JPS6016988A - 光学活性アンチ頭−頭クマリン二量体 - Google Patents
光学活性アンチ頭−頭クマリン二量体Info
- Publication number
- JPS6016988A JPS6016988A JP58123782A JP12378283A JPS6016988A JP S6016988 A JPS6016988 A JP S6016988A JP 58123782 A JP58123782 A JP 58123782A JP 12378283 A JP12378283 A JP 12378283A JP S6016988 A JPS6016988 A JP S6016988A
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- Pending
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- Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
- Heterocyclic Carbon Compounds Containing A Hetero Ring Having Oxygen Or Sulfur (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は一般式(■)又は(川で表わされる光学活性な
アンチ頭−頭りマリンニ量体に関する。
アンチ頭−頭りマリンニ量体に関する。
0 0 0 0
(I)(yr)
以下、二種類の光学異性体を(+)二量体及び←)二量
体と呼ぶ。
体と呼ぶ。
クマリンを光二量化することによりアンチ頭−頭クマリ
ン二量体が得られる。
ン二量体が得られる。
この物質は当然光学的に不活性である〔仕)二量体〕。
二量体は反応性の高いラクトン環を二個有し、又光で開
裂するシクロブタン環をも有するため、C+)二量体と
しても感光性ポリマーの原料等に有用な亀のである。こ
の高い反応性に光学活性の加わった(+)又は(→二量
体は、さらに巾広い用途に用いることが出来る。例えば
、ラクトン環が水酸基、アミノ基等と反応して開環化合
物を生成し、又これら開環化合物から加熱閉環すること
によシ元の二量体を再生することが出来るため(ト)又
は←)二量体は、これらの反応性官能基を有する化合物
の光学分割に用いることが出来る。
裂するシクロブタン環をも有するため、C+)二量体と
しても感光性ポリマーの原料等に有用な亀のである。こ
の高い反応性に光学活性の加わった(+)又は(→二量
体は、さらに巾広い用途に用いることが出来る。例えば
、ラクトン環が水酸基、アミノ基等と反応して開環化合
物を生成し、又これら開環化合物から加熱閉環すること
によシ元の二量体を再生することが出来るため(ト)又
は←)二量体は、これらの反応性官能基を有する化合物
の光学分割に用いることが出来る。
又、これら(+)又は←)二量体の誘導体も価値ある用
途を有する。例えば多価アルコール、多価アミン等と反
応して容易にポリエステル、ポリアミド等を得るととが
出来るが、これらの光学活性ポリマーは、不斉合成、光
学分割9分析等に用いることが出来る。
途を有する。例えば多価アルコール、多価アミン等と反
応して容易にポリエステル、ポリアミド等を得るととが
出来るが、これらの光学活性ポリマーは、不斉合成、光
学分割9分析等に用いることが出来る。
本発明者らは(+:)二量体と光学活性アミン化合物か
ら得られたジアミドの溶解性がジアステレオマー間で大
きく異ることを発見し、これを仕)二量体(この物質が
ラセミ混合物でなく、ラセミ化合物であることも発見し
た)の分割に応用する方法を検討し、本発明に到った。
ら得られたジアミドの溶解性がジアステレオマー間で大
きく異ることを発見し、これを仕)二量体(この物質が
ラセミ混合物でなく、ラセミ化合物であることも発見し
た)の分割に応用する方法を検討し、本発明に到った。
本発明の光学活性二量体を得る方法はアンチ頭−頭りマ
リンニ量体のラセミ体と光学活性を有するアミンから得
られるジアミドをジアステレオマーに分離し、親アミン
後閉環することを特徴とするものであり、その工程を下
記に式で示す。
リンニ量体のラセミ体と光学活性を有するアミンから得
られるジアミドをジアステレオマーに分離し、親アミン
後閉環することを特徴とするものであり、その工程を下
記に式で示す。
(ト)二量体 (十又は−)アミン
1 (イ)
(A) (B)
1分 離
↓加水分解
アミド化反応C)はジオキサン等の溶剤中で光学活性ア
ミンと二量体を混合1反応させることにより容易に進行
する。
ミンと二量体を混合1反応させることにより容易に進行
する。
アミド(A)と(B)はジアステレオマーであり、その
溶解性が異る。従って適当な溶媒と条件を用いることに
よプ反応の進行と共に一方のみ沈澱分離することも可能
である。例えば、アミンとして←)−1−フェニルエチ
ルアミンを用いた場合(+)二量体からのアミドはジオ
キサンに難溶である〔←)体からのアミドは易溶〕。
溶解性が異る。従って適当な溶媒と条件を用いることに
よプ反応の進行と共に一方のみ沈澱分離することも可能
である。例えば、アミンとして←)−1−フェニルエチ
ルアミンを用いた場合(+)二量体からのアミドはジオ
キサンに難溶である〔←)体からのアミドは易溶〕。
本発明において、アミンとしてはアミノ酸誘導体、アル
カロイド誘導体等も用いられる。
カロイド誘導体等も用いられる。
再結晶等適当な方法で分離精製されたアミドは通常の方
法によシ加水分解される。例えば、アルコール性Hot
を用いる方法は好ましい一例である。
法によシ加水分解される。例えば、アルコール性Hot
を用いる方法は好ましい一例である。
分解物は、そのまま要すれば精製後通常のラクトン化の
方法により閉環される。例えば酢酸中の還流加熱により
容易に閉環し、(+)又は←)の二量体を得る。
方法により閉環される。例えば酢酸中の還流加熱により
容易に閉環し、(+)又は←)の二量体を得る。
5−
次に実施例にて本発明を説明する。
実施例−1
(+)二量体58.46 Fをジオキサ7850m/!
に溶解し、室温でかきまぜなから←)−1−フェニルエ
チルアミン48.47 fを30分かけて滴下した。
に溶解し、室温でかきまぜなから←)−1−フェニルエ
チルアミン48.47 fを30分かけて滴下した。
12時間かきまぜ後、析出物を戸別した。析出物をジオ
キサン洗浄後、60℃で真空乾燥して42.29 fの
結晶を得た。
キサン洗浄後、60℃で真空乾燥して42.29 fの
結晶を得た。
この生成物は(+)二量体からのジアミド(A)であり
、収率は39.5係であった。
、収率は39.5係であった。
F液は濃縮後アセトン1500m/及びメタノール15
0w1を加えて加熱溶解後5℃に12時間放置した。
0w1を加えて加熱溶解後5℃に12時間放置した。
析出1〜た結晶を乾燥後55.54 fの←)二量体ジ
アミド(B)を得た。収率313 %。表−1にこれら
A及びBジアミドの性質を示す。
アミド(B)を得た。収率313 %。表−1にこれら
A及びBジアミドの性質を示す。
表 −1
実施例−2
99係工タノール100m1と濃塩酸5rJxlの混合
物に(−)二量体のジアミド5546.5■を加え還流
した。
物に(−)二量体のジアミド5546.5■を加え還流
した。
20時間後、還流を終了し、濃縮、エタノール除去後水
200m/を加え、酢酸エチルで抽出1−た(150m
X3回)。
200m/を加え、酢酸エチルで抽出1−た(150m
X3回)。
酢酸エチルを除去後、酢酸150*/を加え還流した。
20時間の還流後、酢酸を除去した。
得られた物質をシリカゲルカラム(ワコーゲル 0−2
00 4φ×15crn)でベン9フ500wLl引き
続きベンゼン−酢酸エチル(90:10) 500+*
/で展開し、2451.911g(B3.9%’)(D
←)二量体粗結晶を得た。これを酢酸エチル−ヘキサン
(2:3)で再結し、1.92 t (65,7係)の
(−)二量体を得た。
00 4φ×15crn)でベン9フ500wLl引き
続きベンゼン−酢酸エチル(90:10) 500+*
/で展開し、2451.911g(B3.9%’)(D
←)二量体粗結晶を得た。これを酢酸エチル−ヘキサン
(2:3)で再結し、1.92 t (65,7係)の
(−)二量体を得た。
実施例−6
実施例−2と同様の方法により(→)二量体ジアミドを
処理し、63.4 %の収率で(+)二量体を得た。
処理し、63.4 %の収率で(+)二量体を得た。
表−2に、これらの(+)及び←)二量体の性質を示す
。参考としてα)二量体の性質も併せて示す。
。参考としてα)二量体の性質も併せて示す。
表 −2
II C1,01ベンゼン
出願人代理人 古 谷 馨
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1一般式(I)又は(IT)で表わされる光学活性アン
チ頭−頭クマリン二量体。 (I) 偵) 2 アンチ頭−頭りマリンニ量体のラセミ体と光学活性
を有するアミンから得られるジアミドをジアステレオマ
ーに分離し、脱アミノ後閉環することを特徴とする一般
式(I)又は(II)で表わされる光学活性アンチ頭−
頭クマリン二量体の製造法。 (I) (n)
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58123782A JPS6016988A (ja) | 1983-07-07 | 1983-07-07 | 光学活性アンチ頭−頭クマリン二量体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58123782A JPS6016988A (ja) | 1983-07-07 | 1983-07-07 | 光学活性アンチ頭−頭クマリン二量体 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6016988A true JPS6016988A (ja) | 1985-01-28 |
Family
ID=14869154
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP58123782A Pending JPS6016988A (ja) | 1983-07-07 | 1983-07-07 | 光学活性アンチ頭−頭クマリン二量体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6016988A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005309046A (ja) * | 2004-04-21 | 2005-11-04 | Konica Minolta Medical & Graphic Inc | 光重合開始剤組成物、感光性平版印刷版材料及び平版印刷版の製造方法 |
GB2457241A (en) * | 2008-02-05 | 2009-08-12 | Sun Chemical Ltd | Printing ink or varnish for printing value documents |
JP2013113935A (ja) * | 2011-11-25 | 2013-06-10 | Jsr Corp | 液晶配向剤、液晶配向膜、液晶配向膜の形成方法、液晶表示素子及び化合物 |
-
1983
- 1983-07-07 JP JP58123782A patent/JPS6016988A/ja active Pending
Non-Patent Citations (1)
Title |
---|
J.ORG.CHEM=1982 * |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005309046A (ja) * | 2004-04-21 | 2005-11-04 | Konica Minolta Medical & Graphic Inc | 光重合開始剤組成物、感光性平版印刷版材料及び平版印刷版の製造方法 |
GB2457241A (en) * | 2008-02-05 | 2009-08-12 | Sun Chemical Ltd | Printing ink or varnish for printing value documents |
JP2013113935A (ja) * | 2011-11-25 | 2013-06-10 | Jsr Corp | 液晶配向剤、液晶配向膜、液晶配向膜の形成方法、液晶表示素子及び化合物 |
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