JP2782171B2 - ユニットバスにおける洗い場一体型浴槽 - Google Patents

ユニットバスにおける洗い場一体型浴槽

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JP2782171B2
JP2782171B2 JP7207793A JP20779395A JP2782171B2 JP 2782171 B2 JP2782171 B2 JP 2782171B2 JP 7207793 A JP7207793 A JP 7207793A JP 20779395 A JP20779395 A JP 20779395A JP 2782171 B2 JP2782171 B2 JP 2782171B2
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JP
Japan
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bathtub
insulating material
heat insulating
washing
group
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JP7207793A
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JPH0928599A (ja
Inventor
健司 高原
敬 小笠原
Original Assignee
江本工業株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、新規な構成を有す
るユニットバスにおける洗い場一体型浴槽に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のものにあっては、下記の
ようなものになっている。浴槽や洗い場の裏面には補強
のための成形リブが張り巡らせてあり、保温のための処
理をする場合は、ウレタン材を直接吹き付け処理する
か、軟らかいウレタンシートを複雑な形状に合わせて切
り、貼付けるのが多かった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の技術で述べたも
のにあっては、下記のような問題点を有していた。吹き
付けは厚みが均一でなかったり、ウレタンシート貼付け
は、補強リブの数が多ければ多い程作業効率が悪いとい
う面があった。本願は、従来の技術の有するこのような
問題点に鑑みなされたものであり、その目的とするとこ
ろは、上述の問題を解決できるものを提供しようとする
ものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は下記のようになるものである。すなわち、
本願のものは、浴槽2と洗い場3と保温材群4で構成さ
れ、浴槽と洗い場の裏側には補強リブが突設され、保温
材群は浴槽と洗い場の形状に沿った形状に構成され、か
補強リブを避けた溝状凹部が刻設されていると共に、
当該保温材群が浴槽と洗い場の裏側に接着固定するよう
構成されたユニットバスにおける洗い場一体型浴槽であ
る。上述のほか、下記のようにすることができる。 1.浴槽2は、排水口用開口部2A1を有する浴槽底面
2Aと、この浴槽底面に連設された浴槽前後面2B及び
浴槽左右側面2Cと、これら浴槽前後面及び浴槽左右側
面の上端に連設された浴槽ふち面2Dとから構成され、
浴槽底面2Aの裏面には強度を保持するための補強リブ
2Eが、また、浴槽左右側面2Cには浴槽ふち面2Dと
の強度を保持するための補強リブ2Fが突設され、洗い
場3は、平面方形に構成された板状体3Aと、この板状
体における所定箇所に開設された排水口用開口部3Bと
から構成され、裏面には強度を保持するための補強リブ
3Cが突設され、一方、保温材群4は、浴槽用保温材5
と、洗い場用保温材6とから構成され、浴槽用保温材5
は、浴槽底面用保温材5Aと、浴槽前後面用保温材5B
と、浴槽左右側面用保温材5Cとから構成され、浴槽底
面用保温材5Aは、浴槽底面の大部分を覆うよう構成さ
れた平面方形の保温材5A1に補強リブ2Eを避けるた
めの溝状凹部5A2が刻設され、浴槽前後面用保温材5
Bは、浴槽前後面と浴槽底面の前後縁を覆うよう構成さ
れ、浴槽左右側面用保温材5Cは、浴槽左右側面と浴槽
底面の左右縁を覆うよう構成されている保温材5C1に
補強リブ2Fを避けるための溝状凹部5C2が刻設さ
れ、洗い場用保温材6は、洗い場の裏面を覆うよう構成
された平面方形の保温材6Aに補強リブ3Cを避けるた
めの溝状凹部6Bが刻設され、以上のように構成された
保温材群4が、浴槽2と洗い場3の各部位に接着固定さ
れている。 2.洗い場用保温材6が適数個に分割したものである。 3.保温材群が樹脂成形品である。
【0005】
【発明の実施の形態】実施例について図面を参照して説
明する。1は本発明のユニットバスにおける洗い場一体
型浴槽で、浴槽2と、洗い場3と、樹脂成形品として構
成された保温材群4で構成されている。浴槽2は、排水
口用開口部2A1を有する浴槽底面2Aと、この浴槽底
面に連設された浴槽前後面2B及び浴槽左右側面2C
と、これら浴槽前後面及び浴槽左右側面の上端に連設さ
れた浴槽ふち面2Dとから構成され、浴槽底面2Aの裏
面には強度を保持するための補強リブ2Eが、また、浴
槽左右側面2Cには浴槽ふち面2Dとの強度を保持する
ための補強リブ2Fが突設されている。洗い場3は、平
面方形に構成された板状体3Aと、この板状体における
所定箇所に開設された排水口用開口部3Bとから構成さ
れ、裏面には強度を保持するための補強リブ3Cが突設
されている。この場合、補強リブ2Eと補強リブ3C
は、図示のように縦横に多数設けられており、複雑な形
状となっている。一方、保温材群4は、浴槽用保温材5
と、洗い場用保温材6とから構成され、浴槽用保温材5
は、浴槽底面用保温材5Aと、浴槽前後面用保温材5B
と、浴槽左右側面用保温材5Cとから構成されている。
浴槽底面用保温材5Aは、浴槽底面の大部分を覆うよう
構成された平面方形の保温材5A1に補強リブ2Eを避
けるための溝状凹部5A2が刻設されている。浴槽前後
面用保温材5Bは、浴槽前後面と浴槽底面の前後縁を覆
うよう構成されている。浴槽左右側面用保温材5Cは、
浴槽左右側面と浴槽底面の左右縁を覆うよう構成されて
いる保温材5C1に補強リブ2Fを避けるための溝状凹
部5C2が刻設されている。洗い場用保温材6は、洗い
場の裏面を覆うよう構成された平面方形の保温材6Aに
補強リブ3Cを避けるための溝状凹部6Bが刻設されて
いる。この場合、この洗い場用保温材6は所謂一枚もの
であっても、また、図示のように例えば、2分割のほ
か、中央部6Cと左右部分6Dなどに3分割したものと
してもよい。以上のように構成された保温材群4が、浴
槽2と洗い場3の各部位に接着固定されている。
【0006】
【発明の効果】本発明は、上述の通り構成されているの
で次に記載する効果を奏する。 1.浴槽2と、洗い場3の形状に沿った形状の保温材群
を、各部の形状に一定の厚みとなるように事前に成形し
ておき、それらを接着固定するよう構成されているか
ら、浴槽と洗い場の裏面を簡単に覆うことができ、作業
効率がよく工数の低減に役立ち、また、一定の厚みで覆
うことができ保温性を高くすることができる。さらに、
防音性も高くすることができる。この結果、均一な品質
の保温材付洗い場一体型浴槽を提供することができる。 2.補強リブの数は図示の本数だけとは限らず、縦横に
入った補強リブを有するものであれば、本願のもので期
待できる効果と同様の効果を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】全体の斜視図である。
【図2】裏面方向から見た全体の斜視図である。
【図3】浴槽用保温材の要部拡大斜視図である。
【図4】裏面方向から見た全体の分解斜視図である。
【符号の説明】
1 ユニットバスにおける洗い場一体型浴槽 2 浴槽 3 洗い場 4 保温材群 5 浴槽用保温材 6 洗い場用保温材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) A47K 3/02 A47K 4/00 E04H 1/12 301

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 浴槽(2)と洗い場(3)と保温材群
    (4)で構成され、浴槽と洗い場の裏側には補強リブが
    突設され、保温材群は浴槽と洗い場の形状に沿った形状
    に構成され、かつ補強リブを避けた溝状凹部が刻設され
    ていると共に、当該保温材群が浴槽と洗い場の裏側に接
    着固定するよう構成されたことを特徴とするユニットバ
    スにおける洗い場一体型浴槽。
  2. 【請求項2】 浴槽(2)は、排水口用開口部(2A
    1)を有する浴槽底面(2A)と、この浴槽底面に連設
    された浴槽前後面(2B)及び浴槽左右側面(2C)
    と、これら浴槽前後面及び浴槽左右側面の上端に連設さ
    れた浴槽ふち面(2D)とから構成され、浴槽底面(2
    A)の裏面には強度を保持するための補強リブ(2E)
    が、また、浴槽左右側面(2C)には浴槽ふち面(2
    D)との強度を保持するための補強リブ(2F)が突設
    され、洗い場(3)は、平面方形に構成された板状体
    (3A)と、この板状体における所定箇所に開設された
    排水口用開口部(3B)とから構成され、裏面には強度
    を保持するための補強リブ(3C)が突設され、一方、
    保温材群(4)は、浴槽用保温材(5)と、洗い場用保
    温材(6)とから構成され、浴槽用保温材(5)は、浴
    槽底面用保温材(5A)と、浴槽前後面用保温材(5
    B)と、浴槽左右側面用保温材(5C)とから構成さ
    れ、浴槽底面用保温材(5A)は、浴槽底面の大部分を
    覆うよう構成された平面方形の保温材(5A1)に補強
    リブ(2E)を避けるための溝状凹部(5A2)が刻設
    され、浴槽前後面用保温材(5B)は、浴槽前後面と浴
    槽底面の前後縁を覆うよう構成され、浴槽左右側面用保
    温材(5C)は、浴槽左右側面と浴槽底面の左右縁を覆
    うよう構成されている保温材(5C1)に補強リブ(2
    F)を避けるための溝状凹部(5C2)が刻設され、洗
    い場用保温材(6)は、洗い場の裏面を覆うよう構成さ
    れた平面方形の保温材(6A)に補強リブ(3C)を避
    けるための溝状凹部(6B)が刻設され、以上のように
    構成された保温材群(4)が、浴槽(2)と洗い場
    (3)の各部位に接着固定されている請求項1記載のユ
    ニットバスにおける洗い場一体型浴槽。
  3. 【請求項3】 洗い場用保温材(6)が適数個に分割し
    たものである請求項1または請求項2記載のユニットバ
    スにおける洗い場一体型浴槽。
  4. 【請求項4】 保温材群が樹脂成形品である請求項1あ
    るいは請求項3のいずれかに記載のユニットバスにおけ
    る洗い場一体型浴槽。
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