JP2868028B2 - X線照射装置 - Google Patents
X線照射装置Info
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- G03F7/00—Photomechanical, e.g. photolithographic, production of textured or patterned surfaces, e.g. printing surfaces; Materials therefor, e.g. comprising photoresists; Apparatus specially adapted therefor
- G03F7/70—Microphotolithographic exposure; Apparatus therefor
- G03F7/70008—Production of exposure light, i.e. light sources
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- G03F7/70058—Mask illumination systems
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- Physics & Mathematics (AREA)
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- Exposure And Positioning Against Photoresist Photosensitive Materials (AREA)
- Exposure Of Semiconductors, Excluding Electron Or Ion Beam Exposure (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、高密度集積回路の製
造、材料の分析等に使用して好適なX線照射装置に関す
るものである。
造、材料の分析等に使用して好適なX線照射装置に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】X線照射装置にはシンクロトロン放射光
を利用する際に使用するX線露光用ビームライン、ある
いは分析用ビームラインなどがあり、これらのX線照射
装置のうち代表的な装置として、X線発生部にシンクロ
トロン蓄積リング、被照射部に露光用アナライザをもつ
X線露光用ビームラインについて述べる。
を利用する際に使用するX線露光用ビームライン、ある
いは分析用ビームラインなどがあり、これらのX線照射
装置のうち代表的な装置として、X線発生部にシンクロ
トロン蓄積リング、被照射部に露光用アナライザをもつ
X線露光用ビームラインについて述べる。
【0003】シンクロトロン放射光(以下、単に放射光
と呼ぶ)はシンクロトロン蓄積リング(以下、単に蓄積
リングと呼ぶ)でほぼ光速まで加速された電子を偏向電
磁石で曲げたときビームの進行する接線方向に放射され
る電磁波のことで、可視光からX線までをも含む高い指
向性をもつ輝度の強い光である。このため、この放射光
を用いて半導体製造のためサブミクロンパターンを大量
に且つ高速に転写するX線照射装置の実用化が期待され
ている。
と呼ぶ)はシンクロトロン蓄積リング(以下、単に蓄積
リングと呼ぶ)でほぼ光速まで加速された電子を偏向電
磁石で曲げたときビームの進行する接線方向に放射され
る電磁波のことで、可視光からX線までをも含む高い指
向性をもつ輝度の強い光である。このため、この放射光
を用いて半導体製造のためサブミクロンパターンを大量
に且つ高速に転写するX線照射装置の実用化が期待され
ている。
【0004】図3はこのような放射光を用いたX線照射
装置の従来例を示す構成図で、これを概略説明すると、
1は蓄積リング、2は第1ミラーとしての集光ミラー、
3は第2ミラーとしての揺動ミラー、4は放射光、5は
マスク・ウエハ、6はX線取出し窓である。同図におい
て、放射光4を発生する蓄積リング1と放射光4を輸送
するビームラインは10-10 Torr台の超高真空であ
る。放射光4はX線取出し窓6で大気中に取り出され
る。集光ミラー2や揺動ミラー3はトロイダルミラーで
ある。トロイダルミラーはビームラインで通常よく用い
られている。これは楕円面ミラーや放物面ミラーなど他
のX線ミラーに比べて加工が容易であるためである。蓄
積リング1から放射される放射光4は垂直方向には指向
性がよく、水平方向には広い角度で放射されている。こ
のため、放射光を効率よく使うため集光ミラー2で水平
方向に放射された放射光を集光して露光領域を拡大しウ
エハ5の所望の領域を露光する。またX線マスクパター
ンを少ないランナウトでウエハ5に露光するため、揺動
ミラー3で放射光を平行ビーム化して露光する。トロイ
ダルミラーはその面形状を入射面方向曲率半径Rと直交
面方向曲率半径rで決められ、次式(1)、(2)に示
すように入射面方向の焦点距離fhと直交面方向の焦点
距離fvの2つの焦点距離を有している。
装置の従来例を示す構成図で、これを概略説明すると、
1は蓄積リング、2は第1ミラーとしての集光ミラー、
3は第2ミラーとしての揺動ミラー、4は放射光、5は
マスク・ウエハ、6はX線取出し窓である。同図におい
て、放射光4を発生する蓄積リング1と放射光4を輸送
するビームラインは10-10 Torr台の超高真空であ
る。放射光4はX線取出し窓6で大気中に取り出され
る。集光ミラー2や揺動ミラー3はトロイダルミラーで
ある。トロイダルミラーはビームラインで通常よく用い
られている。これは楕円面ミラーや放物面ミラーなど他
のX線ミラーに比べて加工が容易であるためである。蓄
積リング1から放射される放射光4は垂直方向には指向
性がよく、水平方向には広い角度で放射されている。こ
のため、放射光を効率よく使うため集光ミラー2で水平
方向に放射された放射光を集光して露光領域を拡大しウ
エハ5の所望の領域を露光する。またX線マスクパター
ンを少ないランナウトでウエハ5に露光するため、揺動
ミラー3で放射光を平行ビーム化して露光する。トロイ
ダルミラーはその面形状を入射面方向曲率半径Rと直交
面方向曲率半径rで決められ、次式(1)、(2)に示
すように入射面方向の焦点距離fhと直交面方向の焦点
距離fvの2つの焦点距離を有している。
【0005】
【数1】 fh=(R・sinΦ)/2 (1)
【0006】
【数2】 fv=r/(2・sinΦ) (2) 但し、Φは斜入射角である。
【0007】従来のX線露光用のビームラインでは入射
面方向の焦点距離と直交面方向の焦点距離が同一(fh
=fv)のトロイダルミラーを用い、2枚が共焦点にな
るように配置して使用していた。すなわち、第1ミラー
2で放射光を集光して放射光光源の像を一点に結び、こ
の結像点が第2ミラー3の前側焦点位置になるように第
2ミラー3を配置した。このようにして平行ビーム化と
ミラー揺動による露光領域の拡大を行なってきた。
面方向の焦点距離と直交面方向の焦点距離が同一(fh
=fv)のトロイダルミラーを用い、2枚が共焦点にな
るように配置して使用していた。すなわち、第1ミラー
2で放射光を集光して放射光光源の像を一点に結び、こ
の結像点が第2ミラー3の前側焦点位置になるように第
2ミラー3を配置した。このようにして平行ビーム化と
ミラー揺動による露光領域の拡大を行なってきた。
【0008】しかしながら、X線領域では反射膜の屈折
率がほとんど1に近く、可視光線の場合のような通常の
入射角では反射率はほとんど期待できない。このため、
全反射特性を利用し、X線リソグラフィで使用する波長
域(6〜12オングストローム)では斜入射角を小さく
1〜2度でX線をミラーに入射している。このためX線
ミラーの収差が大きいことが知られている。図3に示す
ような構成のX線照射装置において、単一焦点距離のト
ロイダルミラーを共焦点の配置で使用した従来方法の例
とウエハ面でのX線照射例を示す。単一焦点距離159
8mmの集光ミラー3が発火点から2900mmの位置
にあり、同じく単一焦点距離902mmの揺動ミラー3
が集光ミラー2から4459mm離れた位置にあり、揺
動ミラー3の前側焦点位置に一致している。
率がほとんど1に近く、可視光線の場合のような通常の
入射角では反射率はほとんど期待できない。このため、
全反射特性を利用し、X線リソグラフィで使用する波長
域(6〜12オングストローム)では斜入射角を小さく
1〜2度でX線をミラーに入射している。このためX線
ミラーの収差が大きいことが知られている。図3に示す
ような構成のX線照射装置において、単一焦点距離のト
ロイダルミラーを共焦点の配置で使用した従来方法の例
とウエハ面でのX線照射例を示す。単一焦点距離159
8mmの集光ミラー3が発火点から2900mmの位置
にあり、同じく単一焦点距離902mmの揺動ミラー3
が集光ミラー2から4459mm離れた位置にあり、揺
動ミラー3の前側焦点位置に一致している。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】図4は従来装置におい
て揺動ミラー3を上下に揺動した場合の揺動ミラー3か
ら2300mm離れた位置でのスポット図である。X線
スポット列8a、8b、8cはそれぞれ揺動角度を−
0.2度、0度、0.2度に設定した場合の光線位置で
ある。従来の単一焦点距離のトロイダルミラーを共焦点
に配置した光学系では、揺動角0度で光軸の付近では放
射光は平行ビーム光でウエハを照射するが、光軸から離
れるにしたがって光線の振る舞いが乱れ光束は広がり、
所望の露光幅を均一性よく露光できない欠点があった。
さらに揺動角が大きくなるにつれてこの傾向が強くな
り、光軸付近でも光線の振る舞いが乱れX線強度の均一
性が低下する欠点があった。したがって、均一性よく露
光するためには、集光する光束を制限して露光強度を低
下させるか、揺動幅を小さくして露光面積を小さくする
などの制限を設ける必要があった。
て揺動ミラー3を上下に揺動した場合の揺動ミラー3か
ら2300mm離れた位置でのスポット図である。X線
スポット列8a、8b、8cはそれぞれ揺動角度を−
0.2度、0度、0.2度に設定した場合の光線位置で
ある。従来の単一焦点距離のトロイダルミラーを共焦点
に配置した光学系では、揺動角0度で光軸の付近では放
射光は平行ビーム光でウエハを照射するが、光軸から離
れるにしたがって光線の振る舞いが乱れ光束は広がり、
所望の露光幅を均一性よく露光できない欠点があった。
さらに揺動角が大きくなるにつれてこの傾向が強くな
り、光軸付近でも光線の振る舞いが乱れX線強度の均一
性が低下する欠点があった。したがって、均一性よく露
光するためには、集光する光束を制限して露光強度を低
下させるか、揺動幅を小さくして露光面積を小さくする
などの制限を設ける必要があった。
【0010】したがって、本発明は上記したような従来
の問題点に鑑みてなされたもので、その目的とするとこ
ろは、斜入射による収差を緩和し、集光した高強度のX
線で広い面積を均一性よく照射することができるように
したX線照射装置を提供することにある。
の問題点に鑑みてなされたもので、その目的とするとこ
ろは、斜入射による収差を緩和し、集光した高強度のX
線で広い面積を均一性よく照射することができるように
したX線照射装置を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するため、X線発生部と被照射部を有し、前記X線発生
部と前記被照射部との間に第1ミラーと第2ミラーを配
置し、前記第2ミラーを揺動して照射面積を拡大するX
線照射装置において、第1ミラーおよび第2ミラーは水
平方向の焦点距離と垂直方向の焦点距離とが異なるトロ
イダルミラーで構成され、前記第1ミラーによる光源の
結像点と前記第2ミラーの焦点位置とを離して前記第1
ミラーと第2ミラーを配置したものである。
するため、X線発生部と被照射部を有し、前記X線発生
部と前記被照射部との間に第1ミラーと第2ミラーを配
置し、前記第2ミラーを揺動して照射面積を拡大するX
線照射装置において、第1ミラーおよび第2ミラーは水
平方向の焦点距離と垂直方向の焦点距離とが異なるトロ
イダルミラーで構成され、前記第1ミラーによる光源の
結像点と前記第2ミラーの焦点位置とを離して前記第1
ミラーと第2ミラーを配置したものである。
【0012】
【作用】本発明において、第1ミラーと第2ミラーは、
水平方向の焦点距離と垂直方向の焦点距離とが異なるト
ロイダルミラーで構成されるものであるため、光束の広
がりを少なくし、照射X線強度や照射可能な面積や照射
強度の均一性を増大させる。
水平方向の焦点距離と垂直方向の焦点距離とが異なるト
ロイダルミラーで構成されるものであるため、光束の広
がりを少なくし、照射X線強度や照射可能な面積や照射
強度の均一性を増大させる。
【0013】
【実施例】以下、本発明を図面に示す実施例に基づいて
詳細に説明する。図1は本発明に係るX線照射装置の一
実施例を示す構成図である。なお、図中図3と同一構成
部品のものに対しては同一符号を以て示し、その説明を
省略する。本発明は水平面方向の焦点距離fhと垂直面
方向の焦点距離fvが異なる(fh≠fv)2枚のトロ
イダルミラーからなる集光ミラー2と揺動ミラー3を用
い、集光ミラー2による光源の結像点と揺動ミラー3の
前側焦点位置とを離して配置した点を特徴とするもの
で、これによってX線を集光して平行ビーム化し被照射
面を走査するようにしたものである。集光ミラー2は水
平面方向焦点距離fhと直交面方向焦点距離hvがそれ
ぞれ1288mmと1575mmで発光点から2900
mmの位置に置かれ、揺動ミラー3は水平面方向焦点距
離fhと直交面方向焦点距離fvがそれぞれ995mm
と1022mmで集光ミラー2から4459mmの位置
に置かれている。本実施例では発光点の結像位置は水平
面方向と垂直面方向においてそれぞれ集光ミラー2から
2317mm、3452mmの位置にあり、揺動ミラー
3の前側焦点距離とはいずれも一致していない。
詳細に説明する。図1は本発明に係るX線照射装置の一
実施例を示す構成図である。なお、図中図3と同一構成
部品のものに対しては同一符号を以て示し、その説明を
省略する。本発明は水平面方向の焦点距離fhと垂直面
方向の焦点距離fvが異なる(fh≠fv)2枚のトロ
イダルミラーからなる集光ミラー2と揺動ミラー3を用
い、集光ミラー2による光源の結像点と揺動ミラー3の
前側焦点位置とを離して配置した点を特徴とするもの
で、これによってX線を集光して平行ビーム化し被照射
面を走査するようにしたものである。集光ミラー2は水
平面方向焦点距離fhと直交面方向焦点距離hvがそれ
ぞれ1288mmと1575mmで発光点から2900
mmの位置に置かれ、揺動ミラー3は水平面方向焦点距
離fhと直交面方向焦点距離fvがそれぞれ995mm
と1022mmで集光ミラー2から4459mmの位置
に置かれている。本実施例では発光点の結像位置は水平
面方向と垂直面方向においてそれぞれ集光ミラー2から
2317mm、3452mmの位置にあり、揺動ミラー
3の前側焦点距離とはいずれも一致していない。
【0014】図2は本発明装置において揺動ミラー3を
上下に揺動させた場合の揺動ミラー3から2300mm
離れた位置でのスポット図である。X線スポット列7
a、7b、7cはそれぞれ揺動角を−0.2度、0度、
0.2度に設定した場合の光線スポット位置である。
上下に揺動させた場合の揺動ミラー3から2300mm
離れた位置でのスポット図である。X線スポット列7
a、7b、7cはそれぞれ揺動角を−0.2度、0度、
0.2度に設定した場合の光線スポット位置である。
【0015】かくしてこのような構成からなる本発明装
置によれば、図2からも明らかなように、揺動角0度で
のスポット列は露光幅のなかにほぼ均一に分布してい
る。さらに−0.2度から0.2度の範囲で揺動しても
スポット列は所望の露光幅の範囲にほぼおさまり、集光
された高い強度のX線で広い露光面積を均一性よくほぼ
平行なビームで露光することが可能である。
置によれば、図2からも明らかなように、揺動角0度で
のスポット列は露光幅のなかにほぼ均一に分布してい
る。さらに−0.2度から0.2度の範囲で揺動しても
スポット列は所望の露光幅の範囲にほぼおさまり、集光
された高い強度のX線で広い露光面積を均一性よくほぼ
平行なビームで露光することが可能である。
【0016】なお、本発明は上記実施例に特定されるも
のではなく、その要旨を逸脱しない範囲において種々の
変更が可能であり、例えばトロイダルミラーの形状や位
置関係などを変えてもよい。さらに、上記実施例では集
光ミラー2による光源の結像点と揺動ミラーの前側焦点
距離とが異なるように配置したが、凸曲面の揺動ミラー
を用いて集光ミラーによる光源の結像点と揺動ミラーの
後側焦点距離とが異なるように配置してもよい。
のではなく、その要旨を逸脱しない範囲において種々の
変更が可能であり、例えばトロイダルミラーの形状や位
置関係などを変えてもよい。さらに、上記実施例では集
光ミラー2による光源の結像点と揺動ミラーの前側焦点
距離とが異なるように配置したが、凸曲面の揺動ミラー
を用いて集光ミラーによる光源の結像点と揺動ミラーの
後側焦点距離とが異なるように配置してもよい。
【0017】
【発明の効果】以上説明したように本発明に係るX線照
射装置によれば、水平面方向の焦点距離と垂直面方向の
焦点距離が異なる2枚のトロイダルミラーからなる集光
ミラーと揺動ミラーを用い、集光ミラーによる光源の結
像点と揺動ミラーの焦点距離とを離して配置し、X線を
集光して平行ビームとし、これによって被照射面を走査
するように構成したので、集光された高い強度のX線で
広い露光面積を均一性よく露光することができる。
射装置によれば、水平面方向の焦点距離と垂直面方向の
焦点距離が異なる2枚のトロイダルミラーからなる集光
ミラーと揺動ミラーを用い、集光ミラーによる光源の結
像点と揺動ミラーの焦点距離とを離して配置し、X線を
集光して平行ビームとし、これによって被照射面を走査
するように構成したので、集光された高い強度のX線で
広い露光面積を均一性よく露光することができる。
【図1】本発明に係るX線照射装置の一実施例を示す構
成図である。
成図である。
【図2】本発明装置によるウエハ面での光線スポット図
である。
である。
【図3】X線照射装置の従来例を示す構成図である。
【図4】従来装置によるウエハ面での光線スポット図で
ある。
ある。
1 蓄積リング 2 集光ミラー(第1ミラー) 3 揺動ミラー(第2ミラー) 4 放射光 5 マスク・ウエハ 6 X線取出し窓 7a 揺動上部でのX線スポット列 7b 揺動中心でのX線スポット列 7c 揺動下部でのX線スポット列 8a 揺動上部でのX線スポット列 8b 揺動中心でのX線スポット列 8c 揺動下部でのX線スポット列
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI H01L 21/30 531S (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G21K 1/06 G21K 5/02 H01L 21/027
Claims (1)
- 【請求項1】 X線発生部と被照射部を有し、前記X線
発生部と前記被照射部との間に第1ミラーと第2ミラー
を配置し、前記第2ミラーを揺動して照射面積を拡大す
るX線照射装置において、第1ミラーおよび第2ミラー
は水平方向の焦点距離と垂直方向の焦点距離とが異なる
トロイダルミラーで構成され、前記第1ミラーによる光
源の結像点と前記第2ミラーの焦点位置とを離して前記
第1ミラーと第2ミラーを配置したことを特徴とするX
線照射装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3081126A JP2868028B2 (ja) | 1991-03-22 | 1991-03-22 | X線照射装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3081126A JP2868028B2 (ja) | 1991-03-22 | 1991-03-22 | X線照射装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04294300A JPH04294300A (ja) | 1992-10-19 |
JP2868028B2 true JP2868028B2 (ja) | 1999-03-10 |
Family
ID=13737702
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3081126A Expired - Fee Related JP2868028B2 (ja) | 1991-03-22 | 1991-03-22 | X線照射装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2868028B2 (ja) |
-
1991
- 1991-03-22 JP JP3081126A patent/JP2868028B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH04294300A (ja) | 1992-10-19 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |