JPS6015905Y2 - 外倒し障子窓 - Google Patents

外倒し障子窓

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Publication number
JPS6015905Y2
JPS6015905Y2 JP1977066393U JP6639377U JPS6015905Y2 JP S6015905 Y2 JPS6015905 Y2 JP S6015905Y2 JP 1977066393 U JP1977066393 U JP 1977066393U JP 6639377 U JP6639377 U JP 6639377U JP S6015905 Y2 JPS6015905 Y2 JP S6015905Y2
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JP
Japan
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shoji
support wall
wall
space
lower frame
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Expired
Application number
JP1977066393U
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English (en)
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JPS53161554U (ja
Inventor
清 神子
Original Assignee
三協アルミニウム工業株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by 三協アルミニウム工業株式会社 filed Critical 三協アルミニウム工業株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は外倒し障子と窓枠との水密構造に関するもので
ある。
従来、外倒し障子窓は第1図に示すように、障子下框1
7と下枠21との間に介在した蝶番18によって連結し
、下枠21の室内側縦壁23の上方に取付けたタイト材
22と、障子下框17の室内側面とを相互に密着させて
いるのであるが、蝶番18を使用していること及び障子
下框17の上方位置にタイト材22が密着していること
により、障子下框17と下枠21との間隙部20が狭い
ため、風雨の際にはこの間隙部20内に侵入した雨水は
、外気圧に押されてなかなか外部へ排出し得す、次第に
水位が上昇して障子下框17とタイト材22の接触部か
ら室内へ雨水が侵入していたのである。
又、蝶番18を下枠皿板にネジ止めするために、ネジ止
め部分から躯体内への漏水の問題があった。
そこで本考案は、このような室内への雨水侵入現象が、
障子下框と下枠との間の空間部に雨水が滞留し易いこと
に起因していることに鑑み、障子下框と下枠との間に形
成される空間部に雨氷を滞留させることなく速やかに室
外へ排出することができるとともに、蝶番を使用するこ
となく障子を開閉できる外倒し障子窓を提供することを
目的として、その障子下框と下枠の構造に格別の工夫を
凝らしたものである。
即ち、本考案は、下枠皿板面の室内端に縦壁を連設して
略り字型の下枠基壁を形成し、縦壁の上方部に設けられ
たタイト材に密着する障子下框の下面中程に枢着用支壁
を垂下して、当該枢着用支壁の下端枢着部を上記下枠基
壁から突設した障子支持壁の先端受部に回動可能に係合
し、上記タイト打倒に、下枠基壁、障子支持壁、枢着用
支壁及び枢着用支壁の室内側に位置する下框部分とで第
−空間部を形成するとともに、下枠基壁、障子支持壁、
枢着用支壁及び枢着用支壁の室外側に位置する下框部分
とで、室外部に開口する第二空間部を形成し、上記障子
支持壁に形成した排水口を介して、第−空間部を第二空
間部及び室外部に連通して成ることを特徴とするもので
ある。
以下、本考案を図示した実施例に基づいて説明すれば、
まず第2図において、下枠Aは室外側へ向ってゆるやか
に傾斜した皿板面15の室内端に縦壁2を連設して断面
り字型を威す下枠基壁1を形成し、上記縦壁2の上方端
部に室外側へ突出するタイト材12を取付けて成るもの
であり、特に縦壁2の中程にあってタイト材12のやや
下方には、水平に室外側へ突出する障子支持壁3が連設
され、当該障子支持壁3の先端部には、障子下框7を回
転支持するための溝状受部14が形成され、更に当該障
子支持壁3において、先端受部14と縦壁2の間に排水
口4が形成される。
障子下框7は上記タイト材12に密着する室内側面下部
10から一定間隔を置いて室外側下面に垂下する枢着用
支壁8を有しており、当該枢着用支壁8の下端には、前
記障子支持壁3の溝状先端受部14に回転可能に係合す
る枢着部13が設けられ、当該下端枢着部13は上記下
框室内側面下部10の下縁イよりも下方に延設している
上記障子下框7の室外側片9は上記枢着用支壁8と一定
間隔を置いて対向し、且つ、その下端縁口は下枠皿板面
15に対して同一高さに位置し、枢着部13と係合受部
3に直接雨水がかからないようになっている。
而して、障子下框7を窓枠に組み込んだ状態において、
枢着用支壁8のタイト打倒に障子支持壁8、下枠Aの縦
壁2、障子支持壁3及び枢着用支壁の室内側に位置する
下框部分とで、第−空間部5が形成される。
又、障子支持壁3の下方には縦壁2、皿板面15、障子
支持壁3、枢着用支壁8及び枢着用支壁の室外側に位置
する下框部分とで室外側に開口する第二空間部11が形
成される。
そして、障子支持壁3に排水口4を設けて、雨空間部5
,11を連通ずると、第−空間部5はこの第二空間部1
1を介して室外部に連通ずることになり、室外部と等圧
となる。
従って、万−第一空間部5内に雨水に吹き込んでも、雨
水は自重で第二空間部11へ落下し速やかに室外部へ流
れ去るのであり、タイト材12と障子下框7の密着部分
から室内へ雨水が侵入することはない。
特に、当該実施例において、上記枢着用支壁8ど縦壁2
との間に外気と等圧関係を威す第−空間部5が形成され
ているので、万一障子下框7の下端枢着部13と障子支
持壁3の先端受部14との係合部分れに雨水がかかつて
、当該係合部分れから第−空間部5内に雨水が侵入した
としても、第−空間部5内に侵入した雨水は速やかに障
子支持壁3の排水口4を通って第二空間部11へ落下す
るとともに、室外部へ流れ去るのである。
結局、障子下框7に密着しているタイト材12に雨水は
かかることはなく、密着部分から雨氷が室内へ侵入する
ことはない。
又、第3図は本考案の他の実施例を示すものであり、障
子下框7を支持する障子支持壁3の突設位置を変えたも
のであって、障子支持壁3は下枠基壁1の皿板面15上
から垂直に突設され、第二空間部11は皿板面15、障
子支持壁3、枢着用支壁8及び障子支持壁3の室外側に
位置する下框部分によって形成される。
即ち、下枠皿板面15と障子下框7の間の空間部は上記
障子支持壁3によって2分されるとともに、障子支持壁
3に設けた排水口4によって雨空間部5,11が連通し
、室外部と等圧関係を威す第−空間部5へ侵入した雨水
は、速やかに室外部へ排出していくのである。
以上のように、本考案は障子下框に設けた枢着用支壁と
下枠基壁に設けた障子支持壁とによって、下框と下枠と
の間の空間部を2分し、タイト打倒の空間部を外気と等
圧としたものであるから、この空間部内に侵入する雨水
を速やかに室外部へ排出するものであり、障子下框とタ
イト材との密着部分から雨水が室内へ侵入することを確
実に防止する効果を有しているのである。
又、障子下框は枢着用支壁と障子支持壁との枢着係合に
よって回動できるようにしたので、蝶番は全く不要とな
り従来のような蝶番取付けによる雨水侵入を確実に防止
することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の外倒し障子窓の下部を示す縦断面図、第
2図は本考案の一実施例を示す縦断面図、第3図は他の
実施例を示す縦断面図である。 符号、A・・・・・・下枠、1・・・・・・1字型下枠
基壁、2・・・・・・縦壁、3・・・・・・障子支持壁
、4・・・・・・排水口、5・・・・・・第−空間部、
7・・・・・・障子下框、8・・・・・・枢着用支壁、
11・・・・・・第二空間部、12・・・・・・タイト
材、13・・・・・・下端枢着部、14・・・・・・先
端受部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 下枠皿板面の室内端に縦壁を連設して略り字型の下枠基
    壁を形成し、上記縦壁の上方部に設けられたタイト材に
    密着する障子下框の下面中程に枢着用支壁を垂下して、
    当該枢着用支壁の下端枢着部を上記下枠基壁から突設し
    た障子支持壁の先端受部に回動可能に係合し、上記タイ
    ト打倒に、下枠基壁、障子支持壁、枢着用支壁及び枢着
    用支壁の室内側に位置する下框部分とで第−空間部を形
    成するとともに、下枠基壁、障子支持壁、枢着用支壁及
    び枢着用支壁の室外側に位置する下框部分とで、室外部
    に開口する第二空間部を形成し、上記障子支持壁に形成
    した排出口を介して、第−空間部を第二空間部及び室外
    部に連通して成ることを特徴する外倒し窓。
JP1977066393U 1977-05-25 1977-05-25 外倒し障子窓 Expired JPS6015905Y2 (ja)

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Publication Number Publication Date
JPS53161554U JPS53161554U (ja) 1978-12-18
JPS6015905Y2 true JPS6015905Y2 (ja) 1985-05-18

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ID=28972352

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS625517Y2 (ja) * 1981-01-29 1987-02-07
JPS6229582Y2 (ja) * 1981-03-30 1987-07-29

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5110828B2 (ja) * 1972-09-04 1976-04-07

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JPS5311572Y2 (ja) * 1974-07-10 1978-03-29

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JPS5110828B2 (ja) * 1972-09-04 1976-04-07

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