JPH06191293A - インタークーラー付車両の補機配設構造 - Google Patents

インタークーラー付車両の補機配設構造

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JPH06191293A
JPH06191293A JP34369292A JP34369292A JPH06191293A JP H06191293 A JPH06191293 A JP H06191293A JP 34369292 A JP34369292 A JP 34369292A JP 34369292 A JP34369292 A JP 34369292A JP H06191293 A JPH06191293 A JP H06191293A
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JP
Japan
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intercooler
radiator
transmission
traveling wind
vehicle
Prior art date
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Withdrawn
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JP34369292A
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English (en)
Inventor
Eisaku Ebisu
英策 胡子
Hidetsugu Oda
英嗣 小田
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Mazda Motor Corp
Original Assignee
Mazda Motor Corp
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Publication date
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  • Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 ボンネットの開口部からインタークーラーに
導入される走行風の通風性を改善し、インタークーラー
の冷却性を高める。 【構成】 エンジンルーム2内のラジエータ1後方に、
エンジン6とトランスミッション7とを横置きにかつ直
列に配置する。該トランスミッションの上方にインター
クーラー14を配置するとともに、ボンネット15に、
上記インタークーラーに走行風を導く開口部16を設け
る。上記インタークーラーの前方に、上記ラジエータを
通過した走行風がインタークーラー及びその直下に向か
って流れるのを防止する遮閉部20を設ける一方、車体
前後方向に見て該遮閉部と上記トランスミッションとの
間に、上記ラジエータを通過した走行風が通過する空間
部21を設ける。上記遮閉部は、例えばラジエータ用サ
ブタンク13とエアクリーナ12と配管18とで構成す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、横置きエンジンタイプ
の車両におけるエンジンルーム内に装備される補機の配
設構造に関し、特に過給機に付随して設けられるインタ
ークーラー周辺の構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、横置きエンジンタイプの車両
として、例えば特開平3−28025号公報に開示され
るように、エンジンルーム内のラジエータ後方に、エン
ジンをを横置きに配置するとともに、該エンジンの軸線
方向にトランスミッションを直列に配置したものは知ら
れている。尚、上記例示の公報には、エンジンとトラン
スミッションとを共に横置きにかつ互いに並列に配置す
る別の横置きエンジンタイプのものも開示されており、
またエンジンとトランスミッションと補機とでラジエー
タを通過した走行風の流れを制御することも開示されて
いる。
【0003】一方、近年、多くの車両においては、過給
機が装備されており、また該過給機に付随して吸気を冷
却するためのインタークーラーも装備されることがあ
る。このインタークーラーを、上述したエンジンとトラ
ンスミッションとが横置きでかつ直列に配置されるタイ
プの車両に装備する場合には、ボンネット高さを低くす
る観点から、上下寸法が比較的小さいトランスミッショ
ンの上方にインタークーラーを配置することが一般的で
ある。また、上記インタークーラーを冷却するために、
例えば実開平2−10120号公報に開示されるよう
に、ボンネットに、インタークーラー上方に走行風を導
く開口部を設けることも知られている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、ラジエータ
を通過した走行風がインタークーラー下方へ流れる場合
には、その走行風と上記開口部から導入される走行風と
の流速が略等しいことから、インタークーラー上下にお
ける圧力差が殆どなくなり、上記開口部からは走行風が
導入されなくなる。そして、ラジエータを通過した走行
風は、ラジエータで既に加熱されているため、開口部か
ら導入される走行風に比べてインタークーラーを充分に
冷却することができないという問題がある。
【0005】本発明はかかる点に鑑みてなされたもので
あり、その目的とするところは、ラジエータを通過した
走行風のインタークーラー周辺での流れを適切に制御す
ることにより、ボンネットの開口部からインタークーラ
ーに導入される走行風の通風性を改善し、インタークー
ラーの冷却性を高め得るインタークーラー付車両の補機
配設構造を提供せんとするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1記載の発明は、インタークーラー付車両の
補機配設構造として、エンジンルーム内のラジエータ後
方に、エンジンとトランスミッションとがそれらの軸線
方向を車幅方向に向けた横置きでかつ直列に配置され、
該トランスミッションの上方にインタークーラーが配置
されているとともに、ボンネットに、上記インタークー
ラーに走行風を導く開口部が設けられていることを前提
とする。そして、上記インタークーラーの前方に、上記
ラジエータを通過した走行風がインタークーラー及びそ
の直下に向かって流れるのを防止する遮閉部を設ける一
方、車体前後方向に見て該遮閉部と上記トランスミッシ
ョンとの間に、上記ラジエータを通過した走行風が通過
する空間部を設ける構成とする。
【0007】請求項2記載の発明は、請求項1記載の発
明に従属し、その一つの構成要素である遮閉部を、ラジ
エータ用サブタンクとエアクリーナと配管とで構成する
ものである。
【0008】
【作用】上記の構成により、請求項1記載の発明では、
ラジエータを通過した走行風がインタークーラー及びそ
の直下に向かって流れることが遮閉部によって防止され
るため、インタークーラー直下の圧力は、ボンネットの
開口部から走行風が導入されるインタークーラー上方の
圧力よりも低くなり、ボンネットの開口部から導入され
た走行風がインタークーラーを通過してその直下に流れ
る。そして、この走行風は、ラジエータから上記遮閉部
とトランスミッションとの間の空間部を通って流れる走
行風と合流し、トランスミッションの後方へ流れる。こ
れにより、ボンネットの開口部からインタークーラーに
導入される走行風の通風性が良好なものとなり、インタ
ークーラーが充分に冷却される。
【0009】請求項2記載の発明では、遮閉専用の部品
を必要とせず、その分エンジンルーム内のコンパクト化
に寄与することができ、また上記サブタンク及びエアク
リーナに走行風を積極的に当ててこれらの補機を冷却す
ることもできる。
【0010】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。
【0011】図1〜図3は本発明の一実施例に係わる補
機配設構造を備える車両のエンジンルーム内の部品配置
状態を示し、1はエンジンルーム2内の前側に配置され
たラジエータであって、該ラジエータ1は、左右一対の
ラジエータファン3,4を有している。上記ラジエータ
1の下端は、車幅方向に延びるクロスメンバ5に支持さ
れている。エンジンルーム2内の上記ラジエータ1後方
には、エンジン6がその軸線を車幅方向に向けた横向き
に配置されているとともに、該エンジン6の左側にトラ
ンスミッション7がエンジン6と同じく横置きにかつ直
列に配置されており、このエンジン6とトランスミッシ
ョン7とは、一つのユニット(パワーユニット)とし
て、エンジンルーム2の左右両側を車体前後方向にサイ
ドフレーム8(図では車体右側は省略)にブラケット等
を介して支持されている。
【0012】上記ラジエータ1とエンジン6又はトラン
スミッション7との間には補機としての過給機11、エ
アクリーナ12及びラジエータ用サブタンク13が配置
されている。また、トランスミッション7の上方にはイ
ンタークーラー14がその熱交換面をボンネット15に
対向せしめて配置されているとともに、ボンネット15
には該インタークーラー14に走行風を導く開口部16
が設けられている。上記エアクリーナ12と過給機11
とは第1吸気管17を介して連通され、過給機11とイ
ンタークーラー14とは第2吸気管18を介して連通さ
れており、エアクリーナ12を通して吸入される空気
は、過給機11で加圧され、インタークーラー14で冷
却された後、エンジン6の各気筒に送給されるようにな
っている。
【0013】そして、図2に示す如く車体前方から見る
と、上記インタークーラー14は、ラジエータ1よりも
上方に配置されており、該インタークーラー14の右側
部ないしその直下に上記エアクリーナ12が、インター
クーラー14の左側部ないしその直下に上記サブタンク
13がそれぞれ配置されている。上記エアクリーナ12
は、上記サイドフレーム8にブラケット等を介して取り
付けられ、上記サブタンク13の上部は、車幅方向に延
びるシュラウドアッパメンバ19に取り付けられてい
る。サブタンク13の下部は、上記シュラウドアッパメ
ンバ19の直下を横切るよう前方下向きに延び、該サブ
タンク13の下面の一部は、車体右側のラジエータファ
ン4のケーシング上部側面の形状に対応して円弧面に形
成されている。また、車体前方から見ると、上記サブタ
ンク13の下方に上記過給機11が配置され、該過給機
11に接続された第1及び第2吸気管17,18は、共
に上記インタークーラー14の中央部ないしその直下に
延びて配置されている。よって、上記エアクリーナ12
とサブタンク13と配管としての第1及び第2吸気管1
7,18とにより、インタークーラー14の前方におい
て、上記ラジエータ1を通過した走行風がインタークー
ラー14及びその直下に向かって流れるのを防止する遮
閉部20が構成されている。一方、車体前後方向に見て
該遮閉部20と上記トランスミッション7との間には、
上記ラジエータ1を通過した走行風が通過する空間部2
1が設けられている。
【0014】したがって、上記実施例においては、ラジ
エータ1を通過した走行風がインタークーラー14及び
その直下に向かって流れることが遮閉部20によって防
止されるため、インタークーラー14直下の圧力は、ボ
ンネット15の開口部16から走行風が導入されるイン
タークーラー14上方の圧力よりも低くなり、ボンネッ
ト15の開口部16から導入された走行風がインターク
ーラー14を通過してその直下に流れる。そして、この
走行風は、ラジエータ1から上記遮閉部20とトランス
ミッション7との間の空間部21を通って流れる走行風
と合流し、トランスミッション7の後方へ流れ、しかる
後、ラジエータ1の下部ないしその下方からエンジン6
及びトランスミッション7の下方を通って後方に流れる
走行風と合流する。これにより、ボンネット15の開口
部16からインタークーラー14に導入される走行風の
通風性が良好なものとなるので、インタークーラー14
を走行風により充分に冷却することができ、インターク
ーラー14による吸気の冷却性能を向上させることがで
きる。
【0015】その上、上記遮閉部20は、既存の補機で
あるラジエータ用サブタンク13とエアクリーナ12と
配管(吸気管)17,18とで構成されているため、遮
閉専用の部品を必要とせず、その分エンジンルーム内の
コンパクト化に寄与することができる。また、上記サブ
タンク13及びエアクリーナ12に走行風を当ててこれ
らを冷却することができるので、サブタンク13による
冷却水の気水分離性能の向上及びエアクリーナ12での
吸気温度の低下に寄与することができる。
【0016】
【発明の効果】以上の如く、本発明におけるインターク
ーラー付車両の補機配設構造によれば、インタークーラ
ー及びその直下に対しては、遮閉部によりラジエータを
通過した走行風が流れるのを防止し、上記遮閉部とトラ
ンスミッションの上側との間に上記走行風が流れるよう
にしたことにより、ボンネットの開口部からインターク
ーラーに導入される走行風の通風性を良好なものにする
ことができるので、インタークーラーの冷却性を向上さ
せることができる。
【0017】特に、請求項2記載の発明によれば、上記
遮閉部をラジエータ用サブタンクとエアクリーナと配管
とで構成しているため、遮閉専用の部品を必要とせず、
その分エンジンルーム内のコンパクト化に寄与すること
ができるとともに、上記サブタンク及びエアクリーナに
走行風を当ててこれらの補機を冷却することができ、そ
れらの性能等の向上に寄与することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係わる車両のエンジンルーム
内の部品配置状態を示す側面図である。
【図2】同じく車体前方から見た正面図である。
【図3】同平面図である。
【符号の説明】 1 ラジエータ 2 エンジンルーム 6 エンジン 7 トランスミッション 12 エアクリーナ 13 ラジエータ用サブタンク 14 インタークーラー 15 ボンネット 16 開口部 17,18 吸気管(配管) 20 遮閉部 21 空間部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エンジンルーム内のラジエータ後方に、
    エンジンとトランスミッションとがそれらの軸線方向を
    車幅方向に向けた横置きでかつ直列に配置され、該トラ
    ンスミッションの上方にインタークーラーが配置されて
    いるとともに、ボンネットに、上記インタークーラーに
    走行風を導く開口部が設けられたインタークーラー付車
    両において、 上記インタークーラーの前方には、上記ラジエータを通
    過した走行風がインタークーラー及びその直下に向かっ
    て流れるのを防止する遮閉部が設けられている一方、車
    体前後方向に見て該遮閉部と上記トランスミッションと
    の間には、上記ラジエータを通過した走行風が通過する
    空間部が設けられていることを特徴とするインタークー
    ラー付車両の補機配設構造。
  2. 【請求項2】 上記遮閉部は、ラジエータ用サブタンク
    とエアクリーナと配管とで構成されている請求項1記載
    のインタークーラー付車両の補機配設構造。
JP34369292A 1992-12-24 1992-12-24 インタークーラー付車両の補機配設構造 Withdrawn JPH06191293A (ja)

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