JPS6015612Y2 - 丸鋸 - Google Patents

丸鋸

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Publication number
JPS6015612Y2
JPS6015612Y2 JP7575480U JP7575480U JPS6015612Y2 JP S6015612 Y2 JPS6015612 Y2 JP S6015612Y2 JP 7575480 U JP7575480 U JP 7575480U JP 7575480 U JP7575480 U JP 7575480U JP S6015612 Y2 JPS6015612 Y2 JP S6015612Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
blade
cutting
width
circular saw
leading
Prior art date
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Expired
Application number
JP7575480U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS56176126U (ja
Inventor
一雄 山里
Original Assignee
株式会社神戸製鋼所
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Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社神戸製鋼所 filed Critical 株式会社神戸製鋼所
Priority to JP7575480U priority Critical patent/JPS6015612Y2/ja
Publication of JPS56176126U publication Critical patent/JPS56176126U/ja
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Publication of JPS6015612Y2 publication Critical patent/JPS6015612Y2/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は金属材料の切断に供される丸鋸に関するもので
ある。
通常金属材料の切断に利用される丸鋸は第1図に示す如
く、中心に鋸盤へ装着するための取付孔2を有した本体
1の外周部に第2図にスクイ面側からの投影図としてそ
の詳細を示す切刃部3が設けられておりその切刃部は、
切刃の両コーナ部を30度乃至45度の傾斜角aで切除
して形成された台形方形の先導刃4と、該先導刃4の刃
尖H1より若干低い刃尖礼の略矩形刃形の仕上刃5の2
種の切刃が交互に連続して配置構成されており、前記仕
上刃5頂部の刃幅W2は先導刃4の最大刃幅W1と同一
に形成されている。
かような構成からなる切刃を有する従来の丸鋸において
は、その切削機構を観察するに、第3図aに示す如く先
導刃4によって溝底8コ一ナ部に切残し部7を生じた状
態の切断溝6が加工され、この切残し部7を第3図すの
如く仕上刃5がさらい切削して切断仕上を行なう。
ところが、この仕上刃5による先導刃4の切残し部7の
切削においては、既に先導刃4によって形成された被切
断材9の切断溝6の側壁10により、生成した切屑が側
方へ逃げることができないゆえの切屑づまりと、かみこ
み現象と、それに伴う切削抵抗の増大およびビビリ振動
の、発生と、加えてその切刃形状が鋭角コーナ部11を
呈することによる切刃強度不足とが相俟って、切刃の刃
欠け、チッピング等を頻繁に発生する。
本考案は前述する問題点に鑑みなされたもので、先導刃
による切残し部を後続刃でさらえる際に、切断溝の側壁
の存在による切屑づまりを解消するように、当該切残し
部での切屑が前記側壁に干渉しないようにして左右対称
位置で同時に均等に細分化するように切刃を構成するこ
とによって、切削抵抗を軽減すると共に、切削中のビビ
リ振動を抑制し、もって切刃の刃欠け、チッピング等を
皆無ならしめて、より切削性のすぐれた工具寿命の長い
丸鋸を提供することを目的としており、その特徴とする
ことろは、切刃の両コーナ部を斜めに切除して形成され
た左右対称な台形方形の先導刃と、該先導刃の台形方形
における斜辺と側辺とのなす角部より高く上辺より低い
刃尖でかつ、その最大刃幅が前記上辺の幅より大きく前
記側辺のなす幅より小さい左右対称な矩形列形の少なく
とも1枚の後続刃とで1グループを構成する切刃群を、
鋸本体外周に複数グループ連設した点にある。
以下、本考案を図示の実施例に基いて詳細に説明する。
全体的外観は第1図と大略同一であるので、以下切刃の
月形のみ図示して説明するに、第4図aにおいて20は
従来と同一の月形を有する先導刃で、これに後続する後
続刃21における刃巾W3を、先導刃20における最大
刃幅W1よりかなり小さく形成した所に特徴があり、こ
の先導刃20と後続刃21からなる1グループの切刃群
によって、図中A乃至C′で示す作用切刃の分割がなさ
れ、各幅に対応した切屑がそれぞれの切刃部A乃至C′
により生皮される。
かく構成することにより、先導刃20での切残し部にお
ける切屑が左右対称に均等に細分化され切削抵抗が削減
されると共に第4図すの如く後続刃21の刃幅W3が先
導刃20の刃幅Wよより小さく形成されていることから
先導刃20により形成された切断溝6の側壁10と次に
作用する後続刃21の側面22との間に空隙23が生じ
るため、発生する切屑の流出がよりスムースとなる他、
切刃強度の弱い後続刃21コーナ部における切削分担量
が少なくなること等が相俟って、従来の如き切刃の刃欠
け、チッピング等が皆無となる。
加えて、大きな切削送りが可能となることから、切断能
率の向上かはたせる。
第5図はその他の実施例に係るもので、先導刃に後続す
る後続刃を2枚で構威し、切屑の細分化を図ることによ
り後続刃1枚にかかる切削負担量を軽減せしめるもので
ある。
即ち、先導刃30は従来と同様最大刃幅W1を有する台
形月形で、後続する第1後続刃26は図中W6で示す刃
幅とH6で示す刃尖を有した略矩形月形で、第2後続刃
27は第1後続刃26より低い刃尖H7と大きな刃幅W
7とを有した略矩形月形で、これら3枚の切刃で1グル
ープを構成することにより、図中A乃至D′で示す如く
作用切刃の左右均等分割がなされ、鋭利な後続刃コーナ
部にかかる切削負担量を軽減して切屑をさらに細分化し
切削抵抗の減少が図られる。
本考案は上述せる各実施例以外に、本考案の技術的思想
を逸脱しない範囲において変更可能勿論であり、さらに
切刃材質については一切言及しなかったが、高速度鋼材
でもよいし超硬等でもよくその用途、加工条件等によっ
て適宜選択使用する。
以上詳述したように本考案によれば、切屑の左右均等細
分化が促進され切削抵抗が減少すると共に切削中のビビ
リ振動が抑制され、刃欠け、チッピング等を皆無にする
ことができ、総じて鋸としての工具寿命が著しく延長さ
れる他、切屑の細分化による副次的効果として切断送り
を従来より大きくすることができ切断効率の向上かはた
せる等、その奏する効果は極めて大きいものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の丸鋸の説明図、第2図は第1図の丸鋸の
切刃部の投影説明図、第3図は第1図の丸鋸による切削
機構の説明図、第4図は本考案の丸鋸の切刃部説明図、
第5図は本考案の他の実施例の切刃部説明図である。 1:丸鋸本体、2:取付孔、3:切刃部、4゜20.2
4:先導刃、5,21,25:後続刃、6:切断溝、7
:切残し部、8:溝底、9:被切断材、10:切断溝側
壁、23:空隙、26:第1後続刃、27:第2後続刃

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 切刃の両コーナ部を斜めに切除して形成された左右対称
    な台形方形の先導刃と、該先導刃の台形方形における斜
    辺と側辺とのなす角部より高く上辺より低い刃尖でかつ
    、その最大刃幅が前記上辺の幅より大きく前記側辺のな
    す幅より小さい左右対称な矩形列形の少なくとも1枚の
    後続刃とで1グループを構成する切刃群を、鋸本体外周
    に複数グループ連設したことを特徴とする丸鋸。
JP7575480U 1980-05-30 1980-05-30 丸鋸 Expired JPS6015612Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7575480U JPS6015612Y2 (ja) 1980-05-30 1980-05-30 丸鋸

Applications Claiming Priority (1)

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JP7575480U JPS6015612Y2 (ja) 1980-05-30 1980-05-30 丸鋸

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Publication Number Publication Date
JPS56176126U JPS56176126U (ja) 1981-12-25
JPS6015612Y2 true JPS6015612Y2 (ja) 1985-05-16

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ID=29438426

Family Applications (1)

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JP7575480U Expired JPS6015612Y2 (ja) 1980-05-30 1980-05-30 丸鋸

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN108136524A (zh) * 2015-10-02 2018-06-08 维克库斯-施特格恩法布里克威廉 H.库尔曼有限责任及两合公司 具有分屑齿的锯片

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JPS56176126U (ja) 1981-12-25

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