JP2550860Y2 - 洗い場付浴槽 - Google Patents

洗い場付浴槽

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JP2550860Y2
JP2550860Y2 JP1991086032U JP8603291U JP2550860Y2 JP 2550860 Y2 JP2550860 Y2 JP 2550860Y2 JP 1991086032 U JP1991086032 U JP 1991086032U JP 8603291 U JP8603291 U JP 8603291U JP 2550860 Y2 JP2550860 Y2 JP 2550860Y2
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Japan
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bathtub
washing
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pan
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一郎 中島
賢治 林
由男 大沼
正憲 堀井
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Showa Denko Materials Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Chemical Co Ltd
Showa Denko Materials Co Ltd
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  • Residential Or Office Buildings (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、組立式浴室などに使用
される洗い場付浴槽に関するものである。
【0002】
【従来の技術】エプロン体、浴槽本体及び洗い場防水パ
ンの三部材をそれぞれ別成形して組み合わせる方法は、
部材単位の寸法が小さくなるので、一体型に比べて施工
現場での搬入性や施工が容易になることから、最近普及
しつつある構造である。
【0003】ところで、上記の構造とした図6に示す従
来のものは、まず、エプロン体11の場合、デッキ型の
水栓を取付けるための平面スペース11aを片側に空け
て、浴槽本体嵌入用開口11bに浴槽本体12を嵌入設
置するレイアウトとなっている。従って左右勝手が発生
することから、成形型を最低でも左右各1型、計2型を
製作するか、あるいは1型で左右兼用させる場合には成
形品から後加工で浴槽本体嵌入用開口11bを開けて対
応する方法が採られている。
【0004】また、洗い場防水パン13においても、排
水トラップ13bが、平面形状でみて非対称の位置にあ
り、左右勝手が発生して2型製作するようにしたり、図
示はしないが対称形状で1型である場合にも、洗い場防
水パンの長辺側を二分する中心線に対して左右対称形状
となっている。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】従来の技術で述べたも
のにおいて、まず、エプロン体11の成形型を2型製作
する場合、浴槽本体12が載置される浴槽本体嵌入用開
口11b周縁部の段部は一体にて成形できるものの、型
の投資が高くなるばかりでなく、機種が増えることは生
産管理、在庫管理の面でも面倒となる。特に、型投資の
面では量産性に優れたSMC用の金型等の場合には莫大
な金額となってしまう問題点がある。また、1型を製作
する場合には左右を兼用とするために、上記浴槽本体嵌
入用開口11b周縁部の段部は一体成形することができ
ず、周縁部の強度確保や防水性能の確保のために別部材
を準備して後加工で形成することになるので、材料費、
加工費共にコスト高の要因となっていた。
【0006】また、洗い場防水パンにおいても、成形型
を2型製作する場合は上記エプロン体の場合と同様に経
済性や管理面での問題点があるとともに、また、1型で
あつても長辺側を二分する中心線に対して左右対称形状
の洗い場防水パンでは、エプロンの横に排水トラップ1
3bが露呈して意匠的に好ましくないという問題があつ
た。
【0007】本考案は、従来技術の有するこのような問
題点に鑑みてなされたものであり、その目的とするとこ
ろは、成形型の数及び成形品の種類を減らして経済性及
び生産性を向上させ、また、管理を容易にするととも
に、加えて、左右型を製作するのと同様のバリエーショ
ンと高級な意匠性をも合わせ持つようにした洗い場付浴
槽を提供しようとするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本考案による洗い場付浴槽は、壁付面、浴槽本体嵌
入用開口及び該浴槽本体嵌入用開口の周縁の段部とエプ
ロン面を一体に成形してなるエプロン体と、浴槽本体及
び洗い場防水パンとをそれぞれ別成形して組み立てるよ
うにしてなる洗い場付浴槽において、上記エプロン体、
洗い場防水パン及び浴槽本体の平面形状を、エプロン体
は長辺側、洗い場防水パンは短辺側、又、浴槽本体は短
辺側を二分する中心線に対して、左右対称形状に形成し
てなるものである。
【0009】
【実施例】以下、本考案による洗い場付浴槽の実施例に
ついて、図1〜図5を参照しながら詳細に説明する。図
1は本考案による洗い場付浴槽の一実施例を示す分解組
立て状態の斜視図、図2は図1の洗い場付浴槽を使用し
た浴室の水平断面図、図3は図2のA−A断面図、図4
は図2のB−B断面図である。図1において、それぞれ
別体に成形したエプロン体1、浴槽本体2、洗い場防水
パン3の三部材を組み立てることにより、洗い場付浴槽
4が形成される。エプロン体1には、三方向に壁付面1
a,1a,1a、浴槽本体嵌入用開口1b、この浴槽本
体嵌入用開口1bの開口周縁には段部1c及び垂下させ
たエプロン面1dが一体に成形されている。
【0010】上記エプロン体1は、図2に示す平面から
見て、このエプロン体1の長辺側を二分するセンターラ
イン(図中に記号で表示)を中心に完全に左右対称の形
状となるように、図2及び図3中における1aと1a、
1b、1cと1c、1eと1e、1fと1fの各寸法が
同寸法となるように形成されている。このエプロン体1
に浴槽本体2を組み込むが、この時デッキ水栓の取付ス
ペース1fを両側に確保して、2aと2aの寸法がやは
り左右対称の寸法となるように組み込む。
【0011】次に、浴槽本体2は、短辺の一辺側中央底
面に排水口を有し、図2に示した平面から見て、短辺側
を二分するセンターライン(図中に記号で表示)を中心
に完全に左右対称の形状となるように形成されている。
【0012】さらに、洗い場防水パン3は、図4に示す
ように、周囲に壁付面3a、短辺の一辺側中央に排水ト
ラップ3bを組込んでおり、図2に示した平面から見
て、短辺側を二分するセンターライン(図中に記号で表
示)を中心に完全に左右対称の形状となるように、3a
(壁付面の寸法)、3cの各寸法が同寸法となるように
形成されている。
【0013】上記に述べたエプロン体1、浴槽本体2、
洗い場防水パン3を、図5の(a),(b),(c),
(d)のように組み込み、これにドア入口の方向を組み
合わせることによって全ての建築間取りに対応する洗い
場付浴槽となる。
【0014】
【考案の効果】以上説明した通り、本考案による洗い場
付浴槽は、エプロン体及び洗い場防水パンを対称形状と
したことにより、成形型が各々1型で済んで極めて経済
的であり、特に量産性の良いSMC用金型等の高価な型
の場合は、最小型数で成形品を取得することができて製
品を安価に供給することができるようになる。また、エ
プロン体及び洗い場防水パンを施工現場にて組み込むこ
とにより全ての建築間取りに対応できるため、同形状
(同仕様)の成形品を生産すればよく、多量少品種とな
ってコストダウンが計れるとともに、生産、在庫、物流
面での管理が極めて簡単容易となる効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案による洗い場付浴槽の一実施例を示す分
解組立て状態の斜視図である。
【図2】図1の洗い場付浴槽を使用した浴室の水平断面
図である。
【図3】図2のA−A断面図である。
【図4】図2のB−B断面図である。
【図5】(a),(b),(c),(d)は本考案によ
る洗い場付浴槽のプランバリエーションを示す平面図で
ある。
【図6】従来例による洗い場付浴槽を示す斜視図であ
る。
【符号の説明】
1…エプロン体 1a…壁付面 1b…浴槽本体嵌入用開口 1c…段部 1d…エプロン面 1f…取付スペー
ス(水栓取付面) 2…浴槽本体 3…洗い場防水パ
ン 3a…壁付面 3b…排水トラッ
プ 11…エプロン体 11a…平面スペ
ース 11b…浴槽本体嵌入用開口 12…浴槽本体 13…洗い場防水パン 13b…排水トラ
ップ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 堀井 正憲 茨城県下館市大字下江連1250番地 日立 化成工業株式会社 結城工場内 (56)参考文献 実開 昭62−42648(JP,U) 実開 昭62−197984(JP,U) 実開 昭64−7886(JP,U)

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 壁付面、浴槽本体嵌入用開口及び該浴槽
    本体嵌入用開口の周縁の段部とエプロン面を一体に成形
    してなるエプロン体と、浴槽本体及び洗い場防水パンと
    をそれぞれ別成形して組み立てるようにしてなる洗い場
    付浴槽において、上記エプロン体、洗い場防水パン及び
    浴槽本体の平面形状を、エプロン体は長辺側、洗い場防
    水パンは短辺側、又、浴槽本体は短辺側を二分する中心
    線に対して、左右対称形状に形成してなることを特徴と
    する洗い場付浴槽。
JP1991086032U 1991-10-22 1991-10-22 洗い場付浴槽 Expired - Fee Related JP2550860Y2 (ja)

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JPH0534990U JPH0534990U (ja) 1993-05-14
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JPS6242648U (ja) * 1985-04-27 1987-03-14
JPS62197984U (ja) * 1986-06-09 1987-12-16
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