JP2708577B2 - 熱可逆性記録媒体及び画像形成装置 - Google Patents

熱可逆性記録媒体及び画像形成装置

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JP2708577B2
JP2708577B2 JP29744589A JP29744589A JP2708577B2 JP 2708577 B2 JP2708577 B2 JP 2708577B2 JP 29744589 A JP29744589 A JP 29744589A JP 29744589 A JP29744589 A JP 29744589A JP 2708577 B2 JP2708577 B2 JP 2708577B2
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、発熱記録素子を用いて普通紙に記録するた
めの熱可逆性記録媒体及び画像形成装置に関するもので
ある。
(従来の技術) 従来、発熱記録素子を用いて普通紙に記録する画像形
成装置は、画像形成に用いる発熱記録素子が低価格であ
り、さらにプロセスがシンプルなため装置の価格も安
い。そこで、感熱紙に直接熱書込みを行う感熱記録方法
を利用するFAXやプリンタに広く用いられている。
ところが、この感熱記録方法に使用される記録紙は、
熱により発色する特殊紙であって、記録の保存性に大き
な問題があった。
そこで、これ改善するために、インクを塗布したフィ
ルムを中間媒体として用い、発熱記録素子によりフィル
ム上のインクを溶融して記録紙に転写する感熱転写記録
方法が提案され、これも広くプリンタに応用されてい
る。
ところが、上記構成の画像形成装置においては、特殊
な記録紙を使用する必要があり、表面が平滑に処理され
たものでないとインクを記録紙に十分転写させることが
できないため、発熱記録素子を用いて記録する装置に
は、普通紙を用いても記録できるものは存在しない。
一方、普通紙に記録する装置の代表として電子写真記
録方法があり、複写紙やプリンタに広く用いられてい
る。また、これをプリンタ等に応用する場合、露光手段
にレーザと結像光学系を組み合わせたもの、あるいはLE
Dアレイと結像光学系を組み合わせたものなどが使用さ
れているが、いずれもコストが高くなってしまう。
すなわち、価格が安い装置の場合は普通紙に記録する
ことができず、普通紙に記録することができるものは装
置の価格が高いといった問題があり、どちらも満たすこ
とのできる装置を得ることができない。
そこで、上記従来の画像形成装置の問題点を解決し
て、低価格でしかも普通紙への記録が可能な画像形成装
置が提供されている。
該画像形成装置においては、感光体の表面を帯電する
一方、温度と透過率間にヒステリシス特性を有する熱可
逆性記録媒体に熱書込みを行い、透過率の差により画像
部と非画像部を形成し、上記感光体上に熱可逆性記録媒
体を重ねて前面露光を行うことによって感光体ドラムの
表面に静電潜像が形成される。
したがって、該静電潜像を現像し、そのトナー像を記
録媒体に転写・定着することによって普通紙に記録する
ことができる。
ここで、上記従来の画像形成装置に使用される熱可逆
性記録媒体は、ポリエステル等のポリマ又は樹脂からな
るマトリックス材に、ベヘン酸等の有機低分子物質を分
散して構成されている(特開昭54−119377号公報、特開
昭55−154198号公報参照)。
次に、上記熱可逆性記録媒体の特性について説明す
る。
第4図は上記従来の熱可逆性記録媒体の温度と透過率
の関係図である。
上記熱可逆性記録媒体は温度によって透明状態と白濁
状態が可逆的に変化し、さらに常温でもその二形態を維
持することができることに特徴がある。
該熱可逆性記録媒体は室温T0で白濁像体にあり、この
状態をAで示す。これを加熱すると温度T1から透過率が
増加し始め、温度T2で最大透明状態となる。そして、そ
れを室温まで冷却して状態Bとしても実線で示すように
透明状態は維持される。次にこの透明状態の熱可逆性記
録媒体を温度T3以上に加熱すると、透明状態と白濁状態
の中間状態となる。それを室温状態に冷却すると、一点
鎖線で示すように白濁状態に戻る。
また、画像を書き込む場合は、状態Aを起点として、
書込み部のみを温度T2以上にする。この熱可逆性記録媒
体を室温に戻すと書込み部のみが状態Bとなり、状態B
の書込み部と状態Aの非書込み部で透過率の差ができ
る。この熱可逆性記録媒体を温度T3以上に加熱すると、
元の白濁状態に戻すことができる。
第5図は上記画像形成装置の画像形成のプロセスを示
す図、第5図(A)は熱書込みプロセスを示す図、第5
図(B)は帯電プロセスを示す図、第5図(C)は全面
露光プロセスを示す図、第5図(D)は現像プロセスを
示す図、第5図(E)は転写プロセスを示す図、第5図
(F)は定着プロセスを示す図である。
上記の画像形成のプロセスにおいては、最初に発熱記
録素子1を用いてプラテンロール2上に移動する熱可逆
性記録媒体3上に画像信号に応じて熱書込みが行われ
る。これによって、熱可逆性記録媒体3は濃度又は透過
率の差に伴う画像が形成される。
すなわち、初めに斜線で示すように白濁状態であった
熱可逆性記録媒体3は、発熱記録素子1によって熱書込
みが行われると、該熱書込みが行われた部分は透明状態
に変化して画像部4(白地部)を、熱書込みが行われな
い部分はそのまま白濁状態を維持して非画像部5(斜線
部)をそれぞれ形成する(第5図(A)参照)。
一方、感光体6は帯電手段、すなわちコロナ帯電器7
を用いて一様かつ均一に帯電される(第5図(B)参
照)。図においては、プラス型感光体が使用されてお
り、感光体6の表面にプラスの極性の電荷が帯電され
る。また、感光体6は導電性支持体6a上に光導電層6bを
設けて構成される。
次に、上記感光体6に熱可逆性記録媒体3を密着して
重ね、前記露光手段8により熱可逆性記録媒体3の上か
ら全面に光を照射する。この時、熱可逆性記録媒体3の
濃度又は透過率の差に伴う画像に応じた光量が、熱可逆
性記録媒体3を透過して感光体6に照射される。図にお
いては、画像部4(白地部)は透明状態なので、光が透
過し感光体6に照射され、感光体6の帯電電荷が除去さ
れる。一方、非画像部5(斜線部)は白濁状態なので光
の透過量は制限され、感光体6の帯電電荷は残留する。
これにより、感光体6に静電潜像が形成される(第5図
(C)参照)。
現像プロセス(第5図(D)参照)では、現像ロール
9と感光体6の空間には、感光体6に形成された静電潜
像に伴う電気力線が発生する。このため、現像ロール9
上の帯電したトナー10は、静電気力により感光体6上に
付着し、現像される(図では反転現像を示す。)。
また、転写プロセス(第5図(E)参照)では、記録
媒体11はトナー像が形成された感光体6に重ねられ、コ
ロナ帯電器12により、感光体6上に形成されたトナー像
が記録媒体11側に静電的に転写される。
そして、定着プロセス(第5図(F)参照)では、記
録媒体11に転写されたトナー像は、定着手段13、すなわ
ち発熱ロール14及び加圧ロール15により加熱溶融され
る。溶融したトナー10は圧力により記録媒体11の繊維間
に浸透し、定着される。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら、上記構成の画像形成装置においては、
熱可逆性記録媒体3の透明状態を形成する温度範囲が2
〜4℃と狭いために、電流値やサーマルヘッドの抵抗を
制御しても上記温度範囲に収めることが困難で、繰り返
し画像形成を行う場合に安定した透明度を得るのは困難
である。
また、マトリックス材と有機低分子物質の比により透
明度が決まっており、有機低分子物質が多いと、透明状
態における透明度が低く、逆に有機低分子物質が少ない
と不透明状態における濃度が低く、画像に十分なコント
ラストを得ることができない。
しかも、従来の熱可逆性記録媒体3を用いた場合、発
熱記録素子により制御して熱可逆性記録媒体3をT2から
T3の間(2〜10℃)に維持する必要があり、その制御が
困難である。
本発明は、上記従来の画像形成装置の問題点を解決し
て、透明状態の温度範囲が大きく、かつ透明・不透明の
コントラストが大きい熱可逆性記録媒体を用いた画像形
成装置を提供することを目的とする。
(課題を解決するための手段) そのために、本発明の画像形成装置においては、熱可
逆性記録媒体がスチレン・ブタジエン共重合体からなる
マトリックス材中に炭素数10〜24の飽和カルボン酸、例
えばカプリン酸を分散した混合物で形成される。
上記マトリックス材と有機低分子物質の重量比は1:1
〜20:1とし、該混合物を有機溶剤に溶解したものを支持
体、例えばプラスチックフィルム、ガラス板、金属板等
の上に塗布するようにしている。
該有機溶剤は、テトラヒドロフラン、メチルエチルケ
トン、メチルイソブチルケトン、クロロホルム、四塩化
炭素、エタノール、トルエン、ベンゼン等を1種又は2
種以上混合して形成する。
また、上記構成からなる熱可逆性記録媒体を適用する
ために、画像形成装置は感光体の表面を帯電するコロナ
帯電器、上記熱可逆性記録媒体に熱書込みを行う発熱記
録素子と、感光体上に熱可逆性記録媒体を重ねて露光す
る全面露光手段と、感光体上にトナー像を現像する現像
装置と、現像された感光体と熱可逆性記録媒体を重ねて
記録媒体上にトナー像を転写するコロナ帯電器と、記録
媒体上のトナー像を定着するためのロールを有してい
る。
(作用) 本発明によれば、上記のようにスチレン・ブタジエン
共重合体からなるマトリックス材と該マトリックス材中
に分散した炭素数10〜24の飽和カルボン酸である有機低
分子物質で混合物を構成し、上記マトリックス材と有機
低分子物質の重量比を1:1〜20:1とし、該混合物を有機
溶剤に溶解したものを支持体上に塗布して熱可逆性記録
媒体を形成しているので、発熱記録素子を例えば70℃〜
120℃の間に制御することにより、上記熱可逆性記録媒
体上に画像部と非画像部が形成される。
画像部と非画像部が形成された上記熱可逆性記録媒体
は、表面が帯電された感光体に重ねられ、全面露光手段
によって光の照射を受ける。
その結果、感光体上に静電潜像が形成され、該静電潜
像を現像することによってトナー像が形成される。該ト
ナー像は転写手段及び定着手段によって転写及び定着さ
れて記録媒体上に画像が形成される。
(実施例) 以下、本発明の実施例について図面を参照しながら詳
細に説明する。
本発明の画像形成装置に使用される熱可逆性記録媒体
はスチレン・ブタジエン共重体からなるマトリックス材
と該マトリックス材中に分散され、炭素数が10〜24の飽
和カルボン酸(カプリン酸、ラウリン酸、ミリスチン
酸、パルミチン酸、ステアリン酸、アラキン酸、ベヘン
酸、リグノセリン酸)からなる有機低分子物質を混合し
て形成される。
また、マトリックス材と有機低分子物質の重量比は1:
1〜20:1とするのが好ましく、これらの混合物は有機溶
剤に溶解される。該有機溶剤は、テトラヒドロフラン、
メチルエチルケトン、メチルイソブチルケトン、クロロ
ホルム、四塩化炭素、エタノール、トルエン、ベンゼン
などを一種又は二種以上混合して形成される。
そして、該溶液をプラスチックフィルム、ガラス板、
金属板等の支持体上に塗布乾燥して熱可逆性の記録層が
形成される。この溶液は必要に応じて加熱してもよい。
第1図は本発明の画像形成装置に使用される熱可逆性
記録媒体のヒステリシス曲線を示す図である。
図において、最初a又はdの状態の熱可逆性記録媒体
の温度を上げ、T3以上の温度に設定すると、状態がa→
b→c又はd→b→cのように変わり透過率が変化す
る。その後T3からRT(室温)まで冷却するとc→dとな
り透明状態dに固定される。
次にa又はdの状態の熱可逆性記録媒体の温度を上げ
T1〜T2間の温度に設定すると、状態がa→b又はd→b
のように移動し透過率は変化する。その後RT(室温)ま
で冷却すると、b→aと変化し不透明状態aに固定され
る。
上記熱可逆性記録媒体3′の実施例を次に説明する。
すなわち、ステアリン酸1重量部、スチレン・ブタジ
エン共重合体2重量部、テトラヒドロフラン10重量部の
溶液を作り、これをワイヤバーで透明ポリエステル上に
塗布し、80℃で乾燥させる。このようにして製造するこ
とにより、透明化温度範囲70〜120℃〔ΔT=50℃〕、
コントラスト4.2の熱可逆性記録媒体3′を得ることが
できる。この時のT0,T1,T2,T3は55℃,57℃,68℃,70℃で
ある。
第2図は本発明の実施例を示す画像形成装置の概略構
成図である。
図において、6はドラム上に形成された感光体であ
り、セレン感光体、有機感光体などいずれも使用するこ
とができる。
7は帯電手段を構成するコロナ帯電器であり、感光体
6の表面に対向して設けられる。帯電手段として、この
ほかにブラシ帯電器なども利用できる。
21は露光装置である。該露光装置21は熱可逆性記録媒
体3′、発熱記録素子1、全面露光手段8及び全面発熱
素子22で構成される。そして該熱可逆性記録媒体3′、
プラテンロール2、転動ロール(A)23及び転動ロール
(B)24に掛けられる。
該熱可逆性記録媒体3′を挟んでプラテンロール2の
対向側には発熱記録素子1が設けられており、熱可逆性
記録媒体3′は発熱記録素子1とプラテンロール2によ
り加圧される。この発熱記録素子1は通称サーマルヘッ
ドと呼ばれている。
また、全面露光手段8は感光体6に密着して重ねられ
た熱可逆性記録媒体3′上に設けられる。全面露光手段
8としては、光の強さが一様かつ均一な光源、例えば蛍
光灯、ハロゲンランプ、LEDなどいずれも利用すること
ができる。そして、全面発熱素子22は転動ロール(B)
24と共に熱可逆性記録媒体3′を狭圧するように設けら
れており、熱の強さが長手方向均一なものであるならば
いずれも使用することができる。
また、現像手段25は現像ロール9上にトナー10を吸着
し、搬送して現像するもので、感光体1に対向して設け
られる。現像手段25としては、二成分磁気ブラシ現像
器、一成分磁気ブラシ現像器、一成分非磁性現像器など
いずれも利用することができる。
12は転写手段を構成するコロナ帯電器であり、感光体
6の表面に対向して設けられ、該感光体6の表面に付着
したトナー10を記録媒体11上に転写する。なお、記録媒
体11には普通紙が用いられる。
13は定着手段であり、発熱ロール14及び加圧ロール15
で構成され、転写されたトナー10を定着させる。発熱ロ
ール14は、金属性中空部材にハロゲンランプを内蔵した
もの、あるいは金属面に直接発熱体を設けたものなどが
利用される。
26はクリーニング手段であり、転写プロセスの後に感
光体6に残留したトナー10を除去するために設けられて
いる。図示したブレードクリーニングの他の公知の技術
も使用することができる。
感光体6及びプラテンロール2が、図示しない駆動手
段により図示矢印方向に一定周速度で回転する。熱可逆
性記録媒体3′は感光体6と接触するようにプラテンロ
ール2、転動ロール(A)23,転動ロール(B)24間に
掛けられ、プラテンロール2の摩擦力により、図示矢印
方向に移動する。感光体6と熱可逆性記録媒体3′はそ
の移動速度がほぼ同じになるように構成されている。
初めに感光体6はコロナ帯電器7により一様かつ均一
に帯電され、一方、熱可逆性記録媒体3′は発熱記録素
子1により画像信号に応じて熱書込みが行われる。これ
によって、熱可逆性記録媒体3′は透過率の差に伴う画
像が形成される。
次に、感光体6に対し画像が形成された熱可逆性記録
媒体3′が密着して重ねられ、その熱可逆性記録媒体
3′の上から全面露光手段8を用いて全面に光が照射さ
れる。熱可逆性記録媒体3′の透過率の差に伴う画像に
応じた光量が熱可逆性記録媒体3′を透過して、感光体
6に照射され静電潜像が形成される。現像プロセスで
は、現像ロール9と感光体6との空間に感光体6に形成
された静電潜像に伴う電気力線が発生し、現像ロール9
上の帯電したトナー10が静電気力により感光体1上に付
着し、現像される。
転写プロセスでは、記録媒体11が図示しない給紙部よ
り給紙及び送紙され、感光体6とコロナ帯電器12間に搬
送され、ここで記録媒体11は感光体6に重ねられ、感光
体6上に形成されたトナー像が静電的に記録媒体11に転
写される。定着プロセスでは、記録媒体11上に形成され
たトナー像が発熱ロール14の熱により加熱溶融される。
溶融したトナー10は、発熱ロール14と加圧ロール15の圧
力により記録媒体11の繊維間に浸透し、定着される。ま
た、定着された記録媒体11は装置外へ搬送される。
一方、それまで透過率の差に伴う書込み部と非書込み
部が存在する画像を保持していた熱可逆性記録媒体3′
は、全面発熱素子22の熱により温度T1〜T2(60〜70℃)
に加熱され、元の白濁状態に戻される。そして、発熱記
録素子1に至るまでに室温状態に冷却され、元の白濁状
態に戻る。こうして、熱可逆性記録媒体3′は画像の消
去が行われ繰返し利用される。
一方、転写プロセス後に感光体6に残った残留トナー
はクリーニング手段26により除去されると同時に、必要
に応じて感光体6に残留した電荷を除去する除電ランプ
も設けられる。こうして、感光体6も繰返し利用され
る。
上記構成の画像形成装置において、全面が白濁状態で
ある熱可逆性記録媒体3′に発熱記録素子1を用い、画
像信号に応じて熱書込みを行うと、熱書込み部は透明状
態に変化する。この時の温度は従来の熱可逆性記録媒体
3では発熱記録素子1を例えば61℃〜70℃(ΔT=10
℃)の間に制御する必要があったが、本発明の画像形成
装置の熱可逆性記録媒体3′では70℃〜120℃(ΔT=5
0℃)の間に制御すればよく、発熱記録素子1として安
価なサーマルヘッドを用いることができる。本実施例に
おいては100℃±10℃(90℃〜110℃)に設定してある。
熱可逆性記録媒体3′は転動ロール(A)23,転動ロー
ル(B)24により回転させられ全面露光手段8により光
が照射される。この時、密着された図示しない感光体に
画像が転写される。これ以後のプロセスは従来の画像形
成装置と同じである。
一方、転写の終わった熱可逆性記録媒体3′は更に回
転させられ、複数枚転写する場合はそのままの状態で回
転を続けて用いる。
該熱可逆性記録媒体3′に新たな信号を書き込む場合
は、全面発熱素子22によりT1〜T2(60℃〜70℃)に加熱
して画像信号を全面消去する。この場合、該全面発熱素
子22は全面を一定温度に発熱するだけでよく、フィード
バック機能をつけたヒータなどにより簡単に温度を制御
することができる。全面消去(白濁状態)された熱可逆
性記録媒体3′は繰り返し熱書込みを行うことが可能で
ある。
第3図は本発明の他の実施例を示す概略構成図であ
る。
図において、6は感光体、15は加圧ロール、14は発熱
ロールである。3″は熱可逆性記録媒体であり、上記感
光体6と加圧ロール15間に張設される。1は発熱記録素
子、2はプラテンロールであり、両者は熱可逆性記録媒
体3″を挟んで加圧する。
7は帯電手段であるコロナ放電器であり、感光体6の
表面に対向して設けられる。8は全面露光手段であり、
感光体1に密接に重ねられた熱可逆性記録媒体3″上に
設けられる。
現像手段25は、現像ロール9上にトナーを吸着して搬
送し現像するものであり、感光体6に密接に重ねられた
熱可逆性記録媒体3″面上に設けられる。
次にこの画像形成装置の動作、及び作用を説明する。
感光体6、加圧ロール15、発熱ロール14及びプラテン
ロール2が図示しない駆動手段により、図示矢印方向に
一定周速度で回転する。熱可逆性記録媒体3″は感光体
6、加圧ロール15、発熱ロール14及びプラテンロール2
との摩擦力により図示矢印方向に移動する。
次に熱可逆性記録媒体3″上に発熱記録素子1を用い
て、画像信号に応じて熱書込みを行う。これによって、
熱可逆性記録媒体3″に透過率の差に伴う画像が形成さ
れる。
一方、感光体6はコロナ帯電器7を用いて一様均一に
帯電される。次に、感光体6に対し、熱可逆性記録媒体
3″が密着して重ねられ、熱可逆性記録媒体3″の上か
ら全面露光手段8を用いて全面に光が照射される。光は
熱可逆性記録媒体3″の透過率の差に伴う画像に応じた
光量が熱可逆性記録媒体3″を透過して感光体6に照射
される。これにより感光体6に静電潜像が形成される。
現像プロセスでは、現像ロール9と熱可逆性記録媒体
3″の空間には感光体6に形成された静電潜像に伴う電
気力線が熱可逆性記録媒体3″を貫通して発生している
ため、現像ロール9上の帯電したトナー10は静電気力に
より熱可逆性記録媒体3″に付着し、現像される。
転写・定着プロセスでは、記録媒体11が図示しない給
紙部より給紙及び送紙され、加圧ロール15と発熱ロール
14間に搬送される。ここで、記録媒体11は熱可逆性記録
媒体3″に重ねられる。そして、熱可逆性記録媒体3″
上に形成されたトナー像は、発熱ロール14の熱により加
熱溶融される。溶融したトナー10は圧力により記録紙11
の繊維間に浸透し、転写・定着される。定着された記録
媒体11は画像形成装置の外へ搬送される。
一方、それまでの透過率の差に伴う書込み部と非書込
み部が存在する画像を保持していた熱可逆性記録媒体
3″は発熱ロール14により温度T3以上に加熱され、全面
透明状態となるが、全面発熱素子22によりT1〜T2に加熱
され全面が白濁状態にされる。
そして、記録媒体11への転写後の熱可逆性記録媒体
3″上には少量のトナー10が残留する場合があるが、加
圧ロール15上で定着クリーナ31を圧接することにより簡
単に拭き取ることができる。また、熱可逆性記録媒体
3″上には静電気を帯びることがあるが、これは熱可逆
性記録媒体3″に接触して設けた除電ブラシ32により除
去される。こうして熱可逆性記録媒体3″は画像が消
去、清掃、除電され、繰り返し利用される。
一方、感光体6は現像プロセス後、熱可逆性記録媒体
3″と分離した後は、除電ランプ33により感光体6上の
残留電荷が除去される。こうして感光体6も繰り返し利
用される。
ここで用いる熱可逆性記録媒体3″は転写・定着プロ
セスで発熱ロール14により加熱され、160℃前後に達す
る。したがって、この基材は耐熱性を有する必要があ
る。そのため、ポリエステル、ポリイミド、ポリエーテ
ルイミド、ポリエーテルサルフォン、ポリエーテルエー
テルケトン等の材料を用いたフィルムが用いられる。ま
た、現像時に現像ロール9との間に発生する電気力線を
考慮すると、フィルムの厚さは200μm以下でかつ、引
張り強度とその取扱性を考慮すると10μm以上とするこ
とが望ましい。
なお、本発明は上記実施例に限定されるものではな
く、本発明の趣旨に基づいて種々の変形が可能であり、
これらを本発明の範囲から排除するものではない。
例えば、上記実施例では、トナー10として熱定着用の
ものを用いて説明したが、微弱な圧力で定着可能に製法
したマイクロカプセルトナーを使用すれば、圧力を利用
した定着装置をも利用することができる。
(発明の効果) 以上、詳細に説明したように本発明によれば、次のよ
うな効果を奏することができる。
(1)高精度な温度制御を必要としない安価なサーマル
ヘッド等の熱記録素子を用いることができ、画像形成装
置を低価格化することができる。
(2)特殊な紙を必要とせず普通紙への記録が可能であ
る。また、同じパターンの記録を容易に複数回行うこと
ができる。
(3)熱可逆性記録媒体上にトナーを用いて繰り返し現
像を行うため、転写率がよく転写後に熱可逆性記録媒体
上にトナーが多少残留しても容易に拭き取ることが可能
である。したがって、一般の電子写真記録装置に用いら
れるクリーニングプロセスが不要となる。
(4)転写・定着を同時に行うプロセスの場合は転写方
法が静電的に行われないため、現像の容易な導電性トナ
ーを用いることが可能となる。
(5)転写・定着を同時に行わないプロセスの場合は、
定着時に熱可逆性記録媒体の情報が消去されず、複数枚
の記録媒体への画像形成が可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の画像形成装置に使用される熱可逆性記
録媒体のヒステリシス曲線を示す図、第2図は本発明の
実施例を示す画像形成装置の概略構成図、第3図は本発
明の他の実施例を示す概略構成図、第4図は従来の熱可
逆性記録媒体の温度と透過率の関係図、第5図は画像形
成装置の画像形成のプロセスを示す図、第5図(A)は
熱書込みプロセスを示す図、第5図(B)は帯電プロセ
スを示す図、第5図(C)は全面露光プロセスを示す
図、第5図(D)は現像プロセスを示す図、第5図
(E)は転写プロセスを示す図、第5図(F)は定着プ
ロセスを示す図である。 1……発熱記録素子、2……プラテンロール、3,3′,
3″……熱可逆性記録媒体、6……感光体、7,12……コ
ロナ帯電器、8……全面露光手段、10……トナー、11…
…記録媒体、13……定着手段、14……発熱ロール、15…
…加圧ロール、25……現像手段。

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】(a)スチレン・ブタジエン共重合体から
    なるマトリックス材と該マトリックス材中に分散した炭
    素数10〜24の飽和カルボン酸である有機低分子物質で混
    合物を構成し、 (b)上記マトリックス材と有機低分子物質の重量比を
    1:1〜20:1とし、 (c)該混合物を有機溶剤に溶解したものを支持体上に
    塗布したことを特徴とする画像形成装置用の熱可逆性記
    録媒体。
  2. 【請求項2】(a)感光体の表面を帯電する手段と、 (b)熱可逆性記録媒体に熱書込みを行う手段と、 (c)感光体上に熱可逆性記録媒体を重ねて全面露光す
    る手段と、 (d)感光体上にトナー像を現像する手段と、 (e)現像された感光体と記録媒体を重ねて記録媒体上
    にトナー像を転写する手段と、 (f)記録媒体上のトナー像を定着する手段を有し、 (g)上記熱可逆性記録媒体は、スチレン・ブタジエン
    共重合体からなるマトリックス材と該マトリックス材中
    に分散した炭素数10〜24の飽和カルボン酸である有機低
    分子物質からなる混合物であって、上記マトリックス材
    と有機低分子物質の重量比が1:1〜20:1であり、該混合
    物を有機溶剤に溶解したものを支持体上に塗布したもの
    である画像形成装置。
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