JPS6016729Y2 - 自動２輪車のエンジン冷却装置 - Google Patents
自動２輪車のエンジン冷却装置Info
- Publication number
- JPS6016729Y2 JPS6016729Y2 JP5914977U JP5914977U JPS6016729Y2 JP S6016729 Y2 JPS6016729 Y2 JP S6016729Y2 JP 5914977 U JP5914977 U JP 5914977U JP 5914977 U JP5914977 U JP 5914977U JP S6016729 Y2 JPS6016729 Y2 JP S6016729Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- radiator
- engine
- reserve tank
- cooling system
- tank
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Automatic Cycles, And Cycles In General (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
従来液冷式エンジンの搭載した自動２輪車に於ては、一
般にラジェータのリザーブタンクはラジェータのアッパ
ータンクよりかなり離れた場所、例えば燃料タンクの下
側等に配置されている。
般にラジェータのリザーブタンクはラジェータのアッパ
ータンクよりかなり離れた場所、例えば燃料タンクの下
側等に配置されている。
そのため車体側にリザーブタンク装着用のスペースと取
付ブラケットを準備する必要があり、神器その他の部品
のレイアウト上特別な配慮が必要となり、構造が複雑に
なる欠点があった。
付ブラケットを準備する必要があり、神器その他の部品
のレイアウト上特別な配慮が必要となり、構造が複雑に
なる欠点があった。
又フレームヘッドパイプから後下りに下降しているロワ
ーパイプの前側にエンジン冷却用のラジェータを配置す
ると、ラジェータ前方に前輪やフェンダ−があるため走
行風がラジェータへ集りに＜＜、その対策としてラジェ
ータの左右幅を増すとラジェータが嵩張り高価になる。
ーパイプの前側にエンジン冷却用のラジェータを配置す
ると、ラジェータ前方に前輪やフェンダ−があるため走
行風がラジェータへ集りに＜＜、その対策としてラジェ
ータの左右幅を増すとラジェータが嵩張り高価になる。
ラジェータに導風板を設けると、走行風を集めることは
できるが、高速走行区に導風板が振動しやすく、その対
策として剛性を上げると重量が増し、コスト高になる。
できるが、高速走行区に導風板が振動しやすく、その対
策として剛性を上げると重量が増し、コスト高になる。
本考案はフレームヘッドパイプから後下りに下降してい
るロワーパイプの前側に、ラジェータが装着されている
自動２輪車に於て、ラジェータの左右両側縁に縦形のリ
ザーブタンクを取付け、リザーブタンクをラジェータへ
の導風板にしようとするもので、図面に関連して説明す
ると次の通りである。
るロワーパイプの前側に、ラジェータが装着されている
自動２輪車に於て、ラジェータの左右両側縁に縦形のリ
ザーブタンクを取付け、リザーブタンクをラジェータへ
の導風板にしようとするもので、図面に関連して説明す
ると次の通りである。
第１図に於て１はフレームヘッドパイプ、２はヘッドパ
イプ１から斜め後方に下降しているロワーパイプ、３，
４はそれぞれアッパータンク、５はロワーパイプ２の後
側（図の右側）に配置した液冷式エンジン、６はロワー
パイプ２の前側に配置したエンジン冷却用のラジェータ
、７，８は冷却液パイプで、パイプ７はエンジン５のシ
リンダヘッド内部の冷却用ジャケットとラジェータ６の
アッパータンク９を接続し、パイプ８はラジェータ６の
ロワータンク１０とエンジン５のシリンダブロック内の
冷却用ジャケットを接続している。
イプ１から斜め後方に下降しているロワーパイプ、３，
４はそれぞれアッパータンク、５はロワーパイプ２の後
側（図の右側）に配置した液冷式エンジン、６はロワー
パイプ２の前側に配置したエンジン冷却用のラジェータ
、７，８は冷却液パイプで、パイプ７はエンジン５のシ
リンダヘッド内部の冷却用ジャケットとラジェータ６の
アッパータンク９を接続し、パイプ８はラジェータ６の
ロワータンク１０とエンジン５のシリンダブロック内の
冷却用ジャケットを接続している。
１５は燃料タンク、２２は前輪、２３はフェンダ−であ
る。
る。
第１図をＰ方向に見た実施例を示す第２図に於て、ラジ
ェータ６の左右両側縁に縦形のリザーブタンク１１が配
置され、リザーブタンク１１の下端部は断熱材１７を介
してボルト１９によりロワータンク１０に締着され、上
端の連結片１８は同様に断熱材を介してボルト１９によ
りアッパータンク９に締着されている。
ェータ６の左右両側縁に縦形のリザーブタンク１１が配
置され、リザーブタンク１１の下端部は断熱材１７を介
してボルト１９によりロワータンク１０に締着され、上
端の連結片１８は同様に断熱材を介してボルト１９によ
りアッパータンク９に締着されている。
リザーブタンク１１は第２図の如くラジェータ６の左右
両側縁を覆い、これによりラジェータ全体の輪郭が滑ら
かに形成されている。
両側縁を覆い、これによりラジェータ全体の輪郭が滑ら
かに形成されている。
２０は両タンク９，１１を接続するジヨイントパイプ、
２１は従来の密閉式ラジェータに採用されているものと
同様の圧力弁で、アッパータンク９内の圧力が所定値以
上に達すると矢印Ａ方向の流通が開始する。
２１は従来の密閉式ラジェータに採用されているものと
同様の圧力弁で、アッパータンク９内の圧力が所定値以
上に達すると矢印Ａ方向の流通が開始する。
第２図の■−■断面を示す第３図で明らかなように、左
右両側のリザーブタンク１１の前面２４は、互に前方に
ゆくにつれてＶ形に離れるように傾斜しており、走行風
は矢印で示す如く傾斜前面２４に案内されてラジェータ
６へ滑らかに集まる。
右両側のリザーブタンク１１の前面２４は、互に前方に
ゆくにつれてＶ形に離れるように傾斜しており、走行風
は矢印で示す如く傾斜前面２４に案内されてラジェータ
６へ滑らかに集まる。
以上説明したように本考案は、フレームヘッドパイプ１
から後下りに下降しているロワーパイプ２の後側にエン
ジン５を、又前側にエンジン冷却用のラジェータ６をそ
れぞれ配置した自動２輪車に於て、ラジェータ６にその
左右両側縁に概ね沿う縦形のリザーブタンク１１をラジ
ェータ６より前方へ突出状に取付けると共に、両リザー
ブタンク１１の前面を互に前方にゆくにつれてｖ形に離
すことにより走行風をラジェータ６へ集めるようにした
ことを特徴としている。
から後下りに下降しているロワーパイプ２の後側にエン
ジン５を、又前側にエンジン冷却用のラジェータ６をそ
れぞれ配置した自動２輪車に於て、ラジェータ６にその
左右両側縁に概ね沿う縦形のリザーブタンク１１をラジ
ェータ６より前方へ突出状に取付けると共に、両リザー
ブタンク１１の前面を互に前方にゆくにつれてｖ形に離
すことにより走行風をラジェータ６へ集めるようにした
ことを特徴としている。
本考案によると、ラジェータ６の前方に前輪２２やフェ
ンダ−２３があるにもかかわらず、走行風を多量にラジ
ェータ６へ集めることができ、ラジェータ６を比較的小
形にしてもエンジン５を充分冷却できるようになる。
ンダ−２３があるにもかかわらず、走行風を多量にラジ
ェータ６へ集めることができ、ラジェータ６を比較的小
形にしてもエンジン５を充分冷却できるようになる。
またリザーブタンク１１の傾斜前面２４はボックス断面
のリザーブタンク１１の一部として形成されるため剛性
が高く、高速走行中にも振動する恐れがなく、しかもリ
ザーブタンク１１に対し多量の走行風を当てることがで
きるため、リザーブタンク１１に対する冷却効果も高ま
る。
のリザーブタンク１１の一部として形成されるため剛性
が高く、高速走行中にも振動する恐れがなく、しかもリ
ザーブタンク１１に対し多量の走行風を当てることがで
きるため、リザーブタンク１１に対する冷却効果も高ま
る。
またリザーブタンク１１がラジェータ６の左右両側縁を
補強することになり、転倒時等にラジェータ６の破損を
防ぐばかりでなく、ドライバーに対する安全部材の役割
も果す。
補強することになり、転倒時等にラジェータ６の破損を
防ぐばかりでなく、ドライバーに対する安全部材の役割
も果す。
更に本考案によると、ラジェータ６から離れた車体部分
にリザーブタンクを別に配置する必要はなくなり、車体
構造が極めて簡単になる。
にリザーブタンクを別に配置する必要はなくなり、車体
構造が極めて簡単になる。
即ち車体側にリザーブタンク装置用のスペースやブラケ
ットを準備する必要がなくなるため、燃料タンク１５の
容積を増すことができ、エンジン５の神器やその他の部
品のレイアウトが容易になる利点がある。
ットを準備する必要がなくなるため、燃料タンク１５の
容積を増すことができ、エンジン５の神器やその他の部
品のレイアウトが容易になる利点がある。
第１図は本考案を適用した自動２輪車の左側面図、第２
図は第１図のＰ矢視図、第３図は第２図の■−■断面図
である。 １・・・・・・フレームヘッドパイプ、２・・・・・・
ロワーパイプ、５・・・・・・エンジン、６・・・・・
・ラジェータ、９・・・・・・アッパータンク、１１・
・・・・・リザーブタンク、１２・・・・・・リザーブ
タンクキャップ（注入口）、１７・・・・・・断熱材、
２４・・・・・・傾斜前面。
図は第１図のＰ矢視図、第３図は第２図の■−■断面図
である。 １・・・・・・フレームヘッドパイプ、２・・・・・・
ロワーパイプ、５・・・・・・エンジン、６・・・・・
・ラジェータ、９・・・・・・アッパータンク、１１・
・・・・・リザーブタンク、１２・・・・・・リザーブ
タンクキャップ（注入口）、１７・・・・・・断熱材、
２４・・・・・・傾斜前面。
Claims (1)
- フレームヘッドパイプから後下りに下降しているロワー
パイプの後側にエンジンを、又前側にエンジン冷却用の
ラジェータをそれぞれ配置した自動２輪車に於て、ラジ
ェータにその左右両側縁に概ね沿う縦形のリザーブタン
クをラジェータより前方へ突出状に取付けると共に、両
リザーブタンクの前面を互に前方にゆくにつれてＶ形に
離すことにより走行風をラジェータへ集めるようにした
ことを特徴とする自動２輪車のエンジン冷却装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5914977U JPS6016729Y2 (ja) | 1977-05-09 | 1977-05-09 | 自動２輪車のエンジン冷却装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5914977U JPS6016729Y2 (ja) | 1977-05-09 | 1977-05-09 | 自動２輪車のエンジン冷却装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS53153139U JPS53153139U (ja) | 1978-12-02 |
| JPS6016729Y2 true JPS6016729Y2 (ja) | 1985-05-24 |
Family
ID=28958600
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5914977U Expired JPS6016729Y2 (ja) | 1977-05-09 | 1977-05-09 | 自動２輪車のエンジン冷却装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6016729Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS568778A (en) * | 1979-07-05 | 1981-01-29 | Yamaha Motor Co Ltd | Rear stay for motorcycle |
| JPS5992369U (ja) * | 1982-12-15 | 1984-06-22 | スズキ株式会社 | オ−トバイ用エンジンのラジエタ− |
-
1977
- 1977-05-09 JP JP5914977U patent/JPS6016729Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS53153139U (ja) | 1978-12-02 |
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