JPH0120916Y2 - - Google Patents

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JPH0120916Y2
JPH0120916Y2 JP13512783U JP13512783U JPH0120916Y2 JP H0120916 Y2 JPH0120916 Y2 JP H0120916Y2 JP 13512783 U JP13512783 U JP 13512783U JP 13512783 U JP13512783 U JP 13512783U JP H0120916 Y2 JPH0120916 Y2 JP H0120916Y2
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JP
Japan
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shelf
synthetic resin
shelf board
main body
makeup mirror
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JP13512783U
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English (en)
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JPS6042140U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 〔技術分野〕 本考案は、合成樹脂シートを真空成形法により
製作する例えば洗面化粧台の化粧鏡本体等の合成
樹脂製本体構造、特にその棚部構造に関する。
〔従来の技術〕
従来の洗面化粧台の一例として第1図に示すよ
うなものがある。これはキヤビネツト50上に、
洗面器51を一体的に組込んだカウンター52を
載置し、このカウンター52の上位に鏡53を化
粧鏡本体54により支持して連設したものであ
り、化粧鏡本体54には複数の化粧棚55が凹部
を形成するように設けられている。
第2図は化粧棚55形成部分を拡大して示す斜
視図であり、化粧鏡本体54の外枠をなす部分が
側板54aとなり、同側板54aから鏡53側の
側板54b方向に伸長するように棚板56が側板
54a,54bと面一状態に形成されている。
一般に、洗面化粧台等の化粧鏡本体54は例え
ばABS樹脂又はAS樹脂等のシート材を真空成形
法により製作しており、第2図に示した化粧棚5
5を形成する部分は深絞り加工と同様な処理を施
されることになる。
しかし、従来の化粧棚構造では、棚板56が側
板54a,54bと前面側が同レベルとなる状態
であるため、成形の際第2図で示す化粧棚55の
内奥部のコーナー部分Cは他の部分に比べて極め
て肉厚が小さくなることが避けられない。従つ
て、このコーナー部分Cの肉厚を所定以上となす
ために、樹脂のシート材厚を3〜5mm程度とする
必要があり、化粧鏡本体54の大部分は設定肉厚
より大となつて不経済であり、製作費が高いとい
う欠点がある。
このような問題に対し、肉厚を薄くしてコスト
の低減を図るには、コーナー部分の深絞り量を小
さくすれば良いことが当然考えられる。しかし、
化粧棚55の奥行寸法が短くなり、収納容量が小
さくなつて化粧品等を十分に収納ができず、本来
の目的を果せなくなるという問題が残る。
〔考案の目的〕
本考案は、合成樹脂シートを真空成形法により
型製作する化粧鏡等の合成樹脂製本体において、
薄肉シートで型製作可能となしてコスト低減を図
るとともに、棚板の奥行寸法を小さくすることな
く収納空間を十分に確保できるようにすることを
目的とする。
〔考案の構成〕
本考案の構成は、合成樹脂シートを真空成形法
により形成する化粧鏡等の合成樹脂製本体におい
て、収納品を載置する棚板部の前方への突出量を
最大となるようにしたものである。
〔実施例〕
以下、図面に示す実施例に基いて本考案を説明
する。
第3図は本考案に係る合成樹脂製本体の棚部構
造を適用した化粧鏡本体を有する洗面化粧台の斜
視図であり、キヤビネツト1上には洗面器2を一
体的に組込んだカウンター3が載置されるととも
に、合成樹脂本体をなす化粧鏡本体4が中央に鏡
5を備えて立設されている。
化粧鏡本体4は従来より用いられているABS,
AS樹脂等の樹脂シートを真空成形法により加熱
して型に密着させて成形する。左右側二位置にお
いて互いに平行に前面に突出する外側板6、及び
鏡5の両端に沿うように微量前方に突出する内側
板7が設けられて縦方向に凹所を画成し、かつ同
凹所を分割するように各々の内外側板6,7を連
結する棚板8が第4図で明らかなように外側板6
の前端面6aより前方に突出するように形成され
る。この棚板8、対向する内、外側板6,7及び
凹所の内奥部の背板部9により化粧棚10が形成
される。
尚、本例の場合右下の化粧棚10aは歯ブラシ
等の衛生器具を収納する部分で、前面側には上下
部に通気孔を設けたカバー11が開閉自在に取付
けられ、同化粧棚10aの上端を区画する棚板8
aは他のものより縦方向断面が大きく、照明ラン
プ12のスイツチ13やコンセント14等を配備
できる構成である。
また15は各棚板8の上位側に接着または他の
手段により成形後に取付けられるガードバーで、
棚板8の外形線に沿うように状に形成され、化
粧棚10に収納される化粧品等の落下を防ぐもの
である。
なお、棚板8a前面に設けるスイツチ13やコ
ンセント14は棚板8a前面、カバー11の前
面、及びガードバー15前面より最も前方に突出
するように配備されており、ひげそり機等のコー
ドレスタイプのものも、充電できるようにしてあ
る。
上記構成において、前述のように化粧鏡本体4
は合成樹脂シートを真空成形法により型製作する
が、内、外側板6,7の背板部9からの突出量を
小とすることができ、成形時において内、外側板
6,7と背板部9の絞り量は小さく、従つて化粧
棚10のコーナー部Cが肉薄となることがない。
棚板8自体は内、外側板6,7より前方に突出し
ているが、棚板8と内、外側板6,7の占める割
合を考慮すれば、棚板8の突出度合がコーナー部
Cに影響を与えることは少なく、成形後の化粧鏡
本体4はその全体に亘つて均等な肉厚となすこと
ができ、強度を十分なものとすることができる。
さらに、棚板8は化粧品等を収納するのに十分
なスペースを供給できるように前面側に突出させ
ることができ、内、外側板6,7の突出量が短く
ても、品物の載置面積は大きいので、化粧棚10
内の収納容量を大となすことができる。
尚、本実施例では洗面化粧台の化粧鏡本体に関
し述べたが、その他合成樹脂シートを素材として
凹設部を有する製品に対しても適用することがで
きる。
〔効果〕
本考案によれば、薄肉シートを有効に利用でき
るので製作費の低減を図ることができ、かつ棚板
の奥行寸法も確保できるので収納容量を十分にす
ることができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の洗面化粧台の一例を示す正面
図、第2図は同第1図の洗面化粧台の化粧棚部分
を示す斜視図、第3図は本考案に係る洗面化粧台
の斜視図、第4図は同第3図の−線矢視によ
る断面図である。 1……キヤビネツト、2……洗面器、3……カ
ウンター、4……化粧鏡本体、6……外側板、7
……内側板、8……棚板、9……背板部、10…
…化粧棚。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 合成樹脂シートを素材とし真空成形法により製
    作される本体に、前方側へ突出して物を載置する
    棚板と同棚板の両側部に連設される側板とにより
    棚部を形成し、同棚板の突出量を側板突出量より
    も大としたことを特徴とする合成樹脂製本体の棚
    部構造。
JP13512783U 1983-08-30 1983-08-30 合成樹脂製本体の棚部構造 Granted JPS6042140U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13512783U JPS6042140U (ja) 1983-08-30 1983-08-30 合成樹脂製本体の棚部構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13512783U JPS6042140U (ja) 1983-08-30 1983-08-30 合成樹脂製本体の棚部構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6042140U JPS6042140U (ja) 1985-03-25
JPH0120916Y2 true JPH0120916Y2 (ja) 1989-06-22

Family

ID=30304246

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP13512783U Granted JPS6042140U (ja) 1983-08-30 1983-08-30 合成樹脂製本体の棚部構造

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Publication number Publication date
JPS6042140U (ja) 1985-03-25

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