JPS6016277Y2 - コンバインの刈刃装置 - Google Patents

コンバインの刈刃装置

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Publication number
JPS6016277Y2
JPS6016277Y2 JP10327879U JP10327879U JPS6016277Y2 JP S6016277 Y2 JPS6016277 Y2 JP S6016277Y2 JP 10327879 U JP10327879 U JP 10327879U JP 10327879 U JP10327879 U JP 10327879U JP S6016277 Y2 JPS6016277 Y2 JP S6016277Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cutting blade
plate
crank
crank plate
roll
Prior art date
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Expired
Application number
JP10327879U
Other languages
English (en)
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JPS5620427U (ja
Inventor
英毅 西村
誠治 高橋
Original Assignee
ヤンマー農機株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by ヤンマー農機株式会社 filed Critical ヤンマー農機株式会社
Priority to JP10327879U priority Critical patent/JPS6016277Y2/ja
Publication of JPS5620427U publication Critical patent/JPS5620427U/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 1産業上の利用分野ヨ 本考案は例えば刈取フレームなどにバリカン型刈刃を横
架させ、前記刈刃を往復駆動して分草板間に入込む穀稈
の稈元を切断するようにした刈刃装置の改良に関する。
1従来の技術ヨ 従来、例えば実開昭54 33333号公報に示す如く
、L字形の刈刃クランク板中間を刈取フレームに軸支し
、前記刈刃クランク板の一端を刈刃に、また前記刈刃ク
ランク板の他端をクランク軸にクランクロッドを介して
夫々連結する技術があった。
1考案が解決しようとする問題点ヨ 前記従来技術は、前記刈刃クランク板の完全な往復運動
により刈刃を駆動していたので、それらの連結部におい
て上死点及び下死点で振動及び騒音が発生すると共に、
構成部品数の削減など構造の簡略化も難しい等の問題が
あった。
1問題点を解決するための手段ヨ 然るに、本考案は、中間に刈刃クランク軸をまた一端側
に作用ピンを介して刈刃を連結させる刈刃クランク板の
他端側に、その刈刃クランク板の作用ピンの軌跡が楕円
形になる如く刈刃クランク規制板を組込むと共に、可動
側刈刃30に固定させる刈刃ブラケットの長孔に嵌入さ
せるロールを前記作用ピンに遊転支持し、また前記規制
板の長孔に嵌入させるロールを前記クランク板の支点ピ
ンに遊転支持させたものである。
1作用ヨ 従って、前記刈刃並びに刈刃クランク軸を刈刃クランク
板に近接して連結させることにより、従来よりも少ない
部品数で簡潔に構威し得、また完全な往復運動である従
来の駆動構造に比べて、上死点および下死点のない楕円
軌跡であるから、刈刃と刈刃クランク板との連接部にお
ける振動騒音を従来よりも著しく減少させ得るものであ
る。
以下本考案の一実施例を図面に基づいて詳述する。
第1図はコンバインの側面図、第2図は同平面図であり
、図中1は左右に走行うローラ2,2を装設するトラッ
クフレーム、3は前記トラックフレーム1に固定支持す
る機台、4はフィードチェーン5を左側に張架し扱胴6
を内蔵してなる脱穀部、7は回動支点軸8を中心に油圧
シリンダ9によって昇降させる刈取部、10は前記フィ
ードチェーン5終端に連結させる排藁チェーン11を臨
ませてなる排藁カッター、12は前記チェーン11を介
して排藁を未処理状態で取出す排藁集束台、13は揚穀
筒14を臨ませてなる籾タンク、15は前記タンク13
後部に連設する吸気筒16を備えたエンジン、17は運
転席18及び運転操作部19を備えた運転台である。
また、第3図は刈取部7の平面図、第4図は同側面図で
あり、図中20は刈取り入力プーリ21を備えた回動支
点軸8を脱穀部4前端部に回転自在に支持する軸受、2
2は前記支点軸8に基端を連結させ先端に刈取り入力ケ
ース23を取付ける刈取り入力バイブ、24は前記ケー
ス23に伝動ケース25を介して一体的に形成するチェ
ーン駆動ケース、26は前記ケース23に伝動ケース2
7を介して一体的に形成する刈刃駆動ケース、28.2
9は各ケース24.26に連結させる左右刈取フレーム
、30は受台31を介して各フレーム28.29間に横
架させる刈刃、32は各ケース23,24,25,26
.27及び各フレーム28.29及び受台31によって
形成する空間を閉鎖すべく刈刃の後方に延設させる刈取
り床板、33は刈取フレーム28.29中間に立設する
ブラケット34.34並びに床板32上面に立設する固
定軸35.35間に張架させる掻込みベルト、36は前
記固定軸35.35に軸架させるスターホイル、37は
各ベルト33.33及びスターホイル36.36に連動
連結する下部搬送チェーン、38は前記チェーン37を
駆動すべくケース24に取付けるギヤケース、39は前
端側を右スターホイル36に臨ませてこの巻付けを防止
し後端側を前記チェーン37に近接させてチェーン37
との交点即ちチェーン37の挟扼始端部40をケース2
5上面に位置させる挟扼杆、41は前記ベルト33.3
3から刈取り穀稈の穂先側を受継ぐ上部搬送タイン、4
2は前記チェーン37から刈取り殻稈の稈元側を受継ぐ
縦搬送チェーン、43は変速レバー44を有する変速ギ
ヤボックス45を介して支持点8に基端を連結させ先端
に引起し駆動バイブ46を取付ける引起し入力バイブ、
47は上端側を前記パイプ46に支持させる一対の2条
用引起しタイン、48は左引起しタイン47の外側に上
向きに並設させて倒伏殻稈を引起す補助引起しタイン、
49,50.51は各タイン47.47及びタイン48
下端部を臨ませる分草板である。
さらに、第4図及び第5図は刈刃30の駆動系を示す部
分拡大図であり、図中52は前記刈刃駆動ケース26上
面に突設させる刈刃クランク軸、53は前記クランク軸
52を中間に軸支する刈刃クランク板、54は可動側刈
刃30に固定させる刈刃ブラケット、55は前記ブラケ
ット54の長う孔56に嵌入させるロール57を前記ク
ランク板53の一端側に遊転支持する作用ピン、58は
前記ケース26に固定させる刈刃クランク規制板、59
は前記規制板58の長孔60に嵌入させるロール61を
前記クランク板53の他端側に遊転支1持する支点ピン
であり、前記刈刃クランク板53の作用ピン55の軌跡
が楕円形になる如く刈刃クランク規制板58を組んでこ
の規制板58によって刈刃クランク板53を案内変位さ
せるように構成してなるものである。
1考案の効果ヨ 上記構成から明らかな如く本考案は、中間に刈刃クラン
ク軸52をまた一端側に作用ピン55を介して刈刃30
を連結させる刈刃クランク板53の他端側に、その刈刃
クランク板53の作用ピン55の軌跡が楕円形になる如
く刈刃クランク規制板58を組込むと共に、可動側刈刃
30に固定させる刈刃ブラケット54の長孔56に嵌入
させるロール57を前記作用ピン55に遊転支持し、ま
た前記規制板58の長孔60に嵌入させるロール61を
前記クランク板53の支点ピン59に遊転支持させたも
ので、前記刈刃30並びに刈刃クランク軸52を刈刃ク
ランク板53に近接して連結させることにより、従来よ
りも少ない部品数で簡潔に構成でき、また完全な往復運
動である従来の駆動構造に比べて、上死点および下死点
のない楕円軌跡であるから刈刃30と刈刃クランク板5
3との連接部における振動騒音を従来よりも著しく減少
させることができ、特に刈刃ブラケット54及び刈刃ク
ランク規制板58に対し刈刃クランク板53を各ロール
57.61を介して連結することにより、前記刈刃クラ
ンク板53の両端連結部における摩耗損傷を少なくして
耐久性の向上並びに振動防止機能の向上などを一層容易
に図ることができると共に、従来に比べて前記刈刃クラ
ンク板53連結部の組立分解なども容易に行えて簡便に
取扱うことができる等の実用的な効果を奏するものであ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示すコンバインの側面図、
第2図は同平面図、第3図は要部の平面図、第4図は同
部分拡大平面図、第5図は同部分拡大断面側面図である
。 30・・・・・・刈刃、52・・・・・・刈刃クランク
軸、53・・・・・・刈刃クランク板、54・・・・・
・刈刃ブラケット、55・・・・・・作用ピン、56・
・・・・・長孔、57・・・・・・ロール、58・・・
・・・刈刃クランク規制板、6o・・・・・・長孔、6
1・・・・・・ロール。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 中間に刈刃クランク軸52をまた一端側に作用ピン55
    を介して刈刃30を連結させる刈刃クランク板53の他
    端側に、その刈刃クランク板53の作用ピン55の軌跡
    が楕円形になる如く刈刃クランク規制板58を組込むと
    共に、可動側刈刃30に固定させる刈刃ブラケット54
    の長孔56に嵌入させるロール57を前記作用ピン55
    に遊転支持し、また前記規制板58の長孔60に嵌入さ
    せるロール61を前記クランク板53の支点ピン59に
    遊転支持させたことを特徴とするコンバインの刈刃装置
JP10327879U 1979-07-25 1979-07-25 コンバインの刈刃装置 Expired JPS6016277Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10327879U JPS6016277Y2 (ja) 1979-07-25 1979-07-25 コンバインの刈刃装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10327879U JPS6016277Y2 (ja) 1979-07-25 1979-07-25 コンバインの刈刃装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5620427U JPS5620427U (ja) 1981-02-23
JPS6016277Y2 true JPS6016277Y2 (ja) 1985-05-21

Family

ID=29335994

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10327879U Expired JPS6016277Y2 (ja) 1979-07-25 1979-07-25 コンバインの刈刃装置

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JP (1) JPS6016277Y2 (ja)

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Publication number Publication date
JPS5620427U (ja) 1981-02-23

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