JPH0547697Y2 - - Google Patents

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JPH0547697Y2
JPH0547697Y2 JP5030087U JP5030087U JPH0547697Y2 JP H0547697 Y2 JPH0547697 Y2 JP H0547697Y2 JP 5030087 U JP5030087 U JP 5030087U JP 5030087 U JP5030087 U JP 5030087U JP H0547697 Y2 JPH0547697 Y2 JP H0547697Y2
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intercooler
cooler
duct
side frame
radiator
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は、例えば、過給機付きエンジンに用
いられるインタークーラ等のような自動車の冷却
機器配設構造に関する。
(従来技術) 従来、上述例の自動車の冷却機器配設構造とし
ては、例えば、実開昭60−231号公報に記載の構
造がある。
すなわち、エジンルーム内の中央にラジエータ
を横置状態に配設すると共に、上述のラジエータ
の左右にオイルクーラおよびインタークーラをそ
れぞれ横置状態に配設し、ラジエータ、オイルク
ーラ、インタークーラを車幅方向に略一直線上に
配置した冷却機器配設構造である。
しかし、上述の従来構造においては次のような
問題点があつた。
つまり、ターボチヤージヤによる加圧後の吸気
温度低下率を向上させるために、インタークーラ
の幅を広げて、該インタークーラの熱交換面積を
大きくしようとすれば、車幅との関係でラジエー
タの幅を小さくする必要があるので、ラジエータ
サイズが制約され、インタークーラの幅を充分に
設定することができない問題点を有していた。
(考案の目的) この考案は、ラジエータサイズに制約を受ける
ことなく、インタークーラ等のクーラの幅を充分
に設定することができ、しかもエンジンルーム内
のスペースを有効利用して上述のクーラを配設す
ることで、車幅方向のスペースをも小とすること
ができる自動車の冷却機器配設構造の提供を目的
とする。
(考案の構成) この考案は、エンジンルームのラジエータ外側
方で車体の前後方向に延びるフロントサイドフレ
ームの近傍において、空気の通過方向を車幅方向
に向けた縦置状態にクーラを配設し、該クーラを
上記フロントサイドフレームに支持すると共に、
一端が車体前部に設けられた外気導入口に連結さ
れ、他端が上記クーラに連結されたダクトを設け
た自動車の冷却機器配設構造であることを特徴と
する。
(考案の効果) この考案によれば、上述のクーラを縦置状態に
してフロントサイドフレームに支持させ、かつ外
気を上述のダクトを介してクーラに導入すべく構
成したので、クーラの熱交換面積を充分広く設定
しても、ラジエータサイズに制約を受けない効果
がある。
しかも、エンジンルーム内のスペースを有効利
用して上述のクーラを縦置状態に配設するので、
車両の車幅方向のスペースをも小とすることがで
きる効果がある。
(実施例) この考案の一実施例を以下図面に基づいて詳述
する。
図面は自動車の冷却機器配設構造を示し、第1
図乃至第4図において、フロントバンパ1後部の
エンジンルーム2内の略中央にはラジエータ3を
横置状態に配設している。
一方、上述のエンジンルーム2の側方で車体の
前後方向に延びるフロントサイドフレーム4は、
サイドフレームインナ5とサイドフレームアウタ
6とを接合して閉断面7を形成したもので、上述
のサイドフレームアウタ6の下端外面にはホイー
ルエプロン8を接合し、このホイールエプロン8
の上端部にはフロントフエンダ9を固定する一
方、下面にレインフオースメント10を有するボ
ンネツト11で上述のエンジンルーム2を開閉可
能に覆つている。
ところで、ターボチヤージヤ(図示せず)によ
る加圧後の吸気温度を低下させる中間冷却装置と
してのインタークーラ12は、アツパタンク13
と、コア14と、ロアタンク15とを備え、ロア
タンク15のポート16にターボチヤージヤのエ
アコンプレツサからの加圧後の吸入空気を導入す
るホース17を連結すると共に、上述のアツパタ
ンク13のポート18には約80℃に冷却されて充
填効率の向上を図つた吸入空気をスロツトルボデ
イ(図示せず)に導出するホース19を連結して
いる。
このインタークーラ12におけるコア14の空
気通過部分を車幅方向に向けて、インタークーラ
12を縦置状態に配設し、この状態で上述のアツ
パタンク13に接合したL字上のブラケツト20
を介して、同インタークーラ12を前述のフロン
トサイドフレーム4におけるサイドフレームイン
ナ5にボルト止め支持している。
そして、上述のインタークーラ12におけるコ
ア14の空気通過部分と、車体前部に設けられた
フロントバンパ3およびスカート21間の外気導
入口22との間には、合成樹脂製の冷却ダクト2
3を配設している。
この冷却ダクト23は第5図にも示す如く、イ
ンタークーラ12への取付座24と、ダクト本体
25とを一体形成した樹脂製ダクトで、上述のダ
クト本体25内には、走行風入口26と取付座2
4側の走行風出口27とを連通する第1通風路2
8を形成すると共に、仕切板29を介して第2通
風路30を形成し、この第2通風路30の走行風
入口31を前述の走行風入口26の横部に、また
走行風出口32を前車輪33のブレーキ装置34
側に向けてそれぞれ開口している。
この冷却ダクト23は取付座24に形成した長
孔35,35を利用して、ボルト・ナツト36,
36で前述のインタークーラ12に取付け、第1
通風路28をコア14の空気通過部分に連通させ
ている。
図示実施例は上記の如く構成するものにして、
以下作用を説明する。
エンジンを駆動すると、排気通路からの排気ガ
スでターボチヤージヤのタービンが回転し、この
回転がタービンシヤフトを介してコンプレツサに
伝達されるので、同コンプレツサの回転により正
規の量以上の空気がエンジンに供給される。
上述のコンプレツサからの加圧後の吸入空気は
第1図に矢印aで示すようにホース17を介して
インタークーラ12のロアタンク15に供給さ
れ、コア14、アツパタンク13、ホース19を
介して同図に矢印bで示すようにスロツトルボデ
イに供給される。
一方、車両の走行により車体前部の外気導入口
22から第1図の矢印c方向に供給される走行風
は、前述の冷却ダクト23の第1通風路28を矢
印d方向に流通した後に、インタークーラ12に
おけるコア14の空気通過部分を通つて第1図に
矢印eで示すように流通する。
このため、コア14内を流通する吸入空気は走
行風と熱交換して冷却され、吸入空気の充填効率
が向上する。
一方、車体前部の外気導入口22から第1図の
矢印f方向に供給される走行風は、冷却ダクト2
3の第2通風路30を矢印g方向に流通した後
に、同第2流通路30後端の走行風出口32から
ブレーキ装置34に向けて矢印h方向に吹出し、
制動時に摩擦により発生するブレーキ装置34の
加熱を防止する。
ところで、前述のインタークーラ12は縦置状
態に向けてフロントサイドフレーム4に支持さ
せ、かつ走行風を上述の冷却ダクト23を介して
インタークーラ12に導入すべく構成したので、
このインタークーラ12の熱交換面積を充分広く
設定しても、ラジエータ3のサイズには何等制約
を受けない効果がある。
しかも、エンジンルーム2内のスペースを有効
利用して、上述のインタークーラ12を縦置状態
に配設するので、車両の車幅方向のスペースをも
小とすることができる効果がある。
この考案の構成と、上述の実施例との対応にお
いて、 この考案のクーラは、実施例のインタークーラ
12に対応し、 以下同様に、 ダクトは、冷却ダクト23に対応し、 ダクト一端は、走行風入口26に対応し、 ダクト他端は、走行風出口27に対応するも、 この考案は、上述の実施例の構成のみに限定さ
れるものではなく、例えば、上述のクーラとして
は、インタークーラ12に変えて油温を低下させ
るオイルクーラであつてもよいことは云うまでも
ない。
【図面の簡単な説明】
図面はこの考案の一実施例を示し、第1図は自
動車の冷却機器配設構造を示す平面図、第2図は
冷却機器配設構造の側面図、第3図は第1図の
−線矢視断面図、第4図は冷却機器配設構造の
要部の斜視図、第5図は冷却ダクトの斜視図であ
る。 2……エンジンルーム、3……ラジエータ、4
……フロントサイドフレーム、12……インター
クーラ、22……外気導入口、23……冷却ダク
ト、26……走行風入口、27……走行風出口。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. エンジンルームのラジエータ外側方で車体の前
    後方向に延びるフロントサイドフレームの近傍に
    おいて、空気の通過方向を車幅方向に向けた縦置
    状態にクーラを配設し、該クーラを上記フロント
    サイドフレームに支持すると共に、一端が車体前
    部に設けられた外気導入口に連結され、他端が上
    記クーラに連結されたダクトを設けた自動車の冷
    却機器配設構造。
JP5030087U 1987-04-01 1987-04-01 Expired - Lifetime JPH0547697Y2 (ja)

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JP5030087U JPH0547697Y2 (ja) 1987-04-01 1987-04-01

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JP5030087U JPH0547697Y2 (ja) 1987-04-01 1987-04-01

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JPS63156819U JPS63156819U (ja) 1988-10-14
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Families Citing this family (4)

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JP4581625B2 (ja) * 2004-10-26 2010-11-17 日産自動車株式会社 車両用熱交換器の配置構造
JP5630331B2 (ja) * 2011-03-07 2014-11-26 トヨタ自動車株式会社 冷却風導入構造
KR101534928B1 (ko) * 2013-10-08 2015-07-07 현대자동차주식회사 전동식 슈퍼차저
KR102215763B1 (ko) 2017-03-14 2021-02-15 현대자동차주식회사 브레이크쿨링덕트의 구조

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