JP2518014B2 - α−置換酢酸の精製方法 - Google Patents
α−置換酢酸の精製方法Info
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- JP2518014B2 JP2518014B2 JP63133192A JP13319288A JP2518014B2 JP 2518014 B2 JP2518014 B2 JP 2518014B2 JP 63133192 A JP63133192 A JP 63133192A JP 13319288 A JP13319288 A JP 13319288A JP 2518014 B2 JP2518014 B2 JP 2518014B2
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- C07—ORGANIC CHEMISTRY
- C07C—ACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
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- C07C319/26—Separation; Purification; Stabilisation; Use of additives
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Description
【発明の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 本発明は、α−置換酢酸の精製方法に関するものであ
る。
る。
本発明によって得られるα−置換酢酸、例えば2−
(3−ベンゾイルフェニル)プロピオン酸は有用な薬理
学的特性を有し、特に抗炎症性薬品として有用である。
(3−ベンゾイルフェニル)プロピオン酸は有用な薬理
学的特性を有し、特に抗炎症性薬品として有用である。
(ロ)従来の技術 特公昭52−8301号公報によれば、2−(3−ベンゾイ
ルフェニル)アルカノニトリルを水酸化ナトリウムを含
有するメタノール−水混合溶媒中、還流下で加水分解
し、その後濃縮、ジエチルエーテル洗浄、水溶液層の塩
酸水による酸性化、析出した生成物の濾別、蒸留水洗
浄、乾燥して2−(3−ベンゾイルフェニル)アルカン
酸を得ている。
ルフェニル)アルカノニトリルを水酸化ナトリウムを含
有するメタノール−水混合溶媒中、還流下で加水分解
し、その後濃縮、ジエチルエーテル洗浄、水溶液層の塩
酸水による酸性化、析出した生成物の濾別、蒸留水洗
浄、乾燥して2−(3−ベンゾイルフェニル)アルカン
酸を得ている。
米国特許第4,201,870号公報によれば、2−(3−ベ
ンゾイルフェニル)アルカノニトリルを水酸化カリウム
を含有するメタノール−水溶媒中、還流下で加水分解
し、その後濃縮、ジエチルエーテル洗浄、水溶液層の活
性炭による脱色、濾過、水溶液層の塩酸水による酸性
化、ジエチルエーテル抽出、ジエチルエーテルの留去、
残留物のアセトニトリルへの溶解、活性炭による脱色、
晶析、濾過、乾燥して2(3−ベンゾイルフェニル)ア
ルカン酸を得ている。
ンゾイルフェニル)アルカノニトリルを水酸化カリウム
を含有するメタノール−水溶媒中、還流下で加水分解
し、その後濃縮、ジエチルエーテル洗浄、水溶液層の活
性炭による脱色、濾過、水溶液層の塩酸水による酸性
化、ジエチルエーテル抽出、ジエチルエーテルの留去、
残留物のアセトニトリルへの溶解、活性炭による脱色、
晶析、濾過、乾燥して2(3−ベンゾイルフェニル)ア
ルカン酸を得ている。
又、特開昭51−115452公報によれば、2−(3−ベン
ゾイルフェニル)アルカノニトリルを水酸化ナトリウム
を含有するエタノール−水混合溶媒物中、還流下で加水
分解し、その後濃縮、ジクロルメタン洗浄、水溶液層の
塩酸水による酸性化、析出した生成物のジクロルメタン
抽出、ジクロルメタンの留去、残留物のジエチルエーテ
ルへの溶解、晶析、濾過、乾燥して2−(3−ベンゾイ
ルフェニル)アルカン酸を得ている。
ゾイルフェニル)アルカノニトリルを水酸化ナトリウム
を含有するエタノール−水混合溶媒物中、還流下で加水
分解し、その後濃縮、ジクロルメタン洗浄、水溶液層の
塩酸水による酸性化、析出した生成物のジクロルメタン
抽出、ジクロルメタンの留去、残留物のジエチルエーテ
ルへの溶解、晶析、濾過、乾燥して2−(3−ベンゾイ
ルフェニル)アルカン酸を得ている。
(ハ)発明が解決しようとする問題点 従来のα−置換酢酸の精製方法、即ち光の存在下、強
アルカリを使用してα−置換酢酸強アルカリ塩とし精製
すると、得られるα−置換酢酸には着色物質が含まれ、
時には暗褐色乃至黒色を呈しており、α−置換酢酸の精
製収率も満足するものではなかった。
アルカリを使用してα−置換酢酸強アルカリ塩とし精製
すると、得られるα−置換酢酸には着色物質が含まれ、
時には暗褐色乃至黒色を呈しており、α−置換酢酸の精
製収率も満足するものではなかった。
又、α−置換酢酸の精製操作は、煩雑で長時間を要し
ている。
ている。
本発明は、簡便な操作により短時間、且つ高精製収率
で高純度のα−置換酢酸を得る方法を提供するものであ
る。
で高純度のα−置換酢酸を得る方法を提供するものであ
る。
(ニ)問題点を解決するための手段 本発明者は、α−置換酢酸の製造及び精製方法につい
て種々検討したところ、遮光下、α−置換酢酸と弱アル
カリを反応させてα−置換酢酸アルカリ塩とし、又は遮
光下、α−置換アセトニトリルの酸加水分解後、同じく
遮光下、生成したα−置換酢酸と弱アルカリを反応させ
てα−置換酢酸アルカリ塩とし、該α−置換酢酸アルカ
リ塩を脱色剤にて脱色処理すると、驚ろくべきことに従
来の製造、精製方法では除去することが困難であったα
−置換酢酸の着色が簡便な操作により、短時間で且つ高
精製収率で高純度のα−置換酢酸が得られることを見い
出し本発明を完成するに至った。
て種々検討したところ、遮光下、α−置換酢酸と弱アル
カリを反応させてα−置換酢酸アルカリ塩とし、又は遮
光下、α−置換アセトニトリルの酸加水分解後、同じく
遮光下、生成したα−置換酢酸と弱アルカリを反応させ
てα−置換酢酸アルカリ塩とし、該α−置換酢酸アルカ
リ塩を脱色剤にて脱色処理すると、驚ろくべきことに従
来の製造、精製方法では除去することが困難であったα
−置換酢酸の着色が簡便な操作により、短時間で且つ高
精製収率で高純度のα−置換酢酸が得られることを見い
出し本発明を完成するに至った。
即ち、本発明は、一般式〔I〕、〔II〕、〔III〕、
〔IV〕及び〔V〕 (式中、R1は水素原子、ハロゲン原子、1〜5個の炭素
原子を含有するアルキル基を示し、R2は水素原子、ハロ
ゲン原子、1〜5個の炭素原子を有するアルコキシ基、
1〜5個の炭素原子を有するアルキルチオ基、トリフル
オルメチル基、ベンゼン環1個若しくはそれ以上の環を
示す。) で表される化合物から選ばれるα−置換酢酸を、遮光
下、炭酸水素アルカリ塩、アンモニア、水酸化マグネシ
ウムから選ばれる弱アルカリと反応させてα−置換酢酸
アルカリ塩とし、該α−置換酢酸アルカリ塩を脱色剤に
て脱色処理することを特徴とするα−置換酢酸の精製方
法に関するものである。
〔IV〕及び〔V〕 (式中、R1は水素原子、ハロゲン原子、1〜5個の炭素
原子を含有するアルキル基を示し、R2は水素原子、ハロ
ゲン原子、1〜5個の炭素原子を有するアルコキシ基、
1〜5個の炭素原子を有するアルキルチオ基、トリフル
オルメチル基、ベンゼン環1個若しくはそれ以上の環を
示す。) で表される化合物から選ばれるα−置換酢酸を、遮光
下、炭酸水素アルカリ塩、アンモニア、水酸化マグネシ
ウムから選ばれる弱アルカリと反応させてα−置換酢酸
アルカリ塩とし、該α−置換酢酸アルカリ塩を脱色剤に
て脱色処理することを特徴とするα−置換酢酸の精製方
法に関するものである。
一般式〔VI〕、〔VII〕、〔VIII〕、〔IX〕及び
〔X〕 で表される化合物から選ばれるα−置換アセトニトリル
を、遮光下で酸加水分解し、一般式〔I〕、〔II〕、
〔III〕、〔IV〕及び〔V〕で表される化合物から選ば
れる対応するα−置換酢酸を得た後、該α−置換酢酸
を、遮光下で炭酸水素アルカリ塩、アンモニア、水酸化
マグネシウムから選ばれる弱アルカリと反応させてα−
置換酢酸アルカリ塩とし、該α−置換酢酸アルカリ塩を
脱色剤にて脱色処理することを特徴とするα−置換酢酸
の精製方法に関するものである。
〔X〕 で表される化合物から選ばれるα−置換アセトニトリル
を、遮光下で酸加水分解し、一般式〔I〕、〔II〕、
〔III〕、〔IV〕及び〔V〕で表される化合物から選ば
れる対応するα−置換酢酸を得た後、該α−置換酢酸
を、遮光下で炭酸水素アルカリ塩、アンモニア、水酸化
マグネシウムから選ばれる弱アルカリと反応させてα−
置換酢酸アルカリ塩とし、該α−置換酢酸アルカリ塩を
脱色剤にて脱色処理することを特徴とするα−置換酢酸
の精製方法に関するものである。
上記R1としては、水素原子の他、弗素、塩素、臭素、
沃素等のハロゲン原子、メチル基、エチル基、n−プロ
ピル基、i−プロピル基、n−ブチル基、i−ブチル
基、t−ブチル基、n−ペンチル基、i−ペンチル基等
の1〜5個の炭素原子を含有するアルキル基を挙げるこ
とができる。
沃素等のハロゲン原子、メチル基、エチル基、n−プロ
ピル基、i−プロピル基、n−ブチル基、i−ブチル
基、t−ブチル基、n−ペンチル基、i−ペンチル基等
の1〜5個の炭素原子を含有するアルキル基を挙げるこ
とができる。
R2としては、水素元素の他、弗素、塩素、臭素、沃素
等のハロゲン原子、メトキシ基、エトキシ基、n−プロ
ポキシ基、i−プロポキシ基、n−ブトキシ基、i−ブ
トキシ基、t−ブトキシ基、n−ペントキシ基、i−ペ
ントキシ基等の1〜5個の炭素原子を有するアルコキシ
基、メチルチオ基、エチルチオ基、n−プロピルチオ
基、i−プロピルチオ基、n−ブチルチオ基、i−ブチ
ルチオ基、t−ブチルチオ基、n−ペンチルチオ基、i
−ペンチルチオ基等の1〜5個の炭素原子を有するアル
キルチオ基、トリフルオルメチル基、ジフェニル基、ベ
ンゼン環、ナフタレン環等のベンゼン環1個若しくはそ
れ以上の環を挙げることができる。
等のハロゲン原子、メトキシ基、エトキシ基、n−プロ
ポキシ基、i−プロポキシ基、n−ブトキシ基、i−ブ
トキシ基、t−ブトキシ基、n−ペントキシ基、i−ペ
ントキシ基等の1〜5個の炭素原子を有するアルコキシ
基、メチルチオ基、エチルチオ基、n−プロピルチオ
基、i−プロピルチオ基、n−ブチルチオ基、i−ブチ
ルチオ基、t−ブチルチオ基、n−ペンチルチオ基、i
−ペンチルチオ基等の1〜5個の炭素原子を有するアル
キルチオ基、トリフルオルメチル基、ジフェニル基、ベ
ンゼン環、ナフタレン環等のベンゼン環1個若しくはそ
れ以上の環を挙げることができる。
弱アルカリとしては、炭酸水素アルカリ塩、アンモニ
ア、水酸化マグネシウム等を挙げることができる。
ア、水酸化マグネシウム等を挙げることができる。
アンモニアとしては、ガス状アンモニア、液安、アン
モニア水等を挙げることができる。
モニア水等を挙げることができる。
炭酸水素アルカリ塩としては、炭酸水素ナトリウム、
炭酸水素カリウム、炭酸水素カルシウム、炭酸水素マグ
ネシウム、炭酸水素アンモニウム等を挙げることができ
る。
炭酸水素カリウム、炭酸水素カルシウム、炭酸水素マグ
ネシウム、炭酸水素アンモニウム等を挙げることができ
る。
弱アルカリは、一般式〔I〕、〔II〕、〔III〕、〔I
V〕及び〔V〕で表される化合物から選ばれるα−置換
酢酸1モルに対して通常1〜3当量、好ましくは1.1〜
1.5当量を使用する。
V〕及び〔V〕で表される化合物から選ばれるα−置換
酢酸1モルに対して通常1〜3当量、好ましくは1.1〜
1.5当量を使用する。
弱アルカリと一般式〔I〕、〔II〕、〔III〕、〔I
V〕及び〔V〕で表される化合物から選ばれるα−置換
酢酸との反応温度は、通常0〜100℃、好ましくは20〜5
0℃がよい。
V〕及び〔V〕で表される化合物から選ばれるα−置換
酢酸との反応温度は、通常0〜100℃、好ましくは20〜5
0℃がよい。
脱色剤としては、活性炭、活性白土等を挙げることが
できる。
できる。
脱色剤は、一般式〔I〕、〔II〕、〔III〕、〔IV〕
及び〔V〕で表される化合物から選ばれるα−置換酢酸
1重量部に対して通常0.01〜0.5重量部、好ましくは0.0
3〜0.1重量部を使用する。
及び〔V〕で表される化合物から選ばれるα−置換酢酸
1重量部に対して通常0.01〜0.5重量部、好ましくは0.0
3〜0.1重量部を使用する。
脱色処理の温度は、通常20〜100℃、好ましくは40〜6
0℃がよい。
0℃がよい。
脱色処理の時間は、通常30分から5時間、好ましくは
1〜2時間がよい。
1〜2時間がよい。
一般式〔VI〕、〔VII〕、〔VIII〕、〔IX〕及び
〔X〕で表される化合物から選ばれるα−置換アセトニ
トリルを加水分解する酸としては、塩酸、硫酸等が挙げ
らる。
〔X〕で表される化合物から選ばれるα−置換アセトニ
トリルを加水分解する酸としては、塩酸、硫酸等が挙げ
らる。
酸は、一般式〔VI〕、〔VII〕、〔VIII〕、〔IX〕及
び〔X〕で表される化合物から選ばれるα−置換酢酸1
モルに対して通常2〜10当量、好ましくは3〜5当量を
使用する。
び〔X〕で表される化合物から選ばれるα−置換酢酸1
モルに対して通常2〜10当量、好ましくは3〜5当量を
使用する。
酸加水分解温度としては、通常50〜200℃、好ましく
は100〜150℃がよい。
は100〜150℃がよい。
酸加水分解時間は、通常30分から10時間、好ましくは
1〜5時間がよい。
1〜5時間がよい。
又、本発明において、必要ならば一般式〔VI〕、〔VI
I〕、〔VIII〕、〔IX〕及び〔X〕で表される化合物か
ら選ばれるα−置換アセトニトリルの酸加水分解工程、
一般式〔I〕、〔II〕、〔III〕、〔IV〕及び〔V〕で
表される化合物から選ばれるα−置換酢酸を、弱アルカ
リと反応させてα−置換酢酸アルカリ塩とする工程及び
α−置換酢酸アルカリ塩の脱色処理工程に不活性ガスを
使用することもできる。
I〕、〔VIII〕、〔IX〕及び〔X〕で表される化合物か
ら選ばれるα−置換アセトニトリルの酸加水分解工程、
一般式〔I〕、〔II〕、〔III〕、〔IV〕及び〔V〕で
表される化合物から選ばれるα−置換酢酸を、弱アルカ
リと反応させてα−置換酢酸アルカリ塩とする工程及び
α−置換酢酸アルカリ塩の脱色処理工程に不活性ガスを
使用することもできる。
不活性ガスとしては、例えば窒素、ヘリウム、アルゴ
ン等を挙げることができる。
ン等を挙げることができる。
次に、本発明の一実施態様を具体的に説明する。
即ち、一般式〔I〕、〔II〕、〔III〕、〔IV〕及び
〔V〕で表される化合物から選ばれるα−置換酢酸を、
又は一般式〔VI〕、〔VII〕、〔VIII〕、〔IX〕及び
〔X〕で表される化合物から選ばれるα−置換アセトニ
トリルを遮光下で酸加水分解して得られた一般式一般式
〔I〕、〔II〕、〔III〕、〔IV〕及び〔V〕で表され
る化合物から選ばれる対応するα−置換酢酸を、遮光下
で炭酸水素アルカリ塩、アンモニア、水酸化マグネシウ
ムから選ばれる弱アルカリと反応させてα−置換酢酸ア
ルカリ塩とし、該α−置換酢酸アルカリ塩を脱色剤にて
脱色処理後、塩酸、硫酸等の鉱酸による酸性化、析出し
たα−置換酢酸のベンゼン、トルエン、クロロホルム、
ジエチルエーテル、ジイソプロピルエーテル、酢酸エチ
ル等の有機溶媒による抽出、晶析、乾燥してα−置換酢
酸を得ることができる。
〔V〕で表される化合物から選ばれるα−置換酢酸を、
又は一般式〔VI〕、〔VII〕、〔VIII〕、〔IX〕及び
〔X〕で表される化合物から選ばれるα−置換アセトニ
トリルを遮光下で酸加水分解して得られた一般式一般式
〔I〕、〔II〕、〔III〕、〔IV〕及び〔V〕で表され
る化合物から選ばれる対応するα−置換酢酸を、遮光下
で炭酸水素アルカリ塩、アンモニア、水酸化マグネシウ
ムから選ばれる弱アルカリと反応させてα−置換酢酸ア
ルカリ塩とし、該α−置換酢酸アルカリ塩を脱色剤にて
脱色処理後、塩酸、硫酸等の鉱酸による酸性化、析出し
たα−置換酢酸のベンゼン、トルエン、クロロホルム、
ジエチルエーテル、ジイソプロピルエーテル、酢酸エチ
ル等の有機溶媒による抽出、晶析、乾燥してα−置換酢
酸を得ることができる。
得られたα−置換酢酸は白色結晶であり、この結晶を
メタノールに溶解し、溶状を調べると無色澄明である。
メタノールに溶解し、溶状を調べると無色澄明である。
(ホ)発明の効果 一般式〔I〕、〔II〕、〔III〕、〔IV〕及び〔V〕
で表される化合物から選ばれるα−置換酢酸を、又は一
般式〔VI〕、〔VII〕、〔VIII〕、〔IX〕及び〔X〕で
表される化合物から選ばれるα−置換アセトニトリルを
遮光下で酸加水分解して得られた一般式〔I〕、〔I
I〕、〔III〕、〔IV〕及び〔V〕で表される化合物から
選ばれる対応するα−置換酢酸を、遮光下で炭酸水素ア
ルカリ塩、アンモニア、水酸化マグネシウムから選ばれ
る弱アルカリと反応させてα−置換酢酸アルカリ塩と
し、該α−置換酢酸アルカリ塩を脱色剤にて脱色精製処
理して得られたα−置換酢酸は、白色結晶で従来法に比
し着色がなく、そのメタノール溶状は無色澄明である。
で表される化合物から選ばれるα−置換酢酸を、又は一
般式〔VI〕、〔VII〕、〔VIII〕、〔IX〕及び〔X〕で
表される化合物から選ばれるα−置換アセトニトリルを
遮光下で酸加水分解して得られた一般式〔I〕、〔I
I〕、〔III〕、〔IV〕及び〔V〕で表される化合物から
選ばれる対応するα−置換酢酸を、遮光下で炭酸水素ア
ルカリ塩、アンモニア、水酸化マグネシウムから選ばれ
る弱アルカリと反応させてα−置換酢酸アルカリ塩と
し、該α−置換酢酸アルカリ塩を脱色剤にて脱色精製処
理して得られたα−置換酢酸は、白色結晶で従来法に比
し着色がなく、そのメタノール溶状は無色澄明である。
(ヘ)実施例 以下、実施例を挙げて本発明について具体的に説明す
るが、本発明はこれらに限定されるものではない。
るが、本発明はこれらに限定されるものではない。
実施例1 攪拌機、温度計、コンデンサー付反応器を遮光し、窒
素ガスを反応器内に流し、以下の反応及び操作を行っ
た。
素ガスを反応器内に流し、以下の反応及び操作を行っ
た。
60%硫酸50gを反応器に加え、反応温度を120〜130℃
に保ちつつ、2−(3−ベンゾイルフェニル)プロピオ
ニトリル11.8gを30分間で滴下し、更に130℃で4時間反
応を行った。
に保ちつつ、2−(3−ベンゾイルフェニル)プロピオ
ニトリル11.8gを30分間で滴下し、更に130℃で4時間反
応を行った。
反応終了後、トルエン100ml及び水100mlを加え、生成
物を溶解し静置後、分液し水層を除去した。
物を溶解し静置後、分液し水層を除去した。
次に、トルエン層を水洗し、水100ml及び炭酸水素ナ
トリウム7gを加え、攪拌、静置後、トルエン層を除去し
た。
トリウム7gを加え、攪拌、静置後、トルエン層を除去し
た。
水層に活性炭1gを加え、50℃で2時間攪拌し室温に冷
却後、活性炭を濾過した。
却後、活性炭を濾過した。
再度、活性炭1gを加え、50℃で2時間攪拌し室温に冷
却後、活性炭を濾過した。
却後、活性炭を濾過した。
次に、水層に35%塩酸10gを加えた後、トルエン100g
を加え、攪拌、静置後、水層を除去し、トルエン層を水
洗した。
を加え、攪拌、静置後、水層を除去し、トルエン層を水
洗した。
トルエンを大部分留去して冷却し、析出した結果を濾
過、トルエン洗浄後、乾燥して2−(3−ベンゾイルフ
ェニル)プロピオン酸9.9gの白色粉末(融点95℃)を得
た。
過、トルエン洗浄後、乾燥して2−(3−ベンゾイルフ
ェニル)プロピオン酸9.9gの白色粉末(融点95℃)を得
た。
このもののメタノール溶状は無色澄明であり、紫外光
430nmで透過率を測定すると99%であった。
430nmで透過率を測定すると99%であった。
又、上記濾液及び洗液を水洗後、水及び炭酸水素ナト
リウムを加え、同様の操作を行ない2−(3−ベンゾイ
ルフェニル)プロピオン酸2.2gの白色粉末(融点95℃)
を得た。
リウムを加え、同様の操作を行ない2−(3−ベンゾイ
ルフェニル)プロピオン酸2.2gの白色粉末(融点95℃)
を得た。
このもののメタノール溶状は無色澄明であり、紫外光
430nmで透過率を測定すると99%であった。
430nmで透過率を測定すると99%であった。
2−(3−ベンゾイルフェニル)プロピオン酸の全収
率は95%であった。
率は95%であった。
実施例2 攪拌機、温度計、コンデンサー付反応器を遮光し、窒
素ガス使用しない他は、実施例1と同様に反応及び操作
を行った 2−(3−ベンゾイルフェニル)プロピオン酸の全収
率は96%であった。
素ガス使用しない他は、実施例1と同様に反応及び操作
を行った 2−(3−ベンゾイルフェニル)プロピオン酸の全収
率は96%であった。
このもののメタノール溶状は無色澄明であり、紫外光
430nmで透過率を測定すると97%であった。
430nmで透過率を測定すると97%であった。
実施例3 攪拌機、温度計、コンデンサー付反応器を遮光し、窒
素ガスを反応器内に流し、以下の反応及び操作を行っ
た。
素ガスを反応器内に流し、以下の反応及び操作を行っ
た。
メタノール溶状が帯黄色澄明で、紫外光430nmでの透
過率が90%である2−(3−ベンゾイルフェニル)プロ
ピオン酸2gにトルエン10mlを加え撹拌後、水30ml及び炭
酸水素ナトリウム2gを加え、攪拌、静置後、トルエン層
を除去した。
過率が90%である2−(3−ベンゾイルフェニル)プロ
ピオン酸2gにトルエン10mlを加え撹拌後、水30ml及び炭
酸水素ナトリウム2gを加え、攪拌、静置後、トルエン層
を除去した。
水層に活性炭0.2gを加え、50℃で2時間攪拌し室温に
冷却後、活性炭を濾過した。
冷却後、活性炭を濾過した。
再度、活性炭0.2gを加え、50℃で2時間攪拌し室温に
冷却後、活性炭を濾過した。
冷却後、活性炭を濾過した。
次に、水層を35%塩酸3.5gを加えた後、トルエン50ml
を加え、攪拌、静置後、水層を除去し、トルエン層を水
洗した。
を加え、攪拌、静置後、水層を除去し、トルエン層を水
洗した。
トルエンを大部分留去して冷却し、析出した結晶を濾
過、トルエン洗浄後、乾燥して2−(3−ベンゾイルフ
ェニル)プロピオン酸1.6gの白色粉末(融点95℃)を得
た。収率は80%であった。
過、トルエン洗浄後、乾燥して2−(3−ベンゾイルフ
ェニル)プロピオン酸1.6gの白色粉末(融点95℃)を得
た。収率は80%であった。
このもののメタノール溶状は無色澄明であり、紫外光
430nmで透過率を測定すると99%であった。
430nmで透過率を測定すると99%であった。
実施例4 攪拌機、温度計、コンデンサー付反応器を遮光し、窒
素ガス使用しない他は、実施例3と同様に反応及び操作
を行った 2−(3−ベンゾイルフェニル)プロピオン酸1.6gの
白色粉末(融点95℃)を得た。収率は80%であった。
素ガス使用しない他は、実施例3と同様に反応及び操作
を行った 2−(3−ベンゾイルフェニル)プロピオン酸1.6gの
白色粉末(融点95℃)を得た。収率は80%であった。
このもののメタノール溶状は無色澄明であり、紫外光
430nmで透過率を測定すると98%であった。
430nmで透過率を測定すると98%であった。
実施例5 攪拌機、温度計、コンデンサー付反応器を遮光し、窒
素ガスを反応器内に流し、以下の反応及び操作を行っ
た。
素ガスを反応器内に流し、以下の反応及び操作を行っ
た。
60%硫酸50gを反応器に加え、反応温度を120〜130℃
に保ちつつ、2−(3−ベンゾイルフェニル)プロピオ
ニトリル11.8gを30分間で滴下し、更に130℃で4時間反
応を行った。
に保ちつつ、2−(3−ベンゾイルフェニル)プロピオ
ニトリル11.8gを30分間で滴下し、更に130℃で4時間反
応を行った。
反応終了後、トルエン100ml及び水100mlを加え、生成
物を溶解し静置後、分液し水層を除去した。
物を溶解し静置後、分液し水層を除去した。
次に、トルエン層を水洗し、水100ml及び28%アンモ
ニア水5gを加え、攪拌、静置後、トルエン層を除去し
た。
ニア水5gを加え、攪拌、静置後、トルエン層を除去し
た。
以下、実施例1と同様に操作を行ない2−(3−ベン
ゾイルフェニル)プロピオン酸11.8gの白色粉末(融点9
5℃)を得た。
ゾイルフェニル)プロピオン酸11.8gの白色粉末(融点9
5℃)を得た。
このもののメタノール溶状は無色澄明であり、紫外光
430nmで透過率を測定すると99%であった。
430nmで透過率を測定すると99%であった。
2−(3−ベンゾイルフェニル)プロピオン酸の全収
率は93%であった。
率は93%であった。
参考例1 攪拌機、温度計、コンデンサー付反応器を遮光し、窒
素ガスを反応器内に流し、以下の反応及び操作を行った 60%硫酸50gを反応器に加え、反応温度を120〜130℃
に保ちつつ、2−(3−ベンゾイルフェニル)プロピオ
ニトリル11.8gをゆっくり滴下し、更に130℃で4時間反
応を行った。
素ガスを反応器内に流し、以下の反応及び操作を行った 60%硫酸50gを反応器に加え、反応温度を120〜130℃
に保ちつつ、2−(3−ベンゾイルフェニル)プロピオ
ニトリル11.8gをゆっくり滴下し、更に130℃で4時間反
応を行った。
反応終了後、トルエン100ml及び水100mlを加え、生成
物を溶解し静置後、分液し水層を除去した。
物を溶解し静置後、分液し水層を除去した。
次に、トルエン層を水洗し、3.3%水酸化ナトリウム
水溶液100gを加え、攪拌、静置後、トルエン層を除去し
た。
水溶液100gを加え、攪拌、静置後、トルエン層を除去し
た。
以下、実施例1と同様に行ない2−(3−ベンゾイル
フェニル)プロピオン酸12.1gの帯黄色粉末(融点95
℃)を得た。
フェニル)プロピオン酸12.1gの帯黄色粉末(融点95
℃)を得た。
このもののメタノール溶状は帯黄色澄明であり、紫外
光430nmで透過率を測定すると95%であった。
光430nmで透過率を測定すると95%であった。
2−(3−ベンゾイルフェニル)プロピオン酸の全収
率は95%であった。
率は95%であった。
参考例2 攪拌機、温度計、コンデンサー付反応器を遮光せず、
窒素ガスを反応器内に流し、以下の反応及び操作を行っ
た。
窒素ガスを反応器内に流し、以下の反応及び操作を行っ
た。
水酸化ナトリウム2.5gを含有する50%メタノール水溶
液100g及び2−(3−ベンゾイルフェニル)プロピオニ
トリル11.8gを反応器に加え、還流下で24時間加熱し
た。
液100g及び2−(3−ベンゾイルフェニル)プロピオニ
トリル11.8gを反応器に加え、還流下で24時間加熱し
た。
反応終了後、反応液を濃縮(20mmHg、50℃)した。
得られた残留物に水100mlを加え、攪拌、溶解後、ジ
エチルエーテル100mlで2回洗浄した。
エチルエーテル100mlで2回洗浄した。
次に、水層に35%塩酸水10gを加え、析出した生成物
を濾過、水洗、乾燥して2−(3−ベンゾイルフェニ
ル)プロピオン酸7.6gの帯褐色固体(融点93℃)を得
た。
を濾過、水洗、乾燥して2−(3−ベンゾイルフェニ
ル)プロピオン酸7.6gの帯褐色固体(融点93℃)を得
た。
このもののメタノール溶状は帯褐色澄明であり、紫外
光430nmで透過率を測定すると90%であった。
光430nmで透過率を測定すると90%であった。
2−(3−ベンゾイルフェニル)プロピオン酸の全収
率は60%であった。
率は60%であった。
参考例3 攪拌機、温度計、コンデンサー付反応器を遮光せず、
窒素ガスを反応器内に流し、以下の反応及び操作を行っ
た。
窒素ガスを反応器内に流し、以下の反応及び操作を行っ
た。
水酸化ナトリウム3.4gを含有する50%メタノール水溶
液100g及び2−(3−ベンゾイルフェニル)プロピオニ
トリル11.8gを反応器に加え、還流下で24時間加熱し
た。
液100g及び2−(3−ベンゾイルフェニル)プロピオニ
トリル11.8gを反応器に加え、還流下で24時間加熱し
た。
反応終了後、反応液を減圧下濃縮した。
得られた残留物に水100mlを加え、攪拌、溶解後、ジ
エチルエーテル100mlで2回洗浄した。
エチルエーテル100mlで2回洗浄した。
水層に活性炭1gを加え、50℃で2時間攪拌し室温に冷
却後、活性炭を濾過した。
却後、活性炭を濾過した。
次に、水層に35%塩酸10gを加えた後、ジエチルエー
テル100mlを加え、攪拌、静置後、水層を除去た。
テル100mlを加え、攪拌、静置後、水層を除去た。
ジエチルエーテルを留去後、トルエン100mlを加え残
留物を溶解した。
留物を溶解した。
トルエン層に活性炭1gを加え、50℃で2時間攪拌し室
温に冷却後、活性炭を濾過した。
温に冷却後、活性炭を濾過した。
トルエン層を−15℃に冷却し、析出した結晶を濾過、
ジエチルエーテル洗浄、乾燥して2−(3−ベンゾイル
フェニル)プロピオン酸7.0gの白色粉末(融点95℃)を
得た。
ジエチルエーテル洗浄、乾燥して2−(3−ベンゾイル
フェニル)プロピオン酸7.0gの白色粉末(融点95℃)を
得た。
このもののメタノール溶状は帯黄色澄明であり、紫外
光430nmで透過率を測定すると95%であった。
光430nmで透過率を測定すると95%であった。
2−(3−ベンゾイルフェニル)プロピオン酸の全収
率は55%であった。
率は55%であった。
Claims (2)
- 【請求項1】一般式〔I〕、〔II〕、〔III〕、〔IV〕
及び〔V〕 (式中、R1は水素原子、ハロゲン原子、1〜5個の炭素
原子を含有するアルキル基を示し、R2は水素原子、ハロ
ゲン原子、1〜5個の炭素原子を有するアルコキシ基、
1〜5個の炭素原子を有するアルキルチオ基、トリフル
オルメチル基、ベンゼン環1個若しくはそれ以上の環を
示す。) で表される化合物から選ばれるα−置換酢酸を、遮光
下、炭酸水素アルカリ塩、アンモニア、水酸化マグネシ
ウムから選ばれる弱アルカリと反応させてα−置換酢酸
アルカリ塩とし、該α−置換酢酸アルカリ塩を脱色剤に
て処理することを特徴とするα−置換酢酸の精製方法。 - 【請求項2】一般式〔VI〕、〔VII〕、〔VIII〕、〔I
X〕及び〔X〕 で表される化合物から選ばれるα−置換アセトニトリル
を、遮光下、酸加水分解し、一般式〔I〕、〔II〕、
〔III〕、〔IV〕及び〔V〕で表される化合物から選ば
れる対応するα−置換酢酸を得た後、該α−置換酢酸
を、遮光下、炭酸水素アルカリ塩、アンモニア、水酸化
マグネシウムから選ばれる弱アルカリと反応させてα−
置換酢酸アルカリ塩とし、該α−置換酢酸アルカリ塩を
脱色剤にて処理することを特徴とするα−置換酢酸の精
製方法。
Priority Applications (7)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63133192A JP2518014B2 (ja) | 1988-05-31 | 1988-05-31 | α−置換酢酸の精製方法 |
EP89109791A EP0344737B1 (en) | 1988-05-31 | 1989-05-31 | Process for purifying alpha-substituted acetic acids |
DE8989109791T DE68901004D1 (de) | 1988-05-31 | 1989-05-31 | Verfahren zur reinigung von alpha-substituierten essigsaeuren. |
US07/359,682 US4970336A (en) | 1988-05-31 | 1989-05-31 | Method of purifying α-substituted acetic acids |
ES198989109791T ES2032627T3 (es) | 1988-05-31 | 1989-05-31 | Metodo para la purificacion de acidos aceticos alfa-sustituidos. |
AT89109791T ATE73756T1 (de) | 1988-05-31 | 1989-05-31 | Verfahren zur reinigung von alpha-substituierten essigsaeuren. |
GR910401866T GR3004118T3 (ja) | 1988-05-31 | 1992-03-23 |
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63133192A JP2518014B2 (ja) | 1988-05-31 | 1988-05-31 | α−置換酢酸の精製方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
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Family
ID=15098859
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
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JP (1) | JP2518014B2 (ja) |
AT (1) | ATE73756T1 (ja) |
DE (1) | DE68901004D1 (ja) |
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GR (1) | GR3004118T3 (ja) |
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TWI262791B (en) | 1999-10-27 | 2006-10-01 | Nobex Corp | 6-methoxy-2-naphthylacetic acid prodrugs |
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US6856086B2 (en) * | 2001-06-25 | 2005-02-15 | Avery Dennison Corporation | Hybrid display device |
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US3078303A (en) * | 1959-03-27 | 1963-02-19 | California Research Corp | Purification of aromatic carboxylic acids |
US3409640A (en) * | 1959-07-22 | 1968-11-05 | Schering Corp | 5-(3'-dimethylamino-2'-methyl-propyl)dibenzocycloheptenes |
FR1546478A (fr) * | 1967-01-27 | 1968-11-22 | Rhone Poulenc Sa | Nouveaux dérivés de l'acide benzoyl-3 phénylacétique et leur préparation |
US3873613A (en) * | 1973-09-20 | 1975-03-25 | Standard Oil Co | Isolation of tetrachloroterephthalic acid |
YU39370B (en) * | 1976-10-18 | 1984-10-31 | Lek Tovarna Farmacevtskih | Process for the preparation of 2-(3-benzoylphenyl)-propionic acid |
CA1286316C (en) * | 1986-02-08 | 1991-07-16 | Isoo Shimizu | Method for refining 2-(aryl substituted)-propionic acid or its salt |
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- 1988-05-31 JP JP63133192A patent/JP2518014B2/ja not_active Expired - Lifetime
-
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- 1989-05-31 EP EP89109791A patent/EP0344737B1/en not_active Expired - Lifetime
- 1989-05-31 US US07/359,682 patent/US4970336A/en not_active Expired - Fee Related
- 1989-05-31 ES ES198989109791T patent/ES2032627T3/es not_active Expired - Lifetime
- 1989-05-31 DE DE8989109791T patent/DE68901004D1/de not_active Expired - Fee Related
-
1992
- 1992-03-23 GR GR910401866T patent/GR3004118T3/el unknown
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
ES2032627T3 (es) | 1993-02-16 |
DE68901004D1 (de) | 1992-04-23 |
ATE73756T1 (de) | 1992-04-15 |
EP0344737A1 (en) | 1989-12-06 |
US4970336A (en) | 1990-11-13 |
GR3004118T3 (ja) | 1993-03-31 |
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JPH01301640A (ja) | 1989-12-05 |
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