JP3070516B2 (ja) | 1997-04-28 | 1997-04-28 | 光ディスク装置 |
KR1019980015097A KR100269496B1 (ko) | 1997-04-28 | 1998-04-28 | 자기 회로로부터의 누설 자계를 외부 바이어스 자계로서 이용하는 광디스크 드라이브 |
US09/066,856 US6178142B1 (en) | 1997-04-28 | 1998-04-28 | Magneto-optical disk drive utilizing leakage magnetic field from permanent magnets as external magnetic field |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9111348A JP3070516B2 (ja) | 1997-04-28 | 1997-04-28 | 光ディスク装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10302339A JPH10302339A (ja) | 1998-11-13 |
JP3070516B2 true JP3070516B2 (ja) | 2000-07-31 |
Family
ID=14558925
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9111348A Expired - Lifetime JP3070516B2 (ja) | 1997-04-28 | 1997-04-28 | 光ディスク装置 |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US6178142B1 (ja) |
JP (1) | JP3070516B2 (ja) |
KR (1) | KR100269496B1 (ja) |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4499881B2 (ja) * | 2000-07-05 | 2010-07-07 | オリンパス株式会社 | 光磁気ディスク装置 |
US6654185B1 (en) * | 2000-11-14 | 2003-11-25 | Acute Applied Technologies Inc. | Electromagnetic actuator having specific coil arrangement for improving utilization rate of magnetic circuit thereof |
US6683823B2 (en) * | 2000-12-12 | 2004-01-27 | Hitachi, Ltd. | Method for reproducing information on a recording medium |
JP2003077240A (ja) * | 2001-08-30 | 2003-03-14 | Toshiba Corp | ディスク装置及び同装置におけるヘッドロード制御方法 |
DE102005025403A1 (de) * | 2004-10-29 | 2006-05-18 | Rohde & Schwarz Gmbh & Co Kg | Elektrische Schaltvorrichtung mit magnetischen Verstellelementen |
US8298142B2 (en) * | 2006-10-04 | 2012-10-30 | Dexcom, Inc. | Analyte sensor |
JP5282054B2 (ja) * | 2010-01-29 | 2013-09-04 | 株式会社日立ハイテクノロジーズ | 磁気ディスク検査方法及びその装置 |
Family Cites Families (12)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH065585B2 (ja) * | 1984-02-15 | 1994-01-19 | 株式会社日立製作所 | 光磁気記憶装置 |
JP2609228B2 (ja) * | 1986-04-22 | 1997-05-14 | ソニー株式会社 | 光磁気記録装置 |
JP2637415B2 (ja) * | 1987-03-03 | 1997-08-06 | オリンパス光学工業株式会社 | 光磁気記録再生装置 |
US5126983A (en) * | 1989-04-12 | 1992-06-30 | Olympus Optical Co., Ltd. | Apparatus for optically recording information on opto-magnetic record medium having a minimized leakage magnetic field |
JPH03152702A (ja) | 1989-11-09 | 1991-06-28 | Seiko Epson Corp | バイアス磁界発生機構 |
JPH07118106B2 (ja) * | 1990-03-08 | 1995-12-18 | パイオニア株式会社 | 光磁気記録再生装置 |
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