JPS60169881A

JPS60169881A - 磁気印刷方法

Info

Publication number: JPS60169881A
Application number: JP2570884A
Authority: JP
Inventors: Toshifumi Kimoto; 木本　俊史; Mitsuhiko Itami; 伊丹　光彦; Akira Yamazawa; 山沢　亮; Eiji Nishikawa; 西川　英二; Yuichi Takahashi; 裕一高橋
Original assignee: Fuji Xerox Co Ltd
Current assignee: Fujifilm Business Innovation Corp
Priority date: 1984-02-14
Filing date: 1984-02-14
Publication date: 1985-09-03

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（技術分野）本発明は簡単な構成で磁気印刷マスターを作成できるよ
うにし、かつ、磁気印刷の高速化を図った磁気印刷方法
に関する。

（従来技術）従来の磁気印刷方法として１例えば、特開昭５６−１４
６１４０号公報に示すものがある。

この磁気印刷方法は、透明な樹脂フィルム上にジアゾ化
合物等を結着樹脂中に分散させて作成した感光層と透明
樹脂フィルム上に１２０〜２５０メソシユで磁性材を印
刷して形成した磁性層とを対向させて加熱及び加圧して
ラミネートすることによって磁性印刷マスター材料を作
成し、この磁性印刷マスター材料に後述する方法で磁気
潜像を形成し、この磁気潜像を現像手段によってトナー
現像し、さらに現像による可視像を転写手段によって記
録用紙に転写ののち。

定着手段によって転写像を定着させている。

前述した磁気潜像の形成方法は、磁性印刷マスター利料
の感光層側に原稿を密着させて磁性層側から紫外光を照
射し、ついで原稿を取り除き、その側より白色光を照射
することにより非画像領域の磁性層を剥８１１シて磁気
潜像を形成するものである。

次に、この磁性印刷マスター材料をドラム等に巻きイ１
け、一定速度で回転させながら磁性トナーで現像して可
視像を形成し、さらに転写器によって記録用紙に転写す
ることにより磁気印刷を終了する。

しかし、従来の磁気印刷方法にあっては、磁性印刷マス
ター材料の製作方法が複雑で多工程を必要とするため、
製作が極めて困難であり。

また、量産性に欠ける恐れがある。

また、従来の他の磁気印刷方法として９例えば、特開昭
５８　１６０９７３号公報に示すものがある。この磁気
印刷方法は１周回するエンド−レス状の磁性ベルト上に
熱軟化媒体を塗付し。

固化した熱軟化媒体をサーマルへ・ノドによって画像信
号に応して加熱して軟化し、軟化した部分を除去して磁
性ベルトを露出させることによって磁気潜像を形成する
ようにしている。

しかし、この磁気印刷方法によれば、熱軟化媒体を磁性
ベルト上に塗イ］シてから固定するまで成る程度の時間
を要するため、磁気印刷の高速化に限度が生じる。

（発明の′目的および構成）本発明は、上記に鑑みてなされたものであり。

簡単な構成によって磁気印刷マスターを形成できるよう
にし、かつ、印刷速度の高速化を図るため、熱溶融性を
有する物質中に磁性粉末を分散させてシート状磁気媒体
を形成し、このシート状磁気媒体を予め磁化したうえで
シート状転写部月に重ね合わせて搬送し、これらをサー
マルヘッドにより画像情報に応じて加熱し、該加熱部分
の磁性層をシー）・状転写部祠に転写して磁気潜像を形
成するようにした磁気印刷方法を提供するものである。

（実施例）以下１本発明による磁気印刷方法を詳細に説明する。

第１図は本発明に用いられる磁気媒体１の断面図を示し
、ポリエステルフィルム、ポリイミドフィルムあるいは
ポリエーテルサルフオンフィルＪ・等を用いたベース層
２と、カルナウバワックス、潤滑油あるいは分散剤等を
主体とする熱溶融物質にｒ　−ＦＪＪ＋　ｃｏ−ｒ　−
Ｆｅ２０３等のオーディオ、ビデオ用の磁気テープに用
いられる強磁性粒子３が分散されてベース層に塗イ」さ
れる磁性層４とより構成される。

磁性層４は、４０℃〜３５０　”Ｃにおいて軟化する特
性を有し、一般の感熱転写記録装置に用いられているも
のと同等のものでよい。

以上の磁気記録媒体ｌを用いて磁気印刷マスター月料を
形成する本発明の方法を第２図に基づいて説明する。

第２図に示すように２発熱抵抗体を先端部に内臓し画像
情報に応して通電される際に発熱するサーマルヘノ１′
５が磁気媒体ｌの搬送路中に配設され、サーマルヘッド
５に対向して対向ローラ６が配設される。さらにサーマ
ルヘッド５の設置位置の手前に磁気ヘッド７が磁性層４
に接触するように配設される。磁気媒体１は磁気ヘッド
７で磁化されたのら、サーマルヘッド５と対向ローラ６
との間に送り込まれる（サーマルヘッド５にベースＮ２
が当接するように送られる）。一方、対向ローラ６に装
架されサーマルヘッド５の対向位置で磁性層４と重ね合
わせられたのち７再び分離されるように転写部材８が送
り込まれる。この状態において、サーマルヘッド５に画
像情報に応じた２値電圧が印加されると、印加された回
路の発熱抵抗体が発熱し。

この発熱によって磁性層４のワックスが軟化もしくは溶
解する。磁気媒体１と転写部＋Ａ８は対向ローラ６によ
って圧接されているため、軟化（もしくは熔解）部分は
転写部材４に１１着または浸透し１画像内容がライン単
位で転写する。

転写後の転写部月ｌＯには磁化された画像が磁気潜像と
して残される。

第３図は転写部材１０を用いて構成した印刷装置の一例
を示し、外周面にドラム表面層１２が設けられて該ドラ
ム表面層１２の表面に転写部＋Ａ１０が装着されるトラ
ム１１と、転写部材ＩＯの表面の残留磁化を全面的に或
いは部分的に消磁する消磁ヘッド１３七、転写部材１０
に形成された磁気潜像に磁性トナー等を何着させて現像
し、可視像を得る現像器１４と、現像器１４による可視
像を図示せぬ給紙機構より所定のタイミングで搬送され
る記録用紙２０　（普通紙）に転写する転写器１５と、
記録用紙２０に転写された像を定着させる定着器１６と
、転写の済んだ転写部＋４’　Ｉ　Ｏの表面の残留トナ
ーを除去するクリーナ１７とより構成される。

以上の構成において、第２図に示すようにして転写され
た転写部＋ＡｌＯは、印刷装置内のドラム１１の外周面
に装着される。装着の終了したＦラム１１は一定の速度
で回転され、現像器１４によゲζ転写蔀＋、ｔ　ｔ　ｏ
に形成されている磁気潜像に磁性トナーが（＝Ｊ着され
、可視像が作られる。この可視像が転写器Ｉ５によって
記録用紙２０に転写される。記録用紙２０に転写された
像は、定着器１６により加えられる熱または圧力によっ
て定着される。さらに、転写器１５によって転写が終了
したトラム１１の表面にイ」着する残留トナーはクリー
ナー１７によって除去ならびに清掃される。

次に２発明者らが実際に試みた実施例を具体的に説明す
る。

磁気媒体１は、カルナウハワソクス２０重量部、Ｔ−Ｆ
ｅ１０３粉末５０重量部及び潤滑油３０重量部から成る
物質を１６μｍ厚のポリエステルフィルム上に１０μｍ
厚に塗付したのち乾燥して作成した。また、転写部材５
を７５μｍ厚のポリエステルフィルムで作成して対向ロ
ーラ６に装架するようにしてサーマルヘッド５との間に
送り込むと共に、磁気ヘッド７で一様に磁性層４の磁化
された磁気媒体１を、磁性層４が転写部ＪＩＡ５に接触
可能な状態にしてサーマルヘッド５と対向ローラ６との
間に第２図のように送り込むようにした。サーマルヘッ
ド５には１６ドソト／龍のものを用いて画像情報に応じ
て熱印加することにより、磁気印刷マスター（転写部材
１０）を作成した。これにより１６ドソト／ＩＩｍのす
青ｆＩｌｌｆ度がｔ厚られた。

ついで、転写部＋Ａ’ｌＯをドラムＩＩのドラム表面層
１２の外周に密着させ“ζ装着し、ドラム１１を矢印方
向へ周速５００ｍｍ／ｓｅｃで回転させて、前述した処
理を定着完了まで行った。また、２枚目以降の印刷は、
消磁ヘッド１３を駆動せずに現像、転写、定着のみをく
り返した。

この結果、１０．００（ｌ攻９１１Ｊ刷をくり返した後
でも、コピー上の画像は１６ドノｌ−／　ａＩＩの精細
度が維持されており、磁気印刷マスター４Ａ料に劣化は
見られなかった。

なお、２枚目以降のサイクル時には、クリーナ１７．消
磁ヘソＩ”　１３を転写部平、Ｉ’ＩＯに接剤；しない
ように離し、転写部材１０の損傷及び各ヘッドの１５（
耗を防止するようにするのが好ましい。

また、消磁ヘッド１３は９画像の特定の部分を再現した
くない場合に、転写部材１ｏの所定部分のみの磁化を消
磁し、マスキング処理するために用いることもできる。

（発明の効果）以」−説明した通り１本発明の磁気印刷方法によれば、
熱溶融性物質中に磁性層５）末を分１＆させてシート状
磁気媒体とし、このシート状磁気媒体を予め磁化したの
ちにシート状転写部材と重ね合わせ、これをサーマルヘ
ッドにより画像信号に応じて加熱し、この加熱部分をシ
ート状転写部材に転写して磁気潜像を形成するようにし
たため７簡単な構成により磁気印刷マスターを作成する
ことができ２小型で安１ｉ１１ｉな装置の構成が可能と
なり、印刷速度の高速化を図ることができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明に於いて用いられている磁気媒体の断面
図、第２図は本発明の磁気印刷マスター材料の形成方法
を示す説明図、第３図は本発明に係る磁気印刷マスター
材料を用いた印刷装置の一例を示す構成図。符号の説明１・・・磁気媒体、　２・・・ベース層。３・・・強磁性粒子、　４・・・磁性）を。５・・・ザーマルヘソド、６・・・対向ｔ！−ラ。７・・・磁気ヘッド、　８．１０・・・転写部材。１１・・・ドラム、　１２・・・ドラム表面層。１３・・・消磁ヘッド、１４・・・現像器。１５・・・転写器、　１６・・・定着器。１７・・・クリーナー。特許出願人　富士ゼロックス株式会社代理人　弁理士　松　原　伸　之代理人　弁理士　村　木　清　司代理人　弁理士　平　１）　忠　雄第１図第２図第３図

Claims

【特許請求の範囲】磁気印刷マスターに形成された磁気潜像を磁性トナーで
現像し、現像されたトナー像を記録用紙へ転写し、さら
に転写されたトナー像を記録用紙に定着させて印刷を行
う磁気印刷方法において。熱溶融性物質中に強磁性の粉末を分散させた磁性層をベ
ース層に塗付して形成したシート状磁気媒体を磁化し、
この磁化されたシート状磁気媒体をシート状転写部材と
重ね合せて熱記録ヘッドにより画像情報に応じて選択的
に加熱し、加熱によって軟化または熔解した部分の磁性
層を前記シート状転写部材にイ」着または浸透させて磁
気潜像を形成して磁気印刷マスターを形成することを特
徴とする磁気印刷方法。