JPS60168651A - 液体吸収性のシ−ト - Google Patents
液体吸収性のシ−トInfo
- Publication number
- JPS60168651A JPS60168651A JP2671284A JP2671284A JPS60168651A JP S60168651 A JPS60168651 A JP S60168651A JP 2671284 A JP2671284 A JP 2671284A JP 2671284 A JP2671284 A JP 2671284A JP S60168651 A JPS60168651 A JP S60168651A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- liquid
- transparency
- sheet
- water
- absorbent sheet
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B41—PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
- B41M—PRINTING, DUPLICATING, MARKING, OR COPYING PROCESSES; COLOUR PRINTING
- B41M5/00—Duplicating or marking methods; Sheet materials for use therein
- B41M5/50—Recording sheets characterised by the coating used to improve ink, dye or pigment receptivity, e.g. for ink-jet or thermal dye transfer recording
- B41M5/52—Macromolecular coatings
- B41M5/5254—Macromolecular coatings characterised by the use of polymers obtained by reactions only involving carbon-to-carbon unsaturated bonds, e.g. vinyl polymers
Landscapes
- Duplication Or Marking (AREA)
- Laminated Bodies (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
A0本発明の技術分野
本発明は液体吸収性シートに関し、特にインクジェット
記録用水性インクの吸収速度に優れ、かつ透明度の高い
、インクジェット記録用液体吸収性シートに関する。
記録用水性インクの吸収速度に優れ、かつ透明度の高い
、インクジェット記録用液体吸収性シートに関する。
B、従来技術およびその問題点
近年、インクジェット記録方式はその種々の優れた特徴
のため情報機器をは己めとして種々の用途に使用される
ようになっている。そしてインクジェット記録方式にお
けるインクは一般に水溶性のものが用いられ、その溶剤
としては水と高沸点のグリコール類との混合物等の乾燥
速度の遅い混合溶剤が使用されているため、高速印刷を
行うためには記録シート上に付着したインクを急速にシ
ート中に吸収する性能を有する吸収速度に優れた記録シ
ートを使用することが必要である。
のため情報機器をは己めとして種々の用途に使用される
ようになっている。そしてインクジェット記録方式にお
けるインクは一般に水溶性のものが用いられ、その溶剤
としては水と高沸点のグリコール類との混合物等の乾燥
速度の遅い混合溶剤が使用されているため、高速印刷を
行うためには記録シート上に付着したインクを急速にシ
ート中に吸収する性能を有する吸収速度に優れた記録シ
ートを使用することが必要である。
従来このような性能を有するシートとしては、液体吸収
能の高い顔料を紙表面にコートした透明度の低い記録用
紙が使用されている。
能の高い顔料を紙表面にコートした透明度の低い記録用
紙が使用されている。
しかしながらインクジェット記録方式の使用用途の拡大
とともに、インク吸収速度に優れていることと共に、ジ
アゾコピーあるいはオーバーヘッドグロジェクター用原
紙として使用可能な、透明性にもすぐれた記録シートが
要求されるようになっている。
とともに、インク吸収速度に優れていることと共に、ジ
アゾコピーあるいはオーバーヘッドグロジェクター用原
紙として使用可能な、透明性にもすぐれた記録シートが
要求されるようになっている。
現在、このような目的のために、トレーシングペーパー
あるいは透明フィルムに無機顔料と水溶性高分子とから
なる被覆層を設けたもの(特開昭57−107880
)あるいはポリエステル等の透明な重合体フィルム上に
ポリビニルピロリドン、メチルビニルエーテルと無水マ
レイン酸との共重合体等からなる液体吸収性下層と、セ
ルロースアセテート等からなる液体透過性層とを設けた
もの(特開昭57−89954 )等を記録シートとし
て使用する試みがなされているが、いずれもインク吸収
速度が優れていれば透明度が低く、逆に透明性が良好で
あればインク吸収速度が遅いという状況であり、インク
吸収速度および透明性を同時に満足するインクジェット
記録用シートが切望されているのが現状である。
あるいは透明フィルムに無機顔料と水溶性高分子とから
なる被覆層を設けたもの(特開昭57−107880
)あるいはポリエステル等の透明な重合体フィルム上に
ポリビニルピロリドン、メチルビニルエーテルと無水マ
レイン酸との共重合体等からなる液体吸収性下層と、セ
ルロースアセテート等からなる液体透過性層とを設けた
もの(特開昭57−89954 )等を記録シートとし
て使用する試みがなされているが、いずれもインク吸収
速度が優れていれば透明度が低く、逆に透明性が良好で
あればインク吸収速度が遅いという状況であり、インク
吸収速度および透明性を同時に満足するインクジェット
記録用シートが切望されているのが現状である。
C9本発明の構成、目的、および作用効果本発明者らは
上述の現状に鑑み、インク吸収速度と透明性を同時に満
足しうるインクジェット記録用液体吸収性シートについ
て鋭意研究した結果、支持基体表面にポリビニルアルコ
ールおよびポリアクリル酸系水溶性高分子とを含んでな
る液体吸収性被覆層を形成せしめることによシ、上述の
インク吸収速度および透明性の両性能を満足させうろこ
とを見い出し本発明を完成させるに到った。
上述の現状に鑑み、インク吸収速度と透明性を同時に満
足しうるインクジェット記録用液体吸収性シートについ
て鋭意研究した結果、支持基体表面にポリビニルアルコ
ールおよびポリアクリル酸系水溶性高分子とを含んでな
る液体吸収性被覆層を形成せしめることによシ、上述の
インク吸収速度および透明性の両性能を満足させうろこ
とを見い出し本発明を完成させるに到った。
D9本発明のより詳細な説明
本発明において用いられる、ポリビニルアルコールとポ
リアクリル酸系水溶性高分子との混合比率としては、重
量基準で、前者/後者=1/9〜9//l、より好まし
くは3/7〜7/3が採用される。上記比率よりポリビ
ニルアルコールが少い場合には得られる被覆層が割れや
すくなったり、吸湿により粘着性となる等の物性低下が
発生しやすく、一方上記比率よりもポリビニルアルコー
ルが多い場合には液体吸収速度が低下する。
リアクリル酸系水溶性高分子との混合比率としては、重
量基準で、前者/後者=1/9〜9//l、より好まし
くは3/7〜7/3が採用される。上記比率よりポリビ
ニルアルコールが少い場合には得られる被覆層が割れや
すくなったり、吸湿により粘着性となる等の物性低下が
発生しやすく、一方上記比率よりもポリビニルアルコー
ルが多い場合には液体吸収速度が低下する。
本発明において用いられるポリビニルアルコールの重合
度としては特に制限はなく、通常100〜3000の範
囲から選ばれる。まだケン化度としては水溶性であれば
よく、70〜96モルチのものが使用しうるが、グリコ
ール系溶剤に対する液体吸収速度の点で75〜88モル
−〇ものが好ましく使用しうる。
度としては特に制限はなく、通常100〜3000の範
囲から選ばれる。まだケン化度としては水溶性であれば
よく、70〜96モルチのものが使用しうるが、グリコ
ール系溶剤に対する液体吸収速度の点で75〜88モル
−〇ものが好ましく使用しうる。
本発明において用いられるポリアクリル酸系水溶性高分
子としては、ポリ(メタ)アクリル酸、(メタ)アクリ
ル酸と(メタ)アクリル酸のメチル、エチルあるいはブ
チルエステルとの共重合体、(メタ)アクリル酸と(メ
タ)アクリルアミドとの共重合体、あるいはこれらのア
ルカリ金属塩もしくはアンモニウム塩、等が使用しうる
が、ポリビニルアルコールとの相溶性の点で、ポリ(メ
タ)アクリル酸、あるいは(メタ)アクリル酸と(メタ
)アクリル酸のエステルとの共重合体、が好ましく用い
られる。
子としては、ポリ(メタ)アクリル酸、(メタ)アクリ
ル酸と(メタ)アクリル酸のメチル、エチルあるいはブ
チルエステルとの共重合体、(メタ)アクリル酸と(メ
タ)アクリルアミドとの共重合体、あるいはこれらのア
ルカリ金属塩もしくはアンモニウム塩、等が使用しうる
が、ポリビニルアルコールとの相溶性の点で、ポリ(メ
タ)アクリル酸、あるいは(メタ)アクリル酸と(メタ
)アクリル酸のエステルとの共重合体、が好ましく用い
られる。
上述のポリアクリル酸系水溶性高分子中の(メタ)アク
リル酸単位としては、少くとも5モルチ以上が好ましく
、10モルチ以上が更に好ましい。
リル酸単位としては、少くとも5モルチ以上が好ましく
、10モルチ以上が更に好ましい。
また重合度としては特に制限はないが、塗工性の点から
10万以下のものが好ましく、1万以下のものが更に好
ましく用いられる。
10万以下のものが好ましく、1万以下のものが更に好
ましく用いられる。
本発明により得られる液体吸収性シートの透明性に関し
ては、ジアゾコピー用原紙またはオーバーヘッドプロジ
ェクタ−用原紙として使用する場合、後記の測定方法に
よ請求められる透明度が、80チ以上が好ましく、特に
オーバーヘッドプロジェクタ−用原紙として使用する場
合、透明度95チ以上のものがとりわけ望ましい。
ては、ジアゾコピー用原紙またはオーバーヘッドプロジ
ェクタ−用原紙として使用する場合、後記の測定方法に
よ請求められる透明度が、80チ以上が好ましく、特に
オーバーヘッドプロジェクタ−用原紙として使用する場
合、透明度95チ以上のものがとりわけ望ましい。
また、本発明に使用される支持基体としては、透明性が
高く、水不溶性のシートであれば特に制限ハなく、ポリ
エステル、ポリスチレン、ポリ塩化ビニル、ポリメチル
メタクリレート、酢酸セルロース等の、透明な合成樹脂
シートや、透明性の高い紙等が使用し得るが、もちろん
、この様な支持基体を用いて得られた液体吸収性シート
の透明度が、前記の様に80%以上であることが必須で
ある以」二、これら支持基体の透明度も轟然80%以上
でなければならないし、透明度は高ければ高い程望まし
い。
高く、水不溶性のシートであれば特に制限ハなく、ポリ
エステル、ポリスチレン、ポリ塩化ビニル、ポリメチル
メタクリレート、酢酸セルロース等の、透明な合成樹脂
シートや、透明性の高い紙等が使用し得るが、もちろん
、この様な支持基体を用いて得られた液体吸収性シート
の透明度が、前記の様に80%以上であることが必須で
ある以」二、これら支持基体の透明度も轟然80%以上
でなければならないし、透明度は高ければ高い程望まし
い。
また、本発明により得られる液体吸収性シートは、特に
インクジェット記録用の水溶硅インクの吸収速度に優れ
たものである。本発明の液体吸収性シー)K使用される
液体としては、一般に、水ト、エチレングリコール、グ
リセリン、ジエチレングリコール等のグリコール類との
混合液体が挙げられ、前者/後者の重量比率が、10/
9o〜90イ0、好ましくは15/85〜80/2oの
ものが使用され得る。
インクジェット記録用の水溶硅インクの吸収速度に優れ
たものである。本発明の液体吸収性シー)K使用される
液体としては、一般に、水ト、エチレングリコール、グ
リセリン、ジエチレングリコール等のグリコール類との
混合液体が挙げられ、前者/後者の重量比率が、10/
9o〜90イ0、好ましくは15/85〜80/2oの
ものが使用され得る。
本発明の、ポリビニルアルコールおよびポリアクリル酸
系水溶性高分子とを含有する液体吸収性被覆層は、目的
に応じて少量の界面活性剤あるいは透明性を低下させな
い程度の少量の顔料を含有せしめることも、何らさしつ
かえない。
系水溶性高分子とを含有する液体吸収性被覆層は、目的
に応じて少量の界面活性剤あるいは透明性を低下させな
い程度の少量の顔料を含有せしめることも、何らさしつ
かえない。
本発明の、ポリビニルアルコールおよびポリアクリル酸
系水溶性高分子とを含有する液体吸収性被覆層を形成さ
せる方法としては、例えば、エアナイフコーター1.ロ
ールコータ−、バーコーター、等の通常のコーティング
方法が使用し得る。
系水溶性高分子とを含有する液体吸収性被覆層を形成さ
せる方法としては、例えば、エアナイフコーター1.ロ
ールコータ−、バーコーター、等の通常のコーティング
方法が使用し得る。
被覆層の厚み店しては、特に制限はないが、通常、乾燥
後の厚みが0.5〜100μ、好ましくは1〜50μが
採用される。
後の厚みが0.5〜100μ、好ましくは1〜50μが
採用される。
以下に実施例を挙げて本発明を更に詳しく説明するが1
本発明はこれによって限定されるものではない。尚実施
例中、特にことわりのないかぎり、「チ」及び「部」は
重量基準を表わす〇なか以下に実施例中の諸物性値の測
定方法を示す。
本発明はこれによって限定されるものではない。尚実施
例中、特にことわりのないかぎり、「チ」及び「部」は
重量基準を表わす〇なか以下に実施例中の諸物性値の測
定方法を示す。
支持基体上にフェノールフタレンのアセトン溶液を塗布
し乾燥後、この上に液体吸収性被覆層を設け、その表面
に水酸化す)IJウムを溶解した水/グリセリンの混合
溶液1μlを滴下し、水酸化ナトリウムとフェノールフ
タレンとの反応によって赤色に発色するまでの時間(S
oc)を測定した。時間(See)が短いほど吸収速度
大である。
し乾燥後、この上に液体吸収性被覆層を設け、その表面
に水酸化す)IJウムを溶解した水/グリセリンの混合
溶液1μlを滴下し、水酸化ナトリウムとフェノールフ
タレンとの反応によって赤色に発色するまでの時間(S
oc)を測定した。時間(See)が短いほど吸収速度
大である。
(2) インク吸収速度
液体吸収性シート表面にインクジェット用水性インクの
インク滴0.5μlを表面に付着させた後、その上を戸
紙でこすっても戸紙にインクが付着しなくなるまでの時
間(気)を測定した。時間(気)が短いほどインク吸収
速度大である。
インク滴0.5μlを表面に付着させた後、その上を戸
紙でこすっても戸紙にインクが付着しなくなるまでの時
間(気)を測定した。時間(気)が短いほどインク吸収
速度大である。
(3)透明度
液体吸収性シートの可視光線透過率(チ)を、500n
mの波長の可視光線を用いて分光光度計で測定した。こ
の透過率をもって透明度とする。透過率が大である程、
透明性が高いことを示す。
mの波長の可視光線を用いて分光光度計で測定した。こ
の透過率をもって透明度とする。透過率が大である程、
透明性が高いことを示す。
実施例1〜3
厚さ100μ、透明度99.8%のポリエステルシート
上に、フェノールフタレインのアセトン溶液を塗布し、
乾燥したシートの上に、ケン化度88モルチ、重合度1
750のポリビニルアルコールと、下記の如きポリアク
リル酸系水溶性高分子との等景況合物の10チ水溶液を
塗布し乾燥して、乾燥厚み5μの液体吸収性被覆層を有
するポリエステルシートを得た。このシートの液体吸収
速度、透明度を第1表に示す。
上に、フェノールフタレインのアセトン溶液を塗布し、
乾燥したシートの上に、ケン化度88モルチ、重合度1
750のポリビニルアルコールと、下記の如きポリアク
リル酸系水溶性高分子との等景況合物の10チ水溶液を
塗布し乾燥して、乾燥厚み5μの液体吸収性被覆層を有
するポリエステルシートを得た。このシートの液体吸収
速度、透明度を第1表に示す。
ポリアクリル酸系水溶性高分子
実施例1:重合度2000のポリアクリル酸。
実施例2ニアクリル酸単位を10モルチ含有する、アク
リル酸とアクリル酸エチル、 およびアクリル酸ブチルとの、重合 度約1000の共重合体。
リル酸とアクリル酸エチル、 およびアクリル酸ブチルとの、重合 度約1000の共重合体。
実施例3ニアクリル酸単位を50モルチ含有する、アク
リル酸とアクリルアミドと 第 1 表 第1表より明らかな様K、本発明により得られる、液体
吸収性シートは、水と、グリセリン、ジエチレングリコ
ール等との、グリコール類との混合液体の吸収速度が極
めて早く、かつ透明度に関しても95.0%以上を有す
る、極めて透明性の良好な液体吸収性シートである。
リル酸とアクリルアミドと 第 1 表 第1表より明らかな様K、本発明により得られる、液体
吸収性シートは、水と、グリセリン、ジエチレングリコ
ール等との、グリコール類との混合液体の吸収速度が極
めて早く、かつ透明度に関しても95.0%以上を有す
る、極めて透明性の良好な液体吸収性シートである。
比較例1
実施例1で用いられた厚さ100μ、透明度tpq、s
fyのポリエステルシート上に、フェノールフタレイン
のアセトン溶液を塗布し、乾燥したシートの上に1重合
度1750、ケン化度88モル−〇ポリビニルアルコー
ルの10チ水溶液を、乾燥厚み5μとなる様に塗布し、
乾燥した。
fyのポリエステルシート上に、フェノールフタレイン
のアセトン溶液を塗布し、乾燥したシートの上に1重合
度1750、ケン化度88モル−〇ポリビニルアルコー
ルの10チ水溶液を、乾燥厚み5μとなる様に塗布し、
乾燥した。
得られたシートの液体吸収速度、透明度の測定結果を第
1表に合わせて記すが、透明性は良好なものの、液体吸
収速度が極めて遅く、実用性に乏しいものであった。
1表に合わせて記すが、透明性は良好なものの、液体吸
収速度が極めて遅く、実用性に乏しいものであった。
比較例2
実施例1で用いられた厚さ100μ、透明度99.8%
のポリエステルシート上に、フェノールフタレインのア
セトン溶液を塗布し、乾燥したシートの上に、合成シリ
カ70部、コロイダルシリカ(屈折率1.4.6 )
30部、ポリビニルアルコール(重合度550、ケン化
度98.5モル%)15部、水460部よりなる塗液を
、乾燥厚み5μとなる様に塗布し乾燥した。
のポリエステルシート上に、フェノールフタレインのア
セトン溶液を塗布し、乾燥したシートの上に、合成シリ
カ70部、コロイダルシリカ(屈折率1.4.6 )
30部、ポリビニルアルコール(重合度550、ケン化
度98.5モル%)15部、水460部よりなる塗液を
、乾燥厚み5μとなる様に塗布し乾燥した。
得られたシートの液体吸収速度、透明度を第1表に合わ
せて記す。液体吸収速度はかなり良好なものの、透明度
が70チと極めて低く、ジアゾコピー用またはオーバー
ヘッドプロジェクタ−用原紙としては不適であった。
せて記す。液体吸収速度はかなり良好なものの、透明度
が70チと極めて低く、ジアゾコピー用またはオーバー
ヘッドプロジェクタ−用原紙としては不適であった。
比較例6
実施例1で用いられた厚さ100μ、透明度9968%
のポリエステルシート上に、フェノールフタレインのア
セトン溶液を塗布し、乾燥したシートの上に1重合度2
000のポリアクリル酸の10チ水溶液を、乾燥厚み5
μとなる様に塗布し、乾燥したが、得られたシートの被
覆層が、吸湿により極めて粘着性となり、シートを積層
した時、他のシートに接着してしまうという不都合を生
じた。
のポリエステルシート上に、フェノールフタレインのア
セトン溶液を塗布し、乾燥したシートの上に1重合度2
000のポリアクリル酸の10チ水溶液を、乾燥厚み5
μとなる様に塗布し、乾燥したが、得られたシートの被
覆層が、吸湿により極めて粘着性となり、シートを積層
した時、他のシートに接着してしまうという不都合を生
じた。
実施例4〜6
厚さ100μ、透明度99.69bのポリエステルシー
ト上に、ケン化度80モルチ1重合度2000のポリビ
ニルアルコール100部と、下記の如きポリアクリル酸
系水溶性高分子200部との混合物の10チ水溶液を塗
布、乾燥して、乾燥厚み5μの液体吸収性被覆層を有す
るポリエステルシートを得た。このシートのインク吸収
速度、透明度を第2表に示す。
ト上に、ケン化度80モルチ1重合度2000のポリビ
ニルアルコール100部と、下記の如きポリアクリル酸
系水溶性高分子200部との混合物の10チ水溶液を塗
布、乾燥して、乾燥厚み5μの液体吸収性被覆層を有す
るポリエステルシートを得た。このシートのインク吸収
速度、透明度を第2表に示す。
ポリアクリル酸系水溶性高分子
実施例4:実施例1で用いた、重合度200Oの実施例
5:実施例2で用いた、アクリル′酸単位を10モルチ
含有する、アクリル酸 とアクリル酸エチル、およびアクリ ル酸ブチルとの、重合度約1000の 共重合体。
5:実施例2で用いた、アクリル′酸単位を10モルチ
含有する、アクリル酸 とアクリル酸エチル、およびアクリ ル酸ブチルとの、重合度約1000の 共重合体。
実施例6:実施例3で用いた、アクリル酸単位を30モ
ルチ含有する、アクリル酸 とアクリルアミドとの重合度3000 の共1重合体。
ルチ含有する、アクリル酸 とアクリルアミドとの重合度3000 の共1重合体。
第 2 表
第2表よシ明らかな様に、本発明により得られる、液体
吸収性シートは、インクジェット記録用度に関しても9
5.0%以上を有する、極めて透明性の良好な液体吸収
性シートであり、ジアゾコピー用原紙またはオーバーヘ
ッドプロジェクタ−用原紙として非常に優れたものであ
る。
吸収性シートは、インクジェット記録用度に関しても9
5.0%以上を有する、極めて透明性の良好な液体吸収
性シートであり、ジアゾコピー用原紙またはオーバーヘ
ッドプロジェクタ−用原紙として非常に優れたものであ
る。
比較例4
厚さ100μ、透明度99.8%のポリエステルシート
上に、合成シリカ70部、コロイダルシリカ(屈折率1
.46)30部、ポリビニルアルコール(重合度550
.ケン化度98.5モル%)15部、水460部よりな
る塗液を、乾燥厚み5μとなるように塗布し乾燥した。
上に、合成シリカ70部、コロイダルシリカ(屈折率1
.46)30部、ポリビニルアルコール(重合度550
.ケン化度98.5モル%)15部、水460部よりな
る塗液を、乾燥厚み5μとなるように塗布し乾燥した。
得られたシートのインク吸収速度と、透明度を第2表に
合わせて記すが、透明度が70%と、極めて低いものし
か得られなかった。
合わせて記すが、透明度が70%と、極めて低いものし
か得られなかった。
比較例5
厚さ100μ、透明度99.8%のポリエステルシート
上K、メチルビニルエーテルと無水マレイン酸との共重
合体のメタノール溶液を乾燥厚みが5μとなる様に塗布
し、乾燥後、さらにその上にセルロースアセテート/ブ
チレートのメチルエチルケトン溶液を乾燥厚みが2μと
なる様に塗布し乾燥してシートを得た。
上K、メチルビニルエーテルと無水マレイン酸との共重
合体のメタノール溶液を乾燥厚みが5μとなる様に塗布
し、乾燥後、さらにその上にセルロースアセテート/ブ
チレートのメチルエチルケトン溶液を乾燥厚みが2μと
なる様に塗布し乾燥してシートを得た。
このシートのインク吸収速度、透明度を第2表に合わせ
て記すが、明らかにインク吸収速度が極めて遅く実用的
でない。
て記すが、明らかにインク吸収速度が極めて遅く実用的
でない。
特許出願人 株式会社り ラ し
代理人 弁理士重要 堅
Claims (8)
- (1)支持基体表面に、ポリビニルアルコールおよびポ
リアクリル酸系水溶性高分子とを含有する被覆層を有す
ることを特徴とする液体吸収性のシー ト。 - (2)ポリアクリル酸系水溶性高分子が、ポリ(メタ)
アクリル酸である特許請求の範囲第1項記載の液体吸収
性のシート。 - (3)ポリアクリル酸系水溶性高分子が(メタ)アクリ
ル酸と(メタ)アクリル酸エステルとの共重合体である
特許請求の範囲第1項記載の液体吸収性のシート。 - (4)ポリビニルアルコールとポリアクリル酸系水溶性
高分子との混合比率が、重量基準で、前者/後者−1/
9〜9/1である特許請求の範囲第1項記載の液体吸収
性のシート。 - (5)ポリビニルアルコールとポリアクリル酸系水溶性
高分子との混合比率が、重量基準で、前者/後者=37
7〜7/6である特許請求の範囲第1項記載の液体吸収
性のシート。 - (6)液体吸収性シートが、インクジェット記録用液体
吸収性シートである特許請求の範囲第1項記載の液体吸
収性のシート。 - (7)透明度が80−以上である特許請求の範囲第1項
記載の液体吸収性のシート。 - (8)透明度が9気チ以上である特許請求の範囲第1項
記載の液体吸収性のり一ト。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2671284A JPH0227941B2 (ja) | 1984-02-14 | 1984-02-14 | Ekitaikyushuseinoshiito |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2671284A JPH0227941B2 (ja) | 1984-02-14 | 1984-02-14 | Ekitaikyushuseinoshiito |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60168651A true JPS60168651A (ja) | 1985-09-02 |
JPH0227941B2 JPH0227941B2 (ja) | 1990-06-20 |
Family
ID=12200967
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2671284A Expired - Lifetime JPH0227941B2 (ja) | 1984-02-14 | 1984-02-14 | Ekitaikyushuseinoshiito |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0227941B2 (ja) |
Cited By (11)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61102286A (ja) * | 1984-10-25 | 1986-05-20 | Jujo Paper Co Ltd | 水性インク記録用シ−ト |
JPS62242578A (ja) * | 1986-04-16 | 1987-10-23 | Oji Paper Co Ltd | 透明なインクジェット記録用シ−ト |
JPH0230581A (ja) * | 1988-07-21 | 1990-01-31 | Somar Corp | 記録用のフィルム |
JPH06316146A (ja) * | 1990-03-02 | 1994-11-15 | Xerox Corp | 透明体 |
JPH1072561A (ja) * | 1996-06-11 | 1998-03-17 | Seiko Epson Corp | インクジェット記録用インクおよびそれを用いた画像形成方法 |
WO1998055328A1 (en) * | 1997-06-03 | 1998-12-10 | Ppg Industries Ohio, Inc. | Coating composition and printing medium |
US6437017B1 (en) | 1997-09-27 | 2002-08-20 | Tdk Corporation | Coating composition and optical recording medium |
KR100320769B1 (ko) * | 1994-12-28 | 2002-11-22 | 주식회사 코오롱 | 잉크젯프린터인쇄용투명필름의코팅조성물 |
US8517528B2 (en) | 2007-08-30 | 2013-08-27 | Seiko Epson Corporation | Ink jet recording method for recording pattern layer and white overlaying layer on longitudinal sheet |
US8668309B2 (en) | 2009-12-15 | 2014-03-11 | Seiko Epson Corporation | Fluid ejecting apparatus and fluid ejecting method |
EP2845744A2 (en) | 2013-08-09 | 2015-03-11 | Canon Finetech Inc. | Recording medium, recorded matter, and methods of manufacturing the medium and the matter |
-
1984
- 1984-02-14 JP JP2671284A patent/JPH0227941B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (20)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61102286A (ja) * | 1984-10-25 | 1986-05-20 | Jujo Paper Co Ltd | 水性インク記録用シ−ト |
JPS62242578A (ja) * | 1986-04-16 | 1987-10-23 | Oji Paper Co Ltd | 透明なインクジェット記録用シ−ト |
JPH0473710B2 (ja) * | 1986-04-16 | 1992-11-24 | ||
JPH0230581A (ja) * | 1988-07-21 | 1990-01-31 | Somar Corp | 記録用のフィルム |
JPH0588678B2 (ja) * | 1988-07-21 | 1993-12-24 | Somar Corp | |
JPH06316146A (ja) * | 1990-03-02 | 1994-11-15 | Xerox Corp | 透明体 |
KR100320769B1 (ko) * | 1994-12-28 | 2002-11-22 | 주식회사 코오롱 | 잉크젯프린터인쇄용투명필름의코팅조성물 |
JPH1072561A (ja) * | 1996-06-11 | 1998-03-17 | Seiko Epson Corp | インクジェット記録用インクおよびそれを用いた画像形成方法 |
WO1998055328A1 (en) * | 1997-06-03 | 1998-12-10 | Ppg Industries Ohio, Inc. | Coating composition and printing medium |
USRE40087E1 (en) | 1997-09-27 | 2008-02-19 | Tdk Corporation | Coating composition and optical recording medium |
US6437017B1 (en) | 1997-09-27 | 2002-08-20 | Tdk Corporation | Coating composition and optical recording medium |
US8517528B2 (en) | 2007-08-30 | 2013-08-27 | Seiko Epson Corporation | Ink jet recording method for recording pattern layer and white overlaying layer on longitudinal sheet |
US8702222B2 (en) | 2007-08-30 | 2014-04-22 | Seiko Epson Corporation | Ink jet recording method for recording pattern layer and white overlaying layer on longitudinal sheet |
US8721062B2 (en) | 2007-08-30 | 2014-05-13 | Seiko Epson Corporation | Ink jet recording method for recording pattern layer and white overlaying layer on longitudinal sheet |
USRE47981E1 (en) | 2007-08-30 | 2020-05-12 | Seiko Epson Corporation | Ink jet recording method for recording pattern layer and white overlaying layer on longitudinal sheet |
USRE49081E1 (en) | 2007-08-30 | 2022-05-24 | Seiko Epson Corporation | Ink jet recording method for recording pattern layer and white overlaying layer on longitudinal sheet |
US8668309B2 (en) | 2009-12-15 | 2014-03-11 | Seiko Epson Corporation | Fluid ejecting apparatus and fluid ejecting method |
EP2845744A2 (en) | 2013-08-09 | 2015-03-11 | Canon Finetech Inc. | Recording medium, recorded matter, and methods of manufacturing the medium and the matter |
US9789677B2 (en) | 2013-08-09 | 2017-10-17 | Canon Finetech Nisca Inc. | Recording medium, recorded matter, and methods of manufacturing the medium and the matter |
US10576724B2 (en) | 2013-08-09 | 2020-03-03 | Canon Finetech Nisca Inc. | Recording medium, recorded matter, and methods of manufacturing the medium and the matter |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0227941B2 (ja) | 1990-06-20 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPH04288367A (ja) | 液体吸収性透明材料 | |
JPH02289375A (ja) | 改良画像形成法 | |
JPS60214989A (ja) | インキ印刷可能シート,その製法,およびそれを含む画像付き透明体 | |
JPS62138280A (ja) | 被記録材 | |
JPS60168651A (ja) | 液体吸収性のシ−ト | |
KR19980703021A (ko) | 다층, 연질 트렌스퍼 테이프, 이의 제조 방법 및 핸드 기구 내 이의 용도 | |
US4500598A (en) | Drafting film | |
JPS60171143A (ja) | 液体吸収性シ−ト | |
JPH01241487A (ja) | 水性インク記録用被記録材 | |
JPH09175001A (ja) | インクジェット用記録媒体 | |
JPH07133394A (ja) | エマルション組成物 | |
JPH11235866A (ja) | インクジェット用被記録材及びその製造方法 | |
JP3277365B2 (ja) | 放射線硬化性インキ及びこれを用いた印刷物 | |
JP3094699B2 (ja) | インクジェット記録用シートの製造方法 | |
JPH01280580A (ja) | 被記録材 | |
JP2000247014A (ja) | 水性インク用記録材 | |
JPH107828A (ja) | 記録シート | |
JPH0523597B2 (ja) | ||
JP2579233B2 (ja) | 記録媒体 | |
KR0178064B1 (ko) | 기록용 필름 | |
JP4018811B2 (ja) | 水性インク用記録材 | |
JP3330549B2 (ja) | 水性インク用記録材 | |
JP3197286B2 (ja) | 記録媒体用塗工液および記録媒体 | |
JPH0533150B2 (ja) | ||
JPS623413B2 (ja) |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
EXPY | Cancellation because of completion of term |