JP3079496B2 - X線露光装置 - Google Patents

X線露光装置

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JP3079496B2
JP3079496B2 JP03100482A JP10048291A JP3079496B2 JP 3079496 B2 JP3079496 B2 JP 3079496B2 JP 03100482 A JP03100482 A JP 03100482A JP 10048291 A JP10048291 A JP 10048291A JP 3079496 B2 JP3079496 B2 JP 3079496B2
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健二 栗原
博雄 木下
勉 溝田
恒之 芳賀
信行 竹内
康弘 鳥居
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    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03FPHOTOMECHANICAL PRODUCTION OF TEXTURED OR PATTERNED SURFACES, e.g. FOR PRINTING, FOR PROCESSING OF SEMICONDUCTOR DEVICES; MATERIALS THEREFOR; ORIGINALS THEREFOR; APPARATUS SPECIALLY ADAPTED THEREFOR
    • G03F7/00Photomechanical, e.g. photolithographic, production of textured or patterned surfaces, e.g. printing surfaces; Materials therefor, e.g. comprising photoresists; Apparatus specially adapted therefor
    • G03F7/70Microphotolithographic exposure; Apparatus therefor
    • G03F7/70216Mask projection systems

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、半導体集積回路を製造
する場合における各種の微細パタ―ンを形成する工程に
おいて用い得るX線露光装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、図4及び図5を伴って次に述べる
X線露光装置が提案されている。すなわち、X線源1を
有する。この場合、X線源1として、シンクロトロン放
射光発生装置を用いている。
【0003】また、露光用マスク2を有する。この露光
用マスク2は、反射型であり、予定の例えば方形の領域
Aが、その全域に亘ってX線によって照射されたとき、
そのX線にもとずく所望のパタ―ンを有するX線が得ら
れるように、例えばX線を吸収する性質を有する基体上
に、多層膜で構成されたX線反射膜が所望のパタ―ンに
形成されている構成を有する。また、露光用マスク2
は、上述した領域Aをその全域に亘って、後述するマス
ク照射光学系6からの断面円弧状のパタ―ンを有するマ
スク照射X線X2によって照射されるように、後述する
試料照射光学系11に対して運動するマスク載置台3上
に載置されている。
【0004】さらに、X線によって、露光用マスク2か
ら得られるX線のパターン(所望のパターン)に応じた
パターンで露光されるべき試料4を載置する試料載置台
5を有する。この場合、試料は、X線によって露光さ
れるX線に感応する膜(フォトレジスト膜)を有してい
る。また、試料載置台5は、上述したマスク載置台3と
連動して運動する試料載置台でなる。
【0005】また、X線源から得られるX線X1を、
露光用マスク2上に、マスク照射X線X2として照射さ
せるマスク照射光学系6を有する。このマスク照射光学
系6は、マスク照射X線X2を、露光用マスク2上にお
いて、次に述べる試料照射光学系11の光軸Zを中心と
する断面円弧状パターンで局部的に照射させるマスク照
射手段7を有する。このマスク照射手段7は、X線源1
からのX線X1を遮断し得る板9にX線X1を通す円弧
状スリット10を形成している構成を有するスリット板
8でなる。
【0006】さらに、露光用マスク2からの、マスク照
射X線X2がマスク照射光学系6によって照射されるこ
とにもとずき得られるX線X3を、試料4上に、試料照
射X線X4として照射させる試料照射光学系11を有す
る。この場合、試料照射光学系11は、試料照射X線X
4を、試料4上において、マスク照射X線X2の断面円
弧状パタ―ンの縮小された断面円弧状パタ―ンで局部的
に照射させる試料照射手段12を有する。この試料照射
手段12は、凸反射鏡13、凹反射鏡14などの反射鏡
を複数用いて、いわゆるシュワルツシルト型の反射型に
構成されている。以上が、従来のX線露光装置の構成で
ある。
【0007】このような構成を有する従来のX線露光装
置によれば、X線源1から得られるX線X1にもとず
き、マスク照射光学系6から断面円弧状パタ―ンを有す
るマスク照射X線X2が得られるので、マスク載置台3
を運動させていなければ、そのマスク照射X線X2によ
って、露光用マスク2を局部的に照射させることができ
る。しかしながら、マスク載置台3を運動させれば、マ
スク照射X線X2によって、露光用マスク2の予定の領
域Aを、その全域に亘って照射させることができる。
【0008】また、露光用マスク2がマスク照射X線X
2によって照射されることにもとずき、露光用マスク2
から、X線X3が、マスク照射X線X2の露光用マスク
2上での断面円弧状パタ―ンに対応している断面円弧状
パタ―ンを有して得られる。このため、X線X3にもと
ずき、試料照射光学系12から、マスク照射X線X2の
露光用マスク2上での断面円弧状パタ―ンに対応してい
る断面円弧状パタ―ンを有する試料照射X線X4が得ら
れるので、試料載置台5をマスク載置台3と連動して運
動させなければ、その試料照射X線X4によって、試料
4を局部的に照射させることができる。しかしながら、
試料載置台5をマスク載置台3の運動と連動して運動さ
せれば、試料4を、試料照射X線X4によって、露光用
マスク2のパタ―ンに対応しているパタ―ンで露光させ
ることができる。
【0009】以上のことから、図4及び図5に示す従来
のX線露光装置の場合、試料4を、露光用マスク2のパ
タ―ンに対応しているパタ―ンでX線露光させることが
できる。
【0010】そして、この場合、試料照射X線X4の試
料4上での断面円弧状パターンは、マスク照射X線X2
の露光用マスク2上における断面円弧状パターンの縮小
された断面円弧状パターンであるので、試料4を、露光
用マスク2のパターンに比し微細なパターンに露光させ
ることができる。また、、露光用マスク2を照射するマ
スク照射X線X2の断面円弧状パターンが、試料照射光
学系11の光軸Zを中心とする断面円弧状パターンであ
るので、露光用マスク2から得られるX線X2も試料照
射光学系11の光軸Zを中心とする断面円弧状パターン
であり、このため、そのX線X2にもとずき、試料照射
光学系11で得られ、そして試料を照射する試料照射
X線X4に、試料照射光学系11における収差を伴わせ
なくすることができるので、試料4を、露光用マスクの
パターンに忠実な且つ微細なパターンにX線露光させる
ことができる。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】図4及び図5に示す従
来のX線露光装置の場合、露光用マスク2を断面円弧状
パターンで照射するマスク照射X線X2を得るための、
マスク照射光学系6におけるマスク照射手段7がスリッ
ト板8を用いて構成されている。このため、マスク照射
X線X2は、X線源1からのX線X1中、スリット板8
の円弧状スリット10を通る一部で得られているに過ぎ
ない。従って、図4及び図5に示す従来のX線露光装置
の場合、X線源1からのX線X1中、円弧状スリット
を通らない分が無駄に捨てられている、という欠点を
有していたとともに、マスク照射X線X2が、比較的低
い輝度でしか得られていず、このため、試料4を、弱い
強度でしかX線露光させることができない、という欠点
を有していた。
【0012】よって、本発明は、上述した欠点のない、
新規なX線露光装置を提案せんとするものである。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明によるX線露光装
置は、図4及び図5で前述した従来のX線露光装置の場
合と同様に、(i) X線源と、(ii)予定の領域がその全域
に亘ってX線によって照射されたとき、そのX線にもと
ずく所望のパタ―ンを有するX線が得られるように構成
されている露光用マスクと、(iii) X線によって、上記
露光用マスクから得られるX線のパタ―ンに応じたパタ
―ンで、露光されるべき試料を載置する試料載置台と、
(iv)上記X線源からのX線を、上記露光用マスク上に、
マスク照射X線として照射させるマスク照射光学系と、
(v) 上記露光用マスクからの、上記マスク照射X線が上
記マスク照射光学系によって照射されることにもとずき
得られるX線を、上記試料上に、試料照射X線として照
射させる試料照射光学系とを有し、そして、(vi)上記マ
スク照射光学系が、上記マスク照射X線を上記露光用マ
スク上において上記試料照射用光学系の光軸を中心とす
る第1の断面円弧状パタ―ンで局部的に照射させるマス
ク照射手段を有し、また、(vii)上記試料照射光学系
が、上記試料照射X線を上記試料上において上記マスク
照射X線の第1の断面円弧状パタ―ンの縮小された第2
の断面円弧状パタ―ンで局部的に照射させる試料照射手
段を有し、さらに、(viii)上記露光用マスクが、上記予
定の領域をその全域に亘って上記第1の断面円弧状パタ
―ンを有するマスク照射用X線によって照射させるよう
に上記試料照射光学系に対して運動するマスク載置台上
に載置され、また、(ix)上記試料載置台が、上記マスク
載置台と連動して運動する試料載置台でなる。
【0014】しかしながら、本発明によるX線露光装置
は、このような構成を有するX線露光装置において、
(x) 上記マスク照射光学系におけるマスク照射手段が、
円弧状スリットを形成している構成を有するスリット板
を用いることなしに、上記X線源からのX線に対してそ
れを集光させる集光ミラ―を用いて構成され、(xi)
その集光ミラ―が、上記X線源からのX線を、上記マス
ク照射X線が上記露光用マスク上において上記第1の断
面円弧状パターンで得られるように反射させる曲率を有
する。
【0015】
【作用・効果】本発明によるX線露光装置によれば、マ
スク照射光学系におけるマスク照射手段が、スリット板
を用いて構成されている図4及び図5で前述した従来の
X線露光装置の場合に代え、従って、スリット板を用い
ることなしに、X線源からのX線に対してそれを集光さ
せる集光ミラ―を用いて構成され、集光ミラ―が、X線
源からのX線を、マスク照射X線が露光用マスク上にお
いて断面円弧状パターンで得られるように反射させる曲
率を有することを除いて、図4及び図5で前述した従来
のX線露光装置の場合と同様の構成を有するので、詳細
説明は省略するが、図4及び図5で前述した従来のX線
露光装置の場合と同様に、X線源から得られるX線にも
とずき、マスク照射光学系から得られる断面円弧状パタ
―ンを有するマスク照射X線によって、露光用マスクの
予定の領域を、その全域に亘って照射させることができ
る。また、露光用マスクがマスク照射X線によって照射
されることにもとずき露光用マスクから得られるX線に
もとずいて、試料照射光学系から、マスク照射X線の露
光用マスク上での断面円弧状パタ―ンに対応している断
面円弧状パタ―ンを有する試料照射X線が得られ、そし
て、その試料照射X線によって、試料を、図4及び図5
で前述した従来のX線露光装置の場合と同様に、露光用
マスクのパタ―ンに対応しているパタ―ンで露光させる
ことができる。
【0016】従って、試料を、図4及び図5で前述した
従来のX線露光装置の場合と同様に、露光用マスクのパ
タ―ンに対応しているパタ―ンでX線露光させることが
できる。
【0017】また、この場合、試料照射X線の試料上で
の断面円弧状パタ―ンが、図4及び図5で前述した従来
のX線露光装置の場合と同様に、マスク照射X線の露光
用マスク上における断面円弧状パタ―ンの縮小された断
面円弧状パタ―ンであるので、試料を、図4及び図5で
前述した従来のX線露光装置の場合と同様に、露光用マ
スクのパタ―ンに比し微細なパタ―ンに露光させること
ができる。さらに、露光用マスクを照射するマスク照射
X線の断面円弧状パタ―ンが、図4及び図5で前述した
従来のX線露光装置の場合と同様に、試料照射光学系の
光軸を中心とする断面円弧状パタ―ンであるので、試料
を、図4及び図5で前述した従来のX線露光装置の場合
と同様に、露光用マスクのパタ―ンに忠実に露光させる
ことができる。
【0018】しかしながら、本発明によるX線露光装置
の場合、露光用マスクを断面円弧状パタ―ンで照射する
マスク照射X線を得るための、マスク照射光学系6にお
けるマスク照射手段が、スリット板を用いることなし
に、集光ミラ―を用いて構成され、その集光ミラ―が、
X線源からのX線を、マスク照射X線が露光用マスク上
において断面円弧状パターンで得られるように反射させ
る曲率を有する。このため、マスク照射X線は、X線源
からのX線のほとんど全てで得られている。
【0019】従って、本発明によるX線露光装置の場
合、X線源からのX線が無駄に捨てられている分をほと
んど有していないとともに、マスク照射X線が、図4及
び図5で前述した従来のX線露光装置の場合に比し高い
輝度で得られ、このため、試料を、図4及び図5で前述
した従来のX線露光装置の場合に比し強い強度で露光さ
せることができる。
【0020】
【実施例1】次に、図1及び図2を伴って、本発明によ
るX線露光装置の実施例を述べよう。 図1及び図2に
おいて、図4及び図5との対応部分には同一符号を付し
詳細説明を省略する。
【0021】図1及び図2に示す本発明によるX線露光
装置は、図4及び図5で前述した従来のX線露光装置に
おいて、マスク照射光学系6におけるマスク照射手段7
が、スリット板8を用いて構成されているのに代え、
って、スリット板8を用いることなしに、X線源1から
のX線X1に対してそれを集光させる集光ミラ―15を
用いて構成されていることを除いて、図4及び図5で前
述した従来のX線露光装置と同様の構成を有する。
【0022】この場合、集光ミラ―15は、X線源1か
らのX線X1のほとんど全てを、マスク照射X線X2
が、露光用マスク2上において、図4及び図5で前述し
た従来のX線露光装置の場合と同様に、試料照射光学系
11の光軸Zを中心とする断面円弧状パタ―ンで得られ
るように、反射させる曲率を有する1枚のトロイダルミ
ラ―16でなる。また、集光ミラ―15は、そのトロイ
ダルミラ―16によって、マスク照射X線X2が、試料
照射光学系11における試料照射手段12の前焦点位置
Pに結像するように、構成されている。
【0023】以上が、本発明によるX線露光装置の実施
例の構成である。
【0024】このような構成を有する本発明によるX線
露光装置によれば、上述した事項を除いて、図4及び図
5で前述した従来のX線露光装置と同様の構成を有する
ので、詳細説明は省略するが、X線源1から得られるX
線X1にもとずき、マスク照射光学系6から得られる断
面円弧状パタ―ンを有する露光用マスク2の予定の領域
Aを、マスク照射X線X2によって、その全域に亘って
照射させることができる。また、露光用マスク2がマス
ク照射X線X2によって照射されることにもとずき露光
用マスク2から得られるX線X3にもとずいて、試料照
射光学系12から、マスク照射X線X2の露光用マスク
2上での断面円弧状パタ―ンに対応している断面円弧状
パタ―ンを有する試料照射X線X4が得られ、そして、
その試料照射X線X4によって、試料4を、図4及び図
5で前述した従来のX線露光装置の場合と同様に、露光
用マスク2のパタ―ンに対応しているパタ―ンで露光さ
せることができる。
【0025】従って、試料4を、図4及び図5で前述し
た従来のX線露光装置の場合と同様に、露光用マスク2
のパタ―ンに対応しているパタ―ンでX線露光させるこ
とができる。
【0026】また、この場合、試料照射X線X4の試料
4上での断面円弧状パタ―ンが、図4及び図5で前述し
た従来のX線露光装置の場合と同様に、マスク照射X線
X2の露光用マスク2上における断面円弧状パタ―ンの
縮小された断面円弧状パタ―ンであるので、試料4を、
露光用マスク2のパタ―ンに比し微細なパタ―ンに露光
させることができる。さらに、露光用マスク2を照射す
るマスク照射X線X2の断面円弧状パタ―ンが、図4及
び図5で前述した従来のX線露光装置の場合と同様に、
試料照射光学系11の光軸Zを中心とする断面円弧状パ
タ―ンであるので、試料4を、図4及び図5で前述した
従来のX線露光装置の場合と同様に、露光用マスクのパ
タ―ンに忠実に露光させることができる。
【0027】しかしながら、図1及び図2に示す本発明
によるX線露光装置の場合、露光用マスク2を断面円弧
状パタ―ンで照射するマスク照射X線X2を得るため
の、マスク照射光学系6におけるマスク照射手段7が、
スリット板8を用いることなしに、集光ミラ―15を用
いて構成され、その集光ミラ―15が、X線源1からの
X線X1を、マスク照射X線X2が露光用マスク2上に
おいて断面円弧状パターンで得られるように反射させる
曲率を有する。このため、マスク照射X線X2は、X線
源1からのX線X1のほとんど全てで得られている。
【0028】従って、図1及び図2に示す本発明による
X線露光装置の場合、X線源1からのX線X1が無駄に
捨てられている分をほとんど有していないとともに、マ
スク照射X線X2が、図4及び図5で前述した従来のX
線露光装置の場合に比し高い輝度で得られ、このため、
試料4を、図4及び図5で前述した従来のX線露光装置
の場合に比し強い強度で露光させることができる。
【0029】また、図1及び図2に示す本発明によるX
線露光装置の場合、露光用マスク2を断面円弧状パタ―
ンで照射するマスク照射X線X2を得るための、マスク
照射光学系6におけるマスク照射手段7を構成している
集光ミラ―15によって、マスク照射X線X2が、試料
照射光学系11における試料照射手段12の前焦点位置
Pに結像するようにしているので、試料照射手段12か
らの試料照射X線X4が、試料4に垂直に入射し、よっ
て、試料4を、露光用マスクのパタ―ンに応じたパタ―
ンで歪なくX線露光させることができる。
【0030】
【実施例2】次に、図3を伴って本発明によるX線露光
装置の第2の実施例を述べよう。図3において、図1及
び図2との対応部分には同一符号を付し詳細説明を省略
する。
【0031】図3に示す本発明によるX線露光装置は、
マスク照射光学系6におけるマスク照射手段7を構成し
ている集光ミラ―15が、1枚のトロイダルミラ―16
で構成されているのに代え、2枚のトロイダルミラ―1
7及び18を用いて構成されていることを除いて、図1
及び図2で上述した本発明によるX線露光装置と同様の
構成を有する。
【0032】このような構成を有する本発明によるX線
露光装置によれば、上述した事項を除いて、図1及び図
2で上述した本発明によるX線露光装置と同様の構成を
有するので、詳細説明は省略するが、図1及び図2で上
述した本発明によるX線露光装置の場合と同様の作用効
果が得られることは明らかである。
【0033】なお、上述においては、本発明の2つの実
施例を示したに留まり、X線源1としてシンクロトロン
放射光発生装置以外のX線源を用いることもでき、ま
た、露光用マスク2を、反射型に代え、透過型とするこ
ともでき、さらに、マスク照射光学系6におけるマスク
照射手段7を構成している集光ミラ―15を、トロイダ
ルミラ―の外、円筒ミラ―、放物ミラ―、楕円ミラ―な
どの組合せで構成することもでき、その他、本発明の精
神を脱することなしに、種々の変型、変更をなし得るで
あろう。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるX線露光装置の第1の実施例を示
す略線図である。
【図2】図1に示す本発明によるX線露光装置の要部の
略線的斜視図である。
【図3】本発明によるX線露光装置の第2の実施例を示
す略線図である。
【図4】従来のX線露光装置を示す略線図である。
【図5】図4に示す従来のX線露光装置の要部の略線的
斜視図である。
【符号の説明】
1 X線源 2 露光用マスク 3 マスク載置台 4 試料 5 試料載置台 6 マスク照射光学系 7 マスク照射手段 8 スリット板 11 試料照射光学系 12 試料照射手段 13 凸反射鏡 14 凹反射鏡 15 集光ミラ― 16、17、18 トロイダルミラ― P 焦点位置 X1 X線 X2 マスク照射X線 X3 X線 X4 試料照射X線
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 芳賀 恒之 東京都千代田区内幸町1丁目1番6号 日本電信電話株式会社内 (72)発明者 竹内 信行 東京都千代田区内幸町1丁目1番6号 日本電信電話株式会社内 (72)発明者 鳥居 康弘 東京都千代田区内幸町1丁目1番6号 日本電信電話株式会社内 (56)参考文献 特開 平2−174111(JP,A) 特開 平2−180013(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01L 21/027 G03F 7/20

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】X線源と、 予定の領域がその全域に亘ってX線によって照射された
    とき、そのX線にもとずく所望のパタ―ンを有するX線
    が得られるように構成されている露光用マスクと、 X線によって、上記露光用マスクから得られるX線のパ
    タ―ンに応じたパタ―ンで、露光されるべき試料を載置
    する試料載置台と、 上記X線源からのX線を、上記露光用マスク上に、マス
    ク照射X線として照射させるマスク照射光学系と、 上記露光用マスクからの、上記マスク照射X線が上記マ
    スク照射光学系によって照射されることにもとずき得ら
    れるX線を、上記試料上に、試料照射X線として照射さ
    せる試料照射光学系とを有し、 上記マスク照射光学系が、上記マスク照射X線を上記露
    光用マスク上において上記試料照射用光学系の光軸を中
    心とする第1の断面円弧状パタ―ンで局部的に照射させ
    るマスク照射手段を有し、 上記試料照射光学系が、上記試料照射X線を上記試料上
    において上記マスク照射X線の第1の断面円弧状パタ―
    ンの縮小された第2の断面円弧状パタ―ンで局部的に照
    射させる試料照射手段を有し、 上記露光用マスクが、上記予定の領域をその全域に亘っ
    て上記第1の断面円弧状パタ―ンを有するマスク照射用
    X線によって照射させるように上記試料照射光学系に対
    して運動するマスク載置台上に載置され、 上記試料載置台が、上記マスク載置台と連動して運動す
    る試料載置台でなるX線露光装置において、 上記マスク照射光学系におけるマスク照射手段が、円弧
    状スリットを形成している構成を有するスリット板を用
    いることなしに、上記X線源からのX線に対してそれを
    集光させる集光ミラ―を用いて構成され、 上記集光ミラ―が、上記X線源からのX線を、上記マス
    ク照射X線が上記露光用マスク上において上記第1の断
    面円弧状パターンで得られるように反射させる曲率を有
    することを特徴とするX線露光装置。
JP03100482A 1991-04-05 1991-04-05 X線露光装置 Expired - Fee Related JP3079496B2 (ja)

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