JPS60165977A - パチンコ機の賞玉放出装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は賞玉な一列で流下させる玉通路を有したケース
部の上下に上方弁と下方弁を設け、これら上方弁と下方
弁をセーフ玉の発生と関係して移動する作動部材により
交互に開閉制御させて上方弁より下方弁までの所定数の
賞玉な放出するパチンコ機の賞玉放出装置に関するもの
である。

従来、この種の賞玉放出装置は作動部材の移動により上
方弁と下方弁とをほぼ同時的に開閉制御するようにして
いるため、常に正確な作動が要求される上、や−もする
と所定数の賞玉の放出が確実に行われない虞れがある。

本発明の目的は、セーフ玉の発生とＭ係的に移動する作
動部材を、上方弁を開閉制御す２〕第１作動体と下方弁
を開閉制御する第２作動体の二部材で形成し、これら第
１作動体と第２作動体の移動により上方弁と下方弁を時
間差を保ちながら開閉制御するようにして、賞玉の放出
動作を正確かつ確実に行うことができるパチンコ機の賞
玉放出装置を提供するにある。

以下図面を以って本発明の一実施例を説明する。

第１図はパチンコ機の概略裏面図であり、１は遊技盤、
２はその裏面に設置される機構板で、これの上方位置に
は賞玉タンク３が配設され、賞玉タンク３から賞玉を導
き出す導出樋４の下端にケース部５が取付けられる。ケ
ース部５の下端はバチンコ機の下方表面に設けた玉肌に
連通する賞玉排出樋６に接続する。７は遊技盤面上の入
賞口に入ったセーフ玉を集める集合部であって、該集合
部７に集められたセーフ玉はセーフ玉排出通路８に流れ
出てセーフ玉排出装置９に導かれる。

第一図は本発明装置の要部を示す斜視図であり、前記ケ
ース部５は賞玉が７列に流下する玉通路１０を前後２列
に設けた垂直筒型に形成されている。

そして、ケース部６の一側面は上下方向に多数の筒状突
起■を醇間隔で突設して形成され、これら筒状突起ａｔ
こよって外部と玉通路１０とを連通ずる多数の挿入間隙
νを区画形成している。挿入間隙νは賞玉の直径に等し
いピッチで設けられ、かつその挿入間隙校の略中心位置
に賞玉と賞玉の接触部が対応する。

また、ケース部５の上下には上方弁用と下方弁１４が設
けられる。上方弁用はレバ一部１３１＆とケース部６の
挿入間隙νに出入する爪片１３ｂを一体に設けて形成し
、レバ一部Ｌｅａの一端を所定位置の筒状突起Ｈに挿通
した軸正に軸支している。下方弁１４はケース部５の玉
通路ｌＯ末端を閉塞自在する弁片１４Ｂと保合縁部１４
ｂを有した重錘片１４０とを設けて形成し、これの略中
央をケース部５の下方に突設した軸１６によって回動自
在に軸支する。

νは挿入間ＦｆｊＬｌ！を形成したケース部５の一側面
１こ沿って上下移動自在に設けた作動部材であって、中
央部分に開口部用を設けて枠状に形成した第１作動体ｉ
７ａと、この第１作動体１７１にの開口部用に移動可能
に保持される第２作動体１７ｂとの二部材で形成されて
いる。第１作動体１７１％は上端に形成した縦長孔１９
を機構板２に突設したガイドビン加に挿入して上下移動
自在に取付けられており、下端にはセーフ玉によって上
動されるセーフ玉排出装置９の縦ロツド２１上端を枢支
連結している。２２は第１作動体１７＆の側面に接触す
るカイトローラで、これの軸ｎに第１作動体Ｉｎを下方
へ引下げるコイルばねツが装着されている。また、第１
作動体１７ｍの下端近くには略り状に屈曲した係止レバ
一部の一端が枢支連結されている。係止レバー５は屈曲
部において軸ににより回動自在に軸支され、これの他端
には下方弁１４の係合縁部１４ｂに係合するビン部材Ｉ
を有する。

前記下方弁１４は重錘片１４ｏにより常時は玉通路１０
の末端を塞ぐ第３図の位置に回動付勢、され、この状態
において係止レバーあのビン部材Ｉが係合縁部１４ｂに
保合してその位置に係り止め玉通路ｌ。

内の賞玉が流下するのを阻止している。

前記＠コ作動体１７ｂは上下方向に筒状の軸支部列を多
数有し、第１作動体１７＆の開口部用に形成された摺動
溝四に軸支部怨を臨ませて上下移動可能に装着されてお
り、その軸支部あの一つに上方弁１３のレバ一部１３ａ
の他端を軸胎によって枢支連結している。また、第２作
動体１７ｂはこれと第１作動体１７ｍに連結したコイル
はね３ＨＣよって常時開口部用の上方位置に一体に弾圧
保持されており、この状態において上方弁Ｕの爪片１３
ｂ先端は玉通路ｌＯから退避した位置に置かれる。尚、
上方弁片の取着位置を適宜選ぶことによって放出すべき
賞玉数量が自由に決定される。

次に本発明の詳細な説明する。セーフ玉排出装置９の縦
ロッド４が作用していないときは第１作動体１７＆がコ
イルはねＵによって第３図に示す下降位置にあり、係止
レバーあのビン部材Ｉが下方ｆＦ１４の係合縁部１４ｂ
に係合して該下方弁１４を玉通路１０の末端を塞ぐ位置
に係り止めると同時に第２作動体１７ｂもコイルはね阻
の作用によって第１作動体ハと共に下降し、上方弁Ｂの
爪片１３ｂ先端が玉通路ｌＯの外方に位置する。したが
って、導出樋４を流下する賞玉Ｂが玉通路１ｏに送られ
下方弁１４の弁片１４１１に乗って流れが阻止される。

この状態でセーフ玉が発生してこれと関係的に老−フ玉
排出装置９の縦ロッド２１が上昇すると第１作動体１７
ａはコイルばねＵのカに抗してと昇し、第一作動体ｔｙ
ｂ４．コイルばね３１の作用によって第１作動体ハに弾
圧保持されつつ共に上昇する。

この上昇過程において第１作動体１７＆の上昇に伴ない
係止レバー３が軸あを支点として反時計方向に回動し、
そのビン部材Ｉが第ｑ図に示す下方弁１４の係合縁部１
４ｂから外れる直前に第２作動体１７ｂの上昇で上方弁
口が軸易を支点に回動し、その爪片１３ｂを第グ図に示
すようにケース部５の挿入間隙用から玉通路ｌＯ内に突
出させてその爪片１３ｂより上方の賞玉の流下を阻止す
る。この状態において上方去月の爪片１３ｂ下側が筒状
突起ｕ１に衝突するため第２作動体１７ｂの上昇は阻止
され停止する。

一方、第１作動体１７ｍはコイルばね３１に抗してさら
に上昇し、第５図のように係止レバーかをピン部材ηが
下方弁１４の係合縁部１４ｂから外れる位置まで回動さ
せる。これｔこよって、下方弁１４はその弁片１４Ｂに
乗る賞玉Ｂの重量によって第５図のように回動して玉通
路１０の末端を開き、上方弁迅の爪片１３ｂより下方の
賞玉Ｂを賞玉排出樋６に放出する。

そして、下方弁１４は賞玉Ｂの放出が終了すると同時に
玉重量から解放されて重錘片１４Ｇの作用により第３図
の位置に戻り、また、第１作動体１７島は縦ロッド４の
押上げから解放されてコイルはねスの作用により下降し
、係止レバー５を時計方向に回動させてそのビン部材ｉ
により下方弁Ｈの係合縁部１４ｂを係り止め、同時に第
２作動体１７ｂも第１作動体１７ａと共に下降して上方
去月を第３図の位置に回動させて玉通路１０内に賞玉Ｂ
を供給し次の賞玉放出動作に備える。

以上説明したように本発明は、上方弁河より上方の賞玉
な完全に止めてから下方弁１４を開けて上方弁口より下
方の賞玉な放出する如（上方弁ｍと下方弁１４を時間差
を設けて開閉制御するようにしたものであるから、定量
数の賞玉の放出動作を正確かつ確実に行うことができる
。また、上方弁ｌの爪片１３ｂが玉通路ｌＯ内の賞玉に
つかえて玉止めが完全に行われないような事態が生じて
も第１作動体１１の上方への移動が可能なため下方弁１
４を開かせることができ、上記現象によって賞玉の放出
動作が不能になるが如き従来装置の欠点を解消すること
ができる等の利点がある。

【図面の簡単な説明】

図は本発明の一実施例を示すもので、第１図はパチンコ
機の概略裏面図、第一図は要部の斜視図。 第３図乃至第Ｓ図は本発明の詳細な説明する正面図。ｌ
ｌ！Ｉｊ図は作動部材の分解斜視図である。 ５・・・・ケース部、１０・・・・玉通路、Ｌ３・・・
・上方弁。 １４・・・・下方弁、１７・・・・作動部材、１７ａ・
・・・第１作動体、１７ｂ・・・・第２作動体。 特許出願人　株式会社三洋物産 第１図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 賞玉を一列で流下させる玉通路を有したケース部の上下
   に上方弁と下方弁を設け、これら上方弁と下方ヅＦｔ＝
   セーフ玉の発生と関係して移動する作動部材に連動させ
   て交互に開閉させるようにした賞玉放出装置において、
   前記作動部材を、下方弁を開閉制御する第１作動体と上
   方弁を開閉制御する第２作動体との二部材で形成し、こ
   れら第１作動体と第２作動体の移動により上方弁と下方
   弁とを時間差を設けて開閉制御するようにしたことを特
   徴にするパチンコ機の賞玉放出装［。