JPH0332293Y2 - - Google Patents

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JPH0332293Y2
JPH0332293Y2 JP7551485U JP7551485U JPH0332293Y2 JP H0332293 Y2 JPH0332293 Y2 JP H0332293Y2 JP 7551485 U JP7551485 U JP 7551485U JP 7551485 U JP7551485 U JP 7551485U JP H0332293 Y2 JPH0332293 Y2 JP H0332293Y2
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outlet
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rainwater
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JPS61190286U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 [技術分野] 本考案は、サインポストなどとして用いられる
郵便受け箱に関するものである。
[背景技術] 郵便受け箱は第5図aに示すように、箱本体1
の前面の上部に投入口を設けてこの投入口に投入
口蓋10を開閉自在に取り付け、また投入口の下
側に取出口を設けてこの取出口に取出口蓋3を開
閉自在に取り付けて形成される。そして投入口蓋
10を回動させて投入口を開くことによつて郵便
物などを投入できるようにし、また取出口蓋3を
回動して取出口を開くことによて郵便物などを取
り出すことができるようにしてある。しかしこの
ものにあつて、郵便受け箱がサインポストなどと
して屋外に設置されるものである場合、投入口蓋
10と取出口蓋3との間から雨水が浸入すること
が多く、郵便受け箱内に投入された郵便物などを
濡らしてしまうおそれがあつた。取出口蓋3の上
端部を傾斜させるようにして投入口蓋10の下端
部を取出口蓋3の上端部より前方に位置させるよ
うにし、投入口蓋10の表面を流下する雨水を取
出口蓋3前面側において落下させて雨水が郵便受
け箱内に浸入しないようにしてはいるが、風など
によつて取出口蓋3の表面に沿つて第5図bのよ
うに上昇してくる雨水は、投入口蓋10の下端部
裏側において取出口蓋3の上端を乗り越え、郵便
受け箱内に浸入することになるのである。
そこで本考案者等は、第6図aに示すように取
出口蓋3の内面の上端に樋材6を取り付けて上面
開口の雨受け樋7を設けるようにし、取出口蓋3
の上端を乗り越える雨水をこの雨受け樋7によつ
て受けて、雨水が郵便受け箱内に浸入することを
防止する試みをなした。しかしこのものでは郵便
受け箱内の郵便物などを取り出す際に取出口を開
口させるために、取出口蓋3を第6図bのように
回動させて水平状態とすると、雨受け樋7の開口
が斜め下方を向くことになり、雨受け樋7内の雨
水が雨受け樋7内から郵便受け箱内に流出して郵
便物を濡らせてしまうおそれがあるという問題を
有するものであつた。
〔考案の目的〕
本考考案は、上記の点に鑑みて為されたもので
あり、取出口蓋上端を乗り越えてくる雨水が内部
に浸入することを雨受け樋で防止できると共に、
取出口を開くために取出口蓋を回動させても雨受
け樋から流出して郵便物などが雨水で濡れること
を防ぐことができる郵便受け箱を提供することを
目的とするものである。
[考案の開示] しかして本考案に係る郵便受け箱は、箱本体1
の取出口2に取出口蓋3をその上部において軸支
することによつて、取出口2を閉塞する垂下状態
と取出口蓋3の下部を箱本体1から突出させて取
出口2を開口させる状態との間で上下回動自在に
取出口蓋3を取り付け、縦片4と横片5とを有し
て形成される樋材6を取出口蓋3の上端部内面に
取り付けて取出口蓋3の内面側に上方開口の雨受
け樋7を形成し、樋材6の縦片4を箱本体1の外
方へ上り傾斜させると共にこの縦片4の傾斜角度
を取出口2を開口させるために取出口蓋3の下部
を上方へ回動させ状態において縦片4を上り傾斜
させることのできる角度に設定して成ることを特
徴とするものであり、取出口蓋3の上端を乗り越
える雨水を雨受け樋7で受けて雨水の浸入を防止
できるようにすると共に、雨受け樋7を構成する
樋材6の縦片4を傾斜させることで取出口2を開
口させるために取出口蓋3を回動させても雨水が
雨受け樋7から流出されないようにしたものであ
つて、以下本考案を実施例により詳述する。
郵便受け箱の箱本体1は第2図に示すように、
天板11と地板12と背板13とが構成されるよ
うに断面略コ字型に形成される本体片14の両側
端に側板31,31を取り付けて、前面開口の箱
状に形成されるものである。側板31,31の前
端部に内面にはその上端部位置と上部位置とにお
いてそれぞれ軸突起15,16が突設してある。
そして取出口蓋3の上端部両側端に設けた軸受け
片17の軸孔を軸突起15に回動自在に被挿する
ことによつて、取出口蓋3を側板31,31間に
取り付けてあり、取出口蓋3をその下端部を前方
へ引くことによつて上方へ回動させ、取出口蓋3
が取り付けられる部分に対応して側板31,31
間に形成される取出口2を開口させ、また取出口
蓋3を下方へ回動して垂下させることによつて取
出口2を閉塞することができるようにしてある。
取出口蓋3にはネームプレート19を保持するた
めのプレート押さえ20を取り付ける取付具21
が設けてあり、さらに錠組立金具22によつてダ
イヤル錠24が取り付けてある。また、投入口蓋
10の上端部に両側端に軸孔を有する軸突片25
が設けてあり、軸孔を軸突起16に被挿すること
によつて、投入口蓋10を側板31,31間に取
り付けてある。投入口蓋10の下端部を前方へ引
くことによつて上方へ回動させることで、投入口
蓋10の上端と天板11の先端との間に形成され
る投入口18を開口させることができるようにし
てある。ここで、取出口蓋3の上端部は内方へ屈
曲する傾斜片26として形成してあり、また側板
31に設けた蓋当たり片27によつて投入口蓋1
0は斜め状態で投入口18を閉塞するようにして
あり、この結果投入口蓋10の下端部が取出口蓋
3の上端部よりも外方に位置されるようにしてあ
る。
また、取出口蓋3の上端部の背面側には幅方向
全長に亘る樋材6を取り付けて、上面と両側端面
とにおいて開口する雨受け樋7が形成してある。
この雨受け樋7を形成させる樋材6は、第3図に
示すように縦片4と横片5とで断面略L字型に形
成されるもので、横片5にはさらに樋材6を取出
口蓋3に固定するための取付片32が全長に亘つ
て下方へ延設してある。そしてこの樋材6におけ
る縦片4は取出口2を閉塞するために取出口蓋3
を垂直(鉛直)にした状態で、箱本体1の外方へ
上り傾斜するように傾斜をもつて形成してある。
この縦片4の傾斜角度は、取出口2を開口させる
ために取出口蓋3を回動させた状態で(通常は取
出口蓋3は90゜程度の回動角度以上は回動できな
いようにストツパーなどで規制してあるので、こ
のときには取出口蓋3を水平状態に回動させた状
態で)、第1図bに示すように雨受け樋7内の雨
水が縦片4の先端を越えて流出しない程度に上方
へ傾斜させることができる角度に設定される。ま
た樋材6の横片5は箱本体1の内方へ向けて下り
傾斜するように傾斜されて形成されるもので、横
片5の傾斜の上端と傾斜の下端との間の鉛直寸法
Aを最大水深として雨水を雨受け樋7内に保有さ
せることができる。樋材6は通常、取付片32を
取出口蓋3にスポツト熔接して取り付けがおこな
われるもので、取付片32と取出口蓋3との間の
封水性が不十分であるために、水深がAを越える
と雨受け樋7内の雨水が取付片32と取出口蓋3
との間から流出するおそれがあり、Aを越える水
深で雨水が雨受け樋7内に滞留しないようにする
必要があるものである。尚、第4図に示すように
取付片32と取出口蓋3との間に全長に亘つてゴ
ムパツキンなどパツキン33を取り付け、この間
の封水性を確保できるようにすれば、最大水深を
Bの寸法にまですることが可能になる。
また各側板31,31の内面には、雨受け樋7
の下方位置において水受け樋34,34が取り付
けてある。水受け樋34は側板31より突出して
設けられるもので、取出口蓋3の雨受け樋7の側
端の鉛直下方位置よりも突出するようにその突出
寸法が設定される。まこの水受け樋34は前方へ
向けて斜め下方に傾斜するように形成されるもの
で、前端部に排出口35を設け、取出口蓋3の側
端背面を当接させて取出口蓋3が箱本体1内に食
い込むように回動することを阻止するために側板
31の前端縁に設けられた蓋当たり片29の前面
にこの排出口35を臨ませてある。蓋当たり片2
9の下端は側板6の下端にまで至つているもので
ある。
しかして上記のように形成される郵便受け箱に
あつて、風などの影響で取出口蓋3の表面を第1
図aのa矢印のように上昇して、b矢印のように
取出口蓋3の上端を乗り越えても雨水は雨受け樋
7に受けられることになつて、雨水が郵便受け箱
内に浸入することを防止することができる。そし
て雨受け樋7内に流入した雨水は雨受け樋7の両
端から排出されることになり、この排出された雨
水は直接滴下するかもしくは側板31の内面に沿
つて流下して水受け樋34内に受けられる。さら
にこの水受け樋34内に受けられた雨水は水受け
樋34の前端の排出口35から蓋当たり片29の
前面に至り、箱本体1の前端に位置するところの
この蓋当たり片29の前面に沿つて流下して箱本
体1の下端から排出される。ここで、雨受け樋7
内に受けられた雨水を排出するにあたつて、雨受
け樋7の底部に対応して取出口蓋3に排出用の孔
を設けるようにすれば、水受け樋34を設けるよ
うな必要なく雨水の排出をおこなうことができ
る。しかしこの場合は孔で郵便受け箱の外観を損
ねることになると共に、孔から流出する雨水で取
出口蓋10の表面に汚れが線状に発生することが
あるという問題は残る。
また、取出口2を開くために第1図bのように
取出口蓋3を回動したときにおいて、雨受け樋7
を構成する樋材6の縦片4は斜め上方を向いてい
るために、雨受け樋7内の雨水が縦片4の上端を
越えて箱本体1内へ流れ出すことを防止すること
ができる。このときの雨受け樋7内の雨水の最大
水深は第3図におけるCの寸法となる。
[考案の効果] 上述のように本考案にあつては、縦片と横片と
を有して形成される樋材を取出口蓋の上端部内面
に取り付けて取出口蓋の内面側に上方開口の雨受
け樋を形成したので、雨水が取出口蓋の上端を乗
り越えても雨水は雨受け樋に受けられ、取出口蓋
の上端を乗り越える雨水が郵便受け箱の内方に浸
入して郵便物などを濡らすことを防止することが
できるものであり、しかも樋材の縦片を箱本体の
外方へ上り傾斜させると共にこの縦片の傾斜角度
を取出口を開口させるために取出口蓋の下部を上
方へ回動させた状態において縦片を上り傾斜させ
ることのできる角度に設定してあるので、取出口
を開くために取出口蓋を回動したときにおいて、
雨受け樋を構成する樋材の縦片は斜め上方を向い
ていて、雨受け樋内の雨水が縦片の上端を越えて
箱本体内へ流れ出すことを防止することができる
ものである。
【図面の簡単な説明】
第1図a,bは本考案の一実施例の一部の斜視
図、第2図は同上の全体の縮小分解斜視図、第3
図は同上の一部の側断面図、第4図は本考案の他
の実施例の一部の側断面図、第5図a,bは従来
例の一部の概略斜視図と一部の概略側断面図、第
6図a,bは他の従来例の一部の側断面図であ
る。 1は箱本体、2は取出口、3は取出口蓋、4は
縦片、5は横片、6は樋材、7は雨受け樋であ
る。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 箱本体の取出口に取出口蓋をその上部において
    軸支することによつて、取出口を閉塞する垂下状
    態と取出口蓋の下部を箱本体から突出させて取出
    口を開口させる状態との間で上下回動自在に取出
    口蓋を取り付け、縦片と横片とを有して形成され
    る樋材を取出口蓋の上端部内面に取り付けて取出
    口蓋の内面側に上方開口の雨受け樋を形成し、樋
    材の縦片を箱本体の外方へ上り傾斜させると共に
    この縦片の傾斜角度を取出口を開口させるために
    取出口蓋の下部を上方へ回動させた状態において
    縦片を上り傾斜させることのできる角度に設定し
    て成る郵便受け箱。
JP7551485U 1985-05-21 1985-05-21 Expired JPH0332293Y2 (ja)

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JP7551485U JPH0332293Y2 (ja) 1985-05-21 1985-05-21

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JPS61190286U JPS61190286U (ja) 1986-11-27
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