JPS60156000A - 軟x線投射装置 - Google Patents

軟x線投射装置

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JPS60156000A
JPS60156000A JP1247784A JP1247784A JPS60156000A JP S60156000 A JPS60156000 A JP S60156000A JP 1247784 A JP1247784 A JP 1247784A JP 1247784 A JP1247784 A JP 1247784A JP S60156000 A JPS60156000 A JP S60156000A
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mirror
soft
rays
radius
synchrotron radiation
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谷野 浩史
紘一郎 鳳
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (の発明は、シンクロトロン放射光を用いたX線リソグ
ラフィのようなXiの工業的利用に用いられるXi投射
装置に関するものである。
以下、X線リングラフィ技術を例にとって説明する。
従来、微細構造を有するLSI素子の作成において、レ
ジスト膜へのパターン転写にはフォトリングラフィの技
術が用いられてきた。しかし、光の回折現象のため、転
写し得るパターン幅は光の波長と同程度の約1μmが限
界である。
さらに微細化を進めるためにサブミクロンでのパターン
の大量転写に用いられ得るリングラフィ技術が必要とさ
れておシ、そのひとつに回折効果の少ないX線リソグラ
フィ技術がある。ここではX線源としては、従来固体タ
ーゲットに電子線を照射して得られる特性X線が用いら
れてきたが、その波長はIOA以下であるので、次のよ
うな問題がある。すなわち、この波長域のX線では全て
の物質で透過率が高いので、レジストへの吸収効率が低
く露光時間が長くなるとともに、十分なマスク・コント
ラストを得るためには吸収体膜が厚くなシ過ぎる。また
、波長が短いため、レジスト膜や基板中で発生する光電
子のエネルギーが高く、二次光電子が拡散して解像度が
低くなる。さらに、半影ffけや幾何学的な歪みの効果
を避けるためには、X線源とウェハ間の距離を十分離す
必要があるが、この種のX線源は発散4であるため、ウ
エノ・間の距離を離すとビームの利用効率が悪くなシ、
実用上十分なビーム強度を得るためには非常に強力なX
線源が必要となって、現状では技術的に困難である。
上記の問題点を解決する技術として、シンクロトロン放
射光の軟X線が注目されている。第1図(a)に示すよ
うに、シンクロトロン放射光2は、磁場Hによって電子
軌道1を曲げられた時に電子eが放出する電磁波である
。その拡がシは電子eの進行方向に集中した円錐状に寿
っている。電子eは電子軌道1上を進行してゆくので、
第1図(b)のような通常用いられる鉛直方向の静磁場
Hsの場合には、電子軌道1上の発光点の重ね合わせに
よシ、横方向(軌道面内方向)に一様で縦方向(軌道面
垂直方向)に狭い拡がり角の分布になっている。そのた
め、無駄に散逸するビームが無く、すべてのビームをウ
ェハ面上に集中させて露光に利用することができる0 また、シンクロトロン放射光2は、第2図に示すような
X線からマイクロ波におよぶ連続スペクトルであるが1
、電子eの運動エネルギーを選ぶことにより、短波長の
X線成分の少ない、リングラフィにふされしい10Xか
ら1oo Xの軟X線を主成分としたビームを得ること
ができる。
なお、軌道半径R−2m、電流I = 100mA、発
光点とウエノ・間の距離L = 10m、軌道面からの
仰角θ−Oradの場合を第2図に示した0以上のごと
く、ウェハ面上で露光に利用できるシンクロトロン放射
光2の強度は非常に強く、短い露光時間でパターン転写
が可能である。
その強度を生かすためには、半影ばけや幾何学的歪みの
影響が出ない範囲で、発光点とウェハ間の距離を短<−
rることか望ましく、5〜10m程度の距離にとどめる
必要がある。
第3図に示すように放射光の縦方向の拡がシには波長依
存性があり、軟X線は可視光より狭くなっている0例え
ば、発光点からウエノ・までの距離を10mとした場合
、リソグラフィに有効な軟Xm成分の強度がほぼ一様に
ガるのは5想罵程度の幅である。
このことは、ビームが集中していて無駄なく利用できる
放射光の特徴であるが、LSIノくターンを露光するこ
とを考えた場合、縦方向のビームの拡がシが1チツプの
寸法にも満たないという欠点にもなっている。この拡が
シ角は電子eのエネルギーを変えてもほとんど変化せず
、軌道半径Rを小さくすることでわずかに増大させるこ
とができるが、十分な幅には程遠い。
従って、1乃至数チ7ブを包含する1フ4−ルドを露光
するのに必要々1〜5 cm四方程度の−・様な露光領
域を縦方向においても実現するためには、何らかの方法
で軟X線の光路を変えてやる必要がある0この光路変更
のために以下の第4図(a)〜(d)に示すいくつかの
装置が提案されている。
なお、第4図で 1は電子軌道、2はシンクロトロン放
射う”C23はマスク、4は露光されるウェハ、5は平
面鏡、6は凸面鏡または凹面鏡、7は平面鏡または凹面
鏡を示す。以下、第4図(a)〜(d)を順次説明する
(1) ウェハ4それ自体を縦方向に移動する装置(第
4図(a)参照)。
(2)平面鏡5を用いてシンクロトロン放射光2を反射
させ、°その平面鏡5を適当な速さで振動させることで
上下方向に放射光を振る装置(第4図(b)参照)。
(3) 凸の円柱面鏡または凹の円柱面鏡6を用いてシ
ンクロトロン放射光2を反射させ、広い面積に一様な強
度を得る装置(第4図(C)参照)。
(4)何枚かの平面鏡または凹面鏡7を組み合わせて、
ウェハ4の左右の不要な放射光を反射させ、縦方向への
一様な拡がりを増大させる装置(第4図(d)参照)0 これらのうち(1)は何枚ものマスク3を次々にウェハ
4上に正確に位置決めしたり、大量のウェハ4を処理し
たシするだめの複雑な機構をもつウエノ・・アライナ−
にさらに移動機構の自由度をもうひとつ要求することに
なシ、実用上技術的困難が予想される。
(2)は、平面鏡をある速さで振動させる機構を超高真
空中に設けなければならず、高い信頼性が要求され、や
けシ技術的困難が予想される0(3)は、広い面積に一
様な強度を得ることかで−きるが、そのために本来の放
射光強度に比べて、照射強度が著しく低下する欠点があ
る。
(4)は、不要な放射光を巧みに利用した効率の高い方
法ではあるが、その一様性にはある程度のIJ 7プル
が避けられず、又、数多くの鏡の微調整という技術的に
複雑な欠点がある。
この発明は、上記に鑑みなされたもので、従来の光路変
更装置の欠点を有さない、光路変更装置を持つ軟X線投
射装置を提供することを目的とする。以下、この発明に
ついて実施例に基づき図面を用いて説明する。
第5図は、本発明の一実施例を示した模式図である。放
射光の発光点0の近傍に回転円弧体面(通称では回転楕
円体面又はトロイダル面)をもつ長方形の反射鏡8を設
置し、これによってただ1回の反射によってウーーハを
露光するのに適当な大きさの領域に軟X線の一様な照射
を可能とするものである。すなわち、第5図の座標軸に
おいてウーーハ面をxy面、電子軌道面をzjC面、鏡
面の中心Cを通ってyz面に平行でy方面から視射角(
入射角の余角)θだけ傾いた方向をy′方向、xy’面
に垂直な方向を21方向としたとき、反射後の放射光の
軟X線を、その中心面(z’、r面)と直角方向(y’
力方向には拡げてその強度分布を緩やかにすると同時に
、中心面に平行な方向(X方向)には集光する。その際
、軟X線の反射率を大きく保つためには、θは、2〜3
度以下である必要がある。このため、X方向での集光に
寄与するxy1面内の円弧の半径RxはlQcm程度の
小さなものでなければならず、この結果、第6図に示す
ように、鏡面の中心軸(21軸)近傍を通る光線よシも
鏡面の端のz′x面に対して傾いた斜面を通る光線の方
がよシ大きな角度で反射されてy方向にずれ、得られる
放射光の像は著しく歪んだ弓なシの扇形になる。
一方、y方向での拡散に寄与するy′z1面内の円弧の
半径Rzは、これ単独の場合、即ち、集光を行なわない
上記(3)の方法の場合には、半径Rxにおけるような
像の歪みを生じることはないが半径Rxと共存する場合
には、半径Rxと′協力して扇形の歪んだ像をつくる。
本発明者は、このような半径R,xによる歪みと半径R
zによる歪みが互いに相殺されるような半径Rxと半径
Rzの組合わせの条件が可能であることを見出した。そ
こでこの関係を用いることによって、両者が完全に又は
近似的に相殺されるような回転円弧面鏡によって一様か
つ輝度の高い放射光を広い面積に照射できる本発明に至
ったものである。
以下、この相殺条件について述べる。
鏡が設置されなかった場合には、放射光は直進して、ウ
ーーハ面に達するが、この時のy方向の幅をA (ff
ifi) (A>0 )としミ鏡が設置されたことによ
シ反射されてウーーハ面に来た時のy方向の幅をH(w
it)とすると、y方向の照射領域の拡大率は γA = H/ A ・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・(1)で与えられる。このとき、鏡に
よる反射で照射領域の上下がいれかわる場合にはHを負
と定義しておくと、y方向に照射領域が拡大されるため
には、 γ〉1又はγ4く−1・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・(2)でなければならない。
同様にして、X方向についても幅をWC闘〕(W>O)
、鏡を使った時の幅をW(露〕、照射領域の拡大率をγ
Wとすると、 γ、、=W/ W ・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・(3)であシ、X方向に照射領域が
縮小される即ち集光されるためには、 −1くγあ〈1 ・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・(4)でなければならない。
鏡面の中心Cの付近で反射される軟X線は歪みが少ない
ので設計通シの拡大率を得ることができるが、この付近
では上記半径Rx、RzとγW、11の間に、次の関係
が成シ立つ。但し、発光点σとウーーノ・面Sとの距離
をL (m) 、発光点ひと鏡面中心Cとの距離をαC
,)とし、θ(rad)は、鏡面中心Cでの上記視射角
である02sinθ Rx (m) = −□ @α(−)’ (1−−) 
−(5)1−γwL 以上の雑読のもとに、半径Rxと半径Rzによる歪みの
完全相殺条件を述べると、第7図の直線t1とt2の上
のみである。このうちt2はγw’=1.であるから上
記(3)の方法の場合に相当し、集光かできない。1.
が望ましい完全相殺条件であシrh= 2−00γtu
 0061 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・(7)と与えられる。但し、第7図及
び第(7)式は、T、=10m、、(L=2m、 θ−
1degree = 0.0175 radの場合に対
してめたものであるが、これらが変わってもほとんど変
化しない。第7図かられかるように照射領域がX方向に
反転せず(γW〉0)y方向に反転する(rh<0)場
合に、最も容易に歪みのシい像が得られ、たとえばどち
らも反転しない場合(1w > 0かつγん〉0)には
歪みが互いに強め合ってしまうので不適当である。
実際には、完全に歪みをなくす必要はガく、一様照射領
域が充分広い矩形形状が得られればよいので、第7図上
で直aZ+の近傍にあるγヮとrhの組みおわせを満た
すように半径Rxと半径Rzを決めてやればよい。
第8図(a)l (b)は、それぞれ、γw−0,5、
γh−−2、RxRx−1l2. Rz=61.1m及
び1w = 0.25、γh−−4、RX=74.51
11W、Rz = 36.7 mの場合である。(→で
は、長さ20CII+の鏡で、X方向に40間、y方向
に10酩の幅の矩形形状の一様域が、又(b)では、x
y力方向いずれも15I+lsの正方形状の一様域が得
られる0 この時、照射領域での軟X線強度の一様性は、t4とん
ど放射光本来の強度分布(即ち5謔の幅で±1096の
値)によって定tb、鏡の絶対反射率の値によっては影
響を受けないので、絶対反射率の影響を補正しなければ
ならない(4)の方法に比べ信頼性が高い。又、鏡面の
各場所での視射角の変動も1096以下であるので、軟
X線の斜入射反射率の角度依存性にはあまり影響されな
い0 又、(2)の方法と異なり可動部分がない静止した鏡で
あるので超高真空中での信M性が高い。
集光能力が高いので、(3)の方法と比べて2〜5倍の
光強度を得ることができる。
次に、本発明の変形例を2つ示す。まず第1に、第9図
(a)に示したように、半径Rxをもつ回転円弧面鏡(
又はそのかわシとして回転円柱面鏡)を用い、その両端
又は片端を、直線導入器の先端部やピエゾ素子などの微
調整可能な支点でささえる事によシ、敢闘以下の支点の
移動によって、数百mの長さをもつ半径Rzを容易に制
御することができ、従ってy方向への拡大率を任意に変
えること及びその結果として照射領域の歪みを最小にす
ることが容易に行なえる。
第2に第9図(b)に示したように、(a)におけるよ
うな微動可能な支点を2方向にわたって複数個設置する
ことによシ、局所的な半径Rzを順次連続に変えてやる
ことができる。こうして、放射光強度の低くなっていく
y方向の両端部をより輝度の高い状態に集光すると同時
に、照射領域の歪みをさらに少しおさえることができる
なお、この発明のような集光と拡散を同時に行なうとと
もに、両者によって生じる照射領域の歪みを相殺するよ
うな働きをもつ回転円弧面鏡は、従来の収束系即ち軟X
線分光器等に用いられてきたような収束光線束の無収差
化をめざした回転円弧面鏡(又は通称トロイクール鏡)
とは、その設計理念、設計方法、機能の全てにわたって
全く異カるものであわ、これはその基本的要請、即ち照
射面積の拡大という要請が従来の光学系に要請されてき
たものと全く異なることから来る当然の帰結である。
以上、詳細に述べたように、この発明は、円弧の半径R
,xの円柱面鏡によって生じる像歪みと円弧の半径Rz
の円柱面鏡によって生じる像歪みが互いに相殺されるよ
うな円弧の半径Rxと円弧の半径Rzの組み合わせの条
件が可能であることを用いて、両者が完全に又は近似的
に相殺されるような回転円弧面鏡によって一様かつ輝度
の高い放射光をだソー回の反射により容易に広い面和に
照射できるようにしたもので、これによって例えば、高
いスループットを持つ軟X線リングラフィを可能とする
優れた効果を有するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図(a)は磁場中の電子がある瞬間に出すシンクロ
トロン放射光の分布を示す模式図、第1図(b)は鉛直
方向の一様な静磁場中を運動してゆく電子が出すシンク
ロトロン放射光の分布を示す模式図、第2図は電子蓄積
リングから出る放射光強度の波長に対する分布を示す特
性図、第3図は縦方向(軌道面垂直方向)への放射光の
強度分布をいくつかの波長について示した特性図、第4
図(a)〜(d)は縦方向に一様な露光を行うために提
案されている種々の装置の模式図、第5図はこの発明の
一実施例を示すX線投射装置を示す模式図、第6図は半
径Rxをもつ円柱面鏡によって生じる像歪みについての
説明図、第7図は像歪みが解消されるためのX方向の拡
大率γwI!:y方向の拡大率γんの組み合わせ条件が
1.とt2であることを示す説明図。第8図(a) (
b)はそれぞれ40鰭XIQmと15雛×15鱈の一様
照射域を得る回転円弧面鏡の例とその照射形状を示す模
式図、第9図(a) (b)はそれぞれこの発明の変形
例を示す模式図である。 図中、1は電子軌道、2はシンクロトロン放射光、3は
マスク、4は露光されるウェハ、5は平面鏡、6は凸又
は凹の円柱面鏡、7は複数の平面鏡、8は回転円弧面鏡
、9は軟X線の一様照射領域である。 練 1 図 欝 2 図 及長(′A) 第3図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 高速荷電粒子の加速度運動によって軟X線を発生させる
    軟X線源と、 前記軟X線を照射すべき試料を設置する試料室と、 前記状Xaを前記試料室に導くビームタクトと、 ゛ 該ビームダクトの途中に設置された少なくとも一個
    の回転円弧面反射鏡と、 から成ることを特徴とする軟X線投射装置。
JP1247784A 1984-01-26 1984-01-26 軟x線投射装置 Granted JPS60156000A (ja)

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JP1247784A JPS60156000A (ja) 1984-01-26 1984-01-26 軟x線投射装置

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JPS60156000A true JPS60156000A (ja) 1985-08-16
JPH0527080B2 JPH0527080B2 (ja) 1993-04-20

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01244400A (ja) * 1988-03-25 1989-09-28 Canon Inc 露光装置
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JPS58118999A (ja) * 1981-12-31 1983-07-15 インタ−ナショナル ビジネス マシ−ンズ コ−ポレ−ション 2次元的領域に一様な照射を行う装置

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