JP2509770Y2 - コンバインの刈取装置 - Google Patents

コンバインの刈取装置

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JP2509770Y2 JP1989085798U JP8579889U JP2509770Y2 JP 2509770 Y2 JP2509770 Y2 JP 2509770Y2 JP 1989085798 U JP1989085798 U JP 1989085798U JP 8579889 U JP8579889 U JP 8579889U JP 2509770 Y2 JP2509770 Y2 JP 2509770Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本考案は稲・麦・大豆などを刈取及び脱穀処理するよ
うにした普通形コンバインの刈取装置に関する。
「従来の技術」 従来、実開昭63-9830号公報に示す如く、刈刃及び穀
稈掻込オーガを配設させるプラットホーム前側に引起し
ケースを設ける技術があった。
「考案が解決しようとする課題」 前記従来技術は、プラットホームに対して引起しケー
スが常に一定高さに支持されるから、倒伏稈など低い位
置で引起し作業を行うとき、刈刃の稈切断位置も低くな
り、脱穀部に送込む稈量が必要以上に多くなるので、脱
粒選別効率を低下させ易い不具合があると共に、刈刃の
稈切断位置を高くすることにより、脱穀部に送込む稈量
を少なくすることができるが、引起しケースが高い位置
に支持され、倒伏稈など低い位置の稈が引起されなかっ
たり、穀稈を引起すときに穂切れまたは脱粒などの不具
合が生じる問題がある。
「課題を解決するための手段」 然るに、本考案は、刈刃及び穀稈掻込オーガを配設さ
せるプラットホーム前側に引起しケースを設けるコンバ
インの刈取装置において、アクチュエータによって上下
方向に揺動させる揺動アームをプラットホーム上面側に
設け、前記揺動アームに引起しケース上端側を支持させ
ると共に、プラットホーム底部前方側の揺動自在な下部
リンクに引起しケース下端側を連結させたもので、プラ
ットホームに取付ける引起しケースを、プラットホーム
に対して高さ調節自在に支持させるから、刈取作業内容
に対処して刈刃と引起しケースの相対高さを容易に変更
し得、倒伏稈を低い位置で引起して高い位置で切断し
得、未刈り穀稈に対して引起し位置と切断位置を各別に
設定し得、刈取り穀稈全量を投入する脱穀部の脱粒選別
を考慮し乍ら刈取作業性向上などを容易に図り得るもの
である。
また、引起しケース後面側に掻込部材を取付け、掻込
部材を刈刃に対して取付け高さ調節自在に設けたもの
で、掻込部材の穀稈掻込み挾持高さと刈刃の穀稈切断高
さを各別に変更し得、刈刃前方側への稈こぼれ防止並び
に穂切れ防止などを容易に図り得るものである。
「実施例」 以下本考案の実施例を図面に基づいて詳述する。第1
図は刈取部の側面説明図、第2図は全体の側面図、第3
図は同平面図であり、図中(1)は走行クローラ(2)
をトラックフレーム(3)に装備する機台、(4)は軸
流式のスクリュ形扱胴(5)及び選別機構(6)を備え
ていて前記機台(1)に搭載する脱穀部、(7)は揚穀
筒(8)を介して取出す脱穀部(4)の穀粒を溜める穀
物タンク、(9)は前記脱穀部(4)前方の刈取回動支
点軸(9a)に油圧シリンダ(10)を介して昇降可能に装
設する刈取部、(11)は運転席(12)及び運転操作部
(13)を備えていて前記穀物タンク(7)の前方に固設
させる運転台、(14)は前記穀物タンク(7)の後方に
備えていてエンジン(15)を内設するエンジン室、(1
6)は前記穀物タンク(7)内の穀粒を取出す穀粒搬出
オーガである。
そして前記刈取部(9)は、未刈り穀稈を取入れるプ
ラットホーム(17)と、該プラットホーム(17)の後部
略中央に連結させて刈取穀稈を脱穀部(4)に送給する
フィーダハウス(18)によって構成するもので、前後及
び横方向に倒伏する未刈り穀稈を主にそれぞれ引起す穀
稈引起し装置(19)及び補助引起し装置(20)と、この
引起された穀稈を掻込む穀稈掻込装置(21)と、往復駆
動型第1及び第2刈刃(22)(23)と、穀稈掻込オーガ
(24)とをプラットホーム(17)に備え、該プラットホ
ーム(17)に取込まれる刈取穀稈をフィーダハウス(1
8)に内設する穀稈供給チェンコンベア(25)を介し脱
穀部(4)に送り込んで脱穀処理するように構成してい
る。
また前記刈取部(9)は3つの穀稈取入路(26)を形
成する如く、それぞれ4つの分草板(27)(28)を備え
る6つの引起しケース(29)と4つの補助引起しケース
(30)とから引起し装置(19)(20)を構成し、第4図
乃至第5図にも示す如く、これら引起し装置(19)(2
0)を前記プラットホーム(17)前部に、左右一対の上
部及び下部リンク(31)(32)とで形成する4節リンク
機構(33)により一体的に上下調節可能に支持させてい
る。
即ち、前記引起し装置(19)は各引起しケース(29)
の上部間に駆動軸ケース(34)を一体的に横設させ、プ
ラットホーム(17)の揺動支点軸(35)に基端を上下動
自在に取付ける揺動フレーム(36)の先端側に摺動フラ
ンジ(37)を介し前記軸ケース(34)を支持し、且つ前
記プラットホーム(17)の固定ブラケット(38)に揺動
支点軸(39)を介し基端を取付ける前記上部リンク(3
1)の先端に、軸(40)及び固定片(41)を介し前記軸
ケース(34)を支持させる一方、刈刃取付台(42)にブ
ラケット(43)及び揺動支点軸(44)を介し基端を取付
ける4つの下部リンク(32)の先端に、左右最外側の引
起しケース(29)及び中央2ケ所の各左右一対の引起し
ケース(29)(29)をブラケット(45)及び軸(46)を
介して支持させている。そして前記プラットホーム(1
7)と揺動フレーム(36)間に昇降シリンダ(47)を介
設させ、前記油圧シリンダ(10)を操作してプラットホ
ーム(17)を上下動させて刈高さを変更した状態下にあ
って、前記昇降シリンダ(47)でもって各引起し装置
(19)(20)及び各分草板(27)(28)を定常接地状態
に維持させるとき、その対地角に変化が生じないように
前記リンク(31)(32)のリンク長さ及び取付角を設定
している。
また、前記分草板(27)(28)は各引起しケース(2
9)(30)にそれぞれ一体連結させるもので、第5図及
び第8図に示す如く、各引起しケース(29)の裏面側に
固設するブラケット(45)の各取付板(48)に、分草ア
ーム(49)を介して各分草板(27)の固定板(50)を連
結固定させている。
第6図乃至第7図及び第9図にも示す如く、前記掻込
装置(21)は、各引起しケース(29)に対応させる如く
これらケース(29)と掻込オーガ(24)との間に各掻込
ホイル(51)を配設したもので、各引起しケース(29)
の裏面側に固設するブラケット(52)にカバー取付板
(53)及び上部ホイルカバー(54)を介して各掻込ホイ
ル(51)を回転自在に軸支させている。前記カバー(5
4)は左右最外側の掻込ホイル(51a)のみを軸支する外
側ホイルカバー(54a)と、中央部2ケ所位置でそれぞ
れ噛合せ連結させる左右一組の掻込ホイル(51b)(51
c)を軸支する内側ホイルカバー(54b)とからなり、左
右最外側の掻込ホイル(51a)と、中央の左右一組の掻
込ホイル(51b)(51c)のうち中央寄りのホイル(51
b)の各ホイル軸(55a)を駆動軸に設けると共に、この
他のホイル(51c)のホイル軸(55b)を遊転軸に設け、
前記軸ケース(34)に軸受板(56a)(56b)及び軸受
(57)を介して設ける上部駆動軸(58)に、自在継手軸
(59)(60)及びベベルギヤ(61)(62)(63)を介し
て前記ホイル軸(55a)を連動連結させている。そして
前記軸受(57)に支持する軸受板(64)に軸受(65)を
介してホイル駆動入力軸(66)を設けると共に、前記軸
ケース(34)に内挿する引起し駆動軸(67)の左端に一
対のベベルギヤ(68)(69)を介して連動連結させる引
起し出力軸(70)を軸ケース(34)に設け、前記入力軸
(66)と出力軸(70)とをスプロケット(71)(72)及
びチェン(73)を介し連動連結する一方、前記入力軸
(66)と各上部駆動軸(58)とをスプロケット(74)
(75)及びチェン(76)を介し連動連結させて、前記引
起し装置(19)の引起し駆動力でもって掻込装置(21)
の各掻込ホイル(51)の駆動を行うように構成してい
る。なおこの場合駆動側のホイル(51a)(51b)の回転
は前記ベベルギヤ(61)(62)(63)を介することによ
りチェン(76)の回転方向とは逆方向となるもので、前
記取入路(26)より取入れられる穀稈はこの取入路(2
6)に対応する各左右一対のホイル(51a)(51c)及び
(51b)(51b)によりオーガ(24)側に確実に掻込まれ
るものである。上記から明らかなように、刈刃(22)及
び穀稈掻込オーガ(24)を配設させるプラットホーム
(17)前側に引起しケース(29)を設けるコンバインの
刈取装置において、アクチュエータである昇降シリンダ
(47)によって上下方向に揺動させる揺動アーム(36)
をプラットホーム(17)上面側に設け、前記揺動アーム
(36)に引起しケース(29)上端側を支持させると共
に、プラットホーム(17)底部前方側の揺動自在な下部
リンク(32)に引起しケース(29)下端側を連結させて
いる。
また、引起しケース(29)後面側に掻込部材である掻
込ホイル(51)を取付け、掻込ホイル(51)を刈刃(2
2)に対して取付け高さ調節自在に設けている。
ところで第10図に示す如く、前記エンジン(15)にベ
ルト伝動機構(77)を介し連動連結する刈取入力軸(7
8)に、前記チェンコンベア(25)の駆動スプロケット
(79)を連動連結すると共に、前記入力軸(78)に第2
刈刃クラッチ(80)を有する第2刈刃用伝動機構(81)
を介して第2刈刃(23)を連動連結し、さらに前記入力
軸(78)にスプロケット(82)(83)及びチェン(84)
を介して刈取りカウンタ軸(85)を連動連結し、前記掻
込オーガ(24)のオーガ軸(24a)をスプロケット(8
6)(87)及びチェン(88)及びオーガクラッチ(89)
を介して前記カウンタ軸(85)に連動連結している。ま
た前記第1刈刃(22)の後部に配設する穀稈強制搬送ロ
ーラ(90)のローラ軸(90a)にローラ用伝動機構(9
1)を介して前記オーガ軸(24a)を連動連結すると共
に、前記第1刈刃(22)の駆動入力軸(92)にプーリ
(93)(94)及びベルト(95)を介して前記カウンタ軸
(85)を連動連結している。さらに前記カウンタ軸(8
5)に無段変速機構である無段変速プーリ(96)(97)
及び無段変速ベルト(98)を介して変速軸(99)を連動
連結すると共に、該変速軸(99)にスプロケット(10
0)(101)及びチェン(102)を介しカウンタ軸(103)
を連動連結し、該カウンタ軸(103)をスプロケット(1
04)(105)及びチェン(106)を介し前記引起し駆動軸
(67)に連結連結させている。
またさらに、前記引起しケース(29)の引起しタイン
(29a)を駆動するタイン駆動スプロケット(107)のス
プロケット軸(107a)に各ベベルギヤ(108)(109)を
介し前記駆動軸(67)を連動連結すると共に、前記補助
引起しケース(30)の引起しタイン(30a)を駆動する
タイン駆動スプロケット(110)の駆動軸(111)を、ス
プロケット(112)(113)及びチェン(114)を介し前
記引起し駆動軸(67)に連動連結させている。
本実施例は上記の如く構成するものにして、前記引起
し装置(19)(20)で引起された穀稈を掻込装置(21)
でプラットホーム(17)側に掻込むと同時に第1刈刃
(22)によってその株元を切断し、前記オーガ(24)に
よってプラットホーム(17)略中央部に集められた刈取
り穀稈をフィーダハウス(18)内に送り込んでチェンコ
ンベア(25)により脱穀部(4)に送給して脱穀処理す
るものである。
而して該構成の場合、例え稲倒伏状態にあっても穂先
を各引起し装置(19)(20)によって確実に引き起こ
し、掻込装置(21)で稈中央部を安定良く挾持し刈刃
(22)で切断するため、従来の如き穂切れなどの発生も
なく良好な刈取りが行われる。また掻込装置(21)にお
ける掻込ホイル(51)の稈挾持により引起し装置(19)
(20)からプラットホーム(17)までの間の稈こぼれが
防止できる。
さらに、前記掻込装置(21)の駆動を切断作用側とは
反対の上部上位側に設けたことにより、株元側の稈通路
中に障害物を配することなく、稈通路を広くとって稈の
流れをスムーズなものとさせると共に、稈の高流量にも
良好に対応させることができ、しかも稈を介さず掻込ホ
イル(51)を駆動できるのでホイル(51)の耐摩耗性を
向上させることができる。
またさらに、前記シリンダ(10)の操作により回動支
点軸(9a)を中心として刈取部(9)全体を昇降させて
刈高さの変更が行われるような状態下においては、各引
起し装置(19)(20)及び掻込装置(21)及び分草板
(27)(28)の上下取付高さ位置も変化するため、この
ような刈高さの変更が行われた場合には前記シリンダ
(47)の操作でもって各引起し装置(19)(20)及び分
草板(27)(28)の接地状態を維持する如くこれらの上
下調節も同時行うもので、このようなシリンダ(47)に
よる上下調節時にあっても前記リンク(31)(32)のリ
ンク長さの設定でもって各引起し装置(19)(20)及び
掻込装置(21)及び分草板(27)(28)の各対地角には
変化を生じさせることなく所定角を常に維持させること
が可能にできて、これら引起し、掻込み、分草性能の確
保を図ることができ、したがって刈残しなど多量に発生
させることのない常に安定した作物への適応性に秀れた
刈取作業が可能にできるものである。
また、前記引起し装置(19)(20)を無段変速機構
(96)(97)(98)により無段変速可能に駆動すること
により、稲の倒れ方向により引起し速度を変化させると
きにも単独に変化させることができて、刈刃(22)によ
る切断及びオーガ(24)による搬送能力などの性能に悪
影響を与えることが防止される。また掻込装置(21)の
駆動が引起し装置(19)より得られることによって、常
に引起し速度に同期した掻込み速度とさせることができ
て稲のスムーズな取込みが可能にできる。
第11図乃至第13図は掻込装置(21)の変形構造例を示
すもので、第11図のものは左最外側の掻込ホイル(51
d)のホイル軸(55a)と、前記引起し出力軸(70)とを
スプロケット(71)(72a)及びチェン(73a)を介して
連動連結させてこの左最外側の掻込ホイル(51d)の駆
動を行う一方、他の掻込ホイル(51e)…をその噛み合
せによりそれぞれ駆動するように構成したもので、該構
成の場合ホイル(51d)(51e)の駆動系を最大簡易なも
のにできて重量軽減化とコスト低減化が図れる。
また第12図のものは、前記引起し駆動軸(67)の左右
両端に一対のベベルギヤ(68)(69)を介して連動連結
させる左右の引起し出力軸(70)を設け、左右それぞれ
3つのホイル(51)を一組とするうちの左右最外側の掻
込ホイル(51f)のホイル軸(55a)をスプロケット(7
1)(72a)及びチェン(73a)を介して前記出力軸(7
0)にそれぞれ連動連結させてこのホイル(51f)の駆動
を行う一方、該ホイル(51f)と他の二つのホイル(51
g)同志をそれぞれ噛み合せて他のホイル(51g)の駆動
も行うように構成したもので、該構成の場合にも駆動系
を簡易なものにできて重量の軽減化とコスト低減化が図
れる。
さらに第13図のものは、左右それぞれ3つの掻込ホイ
ル(51)を一組とするうち、両端の掻込ホイル(51h)
のホイル軸(55a)の左右の前記出力軸(70)にスプロ
ケット(71)(72b)及びチェン(73b)を介して連動連
結させてこれらホイル(51h)の駆動を行う一方、中央
の掻込ホイル(51i)を内方側の前記ホイル(51h)に噛
合せてこのホイル(51i)の駆動を行うように構成した
もので、該構成の場合駆動系を簡単にしてしかも各ホイ
ル(51)の駆動を確実なものとするように構成したもの
である。
なお、前述実施例においては、掻込ホイル(51)を引
起しケース(29)に対し略垂直状態に配設した構成例を
示したが、第14図に示す如く刈取穀稈の搬入方向(a)
と略平行に設ける構成など何れの取付角度でも良い。
「考案の効果」 以上実施例から明らかなように本考案は、刈刃(22)
及び穀稈掻込オーガ(24)を配設させるプラットホーム
(17)前側に引起しケース(29)を設けるコンバインの
刈取装置において、アクチュエータ(47)によって上下
方向に揺動させる揺動アーム(36)をプラットホーム
(17)上面側に設け、前記揺動アーム(36)に引起しケ
ース(29)上端側を支持させると共に、プラットホーム
(17)底部前方側の揺動自在な下部リンク(32)に引起
しケース(29)下端側を連結させたもので、プラットホ
ーム(17)に取付ける引起しケース(29)を、プラット
ホーム(17)に対して高さ調節自在に支持させるから、
刈取作業内容に対処して刈刃(22)と引起しケース(2
9)の相対高さを容易に変更でき、倒伏稈を低い位置で
引起して高い位置で切断でき、未刈り穀稈に対して引起
し位置と切断位置を各別に設定でき、刈取り穀稈全量を
投入する脱穀部(4)の脱粒選別を考慮し乍ら刈取作業
性向上などを容易に図ることができるものである。
また、引起しケース(29)後面側に掻込部材(51)を
取付け、掻込部材(51)を刈刃(22)に対して取付け高
さ調節自在に設けたもので、掻込部材(51)の穀稈掻込
み挾持高さと刈刃(22)の穀稈切断高さを各別に変更で
き、刈刃(22)前方側への稈こぼれ防止並びに穂切れ防
止などを容易に図ることができるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は刈取部の側面説明図、第2図はコンバインの全
体側面図、第3図は同平面図、第4図は引起し駆動軸部
の平面説明図、第5図は刈刃部の平面説明図、第6図乃
至第7図は掻込装置部の駆動説明図、第8図は分草板部
の側面説明図、第9図は掻込装置部の平面駆動系統説明
図、第10図は刈取部の駆動系統説明図、第11図乃至第13
図は掻込装置の他の変形構造例を示す説明図、第14図は
掻込装置における他の取付状態を示す説明図である。 (17)……プラットホーム (19)……引起し装置 (21)……掻込装置 (24)……掻込オーガ

Claims (2)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】刈刃(22)及び穀稈掻込オーガ(24)を配
    設させるプラットホーム(17)前側に引起しケース(2
    9)を設けるコンバインの刈取装置において、アクチュ
    エータ(47)によって上下方向に揺動させる揺動アーム
    (36)をプラットホーム(17)上面側に設け、前記揺動
    アーム(36)に引起しケース(29)上端側を支持させる
    と共に、プラットホーム(17)底部前方側の揺動自在な
    下部リンク(32)に引起しケース(29)下端側を連結さ
    せたことを特徴とするコンバインの刈取装置。
  2. 【請求項2】引起しケース(29)後面側に掻込部材(5
    1)を取付け、掻込部材(51)を刈刃(22)に対して取
    付け高さ調節自在に設けたことを特徴とする上記第1項
    に記載のコンバインの刈取装置。
JP1989085798U 1989-07-20 1989-07-20 コンバインの刈取装置 Expired - Lifetime JP2509770Y2 (ja)

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