JPS6144704Y2 - - Google Patents

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JPS6144704Y2
JPS6144704Y2 JP10205083U JP10205083U JPS6144704Y2 JP S6144704 Y2 JPS6144704 Y2 JP S6144704Y2 JP 10205083 U JP10205083 U JP 10205083U JP 10205083 U JP10205083 U JP 10205083U JP S6144704 Y2 JPS6144704 Y2 JP S6144704Y2
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JP10205083U
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JPS608686U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 〔技術分野〕 本考案は、主として屋外設置型の郵便受箱に関
するものである。
〔背景技術〕
郵便受箱は前面に郵便投入用開口2を背面に郵
便取出し口を設けた郵便受箱本体1の前面に郵便
投入用開口2の周縁にて口金4を取着することに
より形成される。そして口金4の郵便投入口10
に投入口蓋5の上端を枢着することにより開閉自
在に投入口蓋5が取付けられている。このものに
あつて、雨水は第1図の矢印に示すように口金4
上面から投入口蓋5の前面を伝つて流下すること
になり、投入口蓋5を流下する雨水の一部はa矢
印のように郵便投入口10内へ入つて口金4の下
部内に溜りこれが郵便受箱本体1内にあふれて浸
入したり、またはb矢印のように投入口蓋5の下
端から郵便受箱本体1内に滴り落ちたりして、郵
便受箱本体1内の郵便物が雨水が濡れたりするお
それがあつた。さらにこのものにあつては吹き上
げる風の作用によつてc矢印のように投入口蓋5
の上端を雨水が乗り越えて雨水が郵便受箱本体1
内に浸入するおそれもあつた。そこで、第2図に
示すように口金4の上部に庇14を設けて庇14
の先端下縁に水切り突条12を突設し、この突条
12によつて口金4の上面の雨水を矢印のように
落下させて雨水が投入口蓋5の表面に至らないよ
うにすることが試みられている。しかしながら口
金4と庇14とを一体に形成しようとした場合、
庇14には突条12が設けられていて金型よりの
離型が困難になるために成形が事実上不可能であ
るため、庇14を口金4とは別体に形成して、取
付ネジ13によつて口金4に庇14を取付けるよ
うにる必要があり、組み立て工数が増加するとい
う問題があると共に、このものにあつても風の作
用などで雨水が浸入することを完全に防止するこ
とはできないものであつた。
〔考案の目的〕
本考案は上記の点に鑑みてなされたものであつ
て、口金に別体の庇を取付けたりするような必要
なく、雨水が口金の郵便投入口部分から浸入する
ようなおそれがない郵便受箱を提供することを目
的とするものである。
〔考案の開示〕
しかして本考案に係る郵便受箱は郵便受箱本体
1の前面に郵便投入用開口2を設けると共に郵便
投入用開口2の下縁に郵便受箱本体1の内方へ向
け斜上方に傾斜する下水返し片3を全巾に亘つて
延設し、口金4をその中央部に郵便投入口10を
設けた四角枠状に形成すると共に口金4の四周の
背面に鍔片6を背方へ延設してこの鍔片6の下部
に上下に開口する水抜穴7を設け、この口金4を
郵便投入用開口2の周縁にて郵便受箱本体1の前
面に取着し、投入口蓋5の上端に背方へ向け斜上
方に傾斜する傾斜片8を巾全長に亘つて延設する
と共に傾斜片8の上端部に前方へ向け斜上方に傾
斜する上水返し片9を巾全長に亘つて突設し、投
入口蓋5の上端部を郵便投入口10の開口上縁の
内側に、投入口蓋5の下端部を郵便投入口10の
開口下縁の内側で且つ下水返し片3の上端より前
方にそれぞれ位置させた状態で口金4の郵便投入
口10に投入口蓋5をその上端にて上下回動自在
に枢着して成ることを特徴とするもので、かかる
構成によつて上記目的を達成したものであり、以
下本考案を実施例によつて詳述する。
郵便受箱本体1の前面上部に郵便投入用開口2
が形成してあり、郵便投入用開口2の下縁にその
全巾に亘つて郵便受箱本体1の内方へ向け斜上方
に傾斜する下水返し片3が第4図のように延設し
てある。また郵便投入用開口2の上縁には全巾に
亘つて鍔突片15が延設してある。この郵便受箱
本体1の背面には郵便取出し口(図示せず)が設
けてある。口金4は四角枠状に形成され、その四
周端部には鍔片6が背方へ延設してあり、口金4
の上部は庇部16として突出せしめてある。鍔片
6の下部には水抜穴7が設けてあり、この水抜穴
7は口金4を成形したのちにドリル加工などで形
成されるものである。また口金4内周の郵便投入
口10の上縁には下端が尖るように形成された口
金水切り片17がその全巾に亘つて突設してあ
る。口金4の郵便投入口10には投入口蓋5が取
付けられるが、この投入口蓋5は上端部が前面側
へ凹湾曲された形状に形成されているもので、第
6図に示されるように投入口蓋5の上端には背面
側へ向け斜上方に傾斜する傾斜片8が全巾に亘つ
て延設してあつて、傾斜片8の先端上面には上水
返し片9が全巾に亘つて突出せしめてある。また
投入口蓋5の下端は鋭角断面に形成されて水切り
角部18としてあり、投入口蓋5の下端に延設し
た係止屈曲片19の下端も鋭角断面に形成されて
水切り角部20としてある。この投入口蓋5は上
端に設けた軸筒片21に通した芯線22によつて
口金4に上下回動自在に取付けられ、投入口蓋5
で口金4の郵便投入口10を開閉自在になすもの
であり、投入口蓋5はばね23によつて郵便投入
口10を閉塞する方向に回動付勢されている。そ
して、口金4は、郵便投入用開口2の周縁にて郵
便受箱本体1の前面に取付ネジ24によつて取着
される。
しかして上記のように形成した郵便受箱にあつ
て、口金4上の雨水25が口金4の前面を伝つて
流れる場合、雨水25の大部分は口金水切り片1
7より下方に落下し、(第7図のa矢印)、投入口
蓋5には雨水は至らない。また一部の雨水25が
投入口蓋5の表面側に口金4より移つて風によつ
て吹き上げられても、傾斜片8の傾斜によつて流
し戻されると共に上水返し片9による止水作用で
雨水25が投入口蓋5を乗り越えて郵便受箱本体
1内に浸入することは防止される。また投入口蓋
5の表面側を流下する雨水25はその下端の水切
り角部18によつて大部分が滴下され(第7図の
b矢印)、投入口蓋5の内側へ浸入することが防
止されると共に、一部の雨水25が投入口蓋5の
内側へ回つてもこの雨水25は水切り角部20に
よつて滴下されて(第7図のc矢印)口金4の下
部内に落下するだけで、下水返し片3の作用によ
り雨水25が郵便受箱本体1内に浸入することが
防止される。そしてこのように口金4の下部内に
流下した雨水25は水抜穴7から排出され(第7
図のd矢印)、雨水25が口金4の下部内で溢れ
て郵便受箱本体1内に浸入することが防止され
る。また口金4と郵便受箱本体1との間に浸入し
た雨水25は、投入口蓋5の裏側を流下して口金
4の内側下部内に流れ落ち(下水返し片3の作用
で雨水25が郵便受箱本体1内に流れ落ちること
は防止される。)、口金4の下部内の雨水25は水
抜穴7より排出される。
次に上記口金4や投入口蓋5の成形について説
明する。口金4は第8図に示すように成形用凹所
26を形成したキヤビテイ側金型27とコア28
を形成したコア側金型29とを型締めすることに
よつて形成されるキヤビテイ30内に第9図のよ
うに樹脂成形材料31を射出することにより成形
が行なわれる。また投入口蓋5は、第10図に示
すように成形用凹所32を形成したキヤビテイ側
金型33とコア34を形成したコア側金型35と
を型締めすることによつて形成されるキヤビテイ
36内に第11図のように樹脂成形材料31を射
出することにより成形が行なわれる。ここで、両
金型33,35のパーテイング面は通常で示
す面によつて形成されるが、パーテイング面をこ
のようにの面で設定すると、投入口蓋5の下
端に設ける水切り角部18,20は鋭角に形成さ
れているために、この水切り角部18,20を成
形させるためのキヤビテイ側金型33の成形用凹
所32aの内側面とパーテイング面とのなす
角度θは鋭角となつて、成形品をキヤビテイ側
金型33から抜くことができなくなる。そこで、
パーテイング面をθが90゜となるように
で設定し、型締め型離れ方向及び突出しピンによ
る成形品の離型方向を第10図の矢印のように設
定することにより、キヤビテイ側金型33から成
形品が脱型し易すくなるように工夫する必要があ
る。
〔考案の効果〕
上述のように本考案によれば、水切り用の突条
を有する庇を別体で形成してこれを口金に取付け
たりするような必要なく、下水返し片、水抜穴、
上水返し片の作用によつて雨水が郵便受箱本体内
に浸入することを防止できるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図、第2図は従来例の一部の断面図、第3
図は本考案の一実施例の斜視図、第4図は同上の
一部切欠分解斜視図、第5図は同上の一部切欠斜
視図、第6図は同上の一部の断面図、第7図は同
上の作用を示す一部の断面図、第8図、第9図は
同上における口金の製造を示す断面図、第10
図、第11図は同上における投入口蓋の製造を示
す断面図である。 1は郵便受箱本体、2は郵便投入用開口、3は
下水返し片、4は口金、5は投入口蓋、6は鍔
片、7は水抜穴、8は傾斜片、9は上水返し片、
10は郵便投入口である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 郵便受箱本体の前面に郵便投入用開口を設ける
    と共に郵便投入用開口の下縁に郵便受箱本体の内
    方へ向け斜上方に傾斜する下水返し片を全巾に亘
    つて延設し、口金をその中央部に郵便投入口を設
    けた四角枠状に形成すると共に口金の四周の背面
    に鍔片を背方へ延設してこの鍔片の下部に上下に
    開口する水抜穴を設け、この口金を郵便投入用開
    口の周縁にて郵便受箱本体の前面に取着し、投入
    口蓋の上端に背方へ向け斜上方に傾斜する傾斜片
    を巾全長に亘つて延設すると共に傾斜片の上端部
    に前方へ向け斜上方に傾斜する上水返し片を巾全
    長に亘つて突設し、投入口蓋の上端部を郵便投入
    口の開口上縁の内側に、投入口蓋の下端部を郵便
    投入口の開口下縁の内側で且つ下水返し片の上端
    より前方にそれぞれ位置させた状態で口金の郵便
    投入口に投入口蓋をその上端にて上下回動自在に
    枢着して成る郵便受箱。
JP10205083U 1983-06-30 1983-06-30 郵便受箱 Granted JPS608686U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10205083U JPS608686U (ja) 1983-06-30 1983-06-30 郵便受箱

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10205083U JPS608686U (ja) 1983-06-30 1983-06-30 郵便受箱

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Publication Number Publication Date
JPS608686U JPS608686U (ja) 1985-01-21
JPS6144704Y2 true JPS6144704Y2 (ja) 1986-12-16

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ID=30240723

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JP10205083U Granted JPS608686U (ja) 1983-06-30 1983-06-30 郵便受箱

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP4759543B2 (ja) * 2007-08-22 2011-08-31 株式会社共成レンテム 投函扉の支持構造

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JPS608686U (ja) 1985-01-21

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